JP2009205504A - 案内システム、サーバシステム、案内方法及びプログラム - Google Patents

案内システム、サーバシステム、案内方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】利用者が面倒な操作を行うことなく交通機関の案内情報を提供する。
【解決手段】複数の端末11〜1nは、それぞれ各地の交通施設に設置され、利用者の顔画像を撮像可能となっている。認証サーバ2は、利用者の顔画像と目的地とが関連付けて登録されたデータベースを有する。ルート探索サーバ3は、顔画像が撮像された端末が設置された交通施設から目的地までの案内情報を生成する。端末1k(k=1〜n)において顔画像が撮像されると、認証サーバ2は、データベースを検索して、撮像された顔画像に対応する目的地を取得し、ルート探索サーバ3は、その端末が設置された交通施設から認証サーバ2で取得された目的地までの案内情報を生成する。案内情報は、顔画像が撮像された端末1kに表示される。
【選択図】図1

Description

本発明は、鉄道や旅客機などの交通機関の利用者に対し、交通機関の案内情報を提供する案内システム、サーバシステム、案内方法及びプログラムに関する。
駅や空港などの各地の交通施設には、利用者のための交通機関の利用方法を案内する案内板が設置されているのが一般的である。また、携帯電話などに交通機関の案内情報をダウンロードするサービスも提供されるようになっている。さらに、最近では、利用者に対する交通機関の案内情報などを表示する案内端末が、交通施設内に設置されている。中には、利用者のチケットに記録された情報を読み取って、上記案内情報を表示する案内端末が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−334435号公報
駅や空港などの案内板は表示が複雑であるため、自分の行き先を見つけるのに苦労する場合がある。また、携帯電話などで交通機関の案内情報をダウンロードするのは、携帯電話などの操作が不慣れな子供やお年寄りにとっては、大変に面倒なものである。各地の交通施設に設置された案内端末を用いて目的地までの案内情報を取得するのにも、その端末の操作が必要となる。上記特許文献1に開示された案内端末を利用するにしても、チケットを案内端末に読み取らせるための操作が必要となる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、利用者が面倒な操作を行うことなく利用者に案内情報を提供することができる案内システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の第1の観点に係る案内システムは、各地の交通施設に設置された撮像装置であって、その交通施設の利用者の顔画像を撮像可能な複数の撮像装置と、利用者の顔画像とその利用者の目的地とが関連付けて登録されたデータベースを有し、いずれかの前記撮像装置により前記顔画像が撮像されると、前記データベースを検索して、撮像された顔画像に対応する目的地を取得するデータベース管理装置と、前記顔画像が撮像された撮像装置が設置された交通施設から前記データベース管理装置で取得された目的地までの交通機関の案内情報を生成する案内情報生成装置と、各前記撮像装置の近傍にそれぞれ設置された表示装置であって、前記案内情報生成装置で生成された案内情報を表示する複数の表示装置と、を備える。
また、本発明の第2の観点に係るサーバシステムは、交通施設の利用者の顔画像とその利用者の目的地とが関連付けて登録されたデータベースを有し、各地の交通施設に設置された複数の端末のうちのいずれか1つの端末から顔画像を受信すると、前記データベースを検索し、前記受信された顔画像に対応する目的地を取得するデータベース管理サーバと、前記顔画像を送信した端末が設置された交通施設から前記データベース管理サーバで取得された目的地までの交通機関の案内情報を生成して、前記顔画像の送信元の端末に送信する案内情報生成サーバと、を備える。
また、本発明の第3の観点に係る案内方法は、各地の交通施設に設置された複数の撮像装置のうちのいずれか1つの撮像装置を用いて、その利用者の顔画像を撮像する第1の工程と、利用者の顔画像とその利用者の目的地とが関連付けられて登録されているデータベースを検索し、前記第1の工程で撮像された顔画像に対応する目的地を取得する第2の工程と、前記顔画像が撮像された撮像装置が設置された交通施設から前記第2の工程で取得された目的地までの交通機関の案内情報を生成する第3の工程と、前記第3の工程で生成された案内情報を、前記顔画像が撮像された撮像装置の近傍に設置された表示装置に表示させる第4の工程と、を含む。
また、本発明の第4の観点に係るプログラムは、各地の交通施設に設置された複数の撮像装置のうちのいずれか1つの撮像装置で撮像された利用者の顔画像を検索キーとして、前記利用者の顔画像とその利用者の目的地とが関連付けて登録されたデータベースを検索することにより、その端末で撮像された顔画像に対応する目的地を取得する第1の手順と、前記顔画像が撮像された端末が設置された交通施設から前記第1の手順で取得された目的地までの交通機関の案内情報を生成して、前記顔画像が撮像された撮像装置の近傍に設置された前記表示装置に送信する第2の手順と、をコンピュータに実行させる。
本発明に係る案内システム、サーバシステム、案内方法及びプログラムによれば、利用者が面倒な操作をすることなく、利用者に案内情報を提供することができる。
≪第1の実施形態≫
