JP2001236459A - チケット情報管理装置 - Google Patents

チケット情報管理装置

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JP2001236459A
JP2001236459A JP2000052113A JP2000052113A JP2001236459A JP 2001236459 A JP2001236459 A JP 2001236459A JP 2000052113 A JP2000052113 A JP 2000052113A JP 2000052113 A JP2000052113 A JP 2000052113A JP 2001236459 A JP2001236459 A JP 2001236459A
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Japan
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ticket
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group
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seat
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JP2000052113A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Morita
俊之 森多
Hideo Noyama
英郎 野山
Yoji Taniguchi
洋司 谷口
Sei Mitsunaga
聖 光永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】イベント会場で2人以上が纏まって座ることの
できる座席を消費者に表示し、複数で纏まって座ること
ができるようにチケットを発券する。 【解決手段】チケットセンタ3に設置されたチケット情
報管理サーバ32は、消費者が希望イベントのチケット
を予約するチケット予約処理321、およびイベント当
日に消費者に複数の座席を纏めて割り当てる座席確定処
理322を行う。チケット予約処理321は、チケット
予約装置21を利用して、消費者に希望イベント、チケ
ット枚数の入力を要求し、複数で纏まって座ることがで
きるならチケットの予約を行い、チケット情報11が格
納されたチケットを消費者に発行する。座席確定処理3
22では、入場装置41を利用して、消費者のチケット
からチケット情報11を読み取り、消費者が複数で纏ま
って座ることができる座席の候補を表示し、消費者に希
望座席の選択を要求する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、チケットの発券方
法において、発券されたチケットを利用する複数人のグ
ループの配置に関する。特に、グループに対するチケッ
トの発券、グループに対する配置および配置されたグル
ープに対する通知に関する。
【0002】
【従来の技術】各種イベントのチケット情報を格納した
ICカードなどの可搬媒体を電子チケットとして発券す
ることにより、イベント会場における業務の効率化およ
びコスト削減を目指した座席管理システムが提案されて
いる。このシステムは、チケットセンタのチケット情報
管理サーバと通信回線を介して接続されたチケット予約
装置を利用して、電子チケットにチケット情報を格納
し、その電子チケットをイベント会場に設置された入場
装置に挿入することにより、入場者の座席を管理するシ
ステムである。
【0003】特開平7−271871号公報は、ICカ
ードにイベントの予約を表すデータを書き込み、予約者
はイベント会場側のコンピュータに持参したICカード
を挿入することにより、イベント会場への不正入場を防
止するとともに、イベント会場の入場または座席の予約
に要する労力を軽減できることが記述されている。
【0004】また、特開平10−289281号公報
は、利用者により操作される端末の表示画面にイベント
会場の座席予約情報を表示し、利用者により指定した座
席のデータが予約管理サーバに送信されると、予約管理
サーバは予約処理を行うことにより、利用者は座席の配
置を参照しながら予約を行えることが記述されている。
【0005】
【発明が解決しようとしている課題】イベント会場の座
席が自由席である場合、必ずしも複数で纏まって座るこ
とができるとは限らない。自由席に複数で纏まって座り
たい場合、なるべく早くイベント会場へ到着して複数人
数分のチケットを購入し、複数人で揃って入場しなけれ
ば、纏まって座ることは困難である。
【0006】イベント会場の座席が指定席である場合、
早めに予約しておかないと希望の座席が残っているとは
限らず、複数で纏まって座ることは困難である。また、
一般に、指定席は自由席よりも入場料金が割高であるた
め、入場者が必ずしも指定席を利用したいとは限らな
い。
【0007】イベント主催側は、自由席では必ずしも入
場者が複数で纏まって座ることができるとは限らないた
め、グループ入場者と個人入場者間で不公平感を与える
ことになる。
【0008】また、指定席でキャンセルが発生した場
合、すでに販売した座席を移動させることができないた
め、柔軟な座席管理を行うことができない。キャンセル
が発生した後で別の消費者が指定チケットを購入しよう
としても、消費者が希望する複数人数分の座席が纏まっ
て残っているとは限らない。
【0009】上記特開平7−271871号公報では、
座席に座れることは保証されているが、複数で纏まって
座ることができるとは限らないという問題点がある。ま
た、上記特開平10−289181号公報では、座席の
配置を参照しながらチケットの予約を行うことができる
