JP2003205359A - 重力式傾動金型鋳造装置 - Google Patents

重力式傾動金型鋳造装置

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JP2003205359A
JP2003205359A JP2002002925A JP2002002925A JP2003205359A JP 2003205359 A JP2003205359 A JP 2003205359A JP 2002002925 A JP2002002925 A JP 2002002925A JP 2002002925 A JP2002002925 A JP 2002002925A JP 2003205359 A JP2003205359 A JP 2003205359A
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裕 村田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 空気および酸化膜の巻き込みを防止する為の
注湯速度を傾動工程時間を延ばすことなく、上下金型中
心の傾動半径を最小化にして周速を遅くする制御とし、
尚且つ上金型を開いた時、下金型上方を開放状態にする
と共に、装置傾動半径の最小化および、装置の背丈を低
くして小型化をし、中子入れ、鋳物取出し作業の作業性
を損なわずに装置の設置スペースを狭くし、かつピット
無しで装置を設置できるようにした重力式傾動金型鋳造
装置を提供する。 【解決手段】 上下金型17・10を開閉する金型開閉
機構50を、中心線が金型開閉機構50のほぼ重心をと
おる水平状の本体回転軸3・3と、傾動手段19とによ
って傾動可能に構成し、上下金型17・10に注湯する
注湯手段52を本体フレーム4に装着したことを特徴と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、型締めされた上下
金型を傾動させながら重力を利用して溶湯(例えばアル
ミニウム)を注湯して鋳物を鋳造する重力式傾動金型鋳
造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記のような重力式傾動金型鋳造
装置としては、特開平5−318090号公報に記載の
装置が公知になっている。この装置は金型鋳造装置全体
の回転と上金型の回転(下金型上方の開放)が、回転中
心を同じ軸線(金型の外側位置)に設けた回転軸によっ
て成されるように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記の装置では
装置の傾動および上金型開閉の回転軸が同軸線回転軸の
為、上金型を開いた時、下金型上方を開放状態にするに
は上下金型の外側位置に該回転軸を配置する必要があっ
た。その為、傾動注湯時、上下金型の中心は回転中心か
ら離れた位置で回転することになり、上下金型内に流れ
る溶湯に大きな回転慣性を与え、慣性の大きな溶湯の流
れとなり、渦を巻きやすく、酸化膜の発生や巻き込みが
生じやすくなる。この酸化膜の発生や巻き込みを防止す
るためには、上下金型の回転時に大きな慣性をつけない
ように動かす必要があるが、上記の装置のように上下金
型の外側位置に前記回転軸が設けられている構成では、
上下金型の傾動半径を最小化して周速を遅くし、大きな
慣性をつけないようにするには限界がある。そのため、
傾動工程時間を延ばすことになり問題であった。また傾
動半径の最小化の限界および、下金型昇降兼用シリンダ
と下金型鋳物押出機構を作動させる鋳物押出シリンダが
直列状にして配設されている為、下金型下部の装置が長
くなり、傾動半径(回転慣性)が大きな装置となってし
まい、装置の設置には設置スペースを広く取る必要があ
った。さらに装置の設置面から下金型までの背丈が高
く、中子入れ、鋳物取出し作業が困難となり、作業性を
容易にするにはピット又は作業台を必要とする問題があ
った。
【0004】本発明は、上記の問題を解消するために成
されたもので、酸化膜の巻き込みを防止する為の注湯速
度を傾動工程時間を延ばすことなく、上下金型中心の傾
動半径を最小化にして周速を遅くする制御とし、尚且つ
上金型を開いた時、下金型上方を開放状態にすると共
に、装置傾動半径の最小化および、装置の背丈を低くし
て小型化をし、中子入れ、鋳物取出し作業の作業性を損
なわずに装置の設置スペースを狭くし、かつピット無し
で装置を設置できるようにした重力式傾動金型鋳造装置
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明における重力式傾動金型鋳造装置は、重力を
利用して注湯され、開閉可能かつ傾動可能な上下金型を
用いて鋳物を鋳造する装置であって、前記上下金型を開
閉する金型開閉機構を、中心線が金型開閉機構のほぼ重
心をとおる水平状の支持軸と、傾動手段とによって傾動
可能に構成し、前記金型開閉機構は、前記本体回転軸に
上下回動可能にして支持された本体フレームと、この本
体フレームにいずれか一方が上下回動可能にして装着さ
れかつ前記上下金型が取り付けられる上金型及び下金型
ダイプレートと、前記本体フレームに装着され前記上金
型及び下金型ダイプレートのいずれか一方を移動させる
型締め手段と、前記本体フレームに装着され前記上金型
及び下金型ダイプレートのいずれか一方を上下回動させ
る回動手段と、を備え、前記上下金型に注湯する注湯手
段を前記本体フレームに装着したことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて詳しく説明する。図1、図2において、基台1
上に立設された支持フレ−ム2、2の上端に本体回転軸
3、3が同一水平軸線上に対向させて設けられており、
該本体回転軸3、3間には上・下金型17・10を開閉
する金型開閉機構50が、前記本体回転軸3、3の中心
線を前記金型開閉機50のほぼ重心にとおすようにして
装着されている。そして、前記金型開閉機構50は、前
記下金型10が取り付けられる下金型ダイプレート6
と、この下金型ダイプレート6を昇降させる型締め手段
としての電動シリンダ5、5と、この電動シリンダ5、
5が装着され、前記本体回転軸3、3に支持されて上下
回動可能な本体フレーム4と、この本体フレーム4に上
下回動可能にして装着されかつ前記上金型17が取り付
けられる上金型ダイプレート16と、この上金型ダイプ
レート16を上下回動させる回動手段51とが備えられ
ている。
【0007】また、前記本体フレ−ム4は前記本体回転
軸3、3に宙吊り状にして取付けられている。さらに、
前記支持フレーム2の一方に前記金型開閉機構50を傾
動させる傾動手段としての本体フレーム電動回転装置1
9が取り付けられ、該本体フレーム電動回転装置19の
出力軸が前記本体回転軸3の一端に連結されている。
【0008】該本体フレ−ム4の底部には前記電動シリ
ンダ5、5が上向きにして設けられており、そのピスト
ンロッド先端には前記下金型ダイプレート6が連結支持
されている。該下金型ダイプレート6の下面中央には中
空ロッド7が連結されており、該中空ロッド7は前記本
体フレ−ム4の底部に設けた案内筒8に昇降可能にして
嵌合されて下金型ダイプレート6の昇降を案内するよう
になっている。
【0009】該下金型ダイプレート6の上部には下金型
鋳物押出機構23を付属し前記下金型10が図1におけ
る下金型10の左右両側に前記下金型ダイプレート6に
連結されて配設された下金型クランプ25、25により
固定されている。また前記中空ロッド7の中空部には前
記下金型鋳物押出機構23を作動させるための下金型鋳
物押出シリンダ12が内装されており、そのピストンロ
ッド先端には下金型押出板24が連結支持されている。
該下金型押出板24は前記下金型ダイプレート6の中央
開口部内を昇降可能にして配設されていると共に強制リ
タ−ン機構36により前記下金型鋳物押出機構23と着
脱可能にして連結されている。
【0010】さらに前記本体フレ−ム4の上端における
前記本体回転軸3、3とは位置をずらした奥側(図2右
側)に上金型傾動軸13、13が水平に設けられてお
り、該上金型傾動軸13、13に一端を回転可能にして
上金型取付フレ−ム14が連結されている。
【0011】該上金型取付フレ−ム14の下面には、上
金型ダイプレ−ト16が取付けられており、該上金型ダ
イプレ−ト16の下部には上金型鋳物押出機構26を付
属した前記上金型17が上金型17の左右両側に前記上
金型ダイプレ−ト16に連結されて配設された上金型ク
ランプ27、27により固定されている。また上金型取
付フレ−ム14には前記上金型鋳物押出機構26を作動
させるための上金型鋳物押出シリンダ28が下向きにし
て設けられており、そのピストンロッド先端には前記上
金型ダイプレ−ト16の中央開口部内を昇降可能にして
配設された上金型押出板29が連結支持されている。該
上金型押出板29の上面にはガイドロッド30、30が
連結されており、該ガイドロッド30、30は前記上金
型取付フレ−ム14に設けた案内筒31、31に昇降可
