JP2003220829A - プロテクタ - Google Patents

プロテクタ

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JP2003220829A
JP2003220829A JP2002141120A JP2002141120A JP2003220829A JP 2003220829 A JP2003220829 A JP 2003220829A JP 2002141120 A JP2002141120 A JP 2002141120A JP 2002141120 A JP2002141120 A JP 2002141120A JP 2003220829 A JP2003220829 A JP 2003220829A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワイヤが絡むおそれがないプロテクタを提供
する。 【解決手段】 移動するワイヤ8の近傍に配設されたプ
ロテクタ本体12に、ワイヤ8がプロテクタ本体12に
接触するのを防止するワイヤ規制部13を設ける。ワイ
ヤ規制部13は、プロテクタ本体12に着脱自在に設け
られていることが好ましく、また、ワイヤ8が挿通する
と共に、ワイヤ8の幅方向の移動軌跡を含む環状に形状
された挿通孔を有することが好ましい。また、ワイヤ規
制部13は、環状の挿通孔を2つに分割し、一方の端部
同士がヒンジにより結合されると共に、他方の端部同士
が着脱自在に連結される第1、第2分割体からなること
が好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等の車体に
配索されたワイヤハーネス等の長尺部材を保護すると共
に、移動自在に設けられたワイヤが接触するのを防止す
るプロテクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車等の車体には多数のワイヤハーネ
スが配索され、これらワイヤハーネスは車体にあった形
状等に成形された合成樹脂製のプロテクタによりワイヤ
等の他の部材等から保護されている。
【0003】自動車等では、ワイヤハーネスの他にも多
数のものが配置されており、この一つとしてワイヤがあ
る。ワイヤとしては、例えばスライドドア、サイドブレ
ーキ、フットブレーキ等の移動自在に設けられたものに
連結されているものがあり、例えばスライドドアの移動
によりワイヤは移動したり弛んだりする。スライドドア
は、近年後側のドアに用いられており、後側の乗降口か
らの乗り降りや荷物の積み下ろし等を容易に行えるよう
にしている。しかし、スライドドアはドア自体が大きく
なり重量が重いため、ドアの開閉を行え難いことがる。
このため、スライドドアを自動的に開閉する自動開閉機
構を車両に搭載することが行われつつある。
【0004】自動開閉機構は、スライドドアを車体の前
後方向に沿って自動的に移動させて開閉させるものであ
り、スライドドアは車体の前後方向に沿って移動自在に
車体のガイドレール等に支持され、そのスライドドアに
ワイヤの両端部を取り付け、このワイヤを乗降口の後方
の車体に環状に張設する。このワイヤをワイヤ駆動機構
によってその長手方向に沿ってどちらか一方の方向に移
動させることにより、スライドドアが車体の前後方向に
沿って移動して乗降口が開閉されるようになっている。
【0005】また、ワイヤは、ワイヤ駆動機構によって
そのテンションが一定範囲に維持されている。例えば、
ワイヤのテンションが弱くなると、弱くなった側のワイ
ヤをワイヤ駆動機構側に移動させて、ワイヤのテンショ
ン(張力)を一定範囲の値に維持している。このよう
に、ワイヤ駆動機構によってワイヤのテンションを一定
範囲に維持するが、例えばスライドドアを急に動かした
ときにはワイヤの弛みが大きくなることも考えられ、こ
の場合、ワイヤがその近傍に配設されているプロテクタ
に引っかかることもあり得り、スライドドアの駆動が行
えなくなる原因にもなり得る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、こ
のような実状に鑑みなされたものであり、その目的は、
ワイヤが絡むおそれがないプロテクタを提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明のプロテクタは、移動自在に設けられたワイ
ヤの近傍に配設されたプロテクタにおいて、プロテクタ
本体に、前記ワイヤがプロテクタ本体に接触するのを防
止するワイヤ規制部を取り付けたものである(請求項
1)。
【0008】このように構成することで、ワイヤが弛ん
だとしてもワイヤがワイヤ規制部によりプロテクタ本体
に接触することがないので、ワイヤがプロテクタに絡む
おそれがない。
【0009】前記ワイヤ規制部が、前記プロテクタ本体
に着脱自在に取り付けられていることが好ましい(請求
項2)。これにより、プロテクタ本体のみを先に例えば
車体に装着してからプロテクタ本体にワイヤ規制部を設
けることができると共に、プロテクタにワイヤハーネス
等の電線を装着するときにワイヤ規制部を外せばワイヤ
規制部が邪魔になることなく行えるので、作業性が向上
する。
【0010】前記ワイヤ規制部が、前記ワイヤが挿通す
ると共に、前記ワイヤの幅方向の移動軌跡を含む環状に
形状された挿通孔を有することが好ましい(請求項
3)。このように、ワイヤ規制部が挿通孔を有すること
により、スライドドアを動かすときにワイヤがワイヤ規
制部に接触することがないので、ワイヤの移動が良好で
ある。また、ワイヤが弛んだとしても挿通孔に挿通され
ているので、ワイヤがワイヤ規制部から外れることがな
い。よって、ワイヤが良好に移動すると共に、プロテク
タ本体への接触を確実に防止することができる。
【0011】前記ワイヤ規制部が、前記環状の挿通孔を
2つに分割し、一方の端部同士がヒンジにより結合され
ると共に、他方の端部同士が着脱自在に連結される第
1、第2分割体からなることが好ましい(請求項4)。
【0012】このように、ワイヤ規制部が2つの第1、
第2分割体に分割され、これら第1、第2分割体は一方
の端部同士がヒンジにより結合されていると共に他方の
端部が着脱自在に連結されていることで、ワイヤ規制部
は開閉自在に形成されているので、ワイヤの挿通孔への
挿通を容易に行える。
【0013】前記ワイヤ規制部が、前記ワイヤが挿通す
ると共に前記ワイヤの幅方向の移動軌跡を含む環状に形
状された挿通孔を有し、該挿通孔を2つに分割し、一方
の端部同士をヒンジにより結合すると共に他方の端部同
士を着脱自在に連結した第1、第2分割体からなり、か
つ、該第1、第2分割体が、前記他方の端部同士を連結
したときのみ前記プロテクタ本体に取り付けられると共
に、前記プロテクタ本体に取り付けて前記他方の端部同
士の連結を解除させるとき、該第1分割体又は第2分割
体が前記プロテクタ本体に当接する形状に形成されてい
ることが好ましい(請求項5)。
【0014】これにより、ワイヤ規制部をプロテクタ本
体に取り付けるには、第1、第2分割体の他方の端部同
士を連結して(ワイヤ規制部を閉じて)おかないとその
取付を行えないので、他方の端部同士の連結をし忘れる
ことがない。また、ワイヤ規制部をプロテクタ本体に取
り付けたとき、第1、第2分割体の他方の端部の連結が
解除して互いが離脱しようとしても、第1分割体又は第
2分割体がプロテクタ本体に当接するため、第1、第2
分割体が閉じた状態に維持されて挿通孔の開口が防止さ
れる又はされ難い。従って、ワイヤの挿通孔からの抜出
を確実に防止することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて詳述する。図1乃至図3は本発明のプロ
テクタの一例が示されている図である。図1乃至図3に
おいて、1はプロテクタを示し、このプロテクタ1は、
例えば自動車の車体のスライドドア5を動かすワイヤ8
の近傍に装着されて、長尺部材である電線例えばワイヤ
ハーネス2をワイヤ8等の他の部材等から保護するもの
である。ワイヤ8は、車体に移動自在に設けられている
ものであり、例えばスライドドア5に連結されている。
ワイヤ8としては、スライドドア5に連結されているも
の他に、サイドブレーキ、フットブレーキ等の車体に移
動自在に設けられたものに連結されたものがあるが、本
実施の形態では、スライドドア5に連結されているワイ
ヤ8について説明する。
【0016】すなわち、自動車としては、図1及び図6
に示すように、例えば車体3の側面の後側の乗降口4に
スライドドア5が開閉自在に設けられているものがあ
る。スライドドア5は、車体3の後側の乗降口4の後方
にその前後方向に沿って配設されたガイドレール6に、
レール取付部材7を介して移動自在に支持されている。
スライドドア5のレール取付部材7には、ワイヤ8の両
端部が取り付けられている。ワイヤ8は、ガイドレール
6に沿って延在し、ガイドレール6の両端部に回転自在
にそれぞれ設けられたローラ9、10を介して自動開閉
機構11に案内されており、ワイヤ8が乗降口4の後方
の車体3に環状に張設されている。
【0017】自動開閉機構11は、ワイヤ8をその延在
する方向の両方向に移動させてスライドドア5を車体3
の前後方向に沿って移動させ、乗降口4の開閉を行うも
のである。自動開閉機構11は、例えば、両方向のワイ
ヤ8を巻き取るドラム(図示せず)と、そのドラムを回
転させる正逆回転可能なモータ(図示せず)とから主に
なり、ドラムの回転方向によりどちら側のワイヤ8を巻
き取るのかが決まり、これによりワイヤ8を介してスラ
イドドア5がガイドレール6に案内されながら移動する
ようになっている。
【0018】また、自動開閉機構11には、両方向のワ
イヤ8のテンションを一定範囲の値に維持するテンショ
ン部(図示せず)が設けられている。テンション部は、
ワイヤ8のテンションが弱くなると、弱くなった側のワ
イヤ8が巻き取られるようにモータを駆動するものであ
り、これにより、ワイヤ8のテンション(張力)が一定
範囲の値に維持される。
【0019】このワイヤ8が移動する近傍の車体3に本
発明のプロテクタ1が装着されている。このプロテクタ
1は、図1乃至図3に示すように、近傍の緩衝物やワイ
ヤ8等が接触しないように3次元的に屈曲した形状に例
えば硬性を有する合成樹脂により射出成形により形成さ
れている。プロテクタ1は、例えばワイヤハーネス2を
収容するプロテクタ本体12と、ワイヤ8がプロテクタ
本体12に接触するのを防止するワイヤ規制部13とか
らなる。
【0020】プロテクタ本体12は、3次元的に屈曲さ
れている底壁14とその両側に立設された側壁15、1
6とからなる断面ほぼコ字状に形成されているワイヤハ
ーネス収容部17と、そのワイヤハーネス収容部17の
両側壁15、16の先端部間を閉塞するカバー18とか
らなり、このワイヤハーネス収容部17とカバー18と
の間にワイヤハーネス2が収容されて保護される。
【0021】底壁14は、ほぼL字状に形成された板状
のものを5つの屈曲部19、20、21、22、23で
屈曲させた3次元的に形成され、L字状の長さが長い部
分(第1底壁)14aに4つの屈曲部19、20、2
1、22が形成されていると共に、残りの短い部分(第
2底壁)14bに1つの屈曲部23が形成されている。
第1底壁14aは、一端部(底壁14の一端部)から第
1屈曲部19までと、第2屈曲部20と第3屈曲部21
との間と、第4屈曲部22から他端部までの3つの部分
が同一平面ではないがほぼ平行に形成され、第1屈曲部
19と第2屈曲部20との間、及び第3屈曲部21と第
4屈曲部22との間が互いに反対側に傾斜されている。
【0022】第1底壁14aの一端部(底壁14の一端
部)には、その延在方向に沿って延出し、先端部の両側
部にずれ止め用の突条24を有し、テープ等の巻付部材
と共に巻き付けられてワイヤハーネス2を固定する第1
ワイヤハーネス取付部25が設けられている。また、第
1底壁14aの他端部の第2底壁14bとは反対側の側
部には、第2底壁14bの延在方向に沿って延出し、先
端部の両側部にずれ止め用の突条26を有し、テープ等
の巻付部材と共に巻き付けられてワイヤハーネス2を固
定する第2ワイヤハーネス取付部27が設けられてい
る。
【0023】第1底壁14aの一端部(底壁14の一端
部)から第1屈曲部19までと、第4屈曲部22から他
端部までの2つの部分の外側(ワイヤハーネス2が収容
される部分とは反対側)には、それぞれ車体等にワイヤ
ハーネス収容部17を着脱自在に係止する係止部28が
設けられている。係止部28としては、具体的には例え
ば、車体等の装着孔(図示せず)に挿入されて係合する
2つの可撓性の係止腕29を有する突状のクリップ30
が用いられる。
【0024】第2底壁14bの第5屈曲部23は、ワイ
ヤハーネス収容部17が外側に位置されるように屈曲し
て形成されている。第2底壁14bの他端部(底壁14
の他端部)には、その延在方向に沿うと共に、ワイヤハ
ーネス2を収容する側に屈曲し、先端部の両側部にずれ
止め用の突条31を有し、テープ等の巻付部材と共に巻
き付けられてワイヤハーネス2を固定する第3ワイヤハ
ーネス取付部32が設けられている。
【0025】両側壁15、16は、底壁14の屈曲部1
9、20、21、22、23に沿うように屈曲されて形
成されている。第2ワイヤハーネス取付部27が取り付
けられている部分の側壁16には、ワイヤハーネス2が
挿通し得るように切り欠いたワイヤハーネス挿通部33
が形成されている。
【0026】カバー18は、底壁14の一端部から第1
屈曲部19と第2屈曲部20との間のほぼ中央部までの
両側壁15、16を閉塞する第1カバー34と、その第
1屈曲部19と第2屈曲部20との間のほぼ中央部から
第5屈曲部23までの側壁15、16を閉塞する第2カ
バー35と、第5屈曲部23から底壁14の他端部まで
の側壁15、16を閉塞する第3カバー36とからな
る。
【0027】第1カバー34は、ほぼL字状に曲ってい
る内側の側壁(第1側壁)15の上端部の一端部から第
1屈曲部19までの部分と結合ヒンジ37を介して連結
されている。第2カバー35は、第2側壁16の上端部
の第5屈曲部23から切欠部33までの部分と結合ヒン
ジ38を介して連結されている。第3カバー36は、第
1側壁15の上端部の第5屈曲部23から他端部までの
部分と結合ヒンジ39を介して連結されている。なお、
第1、第2、第3カバー34、35、36をワイヤハー
ネス収容部17に結合ヒンジ37、38、39を介して
一体的に設けてなるが、ワイヤハーネス収容部とカバー
とは個別に形成するようにしてもよい。
【0028】第1カバー34の第2カバー35と接する
部分には、第1カバー34と第2カバー35との間が閉
塞されるように、第2カバー35の下面に当接する当接
部40が設けられている。また、第2カバー35の第3
カバー36と接する部分には、第2カバー35と第3カ
バー36との間が閉塞されるように、第3カバー36の
下面に当接する当接部41が設けられている。
【0029】第1、第2、第3カバー34、35、36
の結合ヒンジ37、38、39が設けられていない側部
の複数の所定の箇所には、突部42を有する係止片43
がそれぞれ一体的に形成されていると共に、第1、第
2、第3カバー34、35、36で両側壁15、16を
閉塞したとき、両側壁15、16の先端外側のそれら係
止片43と相対する位置には、それら係止片43が挿入
されて突部42と係合してそれぞれの第1、第2、第3
カバー34、35、36を着脱自在に取り付けるための
ほぼ四角筒状の係合凹部44がそれぞれ一体的に形成さ
れている。
【0030】第1カバー34の外側には、ワイヤ規制部
13が設けられている。ワイヤ規制部13は、ワイヤ8
がプロテクタ本体12に接触するのを防止するものであ
る。ワイヤ規制部13は、プロテクタ本体12(第1カ
バー34)に固定されていてもよいが、好ましくは着脱
自在に設けることがよい。具体的には例えば、ワイヤ規
制部13は、第1カバー34の外側に一体的に設けられ
たワイヤ規制部材取付部45と、ワイヤ規制部材取付部
45にスライド嵌合して着脱自在に取り付けられるワイ
ヤ規制部材46とからなる。
【0031】ワイヤ規制部材取付部45は、一対のガイ
ドレール47、48と、それらガイドレール47、48
間に設けられた係合部49とからなる。一対のガイドレ
ール47、48は、底壁14の一端部から第1屈曲部1
9までの間に相当する第1カバー34の外表面の上方
に、その長手方向に沿って配設されている。具体的に
は、一対のガイドレール47、48は、第1カバー34
の幅方向のほぼ中央部に一方のガイドレール(第1ガイ
ドレール)47が配置されていると共に、他方のガイド
レール(第2ガイドレール)48が結合ヒンジ37の近
傍の第1カバー34に配置され、かつ、第1カバー34
の外表面の平板部(底壁14の一端部から第1屈曲部1
9までの間に相当する平板状の外表面)に対して、直交
した面より結合ヒンジ37側に所定の角度例えば15°
傾斜して形成されている。このため、第1、第2ガイド
レール47、48の第1カバー34からガイド端部まで
の長さは、第1ガイドレール47の方が第2ガイドレー
ル48より長く形成され、第1、第2ガイドレール4
7、48のそれぞれガイド端部を含む面が第1カバー3
4の外表面の平板部に対して所定の角度例えば15°傾
斜して形成されている。
【0032】第1、第2ガイドレール47、48のそれ
ぞれのガイド端部は相対する方向とは反対側にほぼ直角
に折り曲げられてスライド片50、51が形成されてい
る。つまり、第1、第2ガイドレール47、48は、断
面ほぼL字状に形成されている。第1、第2ガイドレー
ル47、48の第1屈曲部19側の端部には、スライド
片50、51の第1カバー34側を閉塞する第1壁部5
2がそれぞれ形成されている。第1、第2ガイドレール
47、48の間には、その長手方向に沿って凹状の溝5
3が形成され、この溝53には、その長手方向のほぼ中
央部に係合部49である可撓自在なロック片54が設け
られている。ロック片54は、溝53の長手方向に沿っ
て設けられた板状に形成され、その一端部が溝53の底
壁に取り付けられていると共に、他端部が溝53の底壁
の上方であって一端部の取付位置より第1壁部52側に
底壁53aに対して傾倒した状態に取り付けられて位置
され、溝53の深さ方向に可撓自在に構成されている。
【0033】ワイヤ規制部材46は、第1、第2ガイド
レール47、48のスライド片50、51とスライド嵌
合するスライド嵌合部55と、そのスライド嵌合部55
と一体的に設けられ、ワイヤ規制部材46をワイヤ規制
部材取付部45に取り付けたとき、第1カバー34(ワ
イヤハーネス収容部17)の幅方向の外側(外方)に位
置されるワイヤ挿通部56とからなる。
【0034】スライド嵌合部55は、板状の基部57の
両側に基部57に対してほぼ直交する方向に立設し、先
端部が相対する側にほぼ直角に折り曲げられ、スライド
片50、51とスライド嵌合する一対のスライド嵌合片
58、59を有する。つまり、スライド嵌合部55は、
断面ほぼL字状に形成されている。一対のスライド嵌合
片58、59の長さは、スライド片50、51の長さと
ほぼ同じ寸法に形成されている。スライド嵌合片58、
59のスライド嵌合方向前方側の一端部には、スライド
嵌合片58、59を閉塞する第2壁部60が形成されて
いる。
【0035】一対のスライド嵌合片58、59間の中央
部には、ロック片54と係合する突部61が設けられ、
この突部61のスライド嵌合方向前方側は、ワイヤ規制
部材46をワイヤ規制部材取付部45にスライド嵌合さ
せる(取り付ける)とき、ロック片54の先端部が容易
に突部61を乗り越えられるように漸次傾斜したテーパ
状に形成されている。このように、ワイヤ規制部材46
をワイヤ規制部材取付部45にスライド嵌合させたと
き、スライド嵌合部55のスライド嵌合方向前方側の移
動が第1壁部52及び/又は第2壁部60により防止さ
れると共に、スライド嵌合部55のスライド嵌合方向後
方側の移動がロック片54と突部61との係合により防
止されるようになっている。
【0036】ワイヤ挿通部56は、ワイヤ8が挿通して
ワイヤ8の幅方向の移動をプロテクタ1に接触しないよ
うに規制するものであり、ワイヤ8のプロテクタ1への
接触が規制されるならば例えばU字、V字、半円状、半
楕円状、矩形状の溝(凹状の溝)どのように形成しても
よいが、好ましくは、図示するように環状のワイヤ挿通
孔62に形成することがよい。このように、ワイヤ挿通
孔62であれば、ワイヤ8が抜け出ることなくワイヤ8
の幅方向の移動を規制することができる。
【0037】ワイヤ挿通孔62は、その形状は特に限定
されず、例えば円状、楕円状、矩形状、多角形状等に形
成されるが、ワイヤ規制部材46をワイヤ規制部材取付
部45に取り付けたとき、ワイヤ8の動き得る軌跡を含
む大きさ以上の形成することが好ましい。具体的には例
えば、円を2つの半円に分割した半円部と、これら半円
部の両端部を連結する直線部とからなる環状にワイヤ8
が動き得る場合には、図示するように、その大きさより
大きく形成するようにする。すなわち、ワイヤ挿通部5
6は、円を2つの半円に分割した第1、第2半円部6
4、65と、これら半円部64、65の両端部を連結す
る2つの第1、第2直線部70、71とからなる環状に
形成されている。
【0038】ワイヤ挿通部56は、ワイヤ挿通孔62の
長手方向が一対のスライド嵌合片58、59を含む面
(板状の基部57)とほぼ直交する方向に沿って延在す
ると共に、一方のスライド嵌合片59の外側と一方の直
線部(第1直線部)70の一方の半円部(第1半円部)
64の近傍とが基部57の突部61側に第1半円部64
が位置されて連結されるように、スライド嵌合部55と
一体的に形成されている。すなわち、スライド嵌合部5
5とワイヤ挿通部56とは、板状の基部57とワイヤ挿
通孔62の長手方向とがほぼ直交するように連結され、
この連結は、ワイヤ規制部材46をワイヤ規制部材取付
部45に取り付けたとき、ワイヤ挿通部56が第1カバ
ー34及びワイヤハーネス収容部17の側壁15の近傍
に、特にそれらに接するような近傍に位置されるように
なるようにすることが好ましい。また、ワイヤ規制部材
46の第1直線部70の第2半円部65の側部までとス
ライド嵌合部55の基部57とが三角板形状の補強部6
3により一体的に形成されて、ワイヤ挿通部56とスラ
イド嵌合部55との変形が防止されるようになってい
る。
【0039】ワイヤ挿通部56は、一体のものでもよい
が、好ましくは2つの分割体からなることがよい。具体
的には例えば、ワイヤ挿通部56は、第1半円部64か
らなる第1分割体72と、2つの直線部70、71及び
第2半円部65からなる第2分割体73とに分割され
る。第1分割体72(第1半円部64)は、どちらか一
方の直線部70、71好ましくは第1直線部70に結合
ヒンジ66を介して可撓自在(開閉自在)に連結されて
おり、ワイヤ規制部材46をワイヤ規制部材取付部45
に取り付けたとき、第1半円部64を第1、第2直線7
0、71に接した状態から結合ヒンジ66を可撓して第
1半円部64の他方の端部と第2直線部71の対応する
端部とが互いに離間させることによりワイヤ挿通孔62
を開口しようとすると、第1半円部64の外表面がワイ
ヤハーネス収容部17の側壁15に当接して第1半円部
64の移動が阻止されてワイヤ挿通孔62が開口できな
い、又は開口し難くなっている。
【0040】すなわち、第1、第2分割体72、73
は、第1分割体72と第2分割体73との両方の端部同
士を接した状態のときのみワイヤ規制部材46をワイヤ
規制部材取付部45に取り付けることができると共に、
ワイヤ規制部材46をワイヤ規制部材取付部45に取り
付けたとき、ワイヤ挿通孔62の開口が行えない、又は
行え難いように(ワイヤ挿通孔62を開口する移動上に
プロテクタ本体12が位置されているように)形成され
ている。これは、単にワイヤ挿通部56を分割するだけ
では構成することはできず、ワイヤ規制部材46、ワイ
ヤ規制部材取付部45、ワイヤハーネス収容部17の側
壁15を構成要件として構成されるものであり、ワイヤ
挿通部56を分割してワイヤ挿通孔62の開口を抑制す
ることができるならばどのように構成しても良い。
【0041】第1半円部64の他方の端部の外側には、
突部67を有する係止片68が一体的に形成されている
と共に、第2直線部71の対応する端部の外側には、係
止片68が挿入されて突部67と係合してワイヤ挿通孔
62を形成するためのほぼ四角筒状の係合枠部69が一
体的に形成されており、分割体72、73の他方の端部
同士が着脱自在に連結されていると共に、分割体72、
73の他方の端部同士を連結したとき、一方の端部同士
が接してワイヤ挿通孔62が形成されるようになってい
る。
【0042】さて、このプロテクタ1のワイヤハーネス
収容部17内にワイヤハーネス2を収容した後、第1カ
バー34の係止片43とワイヤハーネス収容部17の両
側壁15、16の係合凹部44とを係合させてその両側
壁15、16間を閉塞する。第1カバー34を閉じてか
ら第2カバー35で両側壁15、16間を閉塞し、最後
に第3カバー36で両側壁15、16間を閉塞する。こ
れにより、ワイヤハーネス収容部17の両側壁15、1
6間がカバー18により閉塞される。
【0043】このとき、第1カバー34には、第2カバ
ー35の下面に当接する当接部40が設けられていると
共に、第2カバー35には、第3カバー36の下面に当
接する当接部41が設けられているため、各カバー3
4、35、36間の間は当接部40、41により閉塞さ
れるので、一層ワイヤハーネス2を保護することができ
る。
【0044】カバー18をした後、ワイヤハーネス2と
第1、第2、第3ワイヤハーネス取付部25、27、3
2とをそれぞれ一緒にテープ等の巻付部材で巻き付けて
結束し、ワイヤハーネス2を第1、第2、第3ワイヤハ
ーネス取付部25、27、32に固定する。
【0045】ワイヤハーネス2を固定したプロテクタ1
の外側に設けられた2つのクリップ30を、例えば車体
の装着孔(図示せず)に挿入して係合することにより、
プロテクタ1が車体に装着される。なお、ワイヤハーネ
ス2のワイヤハーネス収容部17への収容はプロテクタ
1を車体に装着した後に行うようにしてもよい。
【0046】そして、スライドドア5を移動させるワイ
ヤ8が配設されている場合には、ワイヤ規制部材46を
ワイヤ規制部材取付部45にスライド嵌合させて取り付
ける。また、ワイヤ8が配設されていない場合には、ワ
イヤ8を配設した後に、ワイヤ規制部材46をワイヤ規
制部材取付部45にスライド嵌合させて取り付ける。
【0047】ワイヤ規制部材46の取付は、ワイヤ規制
部材46の一対のスライド嵌合片58、59をワイヤ規
制部材取付部45の一対のガイドレール47、48のス
ライド片50、51にスライド嵌合させて行う。具体的
には、第2壁部60とは反対側のスライド嵌合片58、
59の端部を、第1壁部52とは反対側のスライド片5
0、51の端部につき合せてワイヤ規制部材46をスラ
イド嵌合片58、59の内側とスライド片50、51の
内側とが接するようにスライド移動させる。このように
スライド移動させると、スライド嵌合片58、59の端
部が第1壁部52に接触するか、又はスライド片50、
51の端部が第2壁部60に接触し、又は同時に接触し
て、ワイヤ規制部材46のスライド嵌合方向前方側の移
動が第1壁部52及び/又は第2壁部60により防止さ
れる。このとき、ロック片54と突部61とが係合し
て、ワイヤ規制部材46のスライド嵌合方向後方側の移
動が防止されて、ワイヤ規制部材46がワイヤ規制部材
取付部45に係止された状態に取り付けられる。
【0048】このように、ワイヤ規制部材46がプロテ
クタ本体12のワイヤ規制部材取付部45に着脱自在に
取り付けられることにより、プロテクタ本体12のみを
先に例えば車体に装着してからプロテクタ本体12にワ
イヤ規制部材46を取り付けることができる。また、プ
ロテクタ1にワイヤハーネス2を収容するときにワイヤ
規制部材46を外せばワイヤ規制部材46が邪魔になる
ことなく行える。また、プロテクタ1を車体に装着して
からワイヤ8を配設するとき、ワイヤ規制部材46を外
せばワイヤ規制部材46が邪魔になることなくワイヤ8
の配設を行える。よって、作業性が向上する。
【0049】ワイヤ規制部材46を取り付ける前に、第
1分割体72の係止片68と第2分割体65の係合凹部
69とが係合されている場合にはその係合を外す。そし
て、ワイヤ8を第1、第2分割体72、73の結合ヒン
ジ66とは反対側の端部の間からワイヤ挿通部56内に
ワイヤ8を挿入し、挿入後、第1分割体72の係止片6
8を第2分割体65の係合凹部69に挿入して係合して
おく。すなわち、ワイヤ規制部材46を取り付ける前
に、ワイヤ挿通孔62内にワイヤ8を挿通させる。
【0050】これにより、ワイヤ8がスライドドアを移
動させるために移動してもワイヤ8の幅方向の移動がワ
イヤ規制部材46のワイヤ挿通部56によってプロテク
タ本体12に接触しないように規制されるため、ワイヤ
8が弛んだとしてもワイヤ8がプロテクタ本体12に接
触することがないので、ワイヤ8がプロテクタ1に絡む
おそれがない。
【0051】また、ワイヤ規制部材46のワイヤ挿通孔
62は、ワイヤ8の幅方向の動き得る軌跡を含む大きさ
以上に形成することで、スライドドア5を動かすときに
ワイヤ8がワイヤ規制部46に接触することがないの
で、ワイヤ8の移動が良好である。また、ワイヤが弛ん
だとしてもワイヤ挿通孔62に挿通されているため、ワ
イヤ8がワイヤ規制部材46から外れることがないの
で、プロテクタ本体12への接触を確実に防止すること
ができる。
【0052】また、ワイヤ規制部材46は、ワイヤ挿通
孔62を2つに分割する第1、第2分割体72、73か
らなり、これら第1、第2分割体72、73の端部同士
の一方(第1半円部64と第1直線部70との端部同
士)が結合ヒンジ66で連結されていると共に、他方の
端部同士(第1半円部64と第2直線部71との端部同
士)が係止片68と係合枠部69との係合により着脱自
在に連結されていることで、ワイヤ挿通孔62は開口自
在(開閉自在)に形成されているので、ワイヤ8のワイ
ヤ挿通孔62への挿通を容易に行える。すなわち、ワイ
ヤ8を配設した後でも簡単にワイヤ挿通孔62に挿通す
ることができるので、作業性が向上する。
【0053】また、第1、第2分割体72、73が、第
1分割体72と第2分割体73との両方の端部同士を接
した状態のときのみワイヤ規制部材46をワイヤ規制部
材取付部45に取り付けることができると共に、ワイヤ
規制部材46をワイヤ規制部材取付部45に取り付けた
とき、ワイヤ挿通孔62の開口が行えない、又は行え難
いように形成されていると、ワイヤ規制部材46をワイ
ヤ規制部材取付部45に取り付けるとき、ワイヤ挿通孔
62を閉じる、つまり、第1半円部64と第2直線部7
1との端部同士(第1、第2分割体72、73の他方の
端部同士)を係合(連結)して(ワイヤ規制部材46を
閉じて)おかないと、その取付を行えないので、第1、
第2分割体72、73の他方の端部同士の連結をし忘れ
ることがない。このため、ワイヤ規制部材46がワイヤ
規制部材取付部45に取り付けられているときには、ワ
イヤ挿通孔62からワイヤ8が抜け出ることが確実に防
止される。
【0054】また、ワイヤ規制部材46をワイヤ規制部
材取付部45に取り付けたとき、第1半円部64の係止
片68と第2直線部71の係合枠部69との係合(分割
体72、73の他方の端部)が解除されて互いが離脱し
ようとしても、また、第1半円部64を第1、第2直線
70、71に接した状態から結合ヒンジ66を介してワ
イヤ挿通孔62を開口しようとしても、第1半円部64
の外表面がワイヤハーネス収容部17の側壁15に当接
して第1半円部64の移動が阻止されてワイヤ挿通孔6
2が開口できない、又は開口し難くなっている。このた
め、ワイヤ規制部材46がワイヤ規制部材取付部45に
取り付けられているときには、ワイヤ挿通孔62からワ
イヤ8が抜け出ることが確実に防止されることになる。
従って、確実にワイヤ8からプロテクタ本体12及びワ
イヤハーネス2を保護することができる。
【0055】
【発明の効果】以上要するに請求項1に記載の発明によ
れば、ワイヤが絡むおそれないプロテクタが得られる。
【0056】請求項2に記載の発明によれば、プロテク
タ本体のみを先に例えば車体に装着してからプロテクタ
本体にワイヤ規制部を取り付けることができると共に、
プロテクタにワイヤハーネス等の電線を装着するときに
ワイヤ規制部を外せばワイヤ規制部が邪魔になることな
く行えるので、作業性がよい。
【0057】請求項3に記載の発明によれば、ワイヤが
良好に移動する共にワイヤのプロテクタ本体への接触を
確実に防止することができる。
【0058】請求項4に記載の発明によれば、ワイヤ規
制部を2つに分割した分割体が開閉自在に形成されるの
で、ワイヤの挿通孔への挿通を容易に行え、作業性がよ
い。
【0059】請求項5に記載の発明によれば、ワイヤの
挿通孔からの抜出を確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプロテクタを自動車に装着した状態を
示す概略図である。
【図2】本発明のプロテクタの一例を示す斜視図であ
る。
【図3】本発明のプロテクタ本体の一例を示す斜視図で
ある。
【図4】本発明のワイヤ規制部材取付部の一例を示す斜
視図である。
【図5】本発明のワイヤ規制部材の一例を示す斜視図で
ある。
【図6】スライドドアの駆動状態を示す概略上面図であ
る。
【符号の説明】
1 プロテクタ 5 スライドドア 8 ワイヤ 12 プロテクタ本体 13 ワイヤ規制部 62 ワイヤ挿通孔 66 結合ヒンジ 72 第1分割体 73 第2分割体

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動自在に設けられたワイヤの近傍に配
    設されたプロテクタにおいて、プロテクタ本体に、前記
    ワイヤがプロテクタ本体に接触するのを防止するワイヤ
    規制部を取り付けたことを特徴とするプロテクタ。
  2. 【請求項2】 前記ワイヤ規制部が、前記プロテクタ本
    体に着脱自在に取り付けられている請求項1に記載のプ
    ロテクタ。
  3. 【請求項3】 前記ワイヤ規制部が、前記ワイヤが挿通
    すると共に、前記ワイヤの幅方向の移動軌跡を含む環状
    に形状された挿通孔を有する請求項1又は2に記載のプ
    ロテクタ。
  4. 【請求項4】 前記ワイヤ規制部が、前記環状の挿通孔
    を2つに分割し、一方の端部同士がヒンジにより結合さ
    れると共に、他方の端部同士が着脱自在に連結される第
    1、第2分割体からなる請求項3に記載のプロテクタ。
  5. 【請求項5】 前記ワイヤ規制部が、前記ワイヤが挿通
    すると共に前記ワイヤの幅方向の移動軌跡を含む環状に
    形状された挿通孔を有し、該挿通孔を2つに分割し、一
    方の端部同士をヒンジにより結合すると共に他方の端部
    同士を着脱自在に連結した第1、第2分割体からなり、
    かつ、該第1、第2分割体が、前記他方の端部同士を連
    結したときのみ前記プロテクタ本体に取り付けられると
    共に、前記プロテクタ本体に取り付けて前記他方の端部
    同士の連結を解除させるとき、該第1分割体又は第2分
    割体が前記プロテクタ本体に当接する形状に形成されて
    いる請求項2に記載のプロテクタ。
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