JP4700299B2 - 共焦点走査型顕微鏡 - Google Patents

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Description

本発明は、試料を二次元走査して得られた複数の二次元情報を三次元画像として表示可能な共焦点走査型顕微鏡に関する。
共焦点走査型顕微鏡は、レーザ光等の光で試料を二次元走査し、試料からの反射光、透過光、もしくは蛍光を対物レンズを含む光学系を通して光検出器により検出し、反射光、透過光、または蛍光の二次元の輝度情報を得る顕微鏡である。
また、この輝度情報をCRT等に輝度の二次元分布として表示することによって、試料の蛍光像を観察できる。このような共焦点走査顕微鏡はレーザ光などの点光源とピンホールを組み合わせ、試料をピンポイントで照射することで、測定点以外からの散乱光を抑制し、また、光検出器の前面に空間フィルタとしてのピンホールを配置し、測定点と同一面内にある光をピンホール周辺に結像させ、また、光軸方向にずれた面からの光は、ピンホールを通過できずにカットされる。
上記方法により、光学的なスライス像を取得できる。
また、共焦点走査型顕微鏡は、試料をスポット光で二次元走査し、かつ、光軸方向となるZ軸方向に所定のピッチで焦点を移動して光軸方向に複数のスライス像を取得することで、結果的に三次元空間のスライス像(以下三次元画像と称す)が得られることになる。
このような共焦点走査型顕微鏡を用いて生体試料の三次元情報を得る場合は、CRT等に表示されている二次元画像を確認しながら、試料を載せているステージを移動して、三次元の走査領域を検索し、決定している。
ここで、三次元の走査領域を決定する方法として、特許文献1に示す技術がある。この技術では細胞の樹状情報を得る場合を例としている。まず、立体試料に対してレーザ光を照射し、該試料の三次元画像を取得する。
次に、該三次元画像を例えばXY面に投影した二次元データと、YZ面に投影した二次元データと、ZX面に投影したデータの少なくとも2つを使用し、この二次元データから試料に含まれる例えば神経細胞等の基線経路曲線データを取得する。
この基線経路曲線データに従って試料を走査することによって、試料内の神経細胞等の三次元情報を取得できる。
特開2003-195174
しかしながら上記の方法では、三次元画像から試料の基線経路曲線データを取得し、該基線経路曲線データに従って試料の注目領域を走査しているため、神経細胞の軸索のような空間中に連続的に存在する試料の観察に特化している。
従って、試料が空間中に離散的に存在する場合はこの方法を適用するのは困難である。
本発明は上記のような実情に鑑みてなされたものであり、上記のように指示することで、注目する領域を走査するときに、各々の三次元走査領域を直感的に設定可能で、各走査領域に対し詳細な走査を行うことができる共焦点走査型顕微鏡、及び三次元走査領域指定方法を提供することにある。
請求項1記載の発明は、光源からの出射光を集束して試料に沿って移動し、前記集束した光の光軸方向に沿って焦光位置と前記試料の位置を相対的に移動する手段と、前記試料からの光の強度を検出し取得した複数の二次元情報から三次元像を構築する三次元像構築手段と、前記三次元像を表示する表示手段と、前記表示手段で表示された前記三次元像の複数の位置を指定する指定手段と、前記指定手段によって指定されたそれぞれの位置に基づいて、複数の走査領域を設定する走査領域設定手段と、前記複数の走査領域を順次走査し、各領域の試料の三次元情報を取得する詳細走査手段と、を具備することを特徴とする
本発明によれば、利用者はプレビューした三次元画像を立体的に見ることで、詳細な観察を行う際に、注目する領域を三次元で認識し、立体的に指示することが容易にできる。
さらに、利用者は三次元走査領域の指示方法を変更することもでき、簡単に、直感的に、観察したい三次元走査領域を指定することが可能になる。
