JP4679159B2 - 予約処理システム、予約処理方法、およびコンピュータプログラム - Google Patents

予約処理システム、予約処理方法、およびコンピュータプログラム Download PDF

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Description

本発明は、列車などの乗物の予約を行うシステムおよび方法などに関する。
1つの乗物だけでは目的地に行くことができない場合は、通常、複数の乗物を乗り継いで目的地に向かう。この際に、目的地に向かう者(以下、「乗客」と記載する。)は、時刻表を参照するなどしてこれらの乗物の接続(連絡)を調べ、目的地までの計画を立てることが多い。また、必要に応じて、これらの乗物の指定席を予約しておくこともある。特に、長距離の移動の場合は、指定席を予約しておく場合がとても多い。例えば、新大阪駅から出雲市駅に向かう場合は、一般に、新大阪駅から岡山駅までは新幹線を利用し、岡山駅から出雲市駅までは在来線の特急を利用するが、乗客は、新幹線および在来線の特急のそれぞれの指定席を予約しておくことが多い。
ところが、先に乗車する列車(上の例では、新幹線)に遅延が発生すると、次に乗車する予定の列車(在来線の特急)に乗り継ぐことができなくなってしまう場合がある。この場合は、乗客は、次に乗車する予定の列車の後続の列車で目的地に向かうことになる。したがって、その後続の列車の予約を行っておく必要がある。このとき、乗換駅などの窓口は、乗り継ぐ予定であった列車の代替の列車の予約を求める乗客で一杯になり、発券の業務に支障を来すおそれがある。
また、列車の遅延が発生しているときは、それに伴って多くの列車の当日の運行予定(いわゆるスジ)が細かく調整される。よって、駅員や車掌は、これらの列車の運行に関する正確な情報を把握しきれない場合があり、乗客の応対を上手く行うことができないことがある。
そこで、特許文献1、2に記載されるようなシステムが提案されている。特許文献1に記載されるシステムによると、電話機、FAX、またはインターネット端末などの情報機器からの乗客予約情報を予約管理ホストによって受信し、列車の予約を行う。これにより、最初に予約しておいた列車が運休したり遅延が発生したりしても、乗客は、簡便に予約変更などを行うことができる。
特許文献2に記載されるシステムは、列車の中に車上サーバ、乗務員用携帯端末、座席端末、および車内LANが設けられてなる。車上サーバと旅客販売総合システムとは、無線ネットワークによって接続される。乗務員用携帯端末および座席端末には、切符リーダライタが備えられている。そして、列車の乗務員が乗務員用携帯端末を操作しまたは乗客が座席端末を操作することによって車内で指定券を発券できるように構成されている。これにより、列車が遅延て乗継ぎ列車に乗車できなくなった場合でも、乗継ぎ列車の指定券の払い戻しや変更を行うことができる。
特開平11−232495号公報 特開2003−141577号公報
ところが、特許文献1に記載されるシステムでは、乗客は、先に乗車する列車がどれくらい遅れて乗換駅に到着するのかを正確に知らなければ、次に乗車する列車の予約の変更を上手く行うことはできないことがある。つまり、せっかく次に乗車する列車の予約の変更できたとしても、先に乗車する列車の遅延が乗客の予想よりも大きければ、変更後の列車に乗り継ぐことができなくなったり、遅延が予想よりも小さければ、変更後の列車を乗換駅で長時間待たなければならなくなったりすることがある。また、予約を変更するための操作を覚えなければならないので、情報機器に不慣れな乗客や地理に不案内な乗客は、自分が乗車しない列車を誤って予約してしまうおそれがある。
特許文献2に記載されるシステムによると、列車の乗務員または乗客が予約の変更のための操作を車内で行うことができる。しかし、切符リーダライタが備えられた座席端末を座席ごとに設けるためには、非常に大きなコストが掛かってしまう。また、乗務員が乗客からの予約の変更の要求に対処していると、特に列車の遅延時には多くの要求がなされるので、他の業務が滞ってしまうおそれがある。自分に順番がなかなか回って来ないという不満が車内の乗客の中から出るおそれもある。
本発明は、このような問題点に鑑み、乗物に遅延が発生した場合に、乗客がその次に乗る予定である乗物の予約を従来よりも確実にかつ低コストで行うことができるようにすることを、目的とする。
本発明に係る予約処理システムは、第一の便を利用した後に第二の便に乗り継いで目的地に向かう予定である乗客のために予約の処理を行う予約処理システムであって、前記第二の便に乗り継ぐために前記第一の便を降りる場所である降場への当該第一の便の到着時刻を取得する到着時刻取得手段と、前記乗客が前記第二の便に乗る乗場を当該第二の便が出発する予定の時刻である出発予定時刻を取得する出発予定時刻取得手段と、取得された前記到着時刻および前記出発予定時刻に基づいて、前記乗客が前記第二の便に乗り継ぐことができるか否かを判別する、判別手段と、前記乗客の好みの乗車空間に関する条件および前記乗客が許容し得る前記目的地への到着時刻の遅れを示す要望情報を記憶する要望情報記憶手段と、前記第二の便に乗り継ぐことができないと判別された場合に、前記第一の便から乗り継ぐことができる、前記第二の便の代替の便として、前記要望情報に示される前記乗車空間に関する条件に適っており、前記要望情報に示される前記遅れの範囲内で前記目的地に到着することができる便の予約を、前記乗客のために行う予約手段と、を有することを特徴とする。
前記第二の便に乗り継ぐことができるか否かの判別は、例えば次のようなタイミングで実行する。前記乗客が前記第一の便から前記第二の便に乗り継ぐための経路の所定の位置(例えば、乗換口の中間改札)を通過したときに実行する。この場合は、前記到着時刻として、前記乗客が前記第一の便に乗った当日に当該第一の便が前記降場に実際に到着した時刻を取得し、前記出発予定時刻として、前記乗客が前記第二の便に乗る当日に予定されている出発時刻を取得する。または、前記第一の便が前記降場に到着するのが遅れることが分かったときに実行する。この場合は、前記到着時刻として、前記乗客が乗る前記第一の便が通常のダイヤグラム通りに前記降場に到着することができなくなった場合の当日の到着予定時刻を取得し、前記出発予定時刻として、前記乗客が前記第二の便に乗る当日に予定されている出発時刻を取得する。
なお、本発明において、「便」とは、列車、バス、船、または飛行機などのような、ダイヤに基づいて運行されている交通手段の便を意味する。また、所定の場所に到着する時刻の予測が可能な交通手段も含まれる。したがって、ハイヤーまたはタクシーなどの交通手段も、道路交通システムまたはカーナビゲーションシステムなどによって到着時刻の予測を行うことができるので、本発明における「便」に該当する。
本発明によると、乗物に遅延が発生した場合であっても、乗客がその次に乗る予定である乗物の予約を、従来よりも確実にかつ低コストで行うことができる。
〔第一の実施形態〕
図1は本発明に係る予約変更支援システムYHSの全体的な構成の例を示す図、図2は鉄道会社RCの主な路線および主な駅を示す図、図3は情報管理サーバ1のハードウェア構成の例を示す図、図4は情報管理サーバ1の機能的構成の例を示す図、図5は自動改札機2の機能的構成の例を示す図である。
図1に示すように、本発明に係る予約変更支援システムYHSは、情報管理サーバ1、複数の自動改札機2、および通信回線3などによって構成される。情報管理サーバ1と自動改札機2とは、通信回線3を介して互いに接続されている。また、情報管理サーバ1は、既存の列車予約システムTRSおよび運行管理システムUKSと通信回線3を介して接続されている。通信回線3として、専用線、公衆回線、またはインターネットなどが用いられる。
列車予約システムTRSは、例えばJR各社が採用している「MARS(マルス)」のような、列車の座席の予約(つまり、指定券の発行)および空席の照会などを行うためのシステムである。運行管理システムUKSは、各列車または各駅に対して発車および停車などの指令を与え、各列車の運行の状況を監視し、各列車の運行の実績を記録し、およびトラブルが発生した場合に現在運行中の列車およびこれから運行する予定の列車の運行予定を変更するための処理などを行うシステムである。
以下、この予約変更支援システムYHSについて、ある鉄道会社RCに設けられた場合を例に説明する。この鉄道会社RCは、図2に示すように、P線、Q線、およびR線などの路線を有している。P線にはp1駅、p2駅、…などの駅があり、p4駅でQ線に連絡している。Q線にはp4駅、q1駅、…などの駅があり、q3駅でR線に連絡している。R線にはq3駅、r1駅、…などの駅がある。そのほか、図示しないが、S線、T線、N線などの路線を有している。
