JP2024033998A - 情報処理システムおよびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】複数のサービスの各々と、各サービスを利用する時間とを指定して予約する場合に比べて、複数のサービスを予約する際の利用者の作業性を向上させる。【解決手段】1または複数のプロセッサを備える情報処理システムにて、1または複数のプロセッサは、予約可能な複数のサービスを組み合わせて利用しようとする利用者の目的を含む、利用者から受け付けた情報を示す利用者情報を取得し、利用者情報に含まれる目的に対応する複数のサービスを特定し、特定した複数のサービスの各々を提供する事業者のスケジュールを含む、事業者についての情報を示す事業者情報を取得し、特定した複数のサービスを、事業者情報に基づき複数のサービスの各々の利用日時が重複しないように組み合わせ、一括して予約する。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理システムおよびプログラムに関する。
特許文献1には、会合に複数名が参加する場合において、調整開始者からの入力に応じて、会合の日程調整に必要な複数の項目からなる調整条件を設定し、日程調整画面へのアクセス情報を発行する日程調整装置について記載されている。特許文献1では、日程調整画面へアクセスした中間入力者からの入力に応じて第3の候補日程が抽出され、この第3の候補日程の中から、日程調整画面へアクセスした最終入力者からの入力に応じて第4の候補日程が抽出されることが開示されている。
特許第6928409号報
例えば、利用者が、予約したサービスを利用する際、利用したいサービスと、サービスを利用する時間とを指定して予約することがある。複数のサービスを予約する場合にも、同じことが起こり得る。この場合、利用者は、利用したい複数のサービスの各々と、各サービスを利用する時間とを指定して予約する必要がある。
本発明の目的は、複数のサービスの各々と、各サービスを利用する時間とを指定して予約する場合に比べて、複数のサービスを予約する際の利用者の作業性を向上させることにある。
請求項1に記載の発明は、1または複数のプロセッサを備える情報処理システムであり、前記1または複数のプロセッサは、予約可能な複数のサービスを組み合わせて利用しようとする利用者の目的を含む、当該利用者から受け付けた情報を示す利用者情報を取得し、前記利用者情報に含まれる前記目的に対応する前記複数のサービスを特定し、特定した前記複数のサービスの各々を提供する事業者のスケジュールを含む、当該事業者についての情報を示す事業者情報を取得し、特定した前記複数のサービスを、前記事業者情報に基づき当該複数のサービスの各々の利用日時が重複しないように組み合わせ、一括して予約する、情報処理システムである。
請求項2に記載の発明は、前記1または複数のプロセッサは、前記利用者情報に、貸し出される場所であって特定した前記複数のサービスを利用する際の当該場所を示す情報が含まれる場合、当該場所のスケジュールについて情報を示す場所情報を取得し、前記事業者情報と前記場所情報とに基づき、前記場所を予約可能な日時の範囲内で前記利用日時が重複しないように組み合わせられた前記複数のサービスと、当該場所とを、一括して予約する、請求項1に記載の情報処理システムである。
請求項3に記載の発明は、前記1または複数のプロセッサは、前記複数のサービスを利用する際に端末装置を用いる場合、前記場所を予約可能な日時の範囲内で前記利用日時が重複しないように組み合わせられた当該複数のサービスと、当該端末装置が設置された当該場所とを、一括して予約する、請求項2に記載の情報処理システムである。
請求項4に記載の発明は、前記1または複数のプロセッサは、前記事業者情報に、前記事業者が提供する前記複数のサービスの各々の所要時間を示す情報が含まれる場合、特定した当該複数のサービスを、前記利用日時が連続するように組み合わせ、一括して予約する、請求項1に記載の情報処理システムである。
請求項5に記載の発明は、前記1または複数のプロセッサは、前記複数のサービスを利用する際に予め定められた条件を満たす場合、当該複数のサービスのうちの一のサービスと、当該複数のサービスのうちの当該一のサービスと前記利用日時が連続する他のサービスとの間に、休憩時間を設けて予約する、請求項4に記載の情報処理システムである。
請求項6に記載の発明は、前記1または複数のプロセッサは、前記事業者情報に基づき、前記複数のサービスの組み合わせであって前記利用日時が重複しない当該組み合わせの候補を、前記利用者に提示し、提示された前記候補のうちの前記利用者が選択した当該候補に基づき、特定した前記複数のサービスを、一括して予約する、請求項1に記載の情報処理システムである。
請求項7に記載の発明は、前記1または複数のプロセッサは、前記事業者情報に、前記複数のサービスの各々に対して割り当てられ、一括して予約されるサービスとして抽出される優先度を示す情報が含まれる場合、当該優先度に基づく前記候補を、前記利用者に提示する、請求項6に記載の情報処理システムである。
請求項8に記載の発明は、前記1または複数のプロセッサは、前記目的を達成するために要求される前記組み合わせ内の順番、利用回数、および評価の少なくとも一つに基づき、前記複数のサービスの各々に対して、優先度を割り当てる、請求項7に記載の情報処理システムである。
請求項9に記載の発明は、前記1または複数のプロセッサは、前記利用者情報に、前記利用者が前記複数のサービスを利用する希望の日時を示す情報が含まれる場合、当該希望の日時の範囲内で前記利用日時が重複しないように組み合わせられた前記複数のサービスを、一括して予約する、請求項1に記載の情報処理システムである。
請求項10に記載の発明は、前記1または複数のプロセッサは、前記利用者情報に、前記利用者が設定した前記複数のサービスの内容に対する条件を示す情報が含まれる場合、特定した前記複数のサービスであって当該条件を満たす当該複数のサービスを、一括して予約する、請求項1に記載の情報処理システムである。
請求項11に記載の発明は、前記1または複数のプロセッサは、特定した前記複数のサービスが、それぞれ異なる前記事業者により提供される場合、前記利用日時が重複しないように組み合わせられた複数の前記事業者に対して、一括して予約する、請求項1に記載の情報処理システムである。
請求項12に記載の発明は、前記1または複数のプロセッサは、複数の前記事業者の各々の事業が異なる場合、当該事業の内容に基づき、前記目的を達成可能な順番で前記利用日時が重複しないように組み合わせられた複数の前記事業者に対して、一括して予約する、請求項11に記載の情報処理システムである。
請求項13に記載の発明は、前記1または複数のプロセッサは、表示部に、前記目的を指定する操作を前記利用者から受け付ける操作画像を表示し、前記目的に対応する前記複数のサービスの組み合わせを予約可能な日時から前記利用日時を選択する操作を前記利用者から受け付ける選択画像を、前記表示部に表示する、請求項1に記載の情報処理システムである。
請求項14に記載の発明は、前記1または複数のプロセッサは、前記複数のサービスの予約された組み合わせのうちの、一のサービスを提供する前記事業者によって、当該一のサービスの予約が取り消された場合、当該複数のサービスの新たな組み合わせを提示し、提示された前記新たな組み合わせのうちの前記利用者が選択した当該新たな組み合わせに基づき、前記複数のサービスを、一括して再予約する、請求項1に記載の情報処理システムである。
請求項15に記載の発明は、前記1または複数のプロセッサは、前記新たな組み合わせとして、前記一のサービスを、前記事業者とは異なる他の事業者が提供する他のサービスであって当該一のサービスと同等の当該他のサービスに入れ替えた組み合わせを提示する、請求項14に記載の情報処理システムである。
請求項16に記載の発明は、前記1または複数のプロセッサは、前記新たな組み合わせとして、前記予約された組み合わせ内の前記複数のサービスの順番を入れ替えた組み合わせを提示する、請求項14に記載の情報処理システムである。
請求項17に記載の発明は、前記1または複数のプロセッサは、前記新たな組み合わせとして、前記予約された組み合わせ内の前記一のサービスを除く前記複数のサービスのうちの、当該一のサービスよりも後に利用されるように予約されたサービスの前記利用日時を繰り上げた組み合わせを提示する、請求項14に記載の情報処理システムである。
請求項18に記載の発明は、前記1または複数のプロセッサは、一括して予約された前記複数のサービスのうちの一のサービスの予約が、当該一のサービスを提供する一の事業者により取り消された場合、当該一の事業者と事業が一致する他の事業者に対して、当該一のサービスが予約されていた前記利用日時で予約可能なサービスを募集することを知らせる通知を行い、前記通知を受けた前記他の事業者のうちの、当該通知に応答した当該他の事業者が提供する他のサービスを、前記一のサービスが予約されていた前記利用日時で予約する、請求項1に記載の情報処理システムである。
請求項19に記載の発明は、コンピュータに、予約可能な複数のサービスを組み合わせて利用しようとする利用者の目的を含む、当該利用者から受け付けた情報を示す利用者情報を取得する機能と、前記利用者情報に含まれる前記目的に対応する前記複数のサービスを特定する機能と、特定した前記複数のサービスの各々を提供する事業者のスケジュールを含む、当該事業者についての情報を示す事業者情報を取得する機能と、特定した前記複数のサービスを、前記事業者情報に基づき当該複数のサービスの各々の利用日時が重複しないように組み合わせ、一括して予約する機能と、を実現させるためのプログラムである。
請求項1,19の発明によれば、複数のサービスの各々と、各サービスを利用する時間とを指定して予約する場合に比べて、複数のサービスを予約する際の利用者の作業性を向上させることができる。
請求項2の発明によれば、サービスと、このサービスを利用する際の場所とを別個に予約する場合に比べて、貸し出されている場所で利用するサービスを予約する際の利用者の作業性を向上させることができる。
請求項3の発明によれば、複数のサービスを利用するために使用する端末装置を、利用者が利用日時に用意できない場合にも、利用者が、端末装置を用いる複数のサービスを利用することができる。
請求項4の発明によれば、利用者が各サービスを利用する時間を連続するように指定して予約する場合に比べて、複数のサービスを予約する際の利用者の作業性を向上させることができる。
請求項5の発明によれば、複数のサービスを連続して利用しようとする利用者の休憩時間を確保することができる。
請求項6の発明によれば、利用者が複数のサービスの組み合わせを比較することができる。
請求項7の発明によれば、サービスに対して割り当てられた優先度を考慮しない構成に比べ、複数のサービスの組み合わせを比較する際の利用者の作業性を向上させることができる。
請求項8の発明によれば、利用者から受け付けた目的を達成するために要求されるサービスが提供される順番、各サービスの利用回数、およびサービスに対する評価の少なくとも一つを考慮して、複数のサービスの組み合わせを提示することができる。
請求項9の発明によれば、利用者が希望する日時に利用可能な複数のサービスを、一括して予約することができる。
請求項10の発明によれば、サービスの内容に対する利用者の要望に沿った複数のサービスを一括して予約することができる。
請求項11の発明によれば、事業者ごとに予約する場合に比べて、複数のサービスを予約する際の利用者の作業性を向上させることができる。
請求項12の発明によれば、サービス同士の関係を考慮しない構成に比べ、異なる事業者のサービスを予約する際の利用者の作業性を向上させることができる。