さらに、取得した三次元情報から三次元像を構築し表示することで利用者は試料の観察を、簡単にまた詳細まで行うことが可能である。
請求項2記載の発明は、前記指定手段は、点の周辺を指定することを特徴とする。本発明によれば、利用者は観察したい位置を点で指示することにより簡単にその周辺の観察範囲を指定することが可能である。
請求項3記載の発明は、前記指定手段は、二次元領域で指定することを特徴とする。本発明によれば、利用者は観察したい位置を二次元領域で指示することにより簡単にその周辺の観察範囲を指定することが可能である。
請求項4記載の発明は、前記指定手段は、三次元領域で指定することを特徴とする。本発明によれば、利用者は観察したい位置を三次元で指示することにより簡単にその周辺の観察範囲を指定することが可能である。
請求項5記載の発明は、光源からの出射光を集束して試料に沿って移動し、前記集束した光の光軸方向に沿って焦光位置と前記試料の位置を相対的に移動し、前記試料からの光の強度を検出し取得した複数の二次元情報から三次元像を構築し、前記三次元像を表示し、
前記表示された前記三次元像の複数の位置を指定し、前記指定されたそれぞれの位置に基づいて、複数の走査領域を設定する、前記複数の走査領域を順次走査し、各領域の試料の三次元情報を取得する、ことを特徴とする
本発明によれば、利用者はプレビューした三次元画像を立体的に見ることで、詳細な観察を行う際に、注目する領域を三次元で認識し、立体的に指示することが容易にできる。
さらに、利用者は三次元走査領域の指示方法を変更することもでき、簡単に、直感的に、観察したい三次元走査領域を指定することが可能になる。
請求項6記載の発明は、コンピュータに、光源からの出射光を集束して試料に沿って移動し、前記集束した光の光軸方向に沿って焦光位置と前記試料の位置を相対的に移動する機能と、前記試料からの光の強度を検出し取得した複数の二次元情報から三次元像を構築する三次元像構築機能と、前記三次元像を表示する表示機能と、前記表示機能で表示された前記三次元像の複数の位置を指定する指定機能と、前記指定機能によって指定されたそれぞれの位置に基づいて、複数の走査領域を設定する走査領域設定機能と、前記複数の走査領域を順次走査し、各領域の試料の三次元情報を取得する詳細走査機能と、を実現させるためのプログラム。
本発明によれば、コンピュータで実行可能なプログラムで、利用者はプレビューした三次元画像を立体的に見ることで、詳細な観察を行う際に、注目する領域を三次元で認識し、立体的に指示することが容易にできる。さらに、利用者は三次元走査領域の指示方法を変更することもでき、簡単に、直感的に、観察したい三次元走査領域を指定することが可能になる。
本発明によれば、生物試料等の空間中に散在する複数の観察対象に対し、利用者は生物試料等をプレビューし三次元画像で立体的に見ることができる。また、詳細な観察を行う際に、複数の注目する三次元走査領域を三次元で認識し、立体的に指示することが容易にできる。
さらに、利用者は三次元走査領域の指示方法を変更することもでき、簡単に直感的に注目する三次元走査領域を指定することが可能になり、三次元走査領域の設定時間を短縮できる。
更に、三次元走査領域を設定する際にレーザ照射をしないため、レーザ照射による試料へのダメージを抑えることができる。
(実施形態1)
以下、本発明の第1の実施形態を図を用いて説明する。尚、実施例においては共焦点走査型顕微鏡を例とするが、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨を逸脱しない限りその他の共焦点走査型顕微鏡にも適用可能である。
図1は、本発明の共焦点走査型顕微鏡の構成実施例である。図1において1は光源であり、光源1から照射されるレーザ光は、顕微鏡本体2内のダイクロイックミラー3に照射される。ダイクロイックミラー3によって反射したレーザ光は、X方向及びY方向スキャナ4、5によって位置制御され、対物レンズ6に入射する。