P線では、「特急A」という名称の特急列車が運行されている。西行(p1駅から見てp2駅方面)の特急Aには「1号」、「3号」、…という奇数の号数が付与されており、東行の特急Aには「2号」、「4号」、…という偶数の号数が付与されている。Q線では、「特急B」という名称の特急列車が運行されている。北行(p4駅から見てq1駅方面)の特急Bには奇数の号数が付与されており、南行の特急Bには偶数の号数が付与されている。R線には、「特急C」という名称の特急列車が運行されている。西行(q3駅から見てr1駅方面)の特急Cには奇数の号数が付与されており、東行の特急Cには偶数の号数が付与されている。以下、各特急列車を、例えば「特急A1号」または「特急B3号」などのように名称と号数とを用いて呼称する。
情報管理サーバ1は、図3に示すように、CPU10a、RAM10b、ROM10c、磁気記憶装置10d、および通信インタフェース10eなどによって構成され、自動改札機2および駅の窓口の予約端末などと連携して鉄道会社RCが運行する列車の予約に関する処理を行う。この情報管理サーバ1は、鉄道会社RCのシステムセンタなどに設置されている。
磁気記憶装置10dには、図4に示すようなデータベース管理部101、運行状況情報受信部102、予約変更要求受信部103、列車検索部104、予約変更指令部105、および予約変更結果通知部106などの機能を実現するためのプログラムおよびデータがインストールされている。これらのプログラムおよびデータは必要に応じてRAM10bにロードされ、CPU10aによってプログラムが実行される。
本実施形態では、図1に示すように、図4の各部を1台の情報管理サーバ1で実現しているが、複数台のサーバなどに分散して実現することも可能である。または、情報管理サーバ1の一部または全部の機能を、既存の列車予約システムTRSまたは運行管理システムUKSなどに設けるようにしてもよい。
各駅には、1台または複数台の自動改札機が設けられている。さらに、特定の路線同士の乗換駅の乗換口の改札(いわゆる中間改札)には、乗換専用の自動改札機(以下、「自動改札機2」と記載する。)が設けられている。この乗換駅の例として、JRの新幹線と在来線との乗換駅などが挙げられる。本実施形態では、P線が新幹線のような路線に相当し、Q線およびR線が在来線のような路線に相当するものとする。したがって、P線の駅のうち他の路線と連絡している駅(p4駅など)に自動改札機2が設けられている。
自動改札機2として既存の自動改札機が用いられるが、図5に示す列車情報記憶部201、列車情報受信部202、切符情報取得部203、乗継可否判別部204、予約変更要求部205、予約変更結果受信部206、および予約情報書換部207などの機能を実現するためのハードウェアが増設されまたはプログラムがインストールされている。
図6はデータベース管理部101が管理するデータベースの例を示す図、図7は顧客情報テーブルTB1の例を示す図、図8は時刻表テーブルTB2の例を示す図、図9は乗換標準時分テーブルTB3の例を示す図、図10は運行状況テーブルTB4の例を示す図、図11は乗継可否判別処理の流れの例を説明するフローチャート、図12および図13は代替列車検索処理の流れの例を説明するフローチャートである。
次に、図4および図5の各部の処理内容などについて詳細に説明する。情報管理サーバ1のデータベース管理部101は、図6に示すように、顧客データベース1DB、時刻表データベース2DB、乗換情報データベース3DB、および運行管理データベース4DBなどのデータベースを管理している。
顧客データベース1DBには、図7に示すような顧客情報テーブルTB1が設けられている。この顧客情報テーブルTB1には、鉄道会社RCを利用する各顧客(乗客)に関する情報が格納されている。1人の顧客に対して1つのレコードが与えられている。
「顧客ID」は、その顧客を他の顧客と識別するための識別情報である。「メールアドレス」は、その顧客の連絡先の電子メールアドレスである。電子メールアドレスとして、顧客が普段持ち歩いている携帯電話端末、PDA(Personal Digital Assistant)、またはモバイルパソコンの電子メールのアドレスを用いるのが好ましい。
「座席区分」および「車両希望」は、それぞれ、その顧客の好みの座席の区分(指定席、自由席、グリーン席など)および車両(禁煙車または喫煙車)を示している。「遅延許容範囲」は、その乗客が何時間までであれば最終の目的の駅への到着が遅延するのを許容するのかを示している。例えば、「120分」である顧客の場合は、自分の乗車した列車が最終の目的の駅に到着するのが120分までであれば通常のダイヤよりも遅延することを許容することを意味する。「0分」は、遅延を全く認めないことを意味する。「なし」は、許容時間の上限がないことを意味し、何時間遅延しようとも、とにかく目的地に到着できればよい乗客に設定される。つまり、座席区分、車両希望、および遅延許容範囲は、列車を予約する際の乗客の要望を示していると言える。
これらの情報は、顧客からの申請に基づいて鉄道会社RCの社員によって入力される。または、顧客が自らパーソナルコンピュータまたは携帯電話端末などを操作して入力できるようにしてもよい。
時刻表データベース2DBには、図8に示すような時刻表テーブルTB2(TB21、TB22、…)が、各路線の各方向ごとに設けられている。時刻表テーブルTB2には、その路線で運行されるその方向の列車の通常のダイヤグラムの情報が格納されている。例えば、時刻表テーブルTB21、TB22、TB23には、それぞれ、P線の西行、Q線の北行、およびR線の西行の通常のダイヤグラムの情報が格納されている。以下、ダイヤグラムを「ダイヤ」と略して記載する。時刻表データベース2DBの内容は、ダイヤ改正が行われるたびに更新される。
乗換情報データベース3DBには、図9に示すような乗換標準時分テーブルTB3(TB31、TB32、…)が、各駅の各ホームごとに設けられている。乗換標準時分テーブルTB3には、その駅のそのホームに到着した列車から他の路線のホームの列車に乗り換えるために必要な標準的な時間を示す情報が格納されている。例えば、乗換標準時分テーブルTB31には、p4駅のP線ホームに到着した列車からQ線、S線、およびT線の列車に乗り換えるために必要な標準的な時間を示す情報が格納されており、乗換標準時分テーブルTB32には、q3駅のQ線ホームに到着した列車からR線およびN線の列車に乗り換えるために必要な標準的な時間を示す情報が格納されている。
運行管理データベース4DBには、図10に示すような運行状況テーブルTB4(TB41、TB42、…)が、列車ごとに設けられている。運行状況テーブルTB4は、その列車の各駅の発車時刻および到着時刻に関する情報が格納されている。例えば、運行状況テーブルTB41、TB42、TB43には、それぞれ、特急A1号、特急B1号、および特急C3号の情報が格納されている。
「通常予定時刻」は、ダイヤ(図10参照)通りの発車時刻または到着時刻を示している。「当日運行予測時刻」は、災害などが原因でその列車に遅れが生じた場合の運行予測を示している。つまり、当日だけの特別のダイヤであると言える。当日運行予測時刻は、列車の速度および駅間の距離などに基づいて自動的に求められる場合もあれば、他の列車との接続(連絡)などを考慮して当日のダイヤの担当者が決定する場合もある。当日運行予測時刻の初期値は、その行の通常予定時刻と同じ値である。つまり、通常のダイヤの時刻である。また、当日運行予測時刻の値は、その日の営業が終わるごとに初期値にリセットされる。
「実施時刻」は、その列車の現実の発車時刻または到着時刻を示している。つまり、運行の実績である。「発車許容時刻」は、他の列車との連絡などを図るためにその列車の発車を遅らせることができる最大時間つまり許容範囲を示している。通常予定時刻および発車許容時刻は予め決められているが、当日運行予測時刻および実施時刻は次に説明する予定変更情報70および運行実績情報71に基づいて更新されまたは格納される。
図4の運行状況情報受信部102は、運行管理システムUKSから予定変更情報70および運行実績情報71を受信する。これらの情報は、例えば次のような場合に運行管理システムUKSから情報管理サーバ1に送信される。
運行管理システムUKSは、列車の運行の状況(現在地および速度など)を監視しており、列車が駅に到着しまたは発車するごとにその到着時刻または発車時刻を示す運行実績情報71を情報管理サーバ1に送信する。または、列車の当日の運行予定に変更があった場合に、その変更内容を示す予定変更情報70を情報管理サーバ1に送信する。
