JP2007172162A - チケット関連情報提供システム、チケット関連情報提供方法及びチケット関連情報提供プログラム - Google Patents

チケット関連情報提供システム、チケット関連情報提供方法及びチケット関連情報提供プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】チケットに関連する案内情報を提供して、利用者を効率よく誘導することのできるチケット関連情報提供システム、チケット関連情報提供方法及びチケット関連情報提供プログラムを提供する。
【解決手段】チケット総合情報提供システム30の管理コンピュータ31は、イベント識別子、会場識別子及び座席配置等を含むイベント会場データを記録するイベント会場データ記憶部32と、会場識別子及びルート案内等を含む会場周辺データを記録する会場周辺データ記憶部33とに接続される。管理コンピュータ31は、利用者端末20から受信したチケット10のイベント及び座席を特定するためのチケットデータからイベント会場データを特定し、座席配置とチケットデータの座席とから案内データを生成するとともに、会場周辺データのルート案内データを抽出する。管理コンピュータ31は、生成した案内データとルート案内データとを利用者端末20に送信する。
【選択図】図1

Description

本発明は、コンサートや演劇などのイベントのチケットや飛行機や電車の乗り物のチケットなどに関連した情報を提供するためのチケット関連情報提供システム、チケット関連情報提供方法及びチケット関連情報提供プログラムに関する。
近年、携帯電話端末に撮影機能を付した「カメラ付携帯電話端末」が一般的になりつつある。また、この撮影機能を用いて、2次元コードを撮影し、このコードデータに含まれるデータを取得することができる携帯電話端末もある。
一方、撮影した画像に関連する情報を提供する技術も開示されている(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1に記載の画像管理システムでは、登録画像と属性情報とが関連付けられてデータ記憶部に記録されている。携帯電話端末は、撮影した植物の画像(照合画像)及びそのときの撮影情報を画像管理システムに送信する。画像管理システムは、受信した照合画像の画像データの特徴量を算出し、登録画像との類似度を算出する。そして、類似度に基づいて、撮影された植物に一致する可能性のある登録画像を抽出し、携帯電話端末に送信する。これにより、利用者は、撮影した植物に関する情報を取得できる。
特開2005−107990号公報(図1及び図6)
ところで、利用者は、コンサートや演劇などのイベントの会場に行く場合、利用する交通機関の降車場所から会場までの道順を事前に調べる。また、座席の指定があるイベントでは、会場内で、チケットに記載されている座席の場所について、係員から案内を受けることがある。このような場合、案内される利用者自身が会場までの道順や座席の場所について熟知していれば、目的の場所や座席まで迅速に行くことができるし、係員等による案内も不要になる。
更に、同じコンサートホールや演劇場等であっても、イベントに応じて、会場内の座席の配置等が変更されることがある。このような場合、同じ会場に何度も訪れている利用者であっても、目的の座席に、迅速に到着することは難しいことがある。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、チケットに関連する案内情報を提供して、利用者を効率よく誘導することのできるチケット関連情報提供システム、チケット関連情報提供方法及びチケット関連情報提供プログラムを提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、チケットを利用する利用場所及び利用時刻に関するデータを記録したチケット利用データ記憶手段と、前記利用場所に関連付けられた案内に関するデータを記録した案内データ記憶手段と、端末とに接続される管理コンピュータを用いて、前記チケットの利用に関連する情報を提供するシステムであって、前記管理コンピュータが、前記端末から利用者のチケットを特定するためのチケット特定データを受信する特定データ受信手段と、前記チケット特定データに基づいて、前記チケット利用データ記憶手段及び前記案内データ記憶手段から、そのチケットの利用場所の案内に関する案内データを取得し、この案内データに基づいて、前記チケットによ
り特定される場所に、前記利用者を誘導するための案内データを生成する案内データ生成手段と、生成した案内データを含む画面表示データを前記端末に送信する送信手段とを備えることを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のチケット関連情報提供システムにおいて、前記案内データ記憶手段には、前記利用場所における座席の配置に関するデータが記録されており、前記チケット特定データには、前記利用者の座席を特定するための座席特定データが含まれており、前記案内データ生成手段は、前記案内データ記憶手段に記録される座席の配置データを取得し、前記端末から受信した前記座席特定データに応じた座席を示して、前記利用場所における座席に誘導するための座席案内データを生成し、前記画面表示データに含ませることを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のチケット関連情報提供システムにおいて、前記特定データ受信手段は、異なる座席で利用される複数のチケットに関するデータを前記端末から取得し、前記案内データ生成手段は、前記複数のチケットに対応する座席を示して、この座席に誘導するための案内データを生成することを要旨とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載のチケット関連情報提供システムにおいて、前記管理コンピュータは、前記案内データを送信する通知予定時刻に関するデータを前記端末から受信する通知予定時刻データ受信手段を更に備え、前記送信手段は、前記通知予定時刻になった場合に、前記端末としての前記利用者の利用者端末に前記画面表示データを送信することを要旨とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載のチケット関連情報提供システムにおいて、前記管理コンピュータは、案内を行なうときに用いる言葉を、言語種類と対応付けて保存している多言語データ記憶手段に接続されており、前記管理コンピュータは、前記画面表示データの言語種類を特定する言語種類特定データを前記端末から受信する前記言語種類特定データ取得手段を更に備え、前記送信手段は、前記案内データに含まれる言葉を、前記多言語データ記憶手段に記憶されるデータから取得して変換した画面表示データを送信することを要旨とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5のいずれか1項に記載のチケット関連情報提供システムにおいて、前記管理コンピュータは、前記生成した案内データに基づいて、前記利用者の順路に関するデータを生成し、この順路に関するデータを音声データに変換する音声変換手段を更に備え、前記送信手段は、音声データに変換した順路に関するデータを案内データに含む画面表示データを送信することを要旨とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜6のいずれか1項に記載のチケット関連情報提供システムにおいて、前記管理コンピュータは、前記利用場所と関連付けて、この利用場所の周辺に存在する店舗に関するデータを記憶した店舗データ記憶手段に接続されており、前記管理コンピュータは、前記チケット特定データに基づいて、前記チケット利用データ記憶手段から前記利用場所を特定し、この利用場所に関連付けられている店舗の情報を前記店舗データ記憶手段から取得し、この店舗の情報を前記端末に送信する店舗情報取得手段を更に備えたことを要旨とする。
請求項8に記載の発明は、チケットを利用する利用場所及び利用時刻に関するデータを記録したチケット利用データ記憶手段と、前記利用場所に関連付けられた案内に関するデータを記録した案内データ記憶手段と、端末とに接続される管理コンピュータを用いて、前記チケットの利用に関連する情報を提供する方法であって、前記管理コンピュータが、前記端末から利用者のチケットを特定するためのチケット特定データを受信する特定デー
タ受信段階、前記チケット特定データに基づいて、前記チケット利用データ記憶手段及び前記案内データ記憶手段から、そのチケットの利用場所の案内に関する案内データを取得し、この案内データに基づいて、前記チケットにより特定される場所に、前記利用者を誘導するための案内データを生成する案内データ生成段階、及び生成した案内データを含む画面表示データを前記端末に送信する送信段階を実行することを要旨とする。
請求項9に記載の発明は、チケットを利用する利用場所及び利用時刻に関するデータを記録したチケット利用データ記憶手段と、前記利用場所に関連付けられた案内に関するデータを記録した案内データ記憶手段と、端末とに接続される管理コンピュータを用いて、前記チケットの利用に関連する情報を提供するプログラムであって、前記管理コンピュータを、前記端末から利用者のチケットを特定するためのチケット特定データを受信する特定データ受信手段、前記チケット特定データに基づいて、前記チケット利用データ記憶手段及び前記案内データ記憶手段から、そのチケットの利用場所の案内に関する案内データを取得し、この案内データに基づいて、前記チケットにより特定される場所に、前記利用者を誘導するための案内データを生成する案内データ生成手段、及び生成した案内データを含む画面表示データを前記端末に送信する送信手段として機能させることを要旨とする。
本発明によれば、管理コンピュータは、端末から受信した利用者のチケット特定データに基づいて、チケットの利用場所の案内に関する案内データを取得し、この案内データに基づいてチケットに応じた場所に利用者を誘導するための案内データを生成して、画面表示データに含ませて送信する。このため、利用者は、画面表示データに基づく端末の案内表示を参照することにより、チケットを利用する場所に効率よく到着することができる。
本発明によれば、案内データ記憶手段には、利用場所における座席の配置に関するデータが記録されている。チケット特定データには、利用者の座席を特定するための座席特定データが含まれている。案内データ生成手段は、前記案内データ記憶手段に記録される座席の配置データを取得し、前記端末から受信した前記座席特定データに応じた座席を示して、前記利用場所における座席に誘導するための座席案内データを生成し、画面表示データに含ませる。このため、管理コンピュータは、端末に、座席に到着するまでの案内表示を行なうことができる。例えば、利用場所の座席が、通常の利用場所における座席と異なる場合であっても、利用者は、端末に表示される案内を参照して、目的の座席まで効率よく到着することができる。また、管理コンピュータは、利用者の座席が示された状態で座席に誘導する座席案内データを生成するので、利用者は自分の座席の位置を容易に把握できる。従って、いっそう効率よく利用者を座席に誘導することができる。
本発明によれば、異なる座席で利用される複数のチケットに関するデータを端末から取得する。例えば、複数人で、同じイベント等に行くような場合においては、行く方向を決定する引率者のような人がいることがある。このため、その人に、イベント等に一緒に行く全員の案内に関するデータをまとめて閲覧させることにより、全員をチケットの座席に効率よく導くことができる。
本発明によれば、管理コンピュータは、画面表示データを送信する通知予定時刻に関するデータを端末から受信し、この通知予定時刻になった場合に、利用者の利用者端末に画面表示データを送信する。このため、利用者は、チケット特定データを予め送信しておいても、必要となる時刻に画面表示データを取得することができるので、効率的に案内を受けることができる。
本発明によれば、管理コンピュータは、利用者が所望する言語に応じた言葉で案内を受けることができる。このため、例えば、海外など利用場所が利用者の言葉の通じない場所
にある場合でも、利用者は、より確実に目的の場所や座席に到着することができる。
本発明によれば、管理コンピュータは、画面表示データに基づいた音声データを生成して端末に送信する。このため、音声により案内を行なうことができるので、視覚に障害があるような利用者であっても、効率よく目的の場所や座席に誘導することができる。
本発明によれば、管理コンピュータは、チケット特定データに基づいて、利用場所を特定し、この利用場所に関連付けられている店舗の情報を取得し、この店舗の情報を端末に送信する。このため、利用者は、利用場所の周囲の地理に詳しくない場合であっても、その周囲の店舗に関する情報を取得することができる。
本発明によれば、チケットに関連する案内情報を提供して、利用者を効率よく誘導することができる。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図1〜図6に基づいて説明する。本実施形態においては、利用者が入手したチケットに関連する情報を提供して、このチケットが開催される会場や座席に案内を行なうためのチケット関連情報提供システム、チケット関連情報提供方法及びチケット関連情報提供プログラムとして説明する。
図1に示すチケット10には、これを入場券とするコンサートや演劇などのイベントに関する情報が表示されている。このイベントに関する情報としては、イベントのタイトル、開催年月日を含む開始時刻、会場及び出演者などがある。また、座席が指定されているイベントの場合には、チケット10には座席を特定するための情報が表示される。更に、本実施形態のチケット10には2次元コードが表示される。この2次元コードには、このイベントや座席を特定するための識別子がコードデータとなって含まれている。
一方、本実施形態では、利用者は、自分の利用者端末20を用いて、チケット関連情報の提供を受ける。利用者端末20は、本実施形態では、コード読取機能付き携帯電話端末を用いる。この利用者端末20は、具体的には、図示しない制御手段(CPU)、記憶手段(RAM、ROM、ハードディスク等)、表示手段、撮影手段及び入力手段等を有し、コード読取機能、通信機能を有する。
表示手段は、ディスプレイ21を備え、このディスプレイ21に制御手段の指示に応じて画面を表示する。
撮影手段は、デジタルカメラを内蔵し、ディスプレイ21に表示され2次元コードや被写体を撮影することができる。
入力手段は、ダイヤル番号ボタン22及びセレクトボタン23を備え、これらボタンを介して入力されたデータを取得する。ここで、セレクトボタン23は、ポインタ移動機能とクリック機能とを有する。このセレクトボタン23を用いて方向指示を行なうことによりポインタを移動させて選択する項目に移動することができる。また、セレクトボタン23を押すことにより、表示されている項目を選択したり、表示されている被写体などの画像を撮影したりする。
利用者端末20は、コード読取機能を用いて、チケット10のコードを撮影し、コードに含まれるデータを取得する。
利用者端末20は、基地局26に接続されるネットワークNを介して、チケット総合情報提供システム30に接続されている。利用者端末20は、コードの撮影により取得した
データを、通信機能を用いて、チケット総合情報提供システム30に送信する。
チケット総合情報提供システム30は、チケット10に関する各種データの提供を行なうシステムである。このチケット総合情報提供システム30は、管理コンピュータ31を備えている。
管理コンピュータ31は、利用者にチケット10に関連する情報の提供を行なうために各種処理等を行なう。この管理コンピュータ31は、図示しないCPU、RAM、ROM等を有し、後述する処理(特定データ受信段階、案内データ生成段階、送信段階、通知予定時刻データ受信段階及び店舗情報取得段階等を含む処理階等を含む処理)を行なう。このためのチケット関連情報提供プログラムを実行することにより、管理コンピュータ31は、特定データ受信手段、案内データ生成手段、送信手段、通知予定時刻データ受信手段及び店舗情報取得手段等として機能する。
特定データ受信手段は、前記端末から利用者のチケットを特定するためのチケット特定データを受信する。
案内データ生成手段は、前記チケット特定データに基づいて、前記チケット利用データ記憶手段及び前記案内データ記憶手段から、そのチケットの利用場所の案内に関する案内データを取得し、この案内データに基づいて、前記チケットにより特定される場所に、前記利用者を誘導するための案内データを生成する。この案内データ生成手段は、前記案内データ記憶手段に記録される座席の配置データを取得し、前記端末から受信した前記座席特定データに応じた座席を示して、前記利用場所における座席に誘導するための座席案内データを生成し、前記画面表示データに含ませる。
送信手段は、生成した案内データを含む画面表示データを前記端末に送信する。この送信手段は、前記通知予定時刻になった場合に、前記端末としての前記利用者の利用者端末に前記画面表示データを送信する。
店舗情報取得手段は、前記管理コンピュータは、前記チケット特定データに基づいて、前記チケット利用データ記憶手段から前記利用場所を特定し、この利用場所に関連付けられている店舗の情報を前記店舗データ記憶手段から取得し、この店舗の情報を前記端末に送信する。
管理コンピュータ31は、チケット利用データ記憶手段及び案内データ記憶手段としてのイベント会場データ記憶部32と、案内データ記憶手段としての会場周辺データ記憶部33と、店舗データ記憶手段としての店舗データ記憶部34と、通知予定データ記憶部35とに接続されている。
図2に示すように、イベント会場データ記憶部32は、チケット10を用いて入場するイベントの会場内に関するイベント会場データ320が記録されている。このイベント会場データ320は、イベントの開催が決定すると登録される。イベント会場データ320は、イベント識別子、イベント名、開催時刻、会場識別子及び座席配置に関するデータを含んで構成される。
イベント識別子データ領域には、このイベントを特定するための識別子に関するデータが記録されている。
イベント名データ領域には、このイベントのタイトル名に関するデータが記録される。
開催時刻データ領域には、このイベントが開催される時刻(開催年月日も含む)に関するデータが記録されている。この開催時刻は、具体的には、開始時刻と終了時刻に関する
時刻が含まれる。なお、終了時刻が不明の場合には、開始時刻に関するデータのみが記録される。
会場識別子データ領域には、このイベントが行なわれる会場を特定するためのデータが記録されている。
座席配置データ領域には、このイベントにおける会場内の座標の配置に関するデータが記録されている。この座席配置データには、具体的には、会場内の座席、出入口や舞台等に関するロケーションデータである。管理コンピュータ31は、この座席配置データと、後述する利用者の座席のデータとを用いて、会場内における座席までの案内データを生成する。
図3に示すように、会場周辺データ記憶部33には、イベントが開催される会場の周辺の情報を示す会場周辺データ330が記録されている。この会場周辺データ330は、イベントに用いられる会場が登録された場合に記録される。この会場周辺データ330は、会場識別子、会場名、ルート案内及び店舗識別子に関するデータを含んで構成される。
会場識別子データ領域には、会場を特定するための識別子に関するデータが記録されている。この会場識別子データを介して、会場周辺データ330と、イベント会場データ記憶部32に記録されたイベント会場データ320とが関連付けられる。
会場名データ領域には、この会場の名称に関するデータが記録されている。
ルート案内データ領域には、この会場に誘導するための案内データが記録されている。この案内データには、具体的には、最寄の駅やバス停等から会場に到るまでの地図データなどを用いる。
店舗識別子データ領域には、この会場の周辺に存在する店舗を特定するための識別子データが記録されている。
更に、図4に示すように、店舗データ記憶部34には、会場の周辺に存在する店舗に関する店舗データ340が記録されている。この店舗データ340は、会場の周辺(例えば会場を中心に1km以内や交通機関から会場までの経路の途中)の店舗が登録された場合に記録される。店舗データ340には、店舗識別子、ロケーション、営業時間及び追加情報に関するデータが含まれている。
店舗識別子データ領域には、この店舗を特定するための識別子データが記録されている。この店舗識別子を介して、店舗データ340と、会場周辺データ記憶部33の会場周辺データ330とが関連付けられる。
ロケーションデータ領域には、この店舗のロケーションに関するデータが記録されている。ロケーションデータとしては、例えば、会場のロケーションに対する相対位置のロケーションなどに関する地図データである。
営業時間データ領域には、この店舗の営業時間に関するデータが記録されている。
追加情報データ領域には、この店舗の追加情報に関するデータが記録されている。この追加情報としては、例えば、店舗の種類(例えば、喫茶店や洋品店など)、この店舗のホームページのURLや混雑状況などに関する情報などをも用いる。
一方、図5に示すように、通知予定データ記憶部35には、利用者端末20に提供する情報を一時的に保存する通知予定データ350が記録される。この通知予定データ350は、後述するように、利用者端末20から、通知予定時刻が設定された情報要求を受信すると記録される。通知予定データ350は、イベント識別子、座席、通知端末識別子及び
通知予定時刻に関するデータが含まれている。
イベント識別子データ領域には、チケット10のイベントを特定するための識別子に関するデータが記録される。このイベント識別子を介して、通知予定データ350と、イベント会場データ記憶部32のイベント会場データ320とが関連付けられる。
座席データ領域には、このイベントにおける利用者の座席に関するデータが記録される。
通知端末識別子データ領域には、情報を提供する予定の利用者端末20を特定するための識別子が記録されている。この通知端末識別子には、例えば、利用者端末20のメールアドレスなどを用いる。
通知予定時刻データ領域には、利用者端末20に情報を提供する通知予定時刻に関するデータが記録される。
上記のように構成されたシステムにおいて、チケット10に関連する情報を提供する場所の処理手順を図6に基づいて説明する。
このチケット関連情報の提供を受けるにあたって、利用者は、そのチケット関連情報提供アプリケーションプログラムをチケット総合情報提供システム30からダウンロードしておく。このアプリケーションプログラムには、データを送信するチケット総合情報提供システム30を特定するためのデータが含まれているとともに、チケット関連情報の提供を受ける条件の設定を行なうプログラムが含まれる。
チケット10に関連した情報の提供を受けるには、まず、ダウンロードしたチケット関連情報提供アプリケーションプログラムを起動する。そして、利用者は、利用者端末20を用いて、チケット10に表示されている2次元コードを撮影する。具体的には、利用者端末20のディスプレイ21に、2次元コードを所定の位置に表示させると、利用者はセレクトボタン23を押す。これにより、利用者端末20は、2次元コードに含まれるチケット特定データとしてのチケットデータを取得する(ステップS1−1)。ここでは、2次元コードには、イベント識別子と、座席特定データとして利用者の座席に関するデータとが含まれているので、利用者端末20は、これらのデータをチケットデータとして取得する。
次に、利用者端末20は、通知条件の設定を行なう(ステップS1−2)。具体的には、2次元コードに含まれるチケットデータを取得すると、アプリケーションプログラムに従って、利用者端末20は、通知条件を設定するための設定画面をディスプレイ21に表示する。このディスプレイ21には、例えば、情報の通知を行なう通知予定時刻及び通知予定端末のメールアドレスなどを入力する入力欄などが表示される。そこで、後から情報の提供を受ける場合には、利用者は、通知予定時刻及びメールアドレスなどを入力欄に入力する。これにより、利用者端末20は、通知条件を設定する。
次に、利用者端末20は、チケット案内データの要求を行なう(ステップS1−3)。具体的には、利用者端末20は、ステップS1−1で取得したチケットデータ及びステップS1−2で設定した通知条件に関するデータを、基地局26及びネットワークNを介して、チケット総合情報提供システム30に送信する。このとき、通知予定時刻や通知予定端末のメールアドレスが設定された場合には、これらデータが通知条件に関するデータに含まれて送信される。
チケット案内データの要求を受信したチケット総合情報提供システム30は、通知予定時刻が含まれているか否かを判断する(ステップS1−4)。具体的には、チケット総合
情報提供システム30の管理コンピュータ31は、受信したチケットデータに、通知予定時刻に関するデータが含まれているか否かを確認する。
ここで、管理コンピュータ31は、受信したチケットデータに通知予定時刻が含まれている場合(ステップS1−4において「YES」)には、管理コンピュータ31は、通知予定データとして記録する(ステップS1−5)。具体的には、受信したデータに含まれるイベント識別子、座席、通知端末識別子としてのメールアドレス及び通知予定時刻を通知予定データ350として通知予定データ記憶部35に記録する。
その後、通知予定データ記憶部35に記録した通知予定時刻になった場合(ステップS1−6において「YES」の場合)、チケット総合情報提供システム30は、画面表示データとしての案内表示データの生成を行なう(ステップS1−7)。具体的には、チケット総合情報提供システム30の管理コンピュータ31は、まず、通知予定データ記憶部35に記録された通知予定データ350のイベント識別子に基づいて、イベント会場データ記憶部32からイベント会場データ320を抽出する。更に、管理コンピュータ31は、イベント会場データ320の座席配置において、通知予定データ350に記録された利用者の座席データを用い、この座席の位置を特定し、この位置を表示した座席表示データを生成する。
また、管理コンピュータ31は、抽出したイベント会場データ320の会場識別子に関連付けられる会場周辺データ330を会場周辺データ記憶部33から抽出する。そして、管理コンピュータ31は、取得した会場周辺データ330のルート案内データからルート案内表示データを生成する。この場合、各ルートにおいて利用者の座席に短時間で到着するルート案内データを抽出する。具体的には、管理コンピュータ31は、各ルート案内データによって会場に到着する地点と利用者の座席との距離を算出し、この距離が最も短いルートのルート案内データを抽出する。そして、この抽出したルート案内データを用いて、利用者端末20のディスプレイ21に表示させるルート案内表示データを生成する。
一方、通知予定時刻が含まれている場合(ステップS1−4において「NO」の場合)には、ステップS1−5、S1−6をスキップして案内表示データの生成を行なう(ステップS1−7)。この場合、管理コンピュータ31は、利用者端末20から受信したチケットデータに含まれるイベント識別子に基づいて、イベント会場データ320を抽出する。更に、管理コンピュータ31は、イベント会場データ320の座席配置において、通知予定データ350に記録された利用者の座席データを用い、この座席の位置を特定し、この位置を表示した座席表示データを生成する。また、管理コンピュータ31は、抽出したイベント会場データ320に関連付けられる会場周辺データ330を抽出し、ルート案内表示データを生成する。
次に、チケット総合情報提供システム30は、案内表示データを利用者端末20に対して送信する(ステップS1−8)。具体的には、チケット総合情報提供システム30の管理コンピュータ31は、生成した座席案内データ及びルート案内表示データを、利用者端末20に送信する。なお、通知予定データ350に基づいて案内データを生成した場合には、管理コンピュータ31は、通知予定データ350の通知端末識別子によって特定される利用者端末20に対して、案内表示データを送信する。
利用者端末20は、案内表示データを受信すると、表示処理を行なう(ステップS1−9)。具体的には、利用者端末20は、受信した案内表示データに含まれるルート案内表示データをディスプレイ21に表示する。また、この続きの画面として座席表示データに基づく座席配置図の画面をディスプレイ21に表示する。この座席配置図の画面には、利用者の座席が特定できる状態の会場の座席の概略図が表示される。更に、この画面には、
会場周辺の店舗に関する情報を取得するための関連データ取得ボタンが表示されている。
そこで、利用者が関連データ取得ボタンを選択すると、利用者端末20は、チケット総合情報提供システム30に対して、店舗データの要求を行なう(ステップS1−10)。具体的には、利用者端末20は、チケットデータのイベント識別子を送信する。
チケット総合情報提供システム30は、利用者端末20からの要求に応じた店舗データを、利用者端末20に送信する(ステップS1−11)。具体的には、チケット総合情報提供システム30の管理コンピュータ31は、受信したイベント識別子に基づいて、そのイベント会場データ320を抽出する。そして、管理コンピュータ31は、抽出したイベント会場データ320の会場識別子に基づいて会場周辺データ記憶部33から会場周辺データ330を抽出し、この会場周辺データ330の店舗識別子に基づいて店舗データ記憶部34から店舗データ340を抽出する。そして、管理コンピュータ31は、抽出した店舗データ340を利用者端末20に送信する。
利用者端末20は、関連データを受信すると、表示処理を行なう(ステップS1−12)。具体的には、利用者端末20は、受信した店舗データ340に基づいて、会場の周辺にある店舗に関する情報をディスプレイ21に表示する。以上により、チケット関連情報提供処理が完了する。
本実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
○ 本実施形態では、チケット総合情報提供システム30の管理コンピュータ31は、利用者端末20から受信したチケットデータに含まれるイベント識別子に基づいて、イベント会場データ320を抽出する。更に、管理コンピュータ31は、イベント会場データ320の座席配置とチケットデータの座席データとから座席表示データを生成し、抽出したイベント会場データ320に関連付けられる会場周辺データ330に基づいてルート案内表示データを生成する(ステップS1−7)。管理コンピュータ31は、座席表示データ及びルート案内表示データを含めた案内表示データを利用者端末20に送信し(ステップS1−8)、利用者端末20に表示処理を行なわせる(ステップS1−9)。このため、利用者端末20には、チケット10を利用する会場に到るルート案内及び会場内で利用者の座席に到る座席表示ルートが表示されるので、利用者は、これらの表示を参照することにより、利用者のチケットを利用する会場及び座席に効率よく到着することができる。
○ 本実施形態では、イベント会場データ320の座席配置データは、イベント毎に特定されている。このため、例えば、同一のイベント会場であっても、イベントに応じて座席の配置が異なるような場合でも、利用者は、利用者端末20に表示される案内を参照して、目的の座席まで効率よく到着することができる。
○ 本実施形態では、管理コンピュータ31は、イベント会場データ320の座席配置において、通知予定データ350に記録された利用者の座席データを用い、この座席の位置を特定し、この位置を表示した座席表示データを生成する。このため、利用者は、自分の座席の位置を容易に把握できる。従って、いっそう効率よく利用者を座席に誘導することができる。
○ 本実施形態では、管理コンピュータ31は、会場までのルート案内及び会場内における座席までの座席案内の両方に関するデータを送信する。このため、利用者は、チケットのイベントが開催される会場まで効率的に案内できるだけでなく、より具体的に到着したい座席まで効率的に到着することができる。
○ 本実施形態では、チケット総合情報提供システム30の管理コンピュータ31は、
受信したチケットデータに通知予定時刻が含まれている場合(ステップS1−4において「YES」の場合)には、通知予定データに記録する(ステップS1−5)。その後、通知予定データ記憶部35に記録した通知予定時刻になると(ステップS1−6において「YES」)。管理コンピュータ31は、案内表示データの生成を行ない(ステップS1−7)、案内表示データを送信する(ステップS1−8)。このため、利用者は、チケットデータを予め送信しておくことにより、必要となる時刻に案内表示データを取得することができるので、効率的に案内を受けることができる。
○ 本実施形態では、管理コンピュータ31は、会場の周辺に存在する店舗についての店舗データ340が記録された店舗データ記憶部34に接続されている。管理コンピュータ31は、利用者端末20から受信したチケットデータに基づいて、イベント会場を特定し、このイベント会場に関連付けられている店舗データ340を取得し、この店舗の情報を利用者端末20に送信する。このため、利用者は、利用場所の周囲の地理に詳しくない場合であっても、イベント会場の周囲の店舗に関する情報を取得することができる。
○ 本実施形態では、利用者端末20は、搭載されているコード読取機能を用いて、チケット10に表示される2次元コードを撮影し、この2次元コードに含まれるチケットデータを取得した。このため、利用者は撮影という簡単な動作だけで、チケットデータを簡単に利用者端末20に取り込み、チケットに関連する情報の提供を受けることができる。
また、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・ 上記実施形態においては、利用者端末20は、チケット関連情報提供処理を行なうプログラムを用いた。これに限らず、専用のアプリケーションプログラムを用いずに、利用者端末20を操作して、チケット関連情報提供を受けてもよい。例えば、チケット10に表示される2次元コードからデータを読み取った後、利用者端末20からURLを指定して、チケット総合情報提供システム30に接続させて、チケット関連情報の提供を受けてもよい。また、2次元コードにURLのデータを含ませて、データを取得した後、チケット総合情報提供システム30に接続してもよい。この場合、チケット総合情報提供システム30とのデータの送受信で通知条件を設定してもよい。具体的には、チケット総合情報提供システム30は、通知条件設定用データを順次、利用者端末20に送信し、それに対応する通知条件データを利用者端末20から受信する。そして、通知予定時刻が設定された場合には、受信した通知条件データを通知予定データ記憶部35に順次、記録する。
・ 上記実施形態では、利用者端末20は、利用者のチケットデータを読み取った。この場合、利用者端末20は、複数のチケットデータを読み取るようにしてもよい。具体的には、利用者端末20は、複数のチケットデータを順次、取得する。そして、このチケットデータをチケット総合情報提供システム30に送信する。チケット総合情報提供システム30は、受信した複数のチケットデータが同じイベントに関するものである場合には、複数の座席を画面に表示する座席案内データを生成し、利用者端末20に送信する。これにより、例えば、複数人で同じイベント等に行くような場合においては、行く方向を決定する引率者のような人に、イベント等に一緒に行く全員の案内に関するデータをまとめて閲覧させることにより、全員を目的の座席に効率よく導くことができる。
・ 上記実施形態においては、チケット総合情報提供システム30は、通知条件として、通知予定時刻及び通知予定端末に関する情報を利用者端末20から取得した。これに限らず、通知条件として、文字サイズの指定、表示言語の指定及び出力形態の指定などを選択できるようにしてもよい。この場合、チケット総合情報提供システム30は、これらのデータに適合するように、生成した案内データを変換する。
例えば、表示言語の選択ができるようにする場合には、管理コンピュータ31は、案内
を行なうときに用いる言葉を、言語種類と対応付けて保存している多言語データ記憶手段に接続される。管理コンピュータ31は、画面表示データの言語種類を特定する言語種類特定データを利用者端末20から受信する言語種類特定データ取得手段を更に備え、この言語種類特定データ取得段階を実行する。そして、管理コンピュータ31は、生成した案内データに含まれる言葉を、利用者端末20を介して利用者が指定された種類の言語の言葉に変換する。そして、変換したデータを含む画面表示データを利用者端末に送信する。これにより、管理コンピュータ31は、利用者が所望する言語に応じた言葉によって案内を受けることができる。このため、例えば、海外など利用場所が利用者の言葉の通じない場所にある場合でも、利用者は、より確実に目的の場所や座席に到着することができる。
また、出力形態の選択ができるようにする場合には、管理コンピュータ31は、生成した案内データに基づいて、利用者の順路に関するデータを生成し、この順路に関するデータを音声データに変換する音声変換手段を更に備え、この音声変換段階を実行する。具体的には、管理コンピュータ31は、生成した案内データとしての地図データに基づいて、利用者が使用する交通機関の降車場所(最寄の駅やバス停など)から、利用者の座席に到る順路データを生成する。この順路データとは、例えば、1つめのブロックを右とか、100m程度直進とかを経路順に並べたデータである。そして、管理コンピュータ31は、生成した順路データを音声データに変換して、利用者端末20に送信する。利用者端末20は、受信した音声データに基づいて案内データの出力を行なう。従って、利用者は、音声による案内を受けることができるので、視覚に障害があるような利用者を、効率よく目的の場所や座席に誘導することができる。また、チケット総合情報提供システム30は、音声と画面の両方のデータを利用者端末20に送信してもよい。これにより、利用者は、より確実に座席に到着することができる。
・ 上記実施形態においては、管理コンピュータ31は、各ルートにおいて利用者の座席に最も近いルート案内データを用いて、ルート案内表示データを生成した。この場合、利用者が会場に行くための交通機関に応じたルート案内データに基づいてルート案内表示データを生成してもよい。具体的には、利用者端末20において、通知条件の設定として、利用者が用いる交通機関や交通機関に乗車する場所に関する情報を入力させる。これらの情報を通知条件として受信したチケット総合情報提供システム30は、その乗車場所から、利用者の座席に最も早く到着するルートを抽出する。このとき、チケット総合情報提供システム30は、公知の交通機関算出システム等から提供される交通機関経路算出時間と、会場までの案内ルート及び座席までの案内ルートの距離から算出される到着時間を用いて、座席に最も早く到着するルートを抽出する。これにより、出発地点から座席まで、利用者をより効率よく誘導することができる。
・ 上記実施形態においては、管理コンピュータ31は、会場内における座席までの案内データと、会場までの案内データとを生成して、利用者端末20に送信した。これに限らず、利用者の選択により、座席までの案内データ又は会場までの案内データの一方のみを生成して、利用者端末20に送信してもよい。具体的には、通知条件の設定の場合に、利用者が通知を希望する座席までの案内及び会場までの案内を選択させる画面を表示させる。そして、チケット総合情報提供システム30は、選択された案内に応じた案内データを生成してもよい。
また、チケット総合情報提供システム30は、例えば、展示会や乗り物の自由席など座席の指定がないチケット10の場合には、会場に到着するまでの地図データを生成して、利用者端末20に送信する。この場合、イベント会場データ320の配置座席に関するデータには、座席配置の指定がないことを意味するフラグを記録しておく。これにより、同じ会場であっても、イベントに応じて座席指定の有無に関わらず、会場に(座席指定がある場合には座席に)、効率よく利用者を誘導することができる。
・ 上記実施形態では、チケット総合情報提供システム30が提供する情報は、コンサートや演劇等のチケットに関する情報だけでなく、例えば、特急や飛行機などの乗り物及び展示会等のチケットに関連する情報を提供してもよい。列車や飛行機などの場合には、会場周辺データ330のルート案内データとして、乗り込む駅構内におけるルート案内を記録する。また、イベント会場データ320のイベント名として乗り物の名前(例えば、特急△号など)に関するデータを記録し、開催時刻として乗車駅及び降車駅の情報とともにその出発時刻及び到着時刻を記録する。これにより、コンサートや演劇だけに限らず、チケット10であれば、幅広く、それに関連する情報を提供することができる。
・ 上記実施形態では、チケット総合情報提供システム30は、利用者端末20から受信した通知条件に、通知予定時刻が含まれていない場合(ステップS1−4において「NO」の場合)には、すぐに案内データを送信した(ステップS1−8)。これに代えて、例えば、座席の配置が予め決まっていない場合には、座席の配置が確定した時点で、案内データを送信するようにしてもよい。具体的には、座席の配置が確定していない場合には、そのイベント会場データ320の座席配置データに、その旨のフラグを記録しておく。利用者端末20から受信したイベント識別子に対応するイベント会場データ320に、このフラグが記録されていた場合には、チケット総合情報提供システム30は、座席が確定していない旨の通知を利用者端末20に行なう。この場合、チケット総合情報提供システム30は、利用者端末20から再通知を希望する旨のデータを受けた場合には、チケットデータや利用者の通知端末識別子等を通知予定データ350として記録する。その後、座席が確定して、イベント会場データ320の座席配置データが記録された場合には、管理コンピュータ31は、そのイベント識別子が付された通知予定データ350を検索する。そして、管理コンピュータ31は、その利用者の座席に対応する案内データを生成し、通知予定データ350の通知端末識別子に送信する。これにより、後から座席の配置が確定したような場合であっても、それに応じた案内を利用者が受けることができるので、目的の座席まで効率よく到着することができる。
・ 上記実施形態では、チケット10の情報を取得する端末として利用者の利用者端末20を用いた。これに限らず、チケット10の情報を取得するための端末は、PDA(Personal Digital Assistant)等の他のコンピュータ端末を用いてもよい。また、店舗やチケット販売所などに設置される端末であってもよい。例えば、会場の入口に端末を設置することにより、利用者を座席に効率よく誘導することが可能となる。
・ 上記実施形態では、利用者端末20として、2次元コードを読み取るコード読取機能を搭載した携帯電話端末を用いた。これに代えて、コード読取機能のない利用者端末20を用いてもよい。この場合、利用者は、利用者端末20に、チケットデータ及びチケット総合情報提供システムに接続するURLのデータを入力する。これにより、チケット総合情報提供システム30は、利用者端末20から受信したチケットデータに応じた案内データを生成して、利用者端末20に送信する。
・ 上記実施形態では、チケット総合情報提供システム30は、チケットデータに関連付けられたイベント会場データ320及び会場周辺データから特定される店舗データ340を利用者端末20に送信した。この場合、イベントの終了後にも利用者が立ち寄れるような飲食店を抽出して、これについての情報を利用者端末20に送信してもよい。具体的には、チケット総合情報提供システム30は、会場周辺データ330の店舗識別子に基づいて抽出した店舗データ340の営業時間と、チケットデータから特定した開催時刻の終了時刻から所定時間(例えば1時間半)を加えた滞在終了時刻とを比較する。比較した結果、営業時間が滞在終了時間よりも長い店舗についての店舗データ340を抽出し、このデータを利用者端末20に送信する。
実施形態におけるシステムの概略図。 イベント会場データ記憶部に記録されたデータの説明図。 会場周辺データ記憶部に記録されたデータの説明図。 店舗データ記憶部に記録されたデータの説明図。 通知予定データ記憶部に記録されたデータの説明図。 チケット関連情報提供処理の処理手順を説明するための流れ図。
符号の説明
10…チケット、20…利用者端末、30…チケット総合情報提供システム、31…管理コンピュータ、32…チケット利用データ記憶手段及び案内データ記憶手段としてのイベント会場データ記憶部、33…案内データ記憶手段としての会場周辺データ記憶部、34…店舗データ記憶手段としての店舗データ記憶部。

Claims (9)

  1. チケットを利用する利用場所及び利用時刻に関するデータを記録したチケット利用データ記憶手段と、前記利用場所に関連付けられた案内に関するデータを記録した案内データ記憶手段と、端末とに接続される管理コンピュータを用いて、前記チケットの利用に関連する情報を提供するシステムであって、
    前記管理コンピュータが、
    前記端末から利用者のチケットを特定するためのチケット特定データを受信する特定データ受信手段と、
    前記チケット特定データに基づいて、前記チケット利用データ記憶手段及び前記案内データ記憶手段から、そのチケットの利用場所の案内に関する案内データを取得し、この案内データに基づいて、前記チケットにより特定される場所に、前記利用者を誘導するための案内データを生成する案内データ生成手段と、
    生成した案内データを含む画面表示データを前記端末に送信する送信手段と
    を備えることを特徴とするチケット関連情報提供システム。
  2. 前記案内データ記憶手段には、前記利用場所における座席の配置に関するデータが記録されており、
    前記チケット特定データには、前記利用者の座席を特定するための座席特定データが含まれており、
    前記案内データ生成手段は、前記案内データ記憶手段に記録される座席の配置データを取得し、前記端末から受信した前記座席特定データに応じた座席を示して、前記利用場所における座席に誘導するための座席案内データを生成し、前記画面表示データに含ませることを特徴とする請求項1に記載のチケット関連情報提供システム。
  3. 前記特定データ受信手段は、異なる座席で利用される複数のチケットに関するデータを前記端末から取得し、
    前記案内データ生成手段は、前記複数のチケットに対応する座席を示して、この座席に誘導するための案内データを生成することを特徴とする請求項2に記載のチケット関連情報提供システム。
  4. 前記管理コンピュータは、前記案内データを送信する通知予定時刻に関するデータを前記端末から受信する通知予定時刻データ受信手段を更に備え、
    前記送信手段は、前記通知予定時刻になった場合に、前記端末としての前記利用者の利用者端末に前記画面表示データを送信することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のチケット関連情報提供システム。
  5. 前記管理コンピュータは、案内を行なうときに用いる言葉を、言語種類と対応付けて保存している多言語データ記憶手段に接続されており、
    前記管理コンピュータは、前記画面表示データの言語種類を特定する言語種類特定データを前記端末から受信する前記言語種類特定データ取得手段を更に備え、
    前記送信手段は、前記案内データに含まれる言葉を、前記多言語データ記憶手段に記憶されるデータから取得して変換した画面表示データを送信することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のチケット関連情報提供システム。
  6. 前記管理コンピュータは、前記生成した案内データに基づいて、前記利用者の順路に関するデータを生成し、この順路に関するデータを音声データに変換する音声変換手段を更に備え、
    前記送信手段は、音声データに変換した順路に関するデータを案内データに含む画面表示データを送信することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のチケット関連
    情報提供システム。
  7. 前記管理コンピュータは、前記利用場所と関連付けて、この利用場所の周辺に存在する店舗に関するデータを記憶した店舗データ記憶手段に接続されており、
    前記管理コンピュータは、前記チケット特定データに基づいて、前記チケット利用データ記憶手段から前記利用場所を特定し、この利用場所に関連付けられている店舗の情報を前記店舗データ記憶手段から取得し、この店舗の情報を前記端末に送信する店舗情報取得手段を更に備えたことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のチケット関連情報提供システム。
  8. チケットを利用する利用場所及び利用時刻に関するデータを記録したチケット利用データ記憶手段と、前記利用場所に関連付けられた案内に関するデータを記録した案内データ記憶手段と、端末とに接続される管理コンピュータを用いて、前記チケットの利用に関連する情報を提供する方法であって、
    前記管理コンピュータが、
    前記端末から利用者のチケットを特定するためのチケット特定データを受信する特定データ受信段階、
    前記チケット特定データに基づいて、前記チケット利用データ記憶手段及び前記案内データ記憶手段から、そのチケットの利用場所の案内に関する案内データを取得し、この案内データに基づいて、前記チケットにより特定される場所に、前記利用者を誘導するための案内データを生成する案内データ生成段階、及び
    生成した案内データを含む画面表示データを前記端末に送信する送信段階
    を実行することを特徴とするチケット関連情報提供方法。
  9. チケットを利用する利用場所及び利用時刻に関するデータを記録したチケット利用データ記憶手段と、前記利用場所に関連付けられた案内に関するデータを記録した案内データ記憶手段と、端末とに接続される管理コンピュータを用いて、前記チケットの利用に関連する情報を提供するプログラムであって、
    前記管理コンピュータを、
    前記端末から利用者のチケットを特定するためのチケット特定データを受信する特定データ受信手段、
    前記チケット特定データに基づいて、前記チケット利用データ記憶手段及び前記案内データ記憶手段から、そのチケットの利用場所の案内に関する案内データを取得し、この案内データに基づいて、前記チケットにより特定される場所に、前記利用者を誘導するための案内データを生成する案内データ生成手段、及び
    生成した案内データを含む画面表示データを前記端末に送信する送信手段
    として機能させることを特徴とするチケット関連情報提供プログラム。
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