以下、本発明の第1の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1には、本実施形態に係る案内システム100の構成が示されている。図1に示されるように、本実施形態に係る案内システム100は、複数の端末11〜1n(nは、2以上の整数)と、認証サーバ2と、ルート探索サーバ3と、を備えている。端末11〜1nと、認証サーバ2と、ルート探索サーバ3とは、通信ネットワーク4を介して接続されている。通信ネットワーク4は、例えばインターネットである。本実施形態では、認証サーバ2が、データベース管理装置及びデータベース管理サーバに対応し、ルート探索サーバ3が、案内情報生成装置及び案内情報生成サーバに対応する。
端末11〜1n(以下、適宜、「各端末1k」として説明する。k=1〜nのいずれか)は、輸送機関の発着地点となる、例えば駅や空港などの各地の交通施設に設置された情報処理端末である。各端末1kは、交通施設内において、交通機関の利用者(ユーザ)が利用可能な場所、例えば駅の改札口などに設置されている。
各端末1kは、利用者が、目的地までたどり着くまでの交通機関の案内情報を確認したいときに利用される。交通機関の案内情報としては、例えば、利用者が乗る列車や旅客機などの輸送機関に関する情報(例えば、便名、出発時刻、経由地、停止場所、所要時間など)や、各地の交通施設における輸送機関の乗継に関する情報や、交通施設内における輸送機関の発着場所に関する情報や、その発着場所までの交通施設の構内の経路の情報などがある。
なお、各端末1kには、それぞれ識別番号が付与されている。各端末1kは、その識別番号により、その設置場所がわかるように管理されている。すなわち、各端末1kの識別情報を参照すれば、利用者がどの交通施設にいるのかがわかるようになっている。
図2には、端末1kの機能ブロック図が示されている。図2に示されるように、端末1kは、撮像装置としての撮像部10と、表示部11と、顔画像抽出部12と、送信部13と、受信部14とを備えている。なお、本実施形態では、撮像部10及び顔画像抽出部12が撮像装置に対応する。
撮像部10は、利用者の顔画像を撮像するデジタルカメラなどの撮像装置である。撮像部10は、端末1kを利用する利用者の顔を正面から捉えることができるような撮像視野を有している。表示部11は、交通機関の案内情報が表示される表示装置である。
顔画像抽出部12は、撮像部10によって撮像された画像から利用者の顔画像を抽出する。送信部13は、顔画像抽出部12によって抽出された利用者の顔画像を入力し、その顔画像データと端末1kの識別情報とを含むデータを、通信ネットワーク4を介して、認証サーバ2に送信する。
受信部14は、ルート探索サーバ3から通信ネットワーク4を介して送信される案内情報を受信して、表示部11に出力する。
実際には、端末1kには、CPU(中央処理装置)、メモリ(主記憶装置)、ハードディスク、I/Oデバイス及びそれらを接続するバスなど(いずれも不図示)が設けられている。端末1kでは、CPUがハードディスクからメモリに読み込まれたプログラムを実行し、そのプログラムの実行結果に従ってI/Oデバイスがデータを送受信することによって、顔画像抽出部12、送信部13、受信部14の機能が実現されている。
続いて、認証サーバ2について説明する。図3に示されるように、認証サーバ2は、データベース20と、受信部21と、目的地検索部22と、送信部23と、を備えている。
データベース20には、利用者の顔画像データとその利用者の目的地とが関連づけられて登録されている。受信部21は、各端末1kから通信ネットワーク4を介して送信される顔画像データを受信する。目的地検索部22は、受信部21によって受信された利用者の顔画像データを検索キーとして、データベース20を検索し、その顔画像データに対応する利用者の目的地を取得する。送信部23は、目的地検索部22によって取得された目的地と、送信元の端末1kの識別情報とを含むデータを、通信ネットワーク4を介してルート探索サーバ3に送信する。
実際には、認証サーバ2には、CPU(中央処理装置)、メモリ(主記憶装置)、ハードディスク、I/Oデバイス及びそれらを接続するバスなど(いずれも不図示)が設けられている。認証サーバ2では、CPUがハードディスクからメモリに読み込まれたプログラムを実行し、そのプログラムの実行結果に従ってI/Oデバイスがデータを送受信することによって、受信部21、目的地検索部22、送信部23の機能が実現されている。また、データベース20は、そのハードディスク内に構築されている。
続いて、ルート探索サーバ3について説明する。図4に示されるように、ルート探索サーバ3は、交通機関情報データベース30と、受信部31と、ルート探索部32と、送信部33、とを備えている。
交通機関情報データベース30は、各種交通機関に関する情報が登録されている。このような情報には、鉄道や旅客機などのダイヤに関する情報や、それら輸送機関の現在の運行状況に関する情報などがある。交通機関情報データベース30に登録されている情報は、常に最新の情報に更新されている。例えば、いずれかの鉄道路線について、信号機故障が発生して不通となり、復旧の見通しが立っていないなどの情報が登録されるようになっている。
受信部31は、認証サーバ2から送信されるデータを、通信ネットワーク4を介して受信する。ルート探索部32は、受信部31によって受信された目的地と、端末1kの識別情報とに基づいて、交通機関情報データベース30を参照しつつ、利用者の現在地(すなわち端末1kのある交通施設)から目的地までの経路を探索し、最適な案内情報を生成する。送信部33は、生成された案内情報を、通信ネットワーク4を介して端末1kに送信する。