運行状況情報受信部102が列車の予定変更情報70または運行実績情報71を受信すると、データベース管理部101は、その列車に対応する運行状況テーブルTB4(図10参照)の当日運行予測時刻を更新しまたは実施時刻を格納する。例えば、特急A1号がp1駅を6時26分に発車した旨を示す運行実績情報71が受信された場合は、運行状況テーブルTB41の「p1駅 発」の行の実施時刻の欄に「6時26分」という値を格納する。または、特急B1号がp4駅に到着する予定の時刻が7時40分に変更になった旨を示す予定変更情報70が受信された場合は、運行状況テーブルTB42の「p4駅 着」の行の当日運行予測時刻の欄の値を「7時40分」に更新する。
自動改札機2の列車情報記憶部201(図5参照)は、その自動改札機2が設置されている駅の各ホームの乗換標準時分テーブルTB3(図9参照)およびその駅を発着する列車の発着情報72を記憶する。乗換標準時分テーブルTB3は、情報管理サーバ1から予め取得しておく。
発着情報72には、その列車がその駅に到着する通常予定時刻、当日運行予測時刻、および実施時刻とその列車がその駅を発車する通常予定時刻、当日運行予測時刻、および実施時刻とが含まれている。ただし、その列車の始発駅がその駅である場合には到着する時刻に関する情報は含まれず、その列車の終着駅がその駅である場合には、発車する時刻に関する情報は含まれない。通常予定時刻、当日運行予測時刻、および実施時刻は、それぞれ、運行状況テーブルTB4の通常予定時刻、当日運行予測時刻、および実施時刻と同じ意味を有する。
列車情報受信部202は、情報管理サーバ1から発着情報72および乗換標準時分テーブルTB3など、列車に関する情報を受信する。情報管理サーバ1は、次のような場合に発着情報72を自動改札機2に送信する。
列車の運行が始まる前に、その列車が発着する駅に設置されている自動改札機2に、その列車の通常予定時刻および当日運行予測時刻を示す発着情報72を予め送信しておく。例えば、特急A1号の運行が始まる前に、p1駅の自動改札機2に対しては特急A1号のp1駅の発車の通常予定時刻および当日運行予測時刻を示す発着情報72を送信し、p4駅の自動改札機2に対しては特急A1号のp4駅の到着および発車の通常予定時刻および当日運行予測時刻を示す発着情報72を送信する。
その後、ある列車の運行状況テーブルTB4において一部または全部の当日運行予測時刻が更新された場合に、その更新された当日運行予測時刻に対応する駅の自動改札機2に対して、その列車および更新後の当日運行予測時刻を示す発着情報72を送信する。つまり、当日の運行予定の変更の内容を自動改札機2に通知する。また、運行状況テーブルTB4において実施時刻の値が格納されると、その実施時刻に対応する駅(すなわちその列車が到着しまたは発車した駅)の自動改札機2に対して、その列車および実施時刻を示す発着情報72を送信する。
切符情報取得部203は、列車の乗換のために乗換口を通過する乗客の切符から、切符情報74を読み取って取得する。切符情報74には、直前に乗車していた列車、これから乗車する予定の列車、およびその列車の座席区分(指定席、自由席などの区分)などを示す情報が含まれている。
なお、切符は、ICカードタイプのものが望ましい。ICカードタイプの切符であれば、1枚に多数の列車の券(乗車券、特急券、および指定席券など)の情報を記録しておくことができ、かつ、情報の書換えが容易だからである。もちろん、磁気カードタイプであっても本発明を適用することは可能である。ただし、直前に乗車した列車の券およびこれから乗車する予定である列車の券が別々の切符として発行されている場合は、乗客は、これら複数枚の切符を纏めて自動改札機2に挿入する。
乗継可否判別部204は、乗換口を通過する乗客が、その次に乗車する予定である列車に乗り継ぐことができるか否かを、例えば図11のフローチャートに示すような手順で判別する。以下、直前に乗車した列車を「直前乗車列車」と記載し、乗り継ぐ列車を「乗継列車」と記載することがある。
その乗客の切符から読み取られた切符情報74に基づいて、その乗客の直前乗車および次に乗車する予定の列車を判別する(図11の#201)。次に乗車する予定の列車が、直前乗車の乗継列車として適切であるか否か、つまり、乗継の妥当性を判別する(#202)。例えば、直前乗車列車が到着してから乗客が乗換口を通るまでに所定の時間以上掛かった場合(つまり、その直前乗車列車の最新の発着情報72に示される実際の到着時刻(実施時刻)と現在の時刻との差が所定時間以上である場合)は、乗継が妥当でないと判別する。このような場合は、乗客が直前乗車列車を降りてから私用を済まるのに時間が掛かったり、乗客が本来乗車すべき直前乗車列車に乗り遅れて実際には他の列車に乗ってしまったりするなど、乗客の個人的な事情が、乗換口の通過が遅くなったことの原因であると考えられるからである。
乗継が妥当でないと判別された場合は(#202でNo)、乗継の可否の判別処理を中止する。この場合は、自動改札機2は、従来通りに切符の処理を行う。一方、妥当であると判別された場合は(#202でYes)、直前乗車列車の最新の発着情報72、乗継列車の最新の発着情報72、およびその駅の乗換標準時分テーブルTB3などに基づいて、次の(1)式を満たすか否かを判別する(#203)。
時刻T1≧時刻T2+乗換標準時間α …… (1)
ただし、ここでは、時刻T1は乗継列車がその駅を発車する当日の予定の時刻(当日運行予測時刻)であり、時刻T2は直前乗車列車がその駅に実際に到着した時刻(実施時刻)である。乗換標準時間αは、直前乗車列車から乗継列車に乗り換えるために必要な標準的な時間である。乗換標準時間αとして、その駅におけるその直前乗車列車の到着ホームの乗換標準時分テーブルTB3に示される、その乗継列車が発車するホームへの乗換標準時間が用いられる。その乗継列車に発車許容時分(図10参照)が設定されている場合は、この発車許容時分の範囲で乗換標準時間αの値を増やしてもよい。
(1)式を満たす場合は(#203でYes)、切符情報74に示される乗継列車に乗り継ぐことができると判別し(#204)。満たさない場合は(#203でNo)、乗り継ぐことができないと判別する(#205)。
予約変更要求部205は、乗客が乗継列車に乗り換えることができないと乗継可否判別部204によって判別された場合に、その乗継列車の代替の列車を予約すべき旨の指令を情報管理サーバ1に対して与える。このとき、その乗客の切符情報74に基づいて、その乗客がこれから乗車する予定である全列車、乗換駅、および下車駅などを示す予約変更対象情報75も情報管理サーバ1に送信する。
情報管理サーバ1の予約変更要求受信部103(図4参照)は、代替の列車の予約の指令および予約変更対象情報75を自動改札機2から受信する。すると、列車検索部104は、予約変更対象情報75に示される、乗客がこれから乗車する予定である列車の代替の列車を、例えば、図12および図13のフローチャートに示すような手順で検索する。
直前乗車列車の次に乗車する予定の列車(つまり、乗継列車)の路線の時刻表テーブルTB2(図8参照)の中から、その乗継列車の後に運行され、かつ、その乗客が現在いる駅および下車または乗換の予定の駅の両方に停車する列車を検索する(図12の#101)。例えば、乗客がp4駅で特急B1号に乗り継ぐ予定であった場合は、時刻表テーブルTB22より特急B3号が検索される。
列車が見つからなかった場合は(#102でNo)、代替の列車がないと判別する(図13の#113)。列車が見つかった場合は(#102でYes)、その列車への乗継が時間的に可能であるか否かを判別する(#103)。判別方法は、前に図11で説明した、自動改札機2における乗継可否判別処理の場合と同様である。すなわち、前掲の(1)式を満たす場合には乗継が可能であると判別し、満たさない場合には乗継が不可能であると判別する。ただし、ここでは、時刻T1として、検索された列車がその駅を発車する当日の予定の時刻(当日運行予測時刻)が用いられる。
乗継が不可能であると判別した場合は(#103でNo)、ステップ#101に戻って、さらに後の列車を検索する。乗継が可能であると判別した場合は(#103でYes)、列車予約システムTRSにアクセスし、検索された列車に、その乗客の所望する席が空いているか否かを問い合わせる(#104)。乗客の所望する席は、図7の顧客情報テーブルTB1に示されている。例えば、顧客IDが「C0001」である乗客であれば、指定席および禁煙席を所望していることが分かる。ただし、自由席を所望している乗客の場合は、問合せは行わず、空席があるものとして取り扱う。
満席である旨の回答が列車予約システムTRSから得られた場合は(#105でNo)、ステップ#101に戻って、さらに後の列車を検索する。空席がある旨の回答が得られ(#105でYes)、かつ、さらにその次に乗り継ぐ列車がなければ(#106でNo)、検索された列車によって、その乗客が所望する時間内に最終目的の駅に到着することができるか否かを判別する(図13の#111)。
