JPWO2014006710A1 - 権利提供装置および権利提供方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数のユーザに対してチケットやクーポンなどにより表章される権利を提供することができるようにする。【解決手段】配信サーバ20は、モバイル端末10に提供する、特典を受け取る権利を表章するクーポンを記憶するクーポンデータベース242と、モバイル端末10の数に応じてクーポンを分割した分割クーポンをモバイル端末10のそれぞれに送信するクーポン送信部226とを備えるようにする。

Description

本発明は、権利提供装置および権利提供方法に関する。
インターネットの普及に伴い各種のチケットやクーポンなどを電子的に発行することが行われている。特許文献1では、クーポンの利用履歴を分析して次回購入時期に優先的に対象商品のクーポンを提示することでユーザが所望のクーポンを容易に得られるようにすることが開示されている。
特開2011−243041号公報
映画館のペアシートや飲食店のテーブルなど、複数ユーザのグループを単位として商品もしくはサービスを提供しあるいは特典を提供したい状況が存在する。しかしながら、従来技術では電子チケットや電子クーポンなどの発行はユーザ個人別に配信することを前提としており、グループを対象としてクーポンを配信することができない。
本発明は、このような背景を鑑みてなされたものであり、複数のユーザに対してチケットやクーポンなどに表章される権利を提供することのできる、権利提供装置および権利提供方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための本発明の主たる発明は、複数のユーザに与える権利を提供する装置であって、前記ユーザに与える前記権利を表章する情報である権利情報を記憶する権利情報記憶部と、前記ユーザの数に応じて前記権利情報を分割した分割情報を前記ユーザのユーザ端末のそれぞれに送信する権利情報送信部と、を備えることとする。
また、本発明の権利提供装置は、前記ユーザに前記権利を与える旨の通知を前記ユーザ端末に送信する通知送信部と、前記通知に応じて前記ユーザ端末から送信される前記権利の受取要求を受信する受取要求受信部と、をさらに備え、前記権利情報送信部は、前記受取要求を送信した前記ユーザ端末である受取端末を特定し、前記受取端末の数に応じて前記権利情報を分割し、前記受取端末のみに前記分割情報を送信するようにしてもよい。
また、本発明の権利提供装置では、前記権利情報送信部は、前記受取端末の数が所定数以上である場合にのみ前記分割情報を送信するようにしてもよい。
また、本発明の権利提供装置では、前記権利情報記憶部は、分割する数に応じて異なる前記権利情報を記憶し、前記権利情報送信部は、前記受取端末の数に対応する前記権利情報を前記権利情報記憶部から読み出し、読み出した前記権利情報を前記受取端末の数に応じて分割するようにしてもよい。
また、本発明の権利提供装置では、前記受取要求には前記ユーザ端末の位置が含まれ、前記権利情報送信部は、前記受取要求に含まれる前記位置が所定の位置を基準とする所定範囲に含まれるか否かを判定し、前記受取要求を送信した前記ユーザ端末のうち、前記位置が前記所定範囲に含まれるものを前記受取端末として特定するようにしてもよい。
また、本発明の権利提供装置では、前記権利情報送信部は、前記複数のユーザ端末のうちの1つの第1の前記ユーザ端末に対してのみ前記権利情報の全部を送信し、前記第1のユーザ端末以外の第2の前記ユーザ端末に対しては、前記第1のユーザ端末に表示される前記権利情報を閲覧するように指示するメッセージを送信するようにしてもよい。
また、本発明の権利提供装置は、前記ユーザ端末のそれぞれに対して前記権利を与える通知を送信する通知送信部と、前記通知に応じて前記ユーザ端末から送信され前記ユーザ端末の位置を含む前記権利の受取要求を受信する受取要求受信部と、をさらに備え、前記権利情報送信部は、前記受取要求に含まれる前記位置が第1の前記ユーザ端末の位置を基準とする所定範囲に含まれるか否かを判定し、前記受取要求を送信した前記ユーザ端末のうち、前記位置が前記所定範囲に含まれるものを前記受取端末として特定するようにしてもよい。
本発明の他の態様は、複数のユーザ端末に権利を提供する方法であって、コンピュータが、前記ユーザ端末に提供する前記権利を表章する情報である権利情報を記憶するステップと、前記ユーザ端末の数に応じて前記権利情報を分割した分割情報を前記ユーザ端末のそれぞれに重複なく送信するステップと、を実行することとする。
その他本願が開示する課題やその解決方法については、発明の実施形態の欄及び図面により明らかにされる。
本発明によれば、複数のユーザに対してチケットやクーポンなどにより表章される権利を提供することができる。
