JP3440026B2 - シートスライド装置のレール体構造 - Google Patents

シートスライド装置のレール体構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、シートを前後方
向にスライド可能に支持するシートスライド装置のレー
ル体構造、特に、特定素材の押出し加工により成形され
た一対のランナ、ガイドレールの組み合わせとしてなる
シートスライド装置のレール体構造に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、自動車のフロントシート等に
おいて一般的に知られているシートスライド装置を、フ
ロントシート後方に配設されたセカンドシート、サード
シート等の多列のリヤシートに装着してスライドシート
とする構成が、ミニバンや1BOX車等のRV車に代表され
るような多目的自動車において広く採用されている。
【0003】このように、リヤシートをスライドシート
とすれば、そのスライドによって様々なシートアレンジ
が可能となるため、様々な着座形態での乗車が可能とな
るとともに、リヤシートスペースにおける荷物スペース
(ラゲージスペース)の拡大化等も容易にはかられる。
【0004】この種のシートスライド装置としては、た
とえば、車床等に固定されたガイドレール(ロアレール
とも称する)に、シートの載置、固定されるランナ(ア
ッパレールとも称する)を、スチールボール、ローラ等
の転動子、あるいは合成樹脂製のスライダ等を介してス
ライド自在に組み付ける構成が一般的となっている。そ
して、リヤシートスペースは、フロントシートスペース
に比較して前後方向に長いため、ガイドレールを長尺
(ロングレール)とすることで長いスライド範囲を確保
可能とした、いわゆるロングレールタイプのものが、リ
ヤシート用のシートスライド装置として提供されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】シートスライド装置の
レール体をなすランナ、およびガイドレールは、通常、
鉄材等のプレス加工によって対応形状にそれぞれ成形さ
れる。しかし、これらの素材として一般的に用いられる
鉄材等の比重は重いため、特に、ガイドレールをロング
レールとする場合においては、その重量化が避けられな
い。
【0006】そこで、ロングレールとしてなるガイドレ
ールを、たとえば、比重の軽いアルミ材等から成形する
ことが、近年行われつつある。
【0007】また、前後方向でのスライドに加え、車床
に対して着脱可能とする構成が、多目的自動車等のリヤ
シートとして現在広く知られている。この構成において
は、通常、ガイドレールからのランナの取り外しのもと
で、リヤシートを車床から離脱を可能とするため、リヤ
シートの取り扱いの点から考えれば、ランナも軽量であ
ることが好ましいとされている。
【0008】そこで、ガイドレールと共にランナをアル
ミ材等の比重の軽い素材から成形することが、このロン
グレールタイプのレール体においては考えられている。
【0009】ところで、ガイドレールのような断面形状
の一定な長尺物を成形する場合においては、その作業性
の点から、いわゆる押出し加工が有効と考えられる。し
かし、押出し加工によりなる成形体は、断面形状を一定
とすることが要求されるため、転動子用の脱落防止スト
ッパやスライダ用の固定片等をランナに設けることは困
難となりやすい。
【0010】そこで、通常は、別部材等の付加によっ
て、転動子やスライダをランナ、ガイドレール間に介
在、保持可能としている。しかし、このような別部材等
の付加は、部品点数の増加による構成の複雑化、および
作業の煩雑化等を招きやすいため、これらの点から見
て、好ましいものとはいえない。
【0011】従って、アルミ材等の押出し加工により成
形したランナを、構成の複雑化等を伴うことなくガイド
レールにスライド自在に組み付けることは、現時点では
難しいといわざるを得ず、これが、レール体の軽量化の
障害になるとも考えられる。
【0012】この発明は、押出し加工によりなるラン
ナ、ガイドレールを、構成の複雑化等を伴うことなくス
ライド自在に組み付け可能としたシートスライド装置の
レール体構造の提供を目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、この発明によれば、特定素材の押出し加工によりそ
れぞれ成形されたランナ、ガイドレールの一方が、他方
に対し、各側の側壁をそれぞれ対向させて内挿可能であ
り、この対向配置された側壁の一方の対向面に凹溝が、
また、他方の対向面に線状突起が、押出し加工による延
伸方向に沿ってそれぞれ形成されている。そして、スラ
イダが、凹溝内を摺動可能な所定長の略棒状体として、
合成樹脂材料から成形されるとともに、所定間隔離反し
た一対の切欠きによる線状突起の分断のもとで、線状突
起の一部が部分的な分断片として規定され、スライダに
形成された嵌入溝内への分断片の嵌入により、少なくと
