JP2003195174A - 走査型レーザ顕微鏡システム - Google Patents

走査型レーザ顕微鏡システム

Info

Publication number
JP2003195174A
JP2003195174A JP2001400320A JP2001400320A JP2003195174A JP 2003195174 A JP2003195174 A JP 2003195174A JP 2001400320 A JP2001400320 A JP 2001400320A JP 2001400320 A JP2001400320 A JP 2001400320A JP 2003195174 A JP2003195174 A JP 2003195174A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sample
scanning
dimensional
path curve
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001400320A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4020638B2 (ja
Inventor
Mitsuo Harada
満雄 原田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP2001400320A priority Critical patent/JP4020638B2/ja
Publication of JP2003195174A publication Critical patent/JP2003195174A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4020638B2 publication Critical patent/JP4020638B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は標本に励起光を走査し、標本の画像
を得る走査型レーザ顕微鏡システムに関し、特に生きた
生物標本の局所的な部分の情報を高速に取得できるよう
にするものであり、更に標本観察を行うための最適な設
定を容易に行うことできる走査型レーザ顕微鏡システ
ム、及び該システムの処理方法を提供するものである。 【解決手段】 演算装置4の制御に従って焦点位置制御
部3から出力される位置情報に基づいて励起光源1から
出射される励起光を標本11内で走査し、標本11から
発する蛍光を光電検出器10によって検出し、光電検出
器10から供給される電気信号に基づいて標本11の三
次元画像を表示装置5に表示する。そして、三次元画像
をXY面に投影した二次元データと、YZ面に投影した
二次元データを抽出し、この二次元データを演算して基
線経路曲線データを得、該基線経路曲線データに従って
標本11を走査することによって、標本11内の神経細
胞等の情報を短時間で入手することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は標本にレーザ光を走
査し、標本の画像を得る走査型レーザ顕微鏡システムに
関する。
【0002】
【従来の技術】今日、生体標本を蛍光色素等で標識し、
励起光の走査によって標本から発する蛍光を顕微鏡で観
察する走査型レーザ顕微鏡が注目されている。このよう
な走査型レーザ顕微鏡を用いて生体標本の観察を行う場
合、例えば標本に対してXY面の走査を行い、得られた
XY二次元層面をZ方向に順次積層し、標本の三次元画
像を生成し、CRTモニタ上に三次元の立体画像を表示
して観察を行っている。
【0003】また、特に標本内の部分的な情報、例えば
標本に含まれる細胞等の樹状情報を得る場合、上記三次
元画像からXY二次元画像を作成し、作成したXY二次
元画像をモニタ画面に表示し、表示したモニタ画面上で
対応する経路をマウス等の入力装置を使用してなぞり、
手動操作によって必要なデータを得ている。尚、図10
は従来の二次元断面像の概略図である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の方法ではXY二次元画像上での手動操作であり、標
本に含まれる細胞等の樹状情報を得るためには、得られ
た二次元情報を三次元情報に変換しなければならず、標
本の厚さ方向(Z方向)にデータを蓄積する必要があ
る。この為、処理に時間を要する。
【0005】また、モニタ画面を見ながらマウス等の入
力機器を使用して、樹状の経路をなぞる操作は、相当に
訓練を要する操作であり、正確なデータを得ることが難
しい。本発明は上記のような実情に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、生きた生物標本等の
局所的な部分の情報を高速に取得できるようにするもの
であり、更に標本観察を行うための設定を容易に行うこ
とができる走査型レーザ顕微鏡システム、及び該システ
ムの処理方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
立体標本に対してレーザ光を照射し、該標本の三次元画
像情報を取得する画像情報取得手段と、該画像情報取得