実際には、ルート探索サーバ3には、CPU(中央処理装置)、メモリ(主記憶装置)、ハードディスク、I/Oデバイス及びそれらを接続するバスなど(いずれも不図示)が設けられている。ルート探索サーバ3では、CPUがハードディスクからメモリに読み込まれたプログラムを実行し、そのプログラムの実行結果に従ってI/Oデバイスがデータを送受信することによって、受信部31、ルート探索部32、送信部33の機能が実現されている。また、交通機関情報データベース30は、そのハードディスク内に構築されている。
次に、本実施形態に係る案内システム100の動作について図5〜図8を参照して説明する。図5には、本実施形態に係る案内システム100全体の動作の流れが示されている。図5に示されるように、まず、ステップ201において、複数の端末11〜1nのうちのいずれか1つの端末1kにおいて利用者の顔画像を撮像する撮像処理が行われる。
図6には、端末1kの動作を示すフローチャートが示されている。図6に示されるステップ301〜311のうち、ステップ301〜307が、図5のステップ201の撮像処理に対応する。
端末1kの表示部11には、例えば、”案内情報をご覧になりたい方は、この画面の前に立ってください”という文字が表示されている。利用者が、表示部11の画面の前に立つと、それが不図示のセンサ(例えば、赤外線センサ)などで検出され、ステップ301の判定が肯定されて、端末1kは、ステップ303に進む。ステップ303では、撮像部10が、利用者の顔を撮像する。次のステップ305では、顔画像抽出部12が、撮像部10の撮像により得られた画像データから、利用者の顔画像を抽出する。例えば、画像データ中の輝度の変化が大きい部分を、人間の顔の輪郭部分として特定することにより、顔画像データが抽出される。また、人間の顔のテンプレート画像との相関性に基づいて、画像データから顔画像を抽出するようにしてもよい。
次のステップ307では、送信部13が、抽出された顔画像と端末1kの識別情報とを含むデータを、通信ネットワーク4を介して認証サーバ3に送信する。これにより、図5のステップ201の撮像処理が終了する。端末1kは、図6のステップ309において、案内情報を受信するまで待ち状態となる。
図5に戻り、ステップ203における認証サーバ2の目的地検索処理に移る。図7には、認証サーバ2の目的地検索処理のフローチャートが示されている。図7に示されるように、顔画像と端末1kの識別情報とを含むデータを受信部21で受信すると、ステップ401において、目的地検索部22は、受信されたデータに含まれる顔画像データを検索キーとして、データベース20を検索することにより、その端末1kで撮像された顔画像に対応する目的地を取得する。
次のステップ403では、送信部23は、取得された目的地と、端末1kの識別情報とを含むデータを、通信ネットワーク4を介して、ルート探索サーバ3に送信する。ステップ403実行後は、認証サーバ2は、処理を終了する。
図5に戻り、ステップ205におけるルート探索サーバ3の案内情報探索処理に移る。図8には、ルート探索サーバ3の案内情報探索処理のフローチャートが示されている。図8に示されるように、取得された目的地と、端末1kの識別情報とを含むデータを受信部31で受信すると、ステップ501において、ルート探索部32は、そのデータに含まれる目的地と端末1kの識別情報とに基づいて、端末1kが設置された交通施設から認証サーバ2で取得された目的地までの案内情報を生成する。
より具体的には、例えば、ルート探索部32は、交通機関データベース30に格納された交通機関のダイヤに基づいて、端末1kが設置された交通施設から認証サーバ2で取得された目的地まで、短時間でたどり着ける経路を探索する。そして、ルート探索部32はそのような経路のうち、幾つかの経路を選び出す。次に、ルート探索部32は、交通機関データベース30に格納された現在の交通機関の運行状況に関する情報を参照して、選び出された経路の中で、最適な経路を特定する。さらに、ルート探索部32は、特定された最適な経路に基づいて、利用者が、その経路で目的地までたどり着くための必要な情報、例えば、利用者が乗る電車、その出発時間、乗継駅、その乗継駅の発着場所、その発着場所までの乗継駅構内の経路、目的地までの到着時間の情報などを案内情報として生成する。
次のステップ503では、送信部33は、生成された案内情報を、通信ネットワーク4を介して端末1kに送信する。ステップ503終了後、ルート探索サーバ3は、処理を終了する。
図5に戻り、このようにして案内情報を含むデータが、端末1kに送信され、ステップ207における端末1kの案内情報表示処理に移る。図6に示されるステップ301〜311のうち、ステップ309、311が、図5のステップ207に対応する。
図6のステップ309において、端末1kは、案内情報が受信されるのを待っている。受信部14において案内情報を受信すると、ステップ309における判定が肯定されて、端末1kは、ステップ311に進む。ステップ311では、表示部11が、受信された案内情報を表示する。ステップ311実行後、端末1kは、ステップ301に戻る。
以上の動作により、端末1kの表示部11に案内情報が表示され、利用者は、その案内情報を見て、乗り換える交通機関や、その交通機関の発着場所や、その交通機関までの交通施設の構内の経路を確認することができる。すなわち、利用者は、何ら特別な操作を行うことなく、端末1kの表示部11の前に立つだけで、目的地までの交通機関の案内情報を取得することができる。
≪第2の実施形態≫
次に、本発明の第2の実施形態を、図9、図10を参照して詳細に説明する。本実施形態に係る案内システムの全体の構成は、図1の案内システム100の構成と同じであるが、本実施形態では、端末11〜1nの構成及び動作が、上記第1の実施形態と異なっている。そこで、本実施形態では、主として、端末11〜1nの構成及び動作について詳細に説明する。
