JP7302352B2 - 情報処理システム及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理システム及びプログラムに関する。
例えば、特許文献1には、施設を予約して利用する場合の時間課金を行う時間適応型予約課金方法であって、予約利用者端末から予約サーバに対して、予約時点から予約時に指定する利用開始予定時間までの間、施設を確保する予約を行い、予約サーバは、施設管理部に予約時点から利用開始予定時間までの間に予約利用者が利用する時間を管理させ、施設管理部は、予約時点から予約時に指定する利用開始予定時間までの単位時間当りの課金を、満空状態と利用者の利用状態に応じて課金または非課金することを特徴とする時間適応型予約課金方法が開示されている。
特開2002-334253号公報
複数のユーザが特定の時間帯に特定の場所を利用することを予約する場合がある。ここで、特定の時間帯に特定の場所に来なかったユーザや遅刻したユーザがいる場合、そのユーザが、特定の場所に来なかったことや遅刻したことに対して料金を払わない事態が生じ得る。
本発明の目的は、特定の時間帯の予め定められた時刻までに特定の場所に来なかったユーザに対して、特定の場所に関する料金について、予め定められた時刻までに来なかったことに応ずる料金を課金することを可能にすることにある。
請求項1に記載の発明は、複数のユーザが特定の時間帯に特定の場所を利用する予約についての情報を取得する取得手段と、前記複数のユーザの中に、前記特定の時間帯の予め定められた時刻までに前記特定の場所に来なかったユーザが存在する場合、当該来なかったユーザに対して、当該特定の場所に関する料金について、当該予め定められた時刻までに来なかったことに応ずる料金を課金する課金手段とを備える情報処理システムである。
請求項2に記載の発明は、前記課金手段は、前記複数のユーザの中に、前記予め定められた時刻までに前記特定の場所に来たユーザと前記来なかったユーザとが存在する場合、当該特定の場所に関する料金について、当該来なかったユーザに対して、当該来たユーザよりも多く課金することを特徴とする請求項1に記載の情報処理システムである。
請求項3に記載の発明は、前記課金手段は、前記来なかったユーザが存在する場合、前記予め定められた時刻までに前記特定の場所に来たユーザに対して、当該特定の場所に関する料金について、当該来なかったユーザが存在しない場合よりも安くなるように課金することを特徴とする請求項1に記載の情報処理システムである。
請求項4に記載の発明は、前記課金手段は、前記来なかったユーザが前記予め定められた時刻の後の時刻であって前記特定の時間内の時刻に前記特定の場所に来た場合には、当該来なかったユーザに対して、当該特定の場所に来た時刻に応じて課金することを特徴とする請求項1に記載の情報処理システムである。
請求項5に記載の発明は、前記課金手段は、前記予め定められた時刻までに前記特定の場所に来たユーザに対して、当該特定の場所に関する料金について、前記来なかったユーザが当該特定の場所に来た時刻に応じて課金することを特徴とする請求項4に記載の情報処理システムである。
請求項6に記載の発明は、前記課金手段は、前記複数のユーザの中に、前記予め定められた時刻までに前記特定の場所に来たユーザと前記来なかったユーザとが存在する場合に、当該来たユーザと当該来なかったユーザとが次に会う予約がある場合には、当該来なかったユーザに対して、次の予約の場所に関する料金について、当該予め定められた時刻までに来なかったことに応ずる料金を課金することを特徴とする請求項1に記載の情報処理システムである。
請求項7に記載の発明は、前記課金手段は、前記来なかったユーザに対して、前記特定の場所に関する料金と次の予約の場所に関する料金との合計について、前記来たユーザよりも多く課金することを特徴とする請求項6に記載の情報処理システムである。
請求項8に記載の発明は、前記課金手段は、前記来なかったユーザが、前記予め定められた時刻までに前記特定の場所に来ない旨を特定の時刻より前に通知した場合、当該来なかったユーザに対して、当該予め定められた時刻までに来なかったことに応ずる料金を課金しないことを特徴とする請求項1に記載の情報処理システムである。
請求項9に記載の発明は、前記課金手段は、更に、前記特定の場所で有料の役務が提供される場合には、前記来なかったユーザに対して、当該役務の料金について、前記予め定められた時刻までに来なかったことに応ずる料金を課金することを特徴とする請求項1に記載の情報処理システムである。
請求項10に記載の発明は、前記課金手段は、前記来なかったユーザに対して、前記役務の料金について、当該役務の種類に応じて課金することを特徴とする請求項9に記載の情報処理システムである。
請求項11に記載の発明は、前記課金手段は、前記来なかったユーザに対して、前記特定の場所に関する料金について、前記複数のユーザの関係性に応じて課金することを特徴とする請求項1に記載の情報処理システムである。
請求項12に記載の発明は、前記課金手段は、前記来なかったユーザに対して、前記特定の場所に関する料金について、前記複数のユーザが当該特定の場所を利用する目的に応じて課金することを特徴とする請求項1に記載の情報処理システムである。
請求項13に記載の発明は、ユーザが特定の時間帯に特定の場所を利用する予約についての情報を取得する取得手段と、前記取得手段から取得した情報を基に前記特定の場所に関する料金を前記ユーザに課金し、当該情報において複数のユーザが当該特定の場所を利用することが予約されている場合には、当該複数のユーザの各々が前記特定の時間帯に当該特定の場所に来たか否か、及び、当該複数のユーザの各々が当該特定の場所に来た時刻の少なくとも何れか一方の情報を用いて、当該複数のユーザの各々に課金する課金手段とを備える情報処理システムである。
請求項14に記載の発明は、コンピュータに、複数のユーザが特定の時間帯に特定の場所を利用する予約についての情報を取得する機能と、前記複数のユーザの中に、前記特定の時間帯の予め定められた時刻までに前記特定の場所に来なかったユーザが存在する場合、当該来なかったユーザに対して、当該特定の場所に関する料金について、当該予め定められた時刻までに来なかったことに応ずる料金を課金する機能とを実現させるためのプログラムである。
請求項1記載の発明によれば、特定の時間帯の予め定められた時刻までに特定の場所に来なかったユーザに対して、特定の場所に関する料金について、予め定められた時刻までに来なかったことに応ずる料金を課金することが可能になる。
請求項2記載の発明によれば、特定の場所に関する料金について、予め定められた時刻までに特定の場所に来なかったユーザに対して、予め定められた時刻までに特定の場所に来たユーザよりも多く課金することが可能になる。
請求項3記載の発明によれば、予め定められた時刻までに特定の場所に来なかったユーザが存在する場合、予め定められた時刻までに特定の場所に来たユーザに対して課金する料金を、当該来なかったユーザが存在しない場合よりも安くすることができる。
請求項4記載の発明によれば、予め定められた時刻までに特定の場所に来なかったユーザに対して、当該ユーザの遅刻の時間の長さに応じて課金することが可能になる。
請求項5記載の発明によれば、予め定められた時刻までに特定の場所に来たユーザに対して、他のユーザの遅刻の時間の長さに応じて課金することが可能になる。