本実施形態に係るクーポン配信システムの構成例を示す図である。 モバイル端末10のハードウェア構成例を示す図である。 モバイル端末10のソフトウェア構成例を示す図である。 配信サーバ20のハードウェア構成例を示す図である。 配信サーバ20のソフトウェア構成例を示す図である。 グループデータベース241に記憶されるグループ情報の構成例を示す図である。 クーポンデータベース242に記憶されるクーポン情報の構成例を示す図である。 本実施形態のクーポン配信システムにおいて実行されるクーポンの配信処理の流れを説明する図である。 クーポン通知受信部121が通知メッセージを表示している状況を説明する図である。 通知メッセージ511が表示される画面51の一例を示す図である。 通知メッセージ511が表示される画面51の一例を示す図である。 クーポン受取要求送信後の画面52の一例を示す図である。 クーポンの発行処理の流れを説明する図である。 2つのモバイル端末10に表示される画面531および532の例を示す図である。 クーポンの一部が3つのモバイル端末10のそれぞれに表示される例を示す図である。 3つのモバイル端末10のうち代表ユーザのものにクーポンの全部が表示されて他のモバイル端末10にはクーポンの内容は何も表示されない例を示す図である。
==概要==
以下、本発明の一実施形態に係るクーポン配信システムについて説明する。本実施形態のクーポン配信システムは、複数のユーザに対してクーポンを配布するものであり、クーポンを分割し、分割されたクーポン(以下、分割クーポンという。)をそれぞれのユーザに配布することで、複数のユーザが共同しなければクーポンに係る特典を受けることができないようにしようとするものである。本実施形態のクーポン配信システムにおいて配信されるクーポンとは、商品やサービスについての割引などの特典を受ける権利が表章された情報である。
==システム構成==
図1は本実施形態に係るクーポン配信システムの構成例を示す図である。本実施形態のクーポン配信システムは、複数のモバイル端末10と配信サーバ20とを含んで構成される。
モバイル端末10は、ユーザが操作するコンピュータである。本実施形態では、モバイル端末10としては、タッチパネルディスプレイを介した入出力を行ういわゆるスマートフォンやタブレットコンピュータのようなデバイスを想定している。
配信サーバ20は、クーポンを配信する、たとえばパーソナルコンピュータやワークステーションなどのコンピュータである。本実施形態では、配信サーバ20は分割クーポンを作成して、モバイル端末10に送信する。
モバイル端末10と配信サーバ20とは通信ネットワーク30を介して通信可能に接続される。通信ネットワーク30は、たとえば公衆電話回線網、携帯電話回線網、イーサネット(登録商標)、無線通信路などにより構成される、インターネット、LAN(Local Area Network)、VAN(Value Added Network)などである。本実施形態では、通信ネットワーク30においてはTCP/IPにより通信が行われていることを想定している。
==モバイル端末10の構成==
図2はモバイル端末10のハードウェア構成例を示す図である。モバイル端末10は、タッチパネルディスプレイ101、ディスプレイコントローラ102、無線通信機103、CPU(Central Processing Unit)104、GPS(Global Positioning System)受信機105、フラッシュメモリ106およびRAM(Random Access Memory)107を備える。フラッシュメモリ106は、各種のデータやプログラムを記憶する記憶装置である。フラッシュメモリ106に代えて、ハードディスクドライブやソリッドステートドライブなどの記憶装置を採用してもよい。CPU104は、フラッシュメモリ106に記憶されているプログラムをRAM107に読み出して実行することにより各種の機能を実現する。GPS受信機105は、GPS衛星からの測位信号を受信する受信機である。ディスプレイコントローラ102は、タッチパネルディスプレイ101への情報の表示やタッチパネルディスプレイ101における指のタッチ、スワイプなどを検出して、ユーザからのデータの入力を受け付ける。
図3は、モバイル端末10のソフトウェア構成例を示す図である。モバイル端末10は、クーポン通知受信部121、クーポン受取指示入力部122、測位部123、クーポン受取要求送信部124、クーポン受信部125およびクーポン表示部126を備える。クーポン通知受信部121、クーポン受取指示入力部122、測位部123、クーポン受取要求送信部124、クーポン受信部125およびクーポン表示部126は、モバイル端末10が備えるCPU104がフラッシュメモリ106に記憶されているプログラムをRAM107に読み出して実行することにより実現される。
クーポン通知受信部121は、クーポンを発行する旨の通知(以下、クーポン通知という。)を配信サーバ20から受信する。クーポン通知には、発行されるクーポンを示す情報(以下、クーポンIDという。)と、クーポンに関するメッセージ(以下、通知メッセージという。)とが含まれる。
クーポン受取指示入力部122は、ユーザがクーポンを受け取るか否かの指示を受け付ける。クーポン受取指示入力部122は、クーポン通知受信部121が受信した通知メッセージをタッチパネルディスプレイ101に表示してユーザにクーポンが発行される旨を通知するとともに、当該クーポンを受け取るか否かの入力を受け付ける。