図9には、本実施形態に係る端末1kの機能ブロック図が示されている。図9に示されるように、本実施形態に係る端末1kは、表示制御部15と、年齢推定部16を備えている点が、上記第1の実施形態の端末1kと異なっている。表示制御部15が表示制御装置に対応し、年齢推定部16が、年齢推定装置に対応する。
年齢推定部16は、顔画像抽出部12によって抽出された利用者の顔画像に基づいて利用者の年齢を推定する。顔画像から得られるその顔の特徴部分、例えば、目尻の皺や、あごのたるみ、目の下の皺や、頭髪のうすさ、肌のしみなどは、統計的に見れば、その人間の年齢と、ある程度の相関関係がある。年齢推定部16は、顔画像における輝度値の変化などに基づいて、上述したような、その顔の特定の領域における特徴部分を抽出し、それらの特徴部分の状態と年齢との統計的な相関関係に基づいて、利用者の年齢を推定する。
なお、年齢推定部16では、年齢を細かく推定する必要はない。利用者の年齢層を推定するだけでよい。すなわち、利用者が、例えば、子供であるとか、老人であるとかを推定することができればよい。
表示制御部15は、表示部11の表示画面の表示状態が、年齢推定部16によって推定された年齢に応じたものとなるように表示部11を制御する。例えば、推定された年齢が60歳以上である場合には、文字を大きめに表示したり、言葉づかいを丁寧な表現に変更したりする。また、例えば、推定された年齢が12歳以下である場合には、表示する文字の傍らにふりがなを表示したり、言葉づかいをやわらかく親しみやすい表現に変更したりする。
図10には、本実施形態に係る端末1kの動作を示すフローチャートが示されている。図10に示されるように、本実施形態に係る端末1kは、ステップ305とステップ307との間で、ステップ313を実行する点が、上記第1の実施形態の端末1kと異なっている。
ステップ313では、上述のように、年齢推定部16が、顔画像抽出部12によって抽出された利用者の顔画像に基づいて利用者の年齢を推定する。そして、ステップ311における案内情報の表示では、表示制御部15は、表示部11の表示画面の表示状態が、年齢推定部16によって推定された年齢に応じたものとなるように表示部11を制御する。
本実施形態によれば、利用者に対して表示される案内情報の表示状態を、その利用者の推定年齢に応じたものとすることができるので、利用者が、表示部11に表示される案内情報を認識しやすくなる。
≪第3の実施形態≫
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。本実施形態に係る案内システムの全体の構成は、上記第1の実施形態に係る案内システム100の構成と同じであるが、本実施形態では、端末11〜1nの構成及び動作と、認証サーバ2の構成及び動作とが、上記第1の実施形態と異なっている。そこで、本実施形態では、主として、端末11〜1nの構成及び動作と、認証サーバ2の構成及び動作について詳細に説明する。
図11には、本実施形態に係る端末1kの機能ブロック図が示されている。図11に示されるように、本実施形態に係る端末1kは、表示制御部15を備える点と、表示部11の画面上にタッチパネル17が設けられている点が、上記第1の実施形態の端末1kと異なっている。タッチパネル17からの操作情報は、表示制御部15を介して、送信部13に入力されている。表示部11に、目的地の指定画面が表示されると、利用者は、表示部11の表示内容に従って、タッチパネル17を押下することにより、目的地を選択することができるようになっている。
本実施形態に係る認証サーバ2は、図12に示されるように、登録部24を新たに備えている点が、上記各実施形態に係る認証サーバ2と異なっている。登録部24は、受信部21によって受信された利用者の顔画像とその利用者の目的地とを関連付けてデータベース20に登録する。
次に、本実施形態に係る案内システムの動作について説明する。図13には、本実施形態に係る案内システム全体の動作の流れが示されている。ここでは、利用者が、A駅を出発地とし、C駅を目的地として交通機関を利用する場合について説明する。A駅には、端末1mが設置されているものとし、途中の乗継駅であるB駅には、端末1nが設置されているものとする。
図13に示されるように、まず、ステップ601において、端末1mは、撮像・目的地取得処理を行う。図14には、端末1m(図14では、端末1kとなっている)の動作を示すフローチャートが示されている。図14に示されるステップ301〜323のうち、ステップ301〜307及びステップ315〜ステップ323が、図13のステップ601の撮像・目的地取得処理に対応する。
ステップ301〜ステップ305の処理は、上記第1の実施形態と同じであるので詳細な説明を省略する。なお、ステップ301では、利用者がタッチパネル17に触れることにより、判定を肯定するようにしてもよい。
ステップ305実行後、端末1mは、ステップ315を実行する。ステップ315では、表示制御部15は、例えば、”登録がお済みな方は(Y)を押し、登録がお済みでない方は(N)を押してください”という選択画面を表示部11に表示させる。
次のステップ317では、端末1mは、登録済み(Y)が押下されたか否かを判定する。端末1mは、この判定が肯定されればステップ307に進み、否定されればステップ319に進む。ステップ319では、端末1mは、未登録(N)が押下されたか否かを判定する。端末1mは、この判定が肯定されればステップ321に進み、否定されればステップ317に戻る。以降、未登録(N)か登録済み(Y)が押下されるまで、ステップ317→319が繰り返される。