すなわち、各列車の運行状況テーブルTB4(図10参照)の中から、乗客が最初に予約した本来の乗継列車がその乗客の最終目的の駅(下車予定の駅)に到着するダイヤ上の時刻(通常予定時刻)と、検索された列車がその最終目的の駅に到着する当日の予定の時刻(当日運行予測時刻)とを取得する。さらに、図7の顧客情報テーブルTB1から、その乗客が何時間までであれば到着の遅延を許容するのか(つまり、その乗客(顧客)の遅延許容範囲に示される時間)を取得する。取得したこれらの時刻および時間が、次の(2)式の関係にあるか否かを判別する。
時刻T4≦時刻T3+時間T5 …… (2)
ただし、時刻T3は上記の通常予定時刻であり、時刻T4は当日運行予測時刻であり、時間T5は遅延許容範囲の時間である。
(2)式を満たす場合は乗客の所望する時間内に到着することができると判別し(#111でYes)、ステップ#101〜#105で検索された列車を、本来の乗継列車の代替の列車に決定する(#112)。(2)式を満たさない場合は乗客の所望する時間内に到着することができないと判別し(#111でNo)、代替の列車がないと判別する(#113)。
図12のステップ#106に戻って、その乗継列車(以下、「第一の乗継列車」と記載することがある。)を下車した後、さらに、乗り継ぐ予定の列車(以下、「第二の乗継列車」と記載することがある。)がある場合は(#106でYes)、第二の乗継列車を変更する必要があるか否かを、これらの列車の運行状況テーブルTB4および第一の乗継列車と第二の乗継列車との乗換駅における第一の乗継列車の到着ホームの乗換標準時分テーブルTB3に基づいて判別する(#107)。
すなわち、第一の乗継列車の代替の列車が第二の乗継列車に連絡しているのであれば、第二の乗継列車を変更する必要がないと判別し、連絡していないのであれば変更する必要があると判別する。
例えば、乗客は、当初、第一の乗継列車として特急B3号を指定し、第二の乗継列車として特急C5号を指定していたとする。そして、ステップ#101〜#105の結果、第一の乗継列車の代替の列車として、特急B5号が検索されたとする。この場合は、特急B5号の運行状況テーブルTB4に示される、乗換駅(ここでは、q3駅)の到着の当日運行予測時刻、特急C3号の運行状況テーブルTB4に示される、q3駅の発車の当日運行予測時刻、およびq3駅のQ線ホームの乗換標準時分テーブルTB3に示されるR線ホームへの乗換標準時間が、(1)式を満たす関係にあるか否かを判別すればよい。ただし、ここでは、時刻T1は特急C3号の当日運行予測時刻であり、時刻T2は特急B5号の当日運行予測時刻であり、乗換標準時間αはq3駅におけるQ線ホームからR線ホームへの乗換標準時間である。そして、(1)式を満たす関係にある場合は代替の列車である特急B5号であっても、当初の乗車予定の特急C3号に乗り換えることができるので、第二の乗継列車(ここでは、特急C3号)を変更する必要はないと判別する。(1)式を満たす関係にない場合は、変更する必要があると判別する。
第二の乗継列車を変更する必要があると判別した場合は(#107でYes)、その第二の乗継列車の代替の列車を検索する(#108)。検索する方法は、ステップ#101〜#105で説明した、第一の乗継列車を検索する方法と同様であるので、説明を省略する。
第二の乗継列車の代替の列車が見つからなかった場合は(#109でNo)、直前乗車列車の後に乗る予定の列車の代替となる列車が見つからなかったと判別する(図13の#113)。代替の列車が見つかった場合は(#109でYes)、さらにその次に乗り継ぐ列車がなければ(図13の#110でNo)、その代替の列車によってその乗客が所望する時間内に最終目的の駅に到着することができるか否かを判別する(#111)。判別の方法は、第一の乗継列車の場合と同様であり、前に説明した通りである。そして、到着することができると判別される場合は(#111でYes)、図12のステップ#101〜#109の処理によって検索された列車を、直前乗車列車の後に乗る列車の代替に決定する(#112)。到着することができないと判別される場合は(#111でNo)、直前乗車列車の後に乗る列車の代替はないと判別する(#113)。
一方、さらにその次に乗り継ぐ列車がある場合は(#110でYes)、その乗り継ぐ列車について、図12のステップ#107〜#109の処理を実行する。
図4に戻って、情報管理サーバ1の予約変更指令部105は、列車検索部104によって代替の列車が検索された場合(つまり、乗客の遅延許容範囲内に最終目的の駅に到着することができる列車の予約が可能である場合)は、代替の列車の予約を行うべき旨の指令を列車予約システムTRSに対して与える。このとき、顧客情報テーブルTB1を参照し、その乗客の所望する席を通知する。これにより、代替の列車の予約が行われる。なお、当初乗車する予定であった列車の予約は、代替の列車の予約と引換えにキャンセルされる。
列車予約システムTRSにおいて指令通りの予約が完了したら、予約変更結果通知部106は、代替の列車の識別情報、乗車区間、および座席番号など予約の内容を示す予約結果情報76を、予約の指令元の自動改札機2に対して送信する。また、予約変更結果通知部106は、列車検索部104によって代替の列車が見つからなかった場合は、予約が不能である旨を示す予約不能情報77を、指令元の自動改札機2に送信する。
自動改札機2において、予約変更結果受信部206(図5参照)は、情報管理サーバ1から予約結果情報76または予約不能情報77を受信する。予約情報書換部207は、予約結果情報76が受信された場合は、その自動改札機2にセットされている切符にその予約結果情報76を書き込む。また、代替の列車に対応する当初の乗継列車(第一の乗継列車、第二の乗継列車、…)の予約の情報を無効にする。これにより、直前乗車列車の後に乗る列車の予約の変更が完了する。
一方、予約不能情報77が受信された場合は、代替の列車の予約ができなかった旨のメッセージを自動改札機2のディスプレイに表示しまたは音声で出力することによって、乗客に知らせる。または、図7の顧客情報テーブルTB1を参照し、その乗客の電子メールアドレスに送信することによって知らせてもよい。
図14は情報管理サーバ1の全体的な処理の流れの例を説明するフローチャート、図15は自動改札機2の全体的な処理の流れの例を説明するフローチャートである。
次に、ある乗客PSが特急A1号、特急B1号、および特急C3号を利用してp1駅からr2駅に向かう場合を例に、予約変更支援システムYHSの全体的な処理の流れを、図14および図15のフローチャートを参照して説明する。
乗客PSは、今回の旅行を開始する前に、駅の窓口などで特急A1号、特急B1号、および特急C3号の指定席の予約を行い、切符を受け取っておく。乗客PSが特急A1号に乗車した後、何らかのトラブルが発生したとする。すると、ダイヤの担当者は、必要に応じて現在運行中の列車またはこれから運行を開始する列車の当日のダイヤを変更する。情報管理サーバ1は、その変更の内容を示す予定変更情報70を運行管理システムUKSから受信し、これに基づいて図10の運行状況テーブルTB4の当日運行予測時刻を更新する(#11でYes、#12)。各列車は、時刻表通りの時刻ではなく、運行状況テーブルTB4の当日運行予測時刻に従って運行される。ステップ#11、#12の処理は、当日のダイヤが変更されるごとに実行される。
乗客PSが特急A1号に乗車した後しばらくして、特急A1号の当日運行予測時刻すなわち当日のダイヤに変更があったものとする。特急A1号が特急B1号への乗換駅であるp4駅に到着すると、乗客PSは、特急A1号を降り、乗換口の自動改札機2に切符をセットする。
すると、自動改札機2は、その切符から切符情報74を読み取り(図15の#21)、その切符情報74に基づいて特急A1号から乗り継ぐ列車があるか否かを判別する(#22)。乗客PSは、次に特急B1号に乗車する予定なので、ここでは、乗り継ぐ列車があると判別される。すると(#22でYes)、特急A1号から特急B1号への乗継が可能であるか否かを判別する処理を実行する(#23)。係る処理の手順は、前に図11で説明した通りである。なお、特急A1号の遅れが数分程度であれば、通常は、特急B1号の当日のダイヤを調整し、p4駅での接続が図られることが多い。遅れが大きい場合は、接続が図られないことが多い。
乗継ができないと判別された場合は(#24でYes)、特急B1号の代替の列車の予約を行うように情報管理サーバ1に対して要求する(#25)。
情報管理サーバ1は、自動改札機2からの要求を受け付けると(図14の#13)、特急B1号の代替の列車を検索する処理を実行する(#14)。係る処理の手順は、前に図12および図13で説明した通りである。