測位部123は、モバイル端末10の現在位置を測定する。測位部123は、GPS受信機105が受信した測位信号に基づいて周知の手法によりモバイル端末10の地図上の現在位置を測定するものとする。測位部123が計測した現在位置は、たとえば緯度および経度により表現される。
クーポン受取要求送信部124は、クーポンのリクエスト(以下、クーポン受取要求という。)を配信サーバ20に送信する。クーポン受取要求には、クーポン通知に含まれていたクーポンIDと、モバイル端末10のユーザを示すユーザIDと、測位部123が計測したモバイル端末10の現在位置とが設定される。
クーポン受信部125は、配信サーバ20から送信されるクーポンを受信する。上述したように、クーポン受信部125が受信するクーポンは、発行されるクーポンを分割した分割クーポンである。なお、後述するように、グループの代表ユーザのモバイル端末10にのみクーポンの全部が分割クーポンとして送信され、他のモバイル端末10には空の分割クーポンが送信される場合もあり、この場合には、他のモバイル端末10には、代表ユーザのクーポンを見るべきことを示すメッセージが表示される。
クーポン表示部126は、クーポン受信部125が受信したクーポンを表示する。クーポン表示部126は分割クーポンを表示することになる。グループに所属するモバイル端末10のそれぞれが分割クーポンを表示することにより、全体としてクーポンの全体が表示されることになる。
==配信サーバ20の構成==
図4は配信サーバ20のハードウェア構成例を示す図である。配信サーバ20は、CPU201、メモリ202、記憶装置203、通信インタフェース204、入力装置205、出力装置206を備える。記憶装置203は、各種のデータやプログラムを記憶する、例えばハードディスクドライブやソリッドステートドライブ、フラッシュメモリなどである。CPU201は記憶装置203に記憶されているプログラムをメモリ202に読み出して実行することにより各種の機能を実現する。通信インタフェース204は、通信ネットワーク30に接続するためのインタフェースであり、例えば、イーサネット(登録商標)に接続するためのアダプタ、公衆電話回線網に接続するためのモデム、無線通信網に接続するための無線通信機などである。入力装置205は、データの入力を受け付ける、例えばキーボードやマウス、トラックボール、タッチパネル、マイクロフォンなどである。出力装置206は、データを出力する、例えばディスプレイやプリンタ、スピーカなどである。配信サーバ20は複数の入力装置205及び出力装置206を備えるようにすることもできる。
図5は配信サーバ20のソフトウェア構成例を示す図である。配信サーバ20は、クーポン通知送信部221、クーポン受取要求受信部222、受取端末決定部223、クーポン決定部224、クーポン分割部225、クーポン送信部226、グループデータベース241、クーポンデータベース242を備える。クーポン通知送信部221、クーポン受取要求受信部222、受取端末決定部223、クーポン決定部224、クーポン分割部225、クーポン送信部226は、配信サーバ20が備えるCPU201が記憶装置203に記憶されているプログラムをメモリ202に読み出して実行することにより実現され、グループデータベース241、クーポンデータベース242はメモリ202および記憶装置203が提供する記憶領域の一部として実現される。
グループデータベース241は、グループに関する情報(以下、グループ情報という。)を記憶する。図6は、グループデータベース241に記憶されるグループ情報の構成例を示す図である。グループ情報には、グループを特定するグループIDと、グループを代表するユーザ(代表ユーザ)を特定するユーザIDと、グループに所属するメンバーを示すユーザIDとが含まれる。グループに代表ユーザが設定されていない場合には、代表ユーザには「−」が設定される。メンバーには複数のユーザIDを設定される。
クーポンデータベース242は、クーポンを含む情報(以下、クーポン情報という。)を記憶する。図7はクーポンデータベース242に記憶されるクーポン情報の構成例を示す図である。クーポン情報には、クーポンIDに対応付けて、通知メッセージ、基準位置、最低人数、人数のクーポンが含まれる。通知メッセージは、ユーザに対してクーポンを発行する旨を示すメッセージである。通知メッセージはたとえばHTML(HyperText Markup Language)により記述することができる。基準位置はユーザが同じ場所に居ると判定するための範囲(以下、判定範囲という。)を決定するための基準となる位置であり、緯度および経度により表現することができる。後述するように、クーポンを発行するには、複数のユーザが同じ場所に居ることが必要となり、判定範囲は、たとえば基準位置から所定の距離以内の範囲とすることができる。基準位置に「−」が設定されている場合には、代表ユーザの現在位置を基準にして判定範囲が決定される。また、基準位置に「−」が設定され、かつグループ情報の代表ユーザに「−」が設定されている場合には、メンバーに含まれるユーザの現在位置に基づいて判定範囲が決定される。最低人数は、クーポンを発行するために必要なクーポンを利用する人数である。後述するように、クーポン受取要求を送信した判定範囲内のモバイル端末10の数が最低人数を超えた場合にのみクーポンが発行される。人数別クーポンには人数に対応付けてクーポンが含まれる。人数別クーポンには複数のクーポンを含めることができる。これにより、クーポンを利用する人数に応じて異なる内容のクーポンを登録しておくことができる。
