JP2010165342A - 乗り物予約サーバー装置、仮予約代行サーバー装置、乗り物予約システムおよびコンピュータプログラム - Google Patents

乗り物予約サーバー装置、仮予約代行サーバー装置、乗り物予約システムおよびコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】鉄道、航空機などの交通機関で、搭乗予約数が少ない乗り物は運行しないようにすること。
【解決手段】各々の仮予約の期限の情報を有する複数の乗り物の乗り物提案情報を端末装置に送信し、端末装置から送信される、同一予約客による仮予約であることを示す仮予約グループ認識情報を有する情報であり複数の乗り物のうち二以上の乗り物を仮予約する仮予約情報と、この仮予約をキャンセルするための仮予約キャンセル情報を受信して、仮予約がなされた乗り物各々の仮予約数の情報を生成し、仮予約がなされた乗り物各々の仮予約の期限までに、乗り物各々の仮予約数のうち予め定められた各々の所定の値に達したものがある場合、その乗り物のうち一の乗り物の本予約を成立させ、他の乗り物になされている仮予約を取り消すようにした乗り物予約サーバー装置などにより、この課題を解決する。
【選択図】図1

Description

本発明は、航空機や船舶、バスや電車などの乗り物を予約するためのサーバー装置、システムおよびコンピュータプログラムに関するものである。
列車の座席予約システムでは、顧客が端末装置から列車の指定席を一つ予約するとシステムが自動的に後続の列車の指定席も予約し、時系列に複数の座席の予約がなされるものがある。これらの各予約には確定期限が設定されており、それぞれの確定期限までに顧客の端末装置から確定要求がない場合は該当する予約がキャンセルされる。大まかな搭乗時刻しか定まっていない顧客でも指定席を取得できるようにすることが目的とされている。
また、インターネットを利用したツアー販売装置では、募集人員に達した新規ツアー企画を催行確定企画としてウェブサイトに登録するものがある。
特開2002−92107
特開2002−197149
鉄道などの交通機関では予め運行ダイヤが決められているため、搭乗予約数が極めて少ない場合でも運行しなければならず、運行コストが回収できないことが多い。
本発明はこの課題を解決するためになされたものである。
この課題を解決するために請求項1に記載の本発明は、
複数の端末装置とネットワーク経由で接続されるサーバー装置であって、
各々の仮予約の期限の情報を有する複数の乗り物の乗り物提案情報をネットワーク経由で前記端末装置に送信する乗り物提案情報送信部と、
前記端末装置からネットワーク経由で送信され、同一予約客による仮予約であることを示す仮予約グループ認識情報を有する情報であり、前記複数の乗り物のうち二以上の乗り物を仮予約する予約客の仮予約情報を受信する仮予約情報受信部と、
前記端末装置からネットワーク経由で送信される、前記仮予約をした予約客の一以上の仮予約をキャンセルするための仮予約キャンセル情報を受信する仮予約キャンセル情報受信部と、
前記複数の端末装置から送信されて前記仮予約情報受信部が受信した前記仮予約情報と前記複数の端末装置から送信されて前記仮予約キャンセル情報受信部が受信した前記仮予約キャンセル情報に基づいて、仮予約がなされた乗り物各々の仮予約状況情報を生成する仮予約状況情報生成部と、
前記仮予約がなされた乗り物各々の仮予約の期限までに、前記仮予約状況情報生成部により生成された乗り物各々の仮予約数のうち予め定められた各々の所定の値に達したものがある場合、その仮予約数が所定の値に達した乗り物のうち一の乗り物になされている前記仮予約を本予約として成立させ、前記本予約として成立した仮予約をなした仮予約情報が有する仮予約グループ認識情報と同じ仮予約グループ認識情報を有する仮予約情報により他の乗り物になされている仮予約を取り消し、前記本予約が成立した乗り物の仮予約状況情報を削除する本予約処理部と、
前記本予約が成立し、運行されることが決定した乗り物の乗り物運行情報をネットワーク経由で前記本予約が成立した予約客の端末装置に送信する乗り物運行情報送信部と
を有することを特徴とする乗り物予約サーバー装置
である。
ここで、仮予約グループとは本予約を一つ成立させるために入れられる二以上の仮予約の集まりのことである。仮予約グループ認識情報としては、前記二以上の乗り物を仮予約する予約客のID(IDENTITY)やメールアドレスなどを使用するとよい。一人の予約客が一つの乗り物の本予約を得るために二以上の乗り物に仮予約を入れることが想定されるため、二以上の乗り物の仮予約のうち本予約が成立した一つを除いて他は取り消す必要がある。取り消すためには、その仮予約が同一予約客による仮予約であることが認識される必要がある。仮予約グループ認識情報はそのときに目印として使用されるものである。本予約が一つも成立しない場合は二以上の乗り物の仮予約はすべて取り消されるが、仮予約グループ認識情報はこのときにも使用されるものである。
また、予め定められた各々の所定の値とは、この値に達したなら乗り物を運行することとする値であり、乗り物各々に運行者が定めればよいものである。
仮予約数が所定の値に達するということは、仮予約数から算出される運行収入も所定の値に達するということである。したがって、運行収入が所定の値に達したものの乗り物になされている仮予約を本予約として成立させることも可能である。
本予約が成立した乗り物の仮予約状況情報を削除するとは、本予約が成立した乗り物の仮予約数がその所定の値に達したと再度、認識されない状態にするということである。
また、この課題を解決するために請求項2に記載の本発明は、
前記乗り物を仮予約する予約客の仮予約情報が前記乗り物の仮予約の期限よりも先に来る予約客指定仮予約期限の情報を有する場合、前記本予約処理部は前記予約客指定仮予約期限までに前記乗り物の仮予約数が予め定められた所定の値に達しない場合に前記予約客指定仮予約期限の情報を有する仮予約情報によりなされた仮予約を取り消す
ことを特徴とする請求項1に記載の乗り物予約サーバー装置
である。
ここで、予約客によってはその乗り物の本予約が成立するのかどうかの情報を、乗り物に設定されている仮予約の期限まで待てないことがある。そこで予約客指定仮予約期限を設定して、その期限までに本予約が成立しなければ乗り物に設定されている仮予約の期限が来る前であってもその予約客によりなされた仮予約を取り消すこととしたものである。
また、この課題を解決するために請求項3に記載の本発明は、
前記仮予約グループ認識情報は、前記同一予約客による仮予約が第二の仮予約グループに属するものであることを示す識別情報を有する
ことを特徴とする請求項1に記載の乗り物予約サーバー装置
である。
同じ予約客が二つの本予約を得るために、それぞれに対応した二つの仮予約グループを指定する場合、仮予約グループ認識情報として前記したIDやメールアドレスだけでは情報不足であり、仮予約情報がどちらの仮予約グループに属する情報なのか区別がつかない。そこで、仮予約がどの仮予約グループに属するのかを識別するための情報を仮予約グループ認識情報に持たせたものである。
また、この課題を解決するために請求項4に記載の本発明は、
複数の端末装置とネットワーク経由で接続され、
仮予約の期限の情報を有する乗り物の乗り物提案情報をネットワーク経由で前記端末装置に送信する乗り物提案情報送信部と、
前記端末装置からネットワーク経由で送信され、同一予約客による仮予約であることを示す仮予約グループ認識情報を有する情報であり、前記乗り物を仮予約する予約客の仮予約情報を受信する仮予約情報受信部と、
前記端末装置からネットワーク経由で送信され、前記仮予約をした予約客の仮予約をキャンセルするための仮予約キャンセル情報を受信する仮予約キャンセル情報受信部と、
前記複数の端末装置から送信されて前記仮予約情報受信部が受信した前記仮予約情報と前記複数の端末装置から送信されて前記仮予約キャンセル情報受信部が受信した前記仮予約キャンセル情報に基づいて、仮予約がなされた乗り物各々の仮予約状況情報を生成する仮予約状況情報生成部と、
前記仮予約がなされた乗り物各々の仮予約の期限までに、前記仮予約状況情報生成部により生成された乗り物各々の仮予約数のうち予め定められた各々の所定の値に達したものがある場合、その仮予約数が所定の値に達した乗り物のうち一の乗り物になされている前記仮予約を本予約として成立させる本予約処理部と、
前記成立した本予約が確定し、運行されることが決定した乗り物の乗り物運行情報をネットワーク経由で前記本予約が成立した予約客の端末装置に送信する乗り物運行情報送信部と
を夫々有する第一のサーバー装置と第二のサーバー装置を有するシステムであって、
前記第一のサーバー装置と前記第二のサーバー装置のうちどちらか一方のサーバー装置において前記本予約が成立した場合に、前記本予約が成立したサーバー装置は前記本予約が成立した予約客の仮予約情報が有する仮予約グループ認識情報を他方のサーバー装置に送信し、
前記他方のサーバー装置は前記本予約が成立したサーバー装置から前記仮予約グループ認識情報を受信すると、前記仮予約グループ認識情報を有する仮予約情報により前記他方のサーバー装置においてなされた仮予約を取り消す
ことを特徴とする乗り物予約システム
である。
また、この課題を解決するために請求項5に記載の本発明は、
前記本予約が成立したサーバー装置は、前記本予約が成立した予約客の仮予約情報が有する仮予約グループ認識情報を他方のサーバー装置に送信してから所定時間、送信した仮予約グループ認識情報と同じ仮予約グループ認識情報を前記他方のサーバー装置から受信するか受信待ちをし、受信しなかった場合に前記本予約を確定させる
ことを特徴とする請求項4に記載の乗り物予約システム
である。
また、この課題を解決するために請求項6に記載の本発明は、
前記受信待ちにおいて、前記本予約が成立したサーバー装置が前記他方のサーバー装置から前記仮予約グループ認識情報を受信した場合、前記第一のサーバー装置と前記第二のサーバー装置のうち予め定められた優先順位の高い方のサーバー装置において成立した本予約を確定させ、
予め定められた優先順位の低い方のサーバー装置において成立した本予約を一旦取り消し、前記予め定められた優先順位の高い方のサーバー装置から送信された仮予約グループ認識情報を有する仮予約情報により前記予め定められた優先順位の低い方のサーバー装置でなされた仮予約を取り消す
ことを特徴とする請求項5に記載の乗り物予約システム
である。
また、この課題を解決するために請求項7に記載の本発明は、
複数の端末装置とネットワーク経由で接続されるサーバー装置であって、
各々の仮予約の期限の情報を有する複数の乗り物の乗り物提案情報をネットワーク経由で前記端末装置に送信する乗り物提案情報送信部と、
前記端末装置からネットワーク経由で送信され、同一予約客による仮予約であることを示す仮予約グループ認識情報を有する情報であり、前記複数の乗り物のうち二以上の乗り物を仮予約する予約客の仮予約情報を受信する仮予約情報受信部と、