請求項13の発明によれば、利用目的に対応する複数のサービスを提供可能な時間帯から、利用者が、利用時間帯を選択することができる。
請求項14の発明によれば、事業者によって予約が取り消された場合において、複数のサービスの新たな組み合わせが提示されない構成と比べて、新たに予約する際のユーザの作業性を向上させることができる。
請求項15の発明によれば、事業者によって予約が取り消された場合において、予約していた組み合わせと同等の組み合わせで、複数のサービスを一括して予約することができる。
請求項16の発明によれば、事業者によって予約が取り消された場合において、予約していた日時で、予約していた複数のサービスを一括して予約することができる。
請求項17の発明によれば、事業者によって予約が取り消された場合において、予約の取り消しにより生じた空き時間を解消して、複数のサービスを一括して予約することができる。
請求項18の発明によれば、事業者によって予約が取り消されても、予約していた日時で、予約していたサービスと同等のサービスを利用することができる。
第1の実施形態に係る複数のサービスを一括して予約する一括予約システムを説明するための図である。 第1の実施形態が適用される情報処理システムの全体構成例を示した図である。 ブース型の空間の外観構成例を説明する図である。 第1の実施形態で使用する端末装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 第1の実施形態に係る利用者端末の機能構成の一例を示した図である。 第1の実施形態で使用する管理サーバのハードウェア構成の一例を示す図である。 第1の実施形態に係る予約管理サーバの機能構成の一例を示した図である。 利用者の目的に基づくサービス情報の一例を示す図である。 予約候補の抽出を説明するための図であり、(A)は利用者の目的に対応する複数のサービスの組み合わせの検討の順番、(B)は抽出された予約候補を示した図である。 第1の実施形態における予約管理サーバが利用者の目的に対応する複数のサービスを一括予約する処理の流れを示したフロー図である。 サービス情報DBに記憶されているサービス情報の一例を示す図である。 事業者スケジュールDBに記憶されている事業者のスケジュールの一例を示す図であり、(A)はA不動産社のスケジュール、(B)はB不動産社のスケジュールを示した図である。 場所情報DBに記憶されている場所の予約状況の一例を示す図であり、(A)はAブースの予約状況、(B)はBブースの予約状況を示した図である。 サービスの予約を受け付ける予約画面の一例を示した図である。 第1の実施形態における予約管理サーバが利用者の目的とフィルタ条件とに対応する複数のサービスを一括予約する処理の流れを示したフロー図である。 サービス情報DBに記憶されているサービス情報の一例を示す図である。 事業者のスケジュールに基づく予約候補の抽出を説明するための図である。 サービスの予約を受け付ける予約画面の他の例を示した図である。 サービスの予約を受け付ける予約画面の他の例を示した図である。 サービスの予約を受け付ける予約画面の他の例を示した図である。 サービスの予約を受け付ける予約画面の他の例を示した図である。 第1の実施形態における予約管理サーバが一括予約された複数のサービスを組み直す処理の流れを示したフロー図である。 第1の実施形態における予約管理サーバが事業者を募集して複数のサービスを組み直す処理の流れを示したフロー図である。 第2の実施形態が適用される情報処理システムの全体構成例を示した図である。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための形態について説明する。
<第1の実施形態>
図1は、第1の実施形態に係る複数のサービスを一括して予約する一括予約システムを説明するための図である。
一括予約システムとは、利用者の目的に対応する複数のサービスを利用日時が重複しないように組み合わせた結果を提示して、この結果に含まれる複数のサービスの利用に係る予約を一括して受け付けるシステムである。
本実施形態の場合、「サービス」は、人が人に直接サービスを提供する、所謂対人サービスである。なお、「サービス」は、対面形式にて利用者に提供されてもよいし、Webを介して利用者に提供されてもよい。
図1に示す例では、利用者の目的が「結婚式準備をしたい」であり、サービスを予約したい予約時間枠が「9:00-12:00」である。一括予約システムでは、「結婚式準備をしたい」という目的に対し、サービス内容がバスの手配、式場の調整、ドレスの調整に対応するサービスが特定される。そして、予約時間枠内で、特定された複数のサービスを利用日時が重複しないように組み合わせた予約の候補(以下「予約候補」という。)を示す情報が生成される。この情報に基づいて、利用者に対して、複数のサービスの予約を一括して受け付ける画面が提示される。
一括予約システムは、種々の事業者が提供するサービスの利用に係る予約を一括して受け付ける。予約されたサービスを提供する事業者が変わる場合や、予約時間枠が長時間にわたる場合などには、サービス毎の予約時間枠の間に休憩時間を設けるようにしてもよい。
[情報処理システム1]
図2は、第1の実施形態が適用される情報処理システム1の全体構成例を示した図である。
本実施形態の情報処理システム1は、複数のサービスを一括して予約する一括予約システムを実現させる。
図2に示すように、情報処理システム1は、利用者端末2と、複数台の空間3と、予約管理サーバ4と、スケジュール管理サーバ5と、事業者端末6とを備えている。そして、情報処理システム1において、利用者端末2と、複数台の空間3と、予約管理サーバ4と、スケジュール管理サーバ5と、事業者端末6とは、通信回線8を介して相互に情報通信が可能になっている。本実施形態の場合、通信回線8は、各装置の間の情報通信を実現するものであれば特に制限されず、例えば、インターネットなどのネットワークを介して接続されている。
本実施形態における利用者端末2は、空間3や事業者が提供するサービスを予約する際に、利用者が使用する端末装置である。利用者端末2は、利用者が所有する端末装置である。
本実施形態では、利用者端末2として、例えばコンピュータ装置、タブレット型情報端末、スマートフォン、ウェアラブル端末、ゲーム端末などが挙げられる。
本実施形態における空間3は、情報処理システム1で提供される空間であり、利用者が利用可能な共有設備の一部である。空間3は、貸し出される場所であって事業者によるサービスを利用する際の場所である。空間3には各種の機器が設けられ、この機器が、通信回線8に接続されている。
本実施形態では、利用者により予約されて使用される場所の一例である複数の空間3が設けられている。本実施形態では、空間3の各々は、予約可能となっており、利用者は、空間3を予約したうえでこの空間3の利用を行えるようになっている。
空間3は、ブース、会議室、宿泊施設の客室などを含む。これらは、壁や間仕切りなどによって周囲から区切られている空間3の一例である。
また、本実施形態における空間3は、飲食店や理髪店などでサービスの提供を受けるテーブルや座席などを含む。これらは、周囲に開放された空間3の一例である。
空間3を管理する事業者は、単一でも複数でもよい。例えば予約の管理、入退室や室内の利用状況などの管理、利用者に対する利用料金の請求に関する管理、利用者として登録されている会員の管理のそれぞれを、異なる事業者が分担しても良い。また、予約の対象として管理される空間3は、同種である必要もない。例えば一の空間3はブースであり、他の一の空間3は飲食店の座席としても良い。また、1つの目的または機能についての管理を、複数の事業者が協働で提供しても良い。
本実施形態における予約管理サーバ4は、空間3に関連する各種の情報を管理する。また、予約管理サーバ4は、事業者によるサービスについての情報を管理する。
予約管理サーバ4には、情報データベース(DB)が設けられている。情報DBは、後述する2次記憶部42などの情報記録装置により実現される。情報DBには、空間3の予約に関する情報や、空間3の内部の状態を示す情報、利用者の目的に基づく事業者の分類に関する情報、事業者のスケジュールに関する情報などの各種の情報が格納される。
具体的には、予約管理サーバ4は、例えば、予約の対象である空間3に関する情報、利用者に関する情報、利用者の目的に対応するサービスを提供する事業者についての情報、予約の開始日時、予約の終了日時などを管理する。
場所情報の一例としての空間3に関する情報には、例えば、空間3を特定する情報や、空間3のスケジュールについての情報が含まれる。また、空間3を特定する情報には、例えば住所又は所在の場所を特定する情報、管理用の名称や番号が含まれる。
利用者情報の一例としての利用者に関する情報には、例えば、予約可能な複数のサービスを組み合わせて利用しようとする利用者の目的を示す情報が含まれる。また、利用者に関する情報には、例えば、利用者の氏名、性別、年齢、アカウント、ユーザID、パスワード、個人に付された管理用の情報などの、利用者を特定する情報が含まれる。
その他、利用者に関する情報には、例えば、利用者の目的に対応する複数のサービスを利用する際の場所を示す情報が含まれてもよい。具体的には、利用者に関する情報には、複数の空間3のうちの、利用者が使用する空間3を識別する情報が含まれてもよい。
事業者情報の一例としての事業者についての情報には、例えば、事業者が提供するサービスのうちの、利用者の目的に対応するサービスを特定する情報が含まれる。この利用者の目的に対応するサービスを特定する情報には、例えば目的に基づくサービスの分類、サービスを提供する事業者名、サービスの所要時間、事業者毎のサービスの内容の特徴が含まれる。
事業者についての情報には、例えば、利用者の目的に対応するサービスの各々を提供する事業者のスケジュールが含まれる。この事業者のスケジュールには、例えば事業者の営業時間を示す情報や、事業者によるサービスの予約に関する情報が含まれる。なお、事業者のスケジュールは、スケジュール管理サーバ5から予約管理サーバ4に提供される。予約管理サーバ4とスケジュール管理サーバ5とは、例えば、予約管理サーバ4およびスケジュール管理サーバ5が提供しているAPI(Application Programming Interface)を用いて連携される。
また、予約管理サーバ4は、制御装置としても機能し、空間3に設置された各種の機器の制御を行う。なお、制御装置は、空間3の各々に設置してもよい。この場合、空間3の各々に設置された制御装置が、空間3に設置された各種の機器の制御を行う。
本実施形態におけるスケジュール管理サーバ5は、サービスを提供する事業者のスケジュールを管理する。
スケジュール管理サーバ5には、情報DBが設けられている。情報DBは、情報記録装置により実現される。情報DBには、事業者の営業時間を示す情報や、事業者によるサービスの予約に関する情報などの各種の情報が格納される。
予約管理サーバ4、スケジュール管理サーバ5は、例えば、コンピュータ装置等のサーバマシンにより実現されるが、サーバマシンの台数は限定されない。また、予約管理サーバ4、スケジュール管理サーバ5は、例えば、所謂クラウド環境において、複数の仮想のサーバマシンに分散させて管理サーバ50の機能を実現しても良い。
本実施形態における事業者端末6は、サービスを提供する事業者が使用する端末装置である。
本実施形態では、事業者端末6として、例えばコンピュータ装置、タブレット型情報端末、スマートフォン、ウェアラブル端末、ゲーム端末などが挙げられる。
〔空間3の外観構成〕
図3は、ブース型の空間3の外観構成例を説明する図である。