代替の列車を検索することができたら(#15でYes)、列車予約システムTRSに対して、その列車の予約を指令するとともに、乗客PSの特急B1号の予約をキャンセルするように指令する(#16)。これにより、Q線の列車の予約の変更が行われる。なお、さらにその後に乗車する予定である特急C3号も同様に、必要に応じて他の列車に変更される。そして、今回の予約の処理の結果を自動改札機2に通知する(#17)。一方、代替の列車を検索することできなかった場合は(#15でNo)、その旨を自動改札機2に通知する(#17)。
自動改札機2は、予約の結果が通知されると(図15の#26でYes)、乗客PSの切符に新たに予約された列車、乗車区間、および指定席の場合はその座席番号の情報を書き込むとともに、キャンセルした列車の予約の情報を無効にする(#27)。一方、代替の列車を予約できなかった場合は(#26でNo)、その旨を乗客PSに知らせる(#28)。そして、その後、乗客PSが乗換口を通過するための処理を従来通りに行う。
本実施形態によると、複数の列車を乗り継いで目的地に向かう乗客は、先に乗る列車に遅延が発生しても、その後に乗る予定である列車の代替の列車の予約を、乗換駅の窓口などに並ぶことなく簡単に行うことができる。また、特許文献2に記載されるシステムのように列車の中に座席端末を設ける必要がないので、代替の列車の予約処理のシステムを低コストで構築することができる。
図14および図15のフローチャートでは、乗客PSが特急A1号に乗車した後で特急A1号に遅れが発生した場合を例に説明したが、乗車する前に既に遅れが発生している場合は、特急A1号の乗車駅に設置されている自動改札機が特急B1号の代替の列車の予約のための処理(図15の処理)を実行してもよい。
代替の列車を検索できなかった場合は、旅行を中止するものとし、旅行を開始した駅まで引き返すための列車の予約を行うようにしてもよい。
図4のデータベース管理部101、運行状況情報受信部102、列車検索部104、および予約変更指令部105などに相当する機能を自動改札機2に設けておき、代替の列車の検索および列車予約システムTRSに対するその列車の予約の指令を、情報管理サーバ1を介さずに自動改札機2が直接実行するようにしてもよい。または、図5の乗継可否判別部204に相当する機能を情報管理サーバ1に設けておき、乗継の可否の判別を情報管理サーバ1が実行するようにしてもよい。
〔第二の実施形態〕
図16は予約変更支援システムYHS’の全体的な構成の例を示す図、図17は情報管理サーバ1Bの機能的構成を示す図、図18はデータベース管理部121が管理するデータベースの例を示す図、図19は列車予約テーブルTB5の例を示す図、図20は乗継可否判別処理の処理の流れの例を説明するフローチャートである。
第一の実施形態では、乗客が乗換口の自動改札機2を通過したタイミングで、次に乗車する列車への乗継の可否の判別を行い、必要に応じてその列車の予約の変更を行った。第二の実施形態では、列車に遅れが発生したタイミングで、乗継の可否の判別および予約の変更を行う。
図16に示すように、第二の実施形態における予約変更支援システムYHS’は、情報管理サーバ1B、自動改札機2B、発券用端末4、および通信回線3などによって構成される。情報管理サーバ1Bと自動改札機2Bおよび端末装置4とは、通信回線3を介して互いに接続されている。
情報管理サーバ1Bのハードウェア構成は、図3に示す第一の実施形態の情報管理サーバ1の構成と同様である。ただし、磁気記憶装置10dには、図17に示すようなデータベース管理部121、運行状況情報受信部122、乗継可否判別部123、列車検索部124、予約変更指示部125、および電子メール送信部126などの機能を実現するためのプログラムおよびデータがインストールされている。
また、情報管理サーバ1Bは、インターネットと接続されており、乗客の所有する携帯電話端末、PDA、またはパーソナルコンピュータなどの端末装置5に電子メールを送信することができるように構成されている。
自動改札機2Bとして、既存の自動改札機が用いられる。ただし、必要に応じて、乗客の切符から読み取ったデータを情報管理サーバ1に送信しおよび情報管理サーバ1から列車の予約などに関するデータを受信するためのプログラムまたはハードウェアが増設されている。
発券用端末4は、駅の窓口に設置されており、これから列車に乗車する予定である乗客に対し、駅員が操作して切符を発行する。また、切符売場などに設置されている発券用端末4もある。このタイプの場合は、乗客が自分で発券用端末4を操作して切符を購入することができる。または、乗客は、駅の窓口または切符売場の発券用端末4の代わりに自分の端末装置5を操作して鉄道会社RCのWWWサイトにアクセスし、切符を購入することもできる。発券用端末4として、既存の発券用端末が用いられる。ただし、情報管理サーバ1との間で通信を行うためのプログラムまたはハードウェアが増設されている。
通信回線3、列車予約システムTRS、および運行管理システムUKSの構成および処理内容などは、第一の実施形態の場合と同様である。
図17において、情報管理サーバ1Bのデータベース管理部121は、図18に示すように、顧客データベース1DB、時刻表データベース2DB、乗換情報データベース3DB、運行管理データベース4DB、および予約管理データベース5DBなどのデータベースを管理している。顧客データベース1DBないし運行管理データベース4DBの内容は、第一の実施形態で説明した通りなので、説明を省略する。
予約管理データベース5DBには、図19に示すような列車予約テーブルTB5が設けられている。この列車予約テーブルTB5には、乗客が予約した(つまり、指定席券などを購入した)列車に関する情報が格納されている。1つのレコードが、1人の乗客が1つの列車に乗車する分の予約に対応している。よって、例えば3つの列車を乗り継ぐ予定の乗客がこれらの列車を予約した場合は、その乗客には3つのレコードが割り当てられる。
「顧客ID」は、列車を予約した乗客の識別情報である。「日付」および「乗車列車名」は、予約した列車の運転日および列車名である。列車名の代わりに、例えば「1011M」のような、管理のために使用される列車番号を用いてもよい。「乗車駅」および「下車駅」は、それぞれ、乗客がその列車に乗車する駅および下車する駅であり、これら2つで乗車区間を示している。「遅延許容範囲」は、図7の顧客情報テーブルTB1の遅延許容範囲と同じものである。なお、複数の列車に乗り継ぐ場合は、最後に乗車する列車についてのみ遅延許容範囲を設定しておけばよい。
運行状況情報受信部122は、第一の実施形態の運行状況情報受信部102(図4参照)と同様に、運行管理システムUKSから予定変更情報70および運行実績情報71を受信する。つまり、当日の列車の運行の予定の変更に関する情報および運行の実績に関する情報を受信する。データベース管理部121は、第一の実施形態のデータベース管理部101と同様に、受信された予定変更情報70または運行実績情報71に基づいて運行状況テーブルTB4(図10参照)の当日運行予測時刻を更新しまたは実施時刻を格納する。
乗継可否判別部123は、列車に遅れが発生した場合に、複数の列車を利用する予定の乗客が予定通りに列車の乗継を行うことができるか否かを判別する。判別の方法は、基本的に、第一の実施形態における自動改札機2の乗継可否判別部204による判別の方法と同様である。つまり、遅れが生じた列車の運行状況テーブルTB4、それ以降に乗車する列車の運行状況テーブルTB4、各乗換駅の乗換標準時分テーブルTB3、および(1)式に基づいて判別を行う。ただし、前に述べたように、第二の実施形態では、列車に遅れが発生したタイミングで乗継の可否の判別を実行する。乗継可否判別部123は、例えば、図20のフローチャートに示すような手順で判別を行う。
運行状況情報受信部122が列車の遅延を示す予定変更情報70を受信すると、乗継可否判別部123は、図19の列車予約テーブルTB5を参照し、その列車を利用しかつその列車の後に別の列車に乗り継ぐ乗客を抽出する(図20の#121)。例えば、特急A1号の遅延を示す予定変更情報70が受信された場合は、顧客IDが「C0001」である乗客が抽出される。
予定変更情報70に係る列車(つまり、遅れが生じた列車)および抽出された乗客が乗り継ぐ列車のそれぞれの運行状況テーブルTB4を抽出する(#122)。また、両列車の乗継駅の乗換標準時分テーブルTB3も抽出しておく。
そして、遅れを生じた列車がその乗継駅に到着する当日の予定の時刻(当日運行予測時刻)、乗り継ぐ列車がその乗継駅を発車する当日の予定の時刻(当日運行予測時刻)、および乗継駅で両列車を乗り継ぐのに必要な時間(乗換標準時間)を(1)式に代入する。ただし、ここでは、(1)式の時刻T1は乗り継ぐ列車の当日運行予測時刻であり、時刻T2は遅れを生じた列車の当日運行予測時刻である。
