JP2003206664A - 車両における開閉リッドロック装置 - Google Patents

車両における開閉リッドロック装置

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JP2003206664A JP2002006121A JP2002006121A JP2003206664A JP 2003206664 A JP2003206664 A JP 2003206664A JP 2002006121 A JP2002006121 A JP 2002006121A JP 2002006121 A JP2002006121 A JP 2002006121A JP 2003206664 A JP2003206664 A JP 2003206664A
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和則 川目
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    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62JCYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
    • B62J1/00Saddles or other seats for cycles; Arrangement thereof; Component parts
    • B62J1/12Box-shaped seats; Bench-type seats, e.g. dual or twin seats
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B53/00Operation or control of locks by mechanical transmissions, e.g. from a distance
    • E05B53/003Operation or control of locks by mechanical transmissions, e.g. from a distance flexible
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両における開閉リッドロック装置におい
て,悪戯により操作ケーブルの中間が引っ張られても,
リッド係止手段の係止状態は解除されず,開閉リッドを
閉鎖し続けることができるようにする。 【解決手段】 開閉リッド3を閉じ位置に係止するリッ
ド係止手段10を,鍵付きの操作手段11により操作ケ
ーブル7を介して制御するようにしたものにおいて,リ
ッド係止手段10を,開閉リッド3の閉鎖力を受けて開
閉リッド3を閉じ位置に係止すると共に,操作ケーブル
7を操作手段11側へ移動させるように構成する一方,
操作手段11を,操作ケーブル7の操作手段11側への
移動状態をロックし得るように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,自動二輪車等の車
両におけるラゲッジボックス等に適用される開閉リッド
ロック装置に関し,特に,開閉リッドをその閉じ位置に
係止するリッド係止手段を,鍵付きの操作手段により操
作ケーブルを介して制御するようにしたものゝ改良に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の車両における開閉リッドロック装
置は,例えば特開平6−305464号公報に開示され
るように,リッド係止手段を開閉リッドに対する係止方
向にばね付勢しておき,鍵付きの操作手段から操作ケー
ブルを牽引してリッド係止手段の係止状態を解除するよ
うになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記にように,操作手
段から操作ケーブルを牽引してリッド係止手段の係止状
態を解除するようにした従来のものでは,リッド係止手
段の係止状態で操作手段を施錠したとしても,悪戯によ
り操作ケーブルの中間部が引っ張られると,操作手段に
より操作ケーブルを牽引した場合と同じ状態となって,
リッド係止手段の係止状態が解除され,開閉リッドが開
かれてしまうことになる。
【0004】本発明は,かゝる事情に鑑みてなされたも
ので,悪戯により操作ケーブルの中間が引っ張られて
も,リッド係止手段の係止状態は解除されず,開閉リッ
ドの閉鎖状態をロックし続けるようにした,前記車両に
おける開閉リッドロック装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に,本発明は,開閉リッドをその閉じ位置に係止するリ
ッド係止手段を,鍵付きの操作手段により操作ケーブル
を介して制御するようにした,車両における開閉リッド
ロック装置において,リッド係止手段を,開閉リッドの
閉鎖力を受けて開閉リッドを閉じ位置に係止すると共
に,操作ケーブルを操作手段側へ移動させるように構成
する一方,操作手段を,操作ケーブルの操作手段側への
移動状態をロックし得るように構成したことを第1の特
徴とする。
【0006】尚,前記鍵付きの操作手段は,後述する本
発明の実施例におけるコンビネーションスイッチ11に
対応する。
【0007】この第1の特徴によれば,開閉リッドを閉
鎖すると,リッド係止手段は係止状態となり,これに伴
ない操作手段側へ移動する操作ケーブルを操作手段でロ
ックすることにより,リッド係止手段を係止状態に保持
することができる。このような状態で悪戯により操作ケ
ーブルの中間部が引っ張られても,その引っ張り力は,
リッド係止手段の係止方向に作用することになり,悪戯
によるリッド係止手段の係止解除を防ぐことができる。
【0008】また本発明は,第1の特徴に加えて,操作
ケーブルには,開閉リッドがリッド係止手段を係止位置
に作動したとき,操作ケーブルの操作手段側への移動を
助勢するケーブル戻しばねを接続したことを第2の特徴
とする。
【0009】この第2の特徴によれば,開閉リッドの閉
鎖に伴ないリッド係止手段が係止状態となるとき,操作
ケーブルの操作手段側への移動をケーブル戻しばねによ
り助勢し,その移動を的確に行うことができる。
【0010】さらに本発明は,第1又は第2の特徴に加
えて,固定のブラケットに軸支され,開閉リッドに設け
られた被係止部材を係止する係止位置と該被係止部材を
解放する係止解除位置との間を作動する係止レバーと,
この係止レバーを係止解除位置側へ付勢する解除ばね
と,開閉リッドが閉じ位置へ移動するのに応じて被係止
部材により押動され,係止レバーを係止位置へ回動させ
る補助レバーとでリッド係止手段を構成したことを第3
の特徴とする。
【0011】尚,前記被係止部材は,後述する本発明の
実施例における係止環17に対応する。
【0012】この第3の特徴によれば,操作手段により
操作ケーブルを解放したときは,解放ばねの付勢力によ
り係止レバーが係止解除位置へ揺動して被係止部材を解
放し,開閉リッドの開きを可能にし,また開閉リッドを
閉じたときは,被係止部材が補助レバーを介して係止レ
バーを確実に係止位置へ回動させ,被係止部材を係止す
ることができる。
【0013】さらにまた本発明は,第1又は第2の特徴
に加えて,ハウジングと,このハウジングに操作軸を回
転及び摺動可能に支持させるシリンダ錠と,ハウジング
の一側に一体的に連設される延長ハウジングと,前記操
作軸の摺動に連動してロック位置及びロック解除位置間
を揺動するよう延長ハウジングに軸支されるロックレバ
ーと,操作ケーブルに接続されて該ケーブルの操作手段
側及びリッド係止手段側への移動に連動して第1位置及
び第2位置間を揺動するよう延長ハウジングに軸支され
る被ロックレバーと,この被ロックレバーを第1位置方
向に付勢するケーブル戻しばねとで操作手段を構成し,
ロックレバーには,被ロックレバーが第1位置を占める
とき,ロックレバーがロック位置に来ると,被ロックレ
バーを係止するロック爪を設けたことを第4の特徴とす
る。
【0014】この第4の特徴によれば,シリンダ錠の操
作軸の軸方向移動でロックレバーを操作することによ
り,被ロックレバーを介して操作ケーブルを確実にロッ
クしたり,そのロックを解除することができ,しかも,
延長カバーによって,これらロックレバー及び被ロック
レバーを悪戯から保護することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を,添付図面
に示す本発明の一実施例に基づいて以下に説明する。
【0016】図1は本発明の開閉リッドロック装置を備
えた自動二輪車の側面図,図2は上記開閉リッドロック
装置をロック状態で示す全体図,図3は図2の3−3線
断面図,図4は図3の4矢視図,図5は上記開閉リッド
ロック装置のロック解除状態で示す作用説明図,図6は
同開閉リッドロック装置のロック直前の状態で示す作用
説明図である。
【0017】先ず,図1に示すように,スクータ型自動
二輪車Mには,エンジン1の上方にラゲッジボックス2
が配設され,このラゲッジボックス2の開口部前縁に,
乗員用シートを兼ねる開閉リッド3がヒンジ軸4を介し
て連結され,この開閉リッド3の上下方向回動によりラ
ゲッジボックス2が開閉されるようになっている。ラゲ
ッジボックス2の後端部側には,車体フレーム5から起
立したステー6が配置されており,これに,開閉リッド
3を閉鎖位置に係止するリッド係止手段10が設けられ
る。また操向ハンドル9のステアリングステムを回転自
在に支承する,車体フレーム5前端のヘッドパイプ5a
には,鍵付きの操作手段としてのコンビネーションスイ