前記端末装置からネットワーク経由で送信される、前記仮予約をした予約客の一以上の仮予約をキャンセルするための仮予約キャンセル情報を受信する仮予約キャンセル情報受信部と、
前記複数の端末装置から送信されて前記仮予約情報受信部が受信した前記仮予約情報と前記複数の端末装置から送信されて前記仮予約キャンセル情報受信部が受信した前記仮予約キャンセル情報に基づいて、仮予約がなされた乗り物各々の仮予約状況情報を生成する仮予約状況情報生成部と、
前記仮予約がなされた乗り物各々の仮予約の期限までに、前記仮予約状況情報生成部により生成された乗り物各々の仮予約数のうち予め定められた各々の所定の値に達したものがある場合、その仮予約数が所定の値に達した乗り物のうち一の乗り物になされている前記仮予約を本予約として成立させ、前記本予約として成立した仮予約をなした仮予約情報が有する仮予約グループ認識情報と同じ仮予約グループ認識情報を有する仮予約情報により他の乗り物になされている仮予約を取り消し、前記本予約が成立した乗り物の仮予約状況情報を削除する本予約処理部と、
前記本予約が成立した予約客の情報を前記本予約が成立した乗り物の情報を管理するサーバー装置に送信する本予約客情報送信部と
を有することを特徴とする仮予約代行サーバー装置
である。
また、この課題を解決するために請求項8に記載の本発明は、
複数の端末装置とネットワーク経由で接続されるサーバー装置に搭載されるコンピュータに、
各々の仮予約の期限の情報を有する複数の乗り物の乗り物提案情報をネットワーク経由で前記端末装置に送信する乗り物提案情報送信処理と、
前記端末装置からネットワーク経由で送信され、同一予約客による仮予約であることを示す仮予約グループ認識情報を有する情報であり、前記複数の乗り物のうち二以上の乗り物を仮予約する予約客の仮予約情報を受信する仮予約情報受信処理と、
前記端末装置からネットワーク経由で送信される、前記仮予約をした予約客の一以上の仮予約をキャンセルするための仮予約キャンセル情報を受信する仮予約キャンセル情報受信処理と、
前記複数の端末装置から送信されて前記仮予約情報受信処理において受信した前記仮予約情報と前記複数の端末装置から送信されて前記仮予約キャンセル情報受信処理において受信した前記仮予約キャンセル情報に基づいて、仮予約がなされた乗り物各々の仮予約状況情報を生成する仮予約状況情報生成処理と、
前記仮予約がなされた乗り物各々の仮予約の期限までに、前記仮予約状況情報生成処理により生成された乗り物各々の仮予約数のうち予め定められた各々の所定の値に達したものがある場合、その仮予約数が所定の値に達した乗り物のうち一の乗り物になされている前記仮予約を本予約として成立させ、前記本予約として成立した仮予約をなした仮予約情報が有する仮予約グループ認識情報と同じ仮予約グループ認識情報を有する仮予約情報により他の乗り物になされている仮予約を取り消し、前記本予約が成立した乗り物の仮予約状況情報を削除する本予約処理と、
前記本予約が成立し、運行されることが決定した乗り物の乗り物運行情報をネットワーク経由で前記本予約が成立した予約客の端末装置に送信する乗り物運行情報送信処理と
を実行させることを特徴とするコンピュータプログラム
である。
また、この課題を解決するために請求項9に記載の本発明は、
前記乗り物を仮予約する予約客の仮予約情報が前記乗り物の仮予約の期限よりも先に来る予約客指定仮予約期限の情報を有する場合、前記本予約処理において前記予約客指定仮予約期限までに前記乗り物の仮予約数が予め定められた所定の値に達しない場合に前記予約客指定仮予約期限の情報を有する仮予約情報によりなされた仮予約を取り消す
ことを特徴とする請求項8に記載のコンピュータプログラム
である。
また、この課題を解決するために請求項10に記載の本発明は、
前記仮予約グループ認識情報は、前記同一予約客による仮予約が第二の仮予約グループに属するものであることを示す識別情報を有する
ことを特徴とする請求項8に記載のコンピュータプログラム
である。
また、この課題を解決するために請求項11に記載の本発明は、
複数の端末装置とネットワーク経由で接続されるサーバー装置であって、
各々の仮予約の期限の情報を有する複数の乗り物ペアの乗り物提案情報をネットワーク経由で前記端末装置に送信する乗り物提案情報送信部と、
前記端末装置からネットワーク経由で送信され、同一予約客による仮予約であることを示す仮予約グループ認識情報を有する情報であり、前記複数の乗り物ペアのうち二以上の乗り物ペアを仮予約する予約客の仮予約情報を受信する仮予約情報受信部と、
前記端末装置からネットワーク経由で送信される、前記仮予約をした予約客の一以上の仮予約をキャンセルするための仮予約キャンセル情報を受信する仮予約キャンセル情報受信部と、
前記複数の端末装置から送信されて前記仮予約情報受信部が受信した前記仮予約情報と前記複数の端末装置から送信されて前記仮予約キャンセル情報受信部が受信した前記仮予約キャンセル情報に基づいて、仮予約がなされた乗り物ペア各々の仮予約状況情報を生成する仮予約状況情報生成部と、
前記仮予約がなされた乗り物ペア各々の仮予約の期限までに、前記仮予約状況情報生成部により生成された乗り物ペア各々の仮予約数のうち予め定められた各々の所定の値に達したものがある場合、その仮予約数が所定の値に達した乗り物ペアのうち一の乗り物ペアになされている前記仮予約を本予約として成立させ、前記本予約として成立した仮予約をなした仮予約情報が有する仮予約グループ認識情報と同じ仮予約グループ認識情報を有する仮予約情報により他の乗り物ペアになされている仮予約を取り消し、前記本予約が成立した乗り物ペアの仮予約状況情報を削除する本予約処理部と、
前記本予約が成立し、運行されることが決定した乗り物ペアの乗り物運行情報をネットワーク経由で前記本予約が成立した予約客の端末装置に送信する乗り物運行情報送信部と
を有することを特徴とする乗り物予約サーバー装置
である。
ここで乗り物ペアとは、例えば往復一便ずつ二便をひとまとめにして仮予約を受け付けるようにした乗り物のことである。
このような構成とすることにより、本発明の乗り物予約サーバー装置、仮予約代行サーバー装置、乗り物予約システムおよびコンピュータプログラムを用いて運行されることが決定した乗り物を運行する者は、搭乗予約数がその定めるところの定員に達しない乗り物を運行することが少なくなり、運行コストの回収率を上げることができる。
また、乗り物を利用したい者は複数の乗り物に仮予約を入れ、そのうちのどれか一つの乗り物の本予約を得るということができるようになる。
図1は本発明の乗り物予約サーバー装置を実施するための形態を示すブロック図である。 図2は本発明の乗り物予約サーバー装置を実施するための形態における仮予約客テーブルを示す概念図である。 図3は本発明の乗り物予約サーバー装置を実施するための形態における仮予約乗り物テーブルを示す概念図である。 図4は顧客T1が本発明を実施するための形態におけるサーバー装置に仮予約を入れた場合の処理の流れを示す説明図である。 図5は顧客T2が本発明を実施するための形態におけるサーバー装置に仮予約を入れた場合の処理の流れを示す説明図である。 図6は顧客T3が本発明を実施するための形態におけるサーバー装置に仮予約を入れた場合の処理の流れを示す説明図である。 図7は顧客T4が本発明を実施するための形態におけるサーバー装置に仮予約を入れた場合の処理の流れを示す説明図である。 図8は図4から図7に例示した処理の流れにおいて、まだどの乗り物の本予約も成立していない時点での仮予約客テーブルの例を示す概念図である。 図9は図4から図7に例示した処理の流れにおいて、まだどの乗り物の本予約も成立していない時点での仮予約乗り物テーブルの例を示す概念図である。 図10は図4から図7に例示した処理の流れにおいて、乗り物aに入れていた仮予約が本予約として成立した時点での、更新された仮予約客テーブルの例を示す概念図である。 図11は図4から図7に例示した処理の流れにおいて、乗り物aに入れていた仮予約が本予約として成立した時点での、更新された仮予約乗り物テーブルの例を示す概念図である。 図12は本発明を実施するための形態における乗り物提案情報送信部における処理例を示すフローチャートである。 図13は本発明を実施するための形態のサーバー装置の仮予約情報受信部から乗り物運行情報送信部にかけての各部における処理のうち、仮予約状況情報を更新する処理例を示すフローチャートである。 図14は本発明を実施するための形態のサーバー装置の仮予約情報受信部から乗り物運行情報送信部にかけての各部における処理のうち、本予約を成立させるための処理例を示すフローチャートである。 図15は実施例1の構成を示すブロック図である。 図16は実施例1のHPに掲載された予約画面の例を示す図である。 図17は実施例1のHPに掲載された予約画面の例を示す図である。 図18は実施例2の構成を示すブロック図である。 図19は実施例2における、A社サーバー装置に開設されたHPに掲載された予約画面の例を示す図である。 図20は実施例2におけるA社サーバー装置に開設されたHPに掲載された予約画面の例を示す図である。 図21は実施例2におけるB社サーバー装置に開設されたHPに掲載された予約画面の例を示す図である。 図22は実施例3の構成を示すブロック図である。 図23は実施例3の仮予約代行サーバー装置に開設されたHPに掲載された予約画面の例を示す図である。 図24は実施例3の仮予約代行サーバー装置に開設されたHPに掲載された予約画面の例を示す図である。 往復一便ずつ二便をひとまとめの本予約成立単位とした乗り物を仮予約する場合の仮予約例を示す図である。
まず、本発明の概要を述べる。
本発明は、バスやタクシー、列車、船舶、航空機などの乗り物を運行する者が、その定める期限までに、その定める搭乗定員に予約数が達した乗り物を運行させ、達しなかった乗り物は運行しないようにするためのものである。搭乗を希望する顧客(予約客)Aは、携帯電話やパソコンなどの端末装置を用いて乗り物を運行する者等が開設したホームページ等を閲覧し、そこに提示されている、まだ運行されるのかどうか決定していない複数の乗り物の情報を確認し、二つ以上の乗り物に仮の予約(仮予約)を入れる。二つ以上の乗り物とは、例えば同じ日のほぼ同じ時間帯に、ほぼ同じ出発地と到着地間で、仮予約数が搭乗定員に達すれば運行される予定となっている列車と航空機などである。ここで、二つ以上の乗り物は異種の交通機関である必要はなく、バスとバス、船舶と船舶でもかまわない。
