JP2002297983A - 交通機関予約システム - Google Patents

交通機関予約システム

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JP2002297983A
JP2002297983A JP2001101501A JP2001101501A JP2002297983A JP 2002297983 A JP2002297983 A JP 2002297983A JP 2001101501 A JP2001101501 A JP 2001101501A JP 2001101501 A JP2001101501 A JP 2001101501A JP 2002297983 A JP2002297983 A JP 2002297983A
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Sunao Ishikawa
直 石川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サービスを提供する側と利用者側双方にとっ
てメリットを享受できる交通機関予約システムを得るこ
とである。 【解決手段】 仮決定した各便の発車予定時刻などのサ
ービス内容を予約を行う利用者へ仮提示し、その利用者
からのサービス要求を受け付け集計し、前記受け付けた
前記サービス要求についてデータ処理を行い、前記利用
者が要求しているサービス内容に合致するように前記仮
決定したサービス内容を変更して最終サービス内容を決
め、特定の便について増発させたり、運休にしたり、さ
らには発着時刻や経路を変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばバスなど
の交通機関の運営側がその利用者へ提供するサービス内
容を利用者の予約状況に応じて調整できるようにして、
前記交通機関の運営側と前記利用者双方がメリットを享
受できる交通機関予約システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばバスなどの交通機関では、
交通機関の運営側であらかじめ路線、運行時間、料金な
どの運行計画を決定し、利用者が前記交通機関を利用す
るときには前記交通機関の運営側で決定された路線、運
行時間、料金の中から利用者にとって都合のよい路線、
運行時間、料金を選択することになる。このように、従
来の交通機関では、運営側から利用者へ提供するサービ
スの内容はあらかじめ決定された内容に固定化されてお
り、前記利用者が前記交通機関の利用を予約する場合に
おいても、前記決定されているサービス内容の中からそ
の利用者に都合のよい路線、運行時間、料金などの運行
予定を選択して予約する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】交通機関がその利用者
へ提供する経路、便数、発着時刻などのサービス内容
や、利用者が交通機関を利用しようとする際に行う予約
は、以上のように前記交通機関の運営側であらかじめ決
定されていたり、前記あらかじめ決定されているサービ
ス内容の中からその利用者が選択するため、前記交通機
関の運営側から提供されるサービス内容は、必ずしも利
用者にとって最適な内容にはなっておらず、利用者にと
っては他の交通機関への接続が不便であったり、また前
記運営側にとっては利用客がほんどいない便であっても
運行することになって、前記利用者にとっては利便性が
悪く、また前記運営側にとっては経済効率がよくないな
どの課題があった。
【0004】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたものであり、交通機関の運営側からその交
通機関を利用する利用者側へ提供するサービスの内容
を、固定化することなく、前記交通機関の運営側および
前記交通機関を利用する利用者側の双方にとって最適な
サービス内容に柔軟に変更でき、前記交通機関の運営側
と前記利用者双方にとってメリットを享受できる交通機
関予約システムを得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係る交通機関
予約システムは、交通機関の利用者からの予約を受け付
ける交通機関予約システムであって、交通機関の運行に
ついてあらかじめ決定されている運行仮決定内容を利用
者へ仮提示し、運行仮決定内容について利用者が利用を
予約する場合の希望内容を受付け集計し、集計した利用
者の希望内容をもとに必要に応じて変更した運行仮決定
内容を、利用者が予約を行う交通機関の最終サービス内
容とする構成を備えるようにしたものである。
【0006】この発明に係る交通機関予約システムは、
交通機関の運行についての変更可能時間幅を含む運行仮
