JP5050732B2 - インクジェット記録装置 - Google Patents

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Description

本発明は、インクジェット記録装置に関するものである。
従来より、インクを吐出する複数のノズルが形成されたノズル形成面と対向する位置に搬送される記録媒体に対し、ノズルからインクを吐出して画像を記録するインクジェット記録装置が知られており、このインクジェット装置には、ノズル形成面に押圧された状態で当接し、ノズル形成面を払拭する弾性を有するワイパブレードが搭載されていた。
このワイパブレードを搭載したインクジェット記録装置に関し、次の特許文献1には、キャリッジ100をワイピング動作の途中位置でワイパーの弾性体であるワイパーブレード21が撓んだ状態で停止させ、ノズル面を端部まで拭き切る残りのワイピング動作をワイパーブレード21の撓みを低減する方向に移動することによって行う技術が開示されている。
特開2006−192693号公報(段落第「0010」)
しかしながら、上述した特許文献1に開示されている技術では、ワイパーブレード21の撓みを低減する方向に移動させるべく、ワイパーユニット20という複雑な機構が必要になるという問題点があった。
本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、簡単な構成でワイパブレードが復元する際にインクが装置内に飛散するのを抑制することができるインクジェット記録装置を提供することを目的としている。
この目的を達成するために、請求項1記載のインクジェット記録装置は、インクを吐出する複数のノズルが形成されたノズル形成面を有し、そのノズル形成面と対向する位置に搬送される記録媒体に対し、前記ノズルからインクを吐出して画像を記録する記録ヘッドと、その記録ヘッドのノズル形成面に押圧された状態で当接し、前記ノズル形成面を払拭する弾性を有するワイパブレードとを備えたものであって、前記記録ヘッドを第1速度で所定方向に移動させて前記ワイパブレードによって前記ノズル形成面を払拭する第1移動手段と、その第1移動手段によって移動させた前記記録ヘッドを、前記ワイパブレードが前記ノズル形成面に当接した状態で所定時間停止させる停止手段と、その停止手段によって停止させた前記記録ヘッドを、前記所定方向に所定加速度で再び移動させる第2移動手段とを備え、前記停止手段は、前記所定時間停止した状態から、前記第2移動手段によって前記記録ヘッドが前記所定方向に所定加速度で加速している間であって前記第1速度よりも低速である第2速度に達した場合に、前記ワイパブレードが前記ノズル形成面から離れるように、前記ワイパブレードが前記ノズル形成面から離れる位置と前記ノズルの間の所定位置に前記記録ヘッドを停止させる。
請求項2記載のインクジェット記録装置は、請求項1に記載のインクジェット記録装置において、前記記録ヘッドは主走査方向に往復移動可能に構成されており、前記第1移動手段と、前記第2移動手段とは、前記所定方向として前記主走査方向に前記記録ヘッドを移動させる。
請求項3記載のインクジェット記録装置は、請求項2に記載のインクジェット記録装置において、前記記録ヘッドが前記第2移動手段によって前記主走査方向に前記所定加速度で移動している場合に、前記ワイパブレードを前記インクを吐出する方向に移動させるワイパブレード移動手段を備えている。
請求項4記載のインクジェット記録装置は、請求項1から3のいずれかに記載のインクジェット記録装置において、前記ノズル形成面の縁部であって前記ワイパブレードが前記ノズル形成面から離れる側の縁部と、前記ワイパブレードとは反対側に立設する前記記録ヘッドの側面の縁部とを繋ぐ角部は、傾斜または外方に湾曲して構成されている
請求項1記載のインクジェット記録装置によれば、第1速度で記録ヘッドを移動させてワイパブレードによってノズル形成面を払拭した後、第1速度よりも低速である第2速度でワイパブレードがノズル形成面から離れるように移動させる。よって、第1速度のままワイパブレードがノズル形成面から離れるように移動させるよりもワイパブレードを、ゆっくりと復元させることができる。従って、ワイパブレードが復元する際にインクが装置内に飛散するのを抑制することができるという効果がある。
また、第1速度で記録ヘッドを移動させた後、第2速度で記録ヘッドを移動させる前に、記録ヘッドを所定時間停止させるので、その所定時間停止させている間に、ワイパブレードに沿って払拭したインクを流下させることができる。よって、ワイパブレードとノズル形成面との間に滞留するインク量が減少され、ワイパブレードが復元する際にインクが装置内に飛散するのを一層抑制することができるという効果がある。
