JP2003205821A - ショルダーアジャスタ取付構造および方法 - Google Patents

ショルダーアジャスタ取付構造および方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コストをかけずに簡単な構造で高さ方向の位
置合わせおよび幅方向の位置合わせを行わせることがで
きるようにする。 【解決手段】 スライドプレート7の裏面、および、ア
ジャスタガーニッシュ5に、両者の幅方向に対する位置
合わせおよび高さ方向に対する位置合わせを同時に行わ
せ得るようにしたガイドリブ21およびガイド斜面22
を設け、ガイド斜面22が、アジャスタガーニッシュ5
の上端部に形成されると共に、上方へ向けて間隔が狭ま
る正面視略ハ字状を呈しており、また、スライドプレー
ト7裏面のガイドリブ21が、スライドプレート7から
離れるに従い間隔が広がる平面視略ハ字状の誘導斜面部
23を有しており、誘導斜面部23がガイド斜面22の
両側を挟持するように当接可能としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ショルダーアジ
ャスタ取付構造および方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車などの車両には、シートベルトが
設けられている。このシートベルトには、乗員の体格に
合わせて肩ベルトの支持高さを調節し得るようにしたシ
ョルダーアジャスタが取付けられている。
【0003】このショルダーアジャスタは、車体のセン
ターピラーにアジャスタレールを介して略上下方向へ移
動可能に設けられたアジャスタガーニッシュと、センタ
ーピラーに取付けられるピラートリムにスライド可能に
設けられたスライドプレートとを備えている。
【0004】そして、アジャスタガーニッシュには高さ
調整を行わせるための操作部が設けられ、スライドプレ
ートにはこの操作部を貫通させる開口穴が設けられてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のショルダーアジャスタ取付手段では、例え
ば、組立時にアジャスタガーニッシュとスライドプレー
トとの高さ方向の位置合わせを行わせることができる機
構を備えてはいるものの、幅方向の位置合わせを行うこ
とができるようにはなっていないため、取付状態でスラ
イドプレートの開口穴と操作部との左右のクリアランス
が異なってしまい、見栄えが低下する可能性があった。
【0006】また、スライドプレートの幅方向の位置合
わせを行うための機構を特別に設けることも考えられる
が、このようにすると、構造が複雑となってコストアッ
プにつながるおそれがある。
【0007】そこで、本発明の目的は、上記の問題点を
解消し、コストをかけずに簡単な構造で高さ方向の位置
合わせおよび幅方向の位置合わせを行わせることのでき
るショルダーアジャスタ取付構造および方法を提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載された発明では、車体に取付けられ
たアジャスタレールと、該アジャスタレールに沿って移
動可能に設けられたアジャスタガーニッシュと、前記ア
ジャスタガーニッシュの周囲を覆うように前記車体に取
付けられるトリムと、該トリムの裏面に前記アジャスタ
レールの延設方向へスライド可能に設けられたスライド
プレートと、該スライドプレートに形成された開口穴お
よびトリムに形成されたスライド穴を貫通して突出する
よう前記アジャスタガーニッシュに設けられて、アジャ
スタレールに対するアジャスタガーニッシュの位置を変
更させる操作部と、該操作部に対して取付可能なカバー
部材とを備えたショルダーアジャスタ取付構造におい
て、前記スライドプレートの裏面、および、アジャスタ
ガーニッシュに、両者の幅方向に対する位置合わせおよ
び高さ方向に対する位置合わせを同時に行わせ得るよう
にしたガイドリブおよびガイド斜面を設け、該ガイド斜
面が、アジャスタガーニッシュの上端部に形成されると
共に、上方へ向けて間隔が狭まる正面視略ハ字状を呈し
ており、また、前記スライドプレート裏面のガイドリブ
が、スライドプレートから離れるに従い間隔が広がる平
面視略ハ字状の誘導斜面部を有しており、該誘導斜面部
が前記ガイド斜面の両側を挟持するように当接可能であ
るショルダーアジャスタ取付構造を特徴としている。