これら列車や航空機には、列車の搭乗を希望する他の顧客Bや航空機の搭乗を希望する他の顧客Cなどからも仮予約が入り、その仮予約数が徐徐に増加し、ついにはその定める期限までに、運行可能な搭乗定員に達するものが出てくる。列車がその搭乗定員に達したとすると、他に特別な事情がない限り列車は運行決定とされる。このとき列車に入れられていた仮予約をすべて本予約として成立させるのにともなって顧客A、Bの仮予約も本予約として成立させる。まだ運行可能な搭乗定員に達していない航空機に入れられていた顧客Aの仮予約は取り消される。つまり顧客Aが列車と航空機の両方の本予約を獲得することがないようにする。このとき、航空機に入れられている顧客Cの仮予約はそのままである。
航空機に入れられている仮予約数は顧客Aの分だけ減るが、その後、さらに他の顧客H、Iなどから仮予約が入り、その定める期限までに運行可能な搭乗定員に達すれば、航空機は運行決定とされる。その定める期限までに運行可能な搭乗定員に達しなければ、航空機は運行決定されず、航空機に入れられていた仮予約はすべてキャンセルされる。ここで顧客H、Iは航空機の他に例えば高速バスに仮予約を入れていたとすると、高速バスが運行決定されるのを待つこととなるが、さらに他の交通機関に仮予約を入れることも可能である。
本発明を使用すれば、乗り物を運行する者は例えば同一区間を一日10便、1時間毎に運行させている高速バスや航空機などのうち、4便の乗客を本発明により募集するということができるようになる。普通の予約による募集が6便、本発明による募集が4便である。この日に同区間を移動したい顧客Qは、とにかくその日のうちに移動できればよいのであれば、まず普通の予約による便を探すこととなるであろう。空席がない場合は本発明による募集の4便のうち2便または3便または4便に仮予約を入れ、どれか1便の本予約が成立するのを待つこととなる。ここで1便だけに仮予約を入れることも可能であるが、本予約を得られる可能性が小さくなることは否めない。
顧客Qが4便のうち第一志望と第二志望の2便に仮予約を入れた場合、仮予約を入れてからしばらく時間が経過した後、それら4便の仮予約の状況を確認することができる。仮予約を入れていない他の2便のうち1便が人気でもう少しで本予約が成立しそうであれば、その人気のある1便にさらに仮予約を入れたり、自分が既に仮予約を入れた2便のうち第二志望の1便をキャンセルし、人気のある1便に仮予約を入れなおしたりすることもできる。つまり状況を見ながらより確実に本予約を得られるようにすることが可能である。
この日に同区間を移動したい他の顧客も同様の行動をすることが考えられる。このことは、従来多数の便に分かれて予約を入れていた顧客を少数の便に集中させる効果を生むこととなる。前述の例では4便に分散している顧客を2便に集中させて、残り2便は運行せずに済むということもありうるのである。もちろんどの便の本予約も得ることができない顧客が生じることもあるが、どの便にも仮予約の期限が設けてあり、この顧客には自分の移動時期まで多少の時間的余裕がある。その間に他の交通機関を探すことも可能であろう。
顧客Qはまた、本発明による募集の便に仮予約を入れて、例えば復路の交通機関の本予約を得ることが可能である。前述した第一志望と第二志望の2便は往路用の便であったとして、これら2便に入れた仮予約を第一の仮予約グループとすれば、復路での使用を希望する乗り物に入れる仮予約を第二の仮予約グループとして区別する。
往路の第一志望と第二志望の2便に入れた仮予約の情報は各々、顧客QのIDやメールアドレスなどの仮予約グループ認識情報を有しているため、一つの同じ仮予約グループに属する仮予約の情報であると認識できた。しかし同じ顧客Qがさらに復路の便において仮予約を入れると、IDやメールアドレスだけでは往路の便において入れられた仮予約と区別がつかなくなる。そこで、復路の便における仮予約であることを示す識別情報をその仮予約グループ認識情報が有するようにする。そうすることで往路における仮予約を第一の仮予約グループ、復路における仮予約を第二の仮予約グループとして区別できることとなる。つまり、ここで言う識別情報とは同一顧客による仮予約がどの仮予約グループに属するのかを識別するための情報である。
なお、本発明においては、一つの本予約で一つの座席を得ることと限定されるものではない。複数人で旅行したい場合など、一つの乗り物の複数の座席を同時に本予約したい場合は、仮予約の段階で顧客が必要座席数を指定すればよい。
次に本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。
図1は本発明の乗り物予約サーバー装置を実施するための形態を示すブロック図である。サーバー装置100は後述する乗り物提案情報等が蓄積されているデータベース101、サーバー装置100を管理するサーバー管理端末装置102と接続されている。また、インターネットなどのネットワーク回線103を介して顧客(予約客)が有する携帯電話やパーソナルコンピュータなどの端末装置104と接続可能である。
サーバー装置100は、主に仮予約、本予約等の処理を行う仮予約対応部110、本予約が確定した後、その本予約のキャンセル処理など、通常の予約処理と同様の処理を行う普通予約対応部111、外部と情報の入出力処理を行う入出力部112、サーバー装置100全体の制御を行う制御部113を有する。
仮予約対応部110は、バスや航空機などの乗り物の運行者等が、運行が可能な搭乗定員に達する予約客を確保できるならば運行することとする乗り物の情報である乗り物提案情報を、顧客の端末装置104からの要求に応じて顧客の端末装置104へ送信する乗り物提案情報送信部120、前記乗り物提案情報を受信した顧客の端末装置104から送信される前記乗り物を仮予約する仮予約情報を受信する仮予約情報受信部121、仮予約を取り消すために端末装置104から送信される仮予約キャンセル情報を受信する仮予約キャンセル情報受信部122、複数の顧客の端末装置104から受信した仮予約情報と仮予約キャンセル情報に基づいて仮予約状況情報を生成する仮予約状況情報生成部123、仮予約状況に応じて、乗り物に入れられている仮予約を本予約として成立させる本予約処理部124、本予約が成立して運行されることが決定した乗り物の乗り物運行情報を本予約が成立した顧客の端末装置104に送信する乗り物運行情報送信部125、仮予約対応部110の各部を制御する仮予約制御部126を有するものである。仮予約状況情報生成部123は後述する仮予約客テーブル150、仮予約乗り物テーブル170を有する。なお、図中矢印線は主に乗り物や予約客の情報の流れを、制御部113と仮予約制御部126に繋がる実線は主に制御情報の流れを示すものである。
その作用について説明する。乗り物提案情報送信部120はデータベース101などに蓄積されている乗り物提案情報を、顧客の端末装置104からの要求に応じて顧客の端末装置104へ送信する。ここで、乗り物提案情報は一つの乗り物の乗り物提案情報に限定されるものではなく、複数の乗り物の乗り物提案情報でよい。顧客はその端末装置104を使用して乗り物提案情報を確認し、利用したい乗り物に仮予約を入れるために、端末装置104からサーバー装置に仮予約情報を送信する。ここで、仮予約とは本予約が成立する前の予約のことで、仮予約を入れられた乗り物を運行させる条件が調った場合に本予約として成立させる予約のことである。
本発明においては、顧客は二以上の乗り物に仮予約を入れることが想定される。二以上の乗り物に仮予約を入れて、一の本予約が得られれば、まだ本予約が成立していない他の仮予約は取り消される。他の仮予約を取り消すためには、これら一連の二以上の仮予約が一つのグループを形成するものであることが認識できなければならない。そのために使用されるものが仮予約グループ認識情報である。仮予約情報はこの仮予約グループ認識情報を有するものである。
仮予約情報は仮予約情報受信部121で受信されると、仮予約状況情報生成部123にある仮予約客テーブル150に送られ、仮予約客テーブル150は仮予約情報を書き込まれて更新される。仮予約客テーブル150は図2に示すように、顧客が入れた仮予約情報を顧客毎に整理したもので、例えば顧客のIDを指定すればその顧客が入れた仮予約情報が得られ、仮予約グループ認識情報を指定すればその仮予約グループに属する仮予約の情報が得られるものである。図2に示す仮予約客テーブル150では、顧客をID(T1、T2、T3、T4)で区別し、さらに顧客が仮予約を入れた乗り物ごとに仮予約情報を整理している。顧客T1は、乗り物a、乗り物b、乗り物c、乗り物o、乗り物rに仮予約を入れている。顧客T1の仮予約情報には、仮予約グループ認識情報T1−Aで認識される一つのグループに属するものと仮予約グループ認識情報T1−Bで認識されるもう一つのグループに属するものがある。つまり顧客T1は、仮予約グループ認識情報T1−Aで認識される仮予約により本予約を一つ、仮予約グループ認識情報T1−Bで認識される仮予約により本予約をもう一つ得ることを希望しているのである。顧客T1がさらに別の仮予約グループを形成したい場合は、図示していないが例えば仮予約グループ認識情報T1−Cを使用して、仮予約グループ認識情報T1−A、T1−Bによる仮予約グループと区別すればよい。なお、図示していないが、仮予約情報はさらに希望座席番号や禁煙席・喫煙席などの情報を有するものでもよい。以下では、仮予約客テーブル150上で、図2では縦に並んでいる仮予約客単位の仮予約情報の集まりを仮予約客リストと呼ぶこととする。顧客T1の仮予約情報の集まりは顧客T1の仮予約客リストである。顧客T2、顧客T3、顧客T4についても同様である。
仮予約情報は仮予約客テーブル150からさらに仮予約乗り物テーブル170に送られ、仮予約乗り物テーブル170は仮予約情報を書き込まれて更新される。仮予約乗り物テーブル170は図3に示すように、顧客の仮予約情報を乗り物毎に整理したもので、乗り物を指定すればその乗り物に入れられている仮予約情報が得られるものである。図3に示す仮予約乗り物テーブル170では、乗り物を模式的に、G列3番まで9席の座席があるものの例を示している。図3に示す仮予約乗り物テーブル170の乗り物aでは、E列1番に顧客T1で仮予約グループ認識情報がT1−Aである仮予約情報によりなされた仮予約が示されている。同じくF列2番に顧客T2で仮予約グループ認識情報がT2−Aである仮予約情報によりなされた仮予約が、G列3番に顧客T3で仮予約グループ認識情報がT3である仮予約情報によりなされた仮予約が示されている。この仮予約乗り物テーブル170から、乗り物毎にその乗り物に入れられている、その時々の仮予約の総数が把握できる。以下では、仮予約乗り物テーブル170上で乗り物を模式的に表して、顧客の仮予約情報を乗り物ごとに整理し、乗り物単位で集めたものを仮予約乗り物リストと呼ぶこととする。乗り物aになされた仮予約の情報の集まりは乗り物aの仮予約乗り物リストである。乗り物b、乗り物c、乗り物e、乗り物o、乗り物r、乗り物sについても同様である。