対物レンズ6に入射したレーザ光は、上記位置情報に従ってステージ7上の試料8の焦点位置に照射され、蛍光が生じる。
この場合、ステージ7は焦点位置制御部9からの位置情報に従って、Z方向に位置制御されるようになっている。
焦点位置制御部9は上記CPU14からの位置情報によって焦点位置の制御を行い、X方向スキャナ4にX方向の位置情報、Y方向スキャナ5にY方向の位置情報、ステージ7にZ方向の位置情報を出力することで制御を行う。
試料8からの蛍光は、上記と逆の経路を辿ってダイクロイックミラー3に達し、ダイクロイックミラー3を透過し、共焦点レンズ(図示なし)によって共焦点ピンホール(図示なし)に集光し、共焦点ピンホールを介して光検出器10に達する。
光検出器10はA/D変換器11を介してPC12のCPU14と接続されている。すなわち、試料8から生じた蛍光は光検出部10で光電変換され、蛍光の強さに対応する電気信号がA/D変換器11に送られる。A/D変換器11では該電気信号をデジタルデータ信号に変換し、PC12に伝送する。
PC12のCPU14ではA/D変換器11から供給されるデジタルデータに従って、例えばCGの可視化手法の一つであるボリュームレンダリング法等によって画像形成を行い、形成した画像データを表示装置16に送り、表示装置16に試料8の画像表示を行う。
また、CPU14は入力装置17とも接続しており、入力装置17の指示に従って、表示装置16に注目領域を表示し、メモリ15には、利用者が指示した注目領域を記憶する。記憶装置13には、顕微鏡の動作制御をし、前記表示装置16に描画した三次元画像中の注目領域を指定し、注目領域を基に走査領域の決定を行なうコンピュータプログラムが格納されている。
また、メモリ15には、CPU14で生成される三次元の立体像や、注目領域の走査条件が記憶される。
ここでCPU14、メモリ15、記憶装置13等は一般的なパーソナルコンピュータを利用してもかまわない。後述する処理はコンピュータプログラムにより処理可能で、その処理プログラムは記録媒体であるCD−ROMやハードディスク等に記録されている。
そして、必要に応じて前記パーソナルコンピュータのメモリ上に前記処理プログラムを読み出し、CPUにより実行し、パーソナルコンピュータに接続されている各装置を制御する。
上記構成において本実施形態の処理動作の概要を図2を用いて説明する。
始めに、ステップS1で試料の全体象を把握するために、広域を走査し三次元画像を取得する。このとき、低解像度で走査することでメモリ容量を減らすことができ、走査時間を短縮することも可能である。次に、ステップS2において、ステップS1で取得した広域の三次元画像を基にPC12上で試料の三次元表示像を構築し、表示装置16上に表示する。そして、ステップS3で表示装置16に表示された三次元画像中に利用者は注目領域を指示する。
ステップS4では上記指示した注目領域に基づき詳細走査領域計算を行い、詳細走査領域の位置情報、走査条件をPC12中のメモリ15に格納する。
ステップS5ではメモリ15に記録した詳細走査領域の情報に基づき、詳細走査領域に沿って再走査を行うことで上記注目領域の三次元情報を取得する。
ステップS6ではS5で取得した三次元情報を三次元画像として表示装置16に表示する。
次に、図2のフローチャートの各ステップを具体的に説明する。まず、図2のステップS1で広域の三次元像を取得する。
次にステップS2で三次元画像表示をする処理を行う。図3を用いて三次元画像表示処理の説明をする。
始めに、S2_1で焦点位置制御部9にX方向、Y方向、Z方向の初期位置情報を設定する。この位置情報に従ってX方向スキャナ4とY方向スキャナ5とステージ7は初期位置である広域走査開始位置に移動する。次に、S2_2で光源1からレーザ光を出力し、試料8にレーザ光を照射し、試料8から発せられる蛍光を検出する。蛍光の検出データは、前述のように光検出器10、A/D変換器11を経てPC12に送られる。