請求項6記載の発明によれば、予め定められた時刻までに特定の場所に来たユーザと来なかったユーザとが存在する場合、次に会う予約の場所に関する料金について、予め定められた時刻までに来なかったことに応ずる料金を課金することが可能になる。
請求項7記載の発明によれば、予め定められた時刻までに特定の場所に来なかったユーザに対して、特定の場所に関する料金と次の予約の場所に関する料金との合計について、予め定められた時刻までに特定の場所に来たユーザよりも多く課金することが可能になる。
請求項8記載の発明によれば、予め定められた時刻までに特定の場所に来なかったユーザであっても、特定の時刻より前に通知した場合には、予め定められた時刻までに来なかったことに応ずる料金が課金されなくなる。
請求項9記載の発明によれば、特定の時間帯の予め定められた時刻までに特定の場所に来なかったユーザに対して、特定の場所で提供される役務の料金について、予め定められた時刻までに来なかったことに応ずる料金を課金することが可能になる。
請求項10記載の発明によれば、役務の種類に応じて課金することが可能になる。
請求項11記載の発明によれば、複数のユーザの関係性に応じて課金することが可能になる。
請求項12記載の発明によれば、特定の場所を利用する目的に応じて課金することが可能になる。
請求項13記載の発明によれば、特定の時間帯の予め定められた時刻までに特定の場所に来なかったユーザに対して、特定の場所に関する料金について、予め定められた時刻までに来なかったことに応ずる料金を課金することが可能になる。
請求項14記載の発明によれば、特定の時間帯の予め定められた時刻までに特定の場所に来なかったユーザに対して、特定の場所に関する料金について、予め定められた時刻までに来なかったことに応ずる料金を課金する機能を、コンピュータにより実現できる。
本実施の形態に係る情報処理システムの全体構成の例を概略的に示す図である。 ブース型の空間の外観構成例を説明する図である。 本実施の形態で使用する管理サーバのハードウェア構成の一例を説明する図である。 本実施の形態に係るユーザ端末のハードウェア構成の一例を示す図である。 課金管理サーバの機能構成の例を説明する図である。 課金管理サーバにて実施される処理の手順の一例を示したフローチャートである。 課金管理サーバの処理の具体例を説明するための図である。 課金管理サーバの処理の他の例を説明するための図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。
<情報処理システムの全体構成>
図1は、本実施の形態に係る情報処理システム1の全体構成の例を概略的に示す図である。本実施の形態に係る情報処理システム1は、クラウドネットワーク3に接続された各種の装置、空間2で構成されている。
空間2は、ブース、宿泊施設等の客室、会社内等の会議室等を含む。また、空間2は、自動車等の移動可能な場所であってもよい。これらは、壁や間仕切り等によって周囲から区切られている空間2の一例である。また、空間2は、飲食店等でサービスの提供を受けるテーブルや座席等を含む。これらは、周囲に開放された空間の一例である。このように、本実施の形態における空間2は、ユーザが利用可能な場所であればよく、場所の形態は限定されない。
また、本実施の形態における空間2には、管理上の名称や番号等が付与されている。なお、空間2の予約は、有料でも無料でもよい。
更に、空間2の扉に電子錠が取り付けられている場合、空間2の利用は、事前に配布された電子鍵を有することが利用の条件になる。また、扉を有しない空間2の場合には、例えば、事前に配布された認証コードを用いてユーザを認証する方法、空間2の管理者が空間2を利用するユーザの氏名を確認する方法等が用いられる。
本実施の形態では、特定の場所の一例として、複数の空間2が設けられている。
また、図1に示す例では、クラウドネットワーク3に接続された装置の例として、ユーザが操作するユーザ端末4、ユーザ同士のマッチングを管理するマッチング管理サーバ5、空間2を管理する空間管理サーバ6、ユーザへの課金を管理する課金管理サーバ7が示されている。
ここで、マッチングとは、ユーザ同士を結びつけることをいう。例えば、ユーザが、特定の目的に合致する人を募集し、他のユーザがその募集に対して応募することにより、ユーザ同士がマッチングする。マッチングの目的としては、ビジネスの事業者同士を結びつけるビジネス目的、英会話の講師と生徒とを結びつける英会話目的、結婚のパートナーの候補同士を結びつける結婚活動(以下、結婚活動を「婚活」と称する)目的などが例示される。なお、マッチングするユーザの人数は2人に限定されるものではなく、3人以上のユーザがマッチングしてもよい。
図1の場合、目的別又は機能別に1台のサーバが用意されている。即ち、マッチング管理サーバ5、空間管理サーバ6、課金管理サーバ7がそれぞれ1台ずつ用意されている。
しかし、1つの目的又は機能に対して、複数台のサーバを用意してもよいし、1台のサーバで複数の目的又は機能を分担してもよい。例えば、マッチング管理サーバ5にて課金管理サーバ7の一部又は全部の機能を実現してもよいし、空間管理サーバ6にて課金管理サーバ7の一部又は全部の機能を実現してもよい。
また、ある空間2を管理する事業者は、単独でも複数でもよい。例えば予約の管理、利用権限の管理、入退室や室内の利用状況などの管理、ユーザに対する利用料金の請求に関する管理、利用者として登録されている会員の管理のそれぞれを、異なる事業者が分担してもよい。また、空間2毎に異なる事業者が管理してもよい。
更に、前述したように、予約の対象として管理される空間2は、同種である必要もない。例えば空間2の一部はブースであり、空間2の一部は飲食店等の座席やテーブルでもよい。
また、1つの目的又は機能についての管理を、複数の事業者が協働で提供してもよい。
ユーザ端末4は、ユーザが使用する装置である。本実施の形態では、ユーザ端末4として、例えば、ユーザが携帯可能なスマートフォンを想定する。もっとも、ユーザ端末4は、いわゆるウェアラブル端末でもよいし、ノート型のコンピュータやゲーム端末でもよい。
マッチング管理サーバ5は、ユーザ同士のマッチングを管理する。例えば、マッチング管理サーバ5は、ユーザ同士のマッチングを行うWebサイト(以下、「マッチングサイト」と称する)を提供し、マッチングサイト上で入力される情報を管理する。具体的には、ユーザは、マッチングサイトに自身の情報を入力してマッチングの相手を募集したり、他のユーザに対してマッチングすることを要求したりする。また、マッチング管理サーバ5は、マッチングサイト上でやり取りされる情報を基に、マッチングしたユーザ同士の面会の調整を行う。面会とは、ユーザ同士が直接会うことをいう。
空間管理サーバ6は、空間2に関連する各種の情報を管理する。
例えば、ユーザが、ユーザ端末4において、空間2の予約に使用するアプリケーションやグループウェア等を起動して、マッチングした相手と面会するために空間2を利用する予約を行うことにより、空間2の予約に関連する各種の情報が空間管理サーバ6に記憶される。なお、マッチングサイト上で空間2の予約を行うこととしてもよい。
また、例えば、後述する撮影装置24、人感センサ25、情報取得装置(不図示)等の装置により、空間2の利用に関連する各種の情報が取得され、取得された情報が空間管理サーバ6へ順次出力され、この情報が空間管理サーバ6に記憶される。