手段によって取得した標本の三次元画像情報から前記標
本に含まれる情報の基線経路曲線を演算する演算手段
と、該演算手段によって得られた基線経路曲線に沿って
走査を行い、単一波長又は複数波長の光輝度情報を取得
する光輝度情報取得手段とを備えることを特徴とする走
査型レーザ顕微鏡システムを提供するものである。
【0007】このような構成とすれば、作成した標本の
三次元画像情報から、例えばXY面、YZ面、XZ面の
中の少なくとも2面に投影した二次元データを使用し、
該二次元データから標本に含まれる、例えば神経細胞等
の基線経路曲線を直接演算して得ることができ、基線経
路曲線の最適な作成処理を容易に行うことができる。
【0008】また、得られた基線経路曲線をメモリ等に
記憶し、必要に応じてメモリから読み出して基線経路曲
線に沿った走査を行うことによって、例えば生きた生物
標本に含まれる局所的な細胞の観察を高速に行うことが
できる。請求項2の記載は、上記請求項1記載の発明に
おいて、前記演算手段による基線経路曲線の演算は、前
記二次元データに含まれる高い輝度値データの連続した
座標を検出し、演算することによって得られることを特
徴とする。
【0009】このような構成とすれば、三次元画像デー
タに含まれる神経細胞等の基幹部分は、輝度が高く、容
易に基線経路曲線を得ることができる。したがって、よ
り容易に基線経路曲線のデータを得、この基線経路曲線
データを利用して神経細胞等の標本の特性を高速に知る
ことができる。
【0010】請求項3の記載は、上記請求項1、又は2
の記載において、前記基線経路曲線の走査経路は、徐々
にオフセットして複数回走査する、束ねられた肉太状の
経路であることを特徴とする。このような構成とすれ
ば、例え基線経路曲線が極めて細い場合でも経路を外す
ことがなく、また観察の対象が標本内で移動した場合で
も、基線経路曲線を外すことなく走査することができ
る。
【0011】請求項4記載の発明は、立体標本に対して
レーザ光を照射し、該標本の三次元画像情報を取得する
処理と、取得した前記標本の三次元画像情報からXY
面、YZ面、XZ面の中の少なくとも2面に投影した二
次元データを作成する処理と、該処理によって作成した
二次元データに基づいて前記標本に含まれる情報の基線
経路曲線を演算する処理と、該基線経路曲線に沿って走
査を行い、単一波長又は複数波長の光輝度情報を取得す
る処理とを行うことを特徴とするレーザ顕微鏡システム
における処理方法を提供するものである。
【0012】本発明は走査型レーザ顕微鏡システムの処
理方法の発明であり、このような構成としても、作成し
た標本の三次元画像情報からXY面、YZ面、XZ面の
中の少なくとも2面に投影した二次元データを生成し、
該二次元データから標本に含まれる、例えば神経細胞等
の主幹を演算し、基線経路曲線を得ることができ、生き
た生物標本等に含まれる局所的な観察を高速で行うこと
ができる。
【0013】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)以下、本発明
の第1の実施の形態に係る走査型レーザ顕微鏡システム
について図面を参照して説明する。
【0014】図1は、本発明の実施形態を説明する走査
型レーザ顕微鏡システムのシステム構成図である。尚、
本システムで使用する顕微鏡は走査型共焦点レーザ顕微
鏡である。同図において、本システムは励起光源1、顕
微鏡本体2、焦点位置制御部3、演算装置4、及び表示
装置5で構成されている。励起光源1は所定波長λ1 の
励起光を出力する装置であり、励起光源1から出力され
る励起光はシャッタ1aの開駆動に従って顕微鏡本体2
内のビームエクスパンダ2aに照射される。尚、ビーム
エクスパンダ2aは励起光源1から出力される励起光の
ビーム幅を広げる機能を有し、ビームエクスパンダ2a
によってビーム幅が広げられた励起光はダイクロイック
ミラー6に照射される。
【0015】顕微鏡本体2には、上記ダイクロイックミ
ラー6、及び偏光素子7x、7y、対物レンズ8、Z軸ア
クチュエータ9、光電検出器10等が配設され、上記励
起光源1から出力された励起光はダイクロイックミラー
6によって反射し、偏光素子7x、7y によって照射位
置が制御される。偏光素子7x には焦点位置制御部3か
らX方向の位置情報が入力し、偏光素子7y には焦点位
置制御部3からY方向の位置情報が入力し、励起光は上
記偏光素子7x 、7y によって位置制御され、対物レン
ズ8に入射する。
【0016】対物レンズ8はZ軸アクチュエータ9に取
り付けられ、焦点位置制御部3から供給される位置情報
に従って、Z方向の照射位置が制御される。したがっ
て、対物レンズ8に入射した励起光は、上記各位置情報
に従って標本11の焦点位置に照射される。また、励起
光が照射された標本11の位置から蛍光が出力される。
この蛍光は、上記と逆の経路を辿ってダイクロイックミ
ラー6に達し、ダイクロイックミラー6を透過し、共焦
点レンズ12によって共焦点ピンホール13に集光し、
フィルタ14を透過して光電検出器10に達する。尚、
フィルタ14はλ1 の波長を除去するフィルタであり、
前述の励起光を完全に遮断する。
【0017】光電検出器10は標本11から出力された
蛍光を検出し、光電変換を行い、蛍光の強さに対応する
電気信号を演算装置4に出力する。演算装置4では光電