顧客は既に入れた仮予約をキャンセルしたい場合、端末装置104からサーバー装置100に仮予約キャンセル情報を送信する。仮予約キャンセル情報はキャンセルしたい仮予約を特定できる情報、例えば乗り物を指定する情報と仮予約グループ認識情報を有するものである。仮予約キャンセル情報は仮予約キャンセル情報受信部122で受信されると、仮予約状況情報生成部123にある仮予約客テーブル150に送られる。仮予約客テーブル150では、仮予約キャンセル情報により特定される仮予約情報が削除されて更新される。
仮予約キャンセル情報は仮予約客テーブル150からさらに仮予約乗り物テーブル170に送られ、仮予約乗り物テーブル170は仮予約キャンセル情報により特定される仮予約情報が削除されて更新される。このようにして、仮予約状況情報生成部123は更新される。なお、仮予約状況情報生成部123は前述した仮予約客テーブル150と仮予約乗り物テーブル170を有するものに限定されるものではない。仮予約状況情報生成部は仮予約情報と仮予約キャンセル情報に基づいて、仮予約された乗り物各々の仮予約数などの仮予約状況情報を生成するものであればよい。
本予約処理部124は、仮予約乗り物テーブル170に載っている乗り物のうち、その仮予約数が、各々の乗り物の仮予約の期限までに、予め定められた各々の所定の値に達したものを認識する。ここで、図3の仮予約乗り物テーブル170においては、乗り物aの仮予約期限はP1、予め定められた所定の値は成立仮予約数としてのX1である。
顧客T1が、仮予約グループ認識情報T1−Aを有する仮予約情報によりなされた仮予約により本予約を得る場合に行われる処理について述べる。図3の仮予約乗り物テーブル170に載っている、つまり顧客により何らかの仮予約がなされている乗り物a、b、c、e、o、r、sのうち、仮予約グループ認識情報T1−Aを有する仮予約情報によりなされた仮予約があるのは乗り物a、b、cである。そこで顧客T1に限っての処理であれば乗り物a、b、cのうち、仮予約数が予め定められた各々の所定の成立仮予約数に達する乗り物はどれであるかを認識できればよい。そして、乗り物bの仮予約数が仮予約期限P2が来る前に成立仮予約数X2に達するより先に、かつ乗り物cの仮予約数が仮予約期限P3が来る前に成立仮予約数X3に達するより先に、乗り物aの仮予約数が仮予約期限P1が来る前に成立仮予約数X1に達すれば、乗り物aになされていた仮予約を本予約として成立させる。
顧客T2に限っての処理については、図3の仮予約乗り物テーブル170の乗り物a、b、c、e、o、r、sのうち、仮予約グループ認識情報T2−Aを有する仮予約情報によりなされた仮予約があるのは乗り物a、b、eであるので、乗り物a、b、eに対して顧客T1の場合と同様の処理がなされた結果、乗り物aになされていた仮予約が本予約として成立するものである。
乗り物aになされていた仮予約が本予約として成立すると、顧客T1の仮予約グループ認識情報T1−Aを有する仮予約情報によりなされた他の仮予約、乗り物bのE列1番と乗り物cのE列1番の仮予約は取り消される。つまり、乗り物bのE列1番と乗り物cのE列1番は「空き」状態に書き換えられる。同様に顧客T2の仮予約グループ認識情報T2−Aを有する仮予約情報によりなされた他の仮予約、乗り物bのF列2番と乗り物eのF列2番の仮予約は取り消される。仮予約グループ認識情報T3有する仮予約情報によりなされた仮予約は乗り物aのG列3番だけであるので、顧客T3に関しては、取り消す仮予約はない。
本予約処理部124において、前述した顧客T1が本予約を得るための処理では、顧客T1の3つの仮予約のうち、乗り物aになされた仮予約を本予約として成立させたので他の2つの仮予約、乗り物b、cになされていた仮予約は取り消された。また、顧客T2が本予約を得るための処理では、顧客T2の3つの仮予約のうち、乗り物aになされた仮予約を本予約として成立させたので他の2つの仮予約、乗り物b、eになされていた仮予約は取り消された。
本予約処理部124においては、仮予約乗り物テーブル170に載っているすべての乗り物a、b、c、e、o、r、sのうち、その仮予約数が各々の乗り物の仮予約の期限までに予め定められた各々の所定の値、ここでは成立仮予約数に達した乗り物aになされている仮予約を本予約として成立させて、仮予約乗り物テーブル170に載っている、まだ本予約が成立していない他の乗り物b、c、e、o、r、sになされている仮予約のうち、この本予約が成立した乗り物aになされていた仮予約と同じ仮予約グループ認識情報を有する仮予約情報によりなされた仮予約をすべて取り消す処理をしている。
このようにすると、顧客T1の仮予約グループ認識情報T1−Aを有する仮予約情報によりなされた3つの仮予約のうち、乗り物aになされた仮予約を本予約として成立させ、他の2つの仮予約は取り消し、顧客T2の仮予約グループ認識情報T2−Aを有する仮予約情報によりなされた3つの仮予約のうち、乗り物aになされた仮予約を本予約として成立させ、他の2つの仮予約は取り消すという前述した処理が行われることになるのである。
仮に乗り物aとともに乗り物cの仮予約数も成立仮予約数に達していたとしても、そのうちの一つの乗り物、乗り物aになされている仮予約を本予約として成立させてその後の処理を行えば、乗り物cになされていた顧客T1の仮予約は取り消され、乗り物cの仮予約数が成立仮予約数X3に達しなくなることもある。達しなくなれば未だ仮予約数が所定の値に達していない状況に戻るのであり、達していれば本予約処理がなされることを待つこととなる。
乗り物aではなく乗り物cになされている仮予約を本予約として成立させてその後の処理を行えば、乗り物aになされていた顧客T1の仮予約は取り消され、乗り物aの仮予約数が成立仮予約数X1に達しなくなることもある。達しなくなればやはり、未だ仮予約数が所定の値に達していない状況に戻るのであり、達していれば本予約処理がなされることを待つこととなる。
このように仮予約数が成立仮予約数に達している乗り物が複数ある場合は、そのうちの一つの乗り物を選択して、その仮予約を本予約として成立させるのであるが、その選択方法としては、先に成立仮予約数に達したものを選択するなど、適宜選択すればよく、その選択方法は特に限定されるものではない。
ここで、仮予約状況情報生成部123が、仮予約情報によって一つの乗り物に一つの仮予約が加えられて更新されるたびに、仮予約数が成立仮予約数に達している乗り物があるかどうかを認識するような処理を行うこととすれば、仮予約数が成立仮予約数に達している乗り物が同時に複数存在するということはなくなることとなる。
前述の他の仮予約を取り消す際に、他の仮予約がどの乗り物になされているかの情報を得るためには仮予約客テーブル150を使用する。仮予約グループ認識情報T1−Aを有する仮予約情報によりなされた仮予約は顧客T1によりなされた仮予約である。図2に示す仮予約客テーブル150の顧客T1の仮予約客リストを参照すると、仮予約グループ認識情報T1−Aを有する仮予約情報によりなされた仮予約は3個あり、乗り物aとbとcになされていることがわかる。本予約が成立したのは乗り物aであるので、乗り物bとcになされている仮予約を取り消せばよい。つまり、図3に示す仮予約乗り物テーブル170の乗り物bと乗り物cの仮予約乗り物リストから、仮予約グループ認識情報T1−Aを有する仮予約情報によりなされた仮予約を削除すればよい。その後に仮予約客テーブル150の顧客T1の仮予約客リストから仮予約グループ認識情報T1−Aを有する仮予約情報によりなされた仮予約を削除すればよい。そして、乗り物aの仮予約乗り物リストを削除し、乗り物aの仮予約数が成立仮予約数に達したと再度、認識されることがないような状況に仮予約状況情報生成部123を更新しておく。
本予約が成立した乗り物の情報と予約客の情報は、乗り物運行情報送信部125と普通予約対応部111に送られる。乗り物運行情報送信部125は本予約が成立した顧客の端末装置104に、その顧客が本予約を得たところの乗り物の運行情報を送信する。乗り物運行情報としては例えばその乗り物の名称、予約された座席番号、発着地、発着時刻などである。乗り物運行情報に加えて、この乗り物の本予約を得るにともなって取り消された仮予約の情報もその顧客の端末装置104へ送信してもよい。
普通予約対応部111は本予約が成立した乗り物の情報と予約客の情報を受け取ると、例えば本予約が成立した乗り物ごとに座席表を作成し、予約客が得た座席に対応する部分に「予約済み」などの表記を入れる。顧客の端末装置104からの要求に応じて座席表の情報を顧客の端末装置104へ送信する。顧客からの本予約のキャンセルを希望する情報を受信した場合は、所定のキャンセル料等の情報をキャンセルを希望した顧客の端末装置104へ送信する。なお、普通予約対応部111が顧客の端末装置104との間でやりとりする処理は、搭乗券の通常の予約サーバーが行う処理と略同等のものでよい。
図4から図7にそれぞれ、顧客T1、顧客T2、顧客T3、顧客T4が本発明を実施するための形態におけるサーバー装置100に仮予約を入れた場合の処理の流れを個別に例示する。図中、左に顧客の端末装置104、右にサーバー装置の各部を配している。また、予約客指定仮予約期限P0と各乗り物の仮予約期限P1、P2、P3、P4、P5、P6の関係は、数字の小さいものほど先に来る期限としている。つまりP0が近未来に最も早く来る期限であり、P6が最も遅く来る期限である。
図4は、サーバー装置が顧客T1の端末装置T1から乗り物a、b、c、dの提案情報を要求され、その後、乗り物a、b、cの仮予約情報を受信し、さらにその後、乗り物cの仮予約キャンセル情報を受信した場合である。乗り物cの仮予約キャンセル情報を受信した時点では、乗り物a、b、cの仮予約期限はまだ来ていないものとする。
図5は、サーバー装置が顧客T2の端末装置T2から乗り物a、b、e、fの提案情報を要求され、その後、乗り物a、b、eの仮予約情報を受信し、さらにその後、乗り物aの仮予約キャンセル情報と乗り物fの仮予約情報を受信した場合である。乗り物fの仮予約情報を受信した時点では、乗り物b、e、fの仮予約期限はまだ来ていないものとする。
図6は、サーバー装置が顧客T3の端末装置T3から乗り物a、b、c、dの提案情報を要求され、その後、乗り物aの仮予約情報を受信し、さらにその後、乗り物eの仮予約情報を要求された場合である。サーバー装置は端末装置T3からの仮予約キャンセル情報は受信していない。乗り物aの仮予約情報は仮予約グループ認識情報T3を有しているが、識別情報を有する、例えばT3−Aでもかまわない。
図7は、サーバー装置が顧客T4の端末装置T4から乗り物a、b、c、eの提案情報を要求され、その後、乗り物c、eの仮予約情報を受信した場合である。
図8は図4から図7に例示した処理の流れにおいて、顧客T1、顧客T2、顧客T3、顧客T4が仮予約情報と仮予約キャンセル情報を送信し終わったが、まだどの乗り物の本予約も成立していない時点での仮予約客テーブル150の例を示したものである。図中×印が重ね書きされているものは、仮予約キャンセル情報によりキャンセルされた仮予約情報である。図9は同じ時点での仮予約乗り物テーブル170の例である。