も軸線方向に移動不能に、スライダを線状突起に装着可
能としている。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながらこの発
明の実施の形態について詳細に説明する。
【0015】この発明に係るシートスライド装置のレー
ル体構造においては、レール体10をなす、図1、図2に
示す一対のランナ12、ガイドレール14が、比重の軽い特
定素材、たとえばアルミ材の押出し加工により、一定の
断面形状を有する形態としてそれぞれ成形されている。
そして、スライダ16を介して、一方、たとえばランナ12
を他方のガイドレール14にスライド自在に内挿すること
によってレール体10は形成され、図3に示すように、こ
のレール体を、車両の横幅方向におけるインナサイド
(中央寄り)、アウタサイド(外方寄り)での離間位置
に並置することにより、シート18を前後方向にスライド
可能に支持するシートスライド装置20は構成されてい
る。
【0016】図1、図2を見るとわかるように、ランナ
(アッパレールともいう)12は、たとえば、底壁12aの
各側辺に側壁12bを平行に立設させた正面略コ字形状に
成形され、シート18の載置、固定されるブラケット22
が、開放されたその上端、つまり側壁の上端で、長手方
向に離反した2ヶ所、たとえば前後端部の2ヶ所等に、
固定ピン24の嵌入等のもとで一体的に固定されている
(図3参照)。
【0017】そして、図1、図2に示すように、ガイド
レール(ロアレールともいう)14が、このランナ12を包
囲可能な正面略中空形状に成形され、長手方向に延びた
上面の開口14aを介して、ランナのブラケット22はガイ
ドレールの上方に突出されている。
【0018】ここで、図1、図2を見るとわかるよう
に、この発明においては、たとえば、ランナの側壁12b
の外側面に対向するガイドレールの側壁14bの内側面
に、延伸方向に沿って延びた凹溝26が形成されるととも
に、この凹溝に内設可能な線状突起28が、同じく延伸方
向に延びて、ランナの側壁の外側面に突設されている。
【0019】この発明では、スライダ16が、ガイドレー
ルの凹溝26の内部を摺動可能な略棒状体として、合成樹
脂材料等から成形されている。そして、図1に示すよう
に、所定間隔離反した一対の切欠き30による分断のもと
で、線状突起28の一部が部分的な分断片28-1として規定
され、図1に加えて図2、および図4(A),(B)を見ると
わかるように、嵌入溝32内への分断片の嵌入により、こ
のスライダ16が、少なくとも軸線方向に移動不能に、線
状突起の同心上に装着、固定されている。
【0020】スライダの嵌入溝32は、スライダ16の軸線
方向の中間位置で、たとえば直径方向に貫通して形成さ
れている。そして、スライダの嵌入溝32に対応する長さ
の分断片28-1を規定、形成可能に、一対の切欠き30は離
間形成されている。
【0021】なお、切欠き30は、スライダ16の各端部を
介在、配置可能とする長さを少なくとも有して形成さ
れ、これによりなる分断片28-1は、たとえば、線状突起
28の前後の各端部に設けられる。つまり、スライダ16
は、ランナの側壁12b毎の前後位置にそれぞれ配置、固
定される。
【0022】上記のように、この発明のシートスライド
装置のレール体構造においては、ガイドレール14が側壁
14bに凹溝26を有する断面形状に、また、ランナ12が側
壁12bに線状突起28を有する断面形状に、それぞれ成形
されれば足りるため、ランナ、およびガイドレールのい
ずれもが、アルミ材等の押出し加工により成形、具現化
できる。つまり、レール体10の軽量化が十分にはかられ
るとともに、その成形作業の簡素化が十分に可能とな
る。
【0023】そして、ランナの側壁12aで延伸方向に延
びた線状突起28を、一対の切欠き30によって部分的に分
断することにより、スライダ16の装着、固定可能な分断
片28-1を形成しているため、ランナへのスライダの装
着、固定が、別部材等を用いることなく容易に行える。
【0024】つまり、この発明によれば、比重の軽いア
ルミ材等の押出し加工によりなるランナ12、ガイドレー
ル14を、別部材等の付加を伴うことのないスライダ16の
装着のもとでスライド自在に組み付けることができるた
め、部品点数の増加に起因する構成の複雑化、作業性の
煩雑化等を伴わない組み付けが容易に確保可能となる。
【0025】従って、構成の複雑化等を伴うことなく、
レール体10の軽量化、および成形作業の簡単化等が容易
にはかられる。
【0026】また、この構成においては、スライダ16が
ランナの線状突起28に部分的に規定された分断片28-1に
装着、固定されるため、ガイドレール14からのランナ12
の取り外しに伴うスライダの離脱が確実に防止できる。
従って、シート18の着脱作業の容易化が、この発明によ
れば可能となる。
【0027】更に、この発明の構成においては、一対の
切欠き30の形成によって、スライダ16の装着可能な分断