検出器10から供給される電気信号に従って画像形成を
行い、形成した画像データを表示装置5に送り、表示装
置5に標本11の画像表示を行う。また、マウス15は
表示装置5に表示されるカーソル位置の指定等に使用さ
れる。尚、上記演算装置4と表示装置5はパーソナルコ
ンピュータPCで構成できる。
【0018】また、演算装置4は内部にCPU、RO
M、RAM、EEPROM等を備え、例えばROMに記
憶したプログラムに従ってCPUを制御し、焦点位置制
御部3に位置情報を送る。また、表示装置5に画像情報
を送り各種画像の表示指示を行う。また、EEPROM
には後述する処理によって得られる基線経路曲線データ
が記憶され、EEPROMに記憶された上記データは焦
点位置制御部3に出力され、後述する走査に使用され
る。
【0019】焦点位置制御部3は上記演算装置4から供
給される位置情報によって焦点位置の制御を行い、出力
Xから前述の偏光素子7x にX方向の位置情報を出力
し、出力Yから偏光素子7y にY方向の位置情報を出力
し、出力ZからZ軸アクチュエータ9にZ方向の位置情
報を出力する。
【0020】次に、上記構成において、本実施形態の処
理動作を説明する。図2は本実施形態の処理動作を説明
する図である。本実施形態の処理は、先ず像取得処理を
行い(図2に示す(a))、取得した三次元画像に基づ
いてXY面とYZ面、又はYZ面とXZ面、又はXY面
とXZ面に投影した画像データを作成して基線経路曲線
(f(x,y,z))を抽出し(同図(b))、演算装置4の
メモリ(EEPROM)に記憶する(同図(c))。そ
の後、メモリに記憶した基線経路曲線に従ってLSM
(レーザスキャニングマイクロスコープ)走査を行い
(同図(d))、上記基線経路曲線に従って走査された
結果得られる蛍光データを取得し(同図(e))、表示
装置5に表示する(同図(f))。
【0021】以下、図3に示すフローチャートに従って
具体的な処理を説明する。尚、この処理を行う際、蛍光
色素等を標本11に導入し、予め標本11内の対象を標
識しておく。先ず、像取得処理を行う(上記図2に示す
(a))。この処理は、焦点位置制御部3にXYZの初
期位置情報(例えば、XYZを(1,1,1))を設定
し(ステップ(以下、STで示す)1)、この位置情報
に従って偏光素子7x、7y、Z軸アクチュエータ9の初
期位置を設定する。
【0022】次に、励起光源1から励起光を出力し、前
述の光経路を経て標本11に励起光を照射し、標本11
から発せられる蛍光を検出する(ST2)。この検出デ
ータは、前述のように光電検出器10から演算装置4に
送られる。次に、X方向への走査が全て完了したか判断
する(ST3)。最初のこの判断(ST3)はNOであ
り、偏光素子7x をX方向に+1移動し(ST4)、標
本11に励起光を照射し、標本11からの蛍光を検出す
る(ST2)。以後、X方向走査が全て完了するまで上
記処理を繰り返し、標本11から発せられる蛍光を光電
検出器10で順次検出し、演算装置4に送る(ST2〜
ST4)。
【0023】その後、X方向の走査が完了すると(ST
3がYES)、偏光素子7y をY方向に+1移動し(S
T5)、Y方向への走査が全て完了したか判断する(S
T6)。この場合も最初の判断(ST6)はNOであ
り、処理(ST2)に戻って上記蛍光の検出処理を繰り
返す(ST2〜ST6)。すなわち、前述と同様、X方
向の走査を順次行い、X方向の走査が完了すると、Y方
向に+1移動し(ST3がYES、ST5)、この処理
を繰り返す。
【0024】その後、Y方向の走査が完了すると(ST
6がYES)、Z軸アクチュエータ9を駆動し、Z方向
に+1し(ST7)、上記と同じ走査を繰り返す(ST
8がNO、ST2〜ST8)。そして、Z方向への走査
が完了すると(ST8がYES)、演算装置4への標本
11の全情報の入力も完了し、演算装置4では入力した
情報を基に、標本11の三次元画像を作成し、表示装置
5に表示する(ST9)。尚、図4は上記処理によって
得られた標本11の三次元画像の例である。また、同図
に示すa、b、c、dの各位置は標本11内の対象(例
えば、神経細胞)の各位置を示す。
【0025】次に、基線経路曲線(f(x,y,z))の作成
処理を行う(上記図2に示す(b))。この処理は、上
記像取得処理によって得られた三次元画像から主幹ライ
ンを抽出する処理であり、例えば得られた三次元画像が
神経細胞を含む標本11の画像情報であれば、含まれる
神経細胞の主幹ラインを抽出する処理である。この場
合、先ず図5に示すように得られた三次元画像をXY面
に重ねて投影し、XY二次元データを得る(ST1
0)。同様に、三次元画像をYZ面に重ねて投影し、Y
Z二次元データを得る(ST11)。例えば、図5に
で示す三次元画像情報を、で示すXY面に投影してX
Y二次元データを得、更にで示すYZ面に投影してY
Z二次元データを得る。
【0026】但し、上記、の画像では、主幹の経路
のみを示すが、実際には主幹から枝分かれした細かいラ
インが存在する。本例では上記主幹は太く輝度も高いの
で、輝度によってフィルタをかけ主幹の経路を抽出す
る。この為、先ず上記XY二次元データについて、画素
毎のX座標をXi(i=1、2、3、・・・)とし、画
素毎のY座標をYi(i=1、2、3、・・・)とす
る。次に、Xi 毎の輝度値の高い点のY座標を抽出し、