(1)式を満たす場合は(#123でYes)、乗り継ぐことができると判別し(#124)。満たさない場合は(#123でNo)、乗り継ぐことができないと判別する(#125)。
図17に戻って、列車検索部124および予約変更指示部125は、乗客の列車の乗継ができないと乗継可否判別部123によって判別された場合に、その乗客のために代替の列車を予約する。すなわち、列車検索部124は、乗客の好みに合った(指定席か自由席か、禁煙車か喫煙車か、および最終の目的駅に到着するのが何時間遅れまでならば許容できるか、などの条件に合った)代替の列車を検索する。代替の列車が見つかった場合は、予約変更指示部125は、列車予約システムTRSに対して、その代替の列車の予約および乗車しないことになった列車のキャンセルを行う。
これらの処理の流れには、基本的に第一の実施形態の場合と同様である(図12、図13参照)。ただし、第一の実施形態では、図12のステップ#101において、遅れを生じた列車が実際に乗換駅に到着した時刻(実施時刻)に基づいて検索を行ったが、第二の実施形態では、遅れを生じた列車が乗換駅に到着する当日の予定の時刻(当日運行予測時刻)に基づいて検索を行う。また、乗客が許容する遅延の範囲を示す情報として、図19の列車予約テーブルTB5に格納されている、その乗客の今回の予約の「遅延許容範囲」の情報を用いる。顧客情報テーブルTB1(図7参照)にもその乗客の遅延許容範囲が格納されている場合は、顧客情報テーブルTB1の遅延許容範囲を優先的に適用してもよいし、列車予約テーブルTB5の遅延許容範囲を優先的に適用してもよい。
電子メール送信部126は、乗継可否判別部123、列車検索部124、および予約変更指示部125の処理結果に応じて、例えば次のような電子メールを送信する。
乗客が乗車している列車またはこれから乗車する予定の列車に遅れが生じたがその後に乗り継ぐ列車への乗継が可能であると乗継可否判別部123によって判別された場合は、「特急A1号に遅れが発生していますが、その後の特急B3号への乗継は可能です。」などというメッセージの電子メールを、その乗客の電子メールアドレス(図7参照)に送信する。乗継可否判別部123によって乗継が不可能であると判別されたが、列車検索部124および予約変更指示部125の処理によって代替の列車の予約ができた場合(つまり、列車の変更ができた場合)は、「特急A1号に遅れが発生したため特急B1号への乗継ができなくなりましたが、後続の特急B3号への予約の変更ができました。」などというメッセージの電子メールを送信する。乗継が不可能であると判別され、かつ、代替の列車の予約ができなかった場合は、その旨を知らせるメッセージの電子メールを送信する。
図21は情報管理サーバ1の全体的な処理の流れの例を説明するフローチャートである。次に、ある乗客PSが特急A1号、特急B1号、および特急C3号を利用してp1駅からr2駅に向かう場合を例に、第二の実施形態における予約変更支援システムYHS’の全体的な処理の流れを、図21のフローチャートを参照して説明する。
乗客PSは、今回の旅行を開始する前に、駅の窓口などで特急A1号、特急B1号、および特急C3号の指定席の予約を行い、切符を受け取っておく。乗客PSが特急A1号に乗車しているときに、何らかのトラブルが発生したために、特急A1号の当日のダイヤつまり当日運行予測時刻が変更されたとする。
すると、情報管理サーバ1は、その旨を示す予定変更情報70を列車予約システムTRSから受信し(図21の#31)、ダイヤが変更された列車(ここでは、特急A1号)の運行状況テーブルTB4(図10参照)を更新する(#32)。
特急A1号に乗車した後に次の列車(特急B1号など)に乗り継ぐ予定である乗客のために、必要に応じて乗り継ぐ列車の予約を変更する処理を行う(#33〜#38)。すなわち、例えば乗客PSの場合は、まず、次の列車である特急B1号への乗継が可能であるか否かを判別する(#33)。係る判別の手順は、前に図20で説明した通りである。
乗り継ぐことができないと判別した場合は(#34でYes)、代替の列車を検索する(#35)。係る検索の手順は、図12および図13に示す通りである。代替の列車を検索することができた場合は(#36でYes)、その列車の予約および乗車しないことになった特急B1号のキャンセルを列車予約システムTRSに対して行うとともに(#37)、これに合わせて図19の列車予約テーブルTB5を更新する(#38)。また、必要に応じて、特急C3号についても予約の変更を行い、列車予約テーブルTB5を更新する。
そして、乗客PSの電子メールアドレスに、特急A1号の遅延および特急B1号などの予約の変更のメッセージを送信する(#39)。他の乗客についても、同様の処理を行う。
一方、乗り継ぐことができると判別された場合(#34でNo)および乗り継ぐ列車を検索することができなかった場合は(#36でNo)、その旨のメッセージを送信する(#39)。
なお、一般に、ある列車に遅れが生じたために、他の列車の当日のダイヤを変更し、列車同士の接続(連絡)を図ることがよくある。例えば、特急A1号に遅れが生じた場合に、特急B1号のp4駅の発車時刻を遅らせることがある。そこで、ステップ#31において特急A1号の遅れを知らせる予定変更情報70を受信しても直ちにステップ#33の乗継可否判別処理を実行するのではなく、しばらくの間、特急B1号の当日のダイヤの変更を示す予定変更情報70を待ってもよい。
通常のダイヤに示される時刻よりも遅れてp4駅に到着した乗客PSは、Q線のホームに向かうために、乗換口の自動改札機2Bに切符を読み取らせる。このとき、自動改札機2Bは、その切符から予約の情報および乗客PSの顧客IDなどを読み取り、情報管理サーバ1の列車予約テーブルTB5から乗客PSの予約の情報を取得する。そして、両方の予約の情報を比較し、両者に違いがあった場合は予約が変更されたものと判別し、切符に記録されている予約の情報を、列車予約テーブルTB5から取得した予約の情報に書き換える。
ただし、予約の情報を情報管理サーバ1で一括管理し、切符には予約の情報を記録しておかない場合は、このような書換えの処理は必要ない。この場合は、自動改札機2Bは、従来と同様に、乗車区間の正当性などをチェックし、乗換口の通過の有無を判別すればよい。
第二の実施形態によると、複数の列車を乗り継いで目的地に向かう乗客は、先に乗る列車に遅延が発生しても、その後に乗る予定である列車の代替の列車の予約を、乗換駅の窓口などに並ぶことなく簡単に行うことができる。しかも、第一の実施形態のように乗客が自動改札機2を通過したときではなく、情報管理サーバ1が遅延を検知したときに代替の列車の予約の処理および当初乗車する予定だった列車の予約のキャンセルの処理が実行されるので、乗客にとっては、より迅速に代替の列車の座席を確保することができ、鉄道会社RCにとっては、利用されなくなった指定席のキャンセルをより迅速に受け付けることができより効率的に指定席を運用することができる。
図21のフローチャートでは、乗客PSが特急A1号、特急B1号、および特急C3号の順に列車を乗り継ぐ際に特急A1号に遅れが発生した場合を例に説明したが、特急B1号に遅れが発生した場合も、図21に示す処理の手順でその後に乗る列車すなわち特急C3号の代替の列車の予約の処理を実行する。この場合は、特急B1号が本願の請求の範囲の「第一の便」または「第一の列車」に相当し、特急C3号が「第二の便」または「第二の列車」に相当する。
第一および第二の実施形態では、ICカードタイプの切符を例に説明したが、Bluetoothなどの無線機能を備えた携帯電話端末を、切符として使用することもできる。この場合は、携帯電話端末のメモリに乗車券、特急券、および指定席券などの情報を記憶させておけばよい。
第一および第二の実施形態では、鉄道会社RCが運行する列車同士の乗継を例に説明したが、本発明は、他の乗物同士の乗継の場合にも適用することができる。例えば、JRの列車と私鉄の列車のように、異なる鉄道会社同士の列車の乗継に適用することができる。または、列車、バス、客船、または旅客機同士の乗継にも適用することができる。
第一および第二の実施形態では、先に乗車する列車の遅れが原因で乗継ができなくなった列車の代替の列車として、当該乗継ができなくなった列車と同じ路線を走る列車を検索して予約したが、目的地に到着することができるのであれば、他の路線(例えば、他の鉄道会社の路線)を走る列車を予約してもよいし、他の乗物(例えば、バス)を予約してもよい。
