JP3113546U - 座席の取付位置を調整可能にした取付用具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】取付用具1の長さ方向に座席取付体2とレール取付体3とを互いに位置をずらして一体に設け,座席取付体とレール取付体との長さ方向の両端方向に各々取付用孔6を穿孔した取付用具とする。
【選択図】図1
Description
この従来の座席取付用具18は、国内外を問わず多数の自動車メーカーによるあらゆる車種を問わずに、座席を自由に取替えて取付取外して、取付固定ができるように殆んどあらゆる車種の自動車の座席にも適用して使用できるようにするために座席取付用具18は、その長さ方向の全長においても約35cm程度と、殆んど相違が無いように略一定の大きさや形状に規格化されおり、ただ、可動レール12と座席の座席取付用フレーム15の取付ネジ孔の位置と配置に若干の相違が見られるに過ぎないものであった。
しかも、座席取付用具18は、鋼鉄製平板を断面略L字状に形成し、その起立側片を座席取付片19とし、水平側片をレール取付片20として、該座席取付片19と該レール取付片20とは、略同一の長さとしその長さ方向の一方の側片縁を共通にして同一位置で一体に連設され、その両端方向に穿孔した取付ネジ孔21も座席取付片19とレール取付片20との対称位置たる同一の位置に設けられている。
このために従来の座席取付用具18によっては、座席の床面の取付位置を調節することは全く不可能であり、図8と図9に示す一体型の座席取付用具18であつても、図10に示す二つに分割した分離型の座席取付用具18であつても、従来の座席取付用具18を用いて座席を床面に取付固定しても、その取付位置を調節することはできないという問題があった。
各々の一端方向を互いに反対方向に取付用具から外方へ突出したから,取付用具から外方へ突出した分だけ、すなわち、従来の座席取付用具による座席を取付固定した場合の如くスライドレールのスライドによらずに、座席を床面のスライドレールに取付固定する取付用具それ自体によって、座席の取付位置を移動して調節することが実現できる。
長尺体の取付用具の長さ方向に全体の長さを略同一に形成した座席取付体とレール取付体とを互いに連設の位置をずらして一体に設けているから、取付用具から互いに反対方向に外方へ同一の長さに座席取付体とレール取付体とかが突出されているので,取付用具から外方へ突出した分だけ、座席の取付位置を移動し、すなわち、従来の従来の座席取付用具による座席を取付位置よりも、座席の取付位置をずらして取付固定することが実現できる。
取付用具を断面略L字状に形成した長尺体の起立側片を座席取付体とし、水平側片をレール取付体としたから、床面に取付固定したスライドレールに垂直方向に座席を取付固定でき、座席取付体に座席をレール取付体にスライドレールを各々取付固定することで、座席をスライドレールに取付用具を利用して取付固定することができ、取付用孔が座席の取付用フレームとスライドレールの可動レールとに穿孔した取付ネジ孔に対応した位置に設けられいるから,規格化れた座席とスライドレールとに、本考案の取付用具を利用して容易に座席を取付固定することが実現できる。
座席取付体が、長さ方向の両端方向に山形状に突起した山形状起立片を設けて、該山形状起立片の垂直方向に複数個の取付用孔が穿孔されているから,座席をスライドレールに取取付固定する際に、該山形状起立片の垂直方向に穿孔した取付用孔を任意に選択すれば,取付固定する座席の高さを自由に調節して、本考案の取付用具を利用して座席を取付固定することが実現できる。
取付用孔が、任意の長さを有する長孔に形成されているから、座席をスライドレールに取付固定する際に、座席の形状や座席の底部の幅に対応して、座席を取付固定するスライドレールの可動レールへのレール取付体の取付位置を、締付用ネジを挿入したまま調節することができ、さらに、座席の奥行きの大小等に対応して調節して座席を取付固定することが実現できる。
取付用具を対称形状に形成して対向して配置してなるものであるから、対置した対称形状に形成して取付用具を、そのまま利用して座席の両側方向に座席取付体により取付するこができ、座席の両側方向に取付けた取付用具のレール取付体によりスライドレールにそのまま取付固定することができるので、本考案の取付用具を利用して座席を床面に容易に取付固定することが実現できる。
取付用具を対称形状に形成して対向して配置し、対置した対称形状に形成して取付用具を長さ方向において正逆反対方向に変更可能に設けてなるものであるから,取付用具から外方へ突出した座席取付体を自動車等の運転装置方向へ位置せしめることにより,本考案の取付用具によって、床面に取付固定される座席を運転装置方向へ接近した位置に取付固定でき、反対に、取付用具から外方へ突出した座席取付体を自動車等の運転装置と反対方向へ位置せしめることにより,本考案の取付用具によって、床面に取付固定される座席を運転装置から離れた位置に取付固定できるので、本考案の取付用具を利用して座席の取付位置を容易に調節して取付固定することが実現できる。