この利用者は、まだ、未登録であるため、未登録(N)が押下されるようになる。すると、ステップ319の判定が肯定され、端末1mは、ステップ321に進む。ステップ321では、端末1mは、登録処理を行う。ここで、表示制御部15は、表示部11に、目的地を利用者が指定するための画面を表示させる。このような画面は、利用者が目的地を容易に指定することができるような画面となっているのが望ましい。例えば、鉄道の路線図が表示されており、タッチパネル17内で、その路線図内の駅が表示された場所を押下すると、その駅が、目的地として指定されるようになっていれば、利用者は、目的地を指定しやすくなる。利用者がタッチパネル17を押して、目的地を指定すると、端末1mは、次のステップ323に進む。
次のステップ323では、送信部13が、顔画像、目的地、端末1mの識別情報を含むデータを、通信ネットワーク4を介して認証サーバ3に送信する。次のステップ309では、端末1mは、案内情報を受信するまで待ち状態となる。
図13に戻り、ステップ603における認証サーバ2の登録処理に移る。図15には、認証サーバ2の動作のフローチャートが示されている。図15に示されるように、まず、ステップ405において、受信部21によりデータを受信すると、認証サーバ2は、受信されたデータに目的地が含まれているか否かを判定する。認証サーバ2は、この判定が肯定されれば、ステップ407に進み、否定されれば、ステップ401に進む。ここでは、端末1mから目的地を含むデータが送られてきているので、判定は肯定され、認証サーバ2は、ステップ407に進む。
ステップ407では、登録部24が、データベース20に顔画像と目的地とを関連付けて登録する。ステップ407実行後には、認証サーバ2は、ステップ403に進む。ステップ403では、送信部23は、目的地と、端末1mの識別情報を含むデータを、通信ネットワーク4を介してルート探索サーバ3に送信する。ステップ403終了後、認証サーバ2は、処理を終了する。
図13に戻り、このようにして目的地を含むデータがルート探索サーバ3に送信され、その受信部31によって受信されると、ステップ605における認証サーバ3における案内情報探索処理が開始される。この案内情報探索処理では、ルート探索サーバ3が、上記各実施形態と同様に、案内情報を生成し、端末1mに送信する。
ルート探索サーバ3からのデータを受信部14が受信すると、ステップ607における端末1mの案内情報表示処理が開始される。図14のステップ309において、端末1mは、案内情報が受信されるのを待っている。案内情報が受信されると、この判定が肯定されて、端末1mは、ステップ311に進む。ステップ311では、表示制御部15が、受信された案内情報を、表示部11に表示させる。これにより、利用者は、A駅からC駅までの交通機関の案内情報を得ることができる。
ここで、表示された案内情報において、A駅からB駅まで電車で移動し、B駅で違う電車に乗り継ぐようになっていた場合、利用者は、その案内情報に従って、駅Bに移動するようになる。
この駅Bには、端末1nが設置されている。ここで、再び、駅Bでの電車の乗継情報を得るために、利用者が、端末1nを利用する場合を考える。利用者が、端末1nの前に立つと、図13のステップ201が実行される。すなわち、図14に示されるように、ステップ301の判定が肯定され、撮像(ステップ303)→顔画像抽出(ステップ305)→選択画面表示(ステップ315)が行われる。そして、すでに登録済みであるので、ステップ317→319が繰り返されている状態で、登録済(Y)が押下され、ステップ317の判定が肯定され、端末1nは、ステップ307に進む。ステップ307では、送信部13が、顔画像と端末1nの識別情報とを含むデータを、通信ネットワーク4を介して認証サーバ2に送信する。
次に、ステップ203における認証サーバ2の目的地検索処理に移る。図15に示されるように、顔画像を含むデータを端末1nから受信したデータに目的地が含まれていないので、ステップ405における判定が否定され、認証サーバ2は、ステップ401に進む。ステップ401では、データベース20が検索され、目的地が取得される。次のステップ403では、目的地と端末1nの識別情報とを含むデータが、通信ネットワーク4を介してルート探索サーバ3に送信される。
図13に戻り、このようにして目的地と端末1nの識別情報とを含むデータがルート探索サーバ3に送信され、ステップ205の認証サーバ3における案内情報生成処理が実行される。案内情報生成処理では、ルート探索サーバ3は、上記各実施形態と同様に、案内情報を生成し、通信ネットワーク4を介して端末1nに送信する。
このようにして案内情報を含むデータが、端末1nで受信されると、ステップ207における端末1nの案内情報表示処理が実行される。図14のステップ309において、端末1nは、案内情報が受信されるのを待っている。案内情報が受信部14により受信され、ステップ309の判定が肯定されると、端末1nは、ステップ311に進む。ステップ311では、表示制御部15が、表示部11に案内情報を表示させる。これにより、駅Bに到着した利用者は、何ら特別な操作をすることなく、駅Bから駅Cまでの交通機関の案内情報を取得することができる。
≪第4の実施形態≫
次に、本発明の第4の実施形態を、図16、図17を参照して詳細に説明する。本実施形態に係る案内システムの全体の構成は、上記各実施形態に係る案内システム100の構成と同じであるが、本実施形態では、端末11〜1nの構成及び動作が、上記第3の実施形態と異なっている。そこで、本実施形態では、主として、端末11〜1nの構成及び動作について詳細に説明する。
図16には、端末1kの機能ブロック図が示されている。図16に示されるように、本実施形態に係る端末1kは、年齢推定部16を備えている点が、上記第3の実施形態の端末1kと異なっている。