本発明を適用して予約の処理を行うことができる対象は、第一の便の直後に第二の便を利用する予定である乗客に限定されるものではない。例えば、東海道新幹線のひかりX号で名古屋駅から東京駅へ移動し、山手線で東京駅から上野駅へ移動し、特急ひたちY号で上野駅から水戸駅まで移動する乗客が、東海道新幹線の指定席と特急ひたち号の予約(指定席)を取得済であったとする。この場合は、ひかりX号が第一の便に該当し、特急ひたちY号が第二の便に該当する。また、この場合は、(1)式の乗換標準時間αは、東京駅で東海道新幹線のホームから山手線のホームに移動する時間、山手線を待つ時間、山手線での東京駅から上野駅までの乗車時間、および上野駅で山手線のホームから特急ひたちY号のホームに移動する時間などに基づいて決められる。このように、第一の便から第二の便に乗り継ぐために交通手段を利用する場合にも、本発明が適用される。
その他、予約変更支援システムYHS、YHS’、情報管理サーバ1、1B、自動改札機2、2Bの全体または各部の構成、処理内容、処理順序、データベースの構成などは、本発明の趣旨に沿って適宜変更することができる。
以上説明した実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)第一の便を利用した後に第二の便に乗り継いで目的地に向かう予定である乗客のために予約の処理を行う予約処理システムであって、
前記第二の便に乗り継ぐために前記第一の便を降りる場所である降場への当該第一の便の到着時刻を取得する到着時刻取得手段と、
前記乗客が前記第二の便に乗る乗場を当該第二の便が出発する予定の時刻である出発予定時刻を取得する出発予定時刻取得手段と、
取得された前記到着時刻および前記出発予定時刻に基づいて、前記乗客が前記第二の便に乗り継ぐことができるか否かを判別する、判別手段と、
前記第二の便に乗り継ぐことができないと判別された場合に、前記第一の便から乗り継ぐことができる、前記第二の便の代替の便の予約を、前記乗客のために行う、予約手段と、
を有することを特徴とする予約処理システム。
(付記2)前記第一の便から前記第二の便に乗り継ぐための経路に、切符を発行する切符発行手段が設けられており、
前記到着時刻取得手段は、前記到着時刻として、前記乗客が前記第一の便に乗った当日に当該第一の便が前記降場に実際に到着した時刻を取得し、
前記出発予定時刻取得手段は、前記出発予定時刻として、前記乗客が前記第二の便に乗る当日に予定される出発時刻を取得し、
前記切符発行手段は、前記予約手段によって予約が行われた前記代替の便の切符を前記乗客に対して発行する、
付記1記載の予約処理システム。
(付記3)前記切符発行手段は、前記経路に置かれている自動改札機に設けられており、
前記自動改札機には、前記乗客が前記経路を通過することができるか否かを判別するために当該乗客の切符に記録されている情報を読み取る読取手段が前記切符発行手段とともに設けられており、
前記切符発行手段は、前記乗客に対して前記代替の便の切符を発行する処理を、前記乗客が前記経路を通過するために前記自動改札機にセットした切符に当該代替の便の予約の情報を書き込むことによって行う、
付記2記載の予約処理システム。
(付記4)各便の予約に関する予約情報を記憶する予約情報記憶手段、を有し、
前記到着時刻取得手段は、前記到着時刻として、前記乗客が乗る前記第一の便が通常のダイヤグラム通りに前記降場に到着することができなくなった場合の当日の到着予定時刻を取得し、
前記出発予定時刻取得手段は、前記出発予定時刻として、前記乗客が前記第二の便に乗る当日に予定される出発時刻を取得し、
前記判別手段は、前記到着時刻が前記到着時刻取得手段によって取得されたときに、前記乗客が前記第二の便に乗り継ぐことができるか否かを判別し、
前記予約情報記憶手段は、前記予約手段によって前記乗客のために前記代替の便の予約が行われた場合に、当該乗客のための前記第二の便の前記予約情報を無効にするとともに当該代替の便の予約情報を記憶する、
付記1記載の予約処理システム。
(付記5)前記乗客の座席の好みおよび前記乗客が許容し得る前記目的地への到着時刻の遅れを示す要望情報を記憶する要望情報記憶手段、を有し、
前記予約手段は、前記乗客の前記要望情報に基づいて、前記代替の便として、当該乗客の好みの座席が空いておりかつ当該乗客が許容し得る時刻までに前記目的地に到着することができる便について、予約を行う、
付記1ないし付記4のいずれかに記載の予約処理システム。
(付記6)前記乗客のために前記予約手段によって行われた前記代替の便の予約の内容を当該乗客の電子メールアドレスに電子メールによって通知する予約通知手段、を有する、
付記1ないし付記5のいずれかに記載の予約処理システム。
(付記7)第一の列車、第二の列車の順に列車を利用する予定でありかつ当該第二の列車の予約を有する乗客のために予約に関する処理を行う予約処理システムであって、
前記第一の列車から前記第二の列車に乗り換える乗換駅に前記乗客が乗車した前記第一の列車が到着した到着時刻を取得する到着時刻取得手段と、
前記乗客が前記第二の列車に乗る当日の、当該第二の列車が前記乗換駅を出発する予定の時刻である、出発予定時刻を取得する、出発予定時刻取得手段と、
前記第一の列車が前記乗換駅に到着するホームから前記第二の列車が前記乗換駅を出発するホームへ移動するのに必要な時間を示す移動必要時間情報を記憶する移動必要時間情報記憶手段と、
前記乗換駅で前記第一の列車から前記第二の列車に乗り換えるための乗換口を通過する前記乗客の切符から情報を読み取る読取手段と、
前記乗換駅までの前記第一の列車の乗車に関する情報当該乗換駅からの前記第二の列車の乗車に関する情報の両方が前記読取手段によって読み取られたときに、前記到着時刻取得手段によって取得された前記到着時刻と前記出発予定時刻取得手段によって取得された前記出発予定時刻との時間差および前記移動必要時間情報に示される時間に基づいて、当該第二の列車に乗り継ぐことができるか否かを判別する判別手段と、
前記第二の列車に乗り継ぐことができないと判別された場合に、前記乗客のために当該第二の列車の代替の列車の予約を行うとともに、当該第二の列車の予約のキャンセルを行う、予約処理手段と、
を有することを特徴とする予約処理システム。
(付記8)第一の列車、第二の列車の順に列車を利用する予定でありかつ当該第二の列車の予約を有する乗客のために予約に関する処理を行う予約処理システムであって、
各列車の予約に関する予約情報を記憶する予約情報記憶手段と、
前記乗客が乗車した前記第二の列車が前記第一の列車から前記第二の列車に乗り換える乗換駅を出発する当日の予定の時刻である出発予定時刻を取得する出発予定時刻取得手段と、
前記乗客が乗車する前記第一の列車が前記乗換駅に通常のダイヤグラムよりも遅れて到着することになった場合に、その到着する当日の予定の時刻である到着予定時刻を取得する、到着予定時刻取得手段と、
前記第一の列車が前記乗換駅に到着するホームから前記第二の列車が前記乗換駅を出発するホームへ移動するのに必要な時間を示す移動必要時間情報を記憶する移動必要時間情報記憶手段と、
前記到着予定時刻取得手段によって取得された前記到着予定時刻および前記出発予定時刻取得手段によって取得された前記出発予定時刻との時間差および前記移動必要時間情報に示される時間に基づいて、前記乗客が前記第二の列車に乗り継ぐことができるか否かを判別する判別手段と、
前記第二の列車に乗り継ぐことができないと判別された場合に、前記乗客のために当該第二の列車の代替の列車の予約を行うとともに、当該第二の列車の予約のキャンセルを行う、予約処理手段と、を有し、
前記予約情報記憶手段は、前記予約手段によって前記乗客のために前記代替の列車の予約が行われた場合に、当該乗客のための前記第二の列車の前記予約情報を無効にするとともに当該代替の列車の予約情報を記憶する、
ことを特徴とする予約処理システム。
(付記9)第一の便を利用した後に第二の便に乗り継いで目的地に向かう予定である乗客のために予約の処理を行う予約処理方法であって、
前記第二の便に乗り継ぐために前記第一の便を降りる場所である降場への当該第一の便の到着時刻を取得し、
前記乗客が前記第二の便に乗る乗場を当該第二の便が出発する予定の時刻である出発予定時刻を取得し、
取得された前記到着時刻および前記出発予定時刻に基づいて、前記乗客が前記第二の便に乗り継ぐことができるか否かを判別し、
前記第二の便に乗り継ぐことができないと判別された場合に、前記第一の便から乗り継ぐことができる、前記第二の便の代替の便の予約を、前記乗客のために行う、
ことを特徴とする予約処理方法。
(付記10)第一の便を利用した後に第二の便に乗り継いで目的地に向かう予定である乗客のために予約の処理を行うコンピュータに用いられるコンピュータプログラムであって、
前記第二の便に乗り継ぐために前記第一の便を降りる場所である降場への当該第一の便の到着時刻を取得する処理と、