決定内容を利用者へ仮提示し、利用者が変更可能時間幅
の範囲内で選択した希望内容を受付け集計し、集計した
利用者の希望内容をもとに必要に応じて変更した交通機
関の運行についての変更可能時間幅を含む運行仮決定内
容を、利用者が予約を行う交通機関の最終サービス内容
とする構成を備えるようにしたものである。
【0007】この発明に係る交通機関予約システムは、
運行仮決定内容について利用者が行なった利用予約数を
計数し、計数した利用者の利用予約数をもとに変更した
運行仮決定内容を、利用者が予約を行う交通機関の最終
サービス内容とする構成を備えるようにしたものであ
る。
【0008】この発明に係る交通機関予約システムは、
最終サービス内容を利用者へ通知する構成を備えるよう
にしたものである。
【0009】この発明に係る交通機関予約システムは、
運行仮決定内容について利用者が利用を予約する場合の
希望内容の受付け期間を限定する利用予約受付可能期間
を設けるようにしたものである。
【0010】この発明に係る交通機関予約システムは、
交通機関の利用予約の精算をクレジットカードまたは電
子マネーで行う構成を備えるようにしたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態に
ついて説明する。 実施の形態1.図1は、この発明の実施の形態1による
交通機関予約システムのネットワーク構成を示すブロッ
ク図であり、この実施の形態1では、例えばバス会社で
運営する長距離バスの予約システムを例に説明する。図
において、1はインターネットなどのネットワーク、2
および3は前記インターネット1などのネットワークに
接続したプロバイダのプロバイダサーバ、4,5,6は
前記プロバイダサーバ2を運営するプロバイダへ登録さ
れているインターネット利用者の利用者端末、7,8,
9は前記プロバイダサーバ3を運営するプロバイダへ登
録されているインターネット利用者の利用者端末であ
る。
【0012】11は前記交通機関の運営会社で使用して
いるイントラネットであり、本社と各営業所、定期券お
よび乗車券の販売や長距離バスの予約を受け付ける乗車
券販売所、運行管理センターなどとの間を接続してい
る。12はA営業所の端末装置、13はB営業所の端末
装置、14はC営業所の端末装置である。15は運行管
理端末装置であり、前記運行管理センターに設けられて
いる。16はイントラネットサーバであり、前記交通機
関の運営会社の前記各営業所、乗車券販売所、運行管理
センターおよび本社との間で送受され共有化される各種
情報を管理するサーバである。17はインターネットサ
ーバであり、前記交通機関の運営会社により運営される
この交通機関予約システムを利用者が利用するためのサ
イトを提供するものであり、前記イントラネットサーバ
16を介して前記イントラネット11と接続しており、
また前記インターネット1と前記各プロバイダサーバ
2,3を介して各利用者端末4,5,6,7,8,9か
らアクセスすることが可能である。
【0013】図2は、この発明の実施の形態1による交
通機関予約システムを実現するための前記インターネッ
トサーバ17における機能ブロック図であり、図におい
て171はインターネット1またはイントラネット11
と情報の入出力を行うための入出力制御手段、172は
インターネット1を介して前記利用者端末からの長距離
バスのバス利用予約を受け付ける利用予約受付手段であ
る。173は前記利用者端末から受け付けたデータをも
とに、前記交通機関の運用会社が利用者へ提供するバス
運行サービスの内容を決定するサービス内容決定手段で
ある。174は前記サービス内容決定手段173が決定
したバス運行サービスの内容を前記バス利用予約を行う
利用者端末の利用者へ配信する運行決定データ配信手段
である。175は記憶装置であり、あらかじめ前記交通
機関の運用会社側で定めた前記バス運行サービスの経
路、便数、発着時刻などの運行仮決定データ176、前
記利用予約受付手段172が受け付けた前記利用者から
のサービス要求を含む予約データ177、および前記サ
ービス内容決定手段173が決定した前記バス運行サー
ビスについての運行決定データ178などが格納され
る。
【0014】次に動作について説明する。この実施の形
態1では、インターネット1上の前記インターネットサ
ーバ17にバス運行サービスの予約を前記利用者端末を
操作する利用者から受け付けるためのサイトが交通機関
予約システムとして構築されており、前記利用者からの
予約はこの交通機関予約システムの前記サイトを前記利
用者がアクセスすることにより提供されるメニュー画面
に沿って受け付けられ、受付け後、リアルタイムに処理
される。また、この交通機関予約システムでは、バス運
行サービスの発着時刻(運行日時)、経路(路線)、便