図10は図4から図7に例示した処理の流れにおいて、乗り物aに他の予約客からさらに仮予約が入った結果、乗り物aの仮予約数が成立仮予約数X1に達して、顧客T1と顧客T3が乗り物aに入れていた仮予約が本予約として成立し、その結果更新された仮予約客テーブル150の例を示したものである。顧客T1の仮予約グループ認識情報T1−Aを有する仮予約情報と顧客T3の仮予約グループ認識情報T3を有する仮予約情報は削除されている。図11は同じ時点での仮予約乗り物テーブル170の例である。乗り物aの仮予約乗り物リストは削除されている。
図12から図14に図1のサーバー装置100における処理例のフローチャートを示す。
図12は図1のサーバー装置100の乗り物提案情報送信部120における処理例のフローチャートである。図12においては、本予約が成立した乗り物があるかどうかの判断処理201を、端末装置から乗り物提案情報の要求があるかどうかの判断処理202よりも先に行っている。さらに、本予約が成立した乗り物があるかどうかの判断処理201と、YESの場合の乗り物提案情報の削除処理203はループを構成する処理としている。これは、本予約が成立した乗り物がある場合は可能な限り早く認識して対応する乗り物提案情報を削除し、本予約が成立して既に仮予約を受け付けられない乗り物の乗り物提案情報が端末装置へ送信されることを極力、避けるためである。
図13と図14はサーバー装置100の仮予約情報受信部121から乗り物運行情報送信部125にかけての各部における処理例のフローチャートである。図13に示す仮予約状況情報を更新する処理に続いて、図14に示す本予約を成立させるための処理を行うものである。
図14においては、仮予約数が所定の値に達した乗り物があるかどうかの判断処理221を、仮予約の期限が来た乗り物があるかどうかの判断処理222よりも先に行っている。これは、仮予約数が所定の値に達するのと仮予約の期限が来るのがほぼ同時の乗り物が生じた場合に、仮予約数が所定の値に達した場合の処理を優先させて、本予約が成立する乗り物が少しでも多くなるようにするためである。そうすることで、乗り物の運行者が経営的に健全に乗り物を運行する機会を少しでも多く得ることができるようにしている。
なお、これまで述べてきた本発明を実施するための形態におけるサーバー装置は、同サーバー装置で行う処理と同等の処理を他のサーバー装置に搭載されるコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムを作成し、このコンピュータプログラムを端末装置とネットワーク経由で接続されるサーバー装置に搭載されるコンピュータに実行させることで、実現することもできる。
また、本発明を実施するための形態におけるサーバー装置は1台に限定されるものではなく、複数のサーバー装置に前述の各部の機能を分担させた構成のものでもよい。
図15、図16、図17に乗り物の運行者が1社であることを想定した場合の本発明の乗り物予約サーバー装置の実施例1を示す。乗り物は高速バス、運行者は「たこやきバス」1社としている。
図15は実施例1の構成を示すブロック図である。たこやきバスサーバー装置300の構成は、発明を実施するための形態で示した図1のサーバー装置100と同等のものでよい。
図16、図17に「たこやきバス」社が開設したHP(HOME PAGE)例を示す。HPはたこやきバスサーバー装置300やたこやきバスサーバー装置300と通信可能な他のウェブサーバー装置に開設してもよい。
顧客Rの端末装置314が「たこやきバス」社のHPにアクセスし、顧客Rが希望する乗り物の諸条件を指定すると、仮予約対応部310がそれら諸条件に合う乗り物の乗り物提案情報をデータベース301からHPを介して顧客Rの端末装置314に送信する。すると、顧客Rの端末装置314には図16のような予約画面が表示される。
図16は12月24日19時21分現在の大阪方面高速バスの顧客Rの予約画面である。画面右側にA列1番からB列4番までの8席の座席がある3台のバスの模式図が示されている。バス321は「なにわ1号」で12月28日11時00分東京発大阪行き、バス322は「なにわ2号」で12月28日14時30分東京発大阪行き、バス323は「なにわ3号」で12月29日11時00分東京発大阪行きである。3台とも画面の右側の仮予約受付中の欄に表示されている。
顧客Rが図16に示す予約画面を最初に表示させたときには、「なにわ1号」321のA列1番の座席と「なにわ3号」323のA列1番の座席の表示は白丸印(図示せず)、つまり座席は空席であったが、顧客Rが仮予約を入れたため、表示は図16に示すとおりとなったものである。
ここで、仮予約の入力手段として、GUI(GRAPHIC USER INTERFACE)を使用する。顧客Rがバスの模式図上の空席(白丸印)をクリックすると、画面上に選択済み乗り物ウィンドウ(図示せず)が立ち上がり、そこにクリックして選択した乗り物の情報が表示される。顧客Rがさらに別のバスの空席(白丸印)をクリックすると、選択済み乗り物ウィンドウにその乗り物の情報が追加で記入される。選択済み乗り物ウィンドウには前述した仮予約グループ認識情報の入力欄(図示せず)があり、顧客Rがそれに入力した後、送信ボタン(図示せず)をクリックすると、選択済み乗り物ウィンドウで顧客Rが入力した情報が前述した仮予約情報として「たこやきバス」社のサーバー装置へ送信される。
「なにわ1号」321、「なにわ2号」322、「なにわ3号」323には他の顧客の仮予約が入っており、仮予約済の座席は黒丸印で示されている。「なにわ1号」321の成立仮予約数は5であるので、仮予約期限の12月27日11時00分までに、12月24日19時21分現在の4座席の仮予約がキャンセルされることなく、あと1座席に仮予約が入れば、「なにわ1号」321に入れられていた5座席の仮予約は本予約として成立し、他に特別な事情がない限り「なにわ1号」321は運行決定とされる。このとき、「なにわ3号」323のA列1番の座席に入れられていた顧客Rの仮予約は取り消され、座席の表示は白丸印(図示せず)に戻ることとなる。
なお、図16に示す予約画面の下方には、顧客Rが入れている仮予約を表示するための仮予約情報欄324がある。仮予約情報欄324には仮予約番号「2009−10031」も表示されている。これは前述した仮予約グループ認識情報に相当するもので、ここでは顧客Rの仮予約情報をもとに「たこやきバス」社が設定した通し番号となっている。
図17は12月26日13時45分現在の大阪方面高速バスの顧客Rの予約画面である。図16の予約画面と較べると、「なにわ1号」321と「なにわ3号」323が画面左の運行決定の欄に移動している。これは、各々の仮予約の期限までに各々の仮予約数が各々の所定の値(「なにわ1号」「なにわ3号」ともに5)に達して本予約が成立した結果である。「なにわ1号」321と「なにわ3号」323のA列1番の座席に顧客Rが入れていた仮予約については、「なにわ1号」321に入れていた仮予約が本予約として成立し、黒四角印が表示されているが、「なにわ3号」323に入れていた仮予約はキャンセルされ、白丸印が表示されている。これは、「なにわ1号」321の方が「なにわ3号」323よりも先に本予約が成立した結果である。「なにわ3号」323は、「なにわ1号」321の本予約が成立し、A列1番の座席に顧客Rが入れていた仮予約がキャンセルされた後に、他の顧客からの仮予約が入り、仮予約の期限12月28日11時00分までに仮予約数が5に達したので本予約が成立したのである。
「なにわ1号」321の本予約が成立すると、仮予約対応部310から顧客Rの端末装置314に「なにわ1号」321の本予約が成立したことを知らせる情報や「なにわ1号」321の発着時刻等の情報、つまり前述した乗り物運行情報が送信される。情報を届けるための送信手段としては顧客R宛の電子メールが望ましいが、「たこやきバス」社のHPでも可能である。図17に示す顧客Rの予約画面を顧客Rがアクセスすると、「なにわ1号」321の乗り物運行情報が得られる。両方の手段を併用するとよい。
図17の運行決定の欄に表示されている「なにわ1号」321と「なにわ3号」323にはまだ空席(白丸印)がある。この空席には普通予約を入れることができる。ここで普通予約とは、通常行われている予約のことで、空席があれば予約を入れることができ、予約をキャンセルしたければ所定のキャンセル料金を払うこともある予約のことである。
「なにわ1号」321の本予約が成立すると、図15に示すたこやきバスサーバー装置300の仮予約対応部310から普通予約対応部311に「なにわ1号」321の乗り物運行情報や顧客Rの情報、本予約が成立した他の顧客の情報が送られる。そして、「なにわ1号」321の予約処理の管理が仮予約対応部310から普通予約対応部311に移る。図17の運行決定の欄に表示されている「なにわ1号」321と「なにわ3号」323の情報は普通予約対応部311により生成され、HPを介して顧客Rに届けられたものである。この場合、普通予約対応部311は前述した乗り物運行情報送信部125を兼ねることとなる。
図17の仮予約受付中の欄には「なにわ2号」322が表示されている。仮予約数が3(黒丸印)であり、成立仮予約数6に達していないため、本予約が成立していない。仮予約期限は12月27日14時30分であり、あと一日あまりに迫っている。「なにわ2号」322に仮予約を入れている顧客Sは、顧客Rと同様に顧客Sの予約画面(図示しない)にアクセスし、「なにわ2号」322の本予約をまだ得ていないことを知る。「なにわ2号」322の本予約が成立しそうにないと判断すれば、顧客Sは「なにわ2号」322の本予約を得ることを諦め、その予約画面で「なにわ2号」322の仮予約をキャンセルし、他の乗り物に仮予約を入れなおすことが可能である。
また、既に本予約が成立して運行決定の欄にあり、かつ空席がある乗り物がその予約画面に表示されていれば、その乗り物に普通予約を入れることも可能である。この場合は「なにわ2号」322の顧客Sの仮予約情報が有する仮予約グループ認識情報を指定して、仮予約グループ単位で仮予約をキャンセルしておく。
顧客Sがその端末装置315から普通予約を要求する情報をサーバー装置300に送信する際に、この普通予約を要求する情報が、「なにわ2号」322に仮予約を入れた顧客Sの仮予約情報が有する仮予約グループ認識情報を有する場合、この普通予約を要求する情報を受信したサーバー装置300は、顧客Sがこの普通予約を得られれば必要ではなくなる仮予約、つまり「なにわ2号」322に仮予約をなした顧客Sの仮予約情報が有する仮予約グループ認識情報と同じ仮予約グループ認識情報を有する仮予約情報によりなされたすべての仮予約をキャンセルし、しかる後に顧客Sがその普通予約を得られるようにすればよい。
