JP2003191630A - 記録材料の製造方法 - Google Patents
記録材料の製造方法Info
- Publication number
- JP2003191630A JP2003191630A JP2001397341A JP2001397341A JP2003191630A JP 2003191630 A JP2003191630 A JP 2003191630A JP 2001397341 A JP2001397341 A JP 2001397341A JP 2001397341 A JP2001397341 A JP 2001397341A JP 2003191630 A JP2003191630 A JP 2003191630A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording material
- ink
- receiving layer
- resin
- polyvinyl alcohol
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Ink Jet (AREA)
Abstract
た記録材料を安定的に製造する方法を提供する。 【解決手段】 ポリビニルアルコール系樹脂、カチオン
系樹脂、架橋剤及び界面活性剤を含有するインク受容層
用塗剤を基材1上に塗布、乾燥して、インク受容層2を
基材1上に形成する記録材料の製造方法において、水中
にポリビニルアルコール系樹脂及び界面活性剤を少なく
とも含む混合液に、前記混合液の温度を20℃以上40
℃以下に保った状態で架橋剤を添加し、液のpHを4以
上7以下に調整してインク受容層用塗剤を調製し、調製
後5時間以上エージングした後に、インク受容層用塗剤
を基材1上に塗布することを特徴とする記録材料の製造
方法。
Description
画像を形成するために好適なインクジェット記録用の記
録材料の製造方法に関する。より詳細には、インク吸収
性、インク乾燥性、耐水性に優れたインクジェット記録
用記録材料を安定的に製造する方法に関する。
普及とともに、それらの画像を紙面等に記録するための
ハードコピー技術が急速に発達した。これらハードコピ
ーの究極の目標は銀塩写真であり、特に、色再現性、画
像密度、光沢、耐候性などの諸性能をいかに銀塩写真に
近づけるかが、ハードコピー技術開発の課題となってい
る。ハードコピーの記録方法には、銀塩写真によって画
像を表示したディスプレーを直接撮影するもののほか、
昇華型熱転写方式、インクジェット方式、静電転写型方
式など多種多様の方式が知られている。
フルカラー化が容易なことや印字騒音が低いことなどか
ら、近年急速に普及しつつある。インクジェット方式
は、ノズルから被記録材料に向けてインク液滴を高速で
射出するものであり、インク中に多量の溶媒を含む。こ
のため、インクジェットプリンター用の記録材料は、速
かにインクを吸収し、そのインクによる画像の発色が鮮
やかで、かつインクドット形状が真円形でありドットの
広がりが抑えられ、エッジがシャープな画像の再現がで
き、すなわち高解像度の画像を高速度で記録し得ること
が要求される。
し、例えば特開平9−11605号公報には、親水性樹
脂とフッ素系又はシリコーン系界面活性剤とカチオン系
樹脂とを含むインク受容層が設けられた記録材料が記載
されている。なかでも親水性樹脂としてはポリビニルア
ルコールが、その良好な吸水性からインクジェット記録
材料として好適である。更に、耐水性を向上させるた
め、インク受容層中に架橋剤を混合することも提案され
ている。
は、インク吸収性、インク乾燥性、耐水性を完全に満足
し、かつ安定的に生産できるものではなかった。
は、インク吸収性、インク乾燥性、耐水性に優れた記録
材料を安定的に製造する方法を提供することにある。
した結果、インク受容層用塗剤を調製するに当たり、水
中にポリビニルアルコール系樹脂及び界面活性剤を含む
混合液に、架橋剤を添加する際の温度を制御し、且つイ
ンク受容層用塗剤の調製後一定時間以上エージングした
後に、インク受容層用塗剤を基材上に塗布することによ
って、上記目的を達成できることを見いだし、本発明に
至った。
カチオン系樹脂、架橋剤及び界面活性剤を含有するイン
ク受容層用塗剤を基材上に塗布、乾燥して、インク受容
層を基材上に形成する記録材料の製造方法において、水
中にポリビニルアルコール系樹脂及び界面活性剤を少な
くとも含む混合液に、前記混合液の温度を20℃以上4
0℃以下に保った状態で架橋剤を添加し、液のpHを4
以上7以下に調整してインク受容層用塗剤を調製し、調
製後5時間以上エージングした後に、インク受容層用塗
剤を基材上に塗布することを特徴とする記録材料の製造
方法である。本発明において、インク受容層とは、イン
クジェットプリンターから噴射されたインクを吸収し、
定着させる層のことである。
水溶解工程において、ポリビニルアルコール系樹脂と界
面活性剤とを混合し、前記混合液を調製する、前記の記
録材料の製造方法である。
添加し、その後、架橋剤を添加するか、又は、前記混合
液に架橋剤を添加し、その後、カチオン系樹脂を添加す
る、前記の記録材料の製造方法である。
重合度が1400以上2500以下である、前記の記録
材料の製造方法である。
性剤及びシリコーン系界面活性剤のうちから選ばれる少
なくとも1種である、前記の記録材料の製造方法であ
る。
ラミン、尿素ホルマリン及びグリオキザールから選ばれ
る少なくとも1種である、前記の記録材料の製造方法で
ある。本発明は、架橋剤がメラミンである、前記の記録
材料の製造方法である。
ムである、前記の記録材料の製造方法である。本発明
は、前記基材が少なくとも1軸に延伸したポリエステル
系フィルムである、前記の記録材料の製造方法である。