数、料金といったサービス内容が前もって仮決定されて
おり、この運行仮決定データ176は記憶装置175へ
保存されてある。この運行仮決定データ176をもとに
仮決定したサービス内容を前記サイトを訪れた利用者へ
仮提示し、予約を行おうとする利用者から前記仮提示し
たサービス内容についての希望内容、サービス要求を受
け付け集計する。そして、前記利用者から受け付けた前
記サービス要求についてデータ処理を行い、前記利用者
が要求しているサービス内容、すなわちバス運行サービ
スの運行日時、路線、便数、料金といった前記利用者が
要求する内容に合致するサービス内容を最終サービス内
容として決定し、この決定したサービス内容に従った便
を運行するようにする。
【0015】図3は、この発明の実施の形態1による交
通機関予約システムによる運行内容を決定するまでの処
理動作を示すフローチャートである。利用者がバス運行
サービスを利用しようとして、どのようなバス運行サー
ビスがあるのかを知るために、この交通機関予約システ
ムを提供するバス会社が運営する前記サイトをアクセス
する。この結果、交通機関予約システムは、仮決定され
ているバス運行サービスの内容を記憶装置175から運
行仮決定データ176を読み出し前記利用者の利用者端
末へ仮提示する(ステップST1)。前記利用者は、こ
の交通機関予約システムによりその利用者端末の画面へ
出力されるメニュー画面に従って、前記利用者端末から
利用したいサービス内容を選択し、必要事項を入力す
る。このとき、前記仮提示された仮決定されているバス
運行サービスの各便には受付けの開始日時と終了日時が
あらかじめ設定されている。このため、利用したいサー
ビス内容を前記利用者が選択したり、必要事項を入力し
た日時が前記受付けの開始日時と終了日時との間の受付
け可能期間に入っているか否かを判定する。この判定
は、先ず、前記利用者が利用したいサービス内容を選択
したり、必要事項を入力した日時が前記受付けの開始日
時以降であるか否かを判定し(ステップST2)、この
結果、前記受付けの開始後に前記利用者が利用したいサ
ービス内容を選択したり、必要事項を入力したのであれ
ば、利用予約受付手段172は前記利用者によって行わ
れた前記選択内容や入力内容を受付ける状態となる(ス
テップST3)。
【0016】次に、前記受付けについて終了日時になっ
ているか否かを判定し(ステップST4)、この結果、
終了日時になっていない、すなわち、前記受付け中の期
間であれば、前記受付けた内容についてキャンセル要求
があるか否かを判定し(ステップST5)、キャンセル
要求があればステップST7へ進みキャンセル処理を行
う。ステップST5においてキャンセル要求がなけれ
ば、次にサービス要求入力があるか否かを判定し(ステ
ップST6)、サービス要求入力がなければステップS
T3へ戻り、ステップST3以降の処理を繰り返す。ま
た、ステップST6においてサービス要求入力があれ
ば、前記サービス要求等を含む予約データの収集を行
い、記憶装置175へ予約データ177として保存し
(ステップST7)、さらに前記サービス要求等を含む
予約データについて受付けた旨の受付通知を利用予約受
付手段172により前記予約を行なった利用者のメール
アドレスへ送る(ステップST8)。
【0017】次に、前記仮提示した内容が前記利用者の
予約状況により更新されているか否かを判定する(ステ
ップST9)。この更新は、前記ステップST6におい
て前記利用者が行なったサービス要求入力により、前記
ステップST1で仮提示したサービス内容が変更されて
いるか否かを判定することである。この結果、更新なし
であればステップST3へ進み、ステップST3以降の
処理を受付け終了日時になるまで繰り返す。一方、ステ
ップST9において更新ありであれば、前記サービス要
求入力により変更されたサービス内容に前記仮提示した
サービス内容を更新し(ステップST10)、ステップ
ST3へ戻り、ステップST3以降の処理を繰り返す。
【0018】ステップST4において、受付けの終了日
時になっている、すなわち前記受付け終了であると判定
すると、前記ステップST6で入力されたサービス要求
により更新された仮提示内容をもとにリアルタイムにデ
ータ処理を行い、最終的に提供するバス運行サービスの
内容を決定し最終サービス内容として保存し(ステップ
ST11)、終了処理を行う(ステップST12)。こ
の場合、ステップST11において決定するバス運行サ
ービスの内容は、利用者により前記選択された内容、前
記入力された内容に応じて、前記ステップST1で仮提
示した内容を前記ステップST10で更新したものとな
る。また、前記ステップST12の終了処理では、前記
最終サービス内容をその予約を行なった利用者へ通知
し、その利用者端末へ表示する。
【0019】図4は、利用者がその利用者端末から利用
したいサービス内容を選択したり、必要事項を入力する
ためのメニュー画面であり、500はステップST1で
利用者へ提示される利用者が予約しようとするあらかじ
め仮決定されているバス運行サービスの運行日時、路
線、便数、料金といったサービス内容を示し、また現在
の予約状況も表示されており利用者がその利用者端末か
ら現在の予約状況を確認することが出来る。また、50
1は利用者が前記サービス内容から選択した便、例えば
No.7便について利用者が予約しようとするときにそ
の利用者により操作される予約指定操作領域である。5
02はステップST10において更新した仮提示内容や
ステップST11で最終的に決定したバス運行サービス
の内容を電子メールにより利用者へ配信するかしないか
などを利用者が選択するための入力領域である。503
は前記利用者が前記選択や前記入力を行なった図4のメ
ニュー画面をこの交通機関予約システムへ送信するため
の操作領域である。504は利用者の氏名、住所、電話
番号などを入力するための利用者情報入力領域である。
【0020】この実施の形態1では、この交通機関予約
システムの前記サイトを前記利用者がアクセスすると、
図4に示すメニュー画面に沿って前記利用者により入力
されたサービス要求を含む予約データが受け付けられ、
受付け後、リアルタイムに処理される。また、この交通
機関予約システムでは、バス運行サービスの運行日時、
路線、便数、料金といったサービス内容が前もって仮決
定されており、運行仮決定データ176として記憶装置
175へ保存されている。そして、この運行仮決定デー
タ176をもとに図4の500で示すような各便の発車
予定時刻などのサービス内容を前記サイトを訪れた利用
者へ仮提示し、その利用者からのサービス要求を含む予
約データを受け付け集計する。そして、前記利用者から
受け付けた前記サービス要求を含む予約データについて
データ処理を行い、例えば前記利用者が前記仮提示され
たサービス内容に対し要求しているサービスの内容、す
なわちバス運行サービスの発着時刻、運行日時、路線、
料金について前記利用者が要求するサービス内容に合致
するように特定の便について増発させたり、運休にした
り、さらには発着時刻や経路を変更するなどして、前記
利用者の要求するサービス内容に合致するサービス内容
を決定する。
【0021】図4の500で示す現在の予約状況による
とNo.5およびNo.9の便は予約が全く無い状態で
あるため、この状態で予約の受付けが終了した場合には
No.5およびNo.9の便は運休となり、このサービ
ス内容に従った発着時刻、運行日時、路線、料金といっ
たバス運行サービスを実施する。
【0022】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、交通機関の運行予定を利用者の希望に沿ったサービ
ス内容に変更することが可能になり、利用者にとっては
他の交通機関へ乗り換える際の利便性が向上し、運営者
側にとっても利用者の増加が期待できるなど、交通機関
の運営側と前記利用者双方にとってメリットを享受でき
る交通機関予約システムが得られる効果がある。
【0023】実施の形態2.この実施の形態2の交通機
関予約システムでは、利用者に対し仮提示されるサービ
ス内容に、運行日時に対する変更可能時間幅が含まれ
る。図6は、この発明の実施の形態2による前記仮提示
されたサービス内容に変更可能時間幅が含まれたメニュ
ー画面であり、利用者の利用者端末へ出力され表示され
る。利用者はその利用者端末から利用したいサービス内
容を選択したり、必要事項を入力する。図6において図
4と同一または相当の部分については同一の符号を付し
説明を省略する。図において、600は利用者へ提示さ
れる利用者が予約しようとするあらかじめ仮決定されて
いるバス運行サービスの運行日時(発着時刻)、路線、
便数、料金といったサービス内容を示し、また現在まで
の発車希望時刻についての集計状況も表示されており、
利用者は利用しようとする便の発車希望時刻についての
集計状況を確認することが出来る。また、601は前記
変更可能時間幅である。602は発車希望時刻であり、
利用者が自分の都合に合わせて希望する発車時刻であ
る。604は最終的な決定が行われる時刻である。
【0024】次に動作について説明する。この実施の形
態2の交通機関予約システムの全体動作も前記実施の形
態1で使用した図3のフローチャートで示される。図5
は、この発明の実施の形態2による交通機関予約システ
ムの処理動作における特徴部分を示すフローチャートで
あり、図3のフローチャートのステップST1に替わる
ものである。ステップST101では、利用者の利用者
端末へ運行日時(発車時刻)に対する図6の601で示
す変更可能時間幅が含まれたサービス内容が仮設定され