次に、S2_3のステップとS2_4のステップによって、X方向への走査を完了するまでX方向スキャナ4をX方向に1ステップ移動しながら、試料8にレーザ光を照射し、 試料8から発せられる蛍光は光検出器10で順次検出され、PC12に伝送される。
X方向の走査が完了すると、S2_5でY方向スキャナ5をY方向に1ステップ移動し、S2_6でY方向への走査が全て完了したか判断する。
そして、Y方向への走査が終了するまで上記蛍光の検出処理を繰り返し、Y方向への走査が完了すると二次元スライス像が取得され、S2_7でステージ7を駆動し、Z方向に1ステップ移動する。
Z方向に1ステップ移動したら、Z移動終了か判断し、NoならばS2_2〜S2_7のステップを再度行う。
Z方向の走査が完了していれば、S2_9でPC12に入力した情報をメモリ15に格納する。このとき、試料の蛍光情報と共に、広域走査終了時の焦点位置情報P_endをメモリ15に格納しておく。
S2_10ではCPUはメモリ15に格納した情報に基づき試料8の三次元画像を作成し、表示装置16に表示する。
ここで、三次元画像は上記Z方向に1ステップ移動するごとに取得した複数の二次元スライス像を光軸方向に重ねた二次元スライス画像の束である。
尚、図4は上記処理によって得られた試料8の三次元画像の例である。同図のX軸は、試料のX軸方向を表し、焦点位置制御部9のX方向の位置情報出力によって動作するX方向スキャナ4の走査方向に対応する。また、図中のY軸は、試料のY軸方向を表し、焦点位置制御部9のY方向の位置情報出力によって動作するY方向スキャナ4の走査方向に対応する。
同図のZ軸は試料のZ軸方向を表し、焦点位置制御部のZ方向の位置情報出力によって動作するステージ7の移動方向に対応する。
また、表示装置16に表示する三次元画像の全ての軸には、原点である広域走査開始位置からの相対座標値が表示されており、各軸のサイズは走査領域のX軸、Y軸、Z軸を走査した距離と相似に表示することができる。つまり、X軸に20nm走査したのであれば画像上に20nmに対応した長さのX軸が表示される。尚、表示の仕方はこの表示方法に限るものではなく、三次元像を的確に示す表示であればよい。例えば、各軸上に目盛りを表示してもよいし、利用者がマウス等で指示した座標を表示してもよい。
尚、図4の上記X軸方向、Y軸方向、Z軸方向の初期位置情報は(x0,y0,z0)で示され、広域走査の開始位置とし、上記P_endは(xP,yP,zP)として広域走査の終了位置として示される。
ここで、示した(x0,y0,z0)、(xP,yP,zP)はハードウェアから取得した絶対位置に対応している。
また、ステップS1で行った広域の走査によって表示される画像は、試料の三次元形状が確認できるものであればよく、その構築方法や、表示手段は問わない。
次に図2のステップS3おける注目領域設定について具体的に説明する。このステップでは、ステップS2で得られた三次元表示像aに注目領域を描画している。すなわち、広域の三次元画像の中に、詳細に走査する領域を設定する。
本実施例では、2つの注目領域を描画する例を示す。指定する注目領域の数とサイズは任意に選択可能である。
また、PC12に接続した入力装置17としてコンピュータのマウスを使って指定する例を示したが、指定方法はマウスに限定されるものではなく、注目領域を指示する他の方法に種々変形可能である。
例えば図5にステップS2で表示された三次元表示像に、XY平面と平行な断面bをマウスで指定すると、断面b上と三次元表示像aが交差する位置の輝度情報が断面図cとして表示される。
これにより、前記利用者である観察者はPC12に接続されたマウスで断面bを移動させながら注目領域を検索することができる。
次に、観察者はマウスを使用して、表示装置16に表示された断面図c上に注目領域dを描画する。注目領域は、長方形、円など任意の形状でよい。ここでは長方形として説明する。
注目領域の位置情報はCPU14に伝送され、メモリ15に記憶されている三次元表示像aの位置情報に変換される。この情報を基にCPU14は表示装置16に表示した三次元表示像aに注目領域を表示する。
