JP6023886B2 - シートベルトアジャスタ構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車体のアジャスタベースにスライド自在にアジャスタアンカが取り付けられ、アジャスタアンカを覆うカバーを備え、カバーがガーニッシュで覆われるシートベルトアジャスタ構造に関する。
一般に、車両のドライバシート(フロントシート)などには3点式シートベルトが用いられている。3点式シートベルトは、センタピラーにスルーアンカが設けられ、スルーアンカにウエビングが支えられている。ここで、3点式シートベルトのなかには、乗員の身長に合わせてスルーアンカの取付位置を調整できるシートベルトアジャスタ構造を備えたものがある。
シートベルトアジャスタ構造は、例えば、アジャスタベースにアジャスタアンカ(操作ノブを含む)がスライド自在に支持された状態で、アジャスタベースがセンタピラーに取り付けられる。
一方、ピラーガーニッシュのガイドにアジャスタカバーがスライド自在に支持された状態で、ピラーガーニッシュがセンタピラーに取り付けられる。
このとき、アジャスタカバーやピラーガーニッシュの長孔からアジャスタアンカが突出される。突出したアジャスタアンカにスルーアンカが取り付けられる。
この状態において、アジャスタアンカがアジャスタカバーで覆われ、スルーアンカ(すなわち、アジャスタアンカ)とともにアジャスタカバーが上下方向にスライドする(例えば、特許文献1参照。)。
しかし、特許文献1のシートベルトアジャスタ構造は、ピラーガーニッシュにアジャスタカバーが支持された状態で、ピラーガーニッシュがセンタピラーに取り付けられる。
このため、アジャスタアンカがピラーガーニッシュやアジャスタカバーで隠された状態において、アジャスタカバーの長孔にアジャスタアンカを合わせる必要があり、シートベルトアジャスタ構造の組付作業に手間がかかる。
特許第2551585号公報
本発明は、シートベルトアジャスタ構造を手間をかけないで容易に組み付けることができるシートベルトアジャスタ構造を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明によれば、車体に取り付けられるアジャスタベースと、前記アジャスタベースにスライド自在に支持され、上下方向に移動可能なアジャスタアンカと、前記アジャスタアンカの上端部および下端部に係止可能な係止手段を有し、該係止手段が前記上端部および前記下端部に係止された状態で前記アジャスタベースを覆うカバーと、前記アジャスタアンカの上部は、前記上端部および一対の上側段部を有し、前記カバーは、前記上端部に当接可能な中央リブと、前記一対の上段段部に当接するように前記中央リブの両端から下方に折り曲げられた一対の折曲リブと、を備え、前記係止手段は、前記中央リブから下方に突出され、前記アジャスタアンカの上端部の裏面に当接される上係止部を備え、前記カバーが、前記車体に取り付けられるガーニッシュで覆われるシートベルトアジャスタ構造を提供する。
請求項2に係る発明では、好ましくは、前記係止手段は、前記上係止部が車体前後方向へ所定間隔おいて一対設けられ、前記アジャスタアンカの下端部に係止可能な下係止部と、を有し、前記アジャスタベースは、前記アジャスタアンカを上停止位置に停止させる上停止部と、前記アジャスタアンカを下停止位置に停止させる下停止部と、を有し、前記上停止部の両側に前記一対の上係止部が配置されている。
請求項3に係る発明では、好ましくは、前記カバーは、該カバーの両側部に設けられ、上下方向に延びる一対の第1リブと、前記一対の第1リブの内側に設けられ、該一対の第1リブより張出寸法が大きい一対の第2リブと、を有する。
請求項4に係る発明では、好ましくは、前記カバーは、前記アジャスタアンカの上部において上端部および両側部に当接可能な第3リブを有する。
請求項1に係る発明では、カバーに係止手段を有し、係止手段をアジャスタアンカの上端部および下端部に係止可能とした。よって、カバーをガーニッシュで覆う前に、アジャスタアンカに係止手段でカバーを取り付けることができる。
これにより、アジャスタアンカおよびカバーを取付作業がしやすい位置に配置でき、カバーを係止手段でアジャスタアンカに容易に係止させることができる。
さらに、カバーは、ガーニッシュに比べて小さな部材である。よって、アジャスタアンカに係止手段を係止させる際に、係止手段を容易に目視できる。