プライマー層を設け、プライマー層上にインク受容層を
形成する、前記の記録材料の製造方法である。本発明で
製造される記録材料は、水系インクを用いたインクジェ
ット記録に好適に用いられる。
する。図1は、本発明の方法で製造される記録材料の一
例を示す断面図である。図1において、記録材料は、基
材(1) 上にインク受容層(2) を有する。
定されるものではなく、透明、不透明いずれの基材も使
用可能であるが、天然紙、プラスチックフィルム、合成
紙、布、不織布、木材、金属、人工皮革、天然皮革、及
びこれらの任意の2種以上の積層構成のものが好適に使
用される。これらのうち、耐水性、強度等の観点からプ
ラスチックフィルムが好ましい。
リエステルフィルム、ポリスチレンフィルム、ポリプロ
ピレンフィルム、ナイロン、ポリカーボネート、ノルボ
ルネン、ビニロン、アクリル等のプラスチックフィルム
又はシート、及びこれらの任意の2種類以上のものを貼
り合わせたものが挙げられる。これらのうち、耐熱性、
コスト面で優れるポリエステル系プラスチックフィルム
が好ましく、より好ましくはポリエチレンテレフタレー
トフィルムである。本発明において、ポリエステルと
は、テレフタル酸、イソフタル酸、ナフタレンジカルボ
ン酸のような芳香族ジカルボン酸又はそのエステルと、
エチレングリコール、ジエチレングリコール、1、4−
ブタンジオール、ネオペンチルグリコールのようなグリ
コールとを重縮合させて製造される樹脂である。
少なくとも一軸に延伸されていることが好ましい。延伸
方法としては、チューブラ法延伸、同時二軸延伸、逐次
二軸延伸等が挙げられが、平面性、寸法安定性、厚みム
ラがないこと等から逐次二軸延伸が好ましい。逐次二軸
による延伸の具体例としては、長手方向にポリエステル
のガラス転移温度の+0〜30℃で、2.0〜5.0倍
にロール延伸し、引き続き、120〜150℃で倍率を
1.2〜5.0倍にテンター延伸する。さらに、延伸後
に220℃以上で3〜8%緩和させながら熱固定を行な
う方法が挙げられる。
材として、表層と中心層を積層したいわゆる複合プラス
チックフィルムを用いてもよい。その積層方法は特に限
定されるものではない。しかし生産性を考慮すると、表
層と中心層の原料は別々の押出機から押出し、1つのダ
イスに導き未延伸シートを得た後、少なくとも1軸に配
向させる、いわゆる共押出法による積層が最も好まし
い。
材として、内部に空洞を有し、及び/又は顔料等が混合
された微細空洞含有白色フィルム或いはシートを用いて
も構わない。内部に空洞を含有させる方法としては、特
に限定されるものではないが、特に好ましいのは、熱可
塑性樹脂に該熱可塑性樹脂に非相溶の熱可塑性樹脂及び
/又は粒子を多数含有させ、この熱可塑性樹脂を少なく
とも1軸に配向することにより、フィルム内部に微細な
空洞を多数含有させる方法である。添加可能な粒子とし
ては、シリカ微粒子、カオリナイト、タルク、炭酸カル
シウム、ゼオライト、アルミナ、硫酸バリウム、カーボ
ンブラック、酸化亜鉛、酸化チタン、架橋アクリル粒
子、架橋ポリスチレン粒子等が例示されるが特に限定さ
れるものではない。また、微細空洞含有プラスチックフ
ィルムは、単層からなっていても、2層以上の複数層か
らなっていてもよい。
じて滑材、着色材、蛍光増白剤、帯電防止剤、紫外線吸
収剤、酸化防止剤等の添加剤を添加することも可能であ
る。
れるものではないが、25μm〜250μmが好まし
い。この範囲よりも薄い場合には腰がなく、逆に厚い場
合には腰が強すぎるため、施工性に問題が発生すること
がある。
容層(2) を形成し記録材料を製造するが、インク受容層
(2) と基材(1) との密着性の向上、耐水性の向上を目的
に、基材(1) のインク受容層(2) を形成すべき側の面に
プライマー層(図1において図示は省略されている)を
設けることが好ましい。
る層である。プライマー層用の樹脂としては、例えば、
ポリウレタン系樹脂、アクリル系樹脂、共重合ポリエス
テル系樹脂、ポリエチレンイミン系樹脂、ポリアミド系
樹脂、及びそれらのブレンド等が適用可能である。基材
がポリエステルの場合には、密着性の観点から共重合ポ
リエステル系樹脂を用いることが好ましい。
を含有させることが好ましい。架橋剤を含有させること
により、プライマー層の耐水性や、インク受容層と基材
との密着性を向上させるばかりか、インク受容層とプラ
イマー層との間で架橋反応が起こり、インク受容層の耐
水性を向上させることが可能となる。プライマー層の架
橋剤としては、メラミン、尿素ホルマリン、イソシアネ
ート、エポキシ等が挙げられる。架橋反応が早いイソシ
アネート系が好ましく、塗液の安定性が得られるブロッ
ク型イソシアネートがより好ましい。
ート化合物のフリーのイソシアネート基をブロック剤に
よってブロック化してなる化合物である。
ールなどのフェノール系ブロック剤;ホルムアルドキシ
ム、アセトアルドキシム、メチルエチルケトキシム、メ
チルイソブチルケトキシム、シクロヘキサノンオキシ
ム、アセトキシム、ジアセチルモノオキシム、ベンゾフ
ェノンオキシムなどのオキシム系ブロック剤;アセトア
ニリド、ε−カプロラクタム、γ−ブチロラクタムなど
の酸アミド系ブロック剤;マロン酸ジメチル、アセト酢
酸メチルなどの活性メチレン系ブロック剤;ブチルメル
カプタンなどのメルカプタン系ブロック剤;コハク酸イ
ミド、マレイン酸イミドなどのイミド系ブロック剤;イ
ミダゾール、2−メチルイミダゾールなどのイミダゾー
ル系ブロック剤;尿素、チオ尿素などの尿素系ブロック
剤;ヒドラジン、エチレン−1,2−ジヒドラジン、プ
ロピレン−1,3−ジヒドラジン、ブチレン−1,4−
ジヒドラジンなどのヒドラジン系ブロック剤;N−フェ
ニルカルバミン酸フェニルなどのカルバミン酸系ブロッ
ク剤;ジフェニルアミン、アニリンなどのアミン系ブロ