Xi に対応するY座標をメモリに格納する。すなわち、
X座標X1 から順次輝度値の高い点のY座標を抽出す
る。例えば、図5に示すの例で説明すると、先ずX1
において輝度値の高いY座標を抽出して例えばYaを
得、X2 において輝度値の高いY座標Ybを得、X3 に
おいて輝度値の高いY座標Ycを得、更にX4 において
輝度値の高いY座標Yd を得る。以下、同様に処理を行
い、輝度の高いY座標を順次抽出する。
【0027】このようにして抽出したデータは、X座標
毎に輝度値の高いY座標のデータであり、演算装置4内
の例えばRAMに一旦格納する。ここで、図6(a)は
上記処理によって得られるXY二次元データの例であ
る。尚、この場合、同図(a)に示すように完全に主幹
からの枝分かれが除去されておらず、また不連続で走査
が不能な座標データである可能性がある。そこで、演算
装置4において近似化処理を行い、例えば同図(b)に
示す連続走査可能な曲線f(x,y)を得る。
【0028】次に、同様にしてYZ二次元データを生成
する。すなわち、画素毎のY座標をYi(i=1、2、
3、・・・)とし、画素毎のZ座標をZi(i=1、
2、3、・・・)とし、Yi 毎の輝度値の高い点のZ座
標を演算し、Yi に対応するZ座標の抽出処理を行う。
このようにして抽出したデータは、Y座標毎に輝度値の
高いZ座標のデータであり、演算装置4内のRAMに格
納する。また、このようにして得られたデータは、上記
と同様不連続で走査不能な座標データである可能性もあ
り、演算装置4において近似化処理を行い、連続走査可
能な曲線f(y,z)とする。
【0029】次に、上記処理によって得られた曲線f
(x,y)とf(y,z)から三次元曲線f(x,y,z)を演算する
(ST12)。例えば、この演算処理は f(x,y)+f(y,z)−f(y)=f(x,y,z) の演算式を使用することによって得られる。また、この
ようにして得られたf(x,y,z)(基線経路曲線データ)
は、演算装置4のメモリ(EEPROM)に記憶される
(ST13)。尚、この処理は前述の図2の(c)の処
理に対応する。
【0030】以上のようにして、演算装置4には標本1
1内の対象物の基線経路曲線データが記憶され、以後対
象物の特性等を知るため、上記メモリ(EEPROM)
から基線経路曲線データが読み出され、基線経路曲線に
従った走査が行われる(ST14、上記図2に示す
(d))。すなわち、演算装置4はメモリ(EEPRO
M)に記憶した上記基線経路曲線のデータを読み出し、
焦点位置制御部3に走査の位置情報を送信し、焦点位置
制御部3から偏光素子7x、7y、及びZ軸アクチュエー
タ9に位置情報を出力する。また、同時に励起光源1か
ら励起光を出力し、標本11に励起光を照射して基線経
路曲線に沿った走査を行う。
【0031】この走査は、前述のようにして取得した基
線経路曲線データに従って行われるものであり、基線経
路曲線データに従って自動的に標本11内の神経細胞の
基幹に沿った走査を行うことができる。したがって、こ
のように標本11を走査することによって、正確に神経
細胞等の基幹に沿った走査を行うことができ、短時間で
効率よく必要な観察データを得ることができる(ST1
5、(上記図2に示す(e))。また、このようにして
得たデータは表示装置5に表示される(ST16、(上
記図2に示す(f))。
【0032】尚、上記実施形態の説明では、予め取得し
た三次元画像データからXY二次元データ及びYZ二次
元データを抽出し、上記演算式(f(x,y)+f(y,z)−f
(y)=f(x,y,z))によって基線経路曲線(f(x,y,z))
を得たが、取得した三次元画像データからYZ二次元デ
ータとXZ二次元データを得て演算処理を行い、基線経
路曲線データを得る構成としてもよい。また、XY二次
元データとXZ二次元データを得て演算処理を行い、基
線経路曲線データを得る構成としてもよい。
【0033】また、本実施形態において標本11に蛍光
色素を導入して対象を標識したが、タンパク質自体が発
光する場合には、標本11にこのようなタンパク質を導
入する構成としてもよい。また、本実施形態において
は、励起光源として単一の励起光源を示したが、標本1
1内に複数の対象が存在する場合には、複数の励起光源
を使用する構成としてもよい。この場合、複数の対象の
光輝度情報を同時に取得することができる。
【0034】(第2の実施形態)次に、本発明の第2の
実施形態について説明する。前述の第1の実施形態で
は、基線経路曲線として1本の線状経路のデータを使用
したが、この場合走査する経路は非常に細い線状の経路
である。また、標本11として生きた細胞を使用する場
合もあり、基幹が移動する場合もある。本実施形態では
上記の点を考慮し、基線経路曲線を中心に微少に変移さ
せて得られる曲線データを複数作成し、基線経路曲線を
走査したデータの他、変移させた複数の曲線データに沿
って励起光を照射することによって、対象の移動等にも
対応できる走査型レーザ顕微鏡システムを提供するもの
である。以下、具体的に説明する。
【0035】図7は、第2の実施形態を説明する図であ
る。先ず、図7(a)は基線経路曲線及び、基線経路曲
線を中心に変移した複数の曲線の束を示す模式図であ
る。また、同図(b)及び(c)は、上記曲線の束の断