さらに説明すると、空間2の予約に関連する各種の情報は、1又は複数のユーザが特定の時間帯に特定の空間2を利用する予約についての情報である。より具体的には、例えば、空間2を利用する予定のユーザの情報、予約の対象である空間2の情報、予約の開始日時、予約の終了日時である。空間2を利用する予定のユーザの情報は、例えば、ユーザの氏名、性別、年齢、会社等の所属先、社員ID、アカウント、パスワード、個人に付された管理用の情報、ユーザの顔の情報、ユーザの指紋や静脈の配置等が含まれる。なお、顔の情報は、例えば顔の画像であり、指紋や静脈の配置とともに、生体情報の一例として用いられる。また、予約の対象である空間2の情報は、例えば、空間2の住所、所在場所の情報、管理用の名称や番号が含まれる。
また、空間2の利用に関連する各種の情報は、例えば、空間2に来たユーザの情報、利用の対象である空間2の情報、利用の開始日時、利用の終了日時である。空間2に来たユーザの情報は、例えば、撮影装置24によってユーザを撮影して得られたユーザの顔の情報、IDカードから得られた情報(例えば、ユーザの氏名、性別、年齢、会社等の所属先、社員ID、アカウント、パスワード、個人に付された管理用の情報、ユーザの顔の情報など)、情報取得装置により取得されたユーザの指紋や静脈の配置等が含まれる。また、利用の対象である空間2の情報は、例えば、空間2の住所、所在場所の情報、管理用の名称や番号が含まれる。
なお、空間管理サーバ6は、空間2に関連付けられている物品やサービスの予約を管理してもよい。例えば、貸し出しや使用の許諾が可能な物品やサービス、消費される又は消耗する物品やサービスを管理してもよい。
課金管理サーバ7は、ユーザへの課金を管理する。例えば、課金管理サーバ7は、空間2の予約に関連する各種の情報を基に、ユーザに対して課金する。ここで、複数のユーザが特定の時間帯に特定の空間2を利用する予約がされている場合、何れかのユーザが開始直前にキャンセルして欠席したり、遅刻したりする場合がある。この場合、遅刻せずに出席したユーザとしては、面会に対する期待が損なわれたり、特定の空間2に関する料金を払ったりすることがあり得る。そこで、詳細は後述するが、本実施の形態では、特定の時間帯の予め定められた時刻までに特定の空間2に来なかったユーザが存在する場合、来なかったユーザに対して、特定の空間2に関する料金について、予め定められた時刻までに来なかったことに応ずる料金を課金する。
なお、予め定められた時刻とは、遅刻の基準となる時刻であり、例えば、特定の時間帯の開始時刻や、開始時刻から5分後の時刻である。以下では、この予め定められた時刻を「遅刻基準時刻」と称する。遅刻基準時刻は、空間2を予約するシステムや個々の空間2に応じて予め定められたり、空間2を利用するユーザによって決められたりする。
<空間の構成>
図2は、ブース型の空間2の外観構成例を説明する図である。
図2に示すブース型の空間2は、例えば駅の構内、空港、オフィスビル、飲食店やデパート等の商業施設、銀行、図書館、美術館、博物館、公共機関や施設、連絡通路、公園等、室内外を問わずに配置される。
図2に示すブース型の空間2は、天井が取り付けられている閉鎖型のブースである。ただし、閉鎖型とは、密閉の意味ではなく、実用的な防音性能を備えていればよい。このため、通気口や小窓等の開口や隙間が、空間2を構成する躯体の一部分に設けられていてもよい。また、窓は開閉が可能でもよい。
図2に示す空間2の躯体は、天井20Aと、床面20Bと、開閉可能な扉22が取り付けられている壁面20Cと、壁面20Cの両側に位置する2つの壁面20D及び20Eと、扉22の対面側に位置する壁面20Fとで構成される。
天井20Aには、換気口23が設けられている。換気口23には、開口面積の調整が可能なルーバ23Aが取り付けられている。図2のルーバ23Aは、全開状態にある。
本実施の形態の場合、扉22は、壁面20Cに沿って移動が可能な引き戸を想定する。図2の場合、扉22は、一方向にスライドされる片引き扉であるが、2枚以上の部材を行き違わせて開閉する引き違い扉でも、2枚の部材を左右にスライドする引き分け扉でもよい。
もっとも、扉22は、引き戸に限らない。例えば扉22は、1枚の部材が弧を描くように移動する片開きの開き戸でもよいし、1つの開口部を2枚の扉部材で仕切る両開きの開き戸でもよい。
また、扉22は、蝶番で連結された2枚1組の扉部材を折り畳むように開く折れ戸でもよい。折れ戸にも、片方にのみ開くタイプと、両方向に開くタイプがある。
また、特殊なタイプとして、収納時に扉22が壁の中に引き込まれる引き込み戸や間仕切り戸であってもよい。
なお、扉22は内開きでも外開きでも構わない。また、扉22には、開閉時にユーザが掴む取手22Aが取り付けられている。
更に、扉22の中央部分には、秘匿性と防犯性を考慮した加工が施された部材22Bが配置されている。部材22Bは、例えば多数の孔が配列された金属製の板(例えばパンチングメタル)が内側に取り付けられた透明板でもよいし、目隠しとなる部材が隙間を空けて内側に取り付けられた透明板でもよいし、正面からは内部の確認が容易であるが斜め方向からは内部の確認が困難なフィルムが貼り付けられた透明板でもよいし、内部の視認性を低下させる加工が施された透明板でもよい。
ここでの透明板には、例えば、ガラス、アクリル樹脂を用いる。また、秘匿性と防犯性のために貼り付けられるフィルムの透過性に関する特性は、扉22の位置とユーザの作業位置との関係で定まる。扉22の正面奥でユーザが作業を行う場合には、正面からは内部の確認が困難であるが、斜め方向からは内部の確認が容易なフィルムを用いればよい。
ここでのフィルムは、透過と白濁を電気的に切り替え可能な液晶フィルムや透過率を電気的に制御可能な偏光フィルムでもよい。
また、視認性を低下させる加工には、例えば光が散乱するように部材の表面に細かい傷を付けることを含む。
なお、当該加工は、部材22Bの一部に施されていてもよい。例えば床面や天井の付近は透明であるが、作業中のモニタを覗き込める範囲は、加工によって視認性が低下される構造でもよい。
部材22Bを配置することで、モニタの画面を外部から隠しつつも、ユーザの在不在を外部から確認することが可能になる。
この他、扉22には、電子鍵による解錠が可能な電子錠22Cが取り付けられている。
もっとも、秘匿性と防犯性を考慮した加工は、扉22以外の部材にも施されることを妨げない。例えば壁面20D、20E、20Fの少なくとも一部に秘匿性と防犯性を考慮した加工が施されていてもよい。
空間2の利用人数は、空間2の容積によっておおよそ決まる。図2に示す空間2は、基本的に1~3人の少人数が使用する個室型を想定したものである。もっとも、本実施の形態に係る空間2は、多人数を収容可能な大部屋でもよい。大部屋は、単独の部屋として構成されていてもよいが、空間2の壁面20D及び20Eの一方又は両方を取り除いた複数の空間2を連結することで形成してもよい。
空間2を構成する躯体の形状や構造、提供される設備や性能は任意である。例えば天井20Aを取り除いた構成も可能である。
本実施の形態の場合、躯体の内部には、不図示の机と椅子が配置されている。机の上には、備え付けの備品及び機器、予約された備品及び機器等が配置される。