図3に示す例では、ブース30の内部が、空間3となっており、本実施形態では、このブース30の内部の空間3の予約を行えるようになっている。
本実施形態のブース30は、例えば駅の構内、空港、オフィスビル、飲食店やデパート等の商業施設、銀行、図書館、美術館、博物館、公共機関や施設、連絡通路、公園等、室内外を問わずに配置される。
図3に示すブース30は、天井が取り付けられている閉鎖型のブース30である。
ここで、「閉鎖型」とは、密閉の意味ではなく、実用的な防音性能を備えている状態を指す。
また、「ブース30」とは、空間3と空間3の周囲に位置する他の空間とを仕切る仕切りが存在する構造をいう。ここで、空間3の四方の全てに仕切りが存在することは必須ではなく、一部に仕切りが存在しない構造であっても、ブース30に該当する。天井も必須ではなく、天井が無い構造であっても、ブース30に該当する。
本実施の形態におけるブース30は、天井30Aと、床面30Bと、開閉可能な扉32が取り付けられている壁面30Cと、壁面30Cの両側に位置する2つの壁面30Dおよび30Eと、扉32の対面側に位置する壁面30Fとで構成される。
図3に示す例では、扉32は、1枚の扉部材が弧を描くように開閉する片開きの開き戸であるが、1つの開口部を2枚の扉部材で仕切る両開きの開き戸でもよい。
また、扉32は、一方向にスライドされる片引き扉でも、2枚以上の部材を行き違わせて開閉する引き違い扉でもよいし、2枚の部材を左右にスライドする引き分け扉でもよいし、折り戸でもよい。
ブース30の外部には、ブース30を利用する利用者の認証情報を取得するための認証ユニット32Aが設けられている。認証ユニット32Aによる認証情報の取得方法としては、既存の種々の方法を用いてよい。認証ユニット32Aとしては、利用者の情報の取得方法に応じて種々の装置が用いられる。例えば、IDカードを読み取るカードリーダ、利用者の指紋や静脈の配置などの生体情報を読み取るセンサなどを用いてもよい。他の一例として、Bluetooth(登録商標)やNFC(Near Field Communication)などの無線通信により利用者端末2と接続し、情報を取得するようにしてもよい。
ブース30の利用人数は、ブース30の容積によっておおよそ決まる。本実施の形態におけるブース30は、基本的に1人が使用する個室型を想定する。もっとも、ブース30は、多人数を収容可能な大型のブース30でもよい。
なお、個室型とは、1人しか利用できない意味ではなく、少人数、例えば2~3人の利用が可能な意味で使用する。
また、空間3を構成するブース30の形状や構造、提供される設備や性能は任意である。
本実施の形態の場合、ブース30の内部には、机33と椅子34が1つずつ設置されている。また、机33の上には、機器31の一例である印刷装置31D、端末装置31Eが設置されている。端末装置31Eは、複数のサービスを利用する際に使用される端末装置であり、例えばコンピュータ装置である。なお、端末装置31Eに記憶されているデータや履歴の情報は、システム側の制御によって、利用の終了後に全て消去される。利用者の情報を保護するためである。
また、本実施の形態の場合、場所の一例としてのブース30には、電気やインターネットなどが完備され、端末装置31Eなどの使用環境が整っている。
その他、図3に示す例では、機器31として、ブース30内に設置された空調装置31A、ブース30内の人の動き検出する人感センサ31B、ブース30内の照明に使用される照明器具31C、機器31を含む電子機器の動作を制御する制御装置31Hが設置されている。機器31として例示した具体的な電子機器は一例である。
なお、例えば机33の上に配置されている印刷装置31D、端末装置31Eは設置されていなくてもよい。この場合は、複数のサービスを利用する際に、利用者が所有するコンピュータ装置やスマートフォンなどの端末装置が用いられる。また、複数のサービスの利用日時に、サービスを提供する事業者が、利用者が使用しているブース30に訪問してもよい。
〔端末の構成〕
図4は、第1の実施形態で使用する端末装置のハードウェア構成の一例を示す図であり、利用者端末2、事業者端末6、端末装置31Eのハードウェア構成の一例を示している。
本実施形態に係る端末装置は、装置全体の動作を制御する制御部21と、予約に関する情報が記録される2次記憶部22と、通信回線8(図2参照)を介して情報の送受信を行う通信部23とを有している。また、端末装置は、ユーザからの入力操作を受け付けるキー、タッチパネルなどの入力部24と、ユーザに対して画像や文字などを表示する液晶ディスプレイパネルや有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイパネルなどからなる表示部25とを有している。
制御部21は、プロセッサの一例として装置全体を制御するCPU21a、CPU21aの作業用メモリ等として用いられるRAM21b、CPU21aにより実行されるプログラム等が格納されるROM21cを備えている。また、制御部21は、書き換え可能で電源供給が途絶えた場合にもデータを保持できる不揮発性メモリ21d、制御部21に接続される通信部23等の各部を制御するインターフェース部21eを備えている。
不揮発性メモリ21dは、例えば、電池によりバックアップされたSRAMやフラッシュメモリ等で構成される。また、制御部21が2次記憶部22に記憶されたプログラムを読み込むことによって、本実施形態の端末装置の各処理が実行される。
2次記憶部22は、例えばハードディスク装置(HDD)や半導体メモリ等によって構成される。2次記憶部22は、利用者端末2、事業者端末6、端末装置31Eの商品形態によって異なる。2次記憶部22には、制御部21により実行されるプログラムや、予約に関する情報等が記憶されている。
次に、利用者端末2の機能構成について説明する。
図5は、第1の実施形態に係る利用者端末2の機能構成の一例を示した図である。
利用者端末2は、利用者による操作を判定する操作判定部211と、予約を受け付ける予約画面を生成する予約画面生成部212と、予約画面の表示を制御する表示制御部213と、予約管理サーバ4との情報の送受信を制御する通信制御部214とを有する。操作判定部211と、予約画面生成部212と、表示制御部213と、通信制御部214とは、制御部21(図4参照)にて実現される。
操作判定部211は、入力部24等を介した利用者による操作が行われたか否かを判定する。この利用者による操作とは、例えば、予約可能な複数のサービスを組み合わせて利用しようとする利用者の目的を選択する操作、サービスを利用する時間枠を指定する操作、複数のサービスを一括して予約する操作等である。
予約画面生成部212は、予約管理サーバ4から受信した情報に基づいて予約画面を生成する。
予約画面生成部212は、予約可能な複数のサービスを組み合わせて利用しようとする利用者の目的に基づき、複数のサービスの予約を一括して受け付ける予約画面を生成する。この予約画面にて、事業者の提供するサービスだけでなく、このサービスを利用する際に使用する空間3(図2参照)の予約を受け付けてもよい。
予約画面生成部212は、例えば、空間3の予約することが可能な時間枠にて、利用者の目的に対応する複数のサービスであって利用日時が重複しないように組み合わせられた複数のサービスの予約を一括して受け付ける予約画面を生成する。
表示制御部213は、予約画面生成部212により生成された予約画面の表示を制御する。表示制御部213は、利用者端末2の表示部25に、予約画面生成部212により生成された予約画面を表示する。利用者端末2の表示部25の表示態様については後述する。
通信制御部214は、予約に関する情報を予約管理サーバ4から受信する。具体的には、通信制御部214は、通信部23を介して、空間3に関する情報、事業者についての情報、予約候補についての情報などを取得する。
また、通信制御部214は、予約に関する情報を予約管理サーバ4へ送信する。具体的には、通信制御部214は、予約することが可能なサービスを利用する目的、利用者が複数のサービスを利用したい日時、複数のサービスの一括予約に係る指示などを示す情報を、通信部23を介して予約管理サーバ4へ送信する。
図6は、第1の実施形態で使用する管理サーバのハードウェア構成の一例を示す図であり、予約管理サーバ4、スケジュール管理サーバ5のハードウェア構成の一例を示している。
本実施形態に係る管理サーバは、装置全体の動作を制御する制御部41と、予約に関する情報が記録される2次記憶部42と、通信回線8(図2参照)を介して情報の送受信を行う通信部43とを有している。
制御部41は、プロセッサの一例として装置全体を制御するCPU41a、CPU41aの作業用メモリ等として用いられるRAM41b、CPU41aにより実行されるプログラム等が格納されるROM41cを備えている。また、制御部41は、書き換え可能で電源供給が途絶えた場合にもデータを保持できる不揮発性メモリ41d、制御部41に接続される通信部23等の各部を制御するインターフェース部41eを備えている。
不揮発性メモリ41dは、例えば、電池によりバックアップされたSRAMやフラッシュメモリ等で構成される。また、制御部41が2次記憶部42に記憶されたプログラムを読み込むことによって、本実施形態の管理サーバの各処理が実行される。
2次記憶部42は、例えばハードディスク装置(HDD)や半導体メモリ等によって構成される。2次記憶部42は、予約管理サーバ4、スケジュール管理サーバ5の商品形態によって異なる。2次記憶部42には、制御部41により実行されるプログラムや、予約に関する情報等が記憶されている。
次に、予約管理サーバ4の機能構成について説明する。
図7は、第1の実施形態に係る予約管理サーバ4の機能構成の一例を示した図である。図7に示す予約管理サーバ4の各機能は、主に制御部41のCPU41aによって実現される。
図7に示すように、予約管理サーバ4は、場所情報取得部411と、利用者情報取得部412と、事業者情報取得部413と、予約管理部414と、予約候補出力部415とを備えている。また、予約管理サーバ4は、場所情報DB416と、サービス情報DB417と、事業者スケジュールDB418とを備えている。
場所情報取得部411は、場所情報DB416から、空間3(図2参照)に関する情報を示す場所情報を取得する。
場所情報取得部411は、一括して予約された複数のサービスを利用者が利用する際の空間3の予約状況について示す場所情報を取得する。換言すると、場所情報取得部411は、一括して予約された複数のサービスを利用者が利用する際の空間3のスケジュールについて示す場所情報を取得する。
また、場所情報取得部411は、一括して予約された複数のサービスを利用者が利用する際の空間3を特定する情報を取得する。上述したように、空間3を特定する情報には、住所又は所在の場所を特定する情報、管理用の名称や番号などが含まれる。
利用者情報取得部412は、通信部43(図6参照)を介して、利用者から受け付けた情報を示す利用者情報を取得する。具体的には、利用者情報取得部412は、例えば利用者に利用者端末2を介して情報を入力させ、利用者が入力した情報を、通信回線8(図2参照)を介して取得する。
利用者情報には、利用者の目的を示す情報、利用者が指定した予約時間枠を示す情報、利用者を特定する情報、利用者が使用する空間3を識別する情報などが含まれる。
なお、利用者情報取得部412が利用者情報を取得する方法は、上記方法に限定されるものではない。
事業者情報取得部413は、利用者情報取得部412が取得した利用者情報に基づいて、事業者についての情報を示す事業者情報を取得する。具体的には、事業者情報取得部413は、スケジュール管理サーバ5(図2参照)にスケジュールが管理されている事業者についての事業者情報を取得する。