前記乗客が前記第二の便に乗る乗場を当該第二の便が出発する予定の時刻である出発予定時刻を取得する処理と、
取得された前記到着時刻および前記出発予定時刻に基づいて、前記乗客が前記第二の便に乗り継ぐことができるか否かを判別する処理と、
前記第二の便に乗り継ぐことができないと判別された場合に、前記乗客のために、前記第一の便から乗り継ぐことができる、前記第二の便の代替の便を予約する処理と、
をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
本発明は、交通手段を運営する会社において顧客サービスを向上させるために好適に用いられる。本発明によるとダイヤが乱れたときに予約の変更を円滑に行うことができるので、乗客の不満を軽減するとともに、窓口係、案内係、および車掌などが乗客に応対する労力を軽減することができる。
本発明に係る予約変更支援システムの全体的な構成の例を示す図である。 鉄道会社の主な路線および主な駅を示す図である。 情報管理サーバのハードウェア構成の例を示す図である。 情報管理サーバの機能的構成の例を示す図である。 自動改札機の機能的構成の例を示す図である。 データベース管理部が管理するデータベースの例を示す図である。 顧客情報テーブルの例を示す図である。 時刻表テーブルの例を示す図である。 乗換標準時分テーブルの例を示す図である。 運行状況テーブルの例を示す図である。 乗継可否判別処理の流れの例を説明するフローチャートである。 代替列車検索処理の流れの例を説明するフローチャートである。 代替列車検索処理の流れの例を説明するフローチャートである。 情報管理サーバの全体的な処理の流れの例を説明するフローチャートである。 自動改札機の全体的な処理の流れの例を説明するフローチャートである。 予約変更支援システムの全体的な構成の例を示す図である。 情報管理サーバの機能的構成を示す図である。 データベース管理部が管理するデータベースの例を示す図である。 列車予約テーブルの例を示す図である。 乗継可否判別処理の処理の流れの例を説明するフローチャートである。 情報管理サーバの全体的な処理の流れの例を説明するフローチャートである。
符号の説明
105、125 予約変更指令部(予約手段)
122 運行状況情報受信部(出発予定時刻取得手段、到着時刻取得手段)
123 乗継可否判別部(判別手段)
202 列車情報受信部(出発予定時刻取得手段、到着時刻取得手段)
204 乗継可否判別部(判別手段)
205 予約変更要求部(予約手段)
TB5 列車予約テーブル(予約情報記憶手段)
YHS 予約変更支援システム(予約処理システム)

Claims (5)

  1. 第一の便を利用した後に第二の便に乗り継いで目的地に向かう予定である乗客のために予約の処理を行う予約処理システムであって、
    各便の予約に関する予約情報を記憶する予約情報記憶手段と、
    前記第二の便に乗り継ぐために前記第一の便を降りる場所である降場への当該第一の便の到着時刻として、前記乗客が乗る当該第一の便が通常のダイヤグラム通りに当該降場に到着することができなくなった場合の当日に予定される到着予定時刻を取得する、到着時刻取得手段と、
    前記乗客が前記第二の便に乗る乗場を当該第二の便が出発する出発時刻として、当該乗客が前記第二の便に乗る当日に予定される出発予定時刻を取得する、出発時刻取得手段と、
    前記到着時刻が前記到着時刻取得手段によって取得されたときに、当該到着時刻および前記出発時刻取得手段によって取得された前記出発時刻に基づいて、前記乗客が前記第二の便に乗り継ぐことができるか否かを判別する、判別手段と、
    前記乗客の好みの乗車空間に関する条件および前記乗客が許容し得る前記目的地への到着時刻の遅れを示す要望情報を記憶する要望情報記憶手段と、
    前記第二の便に乗り継ぐことができないと判別された場合に、前記第一の便から乗り継ぐことができる、前記第二の便の代替の便として、前記要望情報に示される前記乗車空間に関する条件に適っており、前記要望情報に示される前記遅れの範囲内で前記目的地に到着することができる便の予約を、前記乗客のために行う、予約手段と、を有し、
    前記予約情報記憶手段は、前記予約手段によって前記乗客のために前記代替の便の予約が行われた場合に、当該乗客のための前記第二の便の前記予約情報を無効にするとともに当該代替の便の予約情報を記憶する、
    ことを特徴とする予約処理システム。
  2. 前記要望情報記憶手段は、前記乗車空間に関する条件として、前記乗客の好みの座席に関する条件、または前記乗客の好みの車両に関する条件を示す前記要望情報を記憶する、
    請求項1記載の予約処理システム。
  3. 第一の列車、第二の列車の順に列車を利用する予定でありかつ当該第二の列車の予約を有する乗客のために予約に関する処理を行う予約処理システムであって、
    前記第一の列車から前記第二の列車に乗り換える乗換駅に前記乗客が乗車した前記第一の列車が到着した到着時刻を取得する到着時刻取得手段と、
    前記乗客が前記第二の列車に乗る当日の、当該第二の列車が前記乗換駅を出発する予定の時刻である、出発予定時刻を取得する、出発予定時刻取得手段と、
    前記第一の列車が前記乗換駅に到着するホームから前記第二の列車が前記乗換駅を出発するホームへ移動するのに必要な時間を示す移動必要時間情報を記憶する移動必要時間情報記憶手段と、
    前記乗換駅で前記第一の列車から前記第二の列車に乗り換えるための乗換口を通過する前記乗客の切符から情報を読み取る読取手段と、
    前記乗換駅までの前記第一の列車の乗車に関する情報当該乗換駅からの前記第二の列車の乗車に関する情報の両方が前記読取手段によって読み取られたときに、前記到着時刻取得手段によって取得された前記到着時刻と前記出発予定時刻取得手段によって取得された前記出発予定時刻との時間差および前記移動必要時間情報に示される時間に基づいて、当該第二の列車に乗り継ぐことができるか否かを判別する判別手段と、
    前記第二の列車に乗り継ぐことができないと判別された場合に、前記乗客のために当該第二の列車の代替の列車の予約を行うとともに、当該第二の列車の予約のキャンセルを行う、予約処理手段と、
    を有することを特徴とする予約処理システム。
  4. 第一の便を利用した後に第二の便に乗り継いで目的地に向かう予定である乗客のために予約の処理を行う予約処理方法であって、
    前記第二の便に乗り継ぐために前記第一の便を降りる場所である降場への当該第一の便の到着時刻を取得し、
    前記乗客が前記第二の便に乗る乗場を当該第二の便が出発する予定の時刻である出発予定時刻を取得し、
    取得された前記到着時刻および前記出発予定時刻に基づいて、前記乗客が前記第二の便に乗り継ぐことができるか否かを判別し、
    前記乗客の好みの乗車空間に関する条件および前記乗客が許容し得る前記目的地への到着時刻の遅れを示す要望情報を記憶手段に記憶させ、
    前記第二の便に乗り継ぐことができないと判別された場合に、前記第一の便から乗り継ぐことができる、前記第二の便の代替の便として、前記要望情報に示される前記乗車空間に関する条件に適っており、前記要望情報に示される前記遅れの範囲内で前記目的地に到着することができる便の予約を、前記乗客のために行う、
    ことを特徴とする予約処理方法。
  5. 第一の便を利用した後に第二の便に乗り継いで目的地に向かう予定である乗客のために予約の処理を行うコンピュータに用いられるコンピュータプログラムであって、
    前記第二の便に乗り継ぐために前記第一の便を降りる場所である降場への当該第一の便の到着時刻を取得する処理と、
    前記乗客が前記第二の便に乗る乗場を当該第二の便が出発する予定の時刻である出発予定時刻を取得する処理と、
    取得された前記到着時刻および前記出発予定時刻に基づいて、前記乗客が前記第二の便に乗り継ぐことができるか否かを判別する処理と、
    前記乗客の好みの乗車空間に関する条件および前記乗客が許容し得る前記目的地への到着時刻の遅れを示す要望情報を記憶手段に記憶させる処理と、
    前記第二の便に乗り継ぐことができないと判別された場合に、前記乗客のために、前記第一の便から乗り継ぐことができる、前記第二の便の代替として、前記要望情報に示される前記乗車空間に関する条件に適っており、前記要望情報に示される前記遅れの範囲内で前記目的地に到着することができる便を予約する処理と、
    をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
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