また、躯体の内部には、躯体の内部の撮影を行うカメラなどにより構成される撮影装置24、躯体の内部のユーザを検出する人感センサ25が設けられている。更に、躯体の外表面には、空間2を利用するユーザの個々の情報を取得するための情報取得装置(不図示)が設けられることもある。この情報取得装置は、例えば、ユーザに翳されるIDカードを読み取るリーダにより構成される。また、その他に、情報取得装置は、ユーザの指紋や静脈の配置などを読み取るリーダなどであってもよい。
<装置のハードウェア構成>
図3は、本実施の形態で使用する管理サーバのハードウェア構成の一例を説明する図である。本実施の形態における管理サーバは、マッチング管理サーバ5(図1参照)、空間管理サーバ6(図1参照)、課金管理サーバ7(図1参照)である。
管理サーバは、装置全体の動作を制御する制御ユニット101と、管理データ等を記憶するハードディスクドライブ102と、LAN(Local Area Network)ケーブル等を介した通信を実現するネットワークインターフェース103とを有している。
制御ユニット101は、CPU(Central Processing Unit)111と、基本ソフトウェアやBIOS(Basic Input Output System)等が記憶されたROM(Read Only Memory)112と、ワークエリアとして用いられるRAM(Random Access Memory)113とを有している。CPU111はマルチコアでもよい。また、ROM112は、書き換え可能な不揮発性の半導体メモリでもよい。制御ユニット101は、いわゆるコンピュータである。
ハードディスクドライブ102は、円盤状の基板表面に磁性体を塗布した不揮発性の記憶媒体にデータを読み書きする装置である。もっとも、不揮発性の記憶媒体は、半導体メモリや磁気テープでもよい。
この他、管理サーバは、必要に応じ、キーボード、マウス等の入力デバイス、液晶ディスプレイ等の表示デバイスも備える。
制御ユニット101と、ハードディスクドライブ102と、ネットワークインターフェース103とは、バス104や不図示の信号線を通じて接続されている。
図4は、本実施の形態に係るユーザ端末4のハードウェア構成の一例を示す図である。図4に示す構成は、ユーザ端末4がスマートフォンの場合を想定する。
ユーザ端末4は、装置全体の動作を制御する制御ユニット201と、各種のデータを記憶するメモリカード202と、無線通信の規格に準拠する各種の通信インターフェース203と、タッチセンサ等の入力デバイス204と、液晶ディスプレイや有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等の表示デバイス205と、GPS(Global Positioning System)センサ206と、各部を接続するバス207とを有している。
制御ユニット201は、CPU211と、ファームウェアやBIOS等が記憶されたROM212と、ワークエリアとして用いられるRAM213とを有している。CPU211はマルチコアでもよい。また、ROM212は、書き換え可能な不揮発性の半導体メモリでもよい。
通信インターフェース203は、例えば、マッチング管理サーバ5、空間管理サーバ6、課金管理サーバ7との接続に使用されるインターフェース、無線LANとの接続に使用されるインターフェースである。
GPSセンサ206は、GPS衛星からの電波を受信してユーザ端末4の位置を測定するセンサである。GPSセンサ206から出力される緯度、経度、高度の情報は、ユーザ端末4の現在位置を与える。なお、GPSセンサ206は、屋内用の測位システムに対応してもよい。
<課金管理サーバの機能構成>
図5は、課金管理サーバ7の機能構成の例を説明する図である。課金管理サーバ7は、予約情報取得部71、利用情報取得部72、出席状況把握部73、課金部74を備える。
取得手段の一例としての予約情報取得部71は、空間管理サーバ6から、空間2の予約のうち、終了日時が過ぎた予約であって、ユーザに対して課金する処理がまだ行われていない予約を対象として、予約に関連する各種の情報を取得する。
利用情報取得部72は、空間管理サーバ6から、空間2の利用に関連する各種の情報を取得する。
出席状況把握部73は、予約情報取得部71が取得した情報と利用情報取得部72が取得した情報とにより、予約情報取得部71が対象とした予約の各々について、ユーザの出席状況を把握する。
例えば、出席状況把握部73は、予約情報取得部71が取得した情報から、複数のユーザが特定の時間帯に特定の空間2を利用する予約がされていることを把握する。また、出席状況把握部73は、利用情報取得部72が取得した情報から、複数のユーザの各々が特定の空間2に来たか否か、特定の空間2に来た場合には特定の空間2に来た時刻を把握する。そして、複数のユーザの中に、特定の時間帯の遅刻基準時刻までに特定の空間2に来なかったユーザが存在する場合、そのユーザは欠席又は遅刻したものと判断する。
課金手段の一例としての課金部74は、出席状況把握部73が把握した出席情報を基に、ユーザに課金する。
例えば、課金部74は、ユーザが特定の時間帯に特定の空間2を利用する予約がされている場合、ユーザに対して、特定の空間2に関する料金を課金する。ここで、詳細は後述するが、複数のユーザが特定の時間帯に特定の空間2を利用する予約がされている場合に、複数のユーザの中に、特定の時間帯の遅刻基準時刻までに特定の空間2に来なかったユーザが存在する場合、課金部74は、当該来なかったユーザに対して、特定の空間2に関する料金について、遅刻基準時刻までに来なかったことに応ずる料金を課金する。
さらに説明すると、課金部74は、複数のユーザが特定の時間帯に特定の空間2を利用する予約がされている場合、複数のユーザの各々が特定の時間帯に特定の空間2に来たか否か、及び、複数のユーザの各々が特定の空間2に来た時刻、の少なくとも何れか一方の情報を基に、複数のユーザの各々に課金する。
なお、1人のユーザが特定の時間帯に特定の空間2を利用する予約がされている場合には、そのユーザが特定の空間2に来たか否かにかかわらず課金してもよい。この場合、空間2を利用する予定のユーザが複数の場合と1人の場合とで異なる情報を用いて課金されることになる。
また、課金は、例えば、事前に登録されたクレジットカードに対して課金の金額を請求することにより行われる。ただし、課金の手法は限定されない。例えば、課金するユーザの住所に請求書を送付してもよい。
そして、課金管理サーバ7の各機能部は、ソフトウェアとハードウェア資源とが協働することにより実現される。具体的には、課金管理サーバ7を、図3に示したハードウェア構成にて実現した場合、例えば、ハードディスクドライブ102等に記憶されたプログラムが、RAM113に読み込まれてCPU111に実行されることにより、予約情報取得部71、利用情報取得部72、出席状況把握部73、課金部74等の各機能部が実現される。
<課金管理サーバの処理>
図6は、課金管理サーバ7にて実施される処理の手順の一例を示したフローチャートである。図6に示す処理は、例えば、1分毎などの予め定められたタイミング毎に行われる。
なお、以下では、処理のステップを記号の「S」と表記する。
まず、予約情報取得部71は、空間管理サーバ6から、空間2の予約のうち、終了日時が過ぎた予約であって、ユーザに対する課金の処理がまだ行われていない予約を対象として、予約に関連する各種の情報を取得する(S101)。次に、利用情報取得部72は、空間管理サーバ6から、空間2の利用に関連する各種の情報を取得する(S102)。