このように、顧客が指定する諸条件を満たす乗り物の情報を、仮予約受付中の乗り物の情報は仮予約受付中の欄に、運行することが決定した乗り物の情報は運行決定の欄に表示するようにしたHPを導入することで、顧客の予約作業の利便性を向上させることができる。また、仮予約受付中の乗り物になされている、その時々の仮予約の状況を顧客が確認することが可能であり、顧客は、仮予約期限までに仮予約数が所定の値に達しないと判断した仮予約受付中の乗り物に入れた自身の仮予約をキャンセルし、運行が決定した乗り物に普通予約を入れることが可能である。このことは、人気のない乗り物に仮予約を入れた顧客を人気のある乗り物に誘導する効果があることを示している。
図18、図19、図20、図21に、A社とB社の2社がそれぞれのサーバー装置の一部を互いに使用して、本発明の乗り物予約サーバー装置を構成した場合の実施例2を示す。乗り物は航空機であり、A社とB社はともに航空会社である。なお実施例2ではサーバー装置を2台使用するため、この乗り物予約サーバー装置を乗り物予約システムと呼ぶこととする。
図18は実施例2の構成を示すブロック図である。
A社サーバー装置400は乗り物提案情報等が蓄積されているデータベース401、A社サーバー装置400を管理するA社端末装置402と接続されている。また、インターネットなどのネットワーク回線403を介して顧客(予約客)が有する携帯電話やパーソナルコンピュータなどの端末装置404と接続可能である。
A社サーバー装置400は、主に仮予約、本予約等の処理を行う仮予約対応部410、本予約が確定した後、その本予約のキャンセル処理など、通常の予約処理と同様の処理を行う普通予約対応部411、外部と情報の入出力処理を行う入出力部412、A社サーバー装置400全体の制御を行う制御部413、B社サーバー装置450の仮予約グループ認識情報送受信部455と専用回線430を通じて仮予約グループ認識情報を互いに送受信する仮予約グループ認識情報送受信部414を有する。
仮予約対応部410は、A社が、運行が可能な搭乗定員に達する予約客を確保できるならば運行することとする航空機の情報である乗り物提案情報を顧客の端末装置404からの要求に応じて顧客の端末装置404へ送信する乗り物提案情報送信部420、乗り物提案情報を受信した顧客の端末装置404から送信される、乗り物を仮予約する仮予約情報を受信する仮予約情報受信部421、仮予約を取り消すために端末装置404から送信される仮予約キャンセル情報を受信する仮予約キャンセル情報受信部422、仮予約情報と仮予約キャンセル情報に基づいて仮予約状況情報を生成する仮予約状況情報生成部423、仮予約状況に応じて、航空機に入れられている仮予約を本予約として成立させる本予約処理部424、成立した本予約が確定して運行されることが決定した航空機の乗り物運行情報を本予約が成立した顧客の端末装置404に送信する乗り物運行情報送信部425、仮予約対応部410の各部を制御する仮予約制御部426を有するものである。なお、図中矢印線は主に航空機や予約客の情報の流れを、制御部413と仮予約制御部426に繋がる実線は主に制御情報の流れを示すものである。
B社サーバー装置450は、A社サーバー装置400と同等の構成を有するものであればよいので、詳細説明は省略する。
本発明の実施例2の乗り物予約システムの作用について説明する。A社サーバー装置400の乗り物提案情報送信部420はデータベース401などに蓄積されている乗り物提案情報を、顧客Uの端末装置404からの要求に応じて顧客Uの端末装置404へ送信する。ここで、乗り物提案情報は一つの航空機の乗り物提案情報に限定されるものではなく、複数の航空機の乗り物提案情報でもよい。顧客Uはその端末装置404を使用して乗り物提案情報を確認し、利用したい航空機に仮予約を入れるために、端末装置404からA社サーバー装置400に仮予約情報を送信する。
顧客Uは同様にしてB社サーバー装置450が提供する航空機の乗り物提案情報を確認し、B社サーバー装置450にも仮予約情報を送信する。ここで、A社サーバー装置400に送信する仮予約情報とB社サーバー装置450に送信する仮予約情報は、それぞれの仮予約が一つのグループを形成していることを示す前述した仮予約グループ認識情報を有するものである。
実施例2においては、顧客Uは各サーバー装置に一つずつ、計二つの仮予約を入れて一つの本予約を得ようとすることを想定している。したがって、仮予約情報は仮予約グループ認識情報を有することが必要である。
A社サーバー装置400において、仮予約情報が仮予約情報受信部421で受信されると、仮予約状況情報生成部423に送られ、仮予約状況情報生成部423は仮予約情報を書き込まれて更新される。
顧客Uは既に入れた仮予約をキャンセルしたい場合、端末装置404からサーバー装置400に仮予約キャンセル情報を送信する。仮予約キャンセル情報が仮予約キャンセル情報受信部422で受信されると仮予約状況情報生成部423に送られ、仮予約状況情報生成部423から仮予約キャンセル情報により特定される仮予約情報が削除されて、仮予約状況情報生成部423は更新される。他の顧客の端末装置404から受信した仮予約情報と仮予約キャンセル情報も同様に処理され、仮予約状況情報生成部423は更新される。仮予約状況情報生成部423では、仮予約がなされた航空機の情報や仮予約をなした顧客の情報から航空機になされた仮予約数の情報が生成される。
B社サーバー装置450においても同様に、顧客Uの端末装置404や他の顧客の端末装置404から受信した仮予約情報と仮予約キャンセル情報に基づいて、仮予約対応部451にある仮予約状況情報生成部(図示せず)が更新される。
本予約処理部424は、仮予約状況情報生成部423に載っている航空機になされている仮予約数が、各々の航空機の仮予約の期限までに、予め定められた各々の所定の値に達したものがある場合、その仮予約数が所定の値に達した航空機になされている仮予約を本予約として成立させる。B社サーバー装置450においても本予約処理部(図示せず)で同様の処理がなされる。
顧客UがA社サーバー装置400にもB社サーバー装置450にも同じ仮予約グループ認識情報を有する仮予約情報を送信し、A社サーバー装置400において一の仮予約を、B社サーバー装置450において一の仮予約を入れている場合、どちらか一方の仮予約が本予約として成立したら、他方の仮予約はキャンセルされなければならない。そこで本発明の実施例2の乗り物予約システムでは、A社サーバー装置400とB社サーバー装置450のうちどちらか一方のサーバー装置において本予約が成立した場合に、本予約が成立したサーバー装置は本予約が成立した予約客の仮予約情報が有する仮予約グループ認識情報を他方のサーバー装置に送信し、他方のサーバー装置は本予約が成立したサーバー装置から仮予約グループ認識情報を受信すると、この仮予約グループ認識情報を有する仮予約情報により他方のサーバー装置においてなされた仮予約を取り消す処理を行う。
A社サーバー装置400において顧客Uが航空機になした仮予約が本予約として成立すると、図18においては、この仮予約をなした仮予約情報が有する仮予約グループ認識情報が本予約処理部424から仮予約グループ認識情報送受信部414に送られ、さらに専用回線430を通じてB社サーバー装置450の仮予約グループ認識情報送受信部455へ送られる。B社サーバー装置450では、この仮予約グループ認識情報が仮予約グループ認識情報送受信部455から仮予約対応部451へ送られて、この仮予約グループ認識情報により特定される仮予約情報が削除され、仮予約対応部451にある仮予約状況情報生成部(図示せず)が更新される。
A社サーバー装置400において本予約が成立した航空機になされていた、他の顧客の仮予約の仮予約情報が有する仮予約グループ認識情報もB社サーバー装置450へ送信されて、B社サーバー装置450において同様の処理がなされる。
ここで、顧客Uが同じ仮予約グループ認識情報を有する仮予約情報をA社サーバー装置400にもB社サーバー装置450にも送信し、A社サーバー装置400においての一の仮予約とB社サーバー装置450においての一の仮予約がほぼ同時に本予約として成立してしまうと、どちらの本予約を確定させればよいか混乱が生じることが考えられる。そこで本発明の実施例2の乗り物予約システムでは、本予約が成立したサーバー装置は、本予約が成立した予約客の仮予約情報が有する仮予約グループ認識情報を他方のサーバー装置に送信してから所定時間、他方のサーバー装置から同じ仮予約グループ認識情報を受信するか受信待ちをし、受信しなかった場合に本予約を確定させることとしている。所定時間としては、サーバー装置内での情報処理の速度や専用回線における情報伝達の速度などを考慮して、必要最小限の時間を設定すればよい。
この受信待ちにおいて、例えばA社サーバー装置400がB社サーバー装置450から仮予約グループ認識情報を受信した場合は、両サーバー装置のうち予め優先順位が高いと定めていたA社サーバー装置400において成立した本予約を確定させ、B社サーバー装置450において成立した本予約を一旦取り消し、A社サーバー装置400から送信された仮予約グループ認識情報を有する仮予約情報によりB社サーバー装置450でなされた仮予約を取り消せばよい。
なお、A社サーバー装置400とB社サーバー装置450との間での情報の送受信に専用回線430を使用しているが、他の回線を使用してもかまわない。情報伝達の秘密性、安定性を考慮すると、専用回線が望ましいと思われる。
図19、図20に、A社サーバー装置400に開設されたHP例を、図21にB社サーバー装置450に開設されたHP例を示す。A社サーバー装置400に開設されたHPにはA社が運行したい航空機の便のうち顧客Uの指定した条件に合う便が、B社サーバー装置450に開設されたHPにはB社が運行したい航空機の便のうち顧客Uの指定した条件に合う便が表示されている。
顧客UはA社の1つの便とB社の1つの便に、同じ仮予約グループ認識情報を有する仮予約情報により仮予約を入れている。
図19は5月10日20時05分現在のA社のHPであり、関西空港発―石見空港行きの3つの便の乗り物提案情報が表示されている。顧客Uは166便(462)A列3番に仮予約を入れている。
図20は5月14日13時25分現在のA社のHPである。顧客Uが自分の入れた仮予約がどうなったかを確認したくてHPを閲覧したが、166便(462)は仮予約受付中の状態のままであり、運行決定には至っていない。仮予約期限5月15日16時20分までにはまだ一日あまりあるが、A社は経営上この便を運行させたいと判断し、成立仮予約数を7から6に下げている。
図21は5月14日13時30分現在のB社のHPであり、伊丹空港発―出雲空港行きの3つの便の乗り物提案情報が表示されている。顧客Uは170便(465)A列3番に仮予約を入れている。図20に示すA社のHPを閲覧して自分の入れた仮予約が本予約として成立していないことを知った顧客Uが続けてB社のHPを閲覧したが、170便(465)に入れているもう一つの仮予約も本予約としては成立していない。