ック剤;エチレンイミン、ポリエチレンイミンなどのイ
ミン系ブロック剤などが挙げられる。
合物としては、例えばヘキサメチレンジイソシアネート
もしくはトリメチルヘキサメチレンジイソシアネートの
ような脂肪族ジイソシアネート類;水素添加キシリレン
ジイソシアネートもしくはイソホロンジイソシアネート
のような環状脂肪族ジイソシアネート類;トリレンジイ
ソシアネートもしくは4,4' −ジフェニルメタンジイ
ソシアネートのような芳香族ジイソシアネート類で例示
される有機ジイソシアネートそれ自体、又はこれらの各
有機ジイソシアネートと多価アルコール、低分子量ポリ
エステル樹脂もしくは水等との付加物、あるいは上記し
たような各有機ジイソシアネート同志の環化重合体、更
にはイソシアネート・ビウレット体等が挙げられる。黄
変等の問題が少ない脂肪族系ジイソシアネート類が好ま
しい。
定されないが、好ましくはプライマー層を構成する樹脂
100重量部に対して架橋剤10〜100重量部、さら
に好ましくは5〜50重量部程度であり、プライマー層
を構成する樹脂の活性水素に対して過剰な添加量とし、
架橋剤がプライマー層内で自己架橋体を形成すると共
に、後述するインク受容層のポリビニルアルコールと架
橋反応が可能なようにすることが好ましい。また、それ
ぞれの架橋剤の反応促進効果を有する触媒化合物を適宜
添加してもよく、この目的で各種公知の技術の使用が可
能である。また、自己架橋タイプの架橋剤であれば単独
で使用しても構わない。
に各種の粒子を添加しても良い。例えば、シリカ微粒
子、カオリナイト、タルク、炭酸カルシウム、ゼオライ
ト、アルミナ、硫酸バリウム、カーボンブラック、酸化
亜鉛、酸化チタン、等の無機粒子、アクリル、ナイロ
ン、スチレン、ポリエステル、ベンゾグアナミン・ホル
マリン縮合物等の有機粒子が挙げられる。更に、プライ
マー層には各種の目的で、界面活性剤、帯電防止剤、蛍
光染料、蛍光増白剤、紫外線吸収剤等の添加剤を添加し
ても良い。
ないが、樹脂、架橋剤や粒子等を含む塗工液を、グラビ
アコート方式、キスコート方式、ディップ方式、スプレ
イコート方式、カーテンコート方式、エアナイフコート
方式、ブレードコート方式、リバースロールコート方式
など通常用いられている方法によって、基材上に塗布、
乾燥するとよい。
材フィルムの延伸前に塗布する方法、縦延伸後に塗布す
る方法、配向処理の終了したフィルム表面に塗布する方
法等のいずれの方法も可能であるが、フィルムを配向処
理する前に塗工するインラインコート方式が好ましい。
インラインコート方式により、コストを低減でき、か
つ、熱固定の高温処理により架橋反応が促進され、基材
とインク受容層との密着性がより向上する。
るいは基材(1) 上に設けられたプライマー層上に、ポリ
ビニルアルコール系樹脂、カチオン系樹脂、架橋剤及び
界面活性剤を含有するインク受容層用塗剤を塗布、乾燥
して、インク受容層(2) を形成する。インク受容層用塗
剤に用いる各成分及び塗剤の調製について説明する。
ものであればいずれでもよく、未変性のポリビニルアル
コール、シラン変性ポリビニルアルコール、カルボキシ
ル基変性ポリビニルアルコール、スルホン酸基変性ポリ
ビニルアルコール、リン酸基変性ポリビニルアルコール
等のアニオン変性ポリビニルアルコール又はカチオン変
性ポリビニルアルコール、あるいはエチレン、長鎖アル
キル基を有するビニルエーテル、ビニルエステル、(メ
タ)アクリルアミド、α−オレフィン等を共重合した変
性ポリビニルアルコール等を例示することができる。本
発明の製造方法を用いることにより、従来はインクの吸
収速度及びインクのにじみ等の点でインク受容層として
の使用に難点のあった未変性のポリビニルアルコールを
使用しても良好な記録材料を得ることができ、そのた
め、コスト面で優れる未変性ポリビニルアルコールが最
も好ましい。
ては、特に制限はないが、通常100〜3000の範囲
であり、好ましくは1400以上2500以下である。
重合度が100よりも低い場合には、架橋剤によって耐
水性を付与することが困難となることがあり、重合度が
3000よりも高すぎる場合には、塗剤の粘度が高くな
り過ぎるために塗工性に問題が発生することがある。
しては、水溶性の範囲であれば特に制限はないが、部分
ケン化タイプの通常70〜90モル%の範囲が好まし
い。
面活性剤を添加することが必要である。界面活性剤を添
加することにより、レベリング性が付与されると共に、
インクの吸収性が向上する。
はノニオン性などいずれのものでもよく、界面活性能を
有する公知のものを好適に使用できる。界面活性能に優
れ、印刷特性を向上させることが可能なフッ素系界面活
性剤やシリコン系界面活性剤が好ましい。
を用いることができ、例えば、パーフルオロアルキルス
ルホン酸塩、パーフルオロアルキルエチレンオキシド付
加物、パーフルオロアルキルトリメチルアンモニウム
塩、パーフルオロアルキルアミノスルホン酸塩、パーフ
ルオロアルキル基・親水性基含有オリゴマー、パーフル
オロアルキル基・親油性基含有オリゴマー、パーフルオ
ロアルキル基・(親水性基及び親油性基)含有オリゴマ
ー、パーフルオロアルキル基・親油性基含有ウレタン、
パーフルオロアルキル燐酸エステル、パーフルオロアル
キルカルボン酸塩、パーフルオロアルキルアミン化合
物、パーフルオロアルキル第四級アンモニウム塩、パー
フルオロアルキルベタイン、非解離性パーフルオロアル
キル化合物、フッ素シリコーンオイルなどのフッ素原子
含有の低分子化合物が挙げられる。
ものを用いることができ、例えば、ジメチルシリコー
ン、ジフェニルシリコーン、ハイドロジェン変性ポリシ
ロキサン、ビニル変性ポリシロキサン、ヒドロキシ変性
ポリシロキサン、アミノ変性ポリシロキサン、カルボキ
シル変性ポリシロキサン、クロル変性ポリシロキサン、
エポキシ変性ポリシロキサン、メタクリロキシ変性ポリ