取付用具の長さ方向に互いに位置をずらした座席取付体とレール取付体との両端方向に取付用孔を穿孔したから,規格化された座席の座席取付用フレームとスライドレールの可動レールとの取付ネジ孔へも締付用ネジを用いて容易に取付固定することができるという効果がある。
図1〜図7は本考案の座席の取付位置を調節可能にした取付用具の一実施例を示す図である。
また、1は取付用具、2は座席取付体、3はレール取付体、4は座席取付突部、5はレール取付突部、6は取付用孔、7は山形状起立片、である。
取付用具1の長さ方向の両端方向たる該取付用具1に一体に設けた座席取付体2とレール取付体3との長さ方向の両端方向には、適宜間隔に複数個の取付用孔6を穿孔している。
斯くの如くして、レール取付体3を可動レール12に取付固定しすることにより、取付用具1を床面8に取付固定されてなるスライドレール10に取付固定し、該取付用具1の座席取付体2に図7に示す如く、座席14の座席取付用フレーム15に穿孔した取付ネジ孔に対応した位置において、穿孔した座席取付体2の取付用孔6と座席取付用フレーム15の取付ネジ孔とに、締付用ネジ13を挿通して締付け固定し、該取付用具1を介して座席14とスライドレール10とを一体に取付固定するものである。
スライドレール10に取付固定した取付用具1の座席取付体2の取付用孔6と座席14の座席取付用フレーム15の取付用ネジ孔とに締付用ネジ13を挿通して締付け座席取付体2を座席取付用フレーム15に取付固定し、図7に示す如く取付用具1により座席14をスライドレール10に一体に取付固定するものである。
このように取付用具1により座席14をスライドレール10に取付固定した座席14は,ロック装置16のロックバー17を操作することにより、スライドレール10上をスライド又は固定することにより座席14前後方向に調節するものである。
この場合において、床面8に取付固定する座席14の位置を、自動車の運転席方向へ近接した位置に取付固定する場合には、対置した対称形状の取付用具1から外方へ突出した一方の座席取付体3を、自動車の運転席方向へ向けて座席14を取付用具1に取付固定し、この取付用具1により床面8に取付固定されたスライドレール10の可動レール12にレール取付体2を取付固定することにより、座席14を自動車の運転席に近接した位置に取付固定することができ,また反対に、床面8に取付固定する座席14の位置を、自動車の運転席から反対方向へ離れた位置に取付固定する場合には、対置した対称形状の取付用具1から外方へ突出した一方の座席取付体3を、自動車の運転席から反対方向へ向けて、座席14を取付用具1に取付固定し、この取付用具1により床面8に取付固定されたスライドレール10の可動レール12にレール取付体2を取付固定することにより、座席14を自動車の運転席から離れた位置に取付固定することができるものである。
座席の取付位置をスライドさせることにより調節可能した構造の座席において座席のスライドによる調節では不可能な範囲の大きな調節が必要な場合において、本考案の取付用具を用いることにより、座席の取付位置を調節可能にした取付用具としてあらゆる分野の座席の場合にも利用できる。
2 座席取付体
3 レール取付体
4 座席取付突部
5 レール取付突部
6 取付用孔
7 山形状起立片
8 床面
9 固定装置
10 スライドレール
11 固定レール
12 可動レール
13 締付用ネジ
14 座席
15 座席取付用フレーム
16 ロック装置
17 ロックバー
18 座席取付用具
19 座席取付片
20 レール取付片
21 取付ネジ孔
Claims (8)
- 取付用具の長さ方向に座席取付体とレール取付体とを互いに位置をずらして一体に設け,座席取付体とレール取付体との長さ方向の両端方向に各々取付用孔を穿孔してなることを特徴とする座席の取付位置を調節可能にした取付用具。
- 取付用具の長さ方向に座席取付体とレール取付体とを互いに位置をずらして一体に設け,前記座席取付体と前記レール取付体との各々の一端方向を互いに反対方向に取付用具から外方へ突出し、座席取付体とレール取付体との長さ方向の両端方向に各々取付用孔を穿孔してなることを特徴とする座席の取付位置を調節可能にした取付用具。
- 断面略L字状に形成した長尺体の取付用具の長さ方向に全体の長さを略同一に形成した座席取付体とレール取付体とを互いに連設の位置をずらして一体に設け,前記座席取付体と前記レール取付体との各々の一端方向を互いに反対方向に取付用具から外方へ突出し、座席取付体とレール取付体との長さ方向の両端方向に各々取付用孔を穿孔し、座席取付体の取付用孔が座席の取付用フレームに穿孔した取付ネジ孔に対応した位置に設けられ、レール取付体の取付用孔が可動レールに穿孔した取付ネジ孔に対応した位置に設けられてなることを特徴とする座席の取付位置を調節可能にした取付用具。
- 断面略L字状に形成した長尺体の取付用具の長さ方向の起立側片を座席取付体とし水平側片をレール取付体として、該座席取付体と該レール取付体との長さ方向の各々全体の長さを略同一に形成し長さ方向の中心点の位置を互いにずらして連設し一体に設け,前記座席取付体と前記レール取付体との各々の一端方向を互いに反対方向に取付用具から外方へ突出し、座席取付部材とレール取付部材との長さ方向の両端方向に各々取付用孔を穿孔し、座席取付体の取付用孔が座席の取付用フレームに穿孔した取付ネジ孔に対応した位置に設けられ、レール取付体の取付用孔が可動レールに穿孔した取付ネジ孔に対応した位置に設けられてなることを特徴とする座席の取付位置を調節可能にした取付用具。
- 取付用具の座席取付体が、長さ方向の両端方向に山形状に突起した山形状起立片を設け,該山形状起立片に垂直方向に複数個の取付用孔が穿孔されてなる請求項1、2、3、又は4の座席の取付位置を調節可能にした取付用具。
- レール取付体の両端方向の取付用孔と座席取付体の一端方向の取付用孔とが、任意の長さを有する長孔に形成されてなる請求項1、2、3、4、又は5の座席の取付位置を調節可能にした取付用具。
- 対称形状に形成してなる取付用具を対向して配置し、対置した取付用具の座席取付体に座席の取付用フレームをレール取付体には可動レールを各々取付固定可能に設けてなる請求項1、2、3、4、5、又は6の座席の取付位置を調節可能にした取付用具。
- 対称形状に形成してなる取付用具を対向して配置し、対置した取付用具の座席取付体に座席の取付用フレームをレール取付体には可動レールを各々取付固定可能に設けてなり、対置した取付用具を長さ方向において任意に正逆反対方向に変更可能に設けてなる請求項1、2、3、4、5、6、又は7の座席の取付位置を調節可能にした取付用具。
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JP2005004333U JP3113546U (ja) | 2005-06-10 | 2005-06-10 | 座席の取付位置を調整可能にした取付用具 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2005004333U JP3113546U (ja) | 2005-06-10 | 2005-06-10 | 座席の取付位置を調整可能にした取付用具 |
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JP3113546U true JP3113546U (ja) | 2005-09-08 |
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JP2005004333U Expired - Lifetime JP3113546U (ja) | 2005-06-10 | 2005-06-10 | 座席の取付位置を調整可能にした取付用具 |
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Cited By (1)
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JP2020164069A (ja) * | 2019-03-29 | 2020-10-08 | いすゞ自動車株式会社 | シート取付け用ブラケット |
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2005
- 2005-06-10 JP JP2005004333U patent/JP3113546U/ja not_active Expired - Lifetime
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JP2020164069A (ja) * | 2019-03-29 | 2020-10-08 | いすゞ自動車株式会社 | シート取付け用ブラケット |
JP7120123B2 (ja) | 2019-03-29 | 2022-08-17 | いすゞ自動車株式会社 | シート取付け用ブラケット |
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