JP2003200755A - 車両用表示装置 - Google Patents

車両用表示装置

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JP2003200755A
JP2003200755A JP2001400274A JP2001400274A JP2003200755A JP 2003200755 A JP2003200755 A JP 2003200755A JP 2001400274 A JP2001400274 A JP 2001400274A JP 2001400274 A JP2001400274 A JP 2001400274A JP 2003200755 A JP2003200755 A JP 2003200755A
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distance
obstacle
virtual image
visual recognition
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Koji Ishii
宏二 石井
Masayuki Ogawa
雅之 小川
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Yazaki Corp
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Yazaki Corp
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Publication date
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    • G02B27/0101Head-up displays characterised by optical features
    • G02B2027/014Head-up displays characterised by optical features comprising information/image processing systems

Abstract

(57)【要約】 【課題】 前景の視認を妨げないように虚像を表示する
車両用表示装置を提供する。 【解決手段】 車両の前景として視認される車両の前方
に存在する障害物とフロントガラスに投影される画像の
虚像とをアイポイントから重畳視認してしまう車両から
障害物までの距離を示す重畳距離情報を記憶する重畳距
離情報記憶手段21bと、車両から障害物までの距離を
検出する距離検出手段40と、距離検出手段40が検出
した距離と重畳距離情報記憶手段21bが記憶している
重畳距離情報とに基づいて、障害物と虚像とが重畳視認
されるか否かを判定する判定手段21a1と、判定手段
21a1が重畳視認されると判定すると、フロントガラ
スへの投影の停止を制御する制御手段21a2と、を備
えることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用表示装置に
関し、より詳細には、表示源に表示された画像を運転者
前方の投影部材に投影させて、前記車両のアイポイント
からフロントガラスを透して視認される前記車両の前景
と、前記投影部材に投影される前記画像の虚像とを重畳
視認させる車両用表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、運転者が運転に際して求める情報
の増加や多角化に伴って、メータユニット内ではスペー
スの関係上表示しきれない情報を、フロントガラス上に
虚像を表示させ、それを透して視認させる車両の前景と
重畳視認させる、ヘッドアップディスプレイ装置(HU
D)と呼ばれる投影型表示ユニットが採用されている。
【0003】また、人間が外部から受け取る情報のメイ
ンは視覚を通じてのものといわれており、車両を運転し
ている場合には、視覚の重要性が非常に高くなってい
る。そのため、進行方向に控える障害物を早く察知すれ
ばするほど、余裕を持って対応できるため、夜間や悪条
件下での視界確保を目的とし、安全な走行を支援する夜
間運転視界支援装置(ナイトビジョン)が市販されてい
る。
【0004】この装置は、車体前部に設置した赤外線カ
メラ、コンピュータ、上述したHUDを有して構成され
ている。そして、赤外線カメラによって物体が放射する
赤外線(熱)情報を運転者前のHUDによりモノクロ画
像の虚像として映し出すことで、闇に潜む見えない障害
物、雨や霧で視界が開けないときの車両前方の障害物等
を運転者に認識させている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、HUD
表示は、HUD表示光をコンバイナ、ウインドシールド
(フロントガラス)等の投影部材で反射させ、運転視界
内で表示を運転者に視認させている。つまり、表示位置
を従来のメータや表示に比べて、運転者が表示を見るた
めに目線を下に落とす角度を小さくして、視線移動時間
を短くしたり、表示距離を遠方とすることで、車両の前
景から表示に目を移す際の、目の焦点合わせを楽にする
などのメリットを狙っている。しかし、先行車両との車
間距離が近い場合や人間、動物等の障害物との距離が近
い場合は、虚像の表示によって前景の状況が隠されてし
まい、運転者の視認の妨げとなってしまう可能性があっ
た。
【0006】よって本発明は、上述した問題点に鑑み、
前景の視認を妨げないように虚像を表示する車両用表示
装置を提供することを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明によりなされた請求項1記載の車両用表示装置
は、図1の基本構成図に示すように、表示源に表示され
た画像を運転者前方の投影部材に投影させて、前記車両
のアイポイントからフロントガラスを透して視認される
前記車両の前景と、前記投影部材に投影される前記画像
の虚像とを重畳視認させる車両用表示装置において、前
記前景として視認される前記車両の前方に存在する障害
物と前記虚像とを前記アイポイントから重畳視認してし
まう前記車両から前記障害物までの距離を示す重畳距離
情報を記憶する重畳距離情報記憶手段21bと、前記車
両から前記障害物までの距離を検出する距離検出手段4
0と、前記距離検出手段40が検出した距離と前記重畳
距離情報記憶手段21bが記憶している重畳距離情報と
に基づいて、前記障害物と前記虚像とが重畳視認される
か否かを判定する判定手段21a1と、前記判定手段2
1a1が重畳視認されると判定すると、前記投影の停止
を制御する制御手段21a2と、を備えることを特徴と
する。
【0008】上記請求項1に記載した本発明の車両用表
示装置によれば、車両の前景として視認される車両の前
方に存在する障害物と虚像とをアイポイントから重畳視
認してしまう車両から障害物までの距離を示す重畳距離
情報は重畳距離情報記憶手段21bに記憶される。そし
て、距離検出手段40によって車両から障害物までの距
離が検出されると、該距離と重畳距離情報記憶手段21
bが記憶している重畳距離情報とに基づいて、障害物と
虚像とがアイポイントから重畳視認されるか否かが判定
手段21a1によって判定される。そして、重畳視認さ
れるとの判定結果に応じて投影部材への投影を停止する
制御が制御手段21a2によって行われる。よって、車
両の前景として視認される車両の前方に存在する障害物
と虚像とをアイポイントから重畳視認してしまう障害物
を検出すると、投影部材への画像の投影を停止するの
で、アイポイントから障害物と虚像とが重畳視認される
ことを防止することができる。従って、虚像の表示によ
って前景の視認を妨げることなく、かつ、運転視認情報
を速やかに認識させるという装置本来の目的を損なうこ
とのない車両用表示装置を提供することができる。
【0009】上記課題を解決するためになされた請求項
2記載の発明は、図1の基本構成図に示すように、請求
項1に記載の車両用表示装置において、前記アイポイン
トからの前記虚像の視認位置を示す視認位置情報を検出
する視認位置情報検出手段32をさらに備え、前記重畳
距離情報記憶手段21bは、前記視認位置情報に対応し
て前記重畳距離情報を記憶する構成とし、前記判定手段
21a1は、前記視認位置情報検出手段32が検出した
視認位置情報に対応する前記重畳距離情報を前記重畳距
離情報記憶手段21bから抽出し、該抽出した重畳距離
情報に基づいて前記判定を行うことを特徴とする。
【0010】上記請求項2に記載した本発明の車両用表