が、早めに予約しないと、グループで纏まって座ること
は困難であるという問題点がある。
【0010】また、さらに複数人のグループであって
も、それぞれの人間がチケットを持っていなくてはなら
ず、グループの人数に比例してチケット発券に手間、時
間がかかるとの問題がある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、上記問
題点を解決し、座席管理システムにおいて、(1)自由
席でありながら、入場者は単にイベント会場に入場し、
座席が残っているだけではなく、2人以上の纏まった座
席を確保できるようにチケット販売時に座席管理を行
い、(2)イベント会場への入場時に纏まった座席とし
て選択可能な候補を表示し選択させることにより、グル
ープ入場者の不公平感を軽減し、効率的な座席管理を行
うシステムを提供することである。
【0012】上記目的を達成するために、本発明は、チ
ケット購入を希望するグループが纏めて配置可能かを、
それまでのチケットの売れ行きを示すデータとイベント
の配置を示すデータに基づいて計算するものである。ま
た、イベントへの入場時に、上記の計算結果を用いてグ
ループの配置位置を決定するものである。またさらに、
グループのメンバーがバラバラにイベント会場に来た際
に、チケットに格納されたグループを示す識別子を用い
て、先に入場している同じグループのメンバーの配置位
置に案内を行うものである。また、複数のグループの人
数を示す人数情報を記憶したチケットおよびそのチケッ
トの発券を行うものでもある。
【0013】なお、本発明でのチケットとは、所定のサ
ービスをうけるためのものである。切符、入場券、乗車
券、引換券などを含む。また、チケットには、サービス
を受けるための情報を記憶した記憶媒体も含まれる。ま
た、利用者の配置位置は、サービスを受ける際に利用者
が存在すべき(または存在することが可能な)位置で、
映画館の座席などが含まれる。もちろん、立ち見席など
座らないものも含む。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
例を説明する。本実施例ではICカードを利用した映画
館における座席管理方法の例を用いる。
【0015】図1に、映画館における座席管理を実行す
るためのチケッティングシステムのハードウェア構成を
示す。
【0016】消費者は家庭・チケット販売店など2に設
置されたチケット予約装置21を利用して映画のチケッ
トを予約し、消費者のICカード1にチケット情報11
を格納する。また、消費者は映画館4に設置された入場
装置41にICカード1を挿入し、希望座席を選択し入
場する。
【0017】チケット情報11は、映画を鑑賞するため
の情報である。例えば、映画のタイトル、鑑賞可能時
間、鑑賞可能な映画館を示す情報、座席の種類を示す情
報のうち少なくとも1つを有する。また、グループでの
利用を希望する場合、利用者がチケット予約装置21に
希望する人数を入力する。チケット予約装置21または
チケット情報管理サーバ32では、希望する人数でチケ
ット情報の発行が可能な場合は、人数情報を含むチケッ
ト情報を生成し発行する。
【0018】チケット予約装置21は通信回線5を介し
てチケットセンタ3に設置されたチケット情報管理サー
バ32に接続されており、入場装置41は通信回線を介
してチケットセンタ3に設置されたチケット情報管理サ
ーバ32に接続されている。
【0019】チケット予約装置21は、CPU22、主
記憶装置23、表示装置24、入出力装置25、および
ICカードリーダライタ26から構成され、チケットの
予約を行うためにチケット情報管理サーバ32と通信を
行い、ICカードリーダライタ26を利用して消費者の
ICカードにチケット情報11を格納する。チケット予
約装置21は、利用者からの入力に基づいて、チケット情
報を発行するために必要な情報を送信する。チケット情
報を発行するために必要な情報とは、受けたいサービス
を特定する情報、サービスを受ける人数を示す情報を含
む。ここで、受けたサービスを特定する情報とは、映画
の鑑賞券の場合、タイトル、映画館、座席種別、鑑賞可
能期間を示す情報がある。なお、映画館を示す情報は、
共通鑑賞券として、複数の映画館を示してもよい。
【0020】入場装置41は、CPU42、主記憶装置
43、表示装置44、入出力装置45、およびICカー
ドリーダライタ46から構成され、消費者の座席を確定
するためにチケット情報管理サーバ32と通信を行い、
ICカードリーダライタ46を利用して消費者のICカ
ード1に格納されているチケット情報11を読み取り、
チケット購入者に座席位置を案内する。例えば、入出力
装置45を利用して確定した座席をチケットに印字して
排出する。また、ICカードに座席位置を示す情報を格
納してもよい。この際、ICカードの表示画面に座席位
置が表示されるよう制御してもよい。
【0021】チケット情報管理サーバ32は、CPU3
3および主記憶装置34から構成され、チケット情報管
理サーバ32に接続された外部記憶装置31には、イベ
ント情報データ311、チケット予約データ312、お
よびチケット発券データ313が格納されている。チケ
ット情報管理サーバ32は、チケット予約処理321お
よび座席確定処理322を行う。チケット予約処理32
1および座席確定処理322を行うプログラムは主記憶
装置34に格納されている。
【0022】以下では、外部記憶装置31に格納される
(a)イベント情報データ311、(b)チケット予約
データ312、(c)チケット発券データ313、およ
びICカード1に格納される(d)チケット情報11に
ついて説明する。
【0023】(a)イベント情報データ311には、チ
ケットの予約対象となる映画等の各種イベントに関する
情報として、イベント番号、イベント名、日時、場所、
定員のデータが格納されている。イベント番号はイベン
トごとに一意に定められる番号である。図2にイベント
情報データ311の例を示す。下線部3111は、イベ
ント番号213044であるイベントは2000年2月
1日に横浜X映画館で上映されるA映画であり、定員は
500人であることを示している。また、下線部311
2は、イベント番号78931であるイベントは200
0年5月10日に大阪Y映画館で上映されるB映画であ
り、定員は1200人であることを示している。また、
各映画館の座席配置を示す情報もイベント情報データ3
11に含まれる。これは、会場のレイアウト(どこに自
由席がいくつあるかなどを示す)を表す情報である。
【0024】(b)チケット予約データ312には、消
費者が予約したチケットに関する情報として、イベント
番号、グループ番号、グループ人数(人数情報)、発行
枚数のデータが格納されている。グループ番号は、消費
者が複数枚のチケットを纏めて購入したとき、この消費
者は一つのグループ分のチケットを纏めて購入したと見
なし、グループごとに一意に与えられる番号である。ま
た、発行枚数は、ICカード1に格納されたチケット情
報11と同じチケット情報をもつICカードの枚数を示
しており、発行枚数はグループ人数以下である。チケッ
ト販売店等でチケットを予約し、グループの人数分だけ
のICカードに同じチケット情報11を格納する場合、
発行枚数はグループ人数と同じである。図5にチケット
情報データ312の例を示す。下線部3121は、ある
消費者はイベント番号213044のイベントのチケッ
トを3人分予約しており、この消費者のグループ番号は
10034であり、同じチケット情報を格納しているI
Cカードは1枚しか存在しないことを示している。ま
た、下線部3122は、ある消費者はイベント番号21
3044のイベントのチケットを1人分予約しており、
この消費者のグループ番号は37513であり、同じチ
ケット情報を格納しているICカードは1枚しか存在し
ないことを示している。
【0025】なお、生成されたチケット情報をネットワ
ークを介して利用者の指定した情報処理装置に送信する
構成にしてもよい。利用者の指定としては、電子メール
のアドレスを入力することがある。また、チケット情報
を複数に分割し、それぞれ利用者の指定する情報処理装
置に送信する構成にしてもよい。
【0026】また、利用者の情報処理装置においても、
チケット情報を分割可能な構成とする。利用者の情報処
理装置では、チケット情報に含まれるグループ人数(人
数情報)が示す人数分の数にチケット情報を分割可能と
する。分割される際は、それぞれ人数情報以外の情報は
分割前および分割されたそれぞれのチケット情報では同
じものを用いる。人数情報は、分割されたチケット情報
それぞれの人数情報が示す数の総和が、分割前のチケッ
ト情報の人数情報と等しくなるようにする。分割数は、
3以上であってもよい。
【0027】より、具体的には、情報処理装置は、以下の
処理を行う。利用者等からの分割希望を示す情報を受け
付ける。受け付け後、分割希望がされているチケット情
報の人数情報を認識する。認識された人数情報が1以下
の場合は、分割を行わない。この際、分割不可を利用者
に通知してもよい。認識された人数情報が、2以上の場
合、利用者等から入力される情報に基づいた、分割数お
よび分割後の各チケット情報におけるグループ人数にな
るよう分割する。また、利用者から送信先が入力された
場合は、その送信先に分割されたチケット情報を送信す
る。これら分割されたチケット情報は同じグループ番号
を有しているので、入場時にグループ番号に基づいて、
同じグループ番号のチケット(またはチケット情報)を
有している利用者には纏った位置を案内することが可能
になる。
【0028】また、本実施の形態の変形例として、チケ
ット情報生成または発行時に、同じグループ番号を有す
る複数のチケット情報を作成または生成することも含ま
れる。また、利用者が、チケット予約装置で、発行済み
のチケット情報のグループ番号を入力し、入力された番
号と同じ番号を有するチケット情報を生成することも含
まれる。この場合、発行済みのチケット情報が有するグ
ループ人数と今回入力されたグループ人数を足した人数
が、纏まって配置可能かを判断し、可能ならチケット情報
を生成する。この処理、チケット予約装置またはチケッ
ト情報管理サーバのいずれで行ってもよい。
【0029】(c)チケット発券データ313には、イ
ベント当日、イベント会場でチェックインして座席がす
でに確定したグループに関する情報として、イベント番
号、グループ番号、グループ人数、確定した座席番号の
データが格納されている。図6にチケット発券データ3
13の例を示す。下線部3131は、グループ番号10
034の3人組のグループはイベント番号213044
のイベントにチェックインし、この3人組のグループの
座席番号はB7,B8,B9に確定していることを示し
ている。この座席番号は、予約受け付け時等に行うグル
ープ分纏まって座れるか否かの計算(シミュレーショ
ン)した最終結果を用いて配分する。すなわち、この計
算は座席のどこにどのグループを配置させるかを計算し
ており、この配置結果に基づいて配分する。
【0030】なお、チェックインの確定は、入場時の利
用者または係員の入力、入場改札機でのICカードからの
チケット情報の読み取りに基づいて行ってもよい。ま
た、座席(またはその側の装置)にICカードの差込口
を設け、差込口に差し込まれたICカードからのチケッ
ト情報の読み取り結果に基づいて行ってもよい。
【0031】(d)チケット情報11は、上述したとお
り、サービスを受けるための情報である。サービスがイ
ベントである場合、消費者が予約したイベントに関する
情報として、イベント番号、グループ番号、グループ人
数のデータが格納されている。図5にチケット情報11
の例を示す。下線部111はグループ番号10034の
グループがイベント番号213044のイベントのチケ
ットを3人分予約していることを示している。
【0032】図6に、チケット情報管理サーバ32で行
われる(1)チケット予約処理321および(2)座席
確定処理322の手順を示す。チケット予約処理321
は、グループとして複数の座席に纏まって座ることがで
きるようにチケットの予約を行うことを目的としてい
る。チケット情報管理サーバ32は、消費者にイベント
情報の入力を要求し3211、複数の座席に纏まって座
ることができるかどうか座席割り当て計算を行い321
2、纏まって座れるかどうかを消費者に表示し321
3、チケットの予約を行うなら消費者のICカードにチ
ケット情報を格納する3214。また、座席確定処理3
22は、チケットを予約した消費者がイベント会場に入
場するとき、消費者のグループが纏まって座ることがき
るように選択可能な座席の候補を表示し、その中から希
望座席の選択を要求することを目的としている。チケッ
ト情報管理サーバ32は、消費者のICカード1に格納
されているチケット情報11が正当であるか照合し32
21、消費者のグループが纏まって座ることができるよ
うな座席の候補を探し出し3222、選択可能な座席候
補を消費者に表示し3223、確定した座席を印字した
チケットを発券する3224。なお、チケット予約処理
は321は、チケット予約装置で、座席確定処理は入場
装置(入場改札機)で行ってもよい。
【0033】以下では、上記(1)および(2)の各処
理の詳細を順に説明する。消費者Aが、消費者BとCの
チケットを含めて纏めて3枚予約し、イベント当日は消
費者AとCが一緒にイベント会場へ行きチェックインす
るが、消費者Bは消費者Aよりも遅れてイベント会場で
チェックインする場合を考える。
【0034】(1)チケット予約処理 図7はこの処理を構成するイベント情報入力要求322
1、座席割り当て計算処理3212、座席割り当て結果
表示3213、およびチケット予約処理3214の処理
フローである。
【0035】ステップ601では、消費者がグループ分
のチケットを複数纏めて予約を行うチケット新規予約、
またはすでに消費者によって予約されたチケットのチケ
ット情報をグループ内の別の消費者のICカードに格納
するチケットの譲渡、のいずれかを選択するよう要求す
る。消費者Aが始めにチケットを予約する場合はチケッ
ト新規予約を選択し、消費者Bが消費者Aと同じチケッ
ト情報を自分のICカードに格納したい場合はチケット
の譲渡を選択する。選択は、チケット予約装置の表示画
面に選択項目を表示し、それを指示装置で指示させるよ
うにすればよい。
【0036】ステップ602では、上記ステップ601
において消費者がチケットの新規予約を選択した場合、
ステップ603に進み、チケットの譲渡を選択した場
合、ステップ610に進むことを表す。
【0037】ステップ603では、消費者の希望のイベ
ントを予約することができるかどうかを問い合わせるた
めに、希望イベントの情報としてイベント名、日時、場
所、纏めて予約したいチケット枚数(グループ人数)の
入力を要求する。消費者AはそれぞれA映画館、200
0年2月1日、横浜X映画館、3枚を入力する。なお、
本発明でいうグループ人数には1人も含む。
【0038】ステップ604では、ステップ603で入
力された希望イベントの情報に対して、希望チケット枚
数分をグループとして複数纏まって座席に座ることがで
きるかどうかを計算する。
【0039】図8はステップ604により行われる座席
割り当て計算処理フローを示す。
【0040】ステップ6041では、チケットセンタ3
で管理されているチケット予約データ312、および現
在チケット予約処理322を行っている消費者によりス
テップ603で入力された希望イベント情報を獲得す
る。
【0041】ステップ6042では、チケットセンタ3
のチケット予約データ312に格納されているデータの
中から、現在チケット予約処理を行っている消費者の希
望イベントと同じイベントのチケットを予約したグルー
プを抽出し、これらの抽出されたグループ、および現在
希望イベント情報を入力した消費者のグループに対し
て、グループ人数の多い順に整列する。
【0042】ステップ6043では、上記ステップ60
42において整列されたグループに対して、グループ人
数の多い順に、グループで纏まって座席に座ることがで
きるように座席を割り当てていく。
【0043】ステップ6044では、上記ステップ60
43においてすべてのグループが纏まって座席に座るこ
とができる割り当てが存在するならステップ6045に
進み、このような割り当てが存在しないならステップ6
046に進む。
【0044】ステップ6045では、消費者がイベント
会場の座席にグループとして纏まって座ることが可能で
あると判定し、図8の処理を終了する。
【0045】ステップ6046では、すべての座席割り
当てを試し、これ以外には座席割り当てが存在する可能
性がないならステップ6047に進む。
【0046】ステップ6047では、グループがイベン
ト会場の座席にグループとして纏まって座ることが不可
能であると判定し、図8の処理を終了する。
【0047】一方、ステップ6046において、すべて
の座席割り当てを試していないなら、ステップ6043
における座席割り当て以外にも座席割り当てが存在する
可能性があるので、ステップ6043に戻り、座席割り
当ての処理を繰り返す。
【0048】ステップ605では、図8のステップ60
45においてグループで纏まって座席に座ることが可能
であると判定された場合、ステップ606に進み、図8
のステップ6047においてグループで纏まって座席に
座ることが不可能であると判定された場合、図7の処理
を終了する。
【0049】ステップ606では、グループで纏まって
座席に座ることが可能でり、グループで纏まった座席の
予約が可能であることを消費者に示し、チケットの予約
を行うか問い合わせを行う。
【0050】ステップ607では、ステップ606にお
いて希望イベントのチケットの予約を行うことを選択し
た場合、ステップ608に進み、チケットの予約を行わ
ないことを選択した場合、図7の処理を終了する。
【0051】ステップ608では、チケットセンタ3の
チケット予約データ312に、消費者のチケット情報と
してイベント番号、グループ番号、グループ人数、発行
枚数を格納し、消費者のICカード1にチケット情報1
1としてイベント番号、グループ番号、グループ人数を
格納する。消費者Aが希望する映画の予約が可能であ
り、消費者Aが予約を選択した場合、図3の下線部31
21のデータがチケット予約データ312に格納され、
図5の下線部111のデータが消費者AのICカードに
格納される。また、ICカードでなく通信回線を介し
て、利用者の入力に対応した利用者側の情報処理装置に
送信する構成としてもよい。また、このとき、複数の情
報処理装置に分けて送信してもよい。
【0052】ステップ609では、消費者に予約したチ
ケットのグループ番号を表示する。消費者Aのグループ
番号は下線部3121で与えられる213044であ
る。グループ番号は、今予約を行った消費者Aが所有す
るチケット情報と同じ情報をグループ内の別の消費者B
のICカードにも格納したい場合に必要な番号である。
同じチケット情報を格納した電子チケットをグループ内
で複数所有することにより、グループで纏まってイベン
ト会場に入場しなくても、分かれて入場することが可能
である。
【0053】ステップ610では、チケットのグループ
内譲渡を行う。チケット情報管理サーバは消費者に希望
イベントの情報としてイベント名、日時、場所、および
グループ番号の入力を要求する。消費者Bは消費者Aか
ら聞いたグループ番号213044を入力する。
【0054】ステップ611では、チケットセンタ3の
イベント情報データ311およびチケット予約データ3
12を参照して、上記ステップ610で入力された内容
が正当であるかどうかを判定し、内容が正当であるなら
ステップ612に進み、内容が正当でないなら図7の処
理を終了する。
【0055】ステップ612では、チケットセンタ3の
チケット予約データ312の発行枚数3123の値を1
増加させ、消費者BのICカード1にチケット予約情報
としてイベント番号、グループ番号、グループ人数を格
納する。消費者AとBのICカードに格納されているチ
ケット情報は同じであるため、下線部3121の発行枚
数を1からに2に修正する。
【0056】(2)座席確定処理 図9はこの処理を構成するチケット情報照合処理322
1、座席割り当て計算処理3222、選択可能な座席候
補の表示3223、およびチケット発券処理3224の
処理フローである。
【0057】ステップ701では、イベント会場4で消
費者にチケット情報11を格納したICカード1を入場
装置41に挿入するよう要求する。
【0058】ステップ702では、チケットセンタ3の
イベント情報データ311およびチケット予約データ3
12を参照して、上記ステップ701で挿入されたIC
カードから読み出されたチケット情報が正当であるかど
うかを判定し、内容が正当であるならステップ703に
進み、チケット情報が正当でないなら図9の処理を終了
する。
【0059】ステップ703では、チケット発券データ
313を参照することにより、消費者のグループにすで
に座席が割り当てられているかどうかを判定する。消費
者のグループ番号がチケット発券データの中に含まれて
ないなら、まだグループ内の誰にも座席が割り当てられ
ていないことを表すので、ステップ704に進み、グル
ープ番号がチケット発券データのデータ中に含まれてい
るなら、すでにグループ内の誰かに座席の割り当てが行
われていることを表すので、ステップ710に進む。消
費者Aの前に消費者BとCが入場していない場合、消費
者Aのグループのデータはチケット発券データの中に含
まれていないので、ステップ704に進む。
【0060】ステップ704では、消費者Aのグループ
が纏まって座ることのできる座席の候補を計算する。
【0061】図10はステップ704により行われる座
席割り当て計算処理フローを表す。
【0062】ステップ7041では、チケットセンタ3
で管理されているチケット予約データ312、チケット
発券データ313、および現在座席確定処理を行ってい
る消費者のICカードに格納されたチケット情報を獲得
する。
【0063】ステップ7042では、チケットセンタ3
のチケット予約データ312に格納されているグループ
の中から、まだ座席が確定していないグループを抽出
し、これらの抽出されたグループおよび現在座席確定処
理を行っている消費者のグループに対して、グループ人
数の多い順に整列する。
【0064】ステップ7043では、上記ステップ70
42において整列されたグループに対して、グループ人
数の多い順に、グループで纏まって座席に座ることがで
きるように任意に座席を割り当てていく。
【0065】ステップ7044では、上記ステップ70
43においてすべてのグループが纏まって座席に座るこ
とができる割り当てが存在するならステップ7045に
進み、このグループに割り当てられた座席を座席の候補
として記憶し、他に座席割り当てがあるかどうかを計算
するためにステップ7043に戻る。すべての座席割り
当てを試し、これ以外には座席割り当てが存在する可能
性がないならステップ7046に進む。
【0066】ステップ7046では、ステップ7043
で計算されたすべての座席の候補を通知し、図10の処
理を終了する。
【0067】ステップ705では、図10におけるステ
ップ7046で通知された座席を、グループで纏まって
座ることのできる座席の候補として画面に表示し、希望
座席の入力要求を行う。
【0068】図11に座席候補表示画面の例を示す。領
域7051は、ステップ704で計算されたグループで
纏まって座ることのできる座席の候補一覧を表し、領域
7052は、イベント会場の座席配置図を表している。
入力欄7053に領域7051に列挙された座席候補の
番号を入力すると、領域7052に表示された座席配置
図のどの場所に入力された番号の座席があるか視覚的に
表示される。入力欄7053に1が入力されると、領域
7051に示された1番目の座席候補{B7、B8,B
8}の座席が、領域7052に示された座席配置図のど
こに位置するか視覚的に表示される。また、入力欄70
54に領域7051に列挙された座席候補の番号を入力
すると、その番号の座席が消費者のグループが希望する
番号となり、座席が確定される。
【0069】ステップ706では、上記ステップ705
で選択された座席情報を含むデータをチケットセンタ3
のチケット発券データ313に格納する。消費者Aが図
11の領域7051において1番目の座席候補を選択し
た場合、図4の下線部3131のデータがチケット発券
データ313に格納される。
【0070】ステップ707では、確定した座席を消費
者に表示し、座席の情報をチケットに印字し、チケット
を排出する。
【0071】ステップ710では、チケット発券データ
313を参照することにより、すでにグループ内の別の
消費者によって選択された座席を検索する。
【0072】ステップ711では、すでに発券されてい
るチケットの座席情報を画面に表示し、座席情報をチケ
ットに印字し、チケットを排出する。消費者Bが会場で
チェックインする場合、消費者Aが先に座席を選択して
いるので、消費者Bには消費者Aが選択した座席が表示
され、消費者Aと同じチケット情報が発券されチケット
が発券される。
【0073】上記実施例において、チケット予約装置は
家庭に設置されていなくても、チケット販売店などに設
置されていてもよい。また、チケット予約装置は専用端
末でなくても、PC,携帯端末などでもよい。
【0074】電子チケットはICカードでなくても、図
5のチケット情報を格納することが可能なら、磁気カー
ドなどの他の媒体でもよい。この場合、チケット予約装
置21および入場装置41のICカードリーダライタは
必要なく、チケットに格納されたチケット情報をアクセ
スできる装置であればよい。また、ICカード等の媒体
を用いず、チケット情報を識別する識別情報(予約番号
やチケット番号)を、利用者に知らせる構成とし、チケ
ット管理サーバでチケット情報と識別情報を対応付けて
記憶しておく。さらに、チケット情報には利用者にチケ
ット(またはチケット情報)を渡していないことを示す
情報も対応付けて記憶しておく。そして、利用者に渡さ
れた場合その旨を示す情報を記憶し、その後チケット受
け渡しの要求がきても受け渡さない構成とする。この場
合、入場装置にて有体(紙など)のチケットを発券する
構成にしてもよい。発券の際に、識別情報と予約した本
人であることを証明するものを用いて発券してもよい。
例えば、入場装置のオペレータが識別番号を消費者から
聞き、それを入場装置に入力することによって、入力さ
れた情報を通信回線を介してチケット管理サーバに送信
し、チケット管理サーバに格納された情報と比較して、
発券可能である旨の情報をチケット管理サーバから入場
装置に送信し、この送信を受け入場装置で発券してもよ
い。
【0075】消費者は、入場装置41を自ら直接操作す
るシステムでなくても、イベント会場に設置されたチェ
ックインカウンタで係員が操作するシステムでもよい。
【0076】また、予約が必要がないチケットにおいて
も本発明は、適用可能である。入場装置または、発券装
置が、入力グループ人数に基づいて、グループ人数が纏
まって配置可能かを上述した処理で判定する。
【0077】以上、本実施例で述べた方法によれば次の
効果を得ることができる。
【0078】チケット予約装置を利用して、ホストのチ
ケット情報管理サーバで管理されたイベント情報をアク
セスすることにより、グループとして複数の座席を纏め
て予約することができる。また、グループ固有の予約番
号をグループに与えることにより、グループ内でのチケ
ットの譲渡が可能になる。
【0079】イベント当日、チケット情報が格納された
チケットをイベント会場で利用することにより、グルー
プとして複数の座席に纏まって座ることができる。ま
た、グループ内の消費者がすでに座席を割り当てられ、
イベント会場に入場していたとしても、チケット情報管
理サーバで入場情報が管理されているので、グループ内
の別の消費者が遅れてイベント会場に入場するとき、先
に入場した消費者と同じ座席情報を与えることができ
る。
【0080】従来では、グループとして複数の座席に纏
まって座るには、予め指定席のチケットを購入するか、
またはグループの誰かが早めにイベント会場に入場して
グループの人数分の座席を確保しなければならず、グル
ープ人数が多くなればなるほど纏まって座ることが困難
であったが、本発明はこのような問題点を解消してい
る。
【0081】イベント主催側は、事前に予約のキャンセ
ルが発生したとしても、イベント会場の座席割り当てを
イベント当日に行うため、柔軟な座席管理を行うことが
できる。
【0082】また、チケット情報管理サーバは、利用者
が発行を希望する入力があった場合に、希望する情報が
示すチケットを前記利用者が購入するための処理を実行
する手段を有する。
【0083】また、チケット情報処理方法は、利用者の
入力を受け付ける行程は、希望情報として利用者が発行
を希望するチケットに利用人数を含む情報を受け付け、
希望情報で示されるチケットが、予め定められた範囲内
で利用者が利用位置を決められる自由席券である場合
に、前記希望情報に含まれる利用人数を示す分の人間が
纏まって配置することが可能な場合に、前記希望情報に
該当するチケットの発行のための情報処理を行い、情報
処理に基づき、予め記憶された利用者の利用位置の配置
を示す利用位置情報に基づいて、前記希望情報に該当す
るチケットの利用者の利用位置および前記受け付け以前
に予約または発行された前記イベントの自由席券の利用
者の利用位置を計算して、計算された結果に基づいて前
記入場を受け付けられたチケットの利用位置を決定す
る。利用位置の決定は、チケット予約装置やチケット情
報管理サーバと通信回線を介して接続された入場装置で
実行してもよい。
【0084】チケット情報管理サーバは、チケットの予
約および発行のうち少なくとも一方を行う。また、この
サーバまたは会場案内装置で取り扱うチケットは、電子
情報で発行される電子チケットである。
【0085】この会場案内装置は、第1のグループが利
用するチケットから当該チケットの内容を示す情報を読
み取る。また、第1のグループが利用するチケットが設
置され、設置されたチケットでの入場の可否を判断す
る。
【0086】本発明の案内方法のチケットは、前記領域
内で利用者が自由に利用位置を利用できる自由席券であ
る。案内方法で、グループに属する1人が先に入場した
場合に、その1人が案内方法を実行する情報処理装置へ
の利用位置を示す入力に従って案内を行う。例えば、入
力とは、入場装置の表示装置に自分が座る座席の位置を
入力することである。また、グループに属する1人が行
う前記利用位置に設置されたチケット挿入装置へのチケ
ットの挿入し、挿入されたチケットからチケット情報を
読み出し、読み出されたチケット情報に基づいて他のメ
ンバーに着席位置を案内する。この場合、グループ番号
を用いて同じグループに属するか否かを判断する。ま
た、案内する座席位置は、先に入場しているメンバーの
利用位置、利用位置を含む利用位置に近接する纏った位
置および利用位置を除く認識された利用位置に近接する
纏った位置のうち少なくとも1つを案内することを特徴
とする案内方法。
【0087】また、本発明のチケット情報発行方法は、
グループチケット情報を、他の情報処理装置が受信し、
他の情報処理装置が、受信したグループチケット情報
を、最大前記グループの人数の数まで分割し、分割され
たチケット情報の各々を用いて、前記サービスを受ける
ことが可能な人数の総和は、グループの人数とするもの
でもある。
【0088】チケット情報管理サーバは、購入されたチ
ケットの内容を示すチケット情報が、他の情報処理装置
を用いて、前記利用人数の範囲内で分割可能で、分割さ
れたチケット情報のそれぞれは、前記利用人数未満の人
間が利用可能とするものである。
【0089】
【発明の効果】本発明により、グループでのチケット購
入をより便利に行うことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】座席管理処理を実行するためのチケッティング
システムのハードウェア構成図である。
【図2】外部記憶装置に格納されているイベント情報デ
ータの例を示す図である。
【図3】外部記憶装置に格納されているチケット予約デ
ータの例を示す図である。
【図4】外部記憶装置に格納されているチケット発券デ
ータの例を示す図である。
【図5】ICカードに格納されているチケット情報の例
を示す図である。
【図6】チケット管理サーバが行うチケット予約処理と
座席確定処理の処理概念図を示す図である。
【図7】チケット管理サーバが行うチケット予約処理の
処理フローを示す図である。
【図8】上記図7のチケット予約処理において、グルー
プとして纏まった座席に座ることができるかどうかを計
算する座席割り当て計算処理フローを示す図である。
【図9】チケット管理サーバが行う座席確定処理の処理
概念図を示す図である。
【図10】上記図9の座席確定処理において、グループ
として纏まった座席に座ることができるかどうかを計算
する座席割り当て計算処理フローを示す図である。
【図11】イベント会場の入場装置で、グループとして
纏まって座ることができる座席の候補を示し、希望座席
の入力を要求する画面の例を示す図である。
【符号の説明】
1…ICカード、5…通信回線、21…チケット予約装
置、31…外部記憶装置、32…チケット情報管理サー
バ、41…入場装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 谷口 洋司 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内 (72)発明者 光永 聖 神奈川県川崎市幸区鹿島田890番地 株式 会社日立製作所情報システム事業部内 Fターム(参考) 5B049 AA02 BB32 BB61 CC17 DD01 EE21 EE28 FF08 GG04

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】利用位置が存在するイベントのチケットの
    予約を受け付けるチケット情報管理装置において、 前記イベントにおける利用者の利用位置の配置を示す利
    用位置情報を記憶する手段と、 利用者が発行を希望するチケットの利用人数を含む、前
    記イベントに対するチケットに関する希望を示す希望情
    報を受け付ける手段と、 前記希望情報で示されるチケットが、予め定められた範
    囲内で利用者が利用位置を決められる自由席券である場
    合に、前記記憶された利用位置情報に基づいて、前記希
    望情報に該当するチケットの利用者の利用位置および前
    記受け付ける手段での受け付け以前に予約または発行さ
    れた前記イベントの自由席券の利用者の利用位置を予測
    する手段と、 前記予測する手段での予測結果に基づいて、前記イベン
    トにおいて前記希望情報に含まれる利用人数を示す分の
    人間が纏まって配置することが可能かどうかを、確認す
    る手段と、 前記確認した結果を出力する手段とを有することを特徴
    とするチケット情報管理装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のチケット情報管理装置に
    おいて、 前記予測する手段は、前記記希望を示す情報に含まれる
    利用人数の人間が纏めて配置されるようおよび前記受け
    付ける手段での受け付け以前に予約または発行された前
    記イベントの自由席券の利用者が希望した希望単位の人
    数が纏めて配置されるよう、予測することを特徴とする
    チケット情報管理装置。
  3. 【請求項3】請求項2に記載のチケット情報管理装置に
    おいて、 前記予測する手段は、前記希望単位の人数および前記希
    望を示す情報に含まれる利用人数について、人数の多い
    順に利用位置を割り当て、前記希望単位の人数および前
    記希望を示す情報に含まれる利用人数の利用位置が割り
    当てられるまで割り当て方を変えて割り当てを繰り返す
    ることにより予測することを特徴とするチケット情報管
    理装置。
  4. 【請求項4】予約または発行されたチケットのうち、予
    め定められた範囲内で利用者が利用位置を決められる自
    由席券についての会場内の利用位置を案内する会場案内
    装置において、 当該会場案内装置の利用者が1人以上の第1のグループ
    が纏まった利用位置に配置されることが希望されている
    自由席券を利用することを示す利用情報を受け付ける手
    段と、 予め記憶された前記会場における利用者の利用位置の配
    置を示す利用位置情報および記憶された先に入場した自
    由席券の利用者の属するグループの利用位置を示す既利
    用位置情報に基づいて、前記利用情報に対応する自由席
    券で、前記第1のグループが纏まって利用できる利用位
    置を計算する手段と、 前記計算する手段での結果を出力する手段とを有するこ
    とを特徴とする会場案内装置。
  5. 【請求項5】請求項4に記載の会場案内装置において、 ネットワークを介して、1人以上からなるグループを纏
    めて配置されるよう前記自由席券の予約を受け付けるチ
    ケット予約装置と接続する接続手段を有し、 前記出力する手段は、前記チケット予約装置での予約の
    状況に基づいた利用位置を出力することを特徴とする会
    場案内装置。
  6. 【請求項6】所定の領域内に入場可能とするチケットで
    あって、1人以上からなるグループを纏めた利用位置に
    配置するためのチケットの利用者を前記領域内における
    所定の利用位置に案内する案内方法において、 前記グループに属する少なくとも1人の利用位置の配置
    に関する行為に基づき、前記グループの前記領域内での
    利用位置を認識するステップ、 前記認識された利用位置に基づいた位置を、前記グルー
    プに属する他の人間に案内するステップとを有すること
    を特徴とする案内方法。
  7. 【請求項7】請求項6に記載の案内方法において、 前記認識するステップは、前記利用位置の配置に関する
    行為として、前記グループに属する少なくとも1人の利
    用位置の指定または前記グループに属する少なくとも1
    人の利用位置への配置のうち少なくとも一方に基づいて
    認識することを特徴とする案内方法。
  8. 【請求項8】サービスを受けるためのチケットを発行す
    るための情報処理を行うチケット発行装置を用いたチケ
    ット情報処理方法において、 前記チケット発行装置が、利用者が発行を希望すること
    を示す希望情報を受け付け、 前記チケット発行装置が、前記希望情報で示されるチケ
    ットであって、前記チケットでのサービスを受ける利用
    位置を含む領域への入場が可能であるチケットを発行す
    るための情報処理を行い、 前記領域へ入場する際に、前記領域内での利用位置を決
    定することを特徴とするチケット情報処理方法。
  9. 【請求項9】請求項8に記載のチケット情報処理方法に
    おいて、 前記情報処理を行う行程は、前記希望情報で示されるチ
    ケットが、利用位置が指定される指定券である場合に、
    前記希望情報で示されるチケットの数を既に発行のため
    の情報処理が行われたチケットの数に加算しても所定数
    を越えない場合に、前記情報処理を実行しすることを特
    徴とするチケット情報処理方法。
  10. 【請求項10】サービスを受けるために必要なチケット
    情報を、情報処理装置を利用して発行するチケット情報
    発行方法において、 前記サービスを受けることを希望する利用者からの入力
    を受け付け、 受け付けられた入力が、複数人からグループが前記サー
    ビスを希望すること示す情報が含まれる場合、予め記憶
    された前記サービスにおける人数に関する人数情報を用
    いて、前記グループでサービスを受けることが可能か否
    かを判断し、 前記グループでサービスを受けられる場合は、前記グル
    ープの人数がサービスを受けるために必要なグループチ
    ケット情報を発行することを特徴とするチケット情報発
    行方法。
  11. 【請求項11】請求項10に記載のチケット情報発行方
    法において、 前記グループチケット情報を、最大前記グループの人数
    の数まで分割し、 分割されたチケット情報の各々を用いて、前記サービス
    を受けることが可能な人数の総和は、前記グループの人
    数であることを特徴とするチケット情報発行方法。
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