次に、出席状況把握部73は、予約情報取得部71が取得した情報により、課金の処理を行う予約を1つ選択する(S103)。次に、出席状況把握部73は、予約情報取得部71が取得した情報により、S103で選択した予約において、特定の時間帯に特定の空間2を利用する予約がされていることを把握する(S104)。また、S103で選択した予約において、出席が予定されていたユーザを特定する(S105)。次に、出席状況把握部73は、出席が予定されていたユーザが複数人(即ち、2人以上)であるか否かを判定する(S106)。
S106で否定の判断(NO)がされた場合、即ち、出席が予定されていたユーザが1人の場合、課金部74は、出席が予定されていたユーザに対して、特定の空間2に関する料金を課金する(S107)。ここでは、出席が予定されていたユーザが特定の空間2に来たか否かにかかわらず、特定の空間2に関する料金が課金される。そして、後述するS111に移行する。
一方、S106で肯定の判断(YES)がされた場合、即ち、出席が予定されていたユーザが複数の場合、出席状況把握部73は、出席が予定されていた複数のユーザの中に、特定の時間帯の遅刻基準時刻までに特定の空間2に来なかったユーザが存在するか否かを判定する(S108)。
S108において、出席状況把握部73は、利用情報取得部72が取得した情報により、予約されていた空間2に来たユーザを特定する。具体的には、例えば、撮影装置24によってユーザを撮影して得られたユーザの顔の情報、IDカードから得られたユーザの氏名やアカウントにより、空間2に来たユーザを特定する。また、空間2に来たユーザ同士が各々のユーザ端末4で通信させることによって、空間2に来たことを互いに承認し合うことにより、空間2に来たユーザを特定してもよい。このようにして特定されたユーザと、S105で特定されたユーザとを比較することにより、出席が予定されていた複数のユーザの各々が空間2に来たか否か、空間2に来た場合には空間2に来た時刻が把握される。
S108で否定の判断(NO)がされた場合、課金部74は、出席が予定されていた複数のユーザの各々に対して、特定の空間2に関する料金について、遅刻基準時刻までに来たことに応ずる料金を課金する(S109)。そして、後述するS111に移行する。
一方、S108で肯定の判断(YES)がされた場合、課金部74は、出席が予定されていた複数のユーザのうち、遅刻基準時刻までに来なかったユーザに対して、特定の空間2に関する料金について、遅刻基準時刻までに来なかったことに応ずる料金を課金する(S110)。なお、遅刻基準時刻までに来たユーザに対しては、遅刻基準時刻までに来たことに応ずる料金が課金される。そして、後述するS111に移行する。
S107、S109、S110の後、出席状況把握部73は、予約情報取得部71が取得した情報により、課金の処理を行う対象の予約を全て選択したか否かを判定する(S111)。S111で肯定の判断(YES)がされた場合、本処理フローは終了する。一方、S111で否定の判断(NO)がされた場合、S103に移行し、引き続き、課金の処理が行われる。
<課金管理サーバの処理の具体例>
次に、課金管理サーバ7の処理の具体例について説明する。図7は、課金管理サーバ7の処理の具体例を説明するための図である。
この例では、マッチングサイトにより、ユーザAとユーザBとがマッチングしたものとする。そして、ユーザAとユーザBとが面会の調整を行い、空間2Cを予約したとする。具体的には、図7に示すように、ユーザA及びユーザBが、2019年7月1日の10時~11時に空間2Cを利用する予約がされている。また、空間2Cの利用料金は、1時間で600円である。更に、遅刻基準時刻が、2019年7月1日の10時5分と定められている。
ここで、例えば、ユーザA及びユーザBが共に2019年7月1日の10時5分までに来た場合、遅刻せずに出席したことになる。この場合、課金部74は、例えば、空間2Cの利用料金を、ユーザAとユーザBに均等に課金する。即ち、課金部74は、ユーザAに300円課金し、ユーザBに300円課金する。
また、例えば、ユーザAは遅刻及び欠席せず、2019年7月1日の10時5分までに来たが、ユーザBは開始時刻10時の直前にキャンセルして、10時~11時に来なかった場合、ユーザBは欠席として扱われる。この場合、課金部74は、ユーザBに対して、空間2Cに関する料金について、10時5分までに来なかったことに応ずる料金を課金する。言い換えると、ユーザBに対して、欠席したことに応ずる料金を課金する。具体的には、例えば、課金部74は、ユーザBに対して、空間2Cに関する料金について、ユーザAの分も含む600円を課金する。他方、課金部74は、ユーザAに対しては課金しない。
さらに説明すると、ユーザBは空間2Cに来なかったが、空間2Cに関する料金として、600円課金される。他方、ユーザAは空間2Cに来たが、空間2Cに関する料金として課金される金額は0円である。即ち、空間2Cに関する料金は課金されない。よって、この例では、空間2Cに関する料金について、欠席したユーザBに対して、遅刻及び欠席しなかったユーザAよりも多く課金される。
付言すると、通常の場合(即ち、ユーザA及びユーザBが共に遅刻せずに出席した場合)、ユーザA及びユーザBにはそれぞれ300円課金される。一方、ユーザBが欠席した場合、ユーザAに課金される金額は0円である。よって、この例では、ユーザBが欠席した場合、ユーザAに対して、通常の場合よりも安くなるように課金される。また、ユーザBが欠席した場合、ユーザBに課金される金額は600円である。よって、この例では、ユーザBが欠席した場合、ユーザBに対して、通常の場合よりも高くなるように課金される。
また、この例では、欠席したユーザBに対して、ユーザAの分も含めた600円を課金し、出席したユーザAには課金しないこととしたが、課金の金額はこのような例に限られない。
例えば、出席したユーザと欠席したユーザとの課金の割合を1:5にする場合、ユーザAに対して100円課金され、ユーザBに対して500円課金される。
また、例えば、出席したユーザと欠席したユーザとで均一に課金した上で、欠席したユーザに対してペナルティとしてさらに課金してもよい。例えば、ユーザAには通常の場合と同様に300円課金され、ユーザBには、通常の場合の300円に加えて、ペナルティの100円が加算され、合計400円課金される。
更に、出席したユーザの交通費を欠席したユーザが払うようにしてもよい。この場合、欠席したユーザには、出席したユーザの交通費が課金される。
次に、例えば、ユーザAは遅刻及び欠席せず、2019年7月1日の10時5分までに来たが、ユーザBは2019年7月1日の10時20分に来た場合、ユーザBが来た時刻は10時5分を過ぎているため、ユーザBは遅刻として扱われる。この場合、課金部74は、ユーザBに対して、空間2Cに関する料金について、10時5分までに来なかったことに応ずる料金を課金する。言い換えると、ユーザBに対して、遅刻したことに応ずる料金を課金する。具体的には、例えば、課金部74は、ユーザBに対して、空間2Cに関する料金について、ユーザAの2倍課金する。即ち、課金部74は、ユーザAに200円課金し、ユーザBに400円課金する。