図22、図23、図24に、乗り物を運行する3社の各サーバー装置と仮予約、本予約処理等を行う仮予約代行サーバー装置を専用回線で接続して本発明の乗り物予約サーバー装置を構成した場合の実施例3を示す。3社は鉄道会社、航空会社、バス会社としたが、他の交通機関を運行する会社でもかまわない。。
図22は実施例3の構成を示すブロック図である。仮予約代行サーバー装置500は、やまと鉄道サーバー装置520、全日本航空サーバー装置530、日の丸バスサーバー装置540に代わって前述した仮予約、本予約の処理を行うものである。3社の各サーバー装置から仮予約代行サーバー装置500へ図示しない回線を通じて随時、乗り物提案情報が送信され、仮予約代行データベース501に蓄積される。
仮予約代行サーバー装置500には仮予約対応部510があり、これは前述した図1のサーバー装置における仮予約対応部110と同じ構成のものでよい。図1のサーバー装置では、仮予約対応部110の本予約処理部124から普通予約対応部111へ本予約が成立した予約客の情報を送るが、図22の実施例3では、本予約が成立した予約客の情報を仮予約対応部510から本予約客情報送信部514へ送り、そこから専用回線を通じて3社のサーバー装置へ送信する。
3社のサーバー装置では、例えばやまと鉄道サーバー装置520では、仮予約代行サーバー装置500から送信されてきた、本予約が成立した予約客の情報を本予約客情報受信部524で受信し、普通予約対応部521へ送る。普通予約対応部521では本予約が成立した予約客の情報に基づいて、乗り物運行情報を生成し、本予約が成立した予約客の端末装置504へ送信する。全日本航空サーバー装置530、日の丸バスサーバー装置540もやまと鉄道サーバー装置520と同様の構成で、同様の処理が行われる。
図23、図24は、仮予約代行サーバー装置500に設けられたHP部(図示せず)に開設されたHP例である。顧客Zの端末装置504から送信された、顧客Zの指定した条件を有する情報を受信した仮予約代行サーバー装置500が、顧客Zの指定した条件に合う乗り物提案情報生成して、顧客Zの端末装置504へ送信したものである。
図23は12月8日19時00分現在の予約画面で、顧客Zは「やまと鉄道」の「あかり8号」551のB列4番、「全日本航空」の「28便」552のA列2番、「日の丸バス」の「江戸前1号」553のB列4番に仮予約を入れている。3つの仮予約は前述の仮予約グループ認識情報を有する仮予約情報によりなされたものである。
図24は1週間後の12月15日19時25分現在の予約画面である。顧客Zが「やまと鉄道」の「あかり8号」551に入れた仮予約は本予約として成立している。「全日本航空」の「28便」552も本予約が成立し、運行決定となっているが、顧客Zが入れた仮予約は「やまと鉄道」の「あかり8号」551に入れた仮予約が本予約として成立した時点でキャンセルされ、その後他の顧客によりA列2番に仮予約が入り、仮予約数が成立仮予約数7に達して本予約が成立したものである。「日の丸バス」の「江戸前1号」553のB列4番に入れていた顧客Zの仮予約もキャンセルされているが、B列4番は空席状態となっている。
なお、実施例3では3社の各サーバー装置から仮予約代行サーバー装置500へ図示しない回線を通じて随時、乗り物提案情報が送信される構成としたが、専用回線を使用する構成としてもよい。
本発明の乗り物予約サーバー装置では、仮予約の募集単位を複数の乗り物とすることも可能である。複数の乗り物を一つの乗り物であるかのようにして仮予約を受け付けるのである。仮予約の募集単位は本予約の成立単位である。
図25に、本発明の乗り物予約サーバー装置を用いて、往復一便ずつ二便をひとまとめにして仮予約を受け付ける場合の仮予約例を示す。本予約成立単位は往復一便ずつの二便の乗り物である。往復一便ずつ二便であるので、この乗り物を乗り物ペアと呼ぶこととする。
図25に示す実施例4は、関西空港と出雲空港を結ぶ路線を一日に片道一便、二日で一往復する便を乗り物ペアとして本予約成立単位とした場合の仮予約状況を示すものである。
枠601内の関空発出雲行きの全日本航空7便(602)と出雲発関空行きの全日本航空14便(603)の二便が一つの乗り物ペアであり、これら二便をひとまとめにして仮予約を受け付けている。同様に、枠611内の関空発出雲行きの全日本航空7便(612)と出雲発関空行きの全日本航空14便(613)の二便が一つの乗り物ペアである。枠601内の乗り物ペアは仮予約期限が6月30日13時00分、本予約が成立するための仮予約数が二便合わせて16であり、枠611内の乗り物ペアは仮予約期限が7月2日13時00分、本予約が成立するための仮予約数が同じく二便合わせて16である。
顧客Vは枠601内の乗り物ペアの全日本航空7便(602)のB列1番と全日本航空14便(603)のB列1番、枠611内の乗り物ペアの全日本航空14便(613)のB列1番に同じ仮予約グループ認識情報を有する仮予約情報により仮予約を入れている。顧客Wは枠611内の乗り物ペアの全日本航空7便(602)のA列3番と枠611内の乗り物ペアの全日本航空7便(612)のA列3番に同じ仮予約グループ認識情報を有する仮予約情報により仮予約を入れている。
顧客Vは、枠601内の乗り物ペアの本予約が成立すれば、7月1日の全日本航空7便(602)のB列1番と7月2日の全日本航空14便(603)のB列1番の席の本予約を得ることとなる。このとき、枠611内の乗り物ペアの7月4日の全日本航空14便(613)のB列1番に入れていた仮予約はキャンセルされる。枠611内の乗り物ペアの方の本予約が先に成立すれば、7月4日の全日本航空14便(613)のB列1番の席の本予約を得ることとなる。このとき、枠601内の7月1日の全日本航空7便(602)のB列1番と7月2日の全日本航空14便(603)のB列1番に入れていた仮予約はキャンセルされる。
顧客Wは、枠601内の乗り物ペアの本予約が成立すれば、7月1日の全日本航空7便(602)のA列3番の本予約を得ることとなる。このとき、枠611内の乗り物ペアの7月3日の全日本航空7便(612)のA列3番に入れていた仮予約はキャンセルされる。枠611内の乗り物ペアの方の本予約が先に成立すれば、7月3日の全日本航空7便(612)のA列3番の本予約を得て、枠601内の7月1日の全日本航空7便(602)のA列3番に入れていた仮予約はキャンセルされる。
このように往復一便ずつ二便をひとまとめにして仮予約を受け付けて本予約が成立した乗り物を運行するようにすれば、1機の航空機だけを一つの路線、特に大都市から地方へ向かう路線で運行している航空会社は、例えば都市空港から地方空港へ向かう便を往路便とし、地方空港から都市空港へ帰る便を復路便とすることにより、復路便の運行のために往路便のパイロットを地方空港に何日も待機させたりする必要がなくなり、運行コストの増大を防ぐことができる。
乗客が少なく、経営効率の悪い路線、例えば地方の航空路線やシーズンオフの観光地に向かう国際航空路線、過疎地の鉄道、バス路線における乗り物の運行においては特に利用価値が高いと考えられる。
また、逆に長期の連休など乗客が集中することが予想され、乗り物をどれだけ準備すればよいか見積もりが難しい場合においても利用価値が高いと考えられる。
100 サーバー装置
101 データベース
102 サーバー管理端末装置
103 ネットワーク回線
104 端末装置
110 仮予約対応部
111 普通予約対応部
112 入出力部
113 制御部
120 乗り物提案情報送信部
121 仮予約情報受信部
122 仮予約キャンセル情報受信部
123 仮予約状況情報生成部
124 本予約処理部
125 乗り物運行情報送信部
126 仮予約制御部
150 仮予約客テーブル
170 仮予約乗り物テーブル
201 判断処理
202 判断処理
203 削除処理
221 判断処理
222 判断処理
300 たこやきバスサーバー装置
301 データベース
310 仮予約対応部
311 普通予約対応部
314 端末装置
315 端末装置
321 なにわ1号
322 なにわ2号
323 なにわ3号
324 仮予約情報欄
325 ご予約情報欄
400 A社サーバー装置
401 A社データベース
402 A社端末装置
403 インターネット
404 端末装置
410 仮予約対応部
411 普通予約対応部
413 制御部
414 仮予約グループ認識情報送受信部
420 乗り物提案情報送信部
421 仮予約情報受信部
422 仮予約キャンセル情報受信部
423 仮予約状況情報生成部
424 本予約処理部
425 乗り物運行情報送信部
426 仮予約制御部
430 専用回線
450 B社サーバー装置
451 仮予約対応部
455 仮予約グループ認識情報送受信部
461 A社35便
462 A社166便
463 A社35便
464 B社37便
465 B社170便
466 B社37便
500 仮予約代行サーバー装置
501 仮予約代行サーバー端末装置
504 端末装置
510 仮予約対応部
514 本予約客情報送信部
520 やまと鉄道サーバー装置
521 普通予約対応部
524 本予約客情報受信部
530 全日本航空サーバー装置
540 日の丸バスサーバー装置
551 あかり8号
552 28便
553 江戸前1号
601 枠
602 7月1日出雲発関空行き全日本航空7便
603 7月2日関空発出雲行き全日本航空14便
611 枠
612 7月3日出雲発関空行き全日本航空7便
613 7月4日関空発出雲行き全日本航空14便

Claims (11)

  1. 複数の端末装置とネットワーク経由で接続されるサーバー装置であって、
    各々の仮予約の期限の情報を有する複数の乗り物の乗り物提案情報をネットワーク経由で前記端末装置に送信する乗り物提案情報送信部と、
    前記端末装置からネットワーク経由で送信され、同一予約客による仮予約であることを示す仮予約グループ認識情報を有する情報であり、前記複数の乗り物のうち二以上の乗り物を仮予約する予約客の仮予約情報を受信する仮予約情報受信部と、
    前記端末装置からネットワーク経由で送信される、前記仮予約をした予約客の一以上の仮予約をキャンセルするための仮予約キャンセル情報を受信する仮予約キャンセル情報受信部と、
    前記複数の端末装置から送信されて前記仮予約情報受信部が受信した前記仮予約情報と前記複数の端末装置から送信されて前記仮予約キャンセル情報受信部が受信した前記仮予約キャンセル情報に基づいて、仮予約がなされた乗り物各々の仮予約状況情報を生成する仮予約状況情報生成部と、
    前記仮予約がなされた乗り物各々の仮予約の期限までに、前記仮予約状況情報生成部により生成された乗り物各々の仮予約数のうち予め定められた各々の所定の値に達したものがある場合、その仮予約数が所定の値に達した乗り物のうち一の乗り物になされている前記仮予約を本予約として成立させ、前記本予約として成立した仮予約をなした仮予約情報が有する仮予約グループ認識情報と同じ仮予約グループ認識情報を有する仮予約情報により他の乗り物になされている仮予約を取り消し、前記本予約が成立した乗り物の仮予約状況情報を削除する本予約処理部と、