年齢推定部16は、顔画像抽出部12によって抽出された利用者の顔画像に基づいて利用者の年齢を推定する。この機能は、上記第2の実施形態に係る年齢推定部16と同様である。
また、本実施形態では、表示制御部15は、表示部11の表示画面の表示状態が、年齢推定部16によって推定された年齢に応じたものとなるように表示部11を制御する。
図17には、本実施形態に係る端末1kの動作を示すフローチャートが示されている。図17に示されるように、本実施形態に係る端末1kの動作は、ステップ305とステップ315との間で、ステップ313を実行する点が、上記第3の実施形態の端末1kの動作と異なっている。ステップ313では、年齢推定部16が、顔画像抽出部12によって抽出された利用者の顔画像に基づいて利用者の年齢を推定する。そして、本実施形態では、ステップ313において、表示部11での案内情報を表示する際には、表示制御部15は、その表示状態を、年齢推定部16によって推定された年齢に応じたものとするだけでなく、ステップ315において、表示部11での選択画面を表示する際にも、表示制御部15が、その表示状態を、年齢推定部16によって推定された年齢に応じたものとする。
本実施形態によれば、利用者が、タッチパネル17を用いて、目的地をより指定しやすくなる。
図18には、上記各実施形態に係る案内システムの利用例が示されている。ここでは、ある利用者が、A駅を出発地とし、C駅を目的地として交通機関を利用する場合について説明する。A駅には、端末11が設置されているものとし、B駅には、端末12が設置されているものとし、C駅には、端末13が設置されているものとし、D駅には、端末14が設置されているものとし、E駅には、端末15が設置されているものとする。
まず、A駅に到着した利用者は、端末11を利用する。ここでは、利用者の顔画像及び目的地がまだ未登録であるので、端末11では、利用者の顔画像が撮像されるとともに、目的地が指定される。利用者の顔画像及びその目的地は、端末11から認証サーバ2へ送信される。認証サーバ2は、利用者の顔画像及び目的地をデータベース20に登録するとともに、利用者の目的地を、ルート探索サーバ3に送信する。ルート探索サーバ3では、受信した目的地に基づいて、案内情報を探索し、その案内情報を、駅Aに設置された端末11に送信する。端末11の表示画面には、この案内情報が表示され、利用者は、表示された案内情報を見て、自分が乗るべき交通機関を把握することができるようになる。
ここで、A駅からC駅までは、B駅まで移動し、B駅で乗り換えるのが最適であるという案内情報が表示されたとする。利用者は、この案内情報に従って、A駅からB駅に移動し、B駅で、案内情報で指定された電車に乗り換えることにより、C駅にたどり着くことができる。その途中、利用者は、B駅に設置された端末12の前に立つだけで、乗り換えるべき電車の出発時刻や、出発ホームなどを再確認することができる。
また、利用者が、A駅で乗る電車を間違えたり、急用ができたりして、D駅へ移動したとする。この場合、利用者は、D駅の端末14の前に立つだけで、D駅からC駅までの交通機関の案内情報を取得することができる。D駅からC駅までは、A駅に戻るよりも、E駅経由の方が早いので、端末14には、E駅経由で、C駅に移動するような案内情報が、端末14に表示されるようになる。E駅に到着すると、利用者は、E駅の端末15の前に立つだけで、C駅までの案内情報を取得することができる。
これまでの説明から明らかなように、上記各実施形態によれば、図5のステップ201が第1の工程に対応し、図5のステップ203が第2の工程に対応し、図5のステップ205が第3の工程に対応し、図5のステップ207が第4の工程に対応する。また、図10のステップ313が第5の工程に対応する。また、図13のステップ601において実行される図14のステップ303が第6の工程に対応し、図13のステップ601において実行される図14のステップ321が第7の工程に対応する。また、図13のステップ603が第8の工程に対応する。また、図17のステップ313が第9の工程に対応する。
以上詳細に説明したように、上記各実施形態に係る案内システムは、撮像部10と、表示部11とを備える端末1kと、認証サーバ2と、ルート探索サーバ3とが設けられている。この案内システムによれば、最初に目的地を認証サーバ2のデータベース20に登録しておけば、各地の交通施設に設置された端末1kの前に立つだけで、利用者の顔画像が撮像されるようになり、その利用者の目的地を割り出して、目的地までの案内情報を生成することができるようになる。この結果、利用者が面倒な操作をすることなく案内情報を生成して利用者に示すことができるようになる。
また、上記各実施形態に係る案内システムによれば、利用者が案内情報で示された交通機関とは別の交通機関に乗ってしまい、目的地とは違う場所に来てしまった場合でも、利用者は、その場所に設置された端末1kを用いて、その場所から目的地までの案内情報を容易に取得することができるようになる。
また、上記各実施形態によれば、各端末は、撮像された顔画像に基づいて、利用者の年齢を推定し、推定された年齢に応じた目的地の指定画面や案内画面が表示部11に表示される。これにより、難しい漢字がわからない子供や、視力の低下したお年寄りであっても、表示内容を容易に理解することができるようになる。この結果、利用者の年齢に関わらず、快適な状態で、案内システムを利用することが可能となる。
また、上記第3、第4の実施形態に係る案内システムは、端末1kのタッチパネル17を用いて利用者が目的地を容易に指定できるようにしたが、端末1kにマイクロホンなどの音声入力装置を備え、利用者に目的地を発声させ、その音声を解析して目的地を認識するようにしてもよい。
また、上記各実施形態に係る案内システムは、認証サーバと、ルート探索サーバという2つのサーバを備えることとしたが、これら2つのサーバの機能を有する統合サーバを1つ備えるようにしてもよいのは勿論である。
なお、ルート探索サーバ3は、推定された年齢を考慮して、案内情報を生成するようにしてもよい。すなわち、端末1kの年齢推定部で推定された年齢が、通信ネットワーク4を介して、ルート探索サーバ3に送信され、ルート探索サーバ3が、その推定年齢に基づいて、生成する案内情報を、利用者に合わせて最適化するようにしてもよい。
例えば、推定された年齢がお年寄りや子供である場合には、交通機関の乗り換えに余裕が持てるように、乗継に要する時間を長くすることができる。また、乗継方が複雑でわかりにくい経路を避けて、案内情報を生成することができる。
また、上記各実施形態では、撮像された顔画像に基づく利用者の年齢の推定を、端末1kで行ったが、年齢推定を端末1kで行わずに、通信ネットワーク4に接続された新たなサーバコンピュータで行うようにしてもよい。この場合にも、このサーバコンピュータで推定された年齢を考慮して、ルート探索サーバ3が、案内情報を生成するようにしてもよい。
また、各端末が、顔画像と目的地とが関連づけられたデータベースを有し、端末内で、目的地検索と、ルート探索が行われるようにしてもよい。この場合には、端末間が通信ネットワークで接続され、いずれかの端末でデータベースが更新されると、その更新情報が他の端末に送信されるようにして、端末間で、データベースの更新情報が共有されるようにする必要がある。
なお、端末1k、認証サーバ2、ルート探索サーバ3には、光ディスクなどの情報記録媒体の読み取り装置が設置されるようにしてもよい。この場合、端末1k、認証サーバ2、ルート探索サーバ3で実行される各種プログラムは、情報記録媒体に記録されており、その情報記録媒体から読み出され、端末1k、認証サーバ2、ルート探索サーバ3のハードディスクにインストールできるようになっているのが望ましい。これにより、プログラムのバージョンアップが容易となる。なお、プログラムは、通信ネットワーク4を介して端末1k、認証サーバ2、ルート探索サーバ3のハードディスクにインストールされるようになっていてもよい。
また、上記各実施形態に係る案内システムでは、通信ネットワーク4を、インターネットとしたが、専用の通信ネットワークであってもよい。
本発明の第1の実施形態に係る案内システムの全体構成を示すブロック図である。 図1の端末の構成を示す機能ブロック図である。 図1の認証サーバの構成を示すブロック図である。 図1のルート探索サーバの構成を示すブロック図である。 図1の案内システムのデータの流れを示すデータフローである。 図1の端末の動作を示すフローチャートである。 図1の認証サーバの動作を示すフローチャートである。 図1のルート探索サーバの動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る端末の構成を示すブロック図である。 図9の端末の動作を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施形態に係る端末の構成を示すブロック図である。 本発明の第3の実施形態に係る認証サーバの構成を示すブロック図である。 本発明の第3の実施形態に係る検査システムの動作を示すデータフローである。 図11の端末の動作を示すフローチャートである。 図12の認証サーバの動作を示すフローチャートである。 本発明の第4の実施形態に係る端末の構成を示すブロック図である。 図16の端末の動作を示すフローチャートである。 案内システムの利用例を示す図である。
符号の説明
1〜1n 端末
2 認証サーバ
3 ルート探索サーバ
4 通信ネットワーク
10 撮像部
11 表示部
12 顔画像抽出部
13 送信部
14 受信部
15 表示制御部
16 年齢推定部
17 タッチパネル
20 データベース
21 受信部
22 目的地検索部
23 送信部
24 登録部
30 交通機関情報データベース
31 受信部
32 ルート探索部
33 送信部
100 案内システム

Claims (16)

  1. 各地の交通施設に設置された撮像装置であって、その交通施設の利用者の顔画像を撮像可能な複数の撮像装置と、
    利用者の顔画像とその利用者の目的地とが関連付けて登録されたデータベースを有し、いずれかの前記撮像装置により前記顔画像が撮像されると、前記データベースを検索して、撮像された顔画像に対応する目的地を取得するデータベース管理装置と、
    前記顔画像が撮像された撮像装置が設置された交通施設から前記データベース管理装置で取得された目的地までの交通機関の案内情報を生成する案内情報生成装置と、
    各前記撮像装置の近傍にそれぞれ設置された表示装置であって、前記案内情報生成装置で生成された案内情報を表示する複数の表示装置と、を備える案内システム。
  2. 前記撮像装置により撮像された顔画像に基づいて、前記利用者の年齢を推定する年齢推定装置と、
    前記年齢推定装置によって推定された年齢に応じて、前記顔画像が撮像された撮像装置の近傍に設置された前記表示装置の表示状態を制御する表示制御装置と、をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の案内システム。
  3. 前記撮像装置により撮像された顔画像に基づいて、前記利用者の年齢を推定する年齢推定装置をさらに備え、
    前記案内情報生成装置は、
    前記年齢推定装置によって推定された年齢を考慮して、前記案内情報を生成することを特徴とする請求項1に記載の案内システム。