さらに説明すると、ユーザBは遅刻して空間2Cに来たが、空間2Cに関する料金として、400円課金される。他方、ユーザAは遅刻せずに空間2Cに来たが、空間2Cに関する料金として、200円課金される。よって、この例では、空間2Cに関する料金について、遅刻したユーザBに対して、遅刻及び欠席しなかったユーザAよりも多く課金される。
付言すると、通常の場合(即ち、ユーザA及びユーザBが共に遅刻せずに出席した場合)、ユーザA及びユーザBにはそれぞれ300円課金される。一方、ユーザBが遅刻した場合、ユーザAに課金される金額は200円である。よって、この例では、ユーザBが遅刻した場合、ユーザAに対して、通常の場合よりも安くなるように課金される。また、ユーザBが遅刻した場合、ユーザBに課金される金額は400円である。よって、この例では、ユーザBが遅刻した場合、ユーザBに対して、通常の場合よりも高くなるように課金される。
また、この例では、遅刻したユーザBに対して、ユーザAの2倍課金することとしたが、課金の金額はこのような例に限られない。
例えば、遅刻しなかったユーザと遅刻したユーザとの課金の割合を1:5にする場合、ユーザAに対して100円課金され、ユーザBに対して500円課金される。
また、ユーザが欠席した場合と同様に、遅刻したユーザに対して、ペナルティを加算した金額を課金したり、遅刻しなかったユーザの交通費を課金したりしてもよい。
更に、遅刻したユーザが空間2に来た時刻に応じて、言い換えると、ユーザが遅刻した時間の長さに応じて、各ユーザに課金してもよい。
例えば、ユーザBは10時20分に来たため、開始時刻から数えると20分遅れたことになる。その結果、ユーザBは、10時20分から終了時刻である11時までの40分間、空間2Cにいたことになる。他方、ユーザAは10時~11時までの60分間、空間2Cにいたことになる。そこで、ユーザAとユーザBとの課金の割合を40:60=2:3として、ユーザAに対して240円課金し、ユーザBに対して360円課金する。
また、例えば、ユーザBが10時20分に来た場合、その20分間の利用料をユーザBに課金し、残りの40分間の利用料をユーザAとユーザBとで均等に課金してもよい。例えば、最初の20分間の利用料は200円、残りの40分間の利用料は400円である。ここで、最初の20分間の利用料200円の全額をユーザBに課金し、残りの40分間の利用料400円をユーザAとユーザBとで均等に200円ずつ課金する。また、例えば、ユーザBが10時20分に来た場合、最初の20分間の利用料をユーザAとユーザBとで均等に課金し、残りの40分間の利用料をユーザBに課金してもよい。
また、例えば、遅刻の時間1分当たりの課金額を定めてもよい。例えば、遅刻の時間1分当たり30円課金する場合、15分遅刻したユーザBに対して450円課金される。ここで、空間2Cの利用料金は600円であるため、残りの150円がユーザAとユーザBに均等に課金される。その結果、ユーザAに75円、ユーザBに525円課金される。
このように、複数のユーザが特定の時間帯に特定の空間2を利用する予約がされている場合に、複数のユーザの中に、特定の時間帯の遅刻基準時刻までに特定の空間2に来なかったユーザがいる場合、このユーザには、特定の空間2に関する料金について、遅刻基準時刻までに来なかったことに応ずる料金が課金される。
なお、この例では、遅刻又は欠席したユーザBに対して、ユーザAよりも多く課金することとしたが、このような例に限られない。例えば、ユーザBに対して、ユーザAと同じ金額を課金したり、ユーザAの方が多くなるように課金したりしてもよい。
また、この例では、ユーザBが遅刻又は欠席した場合、ユーザAに対して、通常の場合(即ち、ユーザA及びユーザBが共に遅刻せずに出席した場合)よりも安くなるように課金したが、このような例に限られない。例えば、ユーザBが遅刻又は欠席した場合、ユーザAに対して、通常の場合と同じ金額を課金したり、通常の場合よりも高くなるように課金したりしてもよい。
また、遅刻せずに出席したユーザと遅刻又は欠席したユーザとでどのように課金するかについては、空間2を予約するシステムや個々の空間2に応じて予め定めてもよいし、事前にユーザ間で取り決めを行ってもよい。また、事後にユーザ間で取り決めを行ってもよい。事後にユーザ間で取り決めを行う場合、例えば、遅刻せずに出席したユーザが、先に課金の割合を提示し、それを遅刻又は欠席したユーザが受け入れるか否かによって交渉が行われる。また、遅刻又は欠席したユーザがいた場合であっても、事前又は事後の取り決めにより、遅刻又は欠席したユーザがいない場合と同様に課金してもよい。
また、この例では、空間2に関する料金として、空間2の利用料金を課金したが、無料で利用可能な空間2も存在する。空間2が無料で利用可能な場合には、空間2に関する料金として、ペナルティの金額が課金される。
<課金管理サーバの処理の他の例>
次に、課金管理サーバ7の処理の他の例について説明する。図8は、課金管理サーバ7の処理の他の例を説明するための図である。
図8に示す例では、複数のユーザが特定の時間帯に特定の空間2を利用する予約がされている場合に、特定の時間帯の遅刻基準時刻までに特定の空間2に来たユーザと来なかったユーザとが存在する場合、その状況に基づいて、両者が次に会う予約の料金が課金される。
この例では、図7に示す例と同様に、ユーザA及びユーザBが2019年7月1日の10時~11時に空間2Cを利用する予約がされたとする。また、空間2Cの利用料金は、1時間で600円である。更に、遅刻基準時刻が、2019年7月1日の10時5分と定められている。
ここで、例えば、ユーザAは遅刻及び欠席せず、2019年7月1日の10時5分までに来たが、ユーザBは開始時刻10時の直前にキャンセルして欠席した。そこで、改めて、別の日である2019年7月8日の10時~11時にユーザA及びユーザBが空間2Cを利用する予約がされ、ユーザA及びユーザBが共に遅刻及び欠席せずに空間2Cに来たとする。
この場合、例えば、初回の予約(即ち、2019年7月1日の10時~11時の予約)では、課金部74は、空間2Cの利用料金を、ユーザAとユーザBに均等に課金する。即ち、課金部74は、ユーザAに300円課金し、ユーザBに300円課金する。他方、次回の予約(即ち、2019年7月8日の10時~11時の予約)では、課金部74は、空間2Cの利用料金について、ユーザBが初回に欠席したことに応ずる料金をユーザBに上乗せする。具体的には、空間2Cの利用料金は600円であるため、均等に課金する場合には両者に300円課金することになるが、ユーザBに200円上乗せして、500円課金する。一方、ユーザAの料金を200円安くして、100円課金する。
付言すると、初回の予約の料金と次回の予約の料金の合計は、ユーザAは400円、ユーザBは800円となる。即ち、初回に欠席したユーザBに対して、ユーザAよりも多く課金される。
このように、初回の状況に基づいて、次回の予約の料金が課金される。
なお、この例では、初回の予約で空間2Cの利用料金を均等に課金したが、このような例に限られない。初回の予約において、欠席したユーザBに対して、ユーザAより多く課金してもよい。例えば、初回の予約の料金として、ユーザAに0円、ユーザBに600円課金し、次回の予約の料金として、ユーザAに0円、ユーザBに600円課金してもよい。また、初回の予約において、ユーザAに対して、欠席したユーザBよりも多く課金してもよい。