例えば、注目領域のZ方向の大きさを変更するときは、観察者が図6の注目領域eの上辺操作点e_up、下辺操作点e_down等をマウスでつかみ上下方向に移動することで、注目領域は伸縮することが可能で、変更後の注目領域のデータはメモリ15に随時格納される。尚、注目領域の保持する情報として、X軸方向の走査回数、Y軸方向の走査回数、Z軸方向のスライス数、注目領域走査時のサンプリング波長などの走査情報も同時に関連付けて格納してもよい。
別の注目領域についても上記操作をもう一度行い、同図の注目領域fが三次元表示像aに注目領域として追加して描画できる。
次に図2のステップS4における詳細走査領域計算について説明する。以下では代表例として、上記説明した注目領域eの詳細走査領域計算について、他の注目領域を除き、注目領域eに注目した図7を用いて説明をする。
注目領域eの走査開始位置を求める方法は、ステップS3で説明した方法により求め、メモリ15に格納されている、三次元表示像a内の注目領域eの走査開始位置iと走査終了位置jを使用する。
図7において、注目領域eの走査開始位置にレーザ焦点を合わせるための計算は、次の、三次元表示像走査開始位置g(0,0,0)(三次元表示像aの取得時の走査開始位置(x0,y0,z0)と対応する)と、三次元表示像走査終了位置h(xh,yh,zh)(三次元表示像取得時の走査終了位置(xP,yP,zP)に対応する)を用いて、上記三次元表示像走査開始位置gと三次元表示像走査終了位置hの関係から、注目領域eの走査開始位置iまでのベクトルVhを算出する。ここで、Vhは式1で表され、三次元表示像走査開始位置gからの相対位置である。
Vh=i−h ・・・ (1)
また、メモリ15には三次元表示像取得時の走査終了位置情報P_endと、現在のレーザ焦点位置Pが、ハードウェアから取得した絶対位置で記憶されている。よって、注目領域e走査開始位置iまでの移動ベクトルVは式1を利用することで以下の式2で得られる。式2で求めたVに基づきレーザ焦点を注目領域の走査開始位置に移動することができる。
V=(P_end−P)+(i−h) ・・・ (2)
次に注目領域eの走査におけるX軸、Y軸、Z軸の走査幅を制御するために、X方向スキャナ4、Y方向スキャナ5、ステージ7の動作を制御する電気信号の変動を設定する。
例えば、図8中では、三次元表示像のX軸方向の画素数W、Y軸方向の画素数Hと、三次元表示像中の注目領域eのX軸方向画素数S、Y軸方向画素数Tから、S/WをX軸方向の変動とし、(S/W)*(T/W)をY軸方向の変動とする。三次元表示像a取得時のX方向スキャナ制御用の電圧幅Vx、Y方向スキャナ制御用の電圧幅Vyはメモリ15に記憶されているので、詳細走査時のX方向スキャナ制御用、Y方向スキャナ制御用の電圧幅V'x、V'yは以下の式3で得る。
V'x=Vx*(S/W)
V'y=Vy*(S/W)*(T/H) ・・・ (3)
同様にZ軸に対しても三次元表示像aのZ方向の画素数D、注目領域eのZ方向の画素数u、三次元表示像a取得時のステージ7制御用の電圧相Vzから、詳細走査時のステージ7制御用の電圧幅V'zは以下の式4で得る。
V'z=Vz*(u/D) ・・・ (4)
さらに、メモリ15に記憶しているZ方向のサンプリング数n(Z軸のスライス枚数)と、注目領域のZ方向距離Dzから1ステップ辺りのステージ移動距離Dz/nを算出する。
また、走査時の中心位置も移動する必要があるので、三次元表示像aの取得時の走査中心位置から、注目領域eの中心位置までの位置情報を取得する。以上求めた算出結果情報(各軸の走査回数、各軸に走査振り幅等のデータ)をメモリ15に格納して注目領域eに対する走査領域計算処理を終了する。
複数の注目領域がある場合、例えば、注目領域fがあれば、上記処理を注目領域fに対しても同様に行い、注目領域fの詳細走査領域を取得する。
次に、図2のS5、S6における詳細走査の処理を図9を用いて具体的に説明する。
まず、ステップS3_1において、図2のS4で詳細走査領域計算によって算出された走査条件をメモリ15から読み出す。
本実施例では最初にメモリ15から読み出す走査条件を注目領域eとして説明するが、走査条件を読み出す順序は任意選択可能である。
次にステップS3_2において、読み出した注目領域eの走査条件はCPU14によって焦点位置制御部9へと伝送される。焦点位置制御部9は、X方向スキャナ4、Y方向スキャナ5、及びステージ7に走査開始位置情報を伝送する。
X方向スキャナ4、Y方向スキャナ5とステージ7は入力された走査開始位置に移動される。ステップS3_3では試料8の注目領域eに従って走査を行い、注目領域eの三次元情報を取得し、メモリ15に取得した情報を格納する。
ここで、X、Y、Z軸方向の各走査回数は、前記詳細走査領域計算で得られた回数だけ行い、三次元表示像aの走査回数とは別であり独立している。すなわち、広域走査で得た三次元画像はプレビューであってもかまわないため、走査回数が少なくてもよい。しかし、注目領域の走査は、注目領域を詳細に走査するため走査回数が広域走査と必ずしも同じではない。
次に、ステップS3_4では、未走査の注目領域が存在するか判定する。本実施例の場合、注目領域fが未走査であるので、ステップS3_1に戻り、注目領域fの走査条件をメモリ15から読み出す。読み出した走査条件は再び焦点位置制御部9に伝送され、次の走査開始位置情報がX方向スキャナ4、Y方向スキャナ5、ステージ7にそれぞれセットされる。以降、上記詳細走査を注目領域fに対して行い、全ての注目領域の三次元情報を取得したら、詳細走査を完了する。
上記方法によって、三次元画像中の注目領域を複数指定し、その各注目領域に対し詳細に走査できる。従って、観察者は、直感的に三次元注目領域を設定できる。
尚、上記構成において、Z方向の移動はステージ7を用いていたが、対物レンズを移動してもよい。
また、上記実施形態では、注目領域を設定する際の基準となる断面をXY平面(二次元領域)としたが、 YZ平面、XZ平面など任意の方向の断面でもよい。また、断面を使用せず、空間中に三次元注目領域を指示してもよい。また、点で指示しその周辺を注目領域として指定してもよい。
さらに、本実施形態においては、光源1からのレーザ光を単一波長としたが、複数のレーザ光源を使用してもよい。この場合、複数の対象の高輝度情報を取得することができる。
実施例においては共焦点走査型顕微鏡を用いて説明したが、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨を逸脱しない限りその他の共焦点走査型顕微鏡にも適用可能である。
実施例1の実施形態を示す図である。 実施例1の実施形態の動作を説明するためのフローチャートである。 実施例1の三次元画像取得の動作を説明するためのフローチャートである。 実施例1の三次元画像取得処理によって得られた三次元画像である。 実施例1の注目領域設定の例である。 実施例1の注目領域設定の例である。 実施例1の広域走査による三次元画像と、注目領域の位置関係を説明する図である。 実施例1の詳細走査領域計算を説明する図である。 実施例1の詳細走査領域による三次元画像取得を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 ・・・ 光源
2 ・・・ 顕微鏡本体
3 ・・・ ダイクロイックミラー
4 ・・・ Xスキャナ
5 ・・・ Yスキャナ
6 ・・・ 対物レンズ
7 ・・・ ステージ
8 ・・・ 試料(標本)
9 ・・・ 焦点位置制御部
10 ・・・ 光検出器
11 ・・・ A/D変換器
12 ・・・ PC
13 ・・・ 記憶装置
14 ・・・ CPU
15 ・・・ メモリ
16 ・・・ 表示装置
17 ・・・ 入力装置


Claims (8)

  1. 光源から出射し試料上に集束する光を当該試料上で2次元走査する走査手段と、