面構成を示す。ここで、同図(b)、(c)に示す基線
「1」は、前述の第1の実施形態の処理によって得られ
た基線経路曲線(基線「1」)であり、この基線「1」
に対して曲線「2」〜「9」(同図(b)の場合)が所
定長(オフセットピッチ)変移して生成される。このオ
フセットピッチは、例えば数ミクロン〜数十ミクロンで
ある。また、この曲線「2」〜「9」の形成は、例えば
基線「1」に対して曲線「2」、「3」、「4」、・・
・「9」の順に演算して生成される。
【0036】尚、同図(c)に示す場合も同様であり、
基線「1」に対して、オフセットピッチ分変移して、曲
線「2」、「3」、「4」、・・・「7」が順次演算さ
れ、生成される。以上のようにして得られる曲線経路は
一定の太さを有する走査経路の束であり、この経路に沿
って励起光を走査することによって、1本の走査経路で
は外れてしまう可能性のある情報の取得を行い、より確
実な観測データを得ることができる。
【0037】尚、この場合励起光の走査順序は、基線
「1」を走査し、以下曲線「2」〜「9」(又は曲線
「2」〜「7」)の走査を順次走査してもよく、また他
の走査順序で走査してもよい。また、本実施形態におけ
る走査曲線の束は、上記曲線「2」〜「9」(又は曲線
「2」〜「7」)の外側に更にオフセットピッチを保持
して生成してもよい。
【0038】(第3の実施形態)次に、本発明の第3の
実施形態について説明する。本実施形態は、例えば標本
11内の細胞に刺激を与えた場合、細胞内の変化を知る
ための構成である。以下、具体的に説明する。
【0039】図8は、第3の実施形態を説明する図であ
る。先ず、同図は横軸にXY二次元データにおける基線
経路曲線の位置を示し、縦軸は各位置における輝度の強
さを示す。また、同図に示すa、b、c、dは対象の各
位置を示す。この状態において、例えば標本11内の細
胞に刺激を与え、励起光を照射して細胞から発する蛍光
の輝度を測定する。この場合、時間の経過に従って輝度
の変化を測定する。図9この結果を示す図であり、表示
装置5に表示される画像である。この例は、時間t1 、
t2 、t3 、・・・の経過に従って、それぞれの時間に
おいて励起光を基線経路曲線に沿って走査し、得られた
結果である。
【0040】同図の例では位置b〜dにおいて、特に変
化が見られ、時間の経過に伴って各位置の輝度が変化し
ていることが分かる。したがって、例えば細胞に加えた
刺激の伝搬速度や伝搬特性、細胞の違いによる特性等を
知る有力な手がかりとなる。以上のように、本実施形態
によれば、時間経過に従った標本(対象)の変化を知る
ことができ、標本(対象)の解析に役立てることができ
る。また、時間経過に従った標本の解析を簡単かつ高速
に行うことができる。
【0041】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、標本内に含
まれる樹状の神経細胞等の対象の基線経路曲線の取得を
容易に行うことができ、また正確な基線経路曲線を得る
ことができる。
【0042】また、取得した基線経路曲線に沿って走査
することにより、短時間で膨大な観察データを取得する
ことができる。また、走査経路を束状に形成することに
よって、対象が移動するような場合でも確実に観察デー
タを得ることができる。
【0043】さらに、時間経過に従って同じ基線経路曲
線に沿った走査を行うことによって、対象の時間経過に
伴った変化を容易に知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を説明する走査型レーザ顕微
鏡システムのシステム構成図である。
【図2】第1の実施形態の処理を説明する図である。
【図3】第1の実施形態の処理を説明するフローチャー
トである。
【図4】第1の実施形態の処理によって得られた標本の
三次元画像の例である。
【図5】第1の実施形態の処理を説明する図である。
【図6】(a)は抽出されるXY二次元データの例であ
り、(b)は連続走査可能な曲線f(x,y)の例である。
【図7】第2の実施形態を説明する図であり、(a)は
基線経路曲線及び、基線経路曲線を中心に変移した複数
の曲線の束を示す模式図であり、(b)及び(c)は、
上記曲線の束の断面構成を示す。
【図8】第3の実施形態を説明する図であり、基線経路
曲線上の位置を示す。
【図9】第3の実施形態を説明する図であり、表示装置
の表示例を示す。
【図10】従来例を示す図である。
【符号の説明】
1 励起光源 1a シャッタ 2 顕微鏡本体 2a ビームエクスパンダ 3 焦点位置制御部 4 演算装置 5 表示装置 6 ダイクロイックミラー 7x 偏光素子 7y 偏光素子 8 対物レンズ 9 Z軸アクチュエータ 10 光電検出器 11 標本 12 共焦点ピンホール 14 フィルタ 15 マウス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F065 AA04 AA53 BB05 CC16 DD06 FF10 FF44 GG04 GG12 GG22 LL05 LL09 LL20 LL26 LL30 LL62 MM26 PP02 PP24 QQ17 QQ23 QQ28 SS02 SS13 2H052 AA08 AA09 AA13 AB24 AC04 AC15 AC27 AC34 AD17 AF06 AF21 AF25