【0009】このように構成された請求項1にかかる発
明によれば、スライドプレート裏面に設けたガイドリブ
と、アジャスタガーニッシュに設けたガイド斜面との協
働によって、スライドプレートとアジャスタガーニッシ
ュとの、幅方向に対する位置合わせおよび高さ方向に対
する位置合わせを同時に行わせることができる。
【0010】請求項2に記載された発明では、前記スラ
イドプレート裏面のガイドリブに対する、前記アジャス
タガーニッシュのガイド斜面の角度設定により、スライ
ドプレートとアジャスタガーニッシュとの位置調整代が
変更可能となるように構成した請求項1に記載のショル
ダーアジャスタ取付構造を特徴としている。
【0011】このように構成された請求項2にかかる発
明によれば、アジャスタガーニッシュのガイド斜面の角
度を適宜設定することによって、ガイドリブの高さを変
えることなく、スライドプレートとアジャスタガーニッ
シュとの位置調整代を変更させるようにすることができ
る。
【0012】請求項3に記載された発明では、前記スラ
イドプレート裏面のガイドリブの根本部が、T字状を呈
している請求項1または2に記載のショルダーアジャス
タ取付構造を特徴としている。
【0013】このように構成された請求項3にかかる発
明によれば、ガイドリブの根本部をT字状とすることに
より、板厚を厚くしなくてもガイドリブの剛性を確保す
ることができる。
【0014】請求項4に記載された発明では、前記スラ
イドプレート裏面のガイドリブと、前記アジャスタガー
ニッシュのガイド斜面との相互接触部に、アール加工を
施した請求項1乃至3のいずれかに記載のショルダーア
ジャスタ取付構造を特徴としている。
【0015】このように構成された請求項4にかかる発
明によれば、スライドプレート裏面のガイドリブとアジ
ャスタガーニッシュのガイド斜面との相互接触部にアー
ル加工を施すことにより、ガイドリブとガイド斜面との
間が滑り易くなるので、スライドプレートの移動を容易
に行わせることができる。
【0016】請求項5に記載された発明では、車体に取
付けられたアジャスタガーニッシュのガイド斜面に対
し、トリムにスライド可能に取付けられたスライドプレ
ート裏面のガイドリブを押し当てることによって、スラ
イドプレートとアジャスタガーニッシュとの幅方向に対
する位置合わせおよび高さ方向に対する位置合わせを同
時に行わせ、その後、アジャスタガーニッシュの周囲を
覆うようにトリムを車体に取付けるショルダーアジャス
タ取付方法を特徴としている。
【0017】このように構成された請求項5にかかる発
明によれば、車体に取付けられたアジャスタガーニッシ
ュのガイド斜面に対し、トリムにスライド可能に取付け
られたスライドプレート裏面のガイドリブを押し当てる
ことによって、スライドプレートとアジャスタガーニッ
シュとの幅方向に対する位置合わせおよび高さ方向に対
する位置合わせを同時に行わせ、その後、アジャスタガ
ーニッシュの周囲を覆うようにトリムを車体に取付ける
ことにより、特別な操作を行うことなく、トリムを車体
に取付ける操作のみによって、スライドプレートの位置
合わせを完了させることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な実施の形
態について、図示例と共に説明する。
【0019】図1〜図9は、この発明の実施の形態を示
すものである。
【0020】まず、構成を説明すると、図1に示すよう
に、ショルダーアジャスタ1は、車体2のセンターピラ
ー3に略上下方向へ向けて取付けられたアジャスタレー
ル4と、アジャスタレール4に沿って略上下方向へ移動
可能に設けられたアジャスタガーニッシュ5とを備えて
いる。
【0021】また、ショルダーアジャスタ1は、車体2
のセンターピラー3にアジャスタガーニッシュ5を覆う
ように取付けられたトリム6(ピラートリム)と、トリ
ム6の裏面(車体2側部分)に対してアジャスタレール
4の延設方向(略上下方向)へスライド可能に設けられ
たスライドプレート7とを備えている。
【0022】ここで、トリム6には、アジャスタガーニ
ッシュ5の移動を許容し得るようにするため略上下方向
へ延びる所要の大きさのスライド穴8が形成されてお
り、このスライド穴8を閉塞するようにスライドプレー
ト7が配置されている。このスライドプレート7には開
口穴9が形成されている。
【0023】そして、アジャスタガーニッシュ5には、
アジャスタレール4に対するアジャスタガーニッシュ5
の位置を変更させるための操作部10が設けられてい
る。また、アジャスタガーニッシュ5の操作部10の下
部には、シートベルトのウエビングを挿通可能な図示し
ないスルーアンカをボルトを用いて取付けるための取付
穴11が形成されている。上述のスライドプレート7の
開口穴9は、これら操作部10および取付穴11に略対
応する大きさおよび位置に形成されている。
【0024】更に、ショルダーアジャスタ1は、スライ
ドプレート7に形成された開口穴9およびトリム6に形
成されたスライド穴8を貫通してトリム6の表面側に突
出した操作部10に対してトリム6の表面側から取付可
能なカバー部材12を備えている。
【0025】そして、この実施の形態のものでは、図2
〜図7に示すように、スライドプレート7の裏面、およ
び、アジャスタガーニッシュ5に、両者の幅方向に対す
る位置合わせおよび高さ方向に対する位置合わせを同時
に行わせ得るようにしたガイドリブ21およびガイド斜
面22を設けている。
【0026】このガイド斜面22は、アジャスタガーニ
ッシュ5の上端両側部にそれぞれ形成され、上方へ向け
て間隔が狭まる略左右対称形状の正面視略ハ字状を呈し
ている。また、スライドプレート7裏面のガイドリブ2
1は、開口穴9よりも僅かに上方部分のガイド斜面22
に対応する位置に突出形成されると共に、ガイドリブ2
1は、スライドプレート7から離れるに従い間隔が略左
右対称に広がる平面視略ハ字状をした一対の誘導斜面部
23を有している。そして、この誘導斜面部23がガイ
ド斜面22の両側を挟持するように当接可能とされてい
る。
【0027】ここで、スライドプレート7裏面のガイド
リブ21に対する、アジャスタガーニッシュ5のガイド
斜面22の角度設定により、スライドプレート7とアジ
ャスタガーニッシュ5との位置調整代が変更可能となる
ような構成としている。
【0028】そして、スライドプレート7裏面のガイド
リブ21の根本部24は、図3に示すように、T字状を
呈するように構成されている。このT字状の根本部24
は、スライドプレート7の長手方向へ延びる縦部25
と、スライドプレート7の幅方向へ延びる横部26とを
備えている。なお、上記により、ガイドリブ21は側面
視略三角形状を呈している。
【0029】更に、スライドプレート7裏面のガイドリ
ブ21と、アジャスタガーニッシュ5のガイド斜面22
との相互接触部には、アール加工が施されている(アー
ル加工部27,28)。
【0030】次に、この実施の形態の作用について説明
する。
【0031】ショルダーアジャスタ1を組立てる場合、
予め、車体2にアジャスタレール4を介してアジャスタ
ガーニッシュ5を取付けておくと共に、トリム6裏面に
スライドプレート7をスライド可能に取付けておく。こ
の際、アジャスタガーニッシュ5はアジャスタレール4
の最下部に位置させ、且つ、スライドプレート7は自重
で開口穴9がスライド穴8の下端側に位置されるように
しておく。
【0032】そして、図1および図5〜図8に示すよう
に、車体2に対してトリム6を近接させて、先ず、車体
2に取付けられたアジャスタガーニッシュ5のガイド斜
面22に対し、トリム6にスライド可能に取付けられた
スライドプレート7裏面のガイドリブ21を押し当てる
ようにし、これによって、後述するように、スライドプ
レート7とアジャスタガーニッシュ5との幅方向に対す
る位置合わせおよび高さ方向に対する位置合わせを同時
に行わせるようにする。
【0033】その後、アジャスタガーニッシュ5の周囲
を覆うようにトリム6を車体2に取付ける。
【0034】最後に、スライドプレート7の開口穴9お
よびトリム6のスライド穴8を貫通してトリム6の表面
側に突出した操作部10に対してトリム6の表面側から
カバー部材12を取付ける。同様に、スライドプレート
7の開口穴9およびトリム6のスライド穴8を介してト
リム6の表面側に露出した取付穴11に対してトリム6
の表面側から、シートベルトのウエビングを挿通可能な
図示しないスルーアンカをボルトなどで取付ける。
【0035】このように、この実施の形態によれば、ス
ライドプレート7に設けたガイドリブ21と、アジャス
タガーニッシュ5に設けたガイド斜面22との協働によ
って、車体2に対してトリム6を近接させる操作のみで
スライドプレート7とアジャスタガーニッシュ5との、
幅方向に対する位置合わせおよび高さ方向に対する位置
合わせを同時に行わせることができる。
【0036】この際、ガイドリブ21の平面視略ハ字状
の誘導斜面部23を、正面視略ハ字状のガイド斜面22
に対して両側を挟持するように当接させることにより、
図5〜図8に示すように、ガイド斜面22に沿ってスラ
イドプレート7は上方で且つ幅中央の所定位置へ誘導さ
れることとなるため、スライドプレート7とアジャスタ
ガーニッシュ5との幅方向に対する位置合わせおよび高
さ方向に対する位置合わせを同時に行わせることができ
る。
【0037】そして、アジャスタガーニッシュ5のガイ
ド斜面22の角度を適宜設定することによって、ガイド
リブ21の高さを変えることなく、スライドプレート7
とアジャスタガーニッシュ5との位置調整代を変更させ
るようにすることができる。
【0038】更に、ガイドリブ21の根本部24をT字
状とすることにより、板厚を厚くしなくてもガイドリブ
21の剛性を確保することができる。
【0039】加えて、スライドプレート7裏面のガイド
リブ21とアジャスタガーニッシュ5のガイド斜面22
との相互接触部にアール加工を施すことにより、ガイド
リブ21とガイド斜面22との間が滑り易くなるので、
スライドプレート7の移動を容易に行わせることができ
る。
【0040】また、車体2に取付けられたアジャスタガ
ーニッシュ5のガイド斜面22に対し、トリム6にスラ
イド可能に取付けられたスライドプレート7裏面のガイ
ドリブ21を押し当てることによって、スライドプレー
ト7とアジャスタガーニッシュ5との幅方向に対する位
置合わせおよび高さ方向に対する位置合わせを同時に行
わせ、その後、アジャスタガーニッシュ5の周囲を覆う
ようにトリム6を車体2に取付けることにより、特別な
操作を行うことなく、トリム6を車体2に取付ける操作
のみによって、スライドプレート7の位置合わせを完了
させることができる。
【0041】以上により、コストをかけずに簡単な構造
で高さ方向の位置合わせに加えて幅方向の位置合わせを
も行わせることができるようになる。よって、カバー部
材12を簡単且つ確実に取付けることができる。
【0042】なお、ガイドリブ21およびガイド斜面2
2を設けない場合には、図9に示すように、スライドプ
レート7とアジャスタガーニッシュ5との位置合わせを
うまく行わせることができず、カバー部材12を取付け
ることが困難となってしまう。
【0043】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1の発
明によれば、スライドプレート裏面に設けたガイドリブ
と、アジャスタガーニッシュに設けたガイド斜面との協
働によって、スライドプレートとアジャスタガーニッシ
ュとの、幅方向に対する位置合わせおよび高さ方向に対
する位置合わせを同時に行わせることができる。
【0044】請求項2の発明によれば、アジャスタガー
ニッシュのガイド斜面の角度を適宜設定することによっ
て、ガイドリブの高さを変えることなく、スライドプレ
ートとアジャスタガーニッシュとの位置調整代を変更さ
せるようにすることができる。
【0045】請求項3の発明によれば、ガイドリブの根
本部をT字状とすることにより、板厚を厚くしなくても
ガイドリブの剛性を確保することができる。
【0046】請求項4の発明によれば、スライドプレー
ト裏面のガイドリブとアジャスタガーニッシュのガイド
斜面との相互接触部にアール加工を施すことにより、ガ
イドリブとガイド斜面との間が滑り易くなるので、スラ
イドプレートの移動を容易に行わせることができる。
【0047】請求項5の発明によれば、車体に取付けら
れたアジャスタガーニッシュのガイド斜面に対し、トリ
ムにスライド可能に取付けられたスライドプレート裏面
のガイドリブを押し当てることによって、スライドプレ
ートとアジャスタガーニッシュとの幅方向に対する位置
合わせおよび高さ方向に対する位置合わせを同時に行わ
せ、その後、アジャスタガーニッシュの周囲を覆うよう
にトリムを車体に取付けることにより、特別な操作を行
うことなく、トリムを車体に取付ける操作のみによっ
て、スライドプレートの位置合わせを完了させることが
できる、という実用上有益な効果を発揮し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる全体分解斜視図で
ある。
【図2】図1にかかるスライドプレートおよびアジャス
タガーニッシュ部分の拡大斜視図である。
【図3】図2の部分拡大斜視図である。
【図4】図1にかかるスライドプレートおよびアジャス
タガーニッシュ部分の正面図である。
【図5】図4の側面図である。
【図6】図5のA−A断面図である。
【図7】図5のB−B断面図である。
【図8】スライドプレートとアジャスタガーニッシュと
の位置合わせの状態を示す側面図である。
【図9】スライドプレートとアジャスタガーニッシュと
の位置合わせがうまく行われない状態を示す側面図であ
る。
【符号の説明】
1 ショルダーアジャスタ 2 車体 4 アジャスタレール 5 アジャスタガーニッシュ 6 トリム 7 スライドプレート 8 スライド穴 9 開口穴 10 操作部 12 カバー部材 21 ガイドリブ 22 ガイド斜面 23 誘導斜面部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体に取付けられたアジャスタレールと、
    該アジャスタレールに沿って移動可能に設けられたアジ
    ャスタガーニッシュと、前記アジャスタガーニッシュの
    周囲を覆うように前記車体に取付けられるトリムと、該
    トリムの裏面に前記アジャスタレールの延設方向へスラ
    イド可能に設けられたスライドプレートと、該スライド
    プレートに形成された開口穴およびトリムに形成された
    スライド穴を貫通して突出するよう前記アジャスタガー
    ニッシュに設けられて、アジャスタレールに対するアジ
    ャスタガーニッシュの位置を変更させる操作部と、該操
    作部に対して取付可能なカバー部材とを備えたショルダ
    ーアジャスタ取付構造において、 前記スライドプレートの裏面、および、アジャスタガー
    ニッシュに、両者の幅方向に対する位置合わせおよび高
    さ方向に対する位置合わせを同時に行わせ得るようにし
    たガイドリブおよびガイド斜面を設け、 該ガイド斜面が、アジャスタガーニッシュの上端部に形
    成されると共に、上方へ向けて間隔が狭まる正面視略ハ
    字状を呈しており、 また、前記スライドプレート裏面のガイドリブが、スラ
    イドプレートから離れるに従い間隔が広がる平面視略ハ
    字状の誘導斜面部を有しており、 該誘導斜面部が前記ガイド斜面の両側を挟持するように
    当接可能であることを特徴とするショルダーアジャスタ
    取付構造。
  2. 【請求項2】前記スライドプレート裏面のガイドリブに
    対する、前記アジャスタガーニッシュのガイド斜面の角
    度設定により、スライドプレートとアジャスタガーニッ
    シュとの位置調整代が変更可能となるように構成したこ
    とを特徴とする請求項1に記載のショルダーアジャスタ
    取付構造。
  3. 【請求項3】前記スライドプレート裏面のガイドリブの
    根本部が、T字状を呈していることを特徴とする請求項
    1または2に記載のショルダーアジャスタ取付構造。
  4. 【請求項4】前記スライドプレート裏面のガイドリブ
    と、前記アジャスタガーニッシュのガイド斜面との相互
    接触部に、アール加工を施したことを特徴とする請求項
    1乃至3のいずれかに記載のショルダーアジャスタ取付
    構造。
  5. 【請求項5】車体に取付けられたアジャスタガーニッシ
    ュのガイド斜面に対し、トリムにスライド可能に取付け
    られたスライドプレート裏面のガイドリブを押し当てる
    ことによって、スライドプレートとアジャスタガーニッ
    シュとの幅方向に対する位置合わせおよび高さ方向に対
    する位置合わせを同時に行わせ、 その後、アジャスタガーニッシュの周囲を覆うようにト
    リムを車体に取付けることを特徴とするショルダーアジ
    ャスタ取付方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103847683A (zh) * 2012-11-29 2014-06-11 北汽福田汽车股份有限公司 一种安全带固定装置
WO2015001836A1 (ja) * 2013-07-01 2015-01-08 本田技研工業株式会社 シートベルトアジャスタ構造

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