能にして嵌合されて上金型押出板29の昇降を案内する
ようになっている。
【0012】なお、図中符号18、18は前記上金型反
転用電動シリンダ、20、20は前記上金型17を正し
い位置に停止固定させるためのロックシリンダである。
【0013】また、前記下金型ダイプレート6には前記
上下金型17、10に注湯する注湯手段52が装着され
ており、注湯手段52においては、図3および図4に示
すように、ラドル21がラドル回転機構11によって傾
動されるようになっている。すなわち、前記上下型1
7、10が当接時に構成され鋳物形状を形作るキャビテ
ィ部31に先端が挿入されて前記ラドル21が配置さ
れ、該ラドル21はラドル支持フレーム32、32に固
定され、該ラドル支持フレーム32、32は本体フレー
ム4に固定されたアーム33、33先端に、水平線上に
対向させて設けたラドル回転軸34、34によって回転
自在となっている。さらに該ラドル回転軸34、34の
一方はチェーン35を介してラドル電動回転装置9に接
続されている。
【0014】このように構成されたラドル回転機構11
の作動は、ラドル電動回転装置9の回転が、チェーン3
4とラドル回転軸33、ラドル支持フレーム31、31
を介してラドル21に伝達する。このとき、ラドル21
の先端部がラドル回転軸33、33の延長線上に位置す
るため、ラドル21は先端部を中心に回転する。
【0015】このように構成されたものの作動を図5〜
図15を参照して説明する。まず鋳物を上金型17側に
付着させて取り出す場合を図5〜図12に示す。最初に
本発明の重力式傾動金型鋳造装置に上下金型17、10
がセットされ、その後、上金型クランプ27、27およ
び下金型クランプ25、25を締結して上下金型17、
10をそれぞれ上金型ダイプレ−ト16、下金型ダイプ
レート6に固定する。
【0016】次に図5の状態から電動シリンダ5、5が
縮引作動して下金型10を上金型17から引下げ分離さ
せて図6の状態にされる。次にロックシリンダ20、2
0が作動して上金型17の固定を解除した後、上金型反
転用電動シリンダ18、18が作動して上金型17を上
金型傾動軸13、13を中心にして90度反転させて図
7の状態にされる。
【0017】この状態で下金型10内に中子入れ等の補
助作業を施した後、上金型反転用電動シリンダ18、1
8が逆作動して上金型17を逆反転させた後、ロックシ
リンダ20、20が逆作動して上金型17を固定して図
8の状態にされる。次に矢印のように電動シリンダ5、
5が伸長作動して下金型10を上金型17に型締めして
図9の状態にされる。
【0018】次にラドル21にアルミ二ウム溶湯が供給
された後、本体フレーム電動回転装置19が作動して本
体フレーム4に取付けられている装置全体を図10に示
すように本体回転軸3、3を中心にして注湯方向(反時
計回り方向)に90度回転させるが、この回転は金型開
閉機構50のほぼ重心を中心にして回転されるため、上
下金型17、10のスイングを最小化して周速が遅く回
転される。このため、上下金型17、10に注湯される
溶湯に大きな慣性をもたせずにすみ、跳ね上がり、揺れ
が少なく、空気および酸化膜の巻き込みを防止しスムー
ズに注湯できる。
【0019】このとき、ラドル21が回転せず固定され
た状態では、ラドル21からキャビティ部31に注湯さ
れるアルミニウム溶湯の量は上下金型17、10の傾動
角度によって一義的に定まり、一方任意の上下金型1
7、10の傾動角度でのキャビティ部31に注湯可能な
アルミニウム溶湯の量はキャビティ部31の形状により
定まるので、上下金型17、10の傾動に伴いラドル電
動回転装置9の回転によってラドル21を適宜時計方向
あるいは反時計方向に回転させることによって、キャビ
ティ部31が必要とするアルミニウム溶湯の量をキャビ
ティ部31に注湯する。このように注湯するアルミニウ
ム溶湯の過不足がないため、空気および酸化膜の巻き込
みをさらに防止しスムーズに注湯できる。これらの作動
が終了した図10の状態を一定時間保持してアルミ二ウ
ム溶湯が凝固されるのを待つ。
【0020】次に下金型鋳物押出シリンダ12を伸長作
動させることにより下金型押出板24を介して下金型鋳
物押出機構23を作動させながら電動シリンダ5、5を
縮引作動させて下金型10を図11に示すように上金型
17から引下げ分離させる。この際、鋳物は上金型17
側に付着される。次にロックシリンダ20、20が作動
して上金型17の固定を解除した後、上金型反転用電動
シリンダ18、18が作動して上金型17を図12のよ
うに上金型傾動軸13、13を中心に反転させる。その
後、上金型鋳物押出シリンダ28を伸長作動させること
により上金型押出板29を介して上金型鋳物押出機構2
6を作動させて鋳物を上金型17から分離させ、これを
図示されない鋳物取出し装置の受け皿等を使用して受け
止め、鋳物取出しを行う。
【0021】次に本体フレーム電動回転装置19が作動
して図7の状態にされ、金型清掃および中子入れ等の補
助作業が施されて上記の図7〜図12の作動を繰り返し
行う。また鋳物を下金型17に付着させて取り出す場合
は、図5から図10までの作動を同様に行い、その後に
本体フレーム電動回転装置19が作動して本体フレ−ム
4等を本体回転軸3、3を中心にして垂直状態に反転さ
せ、図13の状態にされる。次に上金型鋳物押出シリン
ダ28を伸長作動させることにより上金型押出板29を
介して上金型鋳物押出機構26を作動させながら電動シ
リンダ5、5を縮引作動させて図14に示すように下金
型10を上金型17から引下げ分離させる。この際、鋳
物は下金型10に付着される。
【0022】次にロックシリンダ20、20が作動して
上金型17の固定を解除した後、上金型反転用電動シリ
ンダ18、18が作動して上金型17を上金型傾動軸1
3、13を中心にして反転させる。次に下金型鋳物押出
シリンダ12を伸長作動させることにより下金型押出板
24を介して下金型鋳物押出機構23を作動させた後、
図示されない鋳物取出し装置により鋳物取出しを行い図
15の状態になる。その後、金型清掃および中子入れ等
の補助作業が施されて上記の作動を繰り返し行う。
【0023】なお上記の実施形態において本体フレ−ム
4は、回転時および傾動時以外の時は図示されない位置
決めストッパにより位置決めされる。
【0024】本発明の実施の形態では、上金型ダイプレ
−ト16が回転可能とされ、下金型ダイプレート6が直
進するようにされているが、各ダイプレ−ト16、6の
運動の種類および方向はこれに限定されるものではな
く、例えば、下金型ダイプレ−ト6を回転可能とし、上
金型ダイプレ−ト16を直進運動させるようにしてもよ
い。
【0025】加えて本発明の実施の形態では、下金型ダ
イプレート6の昇降を案内するガイドロッドを中空ロッ
ド7にし、該中空ロッド7の中空部に下金型鋳物押出シ
リンダ12を内装させるようにしたが、該下金型鋳物押
出シリンダは市販されているシリンダを購入して使用し
てもよい。
【0026】
【発明の効果】本発明は上記の説明から明らかなよう
に、重力を利用して注湯され、開閉可能かつ傾動可能な
上下金型を用いて鋳物を鋳造する装置であって、前記上
下金型を開閉する金型開閉機構を、中心線が金型開閉機
構のほぼ重心をとおる水平状の支持軸と、傾動手段とに
よって傾動可能に構成し、前記金型開閉機構は、前記本
体回転軸に上下回動可能にして支持された本体フレーム
と、この本体フレームにいずれか一方が上下回動可能に
して装着されかつ前記上下金型が取り付けられる上金型
及び下金型ダイプレートと、前記本体フレームに装着さ
れ前記上金型及び下金型ダイプレートのいずれか一方を
移動させる型締め手段と、前記本体フレームに装着され
前記上金型及び下金型ダイプレートのいずれか一方を上
下回動させる回動手段と、を備え、前記上下金型に注湯
する注湯手段を前記本体フレームに装着したから、上金
型を開いた時、下金型上方を開放状態にできる共に注湯
時の上下金型のスイングを最小化し周速を遅くして大き
な慣性をもたせないようにするとともに上下金型の傾動
を電動化したため従来の油圧駆動に比べ、溶湯に大きな
慣性をもたせずにすむため、跳ね上がり、揺れが少なく
なり、且つ上下金型の傾動動作とは関係なくラドルを独
立して回転可能としたため過不足なくアルミニウム溶湯
を注湯できるため、アルミ二ウム溶湯への空気および酸
化膜の巻き込みを防止できる。また装置全体のスイング
が最小となることにより、装置の設置スペースが狭くで
きる。また、金型の傾動を電動化したため、従来の油圧
駆動に比べ、微細な傾動動作ができる、動作の再現性が
高い、動作を記憶させ任意に呼び出せるなどの優れた特
長を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す概要構成正面図であ
る。
【図2】図1の側面図である。
【図3】図1におけるラドル回転機構11の横断面図で
ある。
【図4】図1におけるラドル回転機構11の縦断面図で
ある。
【図5】本発明の重力式傾動金型鋳造装置に上下金型が
セットされた状態を示す正面図である。
【図6】下金型を上金型から引下げ分離させた状態を示
す正面図である。
【図7】上金型を上金型傾動軸を中心にして90度反転
させた状態を示す正面図である。
【図8】上金型を逆反転させた後、上金型を固定した状
態を示す正面図である。
【図9】下金型を上金型に型締めした状態を示す正面図
である。
【図10】本体フレ−ムに取り付けられている装置全体
を注湯方向に90度回転させた状態を示す正面図であ
る。
【図11】下金型を上金型から引下げ分離させた状態を
示す正面図である。
【図12】上金型を上金型傾動軸を中心に反転させた状
態を示す正面図である。
【図13】図10の状態の後に本体フレ−ム4等を垂直
状態に反転させた状態を示す正面図である。
【図14】下金型を上金型から引下げ分離させた状態を
示す正面図である。
【図15】上金型を上金型傾動軸を中心にして反転させ
た状態を示す正面図である。
【符号の説明】
3 本体回転軸 4 本体フレーム 5 電動シリンダ 6 下金型ダイプレート 10 下金型 16 上金型ダイプレート 17 上金型 19 本体フレーム電動回転装置 50 金型開閉機構

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】重力を利用して注湯され、開閉可能かつ傾
    動可能な上下金型を用いて鋳物を鋳造する装置であっ
    て、前記上下金型を開閉する金型開閉機構を、中心線が
    金型開閉機構のほぼ重心をとおる水平状の本体回転軸
    と、傾動手段とによって傾動可能に構成し、前記金型開
    閉機構は、前記本体回転軸に上下回動可能にして支持さ
    れた本体フレームと、この本体フレームにいずれか一方
    が上下回動可能にして装着されかつ前記上下金型が取り
    付けられる上金型及び下金型ダイプレートと、前記本体
    フレームに装着され前記上金型及び下金型ダイプレート
    のいずれか一方を移動させる型締め手段と、前記本体フ
    レームに装着され前記上金型及び下金型ダイプレートの
    いずれか一方を上下回動させる回動手段と、を備え、前
    記上下金型に注湯する注湯手段を前記本体フレームに装
    着したことを特徴とする重力式傾動金型鋳造装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の重力式傾動金型鋳造装置
    において、前記傾動手段は、電動回転装置によって前記
    本体フレームを傾動させることを特徴とする重力式傾動
    金型鋳造装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2に記載の重力式傾動金型
    鋳造装置において、前記型締め手段は、電動シリンダに
    よって前記下金型取付フレームを昇降させることを特徴
    とする重力式傾動金型鋳造装置。
  4. 【請求項4】請求項1または2に記載の重力式傾動金型
    鋳造装置において、前記回動手段は、電動シリンダによ
    って前記上金型及び下金型ダイプレートのいずれか一方
    を回動させることを特徴とする重力式傾動金型鋳造装
    置。
  5. 【請求項5】請求項1〜4のうちいずれか1項に記載の
    重力式傾動金型鋳造装置において、前記注湯手段は、ラ
    ドル回転機構によって傾動するラドルを備えたことを特
    徴とする重力式傾動金型鋳造装置。
  6. 【請求項6】重力を利用して注湯され、開閉可能かつ傾
    動可能な上下金型を用いて鋳物を鋳造する装置であっ
    て、前記上下金型を開閉する金型開閉機構を、閉じられ
    た前記上下金型の中心と中心をほぼ同一にした水平状の
    本体回転軸と、傾動手段とによって傾動可能に構成し、
    前記金型開閉機構は、前記本体回転軸に上下回動可能に
    して支持された本体フレームと、この本体フレームにい
    ずれか一方が上下回動可能にして装着されかつ前記上下
    金型が取り付けられる上金型及び下金型ダイプレート
    と、前記本体フレームに装着され前記上金型及び下金型
    ダイプレートのいずれか一方を移動させる型締め手段
    と、前記本体フレームに装着され前記上金型及び下金型
    ダイプレートのいずれか一方を上下回動させる回動手段
    と、を備え、前記上下金型に注湯する注湯手段を前記本
    体フレームに装着したことを特徴とする重力式傾動金型
    鋳造装置。
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