クーポン通知送信部221はクーポン通知をモバイル端末10に送信する。クーポン通知送信部221は、配信するクーポンに係るクーポンIDと、通知先となるグループの指定を受け付けて、指定されたグループのグループ情報をグループデータベース241から読み出し、指定されたクーポンIDに対応するクーポン情報をクーポンデータベース242から読み出し、読み出したグループ情報のメンバーに含まれるユーザIDが示すユーザのモバイル端末10に対して、読み出したクーポン情報のクーポンIDおよび通知メッセージを設定したクーポン通知を送信する。なお、たとえばユーザIDをメールアドレスなどにすることにより、ユーザIDからモバイル端末10は特定可能であるものとする。
クーポン受取要求受信部222は、クーポン通知に応じてモバイル端末10から送信されるクーポン受取要求を受信する。受取端末決定部223は、クーポンを発行するモバイル端末10を決定する。本実施形態の受取端末決定部223は、クーポン受取要求を送信したモバイル端末10のうち、現在位置が判定範囲に含まれるものを受取端末として決定する。
クーポン決定部224は、モバイル端末10に配信するクーポンを決定する。本実施形態では、クーポン決定部224は、受取端末の数に応じたクーポンをクーポンデータベース242から取得するものとするが、たとえばクーポンを作成するルールを記憶するようにし、ルールに応じてクーポンを作成するようにしてもよい。
クーポン分割部225は、クーポン決定部224が決定したクーポンを受取端末の数に応じて分割して分割クーポンを作成する。クーポンの分割は、任意の手法により分割することができる。たとえば、クーポン分割部225は、クーポンの全体の文字数を受取端末の数で割った整数文字数分だけの文字列を抽出して各受取端末に割り当て、最後の受取端末に残りの文字を割り当てるようにすることができる。また、クーポン分割部225は、分割数に応じて分割すべきクーポン中の位置を示す分割情報を記憶しておき、分割情報に応じて分割するようにしてもよいし、クーポンに所定の分割可能な位置を示す文字を挿入しておき、当該位置で分割するようにしてもよい。分割クーポンは、クーポン送信部226により受取端末に送信される。
==クーポンの配信処理==
図8は本実施形態のクーポン配信システムにおいて実行されるクーポンの配信処理の流れを説明する図である。
まず、配信サーバ20において、クーポン通知送信部221は、発行するクーポンを決定する(S401)。クーポン通知送信部221は、たとえばオペレータからクーポンIDの入力を受け付けるようにしてもよいし、ランダムにクーポン情報を選択するようにしてもよい。また、クーポン情報に発行日時を含めておき、現在日時よりも前でまだ配信していないクーポン情報を決定するようにしてもよい。次にクーポン通知送信部221は、発行先のグループを決定する(S402)。クーポン通知送信部221は、たとえばオペレータからグループIDの入力を受け付けるようにしてもよいし、ランダムにグループ情報を選択するようにしてもよい。また、グループ情報にグループの属性を含め、クーポンにも対象商品(サービスを含む)の属性を含めて属性の関連度の高いものを選択するようにしてもよい。
クーポン通知送信部221は、クーポンIDに対応するクーポン情報をクーポンデータベース242から読み出し(S403)、読み出したクーポン情報に含まれているクーポンIDおよび通知メッセージを設定したクーポン通知を作成し(S404)、グループ情報のメンバーに含まれているユーザIDのそれぞれについて、ユーザIDが示すユーザのモバイル端末10にクーポン通知を送信する(S405)。クーポン通知送信部221は、たとえばユーザIDがメールアドレスである場合には、クーポン通知を電子メールとしてユーザIDを宛先にして送信することができる。また、ユーザIDに対応するモバイル端末10のアドレス(電子メール、チャット、ショートメールなど任意の通信プロトコルにおいて宛先となる情報)を記憶するユーザ情報記憶部を設けるようにして、ユーザ情報記憶部から宛先のアドレスを取得するようにしてもよい。
モバイル端末10のクーポン通知受信部121は、配信サーバ20から受信したクーポン通知に含まれている通知メッセージを表示する(S406)。図9は、クーポン通知受信部121が通知メッセージを表示している状況を説明する図である。画面51は、一例として、メッセンジャープログラムの実行中にクーポン通知511を表示している状態の画面例である。本実施形態では、メッセンジャープログラムを用いてチャットをしている2人(又は3人以上)のユーザをグループと、その両方に同時にクーポン通知を送信することを想定している。図9に示すように、画面51において通知メッセージは一部のみが表示される。図9の例では、クーポン券をずらして折り曲げたような表示とすることで上部のみが表示されている。
画面51において通知メッセージの下部を覆っている図形512がタップされると、図10に示すように通知メッセージ511の全部が表示され、通知メッセージ511の下部にはクーポンを受け取る旨の指示を受け付けるスライダ513が表示される。スライダ513上のタッチパネルディスプレイ101上をスワイプしてスライダ513を左右方向にスライドさせると、クーポンを受け取る旨の指示が入力されることになる。グループのメンバーが2人である場合には、一方のユーザに対して図10に示すように右にスワイプさせるように指示するスライダ513を表示するとともに、他方のユーザに対しては図11に示すように左にスワイプさせるように指示するスライダ513を表示する。これにより、モバイル端末10を物理的に並べるようにしてスワイプを行うようにユーザを誘導することが可能となる。
スライダ513がスライドされたことをもって、クーポン受取指示入力部122は、クーポンを受け取る旨の入力を受け付ける(S407)。なお、クーポン受取指示入力部122は、所定の時間内にスライダ513がスライドされない場合には、クーポンを受け取らない旨の入力がなされたと判断することができる。また、アイコン514がタップされたことによりクーポンを受け取らない旨の入力がなされたと判断するようにしてもよい。測位部123は、モバイル端末10の現在位置を測定し(S409)、クーポン受取要求送信部124は、クーポン通知に含まれているクーポンIDと、モバイル端末10のユーザを示すユーザIDと、測位部123が測定したモバイル端末10の現在位置とを設定したクーポン受取要求を配信サーバ20に送信する(S410)。
配信サーバ20において、クーポン受取要求受信部222はモバイル端末10から送信されるクーポン受取要求を受信する(S411)。ステップS405においてクーポン通知を送信した全てのモバイル端末10からクーポン受取要求を受信していなければ(S412:NO)、所定時間経過するまで(S413:NO)、ステップS411に進みモバイル端末10からのクーポン受取要求を待つ。上述したように、本実施形態のクーポン配信システムでは、同じ場所で最低人数以上のモバイル端末10からクーポン受取要求を受信するまでの間はクーポンが発行されないため、クーポン通知を送信した全てのモバイル端末10からクーポン受取要求を受信する、あるいは上記所定時間が経過するまでの間、モバイル端末10では図12に示すような待機画面52が表示される。図12の待機画面52の例では他のパートナー(グループに所属する他のメンバー)がクーポンの受取要求を送信するまで待つように指示する旨のメッセージ521が表示される。
クーポン通知を送信した全てのモバイル端末10からクーポン受取要求を受信した場合(S412:YES)、または上記所定時間が経過した場合(S413:YES)、受取端末決定部223は、クーポン受取要求を受信したモバイル端末10を、クーポンの発行先となる受取端末として決定し(S414)、図13に示すクーポンの発行処理を行う(S415)。
受取端末決定部223は、クーポン情報に基準位置が設定されている場合(S421:NO)、クーポン情報の基準位置をPとする(S423)。受取端末決定部223は、クーポン情報の基準位置が「−」である場合には(S421:YES)、グループ情報の代表ユーザが「−」であれば(S423:YES)、最初に受信したクーポン受取要求に設定されている現在位置をPとし(S424)、グループの代表ユーザにユーザIDが設定されていれば(S423:NO)、代表ユーザ(すなわち、グループ情報の代表ユーザに設定されているユーザIDが示すユーザ)のモバイル端末10から受信したクーポン受取要求に設定されている現在位置をPとする(S425)。なお、代表ユーザのモバイル端末10からクーポン受取要求を受信しなかった場合にはクーポンを発行することなく処理を終了してもよい。
受取端末決定部223は、受取端末のそれぞれについて、受取端末から受信したクーポン受取要求に含まれている現在位置とPとの間の距離を算出し(S426)、距離が所定の閾値を超えるモバイル端末10を受取端末から除外する(S427)。これにより判定範囲内に現在位置が含まれるモバイル端末10のみを受取端末として特定することができる。受取端末決定部223は、このようにして絞り込んだ受取端末の数を受取数としてカウントする(S428)。
受取数がクーポン情報の最低人数未満であった場合には(S429:NO)、クーポン送信部226は、クーポンを発行しない旨のメッセージを受取端末に送信する(S430)。一方、受取数がクーポン情報の最低人数以上であった場合には(S429:YES)、クーポン決定部224は、クーポン情報に人数別クーポンが複数含まれていれば(S431:YES)、受取数に対応するクーポンをクーポン情報から抽出して送信クーポンとし(S432)、クーポン情報にクーポンが1つのみ含まれている場合には(S431:NO)、当該クーポンを送信クーポンとして決定する(S433)。
クーポン分割部225は、グループ情報に代表ユーザが設定されている場合(S434:YES)、送信クーポンの全部を、代表ユーザが示すユーザIDに対応する分割クーポンとして決定するとともに(S435)、代表ユーザのクーポンを参照するように指示するメッセージ(たとえば「幹事のチケットをチェック!」というメッセージ)を、受取端末のうち、代表ユーザの受取端末以外のものに対応する分割クーポンとして決定する(S436)。一方、グループ情報に代表ユーザが設定されていない場合には(S434:NO)、クーポン分割部225は、送信クーポンを受取数で分割して各受取端末に割り当てる分割クーポンを決定する(S437)。クーポン分割部225は、たとえば送信クーポンの先頭から1文字ずつ受取端末に割り当てていき、最後の受取端末には残りの全文字を割り当てるようにすることができる。たとえば、「3割引き!」というクーポンを3つの受取端末に割り当てる場合、第1の受取端末に対して「3」、第2の受取端末に対して「割」、第3の受取端末に「引き!」を割り当てる。ここでクーポン分割部225は、分割クーポンを重複なく受取端末に割り当てるものとする。クーポン送信部226は、受取端末のそれぞれに対して、割り当てた分割クーポンを送信する(S438)。
図8に戻り、モバイル端末10では、クーポン受信部125が分割クーポンを受信し(S416)、クーポン表示部126が分割クーポンを表示する(S417)。図14ないし16は、分割クーポンが表示された状態を説明する図である。図14は2つのモバイル端末10に表示される画面531および532の例を示しており、一方のモバイル端末10に表示される画面531には「50%」との分割クーポン533が表示され、他方のモバイル端末10に表示される画面532には「OFF!」との分割クーポン534が表示されている。したがって、この2つのモバイル端末10を並べてはじめて「50%OFF!」というクーポンの内容が判明する。2つのモバイル端末10は同じ場所にいるためこのように画面531および532を並べることでクーポン全体を表示させることが可能となる。
また、図15および図16は3つのモバイル端末10に表示される画面の例を示しており、図15は図14と同様にクーポンの一部が各モバイル端末10に表示される例、図16は代表ユーザのモバイル端末10にクーポンの全部が表示されて他のモバイル端末10にはクーポンの内容は何も表示されない例である。図15において、第1のモバイル端末10に表示される画面541には「3」との分割クーポン544が表示され、第2のモバイル端末10に表示される画面542には「割」との分割クーポン545が表示され、第3のモバイル端末10に表示される画面543には「引き!」との分割クーポン546が表示されている。したがって、これら3つのモバイル端末10を並べてはじめて「3割引き!」というクーポンの内容が判明する。図15の例でも同様に3つのモバイル端末10を並べることでクーポンの全体を表示させることが可能となる。一方、図16において、代表ユーザのモバイル端末10に表示される画面551には、クーポンの全部が分割クーポン554として表示されるとともに、他のユーザのモバイル端末10に表示される画面552および553にはそれぞれ、代表ユーザ(幹事)の画面を閲覧するように指示するメッセージ555および556が表示されている。これにより代表ユーザ以外のメンバーは、同じ場所にいる代表ユーザのモバイル端末10の画面551を見ることでクーポンの内容を把握することができる。
==効果==
以上説明したように、本実施形態のクーポン配信システムによれば、複数のユーザのグループに対してクーポンを発行することができる。したがって、グループを単位として商品やサービスを訴求することが可能となる。よって、クーポンによる広告効果や集客効果などを向上させることが可能となる。また、クーポンに係る商品やサービスをグループ内のユーザ間に共通の話題として提供することにもなり、ユーザ間のコミュニケーションを活発化することもできる。
また、本実施形態のクーポン配信システムでは、図9に示すように折り曲げた形態でのクーポン通知を表示しているので、クーポン通知により、メッセンジャープログラムなどのプログラムの実行を完全に中断しまわないようにすることができる。
また、本実施形態のクーポン配信システムでは、チャットを行っているユーザのそれぞれに同時にクーポン通知が届くことになるため、クーポンの内容に興味が出た場合には、ユーザ間でクーポンを話題としたコミュニケーションが行われることが期待される。これにより、ユーザ間のコミュニケーションを活発化させることができる。また、コミュニケーションが行われることによりクーポンを利用しようとする動機付けが大きくなされることになり、したがって、クーポンの対象物についての広告効果および集客効果を向上することができる。
また、本実施形態のクーポン配信システムでは、クーポン通知に応じてクーポン受取要求を送信したモバイル端末10に対してのみクーポンを送信するので、クーポンを利用する意図の強いユーザに対して積極的にクーポンを配信することができる。したがって、クーポンによる集客効果や広告効果をさらに向上することが可能となる。
また、本実施形態のクーポン配信システムでは、クーポン通知に応じてクーポン受取要求を送信したモバイル端末10のうち、基準位置を基準とした判定範囲内に存在するものに対してのみクーポンを配信することができる。したがって、確実に同じ場所に存在しているモバイル端末10にクーポンを配信することができるので、クーポンによる集客効果や広告効果をさらに向上させることができる。また、クーポンを利用する意図の強いユーザが同じ場所に存在していることから、クーポンに関する話題が直接口頭で取り上げられる可能性が高い。これにより、ユーザのコミュニケーションを活発化させるとともに、ユーザによるクチコミ効果も期待することができる。
また、本実施形態のクーポン配信システムでは、分割クーポンを重複なく各ユーザに送信することができる。分割クーポンを受け取ったユーザは、クーポン全体の内容を見るためには、グループ全員(本実施形態ではクーポン受取要求を送信した者のみ)の画面を合わせて見る必要があるため、グループ内のユーザが共同してクーポン全体の内容を解読しようと行動することが期待され、これによりグループに所属するユーザ間の連帯感を高めることができる。
==変形例==
なお、本実施形態のクーポン配信システムでは、クーポンを配信することを前提としたが、これに限らず、何らかの権利の表象された情報を配信するシステムとして用いることができる。たとえば、本実施形態のクーポン配信システムは、映画館への入場券などのチケットを配信し、商品券などの金券を配信し、Webサービスにアクセスするためのキーを配信するシステムとして運用することができる。この場合にも、上記のような各種の権利が表章された情報を分割した分割情報として各受取端末に送信するようにする。たとえば、チケットとして予約番号を発行する場合に、予約番号を表現した文字列を分割して送信するようにすることができる。
また、本実施形態では、クーポンは文字列であることを前提としたが、これに限らず、静止画像や動画像などであってもよい。たとえば、クーポンの内容をバーコードやQRコード(登録商標)の形式で符号化した画像を用意し、この画像を分割して分割クーポンとして送信するようにしてもよい。この場合、画像が表示された画面を並べるとバーコードやQRコード(登録商標)などの符号化画像の読み取りができなくなるようなときには、グループ情報の代表ユーザにユーザIDを設定しておき、代表ユーザにのみ符号化画像を送信し、他のメンバーには代表ユーザの画面を参照するように指示するメッセージを送信するようにすることが好ましい。
また、本実施形態では、クーポン通知に応じてクーポン受取要求を送信したモバイル端末10のうち現在位置が判定範囲に含まれるものに対してのみ分割クーポンを配信するものとしたが、これに限らず、クーポン通知およびそれに応じたクーポン受取要求の受信を求めず、グループに所属するユーザの数に応じて分割した分割クーポンをグループに所属するユーザのモバイル端末10にいきなり送信するようにしてもよいし、場所の限定をせず、クーポン通知に応じてクーポン受取要求を送信したモバイル端末10の全部を受取端末と決定するようにしてもよい。この場合にも、ユーザはグループに所属するユーザの全員が揃わなければクーポンの内容が把握できないため、ユーザが同じ場所に集まるように動機付けをすることができ、このように同じ場所に集合した複数のユーザを対象としたクーポンの配布を行うことを可能とするとともに、ユーザ間の連帯感を高め、またユーザ間のコミュニケーションを活発化させることも可能となる。
また、本実施形態では、基準位置(所定の位置あるいは代表ユーザの現在位置)を中心として所定距離内の範囲を判定範囲としたが、これに限らず、たとえば3つ以上の緯度経度の点により表現する多角形を、判定範囲を表す情報としてクーポン情報に含めておき、この多角形内に各モバイル端末10の現在位置が含まれているか否かを判定するようにしてもよい。
また、本実施形態では、代表ユーザが設定されている場合には必ず代表ユーザにのみクーポンの全部が送信されるものとしたが、たとえばクーポン情報に、代表ユーザにのみクーポンを送信するか否かを示すフラグを含め、図13のステップS434に当該フラグに応じて処理を分岐するようにしてもよい。
また、本実施形態では、配信サーバ20は1台のコンピュータであるものとしたが、これに限らず、複数のコンピュータで構成するようにしてもよい。たとえば複数台のコンピュータにより1つの仮想的なコンピュータを形成するようにすることもできるし、グループデータベース241およびクーポンデータベース242の少なくともいずれかを他のデータベースサーバにより管理させるようにし、データベースサーバに配信サーバ20からアクセスするようにしてもよい。
また、本実施形態では、GPSによりモバイル端末10の位置を計測するものとしたが、これに限らず、たとえばGPS以外のGNSS(Global Navigation Satellite Systems; 全地球測位システム)を用いるようにしてもよいし、GPSに加えてあるいはGPSに代えて、ジャイロや加速度センサ、Bluetooth(登録商標)などを用いて測位するようにしてもよい。また、モバイル端末10が自身の位置を特定せず、配信サーバ20がルータや基地局などの位置を予め記録しておき、モバイル端末10のアクセスしたルータや基地局などを特定し、その位置からモバイル端末10の位置を推定するようにしてもよい。すなわち、モバイル端末10の位置を計測できれば任意の手法を用いることができる。
また、本実施形態では、クーポン通知送信部221はグループの指定を受け付けるものとしたが、これに限らず、クーポン通知送信部221がクーポンを配信するグループを決定するようにしてもよい。この場合、たとえば配信サーバ20にユーザやグループの属性を予め登録しておき、この属性に応じてクーポンの配信先のグループを決定するようにすることもできる。
以上、本実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物も含まれる。
10 モバイル端末
20 配信サーバ
30 通信ネットワーク
121 クーポン通知受信部
122 クーポン受取指示入力部
123 測位部
124 クーポン受取要求送信部
125 クーポン受信部
126 クーポン表示部
221 クーポン通知送信部
222 クーポン受取要求受信部
223 受取端末決定部
224 クーポン作成部
225 クーポン分割部
226 クーポン送信部
241 グループデータベース
242 クーポンデータベース

Claims (8)

  1. 複数のユーザに与える権利を提供する装置であって、
    前記ユーザに与える前記権利を表章する情報である権利情報を記憶する権利情報記憶部と、
    前記ユーザの数に応じて前記権利情報を分割した分割情報を前記ユーザのユーザ端末のそれぞれに送信する権利情報送信部と、
    を備えることを特徴とする権利提供装置。
  2. 請求項1に記載の権利提供装置であって、
    前記ユーザに前記権利を与える旨の通知を前記ユーザ端末に送信する通知送信部と、
    前記通知に応じて前記ユーザ端末から送信される前記権利の受取要求を受信する受取要求受信部と、
    をさらに備え、
    前記権利情報送信部は、
    前記受取要求を送信した前記ユーザ端末である受取端末を特定し、
    前記受取端末の数に応じて前記権利情報を分割し、
    前記受取端末のみに前記分割情報を送信すること、
    を特徴とする権利提供装置。
  3. 請求項2に記載の権利提供装置であって、
    前記権利情報送信部は、前記受取端末の数が所定数以上である場合にのみ前記分割情報を送信すること、
    を特徴とする権利提供装置。
  4. 請求項3に記載の権利提供装置であって、
    前記権利情報記憶部は、分割する数に応じて異なる前記権利情報を記憶し、
    前記権利情報送信部は、前記受取端末の数に対応する前記権利情報を前記権利情報記憶部から読み出し、読み出した前記権利情報を前記受取端末の数に応じて分割すること、
    を特徴とする権利提供装置。
  5. 請求項2に記載の権利提供装置であって、
    前記受取要求には前記ユーザ端末の位置が含まれ、
    前記権利情報送信部は、
    前記受取要求に含まれる前記位置が所定の位置を基準とする所定範囲に含まれるか否かを判定し、
    前記受取要求を送信した前記ユーザ端末のうち、前記位置が前記所定範囲に含まれるものを前記受取端末として特定すること、
    を特徴とする権利提供装置。
  6. 請求項1に記載の権利提供装置であって、
    前記権利情報送信部は、前記複数のユーザ端末のうちの1つの第1の前記ユーザ端末に対してのみ前記権利情報の全部を送信し、前記第1のユーザ端末以外の第2の前記ユーザ端末に対しては、前記第1のユーザ端末に表示される前記権利情報を閲覧するように指示するメッセージを送信すること、
    を特徴とする権利提供装置。
  7. 請求項1に記載の権利提供装置であって、
    前記ユーザ端末のそれぞれに対して前記権利を与える通知を送信する通知送信部と、
    前記通知に応じて前記ユーザ端末から送信され前記ユーザ端末の位置を含む前記権利の受取要求を受信する受取要求受信部と、
    をさらに備え、
    前記権利情報送信部は、
    前記受取要求に含まれる前記位置が第1の前記ユーザ端末の位置を基準とする所定範囲に含まれるか否かを判定し、
    前記受取要求を送信した前記ユーザ端末のうち、前記位置が前記所定範囲に含まれるものを前記受取端末として特定すること、
    を特徴とする権利提供装置。
  8. 複数のユーザ端末に権利を提供する方法であって、
    コンピュータが、
    前記ユーザ端末に提供する前記権利を表章する情報である権利情報を記憶するステップと、
    前記ユーザ端末の数に応じて前記権利情報を分割した分割情報を前記ユーザ端末のそれぞれに重複なく送信するステップと、
    を実行することを特徴とする権利提供方法。
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