JP2003211800A - キャリッジロック装置、該キャリッジロック装置を備えた記録装置 - Google Patents

キャリッジロック装置、該キャリッジロック装置を備えた記録装置

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JP2003211800A
JP2003211800A JP2002015909A JP2002015909A JP2003211800A JP 2003211800 A JP2003211800 A JP 2003211800A JP 2002015909 A JP2002015909 A JP 2002015909A JP 2002015909 A JP2002015909 A JP 2002015909A JP 2003211800 A JP2003211800 A JP 2003211800A
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carriage
lock pin
recording
locking
contact surface
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JP2002015909A
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Satoshi Kaneda
聡 金田
Hiroyasu Okuda
泰康 奥田
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Seiko Epson Corp
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キャリッジを係止する係止部材の係止部がキ
ャリッジの振動等によって、キャリッジから外れてしま
う虞の少ないキャリッジロック装置を提供する。 【解決手段】 係止部11がキャリッジ62の軌道内に
突出した状態、つまりキャリッジ62を係止している状
態で、振動等による外力がキャリッジ62作用し、キャ
リッジ62に符号Dで示した方向の力が作用すると、被
当接部62aが係止部11の当接面13に押しつけら
れ、当接面13の傾斜によって最初に当接面13の符号
13aで示した点が被当接部に当接する。当接面は、符
号Aで示した揺動方向、つまりキャリッジ62の軌道内
に係止部11が突出してキャリッジ62を係止する方向
に向けて被当接部62aに近づいていく傾斜を有してい
るので、符号Aで示した方向に滑る力が作用し、係止部
11に符号Aで示した方向の力、つまり、キャリッジ6
2係止する揺動方向の力が作用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、記録紙にインク
を吐出する記録ヘッドを搭載し、所定の走査方向に移動
可能に軸支されているキャリッジを備えた記録装置にお
いて、前記キャリッジを前記移動可能範囲の所定の位置
に係止するキャリッジロック装置、及び該キャリッジロ
ック装置を備えた記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】記録紙に記録ヘッドからインクを吐出し
て記録を実行する、いわゆるインクジェット式記録装置
は、一般的に、記録紙の記録面にインクを吐出する記録
ヘッドを搭載したキャリッジが、主走査方向に往復動可
能にキャリッジガイド軸等に軸支されている。そして、
主走査方向にキャリッジを往復動させる動作と、記録紙
搬送手段によって記録紙を副走査方向に所定の搬送量で
搬送する動作とを交互に繰り返して記録紙の記録面に記
録を実行する。キャリッジの主走査方向の往復動範囲
は、一般的に、記録実行可能な最大記録紙幅としての記
録実行領域に加えて、その記録実行領域幅の外側に、記
録実行待機状態時、あるいは記録装置の電源OFF時に
キャリッジを停止させておく、いわゆるホームポジショ
ンにキャリッジを停止させるための領域が設けられてい
る。
【0003】一般的に、このようなインクジェット式記
録装置は、キャリッジの移動位置を検出するセンサ等の
手段を有していない。したがって、キャリッジの駆動制
御を実行する際には、このホームポジションがキャリッ
ジの駆動制御の起点となる。つまり、キャリッジに対す
る駆動制御を開始する際には、キャリッジがこのホーム
ポジションに位置していることが前提となる。したがっ
て、記録紙に対する記録を実行していない状態のとき
は、このホームポジションにキャリッジを停止させる
が、その際にキャリッジが振動等によって移動してしま
わないように、ホームポジションにキャリッジを係止す
るキャリッジロック装置を備えているのが一般的であ
る。
【0004】このようなキャリッジロック装置の一例と
しては、例えば、揺動可能に軸支され、キャリッジの側
面に当接してキャリッジを係止する係止部を有するキャ
リッジロックピンを備え、キャリッジがホームポジショ
ンに移動した際に、その係止部がキャリッジの軌道内に
突出してキャリッジの側面に当接してキャリッジをホー
ムポジションに係止するものが公知である。このキャリ
ッジロックピンを揺動させる手段は、記録装置の低コス
ト化の為に、他の駆動源、例えば、記録実行後の記録紙
を排出する排紙駆動ローラの駆動モータを利用する場合
がある。この場合、その駆動モータからキャリッジロッ
クピンへの動力伝達は、制御の簡略化の為、摩擦クラッ
チ等の機構を介して行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この様
な摩擦クラッチ機構は、駆動モータの回動量を精密に制
御する必要が無い点において利便性が良いが、一方にお
いて、キャリッジロックピンは摩擦クラッチの摩擦抵抗
のみで係止状態を保持しているので、振動等の何らかの
要因によってキャリッジに強い外力が作用すると、キャ
リッジ側面が係止部に強く押しつけられ、その押しつけ
力によってキャリッジロックピンが解除方向に揺動して
しまい、キャリッジの係止状態が意に反して解除されて
しまう虞があった。そして、本来ホームポジションに係
止されているべきキャリッジが、ホームポジションから
ずれてしまうことによって、記録実行時のキャリッジの
搬送制御に支障をきたす虞があった。
【0006】本願発明は、このような状況に鑑み成され
たものであり、その課題は、キャリッジを係止する係止
部材の係止部がキャリッジの振動等によって、キャリッ
ジから外れてしまう虞の少ないキャリッジロック装置を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するた
め、本願請求項1に記載の発明は、記録紙にインクを吐
出する記録ヘッドを搭載し、所定の走査方向に移動可能
に軸支されているキャリッジを備えた記録装置におい
て、前記キャリッジを前記移動可能範囲の所定の位置に
係止するキャリッジロック装置であって、前記キャリッ
ジの側面に当接して該キャリッジを係止する係止部を有
し、往方向端において、前記係止部が前記キャリッジの
軌道内に突出して前記キャリッジを係止し、復方向端に
おいて、前記係止部が前記キャリッジの軌道外に待避す
る如く、往復動可能に前記記録装置に配設されたキャリ
ッジロックピンと、前記キャリッジが係止すべき所定の
位置に移動した際に、前記キャリッジロックピンを前記
往方向に移動させて前記キャリッジを係止するキャリッ
ジロックピン移動手段とを備え、前記当接面は、該当接
面に前記キャリッジの側面が押しつけられることによっ
て、前記係止部に前記往方向への力が作用する傾斜を有
する形状を成している、ことを特徴としたキャリッジロ
ック装置である。
【0008】このように、キャリッジを係止しているキ
ャリッジロックピンの係止部の当接面は、キャリッジの
側面が押しつけられることによって係止部に往方向、つ
まりキャリッジの軌道内に突出してキャリッジを係止す
る方向の力が作用する傾斜を有している。したがって、
振動等の外力によってキャリッジが係止部に押しつけら
れた際に、その押しつけ力によって係止部が復方向、つ
まり係止部がキャリッジの軌道外に待避してキャリッジ
の係止状態が解除される方向に移動してしまう虞を少な
くすることができる。
【0009】これにより、本願請求項1に記載の発明に
係るキャリッジロック装置によれば、振動等の外力によ
ってキャリッジが係止部に押しつけられた際に、その押
しつけ力によって、係止部がキャリッジの軌道外に待避
してキャリッジの係止状態が解除される方向にキャリッ
ジロックピンが移動してしまう虞を少なくすることがで
きるので、振動等の外力によってキャリッジロックピン
の係止部がキャリッジから外れてしまう虞を少なくする
ことができるという作用効果が得られる。
【0010】本願請求項2に記載の発明は、記録紙にイ
ンクを吐出する記録ヘッドを搭載し、所定の走査方向に
移動可能に軸支されているキャリッジを備えた記録装置
において、前記キャリッジを前記移動可能範囲の所定の
位置に係止するキャリッジロック装置であって、前記キ
ャリッジの側面に当接して該キャリッジを係止する係止
部を有し、往方向端において、前記係止部が前記キャリ
ッジの軌道内に突出して前記キャリッジを係止し、復方
向端において、前記係止部が前記キャリッジの軌道外に
待避する如く、往復動可能に前記記録装置に配設された
キャリッジロックピンと、前記キャリッジが係止すべき
所定の位置に移動した際に、前記キャリッジロックピン
を前記往方向に移動させて前記キャリッジを係止するキ
ャリッジロックピン移動手段とを備え、前記当接面は、
前記往方向に向かって前記キャリッジの側面に近づいて
いく傾斜を有する形状を成している、ことを特徴とした
キャリッジロック装置である。
【0011】このように、キャリッジを係止しているキ
ャリッジロックピンの係止部の当接面は、往方向、つま
りキャリッジが係止状態になる移動方向に向かってキャ
リッジの側面に近づいていく傾斜を有する形状を成して
いるので、キャリッジの側面が当接面に押しつけられる
際に、係止部の当接面の最も往方向側からキャリッジの
側面に当接することになる。そのため、キャリッジの側
面が係止部の当接面に押しつけられた際に、係止部の当
接面には、その傾斜を往方向にすべり動く方向の力が作
用し、キャリッジの側面から作用する押しつけ力が往方
向寄りの方向に作用することになる。
【0012】したがって、振動等の外力によってキャリ
ッジが係止部に押しつけられた際に、その押しつけ力に
よって係止部が復方向、つまり係止部がキャリッジの軌
道外に待避してキャリッジの係止状態が解除される方向
にキャリッジロックピンが移動してしまう虞を少なくす
ることができる。
【0013】これにより、本願請求項2に記載の発明に
係るキャリッジロック装置によれば、振動等の外力によ
ってキャリッジが係止部に押しつけられた際に、その押
しつけ力によって、係止部がキャリッジの軌道外に待避
してキャリッジの係止状態が解除される方向にキャリッ
ジロックピンが移動してしまう虞を少なくすることがで
きるので、振動等の外力によってキャリッジロックピン
の係止部がキャリッジから外れてしまう虞を少なくする
ことができるという作用効果が得られる。
【0014】本願請求項3に記載の発明は、記録紙にイ
ンクを吐出する記録ヘッドを搭載し、所定の走査方向に
移動可能に軸支されているキャリッジを備えた記録装置
において、前記キャリッジを前記移動可能範囲の所定の
位置に係止するキャリッジロック装置であって、前記キ
ャリッジの側面に当接して該キャリッジを係止する係止
部を有し、一揺動方向の揺動端において、前記係止部が
前記キャリッジの軌道内に突出して前記キャリッジを係
止し、他揺動方向の揺動端において、前記係止部が前記
キャリッジの軌道外に待避する如く、揺動可能に前記記
録装置に軸支されたキャリッジロックピンと、前記キャ
リッジが係止すべき所定の位置に移動した際に、前記キ
ャリッジロックピンを前記一揺動方向に揺動させて前記
キャリッジを係止するキャリッジロックピン揺動手段と
を備え、前記当接面は、該当接面に前記キャリッジの側
面が押しつけられることによって、前記係止部に前記一
揺動方向への力が作用する傾斜を有する形状を成してい
る、ことを特徴としたキャリッジロック装置である。
【0015】このように、キャリッジを係止しているキ
ャリッジロックピンの係止部の当接面は、キャリッジの
側面が押しつけられることによって係止部に一揺動方
向、つまりキャリッジの軌道内に突出してキャリッジを
係止する揺動方向の力が作用する傾斜を有している。し
たがって、振動等の外力によってキャリッジが係止部に
押しつけられた際に、その押しつけ力によって係止部が
他揺動方向、つまり係止部がキャリッジの軌道外に待避
してキャリッジの係止状態が解除される揺動方向にキャ
リッジロックピンが揺動してしまう虞を少なくすること
ができる。
【0016】これにより、本願請求項3に記載の発明に
係るキャリッジロック装置によれば、振動等の外力によ
ってキャリッジが係止部に押しつけられた際に、その押
しつけ力によって、係止部がキャリッジの軌道外に待避
してキャリッジの係止状態が解除される揺動方向にキャ
リッジロックピンが揺動してしまう虞を少なくすること
ができるので、振動等の外力によってキャリッジロック
ピンの係止部がキャリッジから外れてしまう虞を少なく
することができるという作用効果が得られる。
【0017】本願請求項4に記載の発明は、記録紙にイ
ンクを吐出する記録ヘッドを搭載し、所定の走査方向に
移動可能に軸支されているキャリッジを備えた記録装置
において、前記キャリッジを前記移動可能範囲の所定の
位置に係止するキャリッジロック装置であって、前記キ
ャリッジの側面に当接して該キャリッジを係止する係止
部を有し、一揺動方向の揺動端において、前記係止部が
前記キャリッジの軌道内に突出して前記キャリッジを係
止し、他揺動方向の揺動端において、前記係止部が前記
キャリッジの軌道外に待避する如く、揺動可能に前記記
録装置に軸支されたキャリッジロックピンと、前記キャ
リッジが係止すべき所定の位置に移動した際に、前記キ
ャリッジロックピンを前記一揺動方向に揺動させて前記
キャリッジを係止するキャリッジロックピン揺動手段と
を備え、前記当接面は、前記一揺動方向に向かって前記
キャリッジの側面に近づいていく傾斜を有する形状を成
している、ことを特徴としたキャリッジロック装置であ
る。
【0018】このように、キャリッジを係止しているキ
ャリッジロックピンの係止部の当接面は、一揺動方向、
つまりキャリッジが係止状態になる揺動方向に向かって
キャリッジの側面に近づいていく傾斜を有する形状を成
しているので、キャリッジの側面が当接面に押しつけら
れる際に、係止部の当接面の最も一揺動方向側からキャ
リッジの側面に当接することになる。そのため、キャリ
ッジの側面が係止部の当接面に押しつけられた際に、係
止部の当接面には、その傾斜を一揺動方向にすべり動く
方向の力が作用し、キャリッジの側面から作用する押し
つけ力が一揺動方向寄りの方向に作用することになる。
【0019】したがって、振動等の外力によってキャリ
ッジが係止部に押しつけられた際に、その押しつけ力に
よって係止部が他揺動方向、つまり係止部がキャリッジ
の軌道外に待避してキャリッジの係止状態が解除される
揺動方向にキャリッジロックピンが揺動してしまう虞を
少なくすることができる。
【0020】これにより、本願請求項4に記載の発明に
係るキャリッジロック装置によれば、振動等の外力によ
ってキャリッジが係止部に押しつけられた際に、その押
しつけ力によって、係止部がキャリッジの軌道外に待避
してキャリッジの係止状態が解除される揺動方向にキャ
リッジロックピンが揺動してしまう虞を少なくすること
ができるので、振動等の外力によってキャリッジロック
ピンの係止部がキャリッジから外れてしまう虞を少なく
することができるという作用効果が得られる。
【0021】本願請求項5に記載の発明は、請求項3又
は4において、前記キャリッジロックピンは、回転駆動
力源によって駆動回転可能な回転軸に、一定の揺動抵抗
を有する状態で空転可能に軸支されている、ことを特徴
としたキャリッジロック装置である。
【0022】このように、キャリッジロックピンは、回
転駆動力源によって駆動回転可能な回転軸に、一定の揺
動抵抗を有する状態で空転可能に軸支されているので、
その回転軸を一揺動方向に一定量回転させることによっ
て、キャリッジロックピンを一揺動方向に揺動させるこ
とができる。つまり、キャリッジロックピンは、係止位
置まで揺動する間は、その揺動抵抗によって回転軸の回
転力が伝達されて揺動し、係止位置である一揺動方向の
揺動端まで揺動した時点で、キャリッジロックピンは、
それ以上揺動せずに回転軸が空転する。また、係止解除
方向へキャリッジロックピンを揺動させる際も同様に、
係止解除状態となる他揺動方向の揺動端までキャリッジ
ロックピンが揺動し、その時点でキャリッジロックピン
は、それ以上揺動せずに回転軸が空転する。
【0023】これにより、本願請求項5に記載の発明に
係るキャリッジロック装置によれば、本願請求項3又は
4に記載の発明による作用効果に加えて、係止状態、又
は係止解除状態が、回転軸とキャリッジロックピンとの
間の揺動抵抗によって保持されるとともに、回転軸が多
少回転し過ぎても回転軸が空転するので、それによっ
て、キャリッジロック機構が破損してしまう等の虞も生
じない。したがって、回転軸を回転制御することによっ
て、キャリッジロックピンを双方向に揺動させる制御を
高精度に行う必要が無く、例えば他の用途の回転軸を利
用して簡易な制御でキャリッジの係止及び解除を行うこ
とが可能になるという作用効果が得られる。
【0024】本願請求項6に記載の発明は、請求項1〜
5のいずれか1項において、前記キャリッジロックピン
は、前記当接面が前記キャリッジの側面に押され、がた
つきの範囲内で押された方向に傾いた状態においても、
前記当接面の傾斜角度は、前記キャリッジの側面に対す
る前記当接面の傾斜方向を維持可能に形成されている、
ことを特徴としたキャリッジロック装置である。
【0025】本願請求項6に記載の発明に係るキャリッ
ジロック装置によれば、本願請求項1〜5のいずれか1
項に記載の発明による作用効果に加えて、キャリッジロ
ックピンが、そのがたつきの範囲内で傾いた状態におい
ても振動等の外力によってキャリッジが係止部に押しつ
けられた際に、その押しつけ力によって係止部がキャリ
ッジの軌道外に待避してキャリッジの係止状態が解除さ
れてしまう虞を少なくすることができるという作用効果
が得られる。
【0026】本願請求項7に記載の発明は、請求項1〜
6のいずれか1項に記載のキャリッジロック装置を備え
た記録装置である。本願請求項7に記載の発明に係る記
録装置によれば、記録装置において、前述した本願請求
項1〜6のいずれか1項に記載の発明による作用効果を
得ることができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の一実施の形態を
図面に基づいて説明する。まず、本願発明に係る「記録
装置」としてのインクジェット式記録装置の概略構成に
ついて説明する。図1は、本願発明に係るインクジェッ
ト式記録装置の一実施の形態を示した斜視図であり、図
2は、要部側面図である。
【0028】インクジェット式記録装置50には、記録
紙Pの記録面上を主走査方向Xに往復動しながら記録面
にインクを吐出して記録を実行する「記録実行手段」と
して、キャリッジガイド軸61とサブキャリッジガイド
軸61Sとで、主走査方向Xに往復動可能に軸支された
キャリッジ62が配設されている。キャリッジ62に
は、記録紙Pにインクを吐出する記録ヘッド63が搭載
されている。記録ヘッド63と対向して、記録ヘッド6
3のヘッド面と記録紙Pとの間隔を規定するプラテン5
3が設けられている。そして、キャリッジ62を主走査
方向Xに往復動させながら記録ヘッド63のヘッド面か
ら記録紙Pにインクを吐出する動作と、記録紙Pを副走
査方向Yに所定の搬送量で搬送する動作とを交互に繰り
返すことで記録紙Pに記録が行われる。
【0029】図1においてキャリッジ62は、いわゆる
ホームポジションに停止した状態である。ホームポジシ
ョンは、前述したように、記録実行時の主走査範囲外の
停止位置であり、記録実行待機状態時のキャリッジ62
の待機位置となる。同時にホームポジションは、記録実
行制御の開始基準位置でもあり、記録ヘッドのメンテナ
ンスやインクカートリッジの交換等もキャリッジ62が
ホームポジションに停止している状態で行われる。
【0030】また、インクジェット式記録装置50は、
多数の記録紙Pを積重可能な給紙トレイ70を備えてい
る。給紙トレイ70の副走査方向Yの下流側には、給紙
ローラ71が配設されている。給紙トレイ70には、ホ
ッパー72と分離パッド73とが配設されている。給紙
トレイ70に積重された記録紙Pは、ホッパー72によ
って給紙ローラ71に押しつけられ、給紙ローラ71の
給紙方向への駆動回転と、分離パッド73の摩擦抵抗に
よって、給紙トレイ70に積重された記録紙Pの最上位
の記録紙Pのみが分離されて給紙される構成を成してい
る。
【0031】さらに、インクジェット式記録装置50に
は、給紙された記録紙Pを副走査方向Yに間欠的に搬送
する搬送駆動ローラ51と搬送従動ローラ52とが配設
されている。搬送駆動ローラ51は、回転駆動力源によ
り回転制御され、搬送駆動ローラ51の回転により、記
録紙Pは副走査方向Yに搬送される。搬送従動ローラ5
2は複数設けられており、それぞれ個々に搬送駆動ロー
ラ51に付勢され、記録紙Pが搬送駆動ローラ51の回
転により搬送される際に、その付勢力によって記録紙P
に接した状態で記録紙Pの搬送に従動して回転する。
【0032】さらに、インクジェット式記録装置50に
は、記録実行後の記録紙Pを排出する排紙駆動ローラ5
4と排紙従動ローラ55とが配設されている。排紙駆動
ローラ54は、回転駆動力源により回転制御され、排紙
駆動ローラ54の回転により、記録実行後の記録紙Pは
副走査方向Yに排出される。排紙従動ローラ55は、周
囲に複数の歯を有し、各歯の先端が記録紙Pの記録面に
点接触するように鋭角的に尖っている歯付きローラとな
っている。排紙従動ローラ55は、それぞれ個々に排紙
駆動ローラ54に、前述の搬送従動ローラ52の付勢力
よりも弱い付勢力で付勢され、記録紙Pが排紙駆動ロー
ラ54の回転により排出される際に、その付勢力によっ
て記録紙Pに接した状態で記録紙Pの排出に従動して回
転する。そして、記録実行後の記録紙Pは、排紙駆動ロ
ーラ54及び排紙従動ローラ55により副走査方向Yの
下流側に排出される。排紙駆動ローラ54及び排紙従動
ローラ55の下流側には、記録実行済みの記録紙Pが排
出される排紙トレイ81が配設されている。
【0033】つづいて、本願発明に係るキャリッジロッ
ク装置について説明する。図3は、本願発明に係るキャ
リッジロック装置を示した要部側面図であり、図4は、
その斜視図である。
【0034】キャリッジロックピン1は、軸受け部12
に排紙駆動ローラ54の回転軸54aが挿設された状態
で揺動可能に軸支されている。当該実施の形態において
は、キャリッジロックピン1は、軸受け部12と回転軸
54aとの間の摩擦抵抗による一定の揺動抵抗を有した
状態で揺動可能に軸支されている。つまり、軸受け部1
2と回転軸54aとの間の揺動抵抗によって、摩擦クラ
ッチ機構が構成されており、回転軸54aの駆動回転
は、その摩擦クラッチ機構を介してキャリッジロックピ
ン1に伝達される。
【0035】キャリッジ62が前述したホームポジショ
ンに停止した状態で、回転軸54aが符号Aの矢印で示
した方向に一定量回転制御されることによって、キャリ
ッジロックピン1は、その方向に揺動する。それによっ
て、係止部11が、排紙従動ローラ55を軸支している
排紙フレーム56に形成されている孔57からキャリッ
ジ62の軌道内に突出し、その係止部11がキャリッジ
62の被当接部62aに当接した状態でキャリッジ62
をホームポジションに係止する。
【0036】また、キャリッジロックピン1は、係止部
11がキャリッジ62を係止する揺動位置まで揺動した
時点で、回転軸54aがさらに回転してもそれ以上揺動
せずに、回転軸54aは、軸受け部12との間で空転す
る。そして、回転軸54aの回転が停止した後は、軸受
け部12と回転軸54aとの間の揺動抵抗によって、キ
ャリッジロックピン1の揺動位置が保持されてキャリッ
ジ62の係止状態が保持される。
【0037】図5は、本願発明に係るキャリッジロック
ピン1を示した斜視図である。また、図6は、本願発明
に係るキャリッジロックピン1の係止部11を拡大して
示した正面図である。
【0038】キャリッジ62の被当接部62aに当接す
る当接面13は、被当接部62aに対して平行な面では
なく、一定の傾斜を有する斜面となっている。当接面1
3は、符号Aで示した揺動方向、つまりキャリッジ62
の軌道内に係止部11が突出してキャリッジ62を係止
する方向に向けて被当接部62aに近づいていく傾斜を
有している。したがって、当接面13は、符号13aで
示した点において最も被当接部62aに近く、符号13
bで示した点において最も被当接部62aから遠くな
り、符号Bで示した方向にキャリッジ62の被当接部6
2aに近くなっていく斜面を有していることになる。
【0039】係止部11の当接面がこのような斜面を有
しているので、キャリッジロックピン1の係止部11が
キャリッジ62を係止する際に、係止部11の当接面1
3は、符号13aで示した点からキャリッジ62の被当
接部62aに当接することになる。これによって、当接
面13には、まず符号13aで示した点に被当接部62
aが当接した際の押しつけ力が作用することになる。そ
して、前述したように、当接面13は、符号Aで示した
揺動方向、つまりキャリッジ62の軌道内に係止部11
が突出してキャリッジ62を係止する方向に向けて被当
接部62aに近づいていく傾斜(符号Bで示した方向の
傾斜)を有している。
【0040】したがって、振動等の外力がキャリッジ6
2に作用し、当接面13の符号13aで示した点に被当
接部62aが当接して押しつけ力が作用すると、符号B
の矢印で示したその傾斜によって、当接面13には、符
号Bで示した方向へ滑ろうとする力が作用し、それによ
って、キャリッジロックピン1の係止部11には、キャ
リッジ62を係止する揺動方向(符号Aで示した揺動方
向)の力が作用することになる。
【0041】このことから、当接面13の傾斜は、換言
するならば、当接面13にキャリッジ62の被当接部6
2aが当接して、係止部11に押しつけ力が作用した際
に、その押しつけ力が符号Aで示した揺動方向、つまり
キャリッジ62を係止する方向に作用する傾斜であると
言える。
【0042】図7は、本願発明に係るキャリッジロック
装置を示した要部正面図である。キャリッジロックピン
1は、符号Aで示した揺動方向に揺動することによっ
て、係止部11がキャリッジ62の軌道内に突出してキ
ャリッジ62の被当接部62aに当接してキャリッジ6
2を係止する。一方、符号Cで示した揺動方向に揺動す
ることによって、係止部11がキャリッジ62の軌道外
に待避して、キャリッジ62の係止が解除される。係止
部11がキャリッジ62の軌道内に突出した状態、つま
りキャリッジ62を係止している状態で、振動等による
外力がキャリッジ62作用し、キャリッジ62に符号D
で示した方向の力が作用すると、被当接部62aが係止
部11の当接面13に押しつけられ、前述した当接面1
3の傾斜によって最初に当接面13の符号13aで示し
た点が被当接部62に当接する。
【0043】当接面13には、その傾斜によって、符号
Aで示した方向に滑る力が作用するので、係止部11に
符号Aで示した方向の力、つまり、キャリッジ62係止
する揺動方向の力が作用することになる。したがって、
振動等による外力がキャリッジ62に作用した際に、そ
の外力によってキャリッジロックピン1が符号Cで示し
た揺動方向に揺動してキャリッジロック状態が解除され
てしまう虞を少なくすることができる。
【0044】図8は、本願発明に係るキャリッジロック
装置を示した要部正面図であり、係止部11が被当接部
62aに押されてキャリッジロックピン1が傾いた状態
を示したものである。
【0045】回転軸54aに軸支されているキャリッジ
ロックピン1は、その製造誤差の範囲内においてがたつ
くので、キャリッジ62に強い外力が作用し、係止部1
1の当接面13に強い押しつけ力が作用すると、キャリ
ッジロックピン1は、そのがたつきの範囲において図示
の如く傾いてしまうことになる。そのため、例えば、当
接面13の傾斜がなく当接面13が被当接部62aに対
して平行な面となっていたり、当接面13の傾斜の角度
が小さかったりすると、このキャリッジロックピン1の
傾きによって当接面13は、符号Cで示した方向の傾斜
をもって被当接部62aに当接することになってしま
う。そして、それによって、係止部11がキャリッジ6
2の軌道外に待避してキャリッジ62の係止が解除され
る揺動方向(符号Cで示した揺動方向)への力が作用し
てしまうことになる。
【0046】そのため、当該実施の形態においては、係
止部11の当接面13に強い押しつけ力が作用して、キ
ャリッジロックピン1が傾いた状態においても当接面1
3の傾斜角度は、キャリッジロックピン1が傾く前の状
態の被当接部62aに対する当接面13の傾斜方向を維
持可能に形成されている。したがって、キャリッジロッ
クピン1が傾いた状態においても当接面13には、その
傾斜によって、符号Aで示した方向に滑る力が作用する
ので、係止部11に符号Aで示した方向の力、つまり、
キャリッジ62係止する揺動方向の力が作用することに
なる。
【0047】このようにして、当該実施の形態に示した
キャリッジロック装置は、キャリッジロックピン1の係
止部11の当接面13が有する傾斜によって、振動等に
よる外力がキャリッジ62に作用した際に、キャリッジ
ロックピン1が符号Cで示した揺動方向に揺動してキャ
リッジロック状態が解除されてしまう虞を少なくするこ
とができる。
【0048】他の実施の形態としては、係止部材として
のキャリッジロックピンが直線方向に往復動可能に配設
されているものが挙げられ、そのような態様のキャリッ
ジロック装置においても本願発明の実施は可能である。
つまり、キャリッジ62の被当接部62aに当接する係
止部11の当接面13の傾斜が、係止部11がキャリッ
ジ62の軌道内に突出する方向に向かって被当接部62
aに近くなっていく傾斜であれば良い。そして、それに
よって、当接面13に被当接部62aが押しつけられた
際に、係止部11には、係止部11がキャリッジ62の
軌道内に突出する方向、つまり係止部11がキャリッジ
62を係止する方向の力が作用するので、係止部11が
被当接部62aから外れてキャリッジロック状態が解除
されてしまう虞を少なくすることができ、前述の一実施
の形態に示したキャリッジロック装置と同様に本願発明
による作用効果を得ることができるものである。
【0049】尚、本願発明は上記実施例に限定されるこ
となく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で、種
々の変形が可能であり、それらも本願発明の範囲内に含
まれるものであることは言うまでもない。
【0050】
【発明の効果】本願発明によれば、キャリッジを係止す
る係止部材の係止部がキャリッジの振動等によって、キ
ャリッジから外れてしまう虞の少ないキャリッジロック
装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明に係るインクジェット式記録装置の一
実施の形態を示した斜視図である。
【図2】本願発明に係るインクジェット式記録装置の一
実施の形態を示した要部側面図である。
【図3】本願発明に係るキャリッジロック装置を示した
要部側面図である。
【図4】本願発明に係るキャリッジロック装置を示した
斜視図である。
【図5】本願発明に係るキャリッジロックピンを示した
斜視図である。
【図6】本願発明に係るキャリッジロックピンの係止部
を拡大して示した正面図である。
【図7】本願発明に係るキャリッジロック装置を示した
要部正面図である。
【図8】本願発明に係るキャリッジロック装置を示した
要部正面図であり、係止部が被当接部に押されてキャリ
ッジロックピンが傾いた状態を示したものである。
【符号の説明】
1 キャリッジロックピン 11 係止部 12 軸受け部 13 当接面 50 インクジェット式記録装置 51 搬送駆動ローラ 52 搬送従動ローラ 53 プラテン 54 排紙駆動ローラ 55 排紙従動ローラ 56 排紙フレーム 57 孔 61 キャリッジガイド軸 61S サブキャリッジガイド軸 62 キャリッジ 63 記録ヘッド 70 給紙トレイ 71 給紙ローラ 72 ホッパー 73 分離パッド 81 排紙トレイ P 記録紙 X 主走査方向 Y 副走査方向
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C056 EA21 FA10 HA37 HA38 KD10 2C061 AQ05 BB08 BB22 2C480 CB21

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録紙にインクを吐出する記録ヘッドを
    搭載し、所定の走査方向に移動可能に軸支されているキ
    ャリッジを備えた記録装置において、前記キャリッジを
    前記移動可能範囲の所定の位置に係止するキャリッジロ
    ック装置であって、 前記キャリッジの側面に当接して該キャリッジを係止す
    る係止部を有し、往方向端において、前記係止部が前記
    キャリッジの軌道内に突出して前記キャリッジを係止
    し、復方向端において、前記係止部が前記キャリッジの
    軌道外に待避する如く、往復動可能に前記記録装置に配
    設されたキャリッジロックピンと、 前記キャリッジが係止すべき所定の位置に移動した際
    に、前記キャリッジロックピンを前記往方向に移動させ
    て前記キャリッジを係止するキャリッジロックピン移動
    手段とを備え、 前記当接面は、該当接面に前記キャリッジの側面が押し
    つけられることによって、前記係止部に前記往方向への
    力が作用する傾斜を有する形状を成している、ことを特
    徴としたキャリッジロック装置。
  2. 【請求項2】 記録紙にインクを吐出する記録ヘッドを
    搭載し、所定の走査方向に移動可能に軸支されているキ
    ャリッジを備えた記録装置において、前記キャリッジを
    前記移動可能範囲の所定の位置に係止するキャリッジロ
    ック装置であって、 前記キャリッジの側面に当接して該キャリッジを係止す
    る係止部を有し、往方向端において、前記係止部が前記
    キャリッジの軌道内に突出して前記キャリッジを係止
    し、復方向端において、前記係止部が前記キャリッジの
    軌道外に待避する如く、往復動可能に前記記録装置に配
    設されたキャリッジロックピンと、 前記キャリッジが係止すべき所定の位置に移動した際
    に、前記キャリッジロックピンを前記往方向に移動させ
    て前記キャリッジを係止するキャリッジロックピン移動
    手段とを備え、 前記当接面は、前記往方向に向かって前記キャリッジの
    側面に近づいていく傾斜を有する形状を成している、こ
    とを特徴としたキャリッジロック装置。
  3. 【請求項3】 記録紙にインクを吐出する記録ヘッドを
    搭載し、所定の走査方向に移動可能に軸支されているキ
    ャリッジを備えた記録装置において、前記キャリッジを
    前記移動可能範囲の所定の位置に係止するキャリッジロ
    ック装置であって、 前記キャリッジの側面に当接して該キャリッジを係止す
    る係止部を有し、一揺動方向の揺動端において、前記係
    止部が前記キャリッジの軌道内に突出して前記キャリッ
    ジを係止し、他揺動方向の揺動端において、前記係止部
    が前記キャリッジの軌道外に待避する如く、揺動可能に
    前記記録装置に軸支されたキャリッジロックピンと、 前記キャリッジが係止すべき所定の位置に移動した際
    に、前記キャリッジロックピンを前記一揺動方向に揺動
    させて前記キャリッジを係止するキャリッジロックピン
    揺動手段とを備え、 前記当接面は、該当接面に前記キャリッジの側面が押し
    つけられることによって、前記係止部に前記一揺動方向
    への力が作用する傾斜を有する形状を成している、こと
    を特徴としたキャリッジロック装置。
  4. 【請求項4】 記録紙にインクを吐出する記録ヘッドを
    搭載し、所定の走査方向に移動可能に軸支されているキ
    ャリッジを備えた記録装置において、前記キャリッジを
    前記移動可能範囲の所定の位置に係止するキャリッジロ
    ック装置であって、 前記キャリッジの側面に当接して該キャリッジを係止す
    る係止部を有し、一揺動方向の揺動端において、前記係
    止部が前記キャリッジの軌道内に突出して前記キャリッ
    ジを係止し、他揺動方向の揺動端において、前記係止部
    が前記キャリッジの軌道外に待避する如く、揺動可能に
    前記記録装置に軸支されたキャリッジロックピンと、 前記キャリッジが係止すべき所定の位置に移動した際
    に、前記キャリッジロックピンを前記一揺動方向に揺動
    させて前記キャリッジを係止するキャリッジロックピン
    揺動手段とを備え、 前記当接面は、前記一揺動方向に向かって前記キャリッ
    ジの側面に近づいていく傾斜を有する形状を成してい
    る、ことを特徴としたキャリッジロック装置。
  5. 【請求項5】 請求項3又は4において、前記キャリッ
    ジロックピンは、回転駆動力源によって駆動回転可能な
    回転軸に、一定の揺動抵抗を有する状態で空転可能に軸
    支されている、ことを特徴としたキャリッジロック装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1項において、
    前記キャリッジロックピンは、前記当接面が前記キャリ
    ッジの側面に押され、がたつきの範囲内で押された方向
    に傾いた状態においても、前記当接面の傾斜角度は、前
    記キャリッジの側面に対する前記当接面の傾斜方向を維
    持可能に形成されている、ことを特徴としたキャリッジ
    ロック装置。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか1項に記載のキ
    ャリッジロック装置を備えた記録装置。
JP2002015909A 2002-01-24 2002-01-24 キャリッジロック装置、該キャリッジロック装置を備えた記録装置 Withdrawn JP2003211800A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006035510A (ja) * 2004-07-23 2006-02-09 Roland Dg Corp 画像作成および切り抜き装置
US7632030B2 (en) 2004-07-27 2009-12-15 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Recording apparatus, and method for initializing the same
JP2014188851A (ja) * 2013-03-27 2014-10-06 Seiko Epson Corp 記録装置
JP2016043584A (ja) * 2014-08-22 2016-04-04 キヤノン株式会社 制御装置、制御方法、及びプログラム

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