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 立体標本に対してレーザ光を照射し、該
    標本の三次元画像情報を取得する画像情報取得手段と、 該画像情報取得手段によって取得した標本の三次元画像
    情報から前記標本に含まれる情報の基線経路曲線を演算
    する演算手段と、 該演算手段によって得られた基線経路曲線に沿って走査
    を行い、単一波長又は複数波長の光輝度情報を取得する
    光輝度情報取得手段と、 を備えることを特徴とする走査型レーザ顕微鏡システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記演算手段による基線経路曲線の演算
    は、前記二次元データに含まれる高い輝度値データの連
    続した座標を検出し、演算することによって得られるこ
    とを特徴とする請求項1記載の走査型レーザ顕微鏡シス
    テム。
  3. 【請求項3】 前記基線経路曲線の走査経路は、徐々に
    オフセットして複数回走査する、束ねられた肉太状の経
    路であることを特徴とする請求項1、又は2記載の走査
    型レーザ顕微鏡システム。
  4. 【請求項4】 立体標本に対してレーザ光を照射し、該
    標本の三次元画像情報を取得する処理と、 取得した前記標本の三次元画像情報からXY面、YZ
    面、XZ面の中の少なくとも2面に投影した画像データ
    を作成する処理と、 該処理によって作成された二次元データに基づいて前記
    標本に含まれる情報の基線経路曲線を演算する処理と、 該基線経路曲線に沿って走査を行い、単一波長又は複数
    波長の光輝度情報を取得する処理と、 を行うことを特徴とするレーザ顕微鏡システムにおける
    処理方法。
JP2001400320A 2001-12-28 2001-12-28 走査型レーザ顕微鏡システム Expired - Fee Related JP4020638B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001400320A JP4020638B2 (ja) 2001-12-28 2001-12-28 走査型レーザ顕微鏡システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001400320A JP4020638B2 (ja) 2001-12-28 2001-12-28 走査型レーザ顕微鏡システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003195174A true JP2003195174A (ja) 2003-07-09
JP4020638B2 JP4020638B2 (ja) 2007-12-12