事業者情報取得部413は、サービス情報DB417から、事業者が提供するサービスのうちの、利用者の目的に対応するサービスを特定する情報を取得する。
事業者情報取得部413は、事業者スケジュールDB418から、利用者の目的に対応するサービスの各々を提供する事業者のスケジュールを取得する。
予約管理部414は、空間3(図2参照)の予約を管理する。具体的には、予約管理部414は、予約管理サーバ4が管理する空間3の予約の処理を実行したり、空間3の予約状況を示す情報を管理したりする。
また、予約管理部414は、利用者の目的に対応する複数のサービスの予約を管理する。具体的には、利用者の目的に対応するサービスの予約の処理を実行したり、このサービスを提供する事業者の予約状況を示す情報を管理したりする。
また、予約管理部414は、利用者の目的に対応する複数のサービスを、空間3(図2参照)を予約することが可能な時間枠内で、各サービスが利用される利用日時が重複しないように組み合わせる。予約管理部414は、予約候補として、組み合わせた結果を抽出する。
なお、予約管理部414は、利用者の目的に対応する複数のサービスを、空間3を予約することが可能な時間枠とは関係なく、利用日時が重複しないように組み合わせてもよい。この場合、例えば利用者が複数のサービスを利用する希望の日時として指定した期間内、利用者の目的を示す利用者情報が取得されてから予め定められた期間内、サービスを提供する事業者のスケジュールが反映されている期間内などで、利用者の目的に対応する複数のサービスの組み合わせてもよい。
ここで、予約候補の抽出に用いられる、利用者の目的に基づくサービスについての情報(以下「サービス情報」という。)について説明する。
図8は、利用者の目的に基づくサービス情報一例を示す図であり、利用者の目的に対応するサービスを特定する情報を示す場合を示している。
図8では、利用者の目的が「引越し」の手続きである場合を例としている。
図8に示す例では、利用者の目的に基づくサービス情報に、利用者の目的に対応するサービスを提供する事業名や事業者名、利用者の目的に対応するサービスの基本時間や優先順位、利用者の目的に対応するサービス毎に設定されているタグが含まれている。
事業名は、利用者の目的に対応するサービスを提供することが可能な事業の種類を示す。また、事業者名は、事業名の事業を行う事業者の社名などを示す。
なお、事業名「その他」には、例えば利用者の目的に関連する可能性があるサービスが分類される。この場合、事業者名は、利用者の目的に関連する可能性があるサービスを提供する事業を行う事業者の社名などを示す。
基本時間は、各事業者によるサービスの基本的な所要時間である。基本時間は、各事業者によるサービスの終了時刻の推定に用いられる。
タグは、利用者の目的に対応するサービスの属性や特徴を表す単語や短いフレーズである。利用者が目的とともに、抽出されるサービスの内容に対し条件を設定した場合、タグの情報に基づいてサービスが特定されるようにしてもよい。
優先度の一例としての優先順位は、利用者の目的を達成するために要求されるサービスが提供される順番、利用回数、および評価の少なくとも一つに基づき、各サービスに割り当てられる。この利用回数は、一のサービスを完了するために、予め定められた最低限の利用回数でもよいし、他の利用者の平均の利用回数でもよい。なお、優先順位は、サービスを提供する事業者からの依頼に基づき、各サービスに割り当てられてもよい。
図8に示す例では、優先順位は、事業名に基づくサービスが提供される順番に応じて、各サービスに割り当てられている。換言すると、優先順位は、各事業者の事業の内容に基くサービスが提供される順番に応じて、各サービスに割り当てられている。
利用者の目的が「引越し」の手続きである場合、引越し先の物件が確定しないと、一般的に、引越の日程やインフラなどの手続きが進まない。そのため、図8に示すように、不動産賃貸の事業に優先順位1、引越しの事業に優先順位2、インフラの事業に優先順位3が割り当てられている。
図9は、予約候補の抽出を説明するための図であり、(A)は利用者の目的に対応する複数のサービスの組み合わせの検討の順番を示し、(B)は抽出された予約候補を示している。
図9(A),(B)では、利用者の目的に対応する複数のサービスする際に使用する場所として空間3を予約しない場合を例としている。
図9(A)に示す例では、図8に示す優先順位に応じて、事業名毎に予約する事業者を抽出する。具体的には、優先順位に応じて各事業者のスケジュールを参照して、複数のサービスの各々の利用日時が連続するように、予約する事業者を抽出する。
なお、事業の内容が一致する事業者の間で、各サービスを実際に利用した複数の利用者からの評価に基づく優先順位に応じて、予約する事業者を抽出してもよい。
まず、優先順位1の不動産賃貸の事業を行う「A不動産社」、または「B不動産社」を予約することが可能な日時を抽出する。この抽出された日時のうち、不動産賃貸のサービスの利用日時に連続して、優先順位2の引越しの事業を行う「C引越社」を予約することが可能な日時を抽出する。
不動産賃貸のサービスと引越しのサービスとを連続して予約することが可能な日時のうち、引越しのサービスの利用日時に連続して、優先順位3のインフラの事業を行う「Dでんき社」、「E回線社」、または「Fガス社」を予約することが可能な日時を抽出する。
そして、不動産賃貸のサービスと引越しのサービスとインフラのサービスとを連続して予約することが可能な日時で、その他の事業を行う「Gリサイクル社」、「H自動車会社」、または「I保険会社」を予約することが可能である場合、その他の事業のサービスも組み合わせる。その他の事業を行う「Gリサイクル社」、「H自動車会社」、または「I保険会社」を予約できない場合、その他の事業のサービスは組み合わせなくてもよい。
なお、同じ事業を行う事業者について、各事業者が提供するサービスに割り当てられた優先順位が異なる場合には、優先順位が高い事業者が提供するサービスを優先的に予約候補に含めるようにしてもよい。
上述したように、利用者の目的に対応する複数のサービスの組み合わせが検討され、図9(B)に示すように、予約候補が抽出される。
図9に示す例では、予約候補として、候補1、候補2、候補3が抽出されている。
候補1は、予約時間枠が「3/1 10:00~12:00」であり、「A不動産社」、「C引越社」、「E回線社」、「I保険会社」の順でサービスを利用するように一括して予約することが可能である。なお、候補1は、サービスの基本時間は15分である「E回線社」の予約時間枠の後に、15分間の休憩時間を設けている。
候補日2や候補日3についても、同様に、予約時間枠を示す日時と、一括して予約することが可能な事業者とが示されている。
図7の説明に戻る。
予約候補出力部415は、予約管理部414が抽出した予約候補に関する情報を、利用者端末2へ出力する。
具体的には、予約候補出力部415は、予約時間枠、組み合わせられたサービスおよびサービスを提供する事業者を示す情報を含む情報を、通信部43を介して利用者端末2へ出力する。
場所情報DB416は、空間3(図2参照)に関する情報を示す場所情報を記憶し蓄積する。具体的には、場所情報DB416は、空間3を特定する情報と、空間3の予約状況とを対応付けて記憶し蓄積する。
サービス情報DB417は、利用者の目的に基づくサービスについての情報を示すサービス情報を記憶し蓄積する。具体的には、サービス情報DB417は、利用者の目的に対応するサービスを特定する際に用いられる情報を記憶し蓄積する。
事業者スケジュールDB418は、利用者の目的に対応するサービスの各々を提供する事業者のスケジュールを記憶し蓄積する。事業者スケジュールDB418には、例えばAPIにより、スケジュール管理サーバ5が管理する事業者のスケジュールが共有されている。
〔処理の流れ〕
以下、予約管理サーバ4が、利用者の目的に対応する複数のサービスの一括予約の処理を実行する場合の処理例を説明する。
図10は、第1の実施形態における予約管理サーバ4が利用者の目的に対応する複数のサービスを一括予約する処理の流れを示したフロー図である。
まず、予約管理サーバ4が、利用者の目的を示す情報を受信する(S101)。具体的には、予約管理サーバ4が、利用者端末2から、利用者の目的を含む利用者情報を受信する。
予約管理サーバ4が、利用者の目的に対応するサービスを特定する(S102)。具体的には、予約管理サーバ4が、サービス情報DB417に記憶されたサービス情報に基づき、利用者の目的に対応する複数のサービスを特定する。
ここで、サービス情報DB417に記憶されているサービス情報について説明する。
図11は、サービス情報DB417に記憶されているサービス情報一例を示す図であり、種々の目的に基づくサービスについての情報が示されている。
図11に示すサービス情報は、図8に示したサービス情報の内容に加え、利用者の目的を達成するために必須のサービスか否かが示されている。
例えば、利用者の目的が引越しの手続きである場合、利用者の目的に対応するサービスとして、利用者の目的「引越し」に対応付けられている事業名「不動産賃貸」、「引越し」、「インフラ」、「その他」のサービスが特定される。
予約管理サーバ4が、特定したサービスを提供する事業者のスケジュールを取得する(S103)。具体的には、予約管理サーバ4が、スケジュール管理サーバ5の情報が共有されている事業者スケジュールDB418から、事業者のスケジュールを取得する。
ここで、事業者スケジュールDB418に共有されている事業者のスケジュールについて説明する。
図12は、事業者スケジュールDB418に記憶されている事業者のスケジュールの一例を示す図であり、(A)はA不動産社のスケジュール、(B)はB不動産社のスケジュールを示している。
図12(A)に示す例では、A不動産社が提供するサービスの予約を受け付けている日時には「○」、既に他の利用者などによって予約されている日時には「予約済」、予約を受け付けない日時には「×」が示されている。
図12(B)に示す例では、上記と同様に、予め定められた期間毎に、B不動産社が提供するサービスの予約を受け付けているか否かが示されている。
上述のように、予め定められた時間枠毎に各事業者が予約を受け付けているか否かを示すスケジュールが取得される。
次いで、予約管理サーバ4が、サービスを利用する際に利用者が使用する場所を示す情報を受信する(S104)。具体的には、予約管理サーバ4が、利用者端末2から、利用者が使用する空間3(図2参照)を示す情報を含む利用者情報を受信する。
予約管理サーバ4が、サービスを利用する際に利用者が使用する場所の予約状況を取得する(S105)。具体的には、予約管理サーバ4が、場所情報DB416から、空間3の予約状況を取得する。
本実施形態の場合、利用者情報に、サービスを利用する際に利用者が使用するブース30(図3参照)を示す情報が含まれている場合、このブース30の予約することが可能な日時を示すスケジュールが取得される。
ここで、場所情報DB416に記憶されている場所の予約状況について説明する。
図13は、場所情報DB416に記憶されている場所の予約状況の一例を示す図であり、(A)はAブースの予約状況、(B)はBブースの予約状況を示している。
図13(A)に示す例では、ブース30(図3参照)のうちのAブースの予約を受け付けている日時には「○」、既に他の利用者などによって予約されている日時には「×」が示されている。
図13(B)に示す例では、上記と同様に、予め定められた期間毎に、Bブースが提供するサービスの予約を受け付けているか否かが示されている。
例えば、サービスを利用する際に利用者がAブースを使用することを要求した場合、図13(A)に示すAブースの予約状況が取得される。
そして、予約管理サーバ4が、事業者のスケジュールと場所の予約状況とに基づいて、予約候補を抽出する(S106)。具体的には、予約管理サーバ4が、利用者の目的に対応するサービスを、場所を予約することが可能な時間枠内で、各サービスが利用される利用日時が重複しないように組み合わせた結果を抽出する。
例えば、予約管理サーバ4が、利用者が選択したAブースを予約することが可能な時間枠内で、利用者の目的「引越し」に対応する事業名「不動産賃貸」、「引越し」、「インフラ」、「その他」のサービスを連続して利用することが可能な予約候補を抽出する。より具体的には、例えば、予約管理サーバ4が、利用者の目的「引越し」に対応する複数のサービスのうちの、少なくとも利用者の目的を達成するために必須の事業名「不動産賃貸」、「引越し」のサービスを、Aブースにて連続して利用することが可能な予約候補を抽出する。
なお、予約管理サーバ4は、利用者が指定した時刻から複数のサービスを連続させてもよいし、利用者が指定した時間枠の中で、できる限り複数のサービスを連続させてもよい。
その他、例えば、予約管理サーバ4が、利用者が選択したAブースを予約することが可能な時間枠内で、利用者の目的「引越し」に対応する複数のサービスを連続して組み合わせる場合に、休憩時間を設けて予約してもよい。
より具体的には、例えば、予約管理サーバ4が、利用者の目的「引越し」に対応する複数のサービスを利用する際に予め定められた条件を満たすと判定した場合、事業名「不動産賃貸」のサービスと事業名「引越し」のサービスとの間に、休憩時間を設けて予約してもよい。
予め定められた条件は、例えば、予約候補に含まれるサービスの数が閾値を超えること、複数のサービスの全ての利用が完了するまでの所要時間が閾値を超えること、利用日時が連続するサービスを提供する事業者が異なることが挙げられる。また、予め定められた条件は、例えば、一のサービスの所要時間が閾値を超えること、一のサービスの後に休憩時間が推奨されていることなども挙げられる。
次いで、予約管理サーバ4が、利用者が使用する利用者端末2に対し、抽出した予約候補に関する情報を出力する(S107)。
利用者端末2は、予約管理サーバ4から受信した予約候補に関する情報に基づく予約画面を、表示部25に表示する。
ここで、予約管理サーバ4から予約候補に関する情報を受信した利用者端末2の画面について説明する。
図14は、サービスの予約を受け付ける予約画面の一例を示した図である。
図14では、選択されたパッケージに基づく利用者の目的を示す情報を取得する場合を例としている。
図14に示す表示例では、利用者端末2の表示部25に、予約可能な複数のサービスを組み合わせて利用しようとする利用者の目的に基づき、複数のサービスの予約を一括して受け付ける予約画面250が表示されている。
予約画面250には、目的選択画像251と、場所選択画像252と、時間選択画像253と、予約時間枠欄254と、組み合わせ欄255とが表示されている。
目的選択画像251は、利用者の目的を選択する利用者の操作を受け付けるための画像である。換言すると、目的選択画像251は、目的を指定する操作を利用者から受け付ける操作画像である。目的選択画像251には、操作を受け付けるチェックボックスと、利用者の目的に対応するパッケージ名と、パッケージの基本的な所要時間とが対応付けられている。
場所選択画像252は、サービスを利用する際に使用する場所を選択する利用者の操作を受け付けるための画像である。例えば場所選択画像252のうちの予め定められた領域が選択されると、サービスを利用する際に使用する場所の候補を提示し、場所の候補の中から利用者が選択する。
時間選択画像253は、予約するサービスの開始時間を選択する利用者の操作を受け付けるための画像である。具体的には、時間選択画像253は、目的に対応する複数のサービスの組み合わせを予約可能な日時から利用日時を選択する操作を利用者から受け付ける選択画像である。
本実施形態の場合、時間選択画像253の「○」が表示されている領域が選択されると、選択された領域に対応する開始時間が選択されたとみなす。
予約時間枠欄254は、時間選択画像253にて選択した開始時間での予約時間枠の情報を表示する欄である。
組み合わせ欄255は、予約時間枠欄254に示された予約時間枠にて予約することが可能なサービスの組み合わせについて、サービスが提供される順番、サービスを提供している事業者名、各サービスの所要時間などを表示する欄である。
本実施形態の場合、利用者が目的選択画像251と場所選択画像252とを選択すると、時間選択画像253が表示される。時間選択画像253は、これに限られず、目的選択画像251と場所選択画像252とが選択される前から予約画面250に表示されていてもよい。この場合、目的選択画像251と場所選択画像252とが選択されると、時間選択画像253の表示を更新する。
また、本実施形態の場合、時間選択画像253にて開始時間が選択された状態にて、予約を確定させる指示を受け付ける確定ボタン画像(不図示)が選択される。この場合、利用者端末2が予約管理サーバ4に予約候補に含まれるサービスや場所の一括予約を要求する。
なお、図14に示す例では、予約候補に含まれる複数のサービスが、組み合わせ欄255に示すそれぞれ異なる事業者により提供される。この場合、利用者端末2が予約管理サーバ4に予約候補に含まれるサービスを提供する複数の事業者に対して、一括して予約することを要求する。
次いで、予約管理サーバ4が、一の予約候補で一括予約する情報を受信する(S108)。具体的には、予約管理サーバ4が、利用者端末2から、利用者が選択した一の予約候補の一括予約を要求する利用者情報を受信する。
予約管理サーバ4が、一の予約候補の内容で、複数のサービスおよび場所を一括して予約する(S109)。具体的には、予約管理サーバ4は、利用者が選択した開始時間から利用日時が重複しないように組み合わせられた複数のサービスと、利用者が選択した場所とを一括して予約する。
そして、予約管理サーバ4が、予約されたサービスを提供する事業者のスケジュールと、予約された場所の予約状況とを更新し(S110)、処理を終了する。換言すると、予約管理サーバ4が、一括して予約した結果に基づいて、事業者のスケジュールと、場所の予約状況とを更新し、処理を終了する。
上記の説明では省略したが、予約候補に含まれるサービスを利用するために利用者が端末装置を使用する必要がある場合、利用日時が重複しないように組み合わせられた複数のサービスとともに端末装置が設置された場所を一括して予約されることが好ましい。これにより、サービスを利用する際に使用する端末装置を利用者が用意する場合に比べ、予約したサービスを利用する際の利用者の負担を軽減することを図る。
ところで、予約候補に含まれるサービスの特定には、利用者の目的のみに限られず、利用者の目的に対応するサービスをフィルタリングする条件(以下、「フィルタ条件」という。)も用いられてもよい。
図15は、第1の実施形態における予約管理サーバ4が利用者の目的とフィルタ条件とに対応する複数のサービスを一括予約する処理の流れを示したフロー図である。
図15では、利用者が、予約した複数のサービスを利用する際に使用する場所を予約しない場合を例としている。この場合、利用者は、例えば自宅などの予約が必要のない場所にて、予約した複数のサービスを利用する。
まず、予約管理サーバ4が、利用者の目的と予約候補のフィルタ条件とを示す情報を受信する(S201)。具体的には、予約管理サーバ4が、利用者端末2から、利用者の目的と予約候補のフィルタ条件とを含む利用者情報を受信する。
予約管理サーバ4が、利用者の目的とフィルタ条件に対応するサービスを特定する(S202)。具体的には、予約管理サーバ4が、サービス情報DB417に記憶されたサービス情報に基づき、利用者の目的に対応する複数のサービスを特定する。
ここで、利用者の目的に対応するサービス情報について説明する。
図16は、サービス情報DB417に記憶されているサービス情報一例を示す図であり、利用者の目的に基づくサービスについての情報が示されている。
図16では、利用者の目的を選択したうえで、利用者が、フィルタ条件を設定した場合を例としている。
例えば、利用者の目的が引越しの手続きである場合にて、利用者の目的に対応するサービスのうちの、必須のサービスとは異なる、電気に関するサービスと保険に関するサービスの予約も要求するフィルタ条件が設定される。この場合、図12に示すサービス情報の中から、図16に示すように、利用者の目的と予約候補のフィルタ条件とに対応するサービス情報が特定される。これにより、利用者の目的と予約候補のフィルタ条件とに対応するサービスの特定を行える。
次いで、予約管理サーバ4が、特定したサービスを提供する事業者のスケジュールを取得する(S203)。具体的には、予約管理サーバ4が、スケジュール管理サーバ5の情報が共有されている事業者スケジュールDB418から、事業者のスケジュールを取得する。
予約管理サーバ4が、事業者のスケジュールに基づいて、予約候補を抽出する(S204)。具体的には、予約管理サーバ4が、利用者の目的と予約候補のフィルタ条件とに対応するサービスを、各サービスが利用される利用日時が重複しないように組み合わせた結果を抽出する。
ここで、予約候補の抽出に用いられる事業者のスケジュールについて説明する。
図17は、事業者のスケジュールに基づく予約候補の抽出を説明するための図である。
図17では、図16と同様に、利用者の目的を選択され、フィルタ条件が設定された場合を例としている。そのため、図17には、図16に示すサービス情報に含まれる事業者のある日付のスケジュールが示されている。
まず、利用者の目的を達成するために必須のサービスのうちの最も優先順位が高いサービスを提供する事業者から順番に、スケジュールを参照する。
例えば、利用者の目的を達成するために必須のサービスのうちの最も優先順位が高いサービスを最短で予約することが可能な日時として、A不動産社が提供するサービスの予約を受け付けている「11:00」が特定される。そして、特定された日時に連続するように、利用者の目的を達成するために必須のサービスのうちの2番目に優先順位が高いサービスの予約を受け付けているか否かが確認される。図17に示す例では、A不動産社が提供するサービスが終了する予定の「11:30」に、C引越社が提供するサービスの予約を受け付けている。
次いで、利用者の目的を達成するために必須のサービスでないが、フィルタ条件を満たすサービスを提供する事業者のスケジュールを、順番に参照する。
例えば、C引越社が提供するサービスが終了する予定の「12:00」に、Dでんき社またはE回線社が提供するサービスの予約を受け付けている。
一方で、I保険会社が提供するサービスの予約は、「12:00」に受け付けられていない。この場合は、I保険会社が提供するサービスも含めて一括して最短で予約することが可能な日時を抽出してもよい。
なお、Gリサイクル社が提供するサービスのように、フィルタ条件を満たさないサービスについても、必須のサービスやフィルタ条件を満たすサービスと関連する場合には、予約候補に含めてもよい。
そして、予約管理サーバ4が、利用者が使用する利用者端末2に対し、抽出した予約候補に関する情報を出力する(S205)。
利用者端末2は、予約管理サーバ4から受信した予約候補に関する情報に基づく予約画面を、表示部25に表示する。
ここで、利用者端末2の画面の他の例について説明する。
図18は、サービスの予約を受け付ける予約画面の他の例を示した図である。
図18は、図14に示した予約画面250に対して、フィルタ条件の設定を受け付ける点が異なる。以下、図14に示した予約画面250と異なる点について説明する。
図18に示す表示例では、利用者の目的に基づくフィルタ条件の候補を提示する目的選択画像251と、利用者の目的と予約候補のフィルタ条件とに対応するサービスの組み合わせを予約する時間を選択する操作を受け付ける時間選択画像253とが表示されている。
なお、場所選択画像252(図14参照)の表示は省略している。
この処理例では、目的選択画像251は、選択された利用者の目的に基づくフィルタ条件を選択する利用者の操作を受け付けるための画像である。このフィルタ条件は、複数のサービスの内容に対する条件であり、利用者の目的に対応する複数のサービスを選別する条件である。
図18に示す例では、各項目に対し、フィルタ条件の候補に対応する表記と、操作を受け付けるチェックボックスとが対応付けられている。
具体的には、引越し先の対象を「都内/首都圏」または「首都圏外」に限定するフィルタ条件の候補が提示されている。このフィルタ条件により、サービスを継続して提供することが可能な事業者が選別される。
また、居住人数の想定を「単身」、「家族」、「その他」に限定するフィルタ条件の候補が提示されている。このフィルタ条件により、利用者が求める内容のサービスを提供することが可能な事業者が選別される。
さらに、利用者が一括予約したいサービスの選択を受け付けるフィルタ条件の候補が提示されている。このフィルタ条件により、一括予約されるサービスの事業の種類が選別される。
その他、例えば、利用者に対して実際にサービスを提供する担当者の性別や年齢などの選択を受け付けるフィルタ条件の候補が提示されてもよい。
また、この処理例では、利用者の目的に対応するパッケージ名「引越し」が選択された場合に、引越し手続きに関するフィルタ条件の候補が提示されるが、これに限られない。
利用者の目的に基づくフィルタ条件の候補は、利用者の目的を選択する利用者の操作を受け付ける前から表示されていてもよい。この場合、利用者の目的に対応するパッケージ名毎に、フィルタ条件の候補が表示されていることが好ましい。
図19は、サービスの予約を受け付ける予約画面の他の例を示した図である。
図19では、図18に示す予約画面250の時間選択画像253にて、「3/2 11:00」が、利用者に選択された場合を例としている。
図19は、図14に示した予約画面250に対して、利用者が選択した一の予約候補に含まれないサービスに関する情報を提示する点が異なる。以下、図14、18に示した予約画面250と異なる点について説明する。
図19に示す表示例では、目的選択画像251と、予約時間枠欄254と、組み合わせ欄255に加えて、除外欄256と、組替元欄257と、組替先欄258とが表示されている。
なお、利用者から予約時間枠の開始時間の選択を受け付けると、時間選択画像253(図18参照)を非表示となるようにしているが、これに限られず、時間選択画像253の表示を維持してもよい。
予約時間枠欄254には、パッケージの基本的な所要時間が2時間である「引越し」が選択されたが、利用者が選択した開始時間「3/2 11:00」での予約時間枠は、「3/2 11:00~12:30(1.5時間)」である旨が表示されている。
組み合わせ欄255には、予約時間枠「3/2 11:00~12:30(1.5時間)」にて予約することが可能なサービスの組み合わせが表示されている。
除外欄256は、利用者の目的と予約候補のフィルタ条件とに対応するサービスのうち、利用者が選択した予約候補では除外されているサービスの情報を表示する欄である。例えば、除外欄256には、予約時間枠「3/2 11:00~12:30(1.5時間)」にて予約することができない保険のサービス「保険相談」が表示されている。
この処理例では、予約候補に含まれるサービスのうち、組み替えることが可能なサービスの情報を提示し、予約候補の組み合わせの変更を受け付ける。
組替元欄257は、組み合わせ欄255に表示されたサービスのうち、他のサービスと組み替えることが可能なサービスの情報を表示する欄である。
組替先欄258は、組替元欄257に表示されたサービスの予約時間枠で利用することが可能なサービスの情報を表示する欄である。換言すると、組替先欄258は、組替元欄257に表示されたサービスの予約時間枠で予約を受け付けているサービスの情報を表示する欄である。図19に示す例では、予約候補に含まれるサービスと組み替えることが可能なサービスに対応する表記と、操作を受け付けるチェックボックスとが対応付けられている。
図20は、サービスの予約を受け付ける予約画面の他の例を示した図である。
図20では、サービスを利用する際に使用する場所として、利用者がAブースを選択した場合を例としている。
図20は、図19に示した予約画面250に対して、利用者が選択した一の予約候補に含まれないサービスを予約することが可能な日時を提示する点が異なる。以下、図19に示した予約画面250と異なる点について説明する。
図20に示す表示例では、目的選択画像251と、予約時間枠欄254と、組み合わせ欄255と、除外欄256と、組替元欄257と、組替先欄258とに加えて、代替案欄259とが表示されている。
また、図20に示す表示例では、場所選択画像252と、時間選択画像253とが表示されている。
代替案欄259は、利用者が選択した予約候補では除外されているサービスも含めて一括して予約することが可能な日時の情報を表示する欄である。
この処理例では、例えば、予約時間枠「3/3 12:00~」を選択した場合、Aブースと、「保険相談」も含む複数のサービスを、一括して予約することが可能であることが表示されている。
図21は、サービスの予約を受け付ける予約画面の他の例を示した図である。
図21は、図20に示した予約画面250の場所選択画像252にて、利用者が、サービスを利用する際に使用する場所を、Bブースを変更した場合を例としている。
サービスを利用する際に使用する場所として、Bブースが選択された場合、場所選択画像252の内容が変更される。具体的には、利用者の目的を達成するために必須のサービスとBブースとを一括予約する予約候補に対応するように更新される。
なお、結婚式の手続き、引越しの手続き、美容カウンセリングは、複数のサービスの予約を一括して受け付ける目的の一例である。その他、例えば、相続の手続きや、イベントの準備などの、事業の内容が異なる事業者が提供するサービスを利用する場合にも、本実施形態の一括予約システムを適用することが可能である。
上述した例では、予約候補に含まれる複数のサービスの内容がそれぞれ異なったが、同じ内容のサービスを提供する事業者を一括して予約してもよい。
例えば、不動産売買、自動車売買、塾の選定、留学の相談などの、同じ事業の事業者を比較するためにサービスを利用する場合には、同じ内容のサービスを提供する事業者を一括して予約してもよい。この場合、各サービスを実際に利用した複数の利用者からの評価に基づく優先順位に応じて、予約候補が抽出されてもよい。
ところで、利用者が一括予約した複数のサービスのキャンセルは、利用者の指示に限られず、予約されたサービスを提供する事業者の指示による場合も想定される。
図22は、第1の実施形態における予約管理サーバ4が一括予約された複数のサービスを組み直す処理の流れを示したフロー図である。
図22では、一括予約された複数のサービスのうちの、一のサービスを提供する事業者によって、一のサービスの予約がキャンセルされた場合を例としている。
まず、予約管理サーバ4が、事業者からキャンセルを受信する(S301)。具体的には、予約管理サーバ4が、事業者端末6から、一括予約された複数のサービスのうちの一のサービスを提供する事業者が、一のサービスの予約を取り消すことを要求する事業者情報を受信する。
予約管理サーバ4が、一括予約された予約時間枠で、キャンセルされていないサービスの利用日時は変更することが可能か否かを判定する(S302)。具体的には、予約管理サーバ4が、一括予約されていたサービスを提供する事業者のスケジュールに基づいて、一括予約された予約時間枠内で、キャンセルされていないサービスの利用日時は変更することが可能か否かを判定する。
一括予約された予約時間枠で、キャンセルされていないサービスの利用日時は変更することが可能である場合(S302でYES)、予約管理サーバ4が、一括予約された予約時間枠で、キャンセルした事業者はサービスを提供することが可能か否かを判定する(S303)。具体的には、予約管理サーバ4が、一括予約されていたサービスを提供する複数の事業者のスケジュールに基づき、一括予約された予約時間枠内で、予約を取り消すことを要求した事業者がサービスの予約を受け付けているか否かが確認される。
一括予約された予約時間枠で、キャンセルした事業者はサービスを提供することが可能である場合(S303でYES)、予約管理サーバ4が、一括予約された予約時間枠で、一括予約された複数のサービスの順番を入れ替えた予約候補を抽出し(S304)、処理を終了する。
一方で、一括予約された予約時間枠で、キャンセルした事業者がサービスを提供できない場合(S303でNO)、予約管理サーバ4が、一括予約された予約時間枠で、一括予約された複数のサービスのうち、キャンセルされたサービスを除く予約候補を抽出し(S305)、処理を終了する。
S302にて、一括予約された予約時間枠で、キャンセルされていないサービスの利用日時を変更できない場合(S302でNO)、予約管理サーバ4が、キャンセルされたサービスと同等のサービスを提供する他の事業者のスケジュールを取得する(S306)。具体的には、予約管理サーバ4が、予約を取り消すことを要求した事業者の事業と同様の事業を行う他の事業者のスケジュールを取得する。
予約管理サーバ4が、一括予約された予約時間枠で、他の事業者はサービスを提供することが可能か否かを判定する(S307)。具体的には、予約管理サーバ4が、予約を取り消すことを要求した事業者と同業者である他の事業者のスケジュールに基づき、一括予約された予約時間枠で、他の事業者がサービスの予約を受け付けているか否かが確認される。
一括予約された予約時間枠で、他の事業者はサービスを提供することが可能である場合(S307でYES)、予約管理サーバ4が、キャンセルされたサービスを他の事業者によるサービスに入れ替えた予約候補を抽出し(S308)、処理を終了する。
一方で、一括予約された予約時間枠で、他の事業者がサービスを提供できない場合(S307でNO)、予約管理サーバ4が、予約されていた組み合わせで、最短の予約候補を抽出し(S309)、処理を終了する。この最短の予約候補とは、一括予約されていた複数のサービスの組み合わせで予約することが可能な予約時間枠のうちの、最も早い予約時間枠にて一括予約されていた複数のサービスを組み合わせた結果である。
上記の説明では省略したが、一括予約された予約時間枠とは異なる日時にて、キャンセルされたサービスを他の事業者によるサービスに入れ替えた予約候補を抽出してもよい。
本実施形態の場合、予約管理サーバ4が、一括予約をしていた利用者が使用する利用者端末2に対し、抽出されたこれらの予約候補に関する情報を出力する。利用者端末2は、予約候補に関する情報に基づく予約画面250を表示し、利用者に対し、新たな予約候補を提示する。予約管理サーバ4は、利用者端末2を介して利用者が選択した一の新たな予約候補の内容で、複数のサービスを一括して再予約する。
ところで、上述した例では、キャンセルに伴って予約候補を組み直す場合に、予約管理サーバ4が新たな予約候補に含まれるサービスを提供する事業者を特定しているが、これに限られない。例えば、予約管理サーバ4が、新たな予約候補に含まれるサービスを提供する事業者を募集してもよい。
図23は、第1の実施形態における予約管理サーバ4が事業者を募集して複数のサービスを組み直す処理の流れを示したフロー図である。
図23では、一括予約された複数のサービスのうちのキャンセルされた一のサービスの利用日時を対象に、事業者を募集する場合を例としている。
まず、予約管理サーバ4が、事業者からキャンセルを受信する(S401)。
予約管理サーバ4が、キャンセルされたサービスと同等のサービスを提供する他の事業者に対し、キャンセルされた日時でサービスの提供を募集する(S402)。具体的には、予約管理サーバ4は、サービス情報DB417に記憶されたサービス情報に基づき、キャンセルした事業者の事業と同様の事業を行う他の事業者を抽出する。予約管理サーバ4は、特定された他の事業者に対して、キャンセルした事業者が提供するサービスの予約時間枠で、サービスの提供を募集している旨を通知する。
次いで、予約管理サーバ4が、募集に対する応答を受信する(S403)。具体的には、予約管理サーバ4が、サービスの提供を募集している旨を通知した他の事業者の事業者端末6から、募集に対する応答として、キャンセルした事業者が提供するサービスの予約時間枠で、予約を受け付けることを示す事業者情報を受信する。
予約管理サーバ4が、キャンセルされたサービスを募集に応答した他の事業者によるサービスに入れ替えた予約候補を抽出し(S404)、処理を終了する。
<第2の実施形態>
[情報処理システム10]
図24は、第2の実施形態が適用される情報処理システム10の全体構成例を示した図である。
第2の実施形態が適用される情報処理システム10は、第1の実施形態が適用される情報処理システム1に対して、利用者が予約を行わない点が異なる。以下、第1の実施形態と異なる点について説明する。第1の実施形態と第2の実施形態とで、同じものについては同じ符号を用い、その詳細な説明は省略する。
情報処理システム10は、端末装置が使用される空間3と、予約管理サーバ4と、スケジュール管理サーバ5と、複数台の事業者端末6とが通信回線8を介して接続されている。
空間3にて使用される端末装置は、予約画面250を表示できればよく、例えばブース30の端末装置31E(図3参照)や、ブース30の外部に設置されたタブレット端末(不図示)、利用者が携帯している利用者端末2(図2参照)などである。
本実施形態の場合、空間3にて使用される端末装置を利用者が使用することで、利用者の目的に対応するサービスを提供する事業者に対して、現時点からサービスを提供することが可能な事業者を募集している旨を通知する。換言すると、空間3にて端末装置を使用する利用者が予約していない場合、利用者の目的に対応するサービスを提供する事業者に対して、今すぐサービスを提供することが可能か否かを問い合わせる。
事業者を募集している旨の通知は、予約管理サーバ4を経由して通知される構成に限られない。また、利用者が事業者を募集している旨の通知先を選択した場合には、利用者が操作している端末装置から、利用者が選択した通知先に対し、事業者を募集している旨を通知してもよい。
各実施形態において、プロセッサの一例としてのCPU21a(図4参照)、41a(図6参照)によって実行されるプログラムは、磁気記録媒体(磁気テープ、磁気ディスクなど)、光記録媒体(光ディスクなど)、光磁気記録媒体、半導体メモリなどのコンピュータが読取可能な記録媒体に記憶した状態で、制御部21、41へ提供される。また、CPU21a、41aによって実行されるプログラムは、インターネットなどの通信手段を用いて各装置にダウンロードしてもよい。
なお、各実施形態において、プロセッサとは、広義的なプロセッサを指し、汎用的なプロセッサ(例えばCPU等)や、専用のプロセッサ(例えばGPU:Graphics Processing Unit、ASIC:Application Specific Integrated Circuit、FPGA:Field Programmable Gate Array、プログラマブル論理デバイス、等)を含むものである。
また、プロセッサの動作は、1つのプロセッサによって成すのみでなく、物理的に離れた位置に存在する複数のプロセッサが協働して成すものであってもよい。また、プロセッサの各動作の順序は、各実施形態において記載した順序のみに限定されるものではなく、変更してもよい。
各実施形態における情報処理システムが行う処理は、例えば、アプリケーションソフトウェア等のプログラムとして用意される。このプログラムは、通信手段により提供することはもちろん、CD-ROM等の記録媒体に格納して提供することも可能である。
(付記)
(((1)))
1または複数のプロセッサを備える情報処理システムであり、
前記1または複数のプロセッサは、
予約可能な複数のサービスを組み合わせて利用しようとする利用者の目的を含む、当該利用者から受け付けた情報を示す利用者情報を取得し、
前記利用者情報に含まれる前記目的に対応する前記複数のサービスを特定し、
特定した前記複数のサービスの各々を提供する事業者のスケジュールを含む、当該事業者についての情報を示す事業者情報を取得し、
特定した前記複数のサービスを、前記事業者情報に基づき当該複数のサービスの各々の利用日時が重複しないように組み合わせ、一括して予約する、
情報処理システム。
(((2)))
前記1または複数のプロセッサは、
前記利用者情報に、貸し出される場所であって特定した前記複数のサービスを利用する際の当該場所を示す情報が含まれる場合、当該場所のスケジュールについて情報を示す場所情報を取得し、
前記事業者情報と前記場所情報とに基づき、前記場所を予約可能な日時の範囲内で前記利用日時が重複しないように組み合わせられた前記複数のサービスと、当該場所とを、一括して予約する、
(((1)))に記載の情報処理システム。
(((3)))
前記1または複数のプロセッサは、
前記複数のサービスを利用する際に端末装置を用いる場合、前記場所を予約可能な日時の範囲内で前記利用日時が重複しないように組み合わせられた当該複数のサービスと、当該端末装置が設置された当該場所とを、一括して予約する、
(((2)))に記載の情報処理システム。
(((4)))
前記1または複数のプロセッサは、
前記事業者情報に、前記事業者が提供する前記複数のサービスの各々の所要時間を示す情報が含まれる場合、特定した当該複数のサービスを、前記利用日時が連続するように組み合わせ、一括して予約する、
(((1)))乃至(((3)))の何れかに記載の情報処理システム。
(((5)))
前記1または複数のプロセッサは、
前記複数のサービスを利用する際に予め定められた条件を満たす場合、当該複数のサービスのうちの一のサービスと、当該複数のサービスのうちの当該一のサービスと前記利用日時が連続する他のサービスとの間に、休憩時間を設けて予約する、
(((4)))に記載の情報処理システム。
(((6)))
前記1または複数のプロセッサは、
前記事業者情報に基づき、前記複数のサービスの組み合わせであって前記利用日時が重複しない当該組み合わせの候補を、前記利用者に提示し、
提示された前記候補のうちの前記利用者が選択した当該候補に基づき、特定した前記複数のサービスを、一括して予約する、
(((1)))乃至(((5)))に何れかに記載の情報処理システム。
(((7)))
前記1または複数のプロセッサは、
前記事業者情報に、前記複数のサービスの各々に対して割り当てられ、一括して予約されるサービスとして抽出される優先度を示す情報が含まれる場合、当該優先度に基づく前記候補を、前記利用者に提示する、
(((6)))に記載の情報処理システム。
(((8)))
前記1または複数のプロセッサは、
前記目的を達成するために要求される前記組み合わせ内の順番、利用回数、および評価の少なくとも一つに基づき、前記複数のサービスの各々に対して、優先度を割り当てる、
(((7)))に記載の情報処理システム。
(((9)))
前記1または複数のプロセッサは、
前記利用者情報に、前記利用者が前記複数のサービスを利用する希望の日時を示す情報が含まれる場合、当該希望の日時の範囲内で前記利用日時が重複しないように組み合わせられた前記複数のサービスを、一括して予約する、
(((1)))乃至(((8)))の何れかに記載の情報処理システム。
(((10)))
前記1または複数のプロセッサは、
前記利用者情報に、前記利用者が設定した前記複数のサービスの内容に対する条件を示す情報が含まれる場合、特定した前記複数のサービスであって当該条件を満たす当該複数のサービスを、一括して予約する、
(((1)))乃至(((9)))の何れかに記載の情報処理システム。
(((11)))
前記1または複数のプロセッサは、
特定した前記複数のサービスが、それぞれ異なる前記事業者により提供される場合、前記利用日時が重複しないように組み合わせられた複数の前記事業者に対して、一括して予約する、
(((1)))乃至(((10)))の何れかに記載の情報処理システム。
(((12)))
前記1または複数のプロセッサは、
複数の前記事業者の各々の事業が異なる場合、当該事業の内容に基づき、前記目的を達成可能な順番で前記利用日時が重複しないように組み合わせられた複数の前記事業者に対して、一括して予約する、
(((11)))に記載の情報処理システム。
(((13)))
前記1または複数のプロセッサは、
表示部に、前記目的を指定する操作を前記利用者から受け付ける操作画像を表示し、
前記目的に対応する前記複数のサービスの組み合わせを予約可能な日時から前記利用日時を選択する操作を前記利用者から受け付ける選択画像を、前記表示部に表示する、
(((1)))乃至(((8)))の何れかに記載の情報処理システム。
(((14)))
前記1または複数のプロセッサは、
前記複数のサービスの予約された組み合わせのうちの、一のサービスを提供する前記事業者によって、当該一のサービスの予約が取り消された場合、当該複数のサービスの新たな組み合わせを提示し、
提示された前記新たな組み合わせのうちの前記利用者が選択した当該新たな組み合わせに基づき、前記複数のサービスを、一括して再予約する、
(((1)))乃至(((13)))の何れかに記載の情報処理システム。
(((15)))
前記1または複数のプロセッサは、
前記新たな組み合わせとして、前記一のサービスを、前記事業者とは異なる他の事業者が提供する他のサービスであって当該一のサービスと同等の当該他のサービスに入れ替えた組み合わせを提示する、
(((14)))に記載の情報処理システム。
(((16)))
前記1または複数のプロセッサは、
前記新たな組み合わせとして、前記予約された組み合わせ内の前記複数のサービスの順番を入れ替えた組み合わせを提示する、
(((14)))に記載の情報処理システム。
(((17)))
前記1または複数のプロセッサは、
前記新たな組み合わせとして、前記予約された組み合わせ内の前記一のサービスを除く前記複数のサービスのうちの、当該一のサービスよりも後に利用されるように予約されたサービスの前記利用日時を繰り上げた組み合わせを提示する、
(((14)))に記載の情報処理システム。
(((18)))
前記1または複数のプロセッサは、
一括して予約された前記複数のサービスのうちの一のサービスの予約が、当該一のサービスを提供する一の事業者により取り消された場合、当該一の事業者と事業が一致する他の事業者に対して、当該一のサービスが予約されていた前記利用日時で予約可能なサービスを募集することを知らせる通知を行い、
前記通知を受けた前記他の事業者のうちの、当該通知に応答した当該他の事業者が提供する他のサービスを、前記一のサービスが予約されていた前記利用日時で予約する、
(((1)))乃至(((13)))の何れかに記載の情報処理システム。
(((19)))
コンピュータに、
予約可能な複数のサービスを組み合わせて利用しようとする利用者の目的を含む、当該利用者から受け付けた情報を示す利用者情報を取得する機能と、
前記利用者情報に含まれる前記目的に対応する前記複数のサービスを特定する機能と、
特定した前記複数のサービスの各々を提供する事業者のスケジュールを含む、当該事業者についての情報を示す事業者情報を取得する機能と、
特定した前記複数のサービスを、前記事業者情報に基づき当該複数のサービスの各々の利用日時が重複しないように組み合わせ、一括して予約する機能と、
を実現させるためのプログラム。
(((1))),(((19)))の発明によれば、複数のサービスの各々と、各サービスを利用する時間とを指定して予約する場合に比べて、複数のサービスを予約する際の利用者の作業性を向上させることができる。
(((2)))の発明によれば、サービスと、このサービスを利用する際の場所とを別個に予約する場合に比べて、貸し出されている場所で利用するサービスを予約する際の利用者の作業性を向上させることができる。
(((3)))の発明によれば、複数のサービスを利用するために使用する端末装置を、利用者が利用日時に用意できない場合にも、利用者が、端末装置を用いる複数のサービスを利用することができる。
(((4)))の発明によれば、利用者が各サービスを利用する時間を連続するように指定して予約する場合に比べて、複数のサービスを予約する際の利用者の作業性を向上させることができる。
(((5)))の発明によれば、複数のサービスを連続して利用しようとする利用者の休憩時間を確保することができる。
(((6)))の発明によれば、利用者が複数のサービスの組み合わせを比較することができる。
(((7)))の発明によれば、サービスに対して割り当てられた優先度を考慮しない構成に比べ、複数のサービスの組み合わせを比較する際の利用者の作業性を向上させることができる。
(((8)))の発明によれば、利用者から受け付けた目的を達成するために要求されるサービスが提供される順番、各サービスの利用回数、およびサービスに対する評価の少なくとも一つを考慮して、複数のサービスの組み合わせを提示することができる。
(((9)))の発明によれば、利用者が希望する日時に利用可能な複数のサービスを、一括して予約することができる。
(((10)))の発明によれば、サービスの内容に対する利用者の要望に沿った複数のサービスを一括して予約することができる。
(((11)))の発明によれば、事業者ごとに予約する場合に比べて、複数のサービスを予約する際の利用者の作業性を向上させることができる。
(((12)))の発明によれば、サービス同士の関係を考慮しない構成に比べ、異なる事業者のサービスを予約する際の利用者の作業性を向上させることができる。
(((13)))の発明によれば、利用目的に対応する複数のサービスを提供可能な時間帯から、利用者が、利用時間帯を選択することができる。
(((14)))の発明によれば、事業者によって予約が取り消された場合において、複数のサービスの新たな組み合わせが提示されない構成と比べて、新たに予約する際のユーザの作業性を向上させることができる。
(((15)))の発明によれば、事業者によって予約が取り消された場合において、予約していた組み合わせと同等の組み合わせで、複数のサービスを一括して予約することができる。
(((16)))の発明によれば、事業者によって予約が取り消された場合において、予約していた日時で、予約していた複数のサービスを一括して予約することができる。
(((17)))の発明によれば、事業者によって予約が取り消された場合において、予約の取り消しにより生じた空き時間を解消して、複数のサービスを一括して予約することができる。
(((18)))の発明によれば、事業者によって予約が取り消されても、予約していた日時で、予約していたサービスと同等のサービスを利用することができる。
1,10…情報処理システム、2…利用者端末、3…空間、4…予約管理サーバ、5…スケジュール管理サーバ、21,41…制御部、22,42…2次記憶部、23,43…通信部、25…表示部、250…予約画面

Claims (19)

  1. 1または複数のプロセッサを備える情報処理システムであり、
    前記1または複数のプロセッサは、
    予約可能な複数のサービスを組み合わせて利用しようとする利用者の目的を含む、当該利用者から受け付けた情報を示す利用者情報を取得し、
    前記利用者情報に含まれる前記目的に対応する前記複数のサービスを特定し、
    特定した前記複数のサービスの各々を提供する事業者のスケジュールを含む、当該事業者についての情報を示す事業者情報を取得し、
    特定した前記複数のサービスを、前記事業者情報に基づき当該複数のサービスの各々の利用日時が重複しないように組み合わせ、一括して予約する、
    情報処理システム。
  2. 前記1または複数のプロセッサは、
    前記利用者情報に、貸し出される場所であって特定した前記複数のサービスを利用する際の当該場所を示す情報が含まれる場合、当該場所のスケジュールについて情報を示す場所情報を取得し、
    前記事業者情報と前記場所情報とに基づき、前記場所を予約可能な日時の範囲内で前記利用日時が重複しないように組み合わせられた前記複数のサービスと、当該場所とを、一括して予約する、
    請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記1または複数のプロセッサは、
    前記複数のサービスを利用する際に端末装置を用いる場合、前記場所を予約可能な日時の範囲内で前記利用日時が重複しないように組み合わせられた当該複数のサービスと、当該端末装置が設置された当該場所とを、一括して予約する、
    請求項2に記載の情報処理システム。
  4. 前記1または複数のプロセッサは、
    前記事業者情報に、前記事業者が提供する前記複数のサービスの各々の所要時間を示す情報が含まれる場合、特定した当該複数のサービスを、前記利用日時が連続するように組み合わせ、一括して予約する、
    請求項1に記載の情報処理システム。
  5. 前記1または複数のプロセッサは、
    前記複数のサービスを利用する際に予め定められた条件を満たす場合、当該複数のサービスのうちの一のサービスと、当該複数のサービスのうちの当該一のサービスと前記利用日時が連続する他のサービスとの間に、休憩時間を設けて予約する、
    請求項4に記載の情報処理システム。
  6. 前記1または複数のプロセッサは、
    前記事業者情報に基づき、前記複数のサービスの組み合わせであって前記利用日時が重複しない当該組み合わせの候補を、前記利用者に提示し、
    提示された前記候補のうちの前記利用者が選択した当該候補に基づき、特定した前記複数のサービスを、一括して予約する、
    請求項1に記載の情報処理システム。
  7. 前記1または複数のプロセッサは、
    前記事業者情報に、前記複数のサービスの各々に対して割り当てられ、一括して予約されるサービスとして抽出される優先度を示す情報が含まれる場合、当該優先度に基づく前記候補を、前記利用者に提示する、
    請求項6に記載の情報処理システム。
  8. 前記1または複数のプロセッサは、
    前記目的を達成するために要求される前記組み合わせ内の順番、利用回数、および評価の少なくとも一つに基づき、前記複数のサービスの各々に対して、優先度を割り当てる、
    請求項7に記載の情報処理システム。
  9. 前記1または複数のプロセッサは、
    前記利用者情報に、前記利用者が前記複数のサービスを利用する希望の日時を示す情報が含まれる場合、当該希望の日時の範囲内で前記利用日時が重複しないように組み合わせられた前記複数のサービスを、一括して予約する、
    請求項1に記載の情報処理システム。
  10. 前記1または複数のプロセッサは、
    前記利用者情報に、前記利用者が設定した前記複数のサービスの内容に対する条件を示す情報が含まれる場合、特定した前記複数のサービスであって当該条件を満たす当該複数のサービスを、一括して予約する、
    請求項1に記載の情報処理システム。
  11. 前記1または複数のプロセッサは、
    特定した前記複数のサービスが、それぞれ異なる前記事業者により提供される場合、前記利用日時が重複しないように組み合わせられた複数の前記事業者に対して、一括して予約する、
    請求項1に記載の情報処理システム。
  12. 前記1または複数のプロセッサは、
    複数の前記事業者の各々の事業が異なる場合、当該事業の内容に基づき、前記目的を達成可能な順番で前記利用日時が重複しないように組み合わせられた複数の前記事業者に対して、一括して予約する、
    請求項11に記載の情報処理システム。
  13. 前記1または複数のプロセッサは、
    表示部に、前記目的を指定する操作を前記利用者から受け付ける操作画像を表示し、
    前記目的に対応する前記複数のサービスの組み合わせを予約可能な日時から前記利用日時を選択する操作を前記利用者から受け付ける選択画像を、前記表示部に表示する、
    請求項1に記載の情報処理システム。
  14. 前記1または複数のプロセッサは、
    前記複数のサービスの予約された組み合わせのうちの、一のサービスを提供する前記事業者によって、当該一のサービスの予約が取り消された場合、当該複数のサービスの新たな組み合わせを提示し、
    提示された前記新たな組み合わせのうちの前記利用者が選択した当該新たな組み合わせに基づき、前記複数のサービスを、一括して再予約する、
    請求項1に記載の情報処理システム。
  15. 前記1または複数のプロセッサは、
    前記新たな組み合わせとして、前記一のサービスを、前記事業者とは異なる他の事業者が提供する他のサービスであって当該一のサービスと同等の当該他のサービスに入れ替えた組み合わせを提示する、
    請求項14に記載の情報処理システム。
  16. 前記1または複数のプロセッサは、
    前記新たな組み合わせとして、前記予約された組み合わせ内の前記複数のサービスの順番を入れ替えた組み合わせを提示する、
    請求項14に記載の情報処理システム。
  17. 前記1または複数のプロセッサは、
    前記新たな組み合わせとして、前記予約された組み合わせ内の前記一のサービスを除く前記複数のサービスのうちの、当該一のサービスよりも後に利用されるように予約されたサービスの前記利用日時を繰り上げた組み合わせを提示する、
    請求項14に記載の情報処理システム。
  18. 前記1または複数のプロセッサは、
    一括して予約された前記複数のサービスのうちの一のサービスの予約が、当該一のサービスを提供する一の事業者により取り消された場合、当該一の事業者と事業が一致する他の事業者に対して、当該一のサービスが予約されていた前記利用日時で予約可能なサービスを募集することを知らせる通知を行い、
    前記通知を受けた前記他の事業者のうちの、当該通知に応答した当該他の事業者が提供する他のサービスを、前記一のサービスが予約されていた前記利用日時で予約する、
    請求項1に記載の情報処理システム。
  19. コンピュータに、
    予約可能な複数のサービスを組み合わせて利用しようとする利用者の目的を含む、当該利用者から受け付けた情報を示す利用者情報を取得する機能と、
    前記利用者情報に含まれる前記目的に対応する前記複数のサービスを特定する機能と、
    特定した前記複数のサービスの各々を提供する事業者のスケジュールを含む、当該事業者についての情報を示す事業者情報を取得する機能と、
    特定した前記複数のサービスを、前記事業者情報に基づき当該複数のサービスの各々の利用日時が重複しないように組み合わせ、一括して予約する機能と、
    を実現させるためのプログラム。
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