図1は、本発明のインクジェット記録装置の一実施形態に係る複合機10の外観斜視図である。この複合機10は、下部にプリンタ部11を、上部にスキャナ部12を一体的に備えた多機能装置(MFD:Multi Function Device)であり、プリンタ機能、スキャナ機能、コピー機能、ファクシミリ機能を有する。この複合機10のうちプリンタ部11が本発明に係るインクジェット記録装置に相当する。この複合機10において、プリンタ機能以外の機能は、任意のものであって省略されていてもよい。すなわち、本発明は、スキャナ部12がなく、スキャナ機能やコピー機能を有しない単機能のプリンタとして実施されてもよい。
複合機10は、主に図示されていないパーソナルコンピュータと接続され、このパーソナルコンピュータから送信される画像データや文書データを含む印刷データに基づいて、記録媒体の一例である記録用紙に画像や文書が記録される。ただし、複合機10の使用態様はかかる態様に限定されるものではなく、複合機10がデジタルカメラ等の外部機器と接続され、デジタルカメラから出力される画像データが記録用紙に記録されたり、メモリカード等の各種記憶媒体が複合機10に装填され、この記憶媒体に記憶された画像データ等が記録用紙に記録されることも可能である。なお、本明細書において開示される複合機10の構成は、本発明に係るインクジェット記録装置の一例であり、本発明の要旨を変更しない範囲で構成が適宜変更され得るものであることは当然である。
プリンタ部11は、正面に開口13が形成されており、この開口13から一部が露呈するようにして給紙トレイ14及び排紙トレイ15が上下2段に設けられている。給紙トレイ14は、記録用紙を貯蔵するためのものである。この給紙トレイ14に収容された記録用紙は、プリンタ部11の内部へ給送され、所望の画像が記録された後に排紙トレイ15へ排出されるようになっている。
複合機10の正面上部に操作パネル20が設けられている。この操作パネル20は、プリンタ部11やスキャナ部12を操作するための各種操作ボタンや液晶表示部を備えている。複合機10は、この操作パネル20からの操作指示に基づいて動作する。また、複合機10がパーソナルコンピュータに接続されている場合には、当該複合機10は、パーソナルコンピュータからプリンタドライバ又はスキャナドライバを介して送信される指示に基づいても動作する。さらに、複合機10の正面にスロット部21が設けられている。記憶媒体である各種小型メモリカードは、このスロット部21に装填されるようになっている。操作パネル20からの入力に基づいて、スロット部21に装填された小型メモリカードに記録された画像データが読み出され、この画像データに関する情報が液晶表示部に表示され、あるいは、任意の画像がプリンタ部11により記録用紙に記録される。
図2は、プリンタ部11の主要な構成を示す斜視図である。プリンタ部11には、主に、給紙トレイ14と、給紙トレイ14の上方に設置されている給紙ローラ25と、給紙トレイ14の奥方から立設し、給紙ローラ25から給紙される記録用紙を搬送する搬送経路を形成する搬送ガイド体50と、搬送ガイド体50の下流側であって、搬送ローラ60と排紙ローラ62との間に往復移動可能に設置されている記録ヘッド39と、記録ヘッド39のインク吐出面と対向配置されているプラテン42と、プラテン42と隣接する位置であってキャリッジ38の走査範囲内に設置されているメンテナンスユニット48とが配設されている。
給紙トレイ14は、上面が開放された略箱状に形成されており、その内部に記録用紙が積載収納される。また、給紙トレイ14の側壁には、図2では不図示の排紙トレイ15(図1参照)を支持する支持部14aが形成されており、排紙トレイ15は、支持部14a上にスライド可能に支持されている。
給紙ローラ25は、給紙トレイ14に積載されている記録用紙に当接した状態で回転し、記録用紙を搬送ガイド体50に形成されている搬送経路を経由して搬送ローラ60に給紙する。給紙ローラ25はアーム51の一端に回転可能に軸支されている。アーム51は、シャフト52に対して振り子状に回動可能に支持されており、給紙トレイ14に積載されている記録用紙の積載量に応じて、アーム51と記録用紙とのなす角度が変わるように構成されている。また、アーム51の内部には、図示しない複数個の歯車が直線状に並べて設置されており、この歯車を介して給紙ローラ25が回転する。
搬送ガイド体50は、給紙ローラ25から給紙された記録用紙を搬送ローラ60までU字状に搬送する搬送経路を形成するものである。搬送ローラ60には、搬送ローラ60に追従して回転する従動ローラ(図示せず)が対向配置されており、搬送経路を経由して搬送された記録用紙は、この搬送ローラ60と従動ローラとに挟持され、記録ヘッド39とプラテン42との間に搬送される。
記録ヘッド39は、プラテン42と対向する面にインクを吐出するノズルが形成されたノズル形成面を有し、そのノズルからプラテン42に支持されてノズル形成面と対向する位置に搬送される記録媒体にインク滴を吐出して画像を形成するものである。尚、記録ヘッド39には、複合機10に着脱自在に設置されるインクカートリッジ(図示せず)からシアン(C)・マゼンタ(M)・イエロー(Y)・ブラック(Bk)の各色のインクが供給される。
また、記録ヘッド39は、キャリッジ38に搭載され、主走査方向に往復移動可能に構成されている。キャリッジ38は、プラテン42と、メンテナンスユニット48との範囲に亘って往復移動可能に構成されており、プラテン42と対向する領域で記録ヘッド39によって記録媒体に対して記録を実行し、メンテナンスユニット48と対向する領域で記録ヘッド39のメンテナンスを実行する。
プラテン42は、記録ヘッド39の下方に対向配置されており、搬送ローラ60から搬送される記録用紙を記録ヘッド39とは反対側から支持する。インクが供給された記録ヘッド39は、往復移動しながらインクを微小なインク滴としてプラテン42側に吐出し、プラテン42上に搬送される記録用紙に対して画像を形成する。
プラテン42を搬送ローラ60との間に挟んで設置されている排紙ローラ62には、排紙ローラ62に追従して回転する従動ローラ(図示せず)が対向配置されており、記録ヘッド39とプラテン42との間を経由して搬送される記録済みの記録用紙は、この排紙ローラ60と従動ローラとに挟持され、排紙トレイ15(図1参照)に排紙される。
メンテナンスユニット48は、記録ヘッド39のノズル形成面に付着したインクを弾性を有するワイパブレードで払拭するワイプ処理を実行するワイプ機構、記録ヘッド39のノズル形成面を密封した状態でノズル形成面に形成されているノズルからインクを吸引するパージ処理を実行するパージ機構、廃インクトレイ等が設けられており、このメンテナンスユニット48により、記録ヘッド39内の気泡や混色インクの除去等のメンテナンスが行われる。
また、メンテナンスユニット48にはキャリッジレバー27が設けられており、キャリッジ38がメンテナンスユニット48と対向する位置に移動すると、このキャリッジレバー27が押し倒され、図示しないLFモータ(図5参照)の動力がメンテナンスユニット48に伝達される。
次に、図3を参照して、メンテナンスユニット48に含まれるワイプ機構40について説明する。図3は、ワイプ機構40の断面図であり、特に、(a)はワイパブレードがノズル形成面に当接している状態、(b)はワイパブレードがノズル形成面から離間している状態を示している。
ワイプ機構40は、メンテナンスユニット48の一部として設けられており、キャリッジ38に搭載された記録ヘッド39がメンテナンスユニット48と対向する領域に移動した場合に、その記録ヘッド39と対向する位置に設置されている。
ワイプ機構40には、図3に示すように、弾性を有する板状のワイパブレード41と、そのワイパブレード41の一端を保持するワイパホルダ42と、そのワイパホルダ42の他端側を保持する回転体43とが設けられている。
ワイパブレード41は、回転体43から記録ヘッド39のノズル形成面に対して出没可能に設けられている。ワイパブレード41は、記録ヘッド39の下面の搬送方向長さに対応した長さのゴム製のブレードである。ワイパブレード41が、回転体43側から突出されることによりワイパブレード41の先端部分が撓んだ状態で記録ヘッド39のノズル形成面に当接される。記録ヘッド39は、ワイパブレード41が記録ヘッド39のノズル形成面に当接した状態で、キャリッジ38と共にスライド移動される。これにより、ノズル形成面に付着したインクがワイパブレード41により払拭される。
ワイパホルダ42は、後述する回転体43の回転に伴って記録ヘッド39のノズル形成面に対して出没可能に設置されており、このワイパホルダ42が回転体43からノズル形成面側に突出することで、ワイパホルダ42に支持されているワイパブレード41がノズル形成面に当接し、逆に、回転体43側に没することでワイパブレード41がノズル形成面から離間する。
回転体43は、ワイパホルダ42(ワイパブレード41)を記録ヘッド39のノズル形成面に対して出没させるためのものであり、記録ヘッド39のノズル形成面との間にワイパホルダ42とワイパブレード41とを挟む位置に回転可能に設置されている。
回転体43には、環状のカム溝43aが形成されており、このカム溝43aには、所定範囲に亘って溝の深さが第1深さである第1溝部(43a1)と、溝の深さが第1深さよりも深い第2深さを有し、第1溝部(43a1)の両端と連続するように形成される第2溝部(43a2)とが形成されている。
よって、ワイパホルダ42が第1溝部(43a1)上に位置している場合には、ワイパホルダ42が回転体43からノズル形成面側に突出して、ワイパブレード41がノズル形成面に当接し、ワイパホルダ42が第2溝部(43a2)上に位置している場合には、ワイパホルダ42が回転体43側に没して、ワイパブレード41がノズル形成面から離間する。尚、ワイパホルダ42は図示しないコイルバネによって回転体43側に付勢されており、カム溝43aに従って出没し易くなるように構成されている。
ここで、図4を参照して、この回転体43を回転させる動力伝達機構について説明する。図4は、回転体43を底面側から見た斜視図である。図4に示すように、回転体43を回転させる動力伝達機構には、第1ギヤ44と、その第1ギヤ44と噛合する第2ギヤ45と、その第2ギヤ45と一端側が連結されているリンクバー46と、そのリングバー46の他端側と連結されている第3ギヤ47とが設けられている。
この動力伝達機構によれば、キャリッジ38がメンテナンスユニット48と対向する位置に移動し、キャリッジレバー27が押し倒されている状態で、動力源としてのLFモータ71(図5参照)を所定方向に駆動すると、その回転力が、図示しないギヤ機構を介して、第1ギヤ44に伝達され、第1ギヤ44が図4において反時計回りに回転する。すると、第2ギヤ45とリンクバー46とが図4において時計回りに回転し、第3ギヤ47がパージ処理を実行する場合に使用するポンプを駆動するための第4ギヤ49と噛合する。
一方、動力源としてのLFモータ71を上述したのとは逆回転すると、第1ギヤ44が、図4において時計回りに回転する。すると、第2ギヤ45とリンクバー46とが反時計回りに回転し、第3ギヤ47が回転体43の底面に形成されている第5ギヤ43bと噛合し、回転体43が回転駆動する。そして、この回転体43が回転駆動すると、上述したように、回転体43に形成されているカム溝43aに追従してワイパホルダ42(ワイパブレード41)が記録ヘッド39のノズル形成面に対して出没する。
図5は、複合機10の制御部64の構成を示すブロック図である。制御部64は、プリンタ部11のみでなくスキャナ部12も含む複合機10の全体動作を制御するものであるが、スキャナ部12は本発明の主要な構成ではないので詳細な説明は省略する。制御部64は、図に示すように、CPU(Central Processing Unit)65、ROM(Read Only Memory)66、RAM(Random Access Memory)67、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)68を主とするマイクロコンピュータとして構成されており、バス69を介してASIC(Application Specific Integrated Circuit)70に接続されている。
ROM66には、複合機10の各種動作を制御するためのプログラム等が格納されている。例えば、図6に示すワイプ処理を実行させるワイプ処理プログラム66aが格納されている。RAM67は、CPU65が上記プログラムを実行する際に用いる各種データを一時的に記録する記憶領域又は作業領域として使用される。EEPROM68には、電源オフ後も保持すべき設定やフラグ等が格納される。
ASIC70は、CPU65からの指令に従い、LFモータ71に通電する相励磁信号等を生成して、該信号をLFモータ71の駆動回路72に付与し、該駆動回路72を介して駆動信号をLFモータ71に通電することにより、LFモータ71の回転制御を行っている。
駆動回路72は、給紙ローラ25、搬送ローラ60、排紙ローラ62、回転体43などに接続されたLFモータ71を駆動させるものであり、ASIC70からの出力信号を受けて、LFモータ71を回転するための電気信号を形成する。該電気信号を受けてLFモータ71が回転し、該LFモータ71の回転力がギアや駆動軸等からなる周知の駆動機構を介して、給紙ローラ25、搬送ローラ60、排紙ローラ62、回転体43へ伝達される。
ASIC70は、CPU65からの指令に従い、CR(キャリッジ)モータ73に通電する相励磁信号等を生成して、該信号をCRモータ73の駆動回路74に付与し、該駆動回路74を介して駆動信号をCRモータ73に通電することにより、CRモータ73の回転制御を行っている。
駆動回路74は、上記キャリッジ38に接続されたCRモータ73を駆動させるものであり、ASIC70からの出力信号を受けて、CRモータ73を回転するための電気信号を形成する。該電気信号を受けてCRモータ73が回転し、該CRモータ73の回転力がキャリッジ38へ伝達されことによりキャリッジ38が往復動される。
駆動回路75は、記録ヘッド39から所定のタイミングでインクを記録用紙に対して選択的に吐出させるものであり、CPU65から出力される駆動制御手順に基づいてASIC70において生成された出力信号を受け、記録ヘッド39を駆動制御する。
ASIC70には、スキャナ部12や、複合機10の操作指示を行うための操作パネル20、各種小型メモリカードが挿入されるスロット部21、パソコン等の外部機器とパラレルケーブルやUSBケーブルを介してデータの送受信を行うためのパラレルインタフェース78及びUSBインタフェース79、ファクシミリ機能を実現するためのNCU(Network Control Unit)80やモデム(MODEM)81が接続されている。
その他、ASIC70には、給紙ローラ25から搬送ローラ60に記録媒体が搬送されたことを検出するレジセンサ53、搬送ローラ60の回転量を検出するためのロータリエンコーダ54、キャリッジ38の移動量を検出するためのリニアエンコーダ55が接続されている。
次に、図6,図7を参照して上述したように構成されたワイプ機構40の動作について説明する。図6は、ワイプ処理を示すフローチャートである。図7(a1)乃至(a4)は、ワイプ処理における記録ヘッド39とワイパブレード41との関係を時系列順に並べて示す図である。図7(b)は、ワイプ処理における記録ヘッド39に対するワイパブレード41の相対速度Vと、時間Tとの関係を示すグラフである。尚、図7(a1)乃至(a2)では、停止している記録ヘッド39に対してワイパブレード41を相対的に移動させた状態を示している。
ワイプ処理は、パージ処理の後、或は、記録動作後に実行される処理であり、前提として、記録ヘッド39がワイプ処理の実行開始位置に位置しているものとする。
ワイプ処理は、図6に示すように、まず、ワイパブレード41が記録ヘッド39のノズル形成面に当接するようにLFモータ71を駆動する(S601)。即ち、ワイパホルダ42がカム溝43aの第1溝部43a1上に位置するように、LFモータ71を動力源として回転体43を回転させる。そして、ワイパブレード41が記録ヘッド39のノズル形成面に当接すると、記録ヘッド39がワイパブレード41に対して第1速度(V1)で移動するように、キャリッジモータ73を駆動する(S602)。
ここまでの処理を、図7(a1),図7(a2),図7(b)を参照して説明する。図7(a1)は、ワイパブレード41が記録ヘッド39のノズル形成面に当接している状態を図示している。この場合における、ワイパブレード41の相対速度V、時間Tを0とする。
図7(a1)に示す状態になると、次に、ワイパブレード41の相対速度が相対速度V1(第1速度)になるように、キャリッジモータ73を駆動して、記録ヘッド39に対してワイパブレード41を相対移動させる。図7(a2)は、時間T1においてワイパブレード41が相対速度V1で移動している状態を示している。この状態で、ワイパブレード41は、ノズル形成面に当接した状態で記録ヘッド39に対して相対移動するので、ノズル形成面に付着しているインクをワイパブレード41によって払拭することができる。
再び、図6に戻り、説明を続ける。S602の処理において、キャリッジモータ73を駆動すると、次に、記録ヘッド39が所定距離移動したかを判断する(S603)。尚、記録ヘッド73の移動距離はリニアエンコーダ55によって検出されている。そして、記録ヘッド39が所定距離移動していなければ(S603:No)、所定距離移動するまでS603の処理を繰り返す。
一方、所定距離移動したと判断した場合には(S603:Yes)、キャリッジモータ73を停止して記録ヘッド39を停止し(S604)、その後、所定時間経過したかを判断する(S605)。そして、所定時間経過していなければ(S605:No)、所定時間経過するまでS605の処理を繰り返す。
ここまでの処理を、図7(a2),図7(a3),図7(b)を参照して説明する。図7(a2)に示すように、ワイパブレード41が相対速度V1で所定距離だけ相対移動しすると、キャリッジモータ73を停止する。キャリッジモータ73を停止すると、図7(b)に示すように、時間T2からワイパブレード41の相対速度は相対速度V1(第1速度)から減速し、時間T3で0になり、時間がT4になるまで記録ヘッド39に対してワイパブレード41が停止する。図7(a3)は、時間T3から時間T4までの間で記録ヘッド39に対してワイパブレード41が停止している状態を示している。また、キャリッジモータ73を停止するのは、図7(a3)に示すように、ワイパブレード41が記録ヘッド39のノズル形成面から離間する直前で停止するように制御されている。
このように、ワイパブレード41を所定時間停止させておくことで、これまでにワイパブレード41によって払拭してワイパブレード41に付着しているインクを、ワイパブレード41に沿って流下させることができ、ワイパブレード41とノズル形成面との間に滞留するインク量を減少させることができる。また、ワイパブレード41を記録ヘッド39のノズル形成面から離間する直前で停止させることで、それよりも手前で停止させる場合と比べて、ノズル形成面とワイパブレードの端部との間に滞留するインク量をより多く減少させることができる。
再び、図6に戻り、説明を続ける。S605の処理において、キャリッジモータ73を停止して所定時間経過したと判断すると(S605:Yes)、第1速度よりも遅い第2速度で記録ヘッド39がワイパブレード41から離間するうように、再び、キャリッジモータ73を再駆動する(S606)。そして、所定時間経過後に、LFモータ71を停止して(S607)、本処理を終了する。
ここまでの処理を、図7(a3),図7(a4),図7(b)を参照して説明する。図7(a3)に示すように、時間T4で記録ヘッド39に対してワイパブレード41が停止している状態で、再び、キャリッジモータ73を再駆動すると、図7(b)に示すように、ワイパブレード41が所定の加速度で相対移動を再開する。そして、時間T5で、ワイパブレード41は相対速度V2(第2速度)でノズル形成面から離間するのである。
よって、相対速度V2よりも早い相対速度でワイパブレード41がノズル形成面から離れるように相対移動させるよりもワイパブレード41を、ゆっくりと復元させることができる。また、単に速度を制御すれば良いので、特に、複雑な機構は必要がない。従って、簡単な構成でワイパブレード41が復元する際に、その勢いでインクが装置内に飛散するのを抑制することができる。また、加速中にワイパブレード41がノズル形成面から離れるので、ワイプ処理を短時間で実行することができる。
以上、実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上述した実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変更が可能であることは容易に推察できるものである。
上述した実施形態では、ノズル形成面に当接しているワイパブレード41がノズル形成面から離れる前に、記録ヘッド39を一旦停止させる場合について説明したが、ワイパブレード41がノズル形成面から離れる場合の記録ヘッド39の第2速度が、ワイパブレード41がノズル形成面を払拭している場合の第1速度よりも遅ければ、必ずしも記録ヘッド39を一旦停止させる必要はなく、第1速度から減速している最中の速度であって第1速度よりも遅い速度でワイパブレード41がノズル形成面から離れるように構成しても良い。この場合にも、上述したのと同様に、ワイパブレード41を、ゆっくりと復元させることができ、ワイパブレード41が復元する際にインクが装置内に飛散するのを抑制することができる上、記録ヘッド39を停止させない分、短時間でワイプ処理を実行することができると共に、キャリッジモータ73に対するモータ制御を簡略化することもできる。尚、記録ヘッド39を一旦停止させることなく、第1速度から減速して第2速度の定速時に、ワイパブレード41がノズル形成面から離れるように構成しても良いことは言うまでもない。
また、本実施形態では、記録ヘッド39をワイパブレード41に対して移動させる場合について説明したが、記録ヘッド39を移動させることなく、その記録ヘッド39に対してワイパブレード41を移動させたり、記録ヘッド39とワイパブレード41とを共に移動させることで、上述した記録ヘッド39とワイパブレード41との速度関係でワイプ処理を実行させるように構成しても良い。
また、図7(b)に示す時間T4から時間T5に相当する回転体43のカム溝43aの深さが徐々に深くなるように構成することで、ワイパブレード41はノズル形成面から徐々に離間する方向に移動することになり、ワイパブレード41を徐々に復元させることができ、ワイパブレード41が復元する際にインクが装置内に飛散するのをより一層抑制することができる。
また、図7(a1)乃至(a4)に示す記録ヘッド39のノズル形成面のうち、ノズル形成面に当接している状態にあるワイパブレード41が相対移動する方向の端部に、そのワイパブレード41を徐々に復元させるように、ワイパブレード41と当接する復元規制部を形成しても良い。この復元規制部は、例えば、ワイパブレード41から離間する方向に湾曲して形成される湾曲部や、ワイパブレード41から徐々に離間する方向に傾斜して形成される傾斜部によって構成することができる。このような復元規制部を形成することで、ワイパブレード41はノズル形成面から徐々に離間する方向に移動することになり、ワイパブレード41を徐々に復元させることができ、ワイパブレード41が復元する際にインクが装置内に飛散するのをより一層抑制することができる。
本発明の一実施形態に係る複合機の外観斜視図である。 プリンタ部の主要な構成を示す斜視図である。 ワイプ機構の断面図であり、特に、(a)はワイパブレードがノズル形成面に当接している状態、(b)はワイパブレードがノズル形成面から離間している状態を示している。 回転体を底面側から見た斜視図である。 複合機の制御部の構成を示すブロック図である。 ワイプ処理を示すフローチャートである。 (a1)乃至(a4)は、ワイプ処理における記録ヘッドとワイパブレードとの関係を時系列順に並べて示す図である。(b)は、ワイプ処理における記録ヘッドに対するワイパブレードの相対速度Vと、時間Tとの関係を示すグラフである。
符号の説明
10 複合機(インクジェット記録装置の一例)
38 キャリッジ
39 記録ヘッ
40 ワイプ機構
41 ワイパブレー
42 ワイパホルダ
43 回転体
43a カム溝(ワイパブレード移動手段の一例)
43a1 第1溝部
43a2 第2溝部
73 キャリッジモータ
S602 第1移動手段の一例
S604 停止手段の一例
S606 第2移動手段の一例

Claims (4)

  1. インクを吐出する複数のノズルが形成されたノズル形成面を有し、そのノズル形成面と対向する位置に搬送される記録媒体に対し、前記ノズルからインクを吐出して画像を記録する記録ヘッドと、その記録ヘッドのノズル形成面に押圧された状態で当接し、前記ノズル形成面を払拭する弾性を有するワイパブレードとを備えたインクジェット記録装置において、
    前記記録ヘッドを第1速度で所定方向に移動させて前記ワイパブレードによって前記ノズル形成面を払拭する第1移動手段と、
    その第1移動手段によって移動させた前記記録ヘッドを、前記ワイパブレードが前記ノズル形成面に当接した状態で所定時間停止させる停止手段と、
    その停止手段によって停止させた前記記録ヘッドを、前記所定方向に所定加速度で再び移動させる第2移動手段とを備え、
    前記停止手段は、前記所定時間停止した状態から、前記第2移動手段によって前記記録ヘッドが前記所定方向に所定加速度で加速している間であって前記第1速度よりも低速である第2速度に達した場合に、前記ワイパブレードが前記ノズル形成面から離れるように、前記ワイパブレードが前記ノズル形成面から離れる位置と前記ノズルの間の所定位置に前記記録ヘッドを停止させることを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 前記記録ヘッドは主走査方向に往復移動可能に構成されており、
    前記第1移動手段と、前記第2移動手段とは、前記所定方向として前記主走査方向に前記記録ヘッドを移動させることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  3. 前記記録ヘッドが前記第2移動手段によって前記主走査方向に前記所定加速度で移動している場合に、前記ワイパブレードを前記インクを吐出する方向に移動させるワイパブレード移動手段を備えていることを特徴とする請求項2に記載のインクジェット記録装置。
  4. 前記ノズル形成面の縁部であって前記ワイパブレードが前記ノズル形成面から離れる側の縁部と、前記ワイパブレードとは反対側に立設する前記記録ヘッドの側面の縁部とを繋ぐ角部は、傾斜または外方に湾曲して構成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のインクジェット記憶装置。
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