シロキサン、メルカプト変性ポリシロキサン、フッ素変
性ポリシロキサン、長鎖アルキル変性ポリシロキサン、
フェニル変性ポリシロキサン、シリコーン変性コポリマ
ーなどの珪素原子含有の低分子化合物が挙げられる。
剤及びシリコーン系界面活性剤のうちの1種を単独で用
いても良いし、これらの2種以上を併用しても良い。こ
れらの界面活性剤のうち、フッ素系、シリコーン系のノ
ニオン系界面活性剤がインク定着性、耐水性の点から好
ましい。
れるものでないが、ポリビニルアルコール系樹脂の乾燥
重量100重量部に対して、界面活性剤0.01〜20
重量部程度であり、1〜8重量部が好ましい。界面活性
剤が0.01重量部未満では、インクドットの広がりが
十分抑えられず、真円性が低下する傾向にあり、一方、
20重量部を超えると、インク受容層の力学強度が低下
したり、インク吸収能が低下する傾向にある。
ず、ポリビニルアルコール系樹脂の水溶解工程を行う。
ポリビニルアルコール系樹脂の溶解については公知の方
法を用いることができる。すなわち、冷水もしくは温水
を攪拌しているところにポリビニルアルコール系樹脂を
投入し、よく分散させたところで、90℃程度に加熱
し、30分〜60分間程度この加熱温度に保持すること
で、樹脂を溶解することができる。
は、特に限定されるものではないが、上述のポリビニル
アルコール系樹脂の水溶解工程において、界面活性剤を
混合することが好ましい。水溶解工程で界面活性剤を添
加することにより、ポリビニルアルコールの水への溶解
性が向上し、短時間で溶解が終了する利点があり、その
上、界面活性剤の水への溶解性が向上し、未溶解の界面
活性剤によるハジキ等の問題を低減することができる。
この際の添加順序としては、ポリビニルアルコール系樹
脂又は界面活性剤のどちらを先に水中に添加してもよ
い。このようにして、界面活性剤を含むポリビニルアル
コールの水溶解液(混合液)が作成される。
しては、メラミン、イソシアネート、尿素ホルマリン、
グリオキザール等のポリビニルアルコール系樹脂と架橋
反応して耐水性を向上させるものであれば、公知の架橋
剤が使用できる。反応性が緩やかで、インク吸収性と耐
水性のバランスの取り易いメラミンが最も好ましい。
添加量は、特に限定されるものではないが、ポリビニル
アルコール系樹脂の乾燥重量100重量部に対して、架
橋剤0.5〜10重量部が好ましい。架橋剤が0.5重
量部未満では、インク受容層の耐水性が不足することが
あり、一方、10重量部を超えると、インク吸収能が低
下する傾向がある。また、それぞれの架橋剤の反応促進
効果を有する触媒化合物を適宜添加してもよい。
活性剤を含むポリビニルアルコールの水溶解液を冷却
し、20℃以上40℃以下の温度に調節した後に、水溶
解液中に架橋剤を添加することが必要である。40℃を
超える温度で架橋剤を添加した場合には、架橋剤がポリ
ビニルアルコール系樹脂と即時に反応を起こし、塗剤が
増粘したり曳糸性が発生し、塗工が困難となるばかり
か、得られたインク受容層のインク吸収性が不良とな
り、更には、白濁等の外観不良になる。逆に、20℃未
満の温度で架橋剤を添加する場合は、ポリビニルアルコ
ール溶液の冷却に時間が掛かり、塗剤のタンク占有時間
が長くなり、タンクの増設等を行う必要があり、コスト
的に問題がある。25℃以上35℃以下の温度がより好
ましい。
カチオン系樹脂を含有させる必要がある。カチオン系樹
脂をインク受容層中に混合することにより、インクジェ
ット記録の際に水系インク中のアニオン染料と錯体構造
を形成し、耐水性の向上、耐湿ニジミの向上が得られ
る。
有する樹脂であれば特に限定されるものではなく、公知
のカチオン系樹脂が使用可能である。特に4級アンモニ
ウム塩系の樹脂が、アニオン染料の定着能から好まし
い。具体的には。ポリエチレンイミン、ポリアリルアミ
ン、ジシアンジアミドポリアルキレンポリアミン、ジア
ルキルアミンとエピクロロヒドリンの縮合物、ポリビニ
ルアミン、ポリビニルピリジン、ポリビニルイミダゾー
ル、ジアリルジメチルアンモニウム塩の縮合物等が挙げ
られる。
るものではないが、ポリビニルアルコールの乾燥重量1
00重量部に対して、カチオン系樹脂0.1〜30重量
部が好ましい。カチオン系樹脂0.1重量部未満ではイ
ンク受容層のインク固着性が不足し、一方、30重量部
を超えるとインク吸収能が低下するので好ましくない。
水溶解液への架橋剤とカチオン系樹脂の添加順序は任意
である。すなわち、ポリビニルアルコールの水溶解液に
カチオン系樹脂を添加し、その後、前記制御された温度
範囲内で架橋剤を添加してもよく、あるいは、ポリビニ
ルアルコールの水溶解液に前記制御された温度範囲内で
架橋剤を添加し、架橋剤の添加と同時に、又は架橋剤の
添加後に、カチオン系樹脂を添加してもよい。
いたインクジェット記録を行うためには、インク受容層
用塗剤にカチオン系樹脂に代えてアニオン系樹脂を含有
させるとよいであろう。
受容層用塗剤に、シリカ、カオリナイト、タルク、炭酸
カルシウム、ゼオライト、アルミナ、硫酸バリウム、カ
ーボンブラック、酸化亜鉛、酸化チタン、有機白色顔
料、ベンゾグアナミン粒子、架橋ポリスチレン、架橋ア
クリル粒子、水酸化アルミニウムなどの粒子を加えても
よい。これらの粒子を添加する場合には、添加量を適宜
選択することによって、表面光沢或いは透明性を維持し
たたまま記録媒体に滑り性を付与することができる。
Hを4以上7以下に調節する。pHが4未満の場合に
は、架橋剤メラミンの反応が促進され、塗剤の安定性が
不良となる。逆に、pHが7を超える場合には、塗剤を
乾燥する際の反応性が悪くなり、耐水性が不足する。p
Hの調節方法としては、公知の方法が挙げられるが、塩
酸、硫酸、炭酸、硝酸等の酸や、炭酸水素ナトリウム、
硫酸水素ナトリウム、リン酸水素ナトリウム、水酸化ナ
トリウム、水酸化カリウム等の塩基を塗剤に混合する方
法が挙げられる。
調製される。本発明においては、調製されたインク受容
層用塗剤につき5時間以上のエージング処理を行う。5
時間以上のエージング処理により、調製されたインク受
容層用塗剤の泡抜きを行い、外観に優れたインク受容層
が形成されると共に、適切な程度の架橋反応を起こさ
せ、耐水性に優れたインク受容層が形成される。エージ
ング処理時間は、5時間以上必要であり、例えば、7時
間以上24時間以内が好ましい。24時間を超えてエー
ジング処理を行ってもよいが、生産効率が低下するので
コストアップの要因となる。エージング処理は、例え
ば、5℃以上40℃未満の温度で、空気雰囲気下で行う
とよい。インク受容層用塗剤を調整後すぐに塗布に用い
た場合、又は5時間未満のエージング処理後に塗布に用
いた場合は、インク受容層表面のザラツキ等が発生し面
感が不良となり、また耐水性もやや不足する。
剤を、前記基材(1) 上に、あるいは基材(1) 上に設けら
れたプライマー層上に塗布する。塗布方法としては、グ
ラビアコート方式、キスコート方式、ディップ方式、ス
プレイコート方式、カーテンコート方式、エアナイフコ
ート方式、ブレードコート方式、リバースロールコート
方式など通常用いられている方法が適用できる。塗布後
の乾燥方法は特に限定されないが、初期段階では比較的
緩やかに乾燥し、後半に強く乾燥することが好ましい。
されるものではないが、乾燥後で3g/m2 以上30g
/m2 以下が好ましい。塗布量が3g/m2 未満の場合
には、インク吸収量が不足し、逆に30g/m2 を超え
る場合には、コスト的に不利になるばかりか、インクジ
ェット記録材料のカット性等に問題が発生することがあ
る。
層として形成してもよく、目的に応じて、2層以上の複
数層として形成してもよい。以上のようにして、インク
受容層を基材上に形成し、記録材料を得る。
発明はこれらの実施例に限定されるものではない。ま
ず、本発明に用いる評価方法を以下に示す。 (1)インク吸収性 インクジェット用プリンター(セイコーエプソン(株)
製、PM−800C)を用いて、各記録材料に写真調の
画像とイラスト調の画層を印刷した。印刷画像を目視で
観察し、以下の判断基準で評価した。 ○:ニジミ等がなく、良好な記録画像である。 △:ややニジミ等があるが、実用レベルである。 ×:ニジミ等があり、不良な記録画像である。
製、PM−800C)を用いて、各記録材料に赤色ベタ
を印刷し、印刷が終了してから1分後に印刷表面を指で
こすった。以下の判断基準で評価した。 ○:インクが指に付着しない。 △:インクが指に少し付着する。 ×:インクが指に付着する。
製、PM−800C)を用いて、各記録材料に写真調の
画像を印刷し、30分間乾燥後に印刷表面に水滴を落と
し、3分間放置した後、印字部分をティッシュペーパー
でこすった。以下の判断基準で評価した。 ○:印刷部は脱離しない。 △:印刷部は少しだけ脱離する。 ×:印刷部は脱離する。
察し、以下の判断基準で評価した。 ○:濁りのない透明なもの。 △:少し濁りがあるがOHPとして使用可能なもの。 ×:白濁しているもの。
タレート樹脂を2軸スクリュー押出機に投入し、T−ダ
イスによって290℃で溶融押出しし、静電気的に冷却
回転ロールに密着固化し、重合体の未延伸シートを得
た。引き続き、該未延伸シートをロール延伸機で90℃
に加熱して3.5倍縦延伸を行い、縦延伸後のシート
に、下記組成のプライマー層用塗工液を乾燥後で0.2
g/m2 になるように塗工し、温度110℃、風量20
m/secの乾燥炉で20秒間乾燥した。引き続き、得
られたシートをテンターで140℃に加熱して3.7倍
横延伸した後、235℃で5%緩和させながら熱処理し
て、プライマー層が設けられた厚み100μmの基材フ
ィルムを得た。
オン交換水1000重量部にシリコン系界面活性剤(ダ
ウ・コーニング(株)製、ペインタッド29)4重量部
を溶解した後に、これに攪拌下でポリビニルアルコール
(日本合成化学(株)製、ゴーセノールGH−17、重
合度1700)100重量部を徐々に投入した。30分
間攪拌し、ポリビニルアルコールがよく分散したところ
で90℃に加熱し30分間保持し、ポリビニルアルコー
ルの溶解液を作成した。
液を冷却し、25℃に調温した段階で、架橋剤としてメ
ラミン樹脂(住友化学工業(株)製、スミマールM−
3)5重量部、メラミン樹脂用触媒(住友化学工業
(株)製、スミテックスアクセラーターACX)0.5
重量部及びカチオン系樹脂(日本化薬製、カヤフィック
スUR)5重量部を随時攪拌しながらそれぞれ添加し、
更にpHが6になるように炭酸水素ナトリウムを添加
し、インク受容層用塗剤を作成した。
剤を作成後、7時間室温でエージングした。上記の基材
フィルムのプライマー層上に、エージング後のインク受
容層用塗剤を乾燥後の重量が15g/m2 になるように
ワイヤーバーで塗工し、100℃で3分間続いて140
℃で1分間乾燥して記録材料を得た。
おいて、架橋剤を添加する際のポリビニルアルコールの
溶解液の温度を35℃に変更した以外は、実施例1と同
様に記録材料を得た。
おいて、炭酸水素ナトリウムを添加しインク受容層用塗
剤のpHを4に調整した以外は、実施例1と同様に記録
材料を得た。
おいて、炭酸水素ナトリウムを添加しインク受容層用塗
剤のpHを7に調整した以外は、実施例1と同様に記録
材料を得た。
後、24時間室温でエージングした以外は、実施例1と
同様に記録材料を得た。
おいて、架橋剤を添加する際のポリビニルアルコールの
溶解液の温度を50℃に変更した以外は、実施例1と同
様に記録材料を得た。
おいて、炭酸水素ナトリウムを添加せずにpHを3.4
のままとした以外は、実施例1と同様に記録材料を得
た。
おいて、炭酸水素ナトリウムを添加しインク受容層用塗
剤のpHを9に調整した以外は、実施例1と同様に記録
材料を得た。
後、3時間室温でエージングした以外は、実施例1と同
様に記録材料を得た。
おいて、界面活性剤をフッ素系界面活性剤(大日本イン
キ化学工業製、メガファックF−142D)に変更した
以外は、実施例1と同様にして記録材料を得た。
性、インク乾燥性、耐水性、外観の評価を行った。結果
を表1に示す。表1より、実施例1〜5で得られた記録
材料はいずれも、インク吸収性、インク乾燥性、耐水
性、外観に優れる透明な記録材料であった。また、実施
例6で得られた記録材料も、インク吸収性、インク乾燥
性、耐水性、外観に優れる透明な記録材料であった。一
方、比較例1の記録材料は、架橋剤を添加する際のポリ
ビニルアルコールの溶解液の温度が高すぎたため、イン
ク吸収性やインク乾燥性に劣っており、また外観も実施
例と比べると劣っていた。比較例2の記録材料は、イン
ク受容層用塗剤のpHが低すぎ、インク吸収性やインク
乾燥性に劣っていた。比較例3の記録材料は、インク受
容層用塗剤のpHが高すぎ、塗膜乾燥時での架橋反応が
遅く、耐水性に劣っていた。比較例4の記録材料は、エ
ージング処理時間が短すぎたため、外観不良であり、耐
水性もやや不足した。
タレート樹脂84重量部、ポリスチレン(三井東圧化学
(株)製、T570−57U)5重量部、ポリプロピレ
ン(三井東圧化学(株)製、ノーブレンFO−50F)
7重量部及び酸化チタン(富士チタン(株)製、TA−
300)4重量部を原料とし、これら原料を2軸スクリ
ュー押出機に投入し、T−ダイスによって290℃で溶
融押出しし、静電気的に冷却回転ロールに密着固化し、
重合体混合物の未延伸シートを得た。引き続き、該未延
伸シートをロール延伸機で90℃に加熱して3.5倍縦
延伸を行い、縦延伸後のシートに、実施例1で用いたの
と同じ組成のプライマー層用塗工液を乾燥後で0.2g
/m2 になるように塗工し、温度110℃、風量20m
/secの乾燥炉で20秒間乾燥した。引き続き、得ら
れたシートをテンターで140℃に加熱して3.7倍横
延伸した後、235℃で4%緩和させながら熱処理して
基材フィルムを得た。得られた基材フィルムは、プライ
マー層が設けられた厚み100μm、比重1.1、全光
線透過率12%の内部に多数の空洞を含有するポリエス
テル系フィルムであった。上記の基材を使用したこと以
外は、実施例1と同様にして記録材料を得た。
性、インク乾燥性、耐水性の評価を同様に行ったとこ
ろ、これら諸性能に優れ、表面光沢にも優れる記録材料
であった。
乾燥性、耐水性に優れ、外観にも優れた記録材料を安定
的に製造することができる。
示す断面図である。
Claims (10)
- 【請求項1】 ポリビニルアルコール系樹脂、カチオン
系樹脂、架橋剤及び界面活性剤を含有するインク受容層
用塗剤を基材上に塗布、乾燥して、インク受容層を基材
上に形成する記録材料の製造方法において、水中にポリ
ビニルアルコール系樹脂及び界面活性剤を少なくとも含
む混合液に、前記混合液の温度を20℃以上40℃以下
に保った状態で架橋剤を添加し、液のpHを4以上7以
下に調整してインク受容層用塗剤を調製し、調製後5時
間以上エージングした後に、インク受容層用塗剤を基材
上に塗布することを特徴とする記録材料の製造方法。 - 【請求項2】 ポリビニルアルコール系樹脂の水溶解工
程において、ポリビニルアルコール系樹脂と界面活性剤
とを混合し、前記混合液を調製する、請求項1に記載の
記録材料の製造方法。 - 【請求項3】 カチオン系樹脂を前記混合液に添加し、
その後、架橋剤を添加するか、又は、 前記混合液に架橋剤を添加し、その後、カチオン系樹脂
を添加する、請求項1又は2に記載の記録材料の製造方
法。 - 【請求項4】 ポリビニルアルコール系樹脂の重合度が
1400以上2500以下である、請求項1〜3のうち
のいずれか1項に記載の記録材料の製造方法。 - 【請求項5】 界面活性剤が、フッ素系界面活性剤及び
シリコーン系界面活性剤のうちから選ばれる少なくとも
1種である、請求項1〜4のうちのいずれか1項に記載
の記録材料の製造方法。 - 【請求項6】 架橋剤が、イソシアネート、メラミン、
尿素ホルマリン及びグリオキザールから選ばれる少なく
とも1種である、請求項1〜5のうちのいずれか1項に
記載の記録材料の製造方法。 - 【請求項7】 架橋剤がメラミンである、請求項1〜6
のうちのいずれか1項に記載の記録材料の製造方法。 - 【請求項8】 前記基材がプラスチックフィルムであ
る、請求項1〜7のうちのいずれか1項に記載の記録材
料の製造方法。 - 【請求項9】 前記基材が少なくとも1軸に延伸したポ
リエステル系フィルムである、請求項1〜8のうちのい
ずれか1項に記載の記録材料の製造方法。 - 【請求項10】 前記基材上に架橋剤を含有するプライ
マー層を設け、プライマー層上にインク受容層を形成す
る、請求項1〜9のうちのいずれか1項に記載の記録材
料の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001397341A JP4042406B2 (ja) | 2001-12-27 | 2001-12-27 | 記録材料の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001397341A JP4042406B2 (ja) | 2001-12-27 | 2001-12-27 | 記録材料の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003191630A true JP2003191630A (ja) | 2003-07-09 |
JP4042406B2 JP4042406B2 (ja) | 2008-02-06 |
Family
ID=27603175
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001397341A Expired - Fee Related JP4042406B2 (ja) | 2001-12-27 | 2001-12-27 | 記録材料の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4042406B2 (ja) |
Citations (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08337048A (ja) * | 1995-06-14 | 1996-12-24 | Toyobo Co Ltd | 記録体 |
JPH0911605A (ja) * | 1995-06-27 | 1997-01-14 | Toyobo Co Ltd | インクジェット用記録材料 |
JPH0952435A (ja) * | 1995-06-07 | 1997-02-25 | Toyobo Co Ltd | インクジェット記録用白色フィルム |
JPH0966665A (ja) * | 1995-06-21 | 1997-03-11 | Toyobo Co Ltd | インクジェット記録用フィルム |
JPH09226229A (ja) * | 1996-02-23 | 1997-09-02 | Toyobo Co Ltd | 記録用媒体 |
JPH10151845A (ja) * | 1996-11-22 | 1998-06-09 | Toyobo Co Ltd | 画像記録体および電飾用画像記録体 |
JPH1120302A (ja) * | 1997-07-03 | 1999-01-26 | Konica Corp | インクジェット記録用シート |
JP2000094830A (ja) * | 1998-09-25 | 2000-04-04 | Konica Corp | インクジェット記録用紙 |
JP2000351273A (ja) * | 1999-06-14 | 2000-12-19 | Konica Corp | 写真記録材料 |
JP2001071628A (ja) * | 1999-09-06 | 2001-03-21 | Mitsubishi Paper Mills Ltd | インクジェット記録材料の製造方法 |
JP2001105726A (ja) * | 1995-06-07 | 2001-04-17 | Toyobo Co Ltd | 記録体およびその製造方法 |
JP2001138621A (ja) * | 1999-11-11 | 2001-05-22 | Konica Corp | インクジェット記録用紙 |
JP2001150805A (ja) * | 1999-11-30 | 2001-06-05 | Konica Corp | インクジェット用記録材料及びインクジェット用記録材料の製造方法 |
JP2001171062A (ja) * | 1999-12-21 | 2001-06-26 | Toyobo Co Ltd | 白色ポリエステルフィルム積層体 |
JP2001341416A (ja) * | 2000-06-02 | 2001-12-11 | Asahi Kasei Corp | インクジェット記録媒体用塗工液 |
JP2003103900A (ja) * | 2001-09-27 | 2003-04-09 | Fuji Photo Film Co Ltd | インクジェット記録用シート |
-
2001
- 2001-12-27 JP JP2001397341A patent/JP4042406B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001105726A (ja) * | 1995-06-07 | 2001-04-17 | Toyobo Co Ltd | 記録体およびその製造方法 |
JPH0952435A (ja) * | 1995-06-07 | 1997-02-25 | Toyobo Co Ltd | インクジェット記録用白色フィルム |
JPH08337048A (ja) * | 1995-06-14 | 1996-12-24 | Toyobo Co Ltd | 記録体 |
JPH0966665A (ja) * | 1995-06-21 | 1997-03-11 | Toyobo Co Ltd | インクジェット記録用フィルム |
JPH0911605A (ja) * | 1995-06-27 | 1997-01-14 | Toyobo Co Ltd | インクジェット用記録材料 |
JPH09226229A (ja) * | 1996-02-23 | 1997-09-02 | Toyobo Co Ltd | 記録用媒体 |
JPH10151845A (ja) * | 1996-11-22 | 1998-06-09 | Toyobo Co Ltd | 画像記録体および電飾用画像記録体 |
JPH1120302A (ja) * | 1997-07-03 | 1999-01-26 | Konica Corp | インクジェット記録用シート |
JP2000094830A (ja) * | 1998-09-25 | 2000-04-04 | Konica Corp | インクジェット記録用紙 |
JP2000351273A (ja) * | 1999-06-14 | 2000-12-19 | Konica Corp | 写真記録材料 |
JP2001071628A (ja) * | 1999-09-06 | 2001-03-21 | Mitsubishi Paper Mills Ltd | インクジェット記録材料の製造方法 |
JP2001138621A (ja) * | 1999-11-11 | 2001-05-22 | Konica Corp | インクジェット記録用紙 |
JP2001150805A (ja) * | 1999-11-30 | 2001-06-05 | Konica Corp | インクジェット用記録材料及びインクジェット用記録材料の製造方法 |
JP2001171062A (ja) * | 1999-12-21 | 2001-06-26 | Toyobo Co Ltd | 白色ポリエステルフィルム積層体 |
JP2001341416A (ja) * | 2000-06-02 | 2001-12-11 | Asahi Kasei Corp | インクジェット記録媒体用塗工液 |
JP2003103900A (ja) * | 2001-09-27 | 2003-04-09 | Fuji Photo Film Co Ltd | インクジェット記録用シート |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4042406B2 (ja) | 2008-02-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6605337B1 (en) | Recording material | |
JP4042406B2 (ja) | 記録材料の製造方法 | |
JP3960024B2 (ja) | 記録媒体の製造方法 | |
JP4042405B2 (ja) | 記録材料の製造方法 | |
JP4006992B2 (ja) | 記録材料の製造方法 | |
JP2002274008A (ja) | 記録材及びこれを用いた記録物 | |
JP2003159871A (ja) | 記録材料の製造方法及び記録材料 | |
JPH1044587A (ja) | インクジェット記録用支持体 | |
JP2000335084A (ja) | 記録材 | |
JP2003159869A (ja) | 記録材料の製造方法及び記録材料 | |
JP2003159868A (ja) | 記録材料の製造方法及び記録材料 | |
JP2003159870A (ja) | 記録材料の製造方法及び記録材料 | |
JP2002274006A (ja) | 記録材及びこれを用いた記録物 | |
JP4048920B2 (ja) | 記録材 | |
JP2002274007A (ja) | 記録材及びこれを用いた記録物 | |
JP2003191620A (ja) | インクジェット用被記録材、これを用いた記録物、及び記録物の使用方法 | |
JP2003191621A (ja) | インクジェット用被記録材、これを用いた記録物、及び記録物の使用方法 | |
JP2003118227A (ja) | 記録材、これを用いた記録物、及び記録物の使用方法 | |
JP2003191619A (ja) | インクジェット用被記録材、これを用いた記録物、及び記録物の使用方法 | |
JPH11348415A (ja) | 記録材 | |
JP2003191618A (ja) | インクジェット用被記録材、これを用いた記録物、及び記録物の使用方法 | |
JP2003191609A (ja) | インクジェット用被記録材、これを用いた記録物、及び記録物の使用方法 | |
JP2003191615A (ja) | インクジェット用被記録材、これを用いた記録物、及び記録物の使用方法 | |
JP2003191610A (ja) | インクジェット用被記録材、これを用いた記録物、及び記録物の使用方法 | |
JPH0952435A (ja) | インクジェット記録用白色フィルム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041220 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20061225 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070116 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070319 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070807 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20071023 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20071105 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 4042406 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101122 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111122 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111122 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121122 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121122 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131122 Year of fee payment: 6 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |