JP4477445B2 - タイヤラックの開閉機構 - Google Patents

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本発明は車輌のボディーに対して揺動自在に設置されたタイヤラックを、ボディーに設置されたリアハッチを覆う所定位置に固定するためのロック機構を備えて成る、タイヤラックの開閉機構に関するものである
車輌の一部には、例えばタイヤラック等の車体装備品を、ボディーに設けたドアを覆う態様で設置したものがあり(例えば、特許文献1参照)、図9に示した車輌Vにおいては、ボディーBの後部に設けたリアハッチ(バックドア)Rを覆う態様で、車体装備品であるタイヤラックAが設置されている。
上記タイヤラックAは、上下に位置するヒンジ部H,HのピンP,Pを介して、ボディーBにおけるリアハッチRの側方に支持されており、リアハッチRの後方から退避した開放位置と、リアハッチRの外方を覆う固定位置との間を揺動し得る。
また、上記タイヤラックAには、該タイヤラックAを上記位置に固定するためのロック機構(図示せず)が設けられており、このロック機構によってリアハッチRの外方を覆う上記位置にタイヤラックAを固定することで、該タイヤラックAに保持されたタイヤTが、リアハッチRの後方における所定位置に搭載(固定)されることとなる。
特開平8−301150号公報
ところで、上述の如きタイヤラック(車体装備品)Aを具備した車輌Vにおいて、外方からリアハッチRを開けて車内の荷物を取り出そうとする場合には、先ずタイヤラックAを固定しているロック機構のロックを解除し、タイヤラックAを開放位置へ揺動させてリアハッチRの後方から退避させ、こののちリアハッチRを開ける手順を踏まねば成らず、車内の荷物を取り出すために一連の煩雑な操作を強いられることとなる。
一方、車内からリアハッチRを開けて荷物を出そうとしても、ロック機構により固定されたタイヤラックAに邪魔されてリアハッチRを開放できないので、車内から荷物を押し出す必要が有るような場合には、乗員は車輌Vから一旦降りて後方に周り込み、上述の如くタイヤラックAを固定しているロック機構のロックを解除してタイヤラックAを開放位置へ揺動させ、リアハッチRを開放したのち再び車輌に乗り込んで車内から荷物を押し出さねばならず、極めて煩雑で無駄な動きの多い作業を強いられることとなる。
本発明の目的は上記実状に鑑みて、ロック機構によって所定位置に固定されているタイヤラックにより覆われているリアハッチを、煩雑な作業手順を強いることなく容易に開放させることを可能とした、タイヤラックの開閉機構を提供することにある。
上記目的を達成するべく、本発明に関わるタイヤラックの開閉機構は、車輌(V)のボディー(B)に対して揺動自在に設置されたタイヤラック(1)を、前記ボディー(B)に設置されたリアハッチ(R)を覆う所定位置に固定するためのタイヤラック(1)のロック機構(4)と、ボディー側ロック部材(4B)と係合しているタイヤラック側ロック部材(4A)を、前記リアハッチ(R)が開放動作するときにアンロック位置へ移動させる連動部材(16)と前記リアハッチ(R)に設けられ、該リアハッチ(R)の解放時に前記タイヤラック(1)のベースフレーム(1A)と当接するガイド突起(6)とを有し、前記ロック機構(4)のロックが解除されたのち、前記リアハッチ(R)を開放した際に、前記ガイド突起(6)が前記タイヤラック(1)のベースフレーム(1A)と当接し、前記リアハッチ(R)の開放動作に伴って、前記タイヤラック(1)を前記ボディー(B)の後方へ大きく押し開くよう構成したことを特徴としている。
本発明に関わるタイヤラックの開閉機構によれば、外方からリアハッチを開けて車内の荷物を取り出そうとする場合、リアハッチの開放動作に伴ってタイヤラックのロックが解除されるため、リアハッチを開ける前にタイヤラックのロック機構を解除させる操作を強いられることなく、容易にリアハッチを開放して車内の荷物を取り出すことができる。
また、本発明に関わるタイヤラックの開閉機構によれば、車内からリアハッチを開けて荷物を取り出そうとする場合においても、リアハッチの開放動作に伴ってタイヤラックのロックが解除されるため、一旦降りてタイヤラックのロック機構を解除させる操作を強いられることなく、容易にリアハッチを開放して車内の荷物を取り出すことができる。
さらに、本発明に関わるタイヤラックの開閉機構によれば、所定位置に固定されたタイヤラックに邪魔されることなく、車内からリアハッチを開放することができるために、万一の事故に際しても、タイヤラックによって覆われているリアハッチを開けて車内から脱出することが可能となり、もって乗員に対する安全性が大幅に向上することとなる。
以下、実施例を示す図面に基づいて、本発明を詳細に説明する。
図1〜図8は、本発明に係るタイヤラックの開閉機構の一実施例を示しており、上記タイヤラック1は、車輌VにおけるボディーBの後方域に、リアハッチRを左右方向に跨いで覆う態様で設置されている。
図1〜図3に示す如く、上記タイヤラック1はベースフレーム1Aと、該ベースフレーム1Aに対して揺動自在なリフトバー1Bとを備えており、上記ベースフレーム1Aに設置したキャリア(図示せず)には、ボルトを用いてタイヤTが固定保持されている。
また、上記タイヤラック1は、ボディーBにおけるリアハッチRの側方に、上部ブラケット2aおよび支持ピンを有する上部ヒンジ機構2と、下部ブラケット3aおよび支持ピンを有する下部ヒンジ機構3とを介して支持され、リアハッチRの後方から退避した開放位置(図1参照)と、リアハッチRの後方を覆う所定の固定位置(図2、図3参照)との間を揺動自在に支承されており、常態においてはロック機構4を介して所定の固定位置(図2、図3参照)にロックされている。
上記ロック機構4は、ラック側ユニット4Aとボディー側ユニット4Bとから構成されており、上記ラック側ユニット4Aは、タイヤラック1におけるベースフレーム1Aの揺動側端部に設置されている一方、上記ボディー側ユニット4Bは、上部ヒンジ機構2と下部ヒンジ機構3とが設置された位置に対してリアハッチRを挟んだ反対の部位に設置されており、図4〜図6に示す如くロックピン(ボディー側ロック部材)20と、該ロックピン20を支持するブラケットから構成されている。
同じく、図4〜図7に示すように、ロック機構4のラック側ユニット4Aは、タイヤラック1のベースフレーム1Aに固設されたブラケット10に、上下に延びる支軸11を回転自在に支承し、この支軸11にロック爪(装備品側ロック部材)12と操作レバー13とを一体に固設するとともに、捻りバネ15によってロック爪12および操作レバー13をロック方向(図6、図7中における反時計回り方向)へ付勢している。
さらに、上記ラック側ユニット4Aにおいては、後述する如くリアハッチRの開放動作に基づいてロック爪12をアンロック位置へ移動させるためのキックレバー(連動部材)16が、上記支軸11に対してロック爪12および操作レバー13とともに一体に固設されている。
一方、リアハッチRの外面における揺動側縁部には、上記リアハッチRの開放動作時において、上述したロック機構4におけるキックレバー16と当接するプッシュプレート5が設置されており、このプッシュプレート5の外面には、リアハッチRの解放時にタイヤラック1のベースフレーム1A(上部パイプ1Aa)と当接するガイド突起6が設けられている。
上述の如き構成のロック機構4においては、タイヤラック1を固定位置(図2、図3参照)に占位させた際、ロック爪12が捻りバネ15に付勢されてロックピン20と係合することでロック状態となり、一方、操作ハンドル14を持って操作レバー13を捻りバネ15の付勢力に抗して揺動させ、ロック爪12をアンロック方向(図6、図7中における時計回り方向)へ揺動させて、図7に示す如くロックピン20から離脱したアンロック位置へ移動させることで、ロック状態が解除されることとなる。
ここで、上記ロック機構4においては、上述した如く操作レバー13(操作ハンドル14)を操作してロック状態を解除する以外にも、リアハッチRの開放動作に連動してロック状態を解除させることが可能である。
すなわち、図6に示す如くロック爪12がロックピン20と係合している状態(ロック状態)において、リアハッチRが実線で示す示す如く閉じた状態から、開放動作によって鎖線で示す位置まで移動してくると、リアハッチRに設けられたプッシュプレート5が、ラック側ユニット4Aにおけるキックレバー16の先端と当接する。
さらにリアハッチRが開放動作して、図7に実線で示す位置まで移動する間に、キックレバー16がプッシュプレート5に押されて回動することで、支軸11を介してキックレバー16と一体に固設されているロック爪12が、捻りバネ15の付勢力に抗してアンロック方向(図6、図7中における時計回り方向)へ揺動し、ロックピン20から離脱したアンロック位置に移動することにより、ロック機構4におけるロック状態が解除されることとなる。
このようにロック機構4のロックが解除されたのち、図8に示す如くさらに大きくリアハッチRを開放すると、リアハッチRに設けられたプッシュプレート5のガイド突起6が、タイヤラック1のベースフレーム1A(上部パイプ1Aa)と当接することで、上記タイヤラック1はリアハッチRの開放動作に伴ってボディーBの後方へ大きく押し開かれることとなる。
上述した構成のロック機構4によれば、車輌Vの外方からリアハッチRを開けて車内の荷物を取り出そうとした場合、リアハッチRの開放動作に伴ってタイヤラック1のロック状態を解除できるので、リアハッチRを開ける前にタイヤラック1のロック機構4を解除させる操作を必要とせずに、容易にリアハッチRを開放して車内の荷物を取り出すことが可能となる。
また、上述した構成のロック機構4によれば、車内からリアハッチRを開けて荷物を取り出そうとする場合においても、リアハッチRの開放動作に伴ってタイヤラック1のロック状態を解除できるので、一旦降りてタイヤラック1のロック機構4を解除させる操作を必要とすることなく、容易にリアハッチRを開放して車内の荷物を取り出すことができる。
さらに、上述した構成のロック機構4によれば、該ロック機構4によって固定位置にロックされているタイヤラック1に邪魔されることなく、車内からリアハッチRを開放することができるために、万一の事故に際しても、タイヤラック1によって覆われているリアハッチRを開けて車内から脱出することができ、これによって乗員に対する安全性が大幅に向上することとなる。
本発明に関わるタイヤラックの開閉機構の一実施例を示す車輌の全体背面図。 図1に示したタイヤラックの開閉機構の全体平面図。 図1に示したタイヤラックの開閉機構の全体背面図。 図1に示したタイヤラックの開閉機構におけるロック機構を示す全体図。 ロック機構の構成を示す図4中のV−V線断面図。 ロック機構の構成を示す図4中の VI−VI 線断面図。 ロック機構の動作態様を示す水平断面図。 リアハッチを開放した状態を示すタイヤラックの開閉機構の全体平面図。 従来のロック機構を有するタイヤラックを装備した車輌を示す要部外観図。
符号の説明
1…タイヤラック
2…上部ヒンジ機構、
3…下部ヒンジ機構、
4…ロック機構、
4A…ラック側ユニット、
4B…ボディー側ユニット、
5…プッシュプレート、
6…ガイド突起、
10…ブラケット、
11…支軸、
12…ロック爪(タイヤラック側ロック部材)、
13…操作レバー、
14…操作ハンドル、
15…捻りバネ、
16…キックレバー(連動部材)、
20…ロックピン(ボディー側ロック部材)、
V…車輌、
B…ボディー、
R…リアハッチ
T…タイヤ。

Claims (1)

  1. 車輌(V)のボディー(B)に対して揺動自在に設置されたタイヤラック(1)を、前記ボディー(B)に設置されたリアハッチ(R)を覆う所定位置に固定するためのタイヤラック(1)のロック機構(4)と
    ボディー側ロック部材(4B)と係合しているタイヤラック側ロック部材(4A)を、前記リアハッチ(R)が開放動作するときにアンロック位置へ移動させる連動部材(16)と
    前記リアハッチ(R)に設けられ、該リアハッチ(R)の解放時に前記タイヤラック(1)のベースフレーム(1A)と当接するガイド突起(6)とを有し、
    前記ロック機構(4)のロックが解除されたのち、前記リアハッチ(R)を開放した際に、前記ガイド突起(6)が前記タイヤラック(1)のベースフレーム(1A)と当接し、前記リアハッチ(R)の開放動作に伴って、前記タイヤラック(1)を前記ボディー(B)の後方へ大きく押し開くよう構成したことを特徴とするタイヤラックの開閉機構
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