片28-1を線状突起28に形成しているにすぎないため、そ
の形成位置によって、スライダの装着箇所、あるいは装
着数を任意に設定することができる。そして、一対の切
欠き30の形成間隔によって、スライダ16の種々の長さに
対応可能な分断片28-1が形成できる。
【0028】従って、スライダ16の配置箇所、あるいは
その長さ等が適宜設定、変更可能であるため、汎用性に
優れたシートスライド装置のレール体10が容易に提供で
きる。
【0029】なお、この発明の実施の形態においては、
ガイドレールの側壁14bに凹溝26を、また、ランナの側
壁12bに線状突起28を、それぞれ形成しているが、凹
溝、線状突起は、ランナ12、ガイドレール14の対向配置
された側壁の対向面にそれぞれ設けられれば足りるた
め、これに限定されず、これとは逆に、ランナの側壁に
凹溝を、また、ガイドレールの側壁に線状突起を、それ
ぞれ設ける構成としてもよい。
【0030】また、この発明の実施の形態においては、
ランナ12をガイドレールに14に内挿可能としているが、
ランナをガイドレールに対してスライド自在に組み付け
れば足りるため、これに限定されず、これとは逆に、ガ
イドレールをランナにスライド自在に内挿可能とする構
成としてもよい。
【0031】更に、この発明の実施の形態においては、
ランナ12、ガイドレール14の素材として、アルミ材を例
示している。しかし、その比重が比較的軽い素材であれ
ば足りるため、アルミ材に限定されず、たとえばステン
レス材等から、ランナ、ガイドレールを成形してもよ
い。
【0032】ここで、図4(A),(B)に示すように、この
発明の構成においては、線状突起28を、根元に幅狭部28
aを有する先端幅広形状に形成し、幅狭部を挟持可能な
係合爪34を、スライダの嵌入溝32の嵌入端に形成するこ
とが好ましい。
【0033】このような構成によれば、線状突起28から
分断された分断片28-1をスライダの嵌入溝32に嵌入した
ときに、分断片先端の幅広部28bがスライダ嵌入溝の係
合爪34に係合されるため、分断片からのスライダの離脱
が確実に防止できる。従って、線状突起28、ひいては分
断片28-1へのスライダ16の装着、固定の確実性が一層向
上される。
【0034】また、図1、および図4(A),(B)に示すよう
に、スライダ16の周面のうちの、たとえば上方位置に、
軸線方向に延びた摺接突起36を設けるとともに、スライ
ダの嵌入溝32と分断片28-1との間に、中心方向へのスラ
イダの圧縮変形を保障するクリアランスL1を設けるとよ
い。
【0035】このような構成によれば、図4(A),(B)に
示すように、スライダ16は、凹溝26への内挿に伴う凹溝
上面と摺接突起36との当接、押圧のもとで、クリアラン
スL1の範囲内でその中心方向に圧縮変形されるため、ス
ライダの持つ復元力のもとで、摺接突起は凹溝上面に常
に接触可能となる。そのため、凹溝26に対するスライダ
16のガタツキ、ひいてはガイドレール14に対するランナ
12のガタツキが確実に防止できる。
【0036】そして、凹溝26の縦幅やスライダ16の直径
寸法のバラツキ、あるいはスライダの圧縮変形量等にバ
ラツキが生じても、この摺接突起36、およびクリアラン
スL1によるスライダの圧縮変形のもとでこれらのバラツ
キ等は吸収できるため、凹溝の形成、およびスライダの
成形等の精度が緩和できる。従って、この点からも、構
成の簡素化が十分にはかられる。
【0037】なお、この発明のシートスライド装置のレ
ール体構造は、ロングレールとしてなるリヤシート用の
シートスライド装置への適用に有効であるとはいえ、こ
れに限定されず、フロントシート用のシートスライド装
置に、この発明を応用してもよいことはいうまでもな
い。
【0038】また、自動車等のシートに限定されず、た
とえば、電車、飛行機、船舶等のシートに装着されるシ
ートスライド装置に、この発明を応用してもよい。
【0039】上述した実施の形態は、この発明を説明す
るためのものであり、この発明を何等限定するものでな
く、この発明の技術範囲内で変形、改造等の施されたも
のも全てこの発明に包含されることはいうまでもない。
【0040】
【発明の効果】上記のように、この発明に係るシートス
ライド装置のレール体構造によれば、凹溝、線状突起を
ランナ、ガイドレールの側壁の対向面の一方、他方にそ
れぞれ形成すれば足りるため、ランナ、およびガイドレ
ールのいずれもが、特定素材の押出し加工により成形、
具現化できる。そのため、成形作業の簡素化が十分には
かられる。
【0041】そして、延伸方向に延びた線状突起を一対
の切欠きによって部分的に分断することにより、スライ
ダの装着、固定可能な分断片を形成しているため、ラン
ナへのスライダの装着、固定が、別部材等を用いること
なく容易に行える。
【0042】つまり、比重の軽いアルミ材等をランナ、
ガイドレールの素材として利用できるため、レール体の
軽量化が確実に可能となる。そして、別部材等の付加を
伴うことなくスライダの装着、固定が得られるため、部
品点数の増加に起因する構成の複雑化、作業性の煩雑化
等を伴わない組み付けが容易に確保可能となる。
【0043】また、スライダが線状突起の分断片に装
着、固定されるため、ガイドレールからのランナの取り
外しに伴うスライダの離脱が確実に防止できる。従っ
て、シートの着脱作業の容易化が、この発明によれば可
能となる。
【0044】更に、一対の切欠きの形成によって、スラ
イダの装着可能な分断片を線状突起に形成しているにす
ぎないため、その形成位置によって、スライダの装着箇
所、あるいは装着数を任意に設定することができる。そ
して、一対の切欠きの形成間隔によって、スライダの種
々の長さに対応可能な分断片が形成できる。
【0045】従って、スライダの配置箇所、あるいはそ
の長さ等が適宜設定、変更可能であるため、汎用性に優
れたシートスライド装置のレール体が容易に提供でき
る。
【0046】また、線状突起を、根元に幅狭部を有する
先端幅広形状に形成するとともに、この線状突起の根元
の幅狭部を挟持可能に、スライダの嵌入溝の嵌入端に係
合爪を形成すれば、嵌入溝への分断片の嵌入により、分
断片先端の幅広部がスライダ嵌入溝の係合爪に係合され
るため、分断片からのスライダの離脱が確実に防止でき
る。従って、分断片へのスライダの装着、固定の確実性
が一層向上される。
【0047】更に、スライダの周面の一部に、軸線方向
に延びた摺接突起を形成するとともに、スライダの嵌入
溝と分断片との間に、中心方向へのスライダの圧縮変形
を保障するクリアランスを設ければ、スライダが、凹溝
への内挿に伴う凹溝内面と摺接突起との当接、押圧のも
とで、クリアランスの範囲内でその中心方向に圧縮変形
されるため、スライダの持つ復元力のもとで、摺接突起
は凹溝内面に常に接触可能となる。そのため、凹溝に対
するスライダのガタツキ、ひいてはガイドレールに対す
るランナのガタツキが確実に防止できる。
【0048】そして、この弾性変形が、凹溝の縦幅やス
ライダの直径寸法のバラツキ、あるいはスライダの圧縮
変形量等にバラツキを吸収するため、凹溝の形成、およ
びスライダの成形等の精度が緩和できる。従って、この
点からも、構成の簡素化が十分にはかられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るシートスライド装置のレール体
構造を示す、レール体の一部破断の概略分解斜視図であ
る。
【図2】シートスライド装置のレール体構造を示す、レ
ール体の正面図、および断面図である。
【図3】シートスライド装置の概略斜視図である。
【図4】内挿前、および内挿後における、シートスライ
ド装置のレール体構造を示す、レール体の各部分拡大断
面図である。
【符号の説明】
10 シートスライド装置のレール体 12 ランナ 14 ガイドレール 16 スライダ 20 シートスライド装置 26 凹溝 28 線状突起 28-1 分断片 30 切欠き 32 嵌入溝 34 係合爪 36 摺接突起

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方を他方に対して内挿可能とする一対
    のランナ、ガイドレールを特定素材の押出し加工により
    それぞれ成形し、スライダを介した一方への他方の内挿
    により、ランナをガイドレールに対してスライド自在に
    組み付けてなるシートスライド装置のレール体であり、 ランナ、ガイドレールの一方が他方に対し、各側の側壁
    をそれぞれ対向させて内挿可能であり、この対向配置さ
    れた側壁の一方の対向面に凹溝が、また、他方の対向面
    に線状突起が、押出し加工による延伸方向に沿ってそれ
    ぞれ形成され、 スライダが、凹溝内を摺動可能な所定長の略棒状体とし
    て、合成樹脂材料から成形されるとともに、所定間隔離
    反した一対の切欠きによる線状突起の分断のもとで、線
    状突起の一部が部分的な分断片として規定され、スライ
    ダに形成された嵌入溝内への分断片の嵌入により、スラ
    イダを少なくとも軸線方向に移動不能に線状突起に装着
    可能としたシートスライド装置のレール体構造。
  2. 【請求項2】 線状突起が、根元に幅狭部を有する先端
    幅広形状に形成されるとともに、この線状突起の根元の
    幅狭部を挟持可能に、スライダの嵌入溝の嵌入端に係合
    爪が形成された請求項1記載のシートスライド装置のレ
    ール体構造。
  3. 【請求項3】 スライダが、軸線方向に延びた摺接突起
    を周面の一部に有して成形されるとともに、スライダの
    嵌入溝と分断片との間に、中心方向へのスライダの圧縮
    変形を保障するクリアランスが設けられた請求項1また
    は2記載のシートスライド装置のレール体構造。
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