Family

ID=27604961

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001400320A Expired - Fee Related JP4020638B2 (ja) 2001-12-28 2001-12-28 走査型レーザ顕微鏡システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4020638B2 (ja)

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005055879A (ja) * 2003-07-18 2005-03-03 Olympus Corp 共焦点走査型顕微鏡、注目領域指定方法、及びプログラム
JP2005326601A (ja) * 2004-05-14 2005-11-24 Olympus Corp 顕微鏡装置、立体画像出力方法および立体画像出力プログラム
JP2005331887A (ja) * 2004-05-21 2005-12-02 Keyence Corp 蛍光顕微鏡、蛍光顕微鏡装置を使用した表示方法、蛍光顕微鏡画像表示プログラム及びコンピュータで読み取り可能な記録媒体並びに記憶した機器
JP2006003805A (ja) * 2004-06-21 2006-01-05 Olympus Corp 共焦点観察システム、光照射方法、及び光照射プログラム
JP2006023476A (ja) * 2004-07-07 2006-01-26 Olympus Corp 共焦点走査型顕微鏡
JP2006030997A (ja) * 2004-07-16 2006-02-02 Carl Zeiss Jena Gmbh 可動有孔ディスク付き光走査型顕微鏡およびそれの使用
JP2006053542A (ja) * 2004-07-16 2006-02-23 Carl Zeiss Jena Gmbh ライン走査式の光走査型顕微鏡およびそれの使用
US7355702B2 (en) 2004-06-21 2008-04-08 Olympus Corporation Confocal observation system
EP2071381A1 (en) 2007-12-14 2009-06-17 Olympus Corporation Scanning microscope
JP2010266709A (ja) * 2009-05-15 2010-11-25 Nikon Corp レーザ走査顕微鏡及びその制御方法、並びにプログラム
WO2011030844A1 (ja) 2009-09-11 2011-03-17 株式会社ニコン 顕微鏡装置および制御方法
JP2012014066A (ja) * 2010-07-02 2012-01-19 Olympus Corp 細胞観察方法および走査型顕微鏡装置
JP2012517035A (ja) * 2009-02-04 2012-07-26 エコール ポリテクニック レーザ走査顕微鏡法における信号取得の方法及びデバイス
JP2014240977A (ja) * 2008-09-25 2014-12-25 ザ トラスティーズ オブ コロンビア ユニヴァーシティ イン ザ シティ オブ ニューヨーク 構造物の光刺激およびイメージングを提供するためのデバイス、装置、および方法
JP2017223951A (ja) * 2016-06-14 2017-12-21 コリア リサーチ インスティテュート オブ ケミカル テクノロジー 微細対象物観察装置
JP7418715B2 (ja) 2016-09-02 2024-01-22 フェムトニクス・カーエフテー 三次元ラインに沿った走査方法及び複数三次元ラインの走査による関心領域の走査方法