示装置によれば、視認位置情報検出手段32によってア
イポイントからの虚像の視認位置を示す視認位置情報が
検出されると、該視認位置情報に対応する重畳距離情報
が重畳距離情報記憶手段21bから抽出され、該抽出し
た重畳距離情報に基づいて障害物と虚像とがアイポイン
トから重畳視認されるか否かが判定手段21a1によっ
て判定される。よって、アイポイントからの虚像の視認
位置を示す視認位置情報を検出し、この視認位置情報に
対応する重畳距離情報に基づいて障害物と虚像とをアイ
ポイントから重畳視認してしまう障害物を検出すると、
投影部材への画像の投影を停止するので、アイポイント
の位置が変更されても障害物と虚像とが重畳視認される
ことを防止することができる。従って、体格の異なる者
に運転を交代し、運転席を前後に動かしたり、又は着座
者の座高が相互に異なるものとなり、結果としてアイポ
イントの位置が変更されても、虚像の表示によって前景
の視認を妨げない車両用表示装置を提供することができ
る。
【0011】上記課題を解決するためになされた請求項
3記載の発明は、図1の基本構成図に示すように、請求
項1又は2に記載の車両用表示装置において、前記表示
源は、夜間等における前記車両前方を撮像する赤外線カ
メラの画像が表示される構成とし、前記車両の外部環境
が明るいか否かを判定するための外部環境情報を検出す
る外部環境情報検出手段50をさらに備え、前記判定手
段21a1はさらに、前記外部環境情報検出手段50が
検出した外部環境情報に基づいて明るいか否かを判定
し、前記制御手段21a2は、前記判定手段21a1の
明るいとの判定結果に応じて前記制御を行うことを特徴
とする。
【0012】上記請求項3に記載した本発明の車両用表
示装置によれば、外部環境情報検出手段50にて検出さ
れた外部環境情報に基づいて明るいか否かが判定手段2
1a1によって判定され、明るいと判定されると、赤外
線カメラにて撮像した画像の投影部材への投影を停止す
る制御が制御手段21a2によって行われる。よって、
本発明の車両用表示装置を夜間運転視界支援装置に適用
した場合、車両の外部環境によっては光量が強い街灯や
対向車両のヘッドライトが虚像上に溢れてしまい、運転
者等に障害物の存在が気づきにくくなるが、本発明では
車両の外部環境が明るいか否かを判定するための外部環
境情報を検出し、この外部環境情報に基づいて車両の外
部環境が明るいと判定すると、投影部材への画像の投影
を停止するので、虚像が障害物の視認の妨げになること
を防止することができる。従って、運転者に障害物を確
実に視認させることが可能となり、夜間等における運転
者の運転視界を確実に支援することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る車両用表示装
置を夜間運転視界支援装置(ナイトビジョン)に適用し
た場合の実施形態の一例を、図2〜図9の図面を参照し
て説明する。
【0014】ここで、図2は本発明に係る車両用表示装
置を適用した夜間運転支援装置の概略構成を示す構成図
であり、図3はアイポイントに対する虚像の視認位置を
示す図であり、図4は重畳距離情報を説明するための図
であり、図5は図4のアイポイントから虚像までを拡大
した拡大図であり、図6はアイポイントからの第1の視
認例を示す図であり、図7はアイポイントからの第2の
視認例を示す図であり、図8はアイポイントからの第3
の視認例を示す図であり、図9は制御部のCPUが実行
する表示制御処理の一例を示すフローチャートである。
【0015】図2において、車両に搭載され、本発明に
係る車両用表示装置を適用した夜間運転視界支援装置
(ナイトビジョン)は、近赤外線カメラ10と、制御部
20と、ヘッドアップディスプレイ装置(HUD)30
と、距離検出部40と、外部環境検出部50と、スイッ
チ部60と、を有して構成している。
【0016】近赤外線カメラ10は、周知のように、近
赤外まで撮影可能なカメラであり、補助光として赤外光
を車両前方に投射することにより、歩行者や対向車に眩
しさを感じさせることなく対象物を明るく撮影すること
が可能な構成となっている。そして、近赤外線カメラ1
0は、車両前方の画像を撮像する毎に、その画像を車両
用画像修整装置20に出力する。このように遠赤外線カ
メラよりも安価な近赤外線カメラ10を用いることで、
夜間運転視界支援装置のコストダウンを図っている。な
お、本実施の形態では、赤外線カメラとして近赤外線カ
メラ10を用いた場合について説明するが、遠赤外線カ
メラを用いた夜間運転視界支援装置としても差し支えな
い。
【0017】制御部20は、予め定められたプログラム
に従って動作するマイクロコンピュータ(μCOM)2
1を有する。μCOM21は、周知のように、予め定め
たプログラムに従って各種の処理や制御などを行う中央
演算処理装置(CPU)21a、CPU21aのための
プログラム等を格納した読み出し専用のメモリであるR
OM21b、各種のデータを格納するとともにCPU2
1aの処理作業に必要なエリアを有する読み出し書き込
み自在のメモリであるRAM21c等を有して構成して
いる。
【0018】制御部20はさらに、μCOM21に接続
しているインタフェース部22を備え、このインタフェ
ース部22には、近赤外線カメラ10、HUD30、距
離検出部40、外部環境検出部50、スイッチ部60等
が接続される。そして、制御部20は、近赤外線カメラ
10から入力される画像をHUD30の表示デバイス3
1に出力することで、HUD30にその画像を表示させ
る。また、インタフェース部22を介してHUD30、
距離検出部40、外部環境検出部50、スイッチ部60
等からμCOM21に各種情報が入力される。
【0019】HUD30は、図3に示すように、車両前
方を撮影する近赤外線カメラ10の画像を、車両のフロ
ントガラスFの投影エリア上に投影させて、前記車両の
アイポイントIからフロントガラスFを透して視認され
る前記車両の前景と、前記フロントガラスFに投影され
る前記画像の虚像Vとを重畳視認させる装置である。
【0020】HUD30は、例えば、FE(フィールド
エミッション)ディスプレイ、蛍光表示管、EL(エレ
クトロルミネッセンス)ディスプレイ等や、バックライ
ト付きの液晶ディスプレイ等からなる表示デバイス3
1、虚像Vの視認位置を調整するための操作部32等を
有して構成している。
【0021】ダッシュボード内等に設けた表示デバイス
31は、フロントガラスFの投影エリア上にμCOM2
1が出力した画像を投影する。なお、投影については、
フロントガラスFに直接投影するのではなく、コンバイ
ナに投影するような実施の形態とすることもできる。
【0022】操作部32は、体格の異なる者に運転を交
代し、運転席を前後に動かしたり、又は着座者の座高が
相互に異なるものとなり、結果としてアイポイントIが
異なるため、表示デバイス31の投影角度を調整するこ
とで虚像Vの視認位置をアイポイントIに適した位置に
調整するための調整部位等を有する。
【0023】本実施の形態では、図3に示すように、ア
イポイントIは上限であるアイポイントI1から下限で
あるアイポイントI2までの範囲で調整が可能なように
操作部32を構成している。そして、上限であるアイポ
イントI1の場合は虚像V1の視認位置、下限であるア
イポイントI2の場合は虚像V2の視認位置にてそれぞ
れ新されるように運転者等によって操作部32が操作さ
れる。
【0024】また、調整部位の調整移動量(ミラーの回
転量、ユニットの回転量等)から虚像Vの視認位置を把
握することができるため、操作部32は検出した調整移
動量等を示す視認位置情報をμCOM21に対して出力
するように操作部32を構成している。よって、本実施
の形態では、操作部32が特許請求の範囲に記載の視認
位置情報検出手段として機能している。
【0025】距離検出部40は、車両から障害物までの
距離を検出する距離検出手段に相当し、周知技術である
CCD(Charge Coupled Device)カメラ、レーザレー
ダ、ミリ波レーダ等の障害物センサを有して構成してい
る。この距離検出部40は、図4に示すように、例え
ば、車両のフロントグリル内等に設けられ、車両前方に
存在する障害物までの距離が測定され、該測定結果が距
離情報としてμCOM21に出力される。
【0026】外部環境検出部50は、車両の外部環境が
明るいか否かを判定するための外部環境情報を検出する
外部環境情報検出手段に相当し、周知技術である照度セ
ンサを有して構成している。この外部環境検出部50
は、照度センサによって車両の外部環境を測定した測定
結果を外部環境情報としてμCOM21に出力する。そ
して、μCOM21では、この外部環境情報に基づいて
車両の周囲が明るいか否かが判定される。
【0027】なお、本実施の形態では、外部検出部50
に照度センサを用いた場合について説明するが、本発明
はこれに限定するものではなく、近赤外線カメラ10で
撮像した画像から外部環境の明るさを検出する場合は近
赤外線カメラ10を外部環境情報検出手段として機能さ
せるなど種々異なる実施の形態とすることができる。
【0028】さらに、車両の運転席等にカーナビゲーシ
ョン装置が設けられている場合は、該カーナビゲーショ
ン装置を構成するGPS(global positioning system
=全地球側位システム)受信機で検出した位置情報を外
部環境情報としてμCOM21に出力し、該μCOM2
1にて位置情報が示す位置からその環境が明るいか否か
を判定するようにしても差し支えない。
【0029】スイッチ部60は、HUD30に対する表
示開始及び表示終了を手動により操作するための複数の
スイッチ、ボタン等を有して構成しており、例えば車両
のステアリングホイール等に設けられ、運転者により手
動で押圧されてON/OFFが操作される。そして、こ
の操作部40のON/OFF状態を示す状態情報はμC
OM21に出力される。
【0030】また、制御部20のROM21bは、前景
として視認される車両の前方に存在する車両等の障害物
と虚像VとをアイポイントIから重畳視認してしまう車
両から障害物までの距離を示す重畳距離情報を記憶する
重畳距離情報記憶手段として機能している。そして、本
実施の形態では、図4及び図5に示すように、アイポイ
ントIと虚像Vの上点Pvを結んだ線L1とグランドラ
インGとの交点Pt、車両の約先端に対応したグランド
ラインGの位置Psとし、この位置Psから交点Ptま
での距離D1としている。
【0031】ここで、運転者等がアイポイントIから車
両の前方を視認すると、図6に示すように、フロントガ
ラスFを介した前景として車両が進行する車道Rが視認
され、左下に虚像Vが表示される。そして、この虚像V
の上辺から左右に延びる破線L2(仮想線)が交点Pt
の位置ということになる。なお、L3は車道Rの中央線
(センターライン)を示している。
【0032】交点Ptよりも前方に障害物Aが出現する
と、図7に示すように、障害物Aと虚像Vとが重畳視認
されることはない。ところが、図4に示すように、交点
Ptよりも車両寄りの距離D2(D1>D2)に障害物
Bが出現すると、図8に示すように、その障害物Bと虚
像VがアイポイントIから重畳視認されてしまう。よっ
て、本実施の形態では、位置Psから交点Ptまでの距
離D1を重畳視認してしまうか否かの境界である閾値と
し、この閾値を重畳距離情報としている。
【0033】また、上述したように、HUD30は虚像
V1から虚像V2の視認位置の範囲で調整可能なため、
その範囲内における1又は複数の視認位置に対応する距
離D1を閾値と定め、各閾値が虚像V1〜V2の視認位
置に対応するように重畳距離情報を記憶している。
【0034】ROM21bはさらに、車両前方を撮影す
る近赤外線カメラ10の画像を、運転者前方の投影部材
に投影させて、前記車両のアイポイントIからフロント
ガラスFを透して視認される前記車両の前景と、前記フ
ロントガラスFに投影される前記画像の虚像とを重畳視
認させることで夜間等における運転者の運転視界を支援
する夜間運転視界支援装置において、距離検出部(距離
検出手段)40が検出した距離とROM(重畳距離情報
記憶手段)21bが記憶している重畳距離情報とに基づ
いて、前記障害物と前記虚像とが重畳視認されるか否か
を判定する判定手段、前記判定手段が重畳視認されると
判定すると前記投影の停止を制御する制御手段、として
μCOM21(コンピュータ)を機能させるための表示
制御処理プログラム等を記憶している。
【0035】次に、夜間運転視界支援装置の制御部20
を構成するCPU21aが行う表示制御処理の一例を、
図9のフローチャートを参照して以下に説明する。
【0036】運転者等によるスイッチ部60の操作に応
じて表示開始が要求されると、図9に示す表示制御処理
が実行され、ステップS1において、HUD30の操作
部32にて検出された視認位置情報がRAM21cに取
り込まれ、その後ステップS2において、障害物を検出
するために距離検出部40にて検出された距離情報がR
AM21cに取り込まれ、その後ステップS3に進む。
【0037】ステップS3において、RAM21cの距
離情報に基づいて車両の前方に障害物が有るか否かが判
定される。障害物が無いと判定された場合は(ステップ
S3でN)、ステップS5に進む。一方、障害物が有る
と判定された場合は(ステップS3でY)、ステップS
4に進む。
【0038】ステップS4において、視認位置情報に対
応する閾値がROM21bの重畳距離情報から抽出さ
れ、距離情報が示す距離が閾値より遠いか否かを判定す
ることで、障害物が邪魔になる範囲に存在するか否かが
判定される。検出された距離が閾値(距離D1)より遠
い、つまり、邪魔になる範囲に存在しないと判定された
場合は(ステップS4でN)、ステップS5に進む。
【0039】ステップS5において、外部環境検出部5
0にて検出された外部環境情報がRAM21cに取り込
まれ、その後ステップS6において、RAM21cの外
部環境情報に基づいて車両の外部環境が明るいか否かが
判定される。外部環境が明るいと判定された場合は(ス
テップS6でY)、ステップS8に進む。一方、外部環
境が明るくないと判定された場合は(ステップS6で
N)、ステップS7に進む。
【0040】ステップS7において、HUD30をO
N、つまり、投影の開始を要求する開始要求がHUD3
0の表示デバイス31に出力され、その後ステップS1
に戻り、一連の処理が繰り返される。この処理によっ
て、HUD30の表示デバイス31は、フロントガラス
Fに対して近赤外線カメラ10からの画像の投影を開始
するので、虚像Vが表示されることとなる。
【0041】また、ステップS4にて、検出された距離
が閾値(距離D1)より車両に近い、つまり、邪魔にな
る範囲に存在すると判定された場合は(ステップS4で
Y)、ステップS8において、HUD30をOFF、つ
まり、投影の停止を要求する停止要求がHUD30の表
示デバイス31に出力され、その後ステップS1に戻
り、一連の処理が繰り返される。この処理によって、H
UD30の表示デバイス31は、フロントガラスFに対
する近赤外線カメラ10からの画像の投影を停止するの
で、虚像Vは消去されることとなる。
【0042】以上説明したように、ステップS4及びス
テップS6が判定手段、ステップS8が制御手段として
機能している。よって、μCOM21のCPU21a1
が、特許請求の範囲に記載の判定手段及び制御手段とし
て機能している。
【0043】次に、上述した構成による夜間運転視界支
援装置の動作(作用)の一例を、以下に説明する。
【0044】運転者等によるスイッチ部40の操作によ
って夜間運転視界支援装置が起動されると、近赤外線カ
メラ10にて撮像された車両前方の画像がHUD30に
よってフロントガラスFに投影されることで、その投影
された画像が虚像VとしてアイポイントIから視認され
る(図6参照)。そして、HUD30の操作部32にて
検出されたアイポイントIからの虚像Vの視認位置と距
離検出部40にて検出された車両から障害物までの距離
とに基づいて、車両の前景として視認される車両の前方
に存在する障害物と虚像VとをアイポイントIから重畳
視認してしまう障害物の有無が監視される。
【0045】図4に示すように、交点Ptよりも遠くに
障害物Aが存在しているときは、HUD30によって画
像が投影されるので、虚像Vが表示されることとなる。
そして、交点Ptよりも車両寄りに存在する障害物Bが
検出されると、HUD30からフロントガラスFへの画
像の投影が停止され、虚像Vの表示が停止されることと
なる。その後、交点Ptよりも車両寄りに障害物が存在
しないことが検出され、車両の外部環境が明るくない場
合は、HUD30からフロントガラスFへの画像の投影
が再開され、虚像Vが表示されることとなる。
【0046】また、交点Ptよりも車両寄りに障害物が
存在しない場合に、車両の外部環境が商店街等の非常に
街灯が多い環境に変化したことが外部環境検出部50に
よって検出されると、HUD30からフロントガラスF
への画像の投影が停止され、虚像Vの表示が停止される
こととなる。その後、外部環境検出部50にて車両の外
部環境が暗くなったことが検出されると、HUD30か
らフロントガラスFへの画像の投影が再開され、虚像V
が表示されることとなる。
【0047】以上説明したように、車両の前景として視
認される車両の前方に存在する障害物と虚像とをアイポ
イントIから重畳視認してしまう障害物を検出すると、
フロントガラスF(投影部材)への画像の投影を停止す
るので、アイポイントIから障害物と虚像Vとが重畳視
認されることを防止することができる。よって、虚像V
の表示によって前景の視認を妨げることなく、かつ、よ
り遠くの障害物を速やかに認識させるという装置の目的
を損なうことなく、夜間等における運転視界を支援する
夜間運転視界支援装置を提供することができる。
【0048】また、アイポイントIからの虚像Vの視認
位置を示す視認位置情報をHUD30の操作部32にて
検出し、この視認位置情報に対応する重畳距離情報に基
づいて障害物と虚像VとをアイポイントIから重畳視認
してしまう障害物を検出すると、フロントガラスF(投
影部材)への画像の投影を停止するので、アイポイント
Iの位置が変更されても障害物と虚像Vとが重畳視認さ
れることを防止することができる。よって、体格の異な
る者に運転を交代し、運転席を前後に動かしたり、又は
着座者の座高が相互に異なるものとなり、結果としてア
イポイントIの位置が変更されても、虚像の表示によっ
て前景の視認を妨げることなく運転視界を支援する夜間
運転視界支援装置を提供することができる。
【0049】さらに、車両の外部環境によっては光量が
強い街灯や対向車両のヘッドライトが虚像上に溢れてし
まい、運転者等に障害物の存在が気づきにくくなるが、
本発明では車両の外部環境が明るいか否かを判定するた
めの外部環境情報を外部環境検出部50にて検出し、こ
の外部環境情報に基づいて車両の外部環境が明るいと判
定すると、フロントガラスF(投影部材)への画像の投
影を停止するので、虚像Vが障害物の視認の妨げになる
ことを防止することができる。よって、運転者に障害物
を確実に視認させることが可能となり、夜間等における
運転者の運転視界をより一層確実に支援することができ
る。
【0050】なお、上述した本実施の形態では、本発明
の車両用表示装置を夜間運転視界支援装置に適用した場
合について説明したが、本発明はこれに限定するもので
はなく、表示源であるHUD30によってナビゲーショ
ン装置の進行方向情報や走行速度といった運転に必要な
補助情報等の運転視認情報を画像として投影させる装置
に本発明の車両用表示装置を適用することもできる。こ
のような装置の場合は、上述した構成の近赤外線カメラ
10をナビゲーション装置、メータとすることで対応す
ることができる。
【0051】また、上述した本実施の形態では、投影部
材をフロントガラスFとした場合について説明したが、
本発明はこれに限定するものではなく、コンバイナ等を
投影部材とするような実施の形態とすることもできる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載した
本発明の車両用表示装置によれば、車両の前景として視
認される車両の前方に存在する障害物と虚像とをアイポ
イントから重畳視認してしまう障害物を検出すると、投
影部材への画像の投影を停止するので、アイポイントか
ら障害物と虚像とが重畳視認されることを防止すること
ができる。従って、虚像の表示によって前景の視認を妨
げることなく、かつ、運転視認情報を速やかに認識させ
るという装置本来の目的を損なうことのない車両用表示
装置を提供することができるという効果を奏する。
【0053】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の効果に加え、アイポイントからの虚像の
視認位置を示す視認位置情報を検出し、この視認位置情
報に対応する重畳距離情報に基づいて障害物と虚像とを
アイポイントから重畳視認してしまう障害物を検出する
と、投影部材への画像の投影を停止するので、アイポイ
ントの位置が変更されても障害物と虚像とが重畳視認さ
れることを防止することができる。従って、体格の異な
る者に運転を交代し、運転席を前後に動かしたり、又は
着座者の座高が相互に異なるものとなり、結果としてア
イポイントの位置が変更されても、虚像の表示によって
前景の視認を妨げない車両用表示装置を提供することが
できるという効果を奏する。
【0054】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
又は2に記載の発明の効果に加え、本発明の車両用表示
装置を夜間運転視界支援装置に適用した場合、車両の外
部環境によっては光量が強い街灯や対向車両のヘッドラ
イトが虚像上に溢れてしまい、運転者等に障害物の存在
が気づきにくくなるが、本発明では車両の外部環境が明
るいか否かを判定するための外部環境情報を検出し、こ
の外部環境情報に基づいて車両の外部環境が明るいと判
定すると、投影部材への画像の投影を停止するので、虚
像が障害物の視認の妨げになることを防止することがで
きる。従って、運転者に障害物を確実に視認させること
が可能となり、夜間等における運転者の運転視界を確実
に支援することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車両用表示装置の基本構成を示す図で
ある。
【図2】本発明に係る車両用表示装置を適用した夜間運
転支援装置の概略構成を示す構成図である。
【図3】アイポイントに対する虚像の視認位置を示す図
である。
【図4】重畳距離情報を説明するための図である。
【図5】図4のアイポイントから虚像までを拡大した拡
大図である。
【図6】アイポイントからの第1の視認例を示す図であ
る。
【図7】アイポイントからの第2の視認例を示す図であ
る。
【図8】アイポイントからの第3の視認例を示す図であ
る。
【図9】制御部のCPUが実行する表示制御処理の一例
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
21a1 判定手段(CPU) 21a2 制御手段(CPU) 21b 重畳距離情報記憶手段(ROM) 32 視認位置情報検出手段(HUDの操作
部) 40 距離検出手段(距離検出部) 50 外部環境情報検出手段(外部環境検出
部)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示源に表示された画像を運転者前方の
    投影部材に投影させて、前記車両のアイポイントからフ
    ロントガラスを透して視認される前記車両の前景と、前
    記投影部材に投影される前記画像の虚像とを重畳視認さ
    せる車両用表示装置において、 前記前景として視認される前記車両の前方に存在する障
    害物と前記虚像とを前記アイポイントから重畳視認して
    しまう前記車両から前記障害物までの距離を示す重畳距
    離情報を記憶する重畳距離情報記憶手段と、 前記車両から前記障害物までの距離を検出する距離検出
    手段と、 前記距離検出手段が検出した距離と前記重畳距離情報記
    憶手段が記憶している重畳距離情報とに基づいて、前記
    障害物と前記虚像とが重畳視認されるか否かを判定する
    判定手段と、 前記判定手段が重畳視認されると判定すると、前記投影
    の停止を制御する制御手段と、 を備えることを特徴とする車両用表示装置。
  2. 【請求項2】 前記アイポイントからの前記虚像の視認
    位置を示す視認位置情報を検出する視認位置情報検出手
    段をさらに備え、 前記重畳距離情報記憶手段は、前記視認位置情報に対応
    して前記重畳距離情報を記憶する構成とし、 前記判定手段は、前記視認位置情報検出手段が検出した
    視認位置情報に対応する前記重畳距離情報を前記重畳距
    離情報記憶手段から抽出し、該抽出した重畳距離情報に
    基づいて前記判定を行うことを特徴とする請求項1に記
    載の車両用表示装置。
  3. 【請求項3】 前記表示源は、夜間等における前記車両
    前方を撮像する赤外線カメラの画像が表示される構成と
    し、 前記車両の外部環境が明るいか否かを判定するための外
    部環境情報を検出する外部環境情報検出手段をさらに備
    え、 前記判定手段はさらに、前記外部環境情報検出手段が検
    出した外部環境情報に基づいて明るいか否かを判定し、 前記制御手段は、前記判定手段の明るいとの判定結果に
    応じて前記制御を行うことを特徴とする請求項1又は2
    に記載の車両用表示装置。
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