    前記集束した光の光軸方向に沿って焦光位置と前記試料の位置を相対的に移動する光軸方向移動手段と、
    前記走査手段により広域を走査して得られる前記試料からの光の強度を検出し、前記光軸方向移動手段により集光位置を変化させて取得した複数の二次元情報から、広域の三次元像を構築する広域三次元像構築手段と、
    前記広域の三次元像を立体的に表示する表示手段と、
    前記表示手段で表示された広域三次元像の複数の位置を当該立体的な表示上で指定する指定手段と、
    前記指定手段によって指定されたそれぞれの位置に基づいて、前記広域三次元像の一部分である複数の三次元的な詳細走査領域を設定する詳細走査領域設定手段と、
    前記複数の詳細走査領域を前記広域走査より高い解像度で、前記走査手段及び前記光軸移動手段により順次走査して当該走査領域からの光の強度を検出し、前記設定された各詳細領域の試料の三次元情報を取得する詳細三次元像取得手段と、
    を具備することを特徴とする共焦点走査型顕微鏡装置。
  2. 前記広域走査の走査回数と前記詳細走査の走査回数とは異なることを特徴とする請求項1に記載の共焦点走査型顕微鏡装置。
  3. 前記指定手段は、表示された広域の三次元像の点または二次元領域の位置指定を入力するとともに、位置指定された前記点または前記二次元領域を中心とする三次元領域の光軸方向への伸縮の指定を行うことを特徴とする請求項1に記載の共焦点走査型顕微鏡装置。
  4. 前記指定手段は、点の周辺を指定することを特徴とする請求項1に記載の共焦点走査型顕微鏡装置。
  5. 前記指定手段は、二次元領域で指定することを特徴とする請求項1に記載の共焦点走査型顕微鏡装置。
  6. 前記指定手段は、三次元領域で指定することを特徴とする請求項1に記載の共焦点走査型顕微鏡装置。
  7. 光源から出射し試料上に集束する光を当該試料上で2次元走査し、
    前記集束した光の光軸方向に沿って焦光位置と前記試料の位置を相対的に移動し、
    前記2次元走査により広域を走査して得られる前記試料からの光の強度を検出し集光位置を変化させて取得した複数の二次元情報から、広域の三次元像を構築し、
    前記広域の三次元像を立体的に表示し、
    前記表示された広域三次元像の複数の位置を当該立体的な表示上で指定し、
    前記指定されたそれぞれの位置に基づいて、前記広域三次元像の一部分である複数の三次元的な詳細走査領域を設定し、
    前記複数の詳細走査領域を前記広域走査より高い解像度で、順次走査して当該走査領域からの光の強度を検出し、前記設定された各詳細領域の試料の三次元情報を取得する、
    ことを特徴とする走査領域指定方法。
  8. コンピュータに、
    光源から出射し試料上に集束する光を当該試料上で2次元走査させる走査機能と、
    前記集束した光の光軸方向に沿って焦光位置と前記試料の位置を相対的に移動させる光軸方向移動機能と、
    前記走査機能により広域を走査して得られる前記試料からの光の強度を検出し、前記光軸方向移動機能により集光位置を変化させて取得した複数の二次元情報から、広域の三次元像を構築させる広域三次元像構築機能と、
    前記広域の三次元像を立体的に表示させる表示機能と、
    表示された広域三次元像の複数の位置を当該立体的な表示上で指定させる指定機能と、
    前記指定機能によって指定されたそれぞれの位置に基づいて、前記広域三次元像の一部分である複数の三次元的な詳細走査領域を設定させる詳細走査領域設定機能と、
    前記複数の詳細走査領域を前記広域走査より高い解像度で、前記走査機能及び前記光軸移動機能により順次走査して当該走査領域からの光の強度を検出し、前記設定された各詳細領域の試料の三次元情報を取得させる詳細三次元像取得機能と、
    を実行させるためのプログラム。
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