また、この例では、ユーザBが欠席した場合について説明したが、ユーザBが遅刻した場合も同様の手順で課金してもよい。
更に、この例では、初回と次回で同じ空間2Cを予約したが、初回と次回で異なる空間2を予約する場合も同様の手順で課金してもよい。
そして、この例では、初回の予約が終了した後に次回の予約をすることとしたが、次回の予約をする時期は限定されない。例えば、初回の予約の開始時刻の前に次回の予約をした場合も、同様の手順で課金してもよい。
また、次回の予約の料金をどのように課金するかについては、空間2を予約するシステムや個々の空間2に応じて予め定めてもよいし、ユーザ間で取り決めを行ってもよい。ユーザ間の取り決めの時期はいつでもよく、次回の予約をする前でも後でもよい。
更に、次回の予約では、初回の状況に基づいて、両者が次に会う場所を決めてもよい。例えば、次回の予約では、初回に遅刻せずに出席したユーザに対して、空間2の場所を決める権限を付与したり、そのユーザの居住地の近くの空間2を予約したりしてもよい。
また、この例では、次回の予約でユーザBは遅刻及び欠席をしないこととしたが、次回の予約でもユーザBが遅刻又は欠席した場合には、その状況に基づいて、3回目の予約の料金が課金される。例えば、3回目の予約がされた空間2Cの利用料金が600円の場合、3回目の予約の料金として、ユーザAに100円、ユーザBに500円課金される。
<他の構成例>
次に、本実施の形態の他の構成例について説明する。
(遅刻又は欠席を事前に通知した場合の処理)
本実施の形態では、ユーザが、遅刻基準時刻までに空間2に来ない旨を特定の時刻より前に通知した場合、そのユーザに対して、遅刻基準時刻までに来なかったことに応ずる料金を課金しないこととしてもよい。
なお、特定の時刻は、課金の基準となる時刻であり、例えば、空間2を予約するシステムや個々の空間2に応じて予め定められたり、空間2を利用するユーザによって決められたりする。具体的には、特定の時刻は、例えば、予約された時間帯の開始時刻より1時間前の時刻である。
例えば、ユーザAとユーザBとが面会の調整を行い、空間2Cを予約したとする。ここで、ユーザAは遅刻せずに来たが、ユーザBはキャンセルして欠席した。ただし、ユーザBは、ユーザA又は空間2Cの管理者等に対して、遅刻基準時刻までに空間2Cに来ない旨を特定の時刻より前に通知していた。この場合、ユーザBに対して、遅刻基準時刻までに来なかったことに応ずる料金を課金しなくてもよい。空間2Cの利用料金が600円であれば、例えば、ユーザAとユーザBに均等に300円ずつ課金される。
また、この例では、ユーザBは欠席したが、ユーザBが遅刻した場合も同様に、ユーザBに対して、遅刻基準時刻までに来なかったことに応ずる料金を課金しなくてもよい。
(複数のユーザの関係性に応じて課金する処理)
本実施の形態では、空間2に関する料金について、空間2を利用する複数のユーザの関係性に応じて、各ユーザに課金してもよい。
例えば、ユーザA及びユーザBが空間2Cを利用する予約がされた場合に、ユーザAとユーザBとの過去の面会の回数に応じて課金してもよい。具体的には、例えば、空間2の利用料金を600円とする。ここで、ユーザBが開始時刻の直前にキャンセルして欠席した場合、過去に面会したことがない場合には、ユーザAに0円、ユーザBに600円課金される。一方、過去に1度面会したことがある場合には、ユーザAに100円、ユーザBに500円課金される。
また、例えば、ユーザBが開始時刻の直前にキャンセルして欠席した場合、ユーザAが英会話の講師、ユーザBが英会話の生徒の場合には、英会話の講師と生徒という関係性により、ユーザAに100円、ユーザBに500円課金される。ここで、例えば、ユーザA及びユーザBが婚活で会う場合には、結婚のパートナーの候補同士という関係性により、ユーザAに0円、ユーザBに600円課金される。
このように、複数のユーザの関係性に応じて課金の額が調整される。
(空間を利用する目的に応じて課金する処理)
本実施の形態では、空間2に関する料金について、複数のユーザが空間2を利用する目的に応じて、各ユーザに課金してもよい。
例えば、ユーザA及びユーザBが空間2Cを利用する予約がされた場合に、ユーザBが開始時刻の直前にキャンセルして欠席したとする。また、空間2Cの利用料金を600円とする。ここで、ユーザAが英会話の講師、ユーザBが英会話の生徒の場合、英会話という目的により、ユーザAに100円、ユーザBに500円課金される。また、例えば、ユーザAとユーザBとが婚活目的で空間2Cを利用する場合、婚活という目的により、ユーザAに0円、ユーザBに600円課金される。
このように、空間を利用する目的に応じて課金の額が調整される。
(サービスの料金を課金する場合の処理)
上述した例では、ユーザに対して、予約された空間2に関する料金を課金した。ここで、空間2で有料のサービスが提供される場合に、このサービスの料金について、上述した例と同様の手順で課金してもよい。空間2で提供されるサービスの料金には、例えば、英会話目的で空間2が利用される場合の英会話のレッスン料、空間2が飲食店の場合の飲食料金等が例示される。ここでは、役務の一例として、サービスが用いられる。
例えば、ユーザAが英会話の講師、ユーザBが英会話の生徒で、英会話目的で空間2Cを利用する場合に、ユーザAは遅刻せずに空間2Cに来たが、ユーザBが遅刻又は欠席したとする。この場合、ユーザBに対して、空間2で提供される英会話のレッスン料について、遅刻基準時刻までに来なかったことに応ずる料金が課金される。具体的には、英会話のレッスン料が1000円の場合、ユーザBに対して、レッスン料1000円が課金される。ここで、英会話のレッスン料に加えて、空間2Cの利用料金を課金してもよい。例えば、空間2の利用料金が600円の場合、ユーザBに対して、空間2の利用料金600円も課金される。よって、ユーザBには、レッスン料と空間2の利用料金との合計で1600円課金される。
また、英会話や飲食などのサービスの種類に応じて課金してもよい。例えば、空間2で提供されるサービスの種類に応じて、サービスの料金について、遅刻又は欠席したユーザに課金する割合を変えたり、遅刻又は欠席したユーザに課金する金額の上限を変えたりしてもよい。
更に、サービスによっては、事前に料金が決まっている場合もあれば、当日現地で決まる場合もある。例えば、空間2が飲食店の場合、当日の注文に応じて料金が決まることになる。そこで、当日現地でサービスの料金が決まる場合には、事前に定めた金額を課金してもよいし、当日の状況に応じて課金してもよい。当日の状況に応じて課金する場合、例えば、遅刻又は欠席したユーザに対して、当日決まった金額のうち、予め定められた割合の金額を課金したり、予め定められた上限の金額を課金したりしてもよい。また、遅刻の時間の長さに応じて課金してもよい。
(その他の構成例)
複数のユーザのうちのあるユーザがキャンセルして欠席した場合、他のユーザは、相手がキャンセルしたことを知って、空間2に行かない場合もあり得る。そこで、他のユーザが空間2に行ったか否かに応じて課金してもよい。
例えば、ユーザA及びユーザBが空間2Cを利用する予約がされた場合に、ユーザBが開始時刻の直前にキャンセルして欠席したとする。また、空間2Cの利用料金を600円とする。ここで、ユーザAが空間2に行った場合には、ユーザAに0円、ユーザBに600円課金される。一方、ユーザAが空間2に行かなかった場合には、均等に、ユーザAに300円、ユーザBに300円課金される。