る。続くステップST102では、前記仮設定されたサ
ービス内容のメニュー画面が利用者の利用者端末へ出力
され表示される。前記利用者は、利用したい便を前記メ
ニュー画面から選択し、前記601で示す変更可能時間
幅に従って利用したい運行日時を入力する。602は前
記利用者により入力された前記利用したい運行日時であ
る発車希望時刻を示す。
【0025】交通機関予約システムは、図3のステップ
ST7において、利用者により入力された前記発車希望
時刻を集計し、ステップST10で前記集計結果をもと
に規定のアルゴリズム、例えば要求件数の多い運行日時
である発車時刻の便を優先したり、あるいは要求件数の
多い発車時刻へ、最も近い発車時刻が仮設定されている
便の発車時刻を変更し、さらにステップST11で運行
時間の決定を行う。この場合、決定された運行時間につ
いてはステップST12において利用者へ通知され、利
用者が確認できるようになっている。
【0026】具体的は、図6に示すメニュー画面では、
No.7便について発車予定時刻が9時44分であり、
これに対し利用者の希望時刻が9時46分である。現在
までの希望時刻の集計状況は9時44分が最多であり、
現在の状態で推移するとNo.7便の発車時刻は9時4
4分に変更される公算が大であることを各利用者は判定
できる。また、前記メニュー画面の運行日時入力に50
2で示すような当日のみ有効となるチェック入力領域を
設けることで、接続する電車の不意の遅れなどに対して
もその当日のみ運行時間の変更を有効にすることが可能
になる。
【0027】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、他の交通機関との接続を円滑に行えるように発車時
刻の変更について利用者側の希望がある場合に、前記利
用者が希望する発車時刻への変更が可能であり、利用者
にとって他の交通機関へ乗り換えがスムーズに行えるよ
うになり、またこの交通機関の運営者側にとっても利用
者の増加が期待できる効果がある。
【0028】実施の形態3.図7は、この発明の実施の
形態3による交通機関予約システムを実現するためのイ
ンターネットサーバにおける機能ブロック図であり、図
7において図2と同一または相当の部分については同一
の符号を付し説明を省略する。図において、21は前記
実施の形態1のインターネットサーバ17に代わるこの
実施の形態3のインターネットサーバ、179は各便に
ついての予約数を計数するカウンタを有した予約数計数
手段である。
【0029】この実施の形態3の交通機関予約システム
では、あらかじめ路線、料金および運行日時と、最小乗
車人数を仮設定しておく。利用者は利用したい便につい
て前記実施の形態1または前記実施の形態2で説明した
ように予約を行う。この実施の形態3では、予約対象と
なる各便にカウンタが設けられており、各便についての
予約数が前記予約数計数手段179のカウンタにより計
数される。
【0030】この実施の形態3の交通機関予約システム
の全体動作も前記実施の形態1で使用した図3のフロー
チャートで示される。図8は、この発明の実施の形態3
による交通機関予約システムの運行サービス内容決定動
作を示すフローチャートであり、図3に示すステップS
T11に代わるものである。この実施の形態3では、図
3のフローチャートのステップST1において運行日
時、路線、便数、料金などと、最小乗車人数を仮設定
し、またステップST7において各便についての予約数
が前記予約数計数手段179のカウンタにより計数され
ている。ステップST201では、前記各便ごとの前記
カウンタの計数値をチェックし、続くステップST20
2では、前記計数値が前記最小乗車人数を下回っている
か否かを判定し、この結果、下回っているとステップS
T203において該当する便を運休にし、前記便の運休
を決定する。また、前記ステップST202において下
回っていなければ、すなわち前記計数値が前記最小乗車
人数を上回っていると、ステップST204でその便の
運行を決定し、またその便数も決定し保存する。
【0031】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、採算性の低い路線や便について予約状況に応じて廃
止や運休とすることが可能になり、交通機関の運営者側
はリソースの効率的な配置、運営、コスト削減を行うこ
とが可能になり、運休を決定した便を他の混雑が予想さ
れる路線の便へ振り分けることが出来、また利用者側に
とっても交通機関の利用の際の混雑が緩和され快適に交
通機関を利用できる効果がある。
【0032】実施の形態4.この発明の実施の形態4の
交通機関予約システムでは、予約することの出来る利用
者について登録制にし、クレジットカードや電子マネー
を利用した精算方式を採用する。図9は、この発明の実
施の形態4による交通機関予約システムを実現するため
のインターネットサーバにおける機能ブロック図であ
り、図9において図2と同一または相当の部分について
は同一の符号を付し説明を省略する。図において、31
は前記実施の形態1のインターネットサーバ17に代わ
るこの実施の形態4のインターネットサーバ、180は
記憶装置175にあらかじめ登録され保存されている利
用者についての利用者登録データ、181はクレジット
カードや電子マネーを利用した精算手段、182は前記
登録した利用者ごとの料金精算データである。
【0033】次に動作について説明する。この実施の形
態4でも、予約については図4に示すメニュー画面上で
行い、図3のフローチャートが示す手順により実行され
る。また、この実施の形態4では利用者登録データ18
0としてあらかじめ登録された利用者のみがこの交通機
関予約システムを利用して予約を行うことが出来る。前
記実施の形態1では利用者が予約を行なったときの運賃
費用についての精算については触れなかったが、この実
施の形態4では利用予約受付手段172が前記利用者か
らの予約を受け付けると、精算手段181によりクレジ
ットカードや電子マネーを利用した精算が行われる。利
用予約受付手段172が利用者からの予約を受け付ける
場合、その利用者があらかじめ利用者登録データ180
として登録されている利用者であるか否かを判定し、こ
の結果、登録されている利用者である場合に限り予約を
受け付ける。また、クレジットカードや電子マネーを利
用した精算については現在の時点で周知となっている方
法を用いる。そして、この精算結果は前記利用者ごとの
料金精算データ182として記憶装置175へ保存され
る。
【0034】以上のように、この実施の形態4によれ
ば、利用者は乗車時に現金を用いるわずらわしさから開
放され、スムーズな乗降車が実現できる。また、この交
通機関の運営者側は、キャンセル料処理や集金処理の低
コスト化を図ることが可能になる。さらに、利用者につ
いて登録制を採用することでこの交通機関予約システム
を混乱させるような、例えばキャンセルの多発などの行
為を有効に防止できる。
【0035】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、交通
機関の運行についてあらかじめ決定されている運行仮決
定内容を利用者へ仮提示し、運行仮決定内容について利
用者が利用を予約する場合の希望内容を受付け集計し、
集計した利用者の希望内容をもとに必要に応じて変更し
た運行仮決定内容を、利用者が予約を行う交通機関の最
終サービス内容とするように構成したので、交通機関の
運営側からその交通機関を利用する利用者側へ提供する
サービスの内容を、固定化することなく、交通機関の運
営側および交通機関を利用する利用者側の双方にとって
最適なサービス内容に柔軟に変更でき、交通機関の運営
側と利用者双方にとってメリットを享受できる効果があ
る。
【0036】この発明によれば、交通機関の運行につい
ての変更可能時間幅を含む運行仮決定内容を利用者へ仮
提示し、利用者が変更可能時間幅の範囲内で選択した希
望内容を受付け集計し、集計した利用者の希望内容をも
とに必要に応じて変更した交通機関の運行についての変
更可能時間幅を含む運行仮決定内容を、利用者が予約を
行う交通機関の最終サービス内容とするように構成した
ので、交通機関の運営側からその交通機関を利用する利
用者側へ提供する交通機関の運行についての例えば発着
時間などのサービスの内容を、固定化することなく、変
更可能時間幅により交通機関の運営側および交通機関を
利用する利用者側の双方にとって最適なサービス内容に
柔軟に変更でき、交通機関の運営側と利用者双方にとっ
てメリットを享受できる効果がある。
【0037】この発明によれば、運行仮決定内容につい
て利用者が行なった利用予約数を計数し、計数した利用
者の利用予約数をもとに変更した運行仮決定内容を、利
用者が予約を行う交通機関の最終サービス内容とするよ
うに構成したので、交通機関の運営側からその交通機関
を利用する利用者側へ提供するサービスの内容を、固定
化することなく、交通機関の運営側および交通機関を利
用する利用者側の双方にとって最適なサービス内容とな
るように利用者の利用予約数をもとに柔軟に変更でき、
交通機関の運営側と利用者双方にとってメリットを享受
できる効果がある。
【0038】この発明によれば、最終サービス内容を利
用者へ通知するように構成したので、交通機関の運営側
からその交通機関を利用する利用者側へ提供するサービ
スの内容を、交通機関の運営側および利用者側の双方に
とって最適なサービス内容に柔軟に変更しても、利用者
はサービス内容を把握することができ、交通機関の運営
側と利用者双方にとってメリットを享受できる効果があ
る。
【0039】この発明によれば、運行仮決定内容につい
て利用者が利用を予約する場合の希望内容の受付け期間
を限定する利用予約受付可能期間を設けるように構成し
たので、交通機関の運営側からその交通機関を利用する
利用者側へ提供するサービスの内容を、固定化すること
なく、利用予約受付可能期間内の利用者の希望内容に応
じて交通機関の運営側および利用者側の双方にとって最
適なサービス内容に柔軟に変更でき、交通機関の運営側
と利用者双方にとってメリットを享受できる効果があ
る。
【0040】この発明によれば、交通機関の利用予約の
精算をクレジットカードまたは電子マネーで行うように
構成したので、利用者は現金を用いるわずらわしさから
開放され、交通機関の運営者側は、キャンセル料処理や
集金処理の低コスト化を図ることが可能になり、交通機
関の運営側と利用者双方にとってメリットを享受できる
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による交通機関予約
システムのネットワーク構成を示すブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態1の交通機関予約シス
テムを実現するためのインターネットサーバにおける機
能ブロック図である。
【図3】 この発明の実施の形態1による交通機関予約
システムによる運行内容を決定するまでの処理動作を示
すフローチャートである。
【図4】 この発明の実施の形態1による交通機関予約
システムにより利用者端末へ出力されるメニュー画面図
である。
【図5】 この発明の実施の形態2の交通機関予約シス
テムの処理動作における特徴部分を示すフローチャート
である。
【図6】 この発明の実施の形態2による交通機関予約
システムにより利用者端末へ出力されるメニュー画面図
である。
【図7】 この発明の実施の形態3の交通機関予約シス
テムを実現するためのインターネットサーバにおける機
能ブロック図である。
【図8】 この発明の実施の形態3の交通機関予約シス
テムの処理動作における特徴部分を示すフローチャート
である。
【図9】 この発明の実施の形態4の交通機関予約シス
テムを実現するためのインターネットサーバにおける機
能ブロック図である。
【符号の説明】
4,5,6,7,8,9 利用者端末、17 インター
ネットサーバ。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交通機関の利用者からの予約を受け付け
    る交通機関予約システムであって、 前記交通機関の運行についてあらかじめ決定されている
    運行仮決定内容を前記利用者へ仮提示し、前記運行仮決
    定内容について前記利用者が利用を予約する場合の希望
    内容を受付け集計し、前記集計した前記利用者の希望内
    容をもとに必要に応じて変更した前記運行仮決定内容
    を、前記利用者が予約を行う前記交通機関の最終サービ
    ス内容とする交通機関予約システム。
  2. 【請求項2】 交通機関の運行についての変更可能時間
    幅を含む運行仮決定内容を利用者へ仮提示し、前記利用
    者が変更可能時間幅の範囲内で選択した希望内容を受付
    け集計し、前記集計した前記利用者の希望内容をもとに
    必要に応じて変更した前記交通機関の運行についての変
    更可能時間幅を含む前記運行仮決定内容を、前記利用者
    が予約を行う前記交通機関の最終サービス内容とする請
    求項1記載の交通機関予約システム。
  3. 【請求項3】 運行仮決定内容について利用者が行なっ
    た利用予約数を計数し、前記計数した前記利用者の利用
    予約数をもとに変更した前記運行仮決定内容を、前記利
    用者が予約を行う交通機関の最終サービス内容とする請
    求項1記載の交通機関予約システム。
  4. 【請求項4】 最終サービス内容を利用者へ通知するこ
    とを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか
    1項記載の交通機関予約システム。
  5. 【請求項5】 運行仮決定内容について利用者が利用を
    予約する場合の希望内容の受付け期間を限定する利用予
    約受付可能期間が設けられていることを特徴とする請求
    項1から請求項3のうちのいずれか1項記載の交通機関
    予約システム。
  6. 【請求項6】 交通機関の利用予約の精算をクレジット
    カードまたは電子マネーで行うことを特徴とする請求項
    1から請求項5のうちのいずれか1項記載の交通機関予
    約システム。
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