JP6492157B1 - 順番待ち情報管理装置、順番待ち情報管理システム、順番待ち情報管理装置の制御方法及び順番待ち情報管理プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】顧客が、役務及び/又は商品の提供を行う提供場所Pで提供順を待つための順番待ち情報を生成し、顧客の識別情報を有する特典情報を含むクーポン情報を受信可能であると共に、顧客の識別情報に基づいて、順番待ち情報を生成すると共に、順番待ちの対象である提供場所の情報と関連つけて記憶する順番待ち情報管理装置20、100。
【選択図】図1
Description
このような電子クーポンや紙製のクーポン等を顧客が利用する際、顧客は、クーポンを利用することを店側に告示すことで割引き等の特典を得ることができる。
このため、顧客は、店舗を訪れ、飲食等を行うとき、順番待ちの手続及びクーポンの手続等を店舗側と行う必要があり極めて煩雑であるという問題があった。
このため、店舗等で使用可能なクーポンを例えば、自己の携帯電話等に記憶して、当該店舗等の提供場所へ訪れる顧客は、順番待ちをするときに、前記クーポン情報を順番待ち情報管理装置に受信させるだけで、順番待ちの登録及びクーポンの利用の申込みが可能となる。
したがって、顧客は、店舗を訪れ、飲食等を行うとき、順番待ちの手続及びクーポンの手続等を別個に店舗側等と行う必要がなく、顧客の煩雑さを解消させることができ、順番待ちとクーポンの利用意思の手続等を効率的に行うことができる。
一方、店舗等の提供場所側も、順番待ち処理とクーポン情報の処理を同時にてき、手続の効率化が図れると共に、顧客情報を自動的に取得することができ、経営上、有効な情報を取得することができる。
このため、提供場所事情情報と顧客事情情報に基づき、一方又は双方の事情に合致した内容のクーポンを当該顧客のために生成することができる(例えば、店舗のアイドルタイム(非混雑時)に来店する傾向を有する顧客のために,アイドルタイムに通常より値引き幅の大きいクーポンを生成)。
また、前記構成によれば、顧客毎に異なる内容のクーポン内容情報を、各顧客の端末に送信可能な構成となっているので、各顧客の端末には、自動的に最も適切な内容のクーポンが届くことになる。
したがって、顧客毎に異なる内容のクーポンを提供することができ、提供場所(例えば、店舗等)側の具体的な事情及び/又は提供場所(例えば、店舗等)を利用する顧客側の具体的な事情に沿って、顧客毎に異なる適切な内容のクーポンを自動的且つ迅速に提供することができる。
好ましくは、前記順番待ち情報管理システムの前記クーポン及び順番待ち情報管理サーバは、前記入所情報及び前記退所情報の前記時刻情報から前記顧客事情情報である同一店舗における同一顧客の来店傾向情報及び同一店舗における前記混雑時間情報及び前記非混雑時間情報を生成し、また、前記提供場所に配置された前記売上装置から同一店舗における同一顧客の前記売上情報及び前記人数情報を生成し、これら前記同一店舗における同一顧客の前記来店傾向情報、前記同一店舗における前記混雑時間情報及び前記非混雑時間情報及び前記同一店舗における同一顧客の前記売上情報及び前記人数情報に基づいて、前記クーポン及び順番待ち情報管理サーバが、前記顧客毎に異なる内容の前記クーポン内容情報を生成することを特徴とする。
好ましくは、前記順番待ち情報管理システムの前記クーポン及び順番待ち情報管理サーバが、既登録顧客情報を有し、前記既登録顧客情報が、他の装置から受信した顧客情報と一致するか否かを判断し、一致しないときは、前記顧客情報が電話番号情報を有するか否か判断し、有するときは、前記電話番号情報に基づき、前記顧客情報が前記既登録顧客情報と合致するか否かを判断し、前記顧客情報が電話番号情報を有していないときは、住所情報及び氏名情報を有するか否かを判断し、有するときは、前記住所情報及び前記氏名情報に基づき、前記顧客情報が前記既登録顧客情報と合致するか否かを判断し、前記顧客情報が前記既登録顧客情報と合致しない前記顧客の前記端末には、前記クーポン内容情報を送信しない構成ともなっていることを特徴とする。
尚、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
図1は、本発明にかかる順番待ち情報管理システムである例えば、順番待ち及びクーポン管理システム1の主な構成を示す概略図である。
図1に示すように、順番待ち及びクーポン管理システム1は、クーポン情報及び順番待ち情報を管理する「Xクーポン情報管理会社」が管理するクーポン情報管理装置である例えば、「クーポン及び順番待ち情報管理サーバ100」、「Y寿司店舗チェーン会社」が管理する「寿司店舗チェーン顧客情報管理サーバ10」、このY寿司店舗チェーン会社が管理する提供場所である例えば、「P寿司店舗」に配置されている順番待ち情報管理装置である例えば、「順番待ち及び入口側クーポンチェック装置20」及び「出口側クーポンチェック装置30」を有している。
さらに、P寿司店舗には、P寿司店舗で顧客を座席等に案内する案内担当に、座席の混雑状況を示す「店舗側順番待ち情報管理装置70」が配置されている。
これら、クーポン及び順番待ち情報管理サーバ100、寿司店舗チェーン顧客情報管理サーバ10、入口側クーポンチェック装置20、出口側クーポンチェック措置30及び「店舗側順番待ち情報管理装置70」は、図1のインターネット網2を介して通信可能な構成となっている。
また、図1の携帯電話50は、図1の基地局3とインターネット網2等を介してクーポン及び順番待ち情報管理サーバ100と通信可能な構成となっている。
なお、本実施の形態では「マトリックス型二次元コード」を「コード」とも称する。
また、この「クーポン」情報に基づき,後述するように、順番待ちをしている顧客をも特定する構成となっている。
このように、クーポン情報を読み取ることで、携帯電話50を所持する顧客は、割引き等のクーポンの特典をP寿司店舗で利用可能となっている。
携帯電話50は、図1に示すように、タッチパネル51を有している。タッチパネル51は、各種情報を表示する「ディスプレイ」と、位置入力装置を組み合わせた電子部品であり、ディスプレイ上の表示に利用者が触れることで各種情報の入力ができる入力装置ともなっている。
図2は、図1の「寿司店舗チェーン顧客情報管理サーバ10の主な構成を示す概略ブロック図である。
図2に示す「寿司店舗チェーン顧客情報管理サーバ10」は、図1のY寿司店舗チェーン会社が管理し、同Y社の管理する例えば、顧客に関する情報を管理し、記憶するためのサーバとなっている。
図2に示すように、同サーバ10は、「顧客情報管理サーバ側制御部11」を有し、同制御部11は、図1の例えば、「クーポン及び順番待ち情報管理サーバ100」等と通信するための「顧客情報管理サーバ側通信装置12」を制御している。
この「寿司店舗チェーン顧客情報記憶部15」には、同Y社の「P寿司店舗」等に来店した顧客等の情報が記憶されており、例えば、顧客の氏名、住所、携帯電話番号、郵便番号等が記憶されている。
図3は、図1の「順番待ち及び入口クーポンチェック装置20」及び店舗側順番待ち情報管理装置70の主な構成を示す概略ブロック図である。
図3に示すように、「順番待ち及び入口クーポンチェック装置20」は、「入口側制御部21」を有し、同制御部21は、図3に示すように「入口側コード読み取り装置22」を制御する構成となっている。
この「入口側コード読み取り装置22」は、上述したように、顧客の携帯電話50が記憶している「マトリックス型二次元コード」を読み取る構成となっている。
そして、「順番待ち及び入口側クーポンチェック装置20」は、図3に示すように、「順番待ち受付装置80」を有し、この「順番待ち受付装置80」は、「入口側コード読み取り装置22」が読み取った「マトリックス型二次元コード」から、後述するように、「クーポンコード」情報を取得する共に、当該顧客の順番待ち処理を行う装置となっている。具体的には、受付番号を顧客の携帯電話50に送信し、又は、紙製の受付票を排出する等の構成となっている。
この「店舗側順番待ち情報管理装置70」は、上述のように、図1の「クーポン及び順番待ち情報管理サーバ100」とも通信可能に接続されている。
そして、この「店舗側順番待ち情報管理装置70」は、例えば、PC等のコンピュータであり、ディスプレイやキーボード等の入力装置を有している。
このため、P寿司店舗内の順番待ちに関する情報が、このディスプレイに表示され、この情報を視認した、P寿司店舗の案内担当の店員等が座席等の空き状況を確認しながら顧客を座席に案内できる構成となっている。
図3の「入口側店舗情報記憶部25」、「入口側コード記憶部26」、「入口側コード読み取り時刻情報記憶部27」、「入口側クーポンコード特定処理部(プログラム)28」及び「入口側クーポンコード記憶部29」も「入口側制御部31」で制御されるが、その内容については後述する。
なお、本実施の形態の「順番待ち及び入口側クーポンチェック装置20」は、タッチパネルを有するディスプレイを備える構成としても構わない。
図4は、図1の「出口側クーポンチェック装置30」の主な構成を示す概略ブロック図である。
図4に示すように、「出口側クーポンチェック装置30」は、「出口側制御部31」を有し、同制御部31は、図3に示すように「出口側コード読み取り装置32」を制御する構成となっている。
この「出口側コード読み取り装置32」は、上述したように、顧客の携帯電話50が記憶している「マトリックス型二次元コード」を読み取る構成となっている。
図4の「入口側店舗情報記憶部35」、「入口側コード記憶部36」、「入口側コード読み取り時刻情報記憶部37」、「入口側クーポンコード特定処理部(プログラム)38」及び「入口側クーポンコード記憶部39」も「入口側制御部31」で制御されるが、その内容については後述する。
なお、本実施の形態の「出口クーポンチェック装置30」は、タッチパネルを有するディスプレイを備える構成としても構わない。
図5は、図1の「クーポン及び順番待ち情報管理サーバ100」の主な構成を示す概略ブロック図である。
図5に示すように、「クーポン及び順番待ち情報管理サーバ100」は、「クーポン及び順番待ち情報管理サーバ側制御部101」を有し、同制御部101は、図5に示すように、図1に示す各装置等と通信するための「クーポン及び順番待ち情報管理サーバ側通信装置102」を制御する構成となっている。
また、図5に示す「クーポン及び順番待ち情報管理サーバ側各種情報入力装置104」は、各種情報を入力するキーボード等であり、同制御部101によって制御されている。
この「順番待ち情報管理部105」も「クーポン及び順番待ち情報管理サーバ側制御部101」で制御される。
これらの内容については、後述する。
図1に示す「順番待ち及びクーポン管理システム1」を用いた動作例を以下、説明する。
先ず、図1の「Y寿司店舗チェーン会社」が自社の店舗、例えば、P寿司店舗等の顧客等の携帯電話50に、代金の割引クーポン、例えば、電子クーポンを配布(送信)したいと考え、図1の「Xクーポン情報管理会社」にクーポン送信の依頼をする場合を例に以下、説明する。
Y寿司店舗チェーン会社は、自社の「寿司店舗チェーン顧客情報管理サーバ10」に記憶されている顧客情報を、インターネット網2を介して、図1の「Xクーポン情報管理会社」の「クーポン及び順番待ち情報管理サーバ100」に送信する。
具体的には、「寿司店舗チェーン顧客情報管理サーバ10」に記憶されている顧客の「氏名、住所、携帯電話番号、郵便番号等」の情報が送信される。
「Y寿司店舗チェーン会社」の「寿司店舗チェーン顧客情報管理サーバ10」から送信された顧客情報をそのまま使用して、各顧客の携帯電話50にクーポンを送信できるか否かが不明なため、先ず、以下のように「顧客情報」の「有効化処理」を行う。
先ず、図9のステップ(以下「ST」という。)1では、図6の「第1の顧客情報有効化処理部(プログラム)112」が動作し、図6の「クーポンサーバ側顧客情報記憶部111」の顧客情報と、図6の「既登録顧客情報記憶部113」の既登録顧客情報とを比較する。
この「既登録顧客情報記憶部113」は,図6に示すように、顧客の識別情報である例えば、会員番号、氏名、携帯電話番号、郵便番号、住所等が記憶されている。
そして、「クーポンサーバ側顧客情報記憶部111」の顧客情報に一致するデータがあるか否かを判断する。
すなわち、「Xクーポン情報管理会社」の「クーポン及び順番待ち情報管理サーバ100」が、既に把握している顧客情報と一致すれば、その情報は、既に「クーポン及び順番待ち情報管理サーバ100」で有効化された情報なので、有効化する必要がないことになる。
なお、既に、当該顧客の「顧客種類」欄に、例えば「Y寿司店舗チェーン」と入力されていた場合は、「顧客種類」の入力は不要である。
そして、「クーポンサーバ側顧客情報記憶部111」の顧客情報が、「氏名」、「住所」、「携帯電話番号」の情報を有しているか否かを判断する。
そして、「クーポンサーバ側顧客情報記憶部111」の顧客情報が、「氏名」、「住所」の情報を有しているか否かを判断する。
携帯電話番号に、「ショートメール」を送信し、ショートメールで「氏名」「郵便番号」の入力と送信を求める。
次いで、ST14へ進む。顧客の携帯電話から送信された「氏名」「郵便番号」が、「クーポンサーバ側顧客情報記憶部111」の顧客情報の住所と合致しているか否かを「第3の顧客情報有効化処理部(プログラム)121」が判断する。
このように、本実施の形態では、依頼人(会社)から受け取った「顧客情報」を確認等し、有効な顧客情報のみに「クーポン」を送信することとしている。
顧客情報が確定したので、次いで、最初のクーポン送信工程へ進む。本実施の形態では、後述のように、クーポンは顧客の事情毎に異なる内容のクーポンを提供するが、本例では、最初のクーポンは同じ内容のクーポンで、使用状況等によって変化することを例に説明する。
例えば、これらの情報は、「マトリックス型二次元コード(コード)」で示されて、クーポンと関連付けられている。
このクーポン内容が、「クーポン内容情報」の一例である。
図11は、図1の「順番待ち及び入口側クーポンチェック装置20」における「順番待ち」の受付及び「クーポン」情報の読み取り工程を示す概略フローチャートである。
図1の「P寿司店舗」の入口には、「順番待ち及び入口側クーポンチェック装置20」が配置され、会計場所であるPOS装置60が配置されている箇所の近傍には、図1の「出口側クーポンチェック装置30」が配置されている。
以下、具体的に説明する。
具体的には、顧客は、自己の携帯電話50で受信した「クーポン」の「マトリックス型二次元コード(コード)」を、同装置20に読み込ませる。
そして、図3の「入口側計時装置24」を参照し、読み取った時刻情報を図3の「入口側コード読み取り時刻情報記憶部27」に記憶する。
また、このとき、「順番待ち受付装置80」が生成した「順番待ち」のための「受付番号」も「クーポンコード」等と共に「クーポン及び順番待ち情報管理サーバ100」に送信される。
また、対応する「既登録顧客情報記憶部113」の「入店時刻」に「時刻情報(年月日時刻)」を入力し、さらに、「受付番号」等も入力する。
上述のように、本実施の形態では、顧客は、「順番待ち及び入口側クーポンチェック装置20」の「入口側コード読み取り装置22」に携帯電話50のコードを読み取らせるだけで、クーポンの利用申込み及び満席の場合の席案内の「順番待ち」の登録を同時に行うことができる。
したがって、顧客は、P寿司店舗を訪れ、飲食等を行うとき、順番待ちの手続及びクーポンの手続等を別個に店舗側等と行う必要がなく、顧客の煩雑さを解消させることができ、順番待ちとクーポンの利用意思の手続等を効率的に行うことができる。
なお、図6の「既登録顧客情報記憶部113」の情報が、「順番待ちの対象である提供場所(入店店舗等)の情報と関連付けて記憶する構成の一例となっている。
具体的には、図3の「順番待ち及び入口側クーポンチェック装置20」の「順番待ち受付装置80」が、図5の「クーポン及び順番待ち情報管理サーバ100」の「順番待ち情報管理部105」に順番待ちに関する情報を提供し、例えば、主に「順番待ち情報管理部105」が処理等した情報を、例えば、図1のP寿司店舗の「店舗側順番待ち情報管理装置70」のディスプレイに表示させることで、P寿司店舗の座席案内担当のスタッフが、順番に顧客を案内することになる。
POS装置60の近傍には「出口側クーポンチェック装置30」が配置され、クーポンの利用の顧客宛に「クーポンを読み込ませてください」との表示がなされている。
そこで、顧客は、自己の携帯電話50が受信した「クーポン」の「マトリックス型二次元コード」を図4の「出口側コード読み取り装置32」に読み込ませる。
図12は、図1の「出口側クーポンチェック装置30」における「クーポン」情報の読み取り工程を示す概略フローチャートである。
図12のST31では、「出口クーポンチェック装置30」の「出口側コード読み取り装置32」が、携帯電話50の「マトリックス型二次元コード(コード)」を読み取ったか否かを判断する。
この「支払い金額」が、「売上情報」の一例となっている。
このため、図6の「既登録顧客情報記憶部113」を参照し、「出口側クーポンチェック装置30」から受信した「クーポンコード」に対応する「既登録顧客情報記憶部113」のクーポンコード(及び氏名等)を特定し、この「クーポンコード」に対応する「既登録顧客情報記憶部113」の「退店店舗」欄に「店舗番号」を入力する。
また、対応する「既登録顧客情報記憶部113」の「退店時刻」に「時刻情報(年月日時刻)」を入力する。
さらに、対応する「既登録顧客情報記憶部113」の「組人数」及び「支払金額」の欄に「組人数」及び「支払金額」を入力する。
このため、「クーポン及び順番待ち情報管理サーバ100」は、これらの情報に基づいて、顧客の「滞在時間」、店舗の「回転率」、店舗の「ピークタイム(混雑時間)」「アイドルタイム(非混雑時間)」、顧客の店舗への「来店傾向の時間」、顧客の店舗における「平均支払額」等の「2次的情報」を生成する。
先ずは、ST41で、「クーポン及び順番待ち情報管理サーバ100」が動作し、「既登録顧客情報記憶部113」の会員(顧客)の「入店時刻」と「退店時刻」から、当該会員の「滞在時間」を生成し、「既登録顧客情報記憶部113」に入力する。
したがって、各顧客の例えば、P寿司店舗における「滞在時間」情報を取得することができる。
この「滞在時間」が、顧客の滞在時間情報の一例である。
次いで、ST42へ進む。ST42では、図7の「店舗単位回転率情報生成処理部(プログラム)122」が動作し、図6の「既登録顧客情報記憶部113」の同一店舗における「滞在時間」情報に基づき、当該店舗の回転率を求め、図7の「店舗単位回転率情報記憶部123」に記憶する。
この「店舗の回転率」が「顧客の回転率情報」の一例である。
次いで、ST43へ進む。ST43では、図7の「混雑時間情報等生成処理部(プログラム)124」が動作し、図6の「既登録顧客情報記憶部113」の入店及び退店時刻の情報から同一店舗における「ピークタイム(混雑時間)(17時〜20時)」及び「アイドルタイム(非混雑時間)15時〜17時」情報を生成し、図7の「混雑時間等記憶部125」に記憶する。
この同一店舗における「ピークタイム」及び「アイドルタイム」情報が、「提供場所事情情報」「提供場所の混雑時間情報」「非混雑時間情報」の一例である。
次いで、ST44へ進む。ST44では、図8の「店舗単位会員来店情報生成処理部(プログラム)131」が動作し、図6の「既登録顧客情報記憶部113」の入店及び退店時刻の情報から同一店舗における同一会員の来店傾向情報を生成し、図8の「店舗単位会員来店情報記憶部132」に記憶する。
例えば、ある会員は、水曜日の15時〜17時の間にP寿司店舗に来店傾向等である。
次いで、ST45へ進む。ST45では、図8の「店舗単位会員支払額情報等生成処理部(プログラム)133」が動作し、図6の「既登録顧客情報記憶部113」の「組人数」と「支払額」の情報から同一店舗における同一会員の組人数の支払額情報を生成し、図8の「店舗単位会員支払額情報等記憶部134」に記憶する。
この同一店舗における同一会員の組人数の支払額情報が、顧客毎の売上情報の一例となっている。
なお、本実施の形態では、2次的情報の生成として上述の順番で各情報を生成したが、本発明は、この順番を違えても構わないし、生成する情報を任意に選択しても構わない。
本実施の形態では、図6の「既登録顧客情報記憶部113」及び上述の「2次的情報」等に基づき、顧客に提供するクーポン内容を顧客毎に異なる内容とし、最適化とすることができる。
また、このクーポン内容は、店舗等の事情も考慮したものとなっている。
以下、一例を挙げて具体的に説明する。
図14は、会員(顧客)毎のクーポン内容の主な生成工程を示す概略フローチャートである。図14のフローチャートに沿って、以下説明する。
・図7の「混雑時間等記憶部(同一店舗における「ピークタイム(17時〜20時)」情報及び「アイドルタイム(15時〜17時)」情報)」、
・図8の「店舗単位会員来店情報記憶部132」(例えば、当該会員は、水曜日の15時〜17時の間にP寿司店舗に来店傾向)、
・図8の「店舗単位会員支払額情報等記憶部134」(例えば、当該会員は、4人で、平均支払い額の範囲(8千円)の情報)。
例えば、P寿司店舗のアイドルタイムである15時〜17時は、会員の来店傾向の時間と合致する。また、当該会員の1人当たりの支払額が一定の額を超えている。
そこで、同処理部(プログラム)135は、P寿司店舗のアイドルタイムである15時〜17時は、通常の500円の割引額ではなく、割引き額として、例えば、1000円の割引の内容で当該会員(顧客)特有のクーポン内容を作成し、図6の「既登録顧客情報記憶部113」の「クーポン内容」に入力する。
したがって、本実施の形態では、会員(顧客)毎に異なる内容のクーポンを提供することができ、店舗側の具体的な事情及び店舗を利用する会員(顧客)側の具体的な事情に沿って、会員毎に異なる適切な内容のクーポンを自動的且つ迅速に提供することができる構成となっている。
また、本実施の形態では、実際にP寿司店舗等でクーポンを利用した会員(顧客)にアンケートを実行し、その回答情報は、図6の「既登録顧客情報記憶113」に記憶される。
図15は、アンケート情報生成工程を示す概略フローチャートである。
以下、図15のフローチャートに沿って説明する。
先ず、ST61では、図8の「アンケート情報生成処理部(プログラム)136」が動作し、会員(顧客)の店舗の退店後に、店舗番号と関連付けたアンケートを、同会員の「携帯電話50」に送信する。
そして、当該会員の携帯電話50からのアンケート結果は、図6の「既登録顧客情報記憶部113」の「アンケート回答」に記憶される。
Claims (7)
- 顧客の端末と、
前記顧客に役務及び/又は商品の提供を行う提供場所に配置される順番待ち情報及び入口側クーポンチェック装置と、
特典情報を含むクーポン情報及び前記提供場所で提供順を待つための順番待ち情報を管理するクーポン及び順番待ち情報管理サーバと、を有し、
前記順番待ち情報及び入口側クーポンチェック装置は、前記端末から前記クーポン情報を受信、記憶すると共に、受信した前記クーポン情報と紐付けて、順番待ち情報を生成、記憶し、
また、前記順番待ち情報及び入口側クーポンチェック装置は、前記紐づけられた前記クーポン情報及び前記順番待ち情報、並びに前記順番待ちの対象である前記提供場所の識別情報を、前記クーポン及び順番待ち情報管理サーバに送信し、
前記クーポン及び順番待ち情報管理サーバでは、前記クーポン情報は、前記顧客の識別情報と関連付けられており、
前記クーポン及び順番待ち情報管理サーバは、前記順番待ち情報及び入口側クーポンチェック装置から受信した前記クーポン情報に基づき、前記顧客の識別情報を特定すると共に、受信した前記クーポン情報、前記順番待ち情報及び前記順番待ちの対象である前記提供場所の識別情報と前記顧客の識別情報を関連つけて記憶する構成となっていることを特徴とする順番待ち情報管理システム。 - 前記クーポン及び順番待ち情報管理サーバは、前記端末と通信することで前記順番待ち情報及び入口側クーポンチェック装置で生成され、前記クーポン及び順番待ち情報管理サーバに送信される入所情報及び退所情報に基づいて、前記提供場所についての提供場所事情情報及び/又は、顧客についての顧客事情情報を生成し、前記提供場所事情情報及び/又は前記顧客事情情報に基づいて、顧客毎に異なる内容の前記特典情報であるクーポン内容情報を生成する構成となっていると共に、前記顧客毎に異なる内容の前記クーポン内容情報を、各顧客の前記端末に送信する構成となっていることを特徴とする請求項1に記載の順番待ち情報管理システム。
- 前記提供場所に配置された出口側クーポンチェック装置を含み、
前記入所情報及び前記退所情報は、時刻情報を含み、前記クーポン及び順番待ち情報管理サーバは、前記入所情報及び前記退所情報に基づいて、前記提供場所事情情報及び/又は前記顧客事情情報を生成すると共に、前記提供場所事情情報には、当該提供場所における顧客の滞在時間情報、顧客の回転率情報、当該提供場所の混雑時間情報又は当該提供場所の非混雑時間情報を含み、
前記提供場所事情情報及び/又は前記顧客事情情報には、前記提供場所に配置された売上管理装置から前記出口側クーポンチェック装置を介して、前記クーポン及び順番待ち情報管理サーバが取得した売上情報及び人数情報から生成された顧客毎の売上情報も含むことを特徴とする請求項2に記載の順番待ち情報管理システム。 - 前記クーポン及び順番待ち情報管理サーバは、前記入所情報及び前記退所情報の前記時刻情報から前記顧客事情情報である同一店舗における同一顧客の来店傾向情報及び同一店舗における前記混雑時間情報及び前記非混雑時間情報を生成し、
また、前記提供場所に配置された前記売上装置から同一店舗における同一顧客の前記売上情報及び前記人数情報を生成し、
これら前記同一店舗における同一顧客の前記来店傾向情報、前記同一店舗における前記混雑時間情報及び前記非混雑時間情報及び前記同一店舗における同一顧客の前記売上情報及び前記人数情報に基づいて、前記クーポン及び順番待ち情報管理サーバが、前記顧客毎に異なる内容の前記クーポン内容情報を生成することを特徴とする請求項3に記載の順番待ち情報管理装置システム。 - 前記クーポン及び順番待ち情報管理サーバが、既登録顧客情報を有し、前記既登録顧客情報が、他の装置から受信した顧客情報と一致するか否かを判断し、一致しないときは、前記顧客情報が電話番号情報を有するか否か判断し、有するときは、前記電話番号情報に基づき、前記顧客情報が前記既登録顧客情報と合致するか否かを判断し、
前記顧客情報が電話番号情報を有していないときは、住所情報及び氏名情報を有するか否かを判断し、有するときは、前記住所情報及び前記氏名情報に基づき、前記顧客情報が前記既登録顧客情報と合致するか否かを判断し、
前記顧客情報が前記既登録顧客情報と合致しない前記顧客の前記端末には、前記クーポン内容情報を送信しない構成ともなっていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の順番待ち情報管理装置システム。 - 顧客の端末と、
前記顧客に役務及び/又は商品の提供を行う提供場所に配置される順番待ち情報及び入口側クーポンチェック装置と、
特典情報を含むクーポン情報及び前記提供場所で提供順を待つための順番待ち情報を管理するクーポン及び順番待ち情報管理サーバと、を有する順番待ち情報管理システムの制御方法であって、
前記順番待ち情報及び入口側クーポンチェック装置は、前記端末から前記クーポン情報を受信、記憶すると共に、受信した前記クーポン情報と紐付けて、順番待ち情報を生成、記憶し、
また、前記順番待ち情報及び入口側クーポンチェック装置は、前記紐づけられた前記クーポン情報及び前記順番待ち情報、並びに前記順番待ちの対象である前記提供場所の識別情報を、前記クーポン及び順番待ち情報管理サーバに送信し、
前記クーポン及び順番待ち情報管理サーバでは、前記クーポン情報は、前記顧客の識別情報と関連付けられており、
前記クーポン及び順番待ち情報管理サーバは、前記順番待ち情報及び入口側クーポンチェック装置から受信した前記クーポン情報に基づき、前記顧客の識別情報を特定すると共に、受信した前記クーポン情報、前記順番待ち情報及び前記順番待ちの対象である前記提供場所の識別情報と前記顧客の識別情報を関連つけて記憶することを特徴とする順番待ち情報管理システムの制御方法。 - 顧客の端末と、
前記顧客に役務及び/又は商品の提供を行う提供場所に配置される順番待ち情報及び入口側クーポンチェック装置と、
特典情報を含むクーポン情報及び前記提供場所で提供順を待つための順番待ち情報を管理するクーポン及び順番待ち情報管理サーバと、を有する順番待ち情報管理システムに、
前記順番待ち情報及び入口側クーポンチェック装置は、前記端末から前記クーポン情報を受信、記憶すると共に、受信した前記クーポン情報と紐付けて、順番待ち情報を生成、記憶する機能、
また、前記順番待ち情報及び入口側クーポンチェック装置は、前記紐づけられた前記クーポン情報及び前記順番待ち情報、並びに前記順番待ちの対象である前記提供場所の識別情報を、前記クーポン及び順番待ち情報管理サーバに送信する機能、
前記クーポン及び順番待ち情報管理サーバでは、前記クーポン情報は、前記顧客の識別情報と関連付けられており、前記クーポン及び順番待ち情報管理サーバは、前記順番待ち情報及び入口側クーポンチェック装置から受信した前記クーポン情報に基づき、前記顧客の識別情報を特定すると共に、受信した前記クーポン情報、前記順番待ち情報及び前記順番待ちの対象である前記提供場所の識別情報と前記顧客の識別情報を関連つけて記憶する機能、を実行させる順番待ち情報管理プログラム。
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