    前記本予約が成立し、運行されることが決定した乗り物の乗り物運行情報をネットワーク経由で前記本予約が成立した予約客の端末装置に送信する乗り物運行情報送信部と
    を有することを特徴とする乗り物予約サーバー装置。
  2. 前記乗り物を仮予約する予約客の仮予約情報が前記仮予約の期限よりも先に来る予約客指定仮予約期限の情報を有する場合、前記本予約処理部は前記予約客指定仮予約期限までに前記仮予約数が予め定められた所定の値に達しない場合に前記予約客指定仮予約期限の情報を有する仮予約情報によりなされた仮予約を取り消す
    ことを特徴とする請求項1に記載の乗り物予約サーバー装置。
  3. 前記仮予約グループ認識情報は、前記同一予約客による仮予約が第二の仮予約グループに属するものであることを示す識別情報を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の乗り物予約サーバー装置。
  4. 複数の端末装置とネットワーク経由で接続され、
    仮予約の期限の情報を有する乗り物の乗り物提案情報をネットワーク経由で前記端末装置に送信する乗り物提案情報送信部と、
    前記端末装置からネットワーク経由で送信され、同一予約客による仮予約であることを示す仮予約グループ認識情報を有する情報であり、前記乗り物を仮予約する予約客の仮予約情報を受信する仮予約情報受信部と、
    前記端末装置からネットワーク経由で送信され、前記仮予約をした予約客の仮予約をキャンセルするための仮予約キャンセル情報を受信する仮予約キャンセル情報受信部と、
    前記複数の端末装置から送信されて前記仮予約情報受信部が受信した前記仮予約情報と前記複数の端末装置から送信されて前記仮予約キャンセル情報受信部が受信した前記仮予約キャンセル情報に基づいて、仮予約がなされた乗り物各々の仮予約状況情報を生成する仮予約状況情報生成部と、
    前記仮予約がなされた乗り物各々の仮予約の期限までに、前記仮予約状況情報生成部により生成された乗り物各々の仮予約数のうち予め定められた各々の所定の値に達したものがある場合、その仮予約数が所定の値に達した乗り物のうち一の乗り物になされている前記仮予約を本予約として成立させる本予約処理部と、
    前記成立した本予約が確定し、運行されることが決定した乗り物の乗り物運行情報をネットワーク経由で前記本予約が成立した予約客の端末装置に送信する乗り物運行情報送信部と
    を夫々有する第一のサーバー装置と第二のサーバー装置を有するシステムであって、
    前記第一のサーバー装置と前記第二のサーバー装置のうちどちらか一方のサーバー装置において前記本予約が成立した場合に、前記本予約が成立したサーバー装置は前記本予約が成立した予約客の仮予約情報が有する仮予約グループ認識情報を他方のサーバー装置に送信し、
    前記他方のサーバー装置は前記本予約が成立したサーバー装置から前記仮予約グループ認識情報を受信すると、前記仮予約グループ認識情報を有する仮予約情報により前記他方のサーバー装置においてなされた仮予約を取り消す
    ことを特徴とする乗り物予約システム。
  5. 前記本予約が成立したサーバー装置は、前記本予約が成立した予約客の仮予約情報が有する仮予約グループ認識情報を他方のサーバー装置に送信してから所定時間、送信した仮予約グループ認識情報と同じ仮予約グループ認識情報を前記他方のサーバー装置から受信するか受信待ちをし、受信しなかった場合に前記本予約を確定させる
    ことを特徴とする請求項4に記載の乗り物予約システム。
  6. 前記受信待ちにおいて、前記本予約が成立したサーバー装置が前記他方のサーバー装置から前記仮予約グループ認識情報を受信した場合、前記第一のサーバー装置と前記第二のサーバー装置のうち予め定められた優先順位の高い方のサーバー装置において成立した本予約を確定させ、
    予め定められた優先順位の低い方のサーバー装置において成立した本予約を一旦取り消し、前記予め定められた優先順位の高い方のサーバー装置から送信された仮予約グループ認識情報を有する仮予約情報により前記予め定められた優先順位の低い方のサーバー装置でなされた仮予約を取り消す
    ことを特徴とする請求項5に記載の乗り物予約システム。
  7. 複数の端末装置とネットワーク経由で接続されるサーバー装置であって、
    各々の仮予約の期限の情報を有する複数の乗り物の乗り物提案情報をネットワーク経由で前記端末装置に送信する乗り物提案情報送信部と、
    前記端末装置からネットワーク経由で送信され、同一予約客による仮予約であることを示す仮予約グループ認識情報を有する情報であり、前記複数の乗り物のうち二以上の乗り物を仮予約する予約客の仮予約情報を受信する仮予約情報受信部と、
    前記端末装置からネットワーク経由で送信される、前記仮予約をした予約客の一以上の仮予約をキャンセルするための仮予約キャンセル情報を受信する仮予約キャンセル情報受信部と、
    前記複数の端末装置から送信されて前記仮予約情報受信部が受信した前記仮予約情報と前記複数の端末装置から送信されて前記仮予約キャンセル情報受信部が受信した前記仮予約キャンセル情報に基づいて、仮予約がなされた乗り物各々の仮予約状況情報を生成する仮予約状況情報生成部と、
    前記仮予約がなされた乗り物各々の仮予約の期限までに、前記仮予約状況情報生成部により生成された乗り物各々の仮予約数のうち予め定められた各々の所定の値に達したものがある場合、その仮予約数が所定の値に達した乗り物のうち一の乗り物になされている前記仮予約を本予約として成立させ、前記本予約として成立した仮予約をなした仮予約情報が有する仮予約グループ認識情報と同じ仮予約グループ認識情報を有する仮予約情報により他の乗り物になされている仮予約を取り消し、前記本予約が成立した乗り物の仮予約状況情報を削除する本予約処理部と、
    前記本予約が成立した予約客の情報を前記本予約が成立した乗り物の情報を管理するサーバー装置に送信する本予約客情報送信部と
    を有することを特徴とする仮予約代行サーバー装置。
  8. 複数の端末装置とネットワーク経由で接続されるサーバー装置に搭載されるコンピュータに、
    各々の仮予約の期限の情報を有する複数の乗り物の乗り物提案情報をネットワーク経由で前記端末装置に送信する乗り物提案情報送信処理と、
    前記端末装置からネットワーク経由で送信され、同一予約客による仮予約であることを示す仮予約グループ認識情報を有する情報であり、前記複数の乗り物のうち二以上の乗り物を仮予約する予約客の仮予約情報を受信する仮予約情報受信処理と、
    前記端末装置からネットワーク経由で送信される、前記仮予約をした予約客の一以上の仮予約をキャンセルするための仮予約キャンセル情報を受信する仮予約キャンセル情報受信処理と、
    前記複数の端末装置から送信されて前記仮予約情報受信処理において受信した前記仮予約情報と前記複数の端末装置から送信されて前記仮予約キャンセル情報受信処理において受信した前記仮予約キャンセル情報に基づいて、仮予約がなされた乗り物各々の仮予約状況情報を生成する仮予約状況情報生成処理と、
    前記仮予約がなされた乗り物各々の仮予約の期限までに、前記仮予約状況情報生成処理により生成された乗り物各々の仮予約数のうち予め定められた各々の所定の値に達したものがある場合、その仮予約数が所定の値に達した乗り物のうち一の乗り物になされている前記仮予約を本予約として成立させ、前記本予約として成立した仮予約をなした仮予約情報が有する仮予約グループ認識情報と同じ仮予約グループ認識情報を有する仮予約情報により他の乗り物になされている仮予約を取り消し、前記本予約が成立した乗り物の仮予約状況情報を削除する本予約処理部と、
    前記本予約が成立し、運行されることが決定した乗り物の乗り物運行情報をネットワーク経由で前記本予約が成立した予約客の端末装置に送信する乗り物運行情報送信処理と
    を実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
  9. 前記乗り物を仮予約する予約客の仮予約情報が前記仮予約の期限よりも先に来る予約客指定仮予約期限の情報を有する場合、前記本予約処理において前記予約客指定仮予約期限までに前記仮予約数が予め定められた所定の値に達しない場合に前記予約客指定仮予約期限の情報を有する仮予約情報によりなされた仮予約を取り消す
    ことを特徴とする請求項8に記載のコンピュータプログラム。
  10. 前記仮予約グループ認識情報は、前記同一予約客による仮予約が第二の仮予約グループに属するものであることを示す識別情報を有する
    ことを特徴とする請求項8に記載のコンピュータプログラム。
  11. 複数の端末装置とネットワーク経由で接続されるサーバー装置であって、
    各々の仮予約の期限の情報を有する複数の乗り物ペアの乗り物提案情報をネットワーク経由で前記端末装置に送信する乗り物提案情報送信部と、
    前記端末装置からネットワーク経由で送信され、同一予約客による仮予約であることを示す仮予約グループ認識情報を有する情報であり、前記複数の乗り物ペアのうち二以上の乗り物ペアを仮予約する予約客の仮予約情報を受信する仮予約情報受信部と、
    前記端末装置からネットワーク経由で送信される、前記仮予約をした予約客の一以上の仮予約をキャンセルするための仮予約キャンセル情報を受信する仮予約キャンセル情報受信部と、
    前記複数の端末装置から送信されて前記仮予約情報受信部が受信した前記仮予約情報と前記複数の端末装置から送信されて前記仮予約キャンセル情報受信部が受信した前記仮予約キャンセル情報に基づいて、仮予約がなされた乗り物ペア各々の仮予約状況情報を生成する仮予約状況情報生成部と、
    前記仮予約がなされた乗り物ペア各々の仮予約の期限までに、前記仮予約状況情報生成部により生成された乗り物ペア各々の仮予約数のうち予め定められた各々の所定の値に達したものがある場合、その仮予約数が所定の値に達した乗り物ペアのうち一の乗り物ペアになされている前記仮予約を本予約として成立させ、前記本予約として成立した仮予約をなした仮予約情報が有する仮予約グループ認識情報と同じ仮予約グループ認識情報を有する仮予約情報により他の乗り物ペアになされている仮予約を取り消し、前記本予約が成立した乗り物ペアの仮予約状況情報を削除する本予約処理部と、
    前記本予約が成立し、運行されることが決定した乗り物ペアの乗り物運行情報をネットワーク経由で前記本予約が成立した予約客の端末装置に送信する乗り物運行情報送信部と
    を有することを特徴とする乗り物予約サーバー装置。
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