また、上述した例では、マッチング管理サーバ5が提供するマッチングサイトにてマッチングしたユーザ同士が空間2を利用することとしたが、マッチングの手法は限定されない。例えば、マッチング管理サーバ5を介さずに、複数のユーザ端末4でやり取りをしてマッチングしてもよい。具体的には、例えば、ユーザ端末4は、Bluetooth(登録商標)といった近距離無線通信や、LPWA(Low Power Wide Area)等の広域無線通信、GPSセンサ206で測定した位置情報等を利用して、周囲にある他のユーザ端末4を特定する。そして、ユーザ端末4が特定した他のユーザ端末4との間で通信を行うことにより、マッチングしてもよい。
更に、本実施の形態では、空間2を利用するユーザは、マッチングしたユーザに限られない。例えば、同じ職場にいる複数のユーザが空間2を予約して利用したり、友人関係にある複数のユーザが空間2を予約して利用したりする場合にも、本実施の形態に係る課金の手法を適用してもよい。
また、本発明の実施の形態を実現するプログラムは、通信手段により提供することはもちろん、CD-ROM等の記録媒体に記憶して提供することも可能である。
なお、上記では種々の実施形態および変形例を説明したが、これらの実施形態や変形例どうしを組み合わせて構成してももちろんよい。
また、本開示は上記の実施形態に何ら限定されるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施することができる。
1…情報処理システム、2…空間、4…ユーザ端末、5…マッチング管理サーバ、6…空間管理サーバ、7…課金管理サーバ、71…予約情報取得部、72…利用情報取得部、73…出席状況把握部、74…課金部

Claims (14)

  1. 複数のユーザが特定の時間帯に特定の場所を利用する予約についての情報を取得する取得手段と、
    前記複数のユーザの中に、前記特定の時間帯の予め定められた時刻までに前記特定の場所に来なかったユーザが存在する場合、当該来なかったユーザに対して、当該特定の場所に関する料金について、当該予め定められた時刻までに来なかったことに応ずる料金を課金する課金手段と
    を備える情報処理システム。
  2. 前記課金手段は、前記複数のユーザの中に、前記予め定められた時刻までに前記特定の場所に来たユーザと前記来なかったユーザとが存在する場合、当該特定の場所に関する料金について、当該来なかったユーザに対して、当該来たユーザよりも多く課金すること
    を特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記課金手段は、前記来なかったユーザが存在する場合、前記予め定められた時刻までに前記特定の場所に来たユーザに対して、当該特定の場所に関する料金について、当該来なかったユーザが存在しない場合よりも安くなるように課金すること
    を特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  4. 前記課金手段は、前記来なかったユーザが前記予め定められた時刻の後の時刻であって前記特定の時間内の時刻に前記特定の場所に来た場合には、当該来なかったユーザに対して、当該特定の場所に来た時刻に応じて課金すること
    を特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  5. 前記課金手段は、前記予め定められた時刻までに前記特定の場所に来たユーザに対して、当該特定の場所に関する料金について、前記来なかったユーザが当該特定の場所に来た時刻に応じて課金すること
    を特徴とする請求項4に記載の情報処理システム。
  6. 前記課金手段は、前記複数のユーザの中に、前記予め定められた時刻までに前記特定の場所に来たユーザと前記来なかったユーザとが存在する場合に、当該来たユーザと当該来なかったユーザとが次に会う予約がある場合には、当該来なかったユーザに対して、次の予約の場所に関する料金について、当該予め定められた時刻までに来なかったことに応ずる料金を課金すること
    を特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  7. 前記課金手段は、前記来なかったユーザに対して、前記特定の場所に関する料金と次の予約の場所に関する料金との合計について、前記来たユーザよりも多く課金すること
    を特徴とする請求項6に記載の情報処理システム。
  8. 前記課金手段は、前記来なかったユーザが、前記予め定められた時刻までに前記特定の場所に来ない旨を特定の時刻より前に通知した場合、当該来なかったユーザに対して、当該予め定められた時刻までに来なかったことに応ずる料金を課金しないこと
    を特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  9. 前記課金手段は、更に、前記特定の場所で有料の役務が提供される場合には、前記来なかったユーザに対して、当該役務の料金について、前記予め定められた時刻までに来なかったことに応ずる料金を課金すること
    を特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  10. 前記課金手段は、前記来なかったユーザに対して、前記役務の料金について、当該役務の種類に応じて課金すること
    を特徴とする請求項9に記載の情報処理システム。
  11. 前記課金手段は、前記来なかったユーザに対して、前記特定の場所に関する料金について、前記複数のユーザの関係性に応じて課金すること
    を特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  12. 前記課金手段は、前記来なかったユーザに対して、前記特定の場所に関する料金について、前記複数のユーザが当該特定の場所を利用する目的に応じて課金すること
    を特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  13. ユーザが特定の時間帯に特定の場所を利用する予約についての情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段から取得した情報を基に前記特定の場所に関する料金を前記ユーザに課金し、当該情報において複数のユーザが当該特定の場所を利用することが予約されている場合には、当該複数のユーザの各々が前記特定の時間帯に当該特定の場所に来たか否か、及び、当該複数のユーザの各々が当該特定の場所に来た時刻の少なくとも何れか一方の情報を用いて、当該複数のユーザの各々に課金する課金手段と
    を備える情報処理システム。
  14. コンピュータに、
    複数のユーザが特定の時間帯に特定の場所を利用する予約についての情報を取得する機能と、
    前記複数のユーザの中に、前記特定の時間帯の予め定められた時刻までに前記特定の場所に来なかったユーザが存在する場合、当該来なかったユーザに対して、当該特定の場所に関する料金について、当該予め定められた時刻までに来なかったことに応ずる料金を課金する機能と
    を実現させるためのプログラム。
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