  4. 各前記撮像装置の近傍にそれぞれ設置された操作入力装置であって、前記利用者の目的地を指定可能な複数の操作入力装置をさらに備え、
    前記データベース管理装置は、
    各前記撮像装置で撮像された顔画像とその撮像装置の近傍に設置された操作入力装置の操作により入力された目的地とを関連付けて前記データベースに登録することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の案内システム。
  5. 各前記表示装置は、
    前記利用者の目的地の指定入力画面を表示可能であり、
    各前記操作入力装置は、
    前記表示装置の画面上に設置されたタッチパネルであることを特徴とする請求項4に記載の案内システム。
  6. 交通施設の利用者の顔画像とその利用者の目的地とが関連付けて登録されたデータベースを有し、各地の交通施設に設置された複数の端末のうちのいずれか1つの端末から顔画像を受信すると、前記データベースを検索し、前記受信された顔画像に対応する目的地を取得するデータベース管理サーバと、
    前記顔画像を送信した端末が設置された交通施設から前記データベース管理サーバで取得された目的地までの交通機関の案内情報を生成して、前記顔画像の送信元の端末に送信する案内情報生成サーバと、を備えるサーバシステム。
  7. 前記利用者の顔画像に基づいて、前記利用者の年齢を推定する年齢推定サーバと、
    前記推定された年齢に基づいて、前記顔画像を送信した端末における前記案内情報の表示状態の制御情報を生成する制御情報生成サーバと、をさらに備えることを特徴とする請求項6に記載のサーバシステム。
  8. 前記顔画像に基づいて、前記利用者の年齢を推定する年齢推定サーバをさらに備え、
    前記案内情報生成サーバは、
    前記年齢推定サーバで推定された年齢を考慮して、前記案内情報を生成することを特徴とする請求項6に記載のサーバシステム。
  9. 各地の交通施設に設置された複数の撮像装置のうちのいずれか1つの撮像装置を用いて、その利用者の顔画像を撮像する第1の工程と、
    利用者の顔画像とその利用者の目的地とが関連付けられて登録されているデータベースを検索し、前記第1の工程で撮像された顔画像に対応する目的地を取得する第2の工程と、
    前記顔画像が撮像された撮像装置が設置された交通施設から前記第2の工程で取得された目的地までの交通機関の案内情報を生成する第3の工程と、
    前記第3の工程で生成された案内情報を、前記顔画像が撮像された撮像装置の近傍に設置された表示装置に表示させる第4の工程と、を含む案内方法。
  10. 前記第4の工程に先立って、
    前記第1の工程で撮像された顔画像に基づいて、前記利用者の年齢を推定する第5の工程をさらに含み、
    前記第4の工程では、
    前記第5の工程で推定された年齢に応じた表示状態で、前記案内情報を前記表示装置に表示させることを特徴とする請求項9に記載の案内方法。
  11. 前記第1の工程に先立って、
    各地の交通施設に設置された複数の撮像装置のうちのいずれか1つの撮像装置を用いて、その利用者の顔画像を撮像する第6の工程と、
    前記表示装置の画面上に設置されたタッチパネルを用いて、その利用者の目的地を取得する第7の工程と、
    前記第6の工程で撮像された顔画像と、前記第7の工程で取得された目的地とを関連づけて前記データベースに登録する第8の工程と、をさらに含むことを特徴とする請求項9に記載の案内方法。
  12. 前記第7の工程に先立って、
    前記第1の工程で撮像された顔画像に基づいて、前記利用者の年齢を推定する第9の工程をさらに含み、
    前記第7の工程では、
    前記第9の工程で推定された年齢に応じた表示状態で表示されたタッチパネルを用いて、前記利用者の目的地を取得することを特徴とする請求項11に記載の案内方法。
  13. 前記第3の工程に先立って、
    前記撮像装置により撮像された顔画像に基づいて、前記利用者の年齢を推定する第10の工程をさらに含み、
    前記3の工程は、
    前記10の工程によって推定された年齢を考慮して、前記案内情報を生成することを特徴とする請求項9乃至12のいずれか一項に記載の案内方法。
  14. 各地の交通施設に設置された複数の撮像装置のうちのいずれか1つの撮像装置で撮像された利用者の顔画像を検索キーとして、前記利用者の顔画像とその利用者の目的地とが関連付けて登録されたデータベースを検索することにより、その端末で撮像された顔画像に対応する目的地を取得する第1の手順と、
    前記顔画像が撮像された端末が設置された交通施設から前記第1の手順で取得された目的地までの交通機関の案内情報を生成して、前記顔画像が撮像された撮像装置の近傍に設置された前記表示装置に送信する第2の手順と、をコンピュータに実行させるプログラム。
  15. 前記撮像装置で撮像された利用者の顔画像に基づいて、その利用者の年齢を推定する第3の手順と、
    前記推定された年齢に基づいて、前記顔画像を送信した端末における前記案内情報の表示状態を制御する第4の手順と、をコンピュータにさらに実行させることを特徴とする請求項14に記載のプログラム。
  16. 前記第2の手順に先立って、
    前記撮像装置で撮像された利用者の顔画像に基づいて、その利用者の年齢を推定する第3の手順をさらにコンピュータに実行させ、
    前記第2の手順では、
    推定された年齢を考慮して、前記案内情報を生成する手順をコンピュータに実行させることを特徴とする請求項14に記載のプログラム。
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