これにより、係止手段を無理のない姿勢で目視することが可能になり、アジャスタアンカに係止手段を容易に係止させることができる。
加えて、アジャスタアンカにカバーを取り付けた状態で、アジャスタベースを車体に取り付けた後、ガーニッシュを車体に取り付けることができる。これにより、シートベルトアジャスタ構造を手間をかけないで容易に組み付けることができる。
また、カバーに中央リブと、一対の折曲リブとを備えた。中央リブをアジャスタアンカの上端部に当接することにより、カバーを下方に移動することを中央リブで抑えることができる。また、一対の折曲リブをアジャスタアンカの上段段部に当接することにより、カバーがスライド移動方向(すなわち、上下方向)に対して直交する方向(横方向)に移動することを一対の折曲リブで抑えることができる。
請求項2に係る発明では、係止手段は一対の上係止部を有し、一対の上係止部をアジャスタアンカの上端部に係止させた状態で、一対の上係止部を上停止部の両側に配置するようにした。これにより、アジャスタアンカをアジャスタベースに沿って上下方向に移動させる際に、アジャスタベースの上停止部に一対の上係止部が当たらないように避けることができ、アジャスタアンカの上下方向の移動量を確保できる。
請求項3に係る発明では、カバーの両側部に一対の第1リブを設けた。よって、ガーニッシュに対する接触面積を大きく確保できる。これにより、ガーニッシュに対するカバーの面圧を小さく抑えることができ、カバーを円滑にスライド移動させることができる。
さらに、一対の第1リブをガーニッシュに接触させることにより、カバーがスライド移動方向に対して直交する方向に移動することを抑えることができる。すなわち、ガーニッシュに対するカバーの直交する方向へのガタ(揺れ動き)を抑えることができる。
加えて、一対の第1リブの内側に一対の第2リブを設け、一対の第2リブの張出寸法を一対の第1リブより大きくした。これにより、一対の第2リブでカバーの剛性を高めることができるので、カバーを一層良好に円滑にスライド移動させることができる。
請求項4に係る発明では、カバーに第3リブを有し、第3リブをアジャスタアンカの上端部および両側部に当接可能に形成した。
よって、アジャスタアンカの上端部に第3リブを当接させることにより、カバーが下方に移動することを第3リブで抑えることができる。すなわち、アジャスタアンカに対するカバーの下方向へのガタを抑えることができる。
さらに、アジャスタアンカの両側部に第3リブを当接させることにより、カバーがスライド移動方向に対して直交する方向に移動することを第3リブで抑えることができる。すなわち、アジャスタアンカに対するカバーの直交する方向へのガタを抑えることができる。
本発明に係るシートベルトアジャスタ構造を備えた車両を示す斜視図である。 図1のシートベルトアジャスタ構造を示す斜視図である。 図2のシートベルトアジャスタ構造の理解を容易にするためにアジャスタベースを除去し、このシートベルトアジャスタ構造をピラーガーニッシュの内側から見た状態を示す斜視図である。 本発明に係るシートベルトアジャスタ構造を示す分解斜視図である。 図1の5−5線断面図である。 本発明に係るシートベルトアジャスタ構造からアジャスタカバーを外した状態を示す分解斜視図である。 本発明に係るシートベルトアジャスタ構造の上係止部と上停止部との関係を示す斜視図である。 図1の8−8線断面図である。 図6の9部拡大図である。 図6の10部拡大図である。 本発明に係るシートベルトアジャスタ構造のアジャスタアンカにアジャスタカバーを取り付ける例を説明する図である。 本発明に係るシートベルトアジャスタ構造をセンタピラーに組み付ける例を説明する図である。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、「前(Fr)」、「後(Rr)」、「左(L)」、「右(R)」は運転者から見た方向にしたがう。
実施例に係るシートベルトアジャスタ構造25について説明する。
なお、図2〜図12においては構成の理解を容易にするためにシート装置20のウエビング22を除去した状態で示す。
図1に示すように、車両10は、車体11の骨材を形成するセンタピラー12と、センタピラー12に設けられたピラーガーニッシュ13と、ピラーガーニッシュ13の車体前方に設けられたフロントサイドドア14と、フロントサイドドア14の前端部側に設けられたインストルメントパネル15と、ピラーガーニッシュ13の車体後方に設けられたリヤサイドドア16とを備えている。
ピラーガーニッシュ13、フロントサイドドア14、インストルメントパネル15およびリヤサイドドア16などで車室17が仕切られている。
さらに、車両10は、車室17内に設けられたドライバシート(フロントシート)18と、ドライバシート18に着座した乗員を拘束するシート装置20とを備えている。
シート装置20は、センタピラー12の下部に設けられた巻取装置21と、巻取装置21に一端22aが連結されるとともに床部に他端22bが連結されたウエビング22と、ウエビング22を乗員の肩側で支えるスルーアンカ26を含むシートベルトアジャスタ構造25と、スルーアンカ26を経て車室17側に引き出されたウエビング22に設けられたタング28と、タング28を着脱自在に係止するロアアンカ(図示せず)とを備えている。
図2、図3に示すように、ピラーガーニッシュ13は、センタピラー12を車室17側から覆う装飾用の部材である。このピラーガーニッシュ13は、センタピラー12のピラー壁部12aに沿って配置されるガーニッシュ壁部31と、ガーニッシュ壁部31の車体前方側の側部から車幅方向外側に張り出された前側壁部32と、ガーニッシュ壁部31の車体後方側の側部から車幅方向外側に張り出された後側壁部33とを有する。
ガーニッシュ壁部31、前側壁部32および後側壁部33でピラーガーニッシュ13が断面略コ字状に形成されている。
さらに、ピラーガーニッシュ13は、ガーニッシュ壁部31の前部31aおよび前側壁部32に設けられた複数の前ピラーリブ34と、ガーニッシュ壁部31の後部31bおよび後側壁部33に設けられた複数の後ピラーリブ35と、ガーニッシュ壁部31の車体前後方向中央に設けられたピラー開口部36とを有する。
複数の前ピラーリブ34は、ピラーガーニッシュ13の内部に、上下方向に所定間隔をおいて形成されている。複数の後ピラーリブ35は、複数の前ピラーリブ34と同様に、ピラーガーニッシュ13の内部に、上下方向に所定間隔をおいて形成されている。
よって、ピラーガーニッシュ13は、複数の前ピラーリブ34および複数の後ピラーリブ35間の車体前後方向中央に、上下方向に延びる収納空間37(図8も参照)が形成されている。収納空間37にシートベルトアジャスタ構造25が配置される。
ピラー開口部36は、ガーニッシュ壁部31の車体前後方向中央に形成されている。ピラー開口部36に、シートベルトアジャスタ構造25のアジャスタアンカ42(具体的には、操作ノブ66)やアンカカバー45が配置される。
このピラー開口部36は、シートベルトアジャスタ構造25(具体的には、アジャスタアンカ42)の上下方向(矢印A方向)の移動を許容するために、上下方向に延出されている。
図4、図5に示すように、シートベルトアジャスタ構造25は、センタピラー12に取り付けられるアジャスタベース41と、アジャスタベース41に支持されるアジャスタアンカ42と、アジャスタアンカ42に係止されるアジャスタカバー43と、アジャスタアンカ42に取り付けられるスルーアンカ26と、スルーアンカ26の係止部26aを覆うアンカカバー45とを備えている。
スルーアンカ26の係止部26aは、アジャスタアンカ42のねじ孔75にボルト46をねじ結合することによりアジャスタアンカ42に取り付けられる。
アジャスタベース41は、アジャスタアンカ42を上下方向(矢印A方向)にスライド自在に支持するスライドガイド47と、スライドガイド47の上端部47aに設けられた上脚部48と、スライドガイド47の下端部47bに設けられた下脚部49と、スライドガイド47の上端部47aに設けられた上停止部51と、スライドガイド47の下端部47bに設けられた下停止部52とを備えている。
スライドガイド47は、複数のロック孔55(図7も参照)が上下方向に所定間隔をおいて形成されている。
上脚部48および下脚部49が上下のボルト57・ナット58でセンタピラー12に取り付けられることにより、アジャスタベース41がセンタピラー12のピラー壁部12aに取り付けられる。
上停止部51は、スライドガイド47の上端部47aから車室17側に向けて突出されたピンである。上停止部51にアジャスタアンカ42の上当接部76(図3も参照)が当接することにより、スルーアンカ26を上停止位置P1に停止させる。
下停止部52は、スライドガイド47の下端部47bの両側部から外側に張り出されている一対の突片53である。下停止部52にアジャスタアンカ42の下当接部65が当接することにより、アジャスタアンカ42を下停止位置P2に停止させる。
アジャスタアンカ42は、スライドガイド47に上下方向にスライド自在に支持されるスライダ61と、スライダ61に取り付けられたアンカ62と、アンカ62に設けられたロック手段63とを備えている。
スライダ61は、下端部に下当接部65を備えている。下当接部65が下停止部52に当接されることにより、アジャスタアンカ42が下停止位置P2に停止される。
スライダ61にアンカ62が車室17側から取り付けられている。アンカ62の表面62a略中央にロック手段63の操作ノブ66が取り付けられ、操作ノブ66にロックピン67が連結されている。操作ノブ66の操作が解除された状態で、ロックピン67がスライダ61の貫通孔68(図3参照)からスライドガイド47側に突出される。
突出されたロックピン67がスライドガイド47のロック孔55(図7も参照)に挿通されることにより、アジャスタアンカ42がアジャスタベース41の所定位置に保持される。
図6に示すように、アンカ62は、車体前後方向に設けられた一対の側部71と、一対の側部71の各下端を連結する下端部72と、一対の側部71の各上端を連結する上端部73とを有する。
一対の側部71は、上部に一対の上側段部71aが形成されている。一対の上側段部71aでアンカ62の上部62bの両側部が形成され、一対の上側段部71aの各上端が上端部73で連結されている。すなわち、アンカ62の上部62bは、上端部73および一対の上側段部71aを有する。
一対の側部71、下端部72および上端部73でアンカ62が平面視略矩形状に形成されている。
アンカ62は、表面62a下部に設けられたねじ孔75(図4参照)と、裏面62c上部に設けられた上当接部76とを備えている。
図7に示すように、アンカ62の上当接部76(図3も参照)が、アジャスタベース41の上停止部51に当接されることにより、アジャスタアンカ42が上停止位置P1に停止される。
図4、図6に戻って、アジャスタカバー43は、車体前後方向に設けられた一対のカバー側部81と、一対のカバー側部81の各下端を連結するカバー下部82と、一対のカバー側部81の上端を連結するカバー上部83とを有する。
一対のカバー側部81、カバー下部82およびカバー上部83でアジャスタカバー43が平面視略矩形状に形成されている。
さらに、アジャスタカバー43は、略中央に開口された開口部85と、一対のカバー側部81に設けられた一対の第1リブ86と、一対の第1リブ86の内側に設けられた一対の第2リブ87と、一対の第2リブ87間に設けられた第3リブ88と、開口部85の上端部85aおよび下端部85bに隣接して設けられた係止手段89とを有する。
開口部85はピラー開口部36(図2参照)に対向する位置に形成される。この開口部85は、アジャスタアンカ42のロック手段63(具体的には、操作ノブ66)を車室17側に挿通可能で、かつ、アジャスタアンカ42のねじ孔75が車室17側に露出可能に開口されている。
ねじ孔75が開口部85から車室17側に露出されることにより、ねじ孔75にボルト46がねじ結合される。よって、スルーアンカ26の係止部26aがボルト46でアジャスタアンカ42に取り付けられる。
一対の第1リブ86は、一対のカバー側部81からアジャスタカバー43の裏面43a側にそれぞれ張り出され、一対のカバー側部81に沿って上下方向(縦向き)に延びている。
図8に示すように、一対の第1リブ86は、ピラーガーニッシュ13に接触可能に形成されている。具体的には、一対の第1リブ86のうち車体前方側の第1リブ86が、複数の前ピラーリブ34のガイド片34aに接触可能に形成されている。また、一対の第1リブ86のうち車体後方側の第1リブ86が、複数の後ピラーリブ35のガイド片35aに接触可能に形成されている。
図6に再度戻って、一対の第2リブ87は、アジャスタカバー43の裏面43aのうち、一対の第1リブ86の内側隣接位43bに設けられている。一対の第2リブ87は、一対の第1リブ86に沿って縦向きに上下方向に延び、かつ、一対の第1リブ86より張出寸法H1(図8も参照)が大きく張り出されている。
一対の第2リブ87の張出寸法H1が大きく確保されることにより、一対の第2リブ87でアジャスタカバー43の剛性が高められている。
アジャスタカバー43の裏面43aのうち一対の第2リブ87間に第3リブ88が設けられている。第3リブ88は、車体前後方向(横向き)に延び、一対の第2リブ87に両端部88aが連結されている。この第3リブ88は、アジャスタアンカ42に向けて張り出されている。
第3リブ88が一対の第2リブ87に連結された状態で横向き(すなわち、一対の第2リブ87に直交する方向)に延出されることにより、一対の第2リブ87が第3リブ88で補強されている。これにより、アジャスタカバー43の剛性がさらに高められている。
図3、図8に示すように、アジャスタカバー43の一対のカバー側部81に一対の第1リブ86が設けられることにより、複数の前ピラーリブ34(ガイド片34a)や複数の後ピラーリブ35(ガイド片35a)に対する接触面積が大きく確保される。
これにより、複数の前ピラーリブ34や複数の後ピラーリブ35に対するアジャスタカバー43の面圧が小さく抑えられ、アジャスタカバー43を円滑にスライド移動させることができる。
さらに、一対の第2リブ87でアジャスタカバー43の剛性を高めることにより、アジャスタカバー43を一層良好に円滑にスライド移動させることができる。
加えて、一対の第1リブ86を複数の前ピラーリブ34(ガイド片34a)や複数の後ピラーリブ35(ガイド片35a)に接触させることにより、アジャスタカバー43がスライド移動方向に対して直交する方向に移動することを複数の前ピラーリブ34や複数の後ピラーリブ35で抑えることができる。
すなわち、ピラーガーニッシュ13に対するアジャスタカバー43の直交する方向へのガタ(揺れ動き)を抑えることができる。
図6、図9に示すように、第3リブ88は、中央部に設けられアンカ62の上端部73に当接可能な中央リブ95と、第3中央リブ95の両端95aから下方に折り曲げられた一対の折曲リブ96と、一対の折曲リブ96の下端96aから一対の第2リブ87まで延びた延出リブ97とを有する。
アンカ62の上端部73に中央リブ95が当接されることにより(図3も参照)、アジャスタカバー43が下方に移動することを第3リブで抑えられる。すなわち、アンカ62に対するアジャスタカバー43の下方向へのガタが抑えられる。
一対の折曲リブ96は、アンカ62(上部62b)の上端部73に中央リブ95が当接された状態において、上部62bの一対の上側段部71aに当接可能に形成されている(図3も参照)。
具体的には、上端部73に中央リブ95が当接された状態において、上側段部71aの一方に折曲リブ96の一方が当接され、上側段部71aの他方に折曲リブ96の他方が当接される。
これにより、アジャスタカバー43がスライド移動方向(すなわち、上下方向)に対して直交する方向(横方向)に移動することを一対の折曲リブ96で抑えることができる。
すなわち、アンカ62に対するアジャスタカバー43の直交する方向(横方向)へのガタが抑えられる。
アジャスタカバー43の裏面43aのうち一対の第2リブ87間で、かつ、第3リブ88の中央リブ95が形成された部位や、開口部85の下方部位に係止手段89が設けられている。係止手段89は、アンカ62の上端部73に係止可能な一対の上係止部101と、アンカ62の下端部72に係止可能な下係止部105とを有する。
アンカ62の上端部73に一対の上係止部101が係止され、アンカ62の下端部72に下係止部105が係止されることにより、アンカ62にアジャスタカバー43が係止される。アンカ62にアジャスタカバー43が係止されることにより、アジャスタカバー43でアジャスタベース41が覆われる(図4参照)。
一対の上係止部101は、第3リブ88の中央リブ95に、車体前後方向へ所定間隔L1をおいて設けられている。上係止部101は、アジャスタカバー43の裏面43aから中央リブ95に沿ってアンカ62側に車幅方向へ向けて突出された上係止脚部102と、上係止脚部102の先端からアンカ62に向けて下方に突出された上係止爪103とを有する。
中央リブ95が上端部73の上縁に当接され、かつ、一対の上係止爪103が上端部73の裏面に当接されることにより、アンカ62の上端部73に一対の上係止部101が係止される。
図7に示すように、一対の上係止部101が車体前後方向に所定間隔L1をおいて設けられている。よって、一対の上係止部101がアンカ62の上端部73に係止された状態において、一対の上係止部101が上停止部51の両側(車体前後方向の両側)に配置される。
これにより、アジャスタアンカ42をアジャスタベース41に沿って上下方向(矢印A方向)に移動させる際に、アジャスタベース41の上停止部51に一対の上係止部101が当たらないように避けることができる。
上停止部51に一対の上係止部101が当たらないようにすることで、アジャスタアンカ42の上下方向の移動量を確保できる。
図6、図10に示すように、下係止部105は、開口部85の下方に設けられ、アジャスタカバー43の裏面43aからアンカ62側に突出された下係止脚部106と、下係止脚部106の先端からアンカ62に向けて上方に突出された下係止爪107とを有する。
下係止脚部106が下端部72(下縁)に当接され、下係止爪107が下端部72(裏面)に当接されることによりアンカ62の下端部72に下係止部105が係止される。
アンカ62の上端部73に中央リブ95が当接されるとともにアンカ62の上端部73に一対の上係止部101が係止され、かつ、アンカ62の下端部72に下係止部105が係止されることにより、アジャスタカバー43が上下方向に移動することを抑えられる。すなわち、アンカ62に対するアジャスタカバー43の上下方向へのガタが抑えられる。
ここで、図4、図8に示すように、アジャスタカバー43の裏面43a(図6も参照)に一対の第2リブ87が設けられ、一対の第2リブ87の張出寸法H1を一対の第1リブ86より大きくした。よって、アジャスタカバー43を射出成形する際に、アジャスタカバー43の表面43cにひけ(窪み)92が発生することが考えられる。
そこで、ピラーガーニッシュ13のガーニッシュ壁部31でひけ92を覆うように、ピラー開口部36の一対の開口側部36a間の間隔寸法L2が設定されている。ガーニッシュ壁部31でひけ92を覆うことにより、車両10の外観性を確保できる。
つぎに、シートベルトアジャスタ構造25をセンタピラー12に組み付ける例を図11、図12に基づいて説明する。なお、図11、図12においては組付作業の理解を容易にするためにアジャスタベース41を除いて図示する。
図11(a)に示すように、アジャスタカバー43の一対の上係止部101をアンカ62の上端部73に矢印Bの如く係止する。一対の上係止部101をアンカ62の上端部73に係止した後、アジャスタカバー43の下係止部105をアンカ62の下端部72に矢印Cの如く係止する。
下係止部105がアンカ62の下端部72に当接することにより下係止部105が弾性変形する。下係止部105が弾性変形することにより、下係止部105をアンカ62の下端部72に円滑に係止することができる。
図11(b)に示すように、一対の上係止部101をアンカ62の上端部73に係止し、さらに、下係止部105をアンカ62の下端部72に係止することにより、アンカ62(すなわち、アジャスタアンカ42)にアジャスタカバー43が取り付けられる。
このように、アジャスタベース41をセンタピラー12(図2参照)に取り付ける前に、アジャスタアンカ42にアジャスタカバー43を取り付けることができる。よって、アジャスタアンカ42およびアジャスタカバー43を取付作業がしやすい位置に配置できる。これにより、アジャスタカバー43を係止手段89でアンカ62に容易に係止させることができる。
ここで、アジャスタカバー43は、ピラーガーニッシュ13(図12(a)参照)に比べて小さな部材である。よって、アンカ62に一対の上係止部101や下係止部105を係止させる際に、一対の上係止部101や下係止部105(すなわち、係止手段89)を容易に目視できる。
これにより、係止手段89を無理のない姿勢で目視することが可能になり、アンカ62に係止手段89を容易に係止させることができる。
図12(a)に示すように、アジャスタアンカ42にアジャスタカバー43を取り付けた状態で、アジャスタベース41をセンタピラー12(図12(b)参照)に取り付ける。アジャスタベース41をセンタピラー12に取り付けた状態で、センタピラー12に車室17側からピラーガーニッシュ13を矢印Dの如く取り付ける。
このように、アジャスタアンカ42にアジャスタカバー43を取り付けた後、ピラーガーニッシュ13を取り付けることにより、シートベルトアジャスタ構造25を手間をかけないでセンタピラー12に容易に組み付けることができる。
図12(b)に示すように、ピラーガーニッシュ13がセンタピラー12に取り付けられることにより、ピラーガーニッシュ13でアジャスタカバー43が車室17側から覆われる。
センタピラー12にピラーガーニッシュ13を取り付けた状態において、スルーアンカ26の係止部26aをアジャスタアンカ42に取り付ける。係止部26aを取り付けた後、スルーアンカ26の係止部26aをアンカカバー45で覆う。
なお、本発明に係るシートベルトアジャスタ構造は、前述した実施例に限定されるものではなく適宜変更、改良などが可能である。
例えば、前記実施例では、シートベルトアジャスタ構造25をセンタピラー12に取り付ける例について説明したが、これに限らないで、シートベルトアジャスタ構造25をリヤピラーなどの他の車体に取り付けることも可能である。
また、前記実施例で示した車両、車体、センタピラー、ピラーガーニッシュ、シートベルトアジャスタ構造、アジャスタベース、アジャスタアンカ、アジャスタカバー、上停止部、下停止部、アンカ、一対の第1リブ、一対の第2リブ、第3リブ、係止手段、一対の上係止部および下係止部などの形状や構成は例示したものに限定するものではなく適宜変更が可能である。
本発明は、アジャスタアンカを覆うカバーを備え、カバーが装飾用のガーニッシュで覆われるシートベルトアジャスタ構造を備えた自動車への適用に好適である。
10…車両、11…車体、12…センタピラー、13…ピラーガーニッシュ(ガーニッシュ)、25…シートベルトアジャスタ構造、41…アジャスタベース、42…アジャスタアンカ、43…アジャスタカバー(カバー)、51…上停止部、52…下停止部、62…アンカ、62b…アンカの上部、71…一対の側部、71a…アンカの一対の上側段部(アンカの上部の両側部)、72…アンカの下端部、73…アンカの上端部、81…アジャスタカバーの一対のカバー側部(カバーの両側部)、86…一対の第1リブ、87…一対の第2リブ、88…第3リブ、89…係止手段、101…一対の上係止部、105…下係止部、H1…張出寸法、P1…上停止位置、P2…下停止位置。

Claims (4)

  1. 車体に取り付けられるアジャスタベースと、
    前記アジャスタベースにスライド自在に支持され、上下方向に移動可能なアジャスタアンカと、
    前記アジャスタアンカの上端部および下端部に係止可能な係止手段を有し、該係止手段が前記上端部および前記下端部に係止された状態で前記アジャスタベースを覆うカバーと、
    前記アジャスタアンカの上部は、前記上端部および一対の上側段部を有し、
    前記カバーは、
    前記上端部に当接可能な中央リブと、
    前記一対の上段段部に当接するように前記中央リブの両端から下方に折り曲げられた一対の折曲リブと、を備え、
    前記係止手段は、
    前記中央リブから下方に突出され、前記アジャスタアンカの上端部の裏面に当接される上係止部を備え、
    前記カバーが、前記車体に取り付けられるガーニッシュで覆われるシートベルトアジャスタ構造。
  2. 前記係止手段は、
    前記上係止部が車体前後方向へ所定間隔おいて一対設けられ、
    前記アジャスタアンカの下端部に係止可能な下係止部と、を有し、
    前記アジャスタベースは、
    前記アジャスタアンカを上停止位置に停止させる上停止部と、
    前記アジャスタアンカを下停止位置に停止させる下停止部と、を有し、
    前記上停止部の両側に前記一対の上係止部が配置されている、請求項1記載のシートベルトアジャスタ構造。
  3. 前記カバーは、
    該カバーの両側部に設けられ、上下方向に延びる一対の第1リブと、
    前記一対の第1リブの内側に設けられ、該一対の第1リブより張出寸法が大きい一対の第2リブと、
    を有する、請求項1または請求項2記載のシートベルトアジャスタ構造。
  4. 前記カバーは、
    前記アジャスタアンカの上部において、上端部および両側部に当接可能な第3リブを有する、請求項1〜3のいずれか1項記載のシートベルトアジャスタ構造
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