ッチ11が取り付けられる。このコンビネーションスイ
ッチ11及びリッド係止手段10間には,後者10を制
御すべく前者11の操作力を後者10に伝達する操作ケ
ーブル7が接続される。
【0018】上記リッド係止手段10の詳細を図2を参
照しながら説明する。
【0019】リッド係止手段10は,前記ステー6に固
着されるブラケット12に第1枢軸13及び第2枢軸1
4をそれぞれ介して回転自在に取り付けられる係止レバ
ー15及び補助レバー16を備える。またブラケット1
2の上部には,開閉リッド3の閉じ位置即ち下方回動位
置で,開閉リッド3の下面に固設された被係止環17を
受け入れるガイド溝18が設けられており,係止レバー
15は,そのガイド溝18に進入した被係止環17に係
合して被係止環17のガイド溝18からの脱出を阻止し
得るフック15aを持っている。そして係止レバー15
は,フック15aを被係止環17に係合させる係止位置
A(図2参照)と,フック15aを被係止環17から離
脱させる係止解除位置B(図5参照)との間を第1枢軸
13周りに揺動することができる。
【0020】係止レバー15は,第1枢軸13を挟んで
フック15aと反対側に延びるアーム15bと,第1枢
軸13の近傍からフック15aの屈曲方向に突出する突
起15cとを有しており,そのアーム15bとブラケッ
ト12間には,係止レバー15を前記係止解除位置B側
に付勢する解除ばね19が接続される。またアーム15
bの先端には操作ケーブル7後端の接続端子7bが接続
される。
【0021】補助レバー16は,前記突起15cを挟ん
で互いに対向する受圧アーム16a及びストッパアーム
16bを備えており,係止レバー15が係止解除位置B
を占めるとき,受圧アーム16aをガイド溝18に臨ま
せるようになっている。
【0022】而して,開閉リッド3が閉鎖されると,被
係止環17がガイド溝18に進入しながら補助レバー1
6の受圧アーム16aを下方へ押圧するので,その受圧
アーム16aは第2枢軸14周りに下方へ揺動して係止
レバー15の突起15cを下方へ押圧し,係止レバー1
5を解除ばね19の付勢力に抗して係止位置A側に揺動
させ,フック15aが被係止環17に係合するようにな
る。この係止レバー15の係止位置Aへの回動に伴ない
操作ケーブル7はコンビネーションスイッチ11側へ移
動するようになっている。
【0023】次に,図3及び図4を参照しながらコンビ
ネーションスイッチ11の詳細について説明する。
【0024】コンビネーションスイッチ11は,所定の
キー20によって施錠,開錠されるシリンダ錠21を一
端部に備え,前記エンジン1の点火回路を開閉する公知
のエンジンスイッチ22を他端部に備え,またその中間
部には,前記操向ハンドル9の回転を阻止するハンドル
ロック手段23と,前記リッド係止手段10を操作ケー
ブル7を介して制御するリッド係止制御手段24とが設
けられる。
【0025】シリンダ錠21の操作軸27は,コンビネ
ーションスイッチ11のハウジング28に回転及び軸方
向摺動可能に嵌合されており,それの内端に形成された
角軸部27aがエンジンスイッチ22の可動接点ホルダ
29の中心部に摺動可能に嵌合され,可動接点ホルダ2
9をオン位置又はオフ位置へと回転させ得るようになっ
ている。その角軸部27aと可動接点ホルダ29との間
には,操作軸27をその外端側へ付勢すると共に,可動
接点ホルダ29を固定接点ホルダ30側に押圧する戻し
ばね31が縮設される。
【0026】操作軸27の中間部にはクランク部27b
が形成されており,これをロックピン32に連接して前
記ハンドルロック手段23が構成される。ロックピン3
2は,ハウジング28の一側壁を摺動可能に貫通してい
て,クランク部27bの回転により,前記ステアリング
ステムのロック孔(図示せず)に嵌合して操向ハンドル
9の回転を阻止するロック位置と,該ロック孔41から
抜け出て操向ハンドル9を自由にするロック解除位置と
の間を移動するようになっている。
【0027】前記リッド係止制御手段24は,操作軸2
7の軸方向移動に連動して回動するロックレバー35
と,操作ケーブル7が接続され,操作ケーブル7がリッ
ド係止制御手段24側に移動したときロックレバー35
によりロックされる被ロックレバー36とで構成され
る。
【0028】ロックレバー35は,ハウジング28の一
側壁に一体的に突設された延長ハウジング28aに第3
枢軸37を介して取り付けられるものであって,第3枢
軸37の上方へ延びて操作軸27のクランク部27b及
びフランジ部27c間に係合する第1アーム35aと,
第3枢軸37の下方に延びる第2アーム35bとを備え
ており,第2アーム35bの先端には,側方に突出する
ロック爪39が形成されている。そしてロックレバー3
5は,操作軸27のエンジンスイッチ22側への押し及
び引きに応じてロック解除位置D(図5参照)及びロッ
ク位置C(図2参照)間を揺動するようになっている。
【0029】被ロックレバー36は第4枢軸38により
延長ハウジング28aに取り付けられるものであって,
第4枢軸38の一側方へ突出して前記ロック爪39に係
脱する比較的短い第1アーム36aと,第4枢軸38の
下方に延びる比較的長い第2アーム36bとを備えてお
り,その第2アーム36bの先端部に操作ケーブル7前
端の接続端子7aが接続される。この第2アーム36b
の先端部とハウジング28間には,第2アーム36bを
操作ケーブル7の牽引方向に付勢するケーブル戻しばね
40が縮設される。このケーブル戻しばね40のセット
荷重は,前記解除ばね19のそれより小さく設定され
る。被ロックレバー36は,係止レバー15の係止解除
位置B及び係止位置Aへの揺動に連動して第1位置E
(図2参照)及び第2位置F(図5参照)へと揺動する
ようになっており,被ロックレバー36が第1位置Eを
占めるとき,ロックレバー35がロック位置Cに来る
と,ロック爪39が被ロックレバー36の第1アーム3
6aに係合して,被ロックレバー36をロックする。
【0030】延長ハウジング28aの側面及び先端は,
その内部のリッド係止制御手段24が悪戯されないよう
に,蓋板28bにより閉鎖される。
【0031】操作ケーブル7はガイドケーブル8に摺動
自在に挿入され,ガイドケーブル8に両端はハウジング
28及びブラケット12に支持される。
【0032】図4に示すように,シリンダ錠21の操作
軸27は,その外端に開口するキー孔41に挿入される
キー20によって回転及び軸方向に操作されるもので,
ハウジング28の前端面には,操作軸27が回転操作さ
れる位置として,「OFF」,「リッド開」,「ON」
及び「ハンドルロック」が表示される。
【0033】而して,操作軸27が「OFF」の位置を
占めるときは,エンジンスイッチ22がオフ状態とな
り,「リッド開」の位置で軸方向に押動すると,ロック
レバー35がロック解除位置Dへ揺動され,「ON」の
位置に来るとエンジンスイッチ22がオン状態となり,
「ハンドルロック」の位置まで回転すると,ハンドルロ
ック手段23が作動するようになっている。操作軸27
の「OFF」及び「ハンドルロック」位置でキー20の
キー孔41への抜き差しが可能である。
【0034】次に,この実施例の作用について説明す
る。
【0035】いま,ラゲッジボックス2の開閉リッド3
を開放すべく,キー20をシリンダ錠21のキー孔41
に挿入して操作軸27を「リッド開」まで回転し,その
位置で操作軸27を軸方向に押圧する。このような操作
により操作軸27がエンジンスイッチ22側に摺動する
と,図5に示すように,ロックレバー35がロック位置
Cからロック解除位置Dへと揺動して,被ロックレバー
36を解放するので,リッド係止手段10の係止レバー
15が解除ばね19の付勢力をもって係止解除位置Bま
で揺動し,開閉リッド3の被係止環17を解放する。し
たがって,開閉リッド3を上方へ回動してラゲッジボッ
クス2を開放することができる。このとき,係止解除ば
ね19のセット荷重は,ケーブル戻しばね40のそれよ
り大きく設定されているから,係止レバー15の係止解
除位置Bへの揺動に伴ない操作ケーブル7及び被ロック
レバー36は係止レバー15側に引き寄せられ,被ロッ
クレバー36の第1アーム36aの先端面をロック爪3
9に対向させる。
【0036】このような状態で,キー20による操作軸
27への押圧力を解除すると,操作軸27は戻しばね3
1の付勢力で軸方向の原位置へ戻ろうとして,ロックレ
バー35がロック解除位置Dからロック位置Cへ揺動し
ようとするが,その途中で,図6に示すように,ロック
爪39が被ロックレバー36の第1アーム36aの先端
面に当接して,揺動を停止する。
【0037】そこで,ラゲッジボックス2を閉鎖すべ
く,開閉リッド3を下方へ回動すれば,被係止環17が
ガイド溝18に進入しながら補助レバー16の受圧アー
ム16aを押し下げるので,受圧アーム16aが係止レ
バー15の突起15cを下方へ押圧することで,係止レ
バー15が係止位置Aへと揺動され,図6に示すよう
に,フック15aを被係止環17に係合させる。
【0038】ところで,係止レバー15の係止位置Aへ
の揺動は,係止レバー15からの押圧力により操作ケー
ブル7に被ロックレバー36側への移動を起こさせる。
特に,ケーブル戻しばね40が操作ケーブル7を被ロッ
クレバー36と共に被ロックレバー36側に付勢してい
るから,操作ケーブル7は被ロックレバー36側へスム
ーズに移動することができる。その結果,被ロックレバ
ー36が第1位置Eへ揺動して,第1アーム36aの先
端がロックレバー35のロック爪39の上方へ移行する
や否や,戻しばね31による操作軸27の後退力により
ロックレバー35がロック位置Cへ揺動して,図2に示
すように,ロック爪39を第2アーム35bに係合さ
せ,被ロックレバー36を第1位置Eに拘束することに
なる。
【0039】かくして,リッド係止手段10の係止状態
をロックして,開閉リッド3の開放を阻止することがで
きる。しかもこの状態において,操作ケーブル7の中間
部が悪戯により引っ張られても,ロックレバー35にロ
ックされた被ロックレバー36は第1位置Eから動くこ
とがなく,また係止レバー15は,そのフック15aを
被係止環17との係合を強める方向に揺動することにな
るから,リッド係止手段10の悪戯による作動解除を防
ぐことができ,したがって開閉リッド3の閉鎖状態をロ
ックし続けることができる。
【0040】本発明は上記実施例に限定されるものでは
なく,その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可
能である。
【0041】
【発明の効果】以上のように本発明の第1の特徴によれ
ば,開閉リッドをその閉じ位置に係止するリッド係止手
段を,鍵付きの操作手段により操作ケーブルを介して制
御するようにした,車両における開閉リッドロック装置
において,リッド係止手段を,開閉リッドの閉鎖力を受
けて開閉リッドを閉じ位置に係止すると共に,操作ケー
ブルを操作手段側へ移動させるように構成する一方,操
作手段を,操作ケーブルの操作手段側への移動状態をロ
ックし得るように構成したので,開閉リッドを閉鎖する
と,リッド係止手段は係止状態となり,これに伴ない操
作手段側へ移動する操作ケーブルを操作手段でロックす
ることにより,リッド係止手段を係止状態に保持するこ
とができる。しかも,このような状態で悪戯により操作
ケーブルの中間部が引っ張られても,その引っ張り力
は,リッド係止手段を係止方向に作用することになり,
悪戯によるリッド係止手段の係止解除を防ぐことができ
る。
【0042】また本発明の第2の特徴によれば,第1の
特徴に加えて,操作ケーブルには,開閉リッドがリッド
係止手段を係止位置に作動したとき,操作ケーブルの操
作手段側への移動を助勢するケーブル戻しばねを接続し
たので,開閉リッドの閉鎖に伴ないリッド係止手段が係
止状態となるとき,操作ケーブルの操作手段側への移動
をケーブル戻しばねにより助勢し,その移動を的確に行
うことができる。
【0043】さらに本発明の第3の特徴によれば,第1
又は第2の特徴に加えて,固定のブラケットに軸支さ
れ,開閉リッドに設けられた被係止部材を係止する係止
位置と該被係止部材を解放する係止解除位置との間を作
動する係止レバーと,この係止レバーを係止解除位置側
へ付勢する解除ばねと,開閉リッドが閉じ位置へ移動す
るのに応じて被係止部材により押動され,係止レバーを
係止位置へ回動させる補助レバーとでリッド係止手段を
構成したので,操作手段により操作ケーブルを解放した
ときは,解放ばねの付勢力により係止レバーが係止解除
位置へ揺動して被係止部材を解放し,開閉リッドの開き
を可能にし,また開閉リッドを閉じたときは,被係止部
材が補助レバーを介して係止レバーを確実に係止位置へ
回動させ,被係止部材を係止することができる。
【0044】さらにまた本発明の第4の特徴によれば,
第1又は第2の特徴に加えて,ハウジングと,このハウ
ジングに操作軸を回転及び摺動可能に支持させるシリン
ダ錠と,ハウジングの一側に一体的に連設される延長ハ
ウジングと,前記操作軸の摺動に連動してロック位置及
びロック解除位置間を揺動するよう延長ハウジングに軸
支されるロックレバーと,操作ケーブルに接続されて該
ケーブルの操作手段側及びリッド係止手段側への移動に
連動して第1位置及び第2位置間を揺動するよう延長ハ
ウジングに軸支される被ロックレバーと,この被ロック
レバーを第1位置方向に付勢するケーブル戻しばねとで
操作手段を構成し,ロックレバーには,被ロックレバー
が第1位置を占めるとき,ロックレバーがロック位置に
来ると,被ロックレバーを係止するロック爪を設けたの
で,シリンダ錠の操作軸の軸方向移動でロックレバーを
操作することにより,被ロックレバーを介して操作ケー
ブルを確実にロックしたり,そのロックを解除すること
ができ,しかも,延長カバーによって,これらロックレ
バー及び被ロックレバーを悪戯から保護することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の開閉リッドロック装置を備えた自動二
輪車の側面図。
【図2】上記開閉リッドロック装置をロック状態で示す
全体図。
【図3】図2の3−3線断面図。
【図4】図3の4矢視図。
【図5】上記開閉リッドロック装置のロック解除状態で
示す作用説明図。
【図6】同開閉リッドロック装置のロック直前の状態で
示す作用説明図。
【符号の説明】
A・・・・・係止レバーの係止位置 B・・・・・係止レバーの係止解除位置 C・・・・・ロックレバーのロック位置 D・・・・・ロックレバーのロック解除位置 E・・・・・被ロックレバーの第1位置 F・・・・・被ロックレバーの第2位置 3・・・・・開閉リッド 7・・・・・操作ケーブル 10・・・・リッド係止手段 11・・・・鍵付きの操作手段(コンビネーションスイ
ッチ) 12・・・・ブラケット 15・・・・係止レバー 16・・・・補助レバー 17・・・・被係止部材(被係止環) 19・・・・解除ばね 21・・・・シリンダ錠 27・・・・操作軸 28・・・・ハウジング 28a・・・延長ハウジング 35・・・・ロックレバー 36・・・・被ロックレバー 40・・・・ケーブル戻しばね
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川目 和則 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 河本 秀一 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 Fターム(参考) 2E250 AA21 HH07 JJ05 JJ21 KK01 LL00 PP04 QQ04 QQ07 QQ08 QQ09

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開閉リッド(3)をその閉じ位置に係止
    するリッド係止手段(10)を,鍵付きの操作手段(1
    1)により操作ケーブル(7)を介して制御するように
    した,車両における開閉リッドロック装置において,リ
    ッド係止手段(10)を,開閉リッド(3)の閉鎖力を
    受けて開閉リッド(3)を閉じ位置に係止すると共に,
    操作ケーブル(7)を操作手段(11)側へ移動させる
    ように構成する一方,操作手段(11)を,操作ケーブ
    ル(7)の操作手段(11)側への移動状態をロックし
    得るように構成したことを特徴とする,車両における開
    閉リッドロック装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の車両における開閉リッド
    ロック装置において, 操作ケーブル(7)には,開閉
    リッド(3)がリッド係止手段(10)を係止位置
    (A)に作動したとき,操作ケーブル(7)の操作手段
    (11)側への移動を助勢するケーブル戻しばね(4
    0)を接続したことを特徴とする,車両における開閉リ
    ッドロック装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の車両における開閉
    リッドロック装置において,固定のブラケット(12)
    に軸支され,開閉リッド(3)に設けられた被係止部材
    (17)を係止する係止位置(A)と該被係止部材(1
    7)を解放する係止解除位置(B)との間を作動する係
    止レバー(15)と,この係止レバー(15)を係止解
    除位置(B)側へ付勢する解除ばね(19)と,開閉リ
    ッド(3)が閉じ位置へ移動するのに応じて被係止部材
    (17)により押動され,係止レバー(15)を係止位
    置(A)へ回動させる補助レバー(16)とでリッド係
    止手段(10)を構成したことを特徴とする,車両にお
    ける開閉リッドロック装置。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2記載の車両における開閉
    リッドロック装置において,ハウジング(28)と,こ
    のハウジング(28)に操作軸(27)を回転及び摺動
    可能に支持させるシリンダ錠(21)と,ハウジング
    (28)の一側に一体的に連設される延長ハウジング
    (28a)と,前記操作軸(27)の摺動に連動してロ
    ック位置(C)及びロック解除位置(D)間を揺動する
    よう延長ハウジング(28a)に軸支されるロックレバ
    ー(35)と,操作ケーブル(7)に接続されて該ケー
    ブル(7)の操作手段(11)側及びリッド係止手段
    (10)側への移動に連動して第1位置(E)及び第2
    位置(F)間を揺動するよう延長ハウジング(28a)
    に軸支される被ロックレバー(36)と,この被ロック
    レバー(36)を第1位置(E)方向に付勢するケーブ
    ル戻しばね(40)とで操作手段(11)を構成し,ロ
    ックレバー(35)には,被ロックレバー(36)が第
    1位置(E)を占めるとき,ロックレバー(35)がロ
    ック位置(C)に来ると,被ロックレバー(36)を係
    止するロック爪(39)を設けたことを特徴とする,車
    両における開閉リッドロック装置。
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