Cited By (30)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005055879A (ja) * 2003-07-18 2005-03-03 Olympus Corp 共焦点走査型顕微鏡、注目領域指定方法、及びプログラム
JP2005326601A (ja) * 2004-05-14 2005-11-24 Olympus Corp 顕微鏡装置、立体画像出力方法および立体画像出力プログラム
JP2005331887A (ja) * 2004-05-21 2005-12-02 Keyence Corp 蛍光顕微鏡、蛍光顕微鏡装置を使用した表示方法、蛍光顕微鏡画像表示プログラム及びコンピュータで読み取り可能な記録媒体並びに記憶した機器
JP4673000B2 (ja) * 2004-05-21 2011-04-20 株式会社キーエンス 蛍光顕微鏡、蛍光顕微鏡装置を使用した表示方法、蛍光顕微鏡画像表示プログラム及びコンピュータで読み取り可能な記録媒体並びに記憶した機器
US7355702B2 (en) 2004-06-21 2008-04-08 Olympus Corporation Confocal observation system
JP2006003805A (ja) * 2004-06-21 2006-01-05 Olympus Corp 共焦点観察システム、光照射方法、及び光照射プログラム
JP4700299B2 (ja) * 2004-07-07 2011-06-15 オリンパス株式会社 共焦点走査型顕微鏡
JP2006023476A (ja) * 2004-07-07 2006-01-26 Olympus Corp 共焦点走査型顕微鏡
JP2006053542A (ja) * 2004-07-16 2006-02-23 Carl Zeiss Jena Gmbh ライン走査式の光走査型顕微鏡およびそれの使用
JP2006030997A (ja) * 2004-07-16 2006-02-02 Carl Zeiss Jena Gmbh 可動有孔ディスク付き光走査型顕微鏡およびそれの使用
EP2071381A1 (en) 2007-12-14 2009-06-17 Olympus Corporation Scanning microscope
US7982948B2 (en) 2007-12-14 2011-07-19 Olympus Corporation Scanning microscope for 3-D imaging of a moving specimen
US11531207B2 (en) 2008-09-25 2022-12-20 The Trustees Of Columbia University In The City Of New York Devices, apparatus and method for providing photostimulation and imaging of structures
JP2014240977A (ja) * 2008-09-25 2014-12-25 ザ トラスティーズ オブ コロンビア ユニヴァーシティ イン ザ シティ オブ ニューヨーク 構造物の光刺激およびイメージングを提供するためのデバイス、装置、および方法
US9846313B2 (en) 2008-09-25 2017-12-19 The Trustees Of Columbia University In The City Of New York Devices, apparatus and method for providing photostimulation and imaging of structures
JP2017207767A (ja) * 2008-09-25 2017-11-24 ザ トラスティーズ オブ コロンビア ユニヴァーシティ イン ザ シティ オブ ニューヨーク 構造物の光刺激およびイメージングを提供するためのデバイス、装置、および方法
JP2012517035A (ja) * 2009-02-04 2012-07-26 エコール ポリテクニック レーザ走査顕微鏡法における信号取得の方法及びデバイス
JP2010266709A (ja) * 2009-05-15 2010-11-25 Nikon Corp レーザ走査顕微鏡及びその制御方法、並びにプログラム
US9019361B2 (en) 2009-09-11 2015-04-28 Nikon Corporation Microscope apparatus and control method
EP2477056A4 (en) * 2009-09-11 2014-10-22 Nikon Corp MICROSCOPE DEVICE AND CONTROL METHOD
JP5212547B2 (ja) * 2009-09-11 2013-06-19 株式会社ニコン 顕微鏡装置および制御方法
EP2477056A1 (en) * 2009-09-11 2012-07-18 Nikon Corporation Microscope device and control method
CN102483517A (zh) * 2009-09-11 2012-05-30 株式会社尼康 显微镜装置及控制方法
WO2011030844A1 (ja) 2009-09-11 2011-03-17 株式会社ニコン 顕微鏡装置および制御方法
JP2012014066A (ja) * 2010-07-02 2012-01-19 Olympus Corp 細胞観察方法および走査型顕微鏡装置
JP2017223951A (ja) * 2016-06-14 2017-12-21 コリア リサーチ インスティテュート オブ ケミカル テクノロジー 微細対象物観察装置
CN107505457A (zh) * 2016-06-14 2017-12-22 韩国化学研究院 微细对象物观察装置
CN107505457B (zh) * 2016-06-14 2019-06-25 韩国化学研究院 微细对象物观察装置
US10484614B2 (en) 2016-06-14 2019-11-19 Korea Research Institute Of Chemical Technology Apparatus for observing fine object
JP7418715B2 (ja) 2016-09-02 2024-01-22 フェムトニクス・カーエフテー 三次元ラインに沿った走査方法及び複数三次元ラインの走査による関心領域の走査方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4020638B2 (ja) 2007-12-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7355702B2 (en) Confocal observation system
JP5354938B2 (ja) 蛍光顕微鏡装置
JP2003195174A (ja) 走査型レーザ顕微鏡システム
US8089691B2 (en) Projection device for patterned illumination and microscopy
WO2004001402A1 (ja) 生体分子解析装置
US9383570B2 (en) Image analysis method and image analysis apparatus
JP6283104B2 (ja) 光学分析装置
US9739715B2 (en) Laser scanning microscope system and method of setting laser-light intensity value
JP2012507756A (ja) 組み合わせ顕微鏡検査法
JP2010505094A (ja) 解像度を高めたルミネセンス顕微鏡検査
JP4700299B2 (ja) 共焦点走査型顕微鏡
JP5208824B2 (ja) 画像取得装置、画像取得方法及びプログラム
JP5963487B2 (ja) レーザ顕微鏡および観察方法
JP5052009B2 (ja) 走査型顕微鏡および標本画像取得方法
US10475198B2 (en) Microscope system and specimen observation method
JP2004361087A (ja) 生体分子解析装置
JP2004069428A (ja) 原子及び分子間力顕微鏡
US7983466B2 (en) Microscope apparatus and cell observation method
JP4350365B2 (ja) レーザ走査型顕微鏡
JP5325620B2 (ja) 画像解析装置、画像解析方法及びプログラム
JP2011237616A (ja) 走査型顕微鏡
JP2006003805A (ja) 共焦点観察システム、光照射方法、及び光照射プログラム
JP2006133183A (ja) 複合顕微鏡
JP2018081130A (ja) 顕微鏡システムおよび標本観察方法
JP6442488B2 (ja) ルミネセンス顕微鏡検査

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041215

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060907

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060919

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061116

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070911

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070925

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101005

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101005

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101005

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111005

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111005

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121005

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131005

Year of fee payment: 6

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees