JP2003182747A - 衛生品包装用袋 - Google Patents

衛生品包装用袋

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JP2003182747A
JP2003182747A JP2001381920A JP2001381920A JP2003182747A JP 2003182747 A JP2003182747 A JP 2003182747A JP 2001381920 A JP2001381920 A JP 2001381920A JP 2001381920 A JP2001381920 A JP 2001381920A JP 2003182747 A JP2003182747 A JP 2003182747A
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packaging
top surface
packaging bag
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Masayuki Toda
正行 遠田
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Kao Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 天面部に異物が溜まりづらく、異物が溜まっ
た場合にも容易に取り除くことができ、しかも部材の使
用量を抑えた低コストの衛生品包装用袋を提供するこ
と。 【解決手段】 天面部形成部に連設された正面部形成部
及び背面部形成部を少なくとも有するシート状の包装材
が多面体形状に屈曲されて形成された袋本体2と、袋本
体2の正面部20及び背面部21に吊り手部材30が接
合されて形成された吊り手部3とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、合成樹脂製のシー
トを主体として構成される包装用袋に関わり、特に、使
い捨ておむつ等の衛生品を複数個収容するのに好適な衛
生品包装用袋に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】使い捨
ておむつ等の衛生品は、複数個が圧縮された状態で包装
用袋に収容されて流通されている。斯かる衛生品の包装
用袋としては、例えば、特開平11−139425号公
報に記載のものが知られている。
【0003】この種の形態の包装用袋は、シート状の包
装材が屈曲されて形成された六面体形状の袋本体を備え
ている包装用袋において、袋本体の天面部を囲繞する周
壁部を、当該天面部、正面部、背面部及び両側面部に連
設して形成し、該周壁部に吊り手部材が接合されて形成
された吊り手部を有している。
【0004】ところで、斯かる包装用袋は、天面部が周
壁部に囲まれた形態を有しているため、販売店で陳列し
た場合や、家屋内でストックしたりした場合に天面部に
埃や虫の死骸等の異物が溜まりやすいものであった。ま
た、天面部が周壁部に囲まれているため、溜まった異物
を取り除き辛いものであった。加えて、天面部に開封用
のミシン線を有している場合には、溜まった異物を取り
除かずに該ミシン線から開封すると、袋内に異物が入り
込んでしまうおそれもあり、衛生上好ましくなかった。
【0005】従って、本発明の目的は、天面部に異物が
溜まりづらく、異物が溜まった場合にも容易に取り除く
ことができ、しかも部材の使用量を抑えた低コストの衛
生品包装用袋を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、天面部形成部
に連設された正面部形成部及び背面部形成部を少なくと
も有するシート状の包装材が多面体形状に屈曲されて形
成された袋本体と、該袋本体の正面部及び背面部に吊り
手部材が接合されて形成された吊り手部とを備えている
衛生品包装用袋を提供することにより、前記目的を達成
したものである。
【0007】また、本発明は、天面部に連設された正面
部及び背面部を有する多面体形状の袋本体を備えている
包装用袋において、前記袋本体がその両側面部及び前記
天面部に連設された三角形状の一対の耳部を有してお
り、一対の該耳部で吊り手部が設けられていることを特
徴とする衛生品包装用袋を提供することにより、前記目
的を達成したものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の衛生品包装用袋
を、その好ましい実施形態に基づき図面を参照しながら
説明する。
【0009】図1は、本発明の第1実施形態の衛生品包
装用袋に被包装物(衛生品)が収容された状態を示す図
である。図1において、符号1は衛生品包装用袋(以
下、包装用袋ともいう。)を示している。
【0010】図1に示すように、包装用袋1は、シート
状の包装材10(図2参照)が六面体形状に屈曲されて
形成された袋本体2と、袋本体2の正面部20及び背面
部21に吊り手部材30が接合されて形成された吊り手
部3とを備えている。袋本体2は、正面部20及び背面
部21と天面部22及び底面部25との作る稜線、正面
部20及び背面部21と側面部23、24との作る稜
線、並びに天面部22及び底面部25と側面部23、2
4との作る稜線が、図1に示すように、明瞭に形成され
て六面体形状となしてあることが好ましいが、被包装物
の収容状態においてこれらの稜線が明瞭に現れていなく
ても、実質的に六面体形状に形成されているものを含む
ものである。
【0011】袋本体2の製造に用いられる前記包装材1
0は、図2に示すように、天面部形成部11に連設され
た正面部形成部12及び背面部形成部13を有してい
る。また、包装材10は、正面部形成部12の両側(図
2において上下)にそれぞれ連設された側面部形成部1
2a、12b、及び背面部形成部13の両側(図2にお
いて上下)にそれぞれ連設された側面部形成部13a、
13bを有している。さらに、包装材10は、正面部形
成部12の下方(図2において左側)に連設された底面
部形成部12c、及び前記背面部形成部13の下方(図
2において右側)に連設された底面部形成部13cを有
している。
【0012】袋本体2は、包装材10が前記天面部形成
部11の中央部で谷折りされ、天面部形成部11と正面
部形成部12及び背面部形成部13との境界で山折りに
された状態で、包装材10の内面どうしがそれぞれ接合
しろ(図2の斜線で示した部分)14a、14bで接合
され、さらに、被包装物(図示せず)が収容されて、包
装材10の内面どうしが接合しろ(図2の斜線で示した
部分)15a、15bで接合されることにより形成され
ている。即ち、袋本体2は、天面部形成部11で天面部
22、正面部形成部12で正面部20、背面部形成部1
3で背面部21、側面部形成部12a、13aで側面部
23、側面部形成部12b、13bで側面部24、底面
部形成部12c、13cで底面部25が形成されてい
る。
【0013】包装材10には、従来からこの種の包装用
袋の袋本体に用いられている通常の材質のものを特に制
限なく用いることができる。包装材10の材質として
は、例えば、ポリエチレン、ポリエステル等の熱可塑性
樹脂が挙げられる。包装材10の表面は、印刷適性等を
向上させる表面処理がなされてもよい。
【0014】包装材10の接合には、従来からこの種の
包装材どうしの接合に通常用いられる接合方法を特に制
限なく用いることができる。該接合方法としては、生産
性や製造費等の点からヒートシールによる接合方法が好
ましく用いられる。
【0015】図1に示すように、袋本体2の正面視した
右側方部には、後述する補強材31にかからないよう
に、正面部20、天面部22及び背面部21に亘って開
封用のミシン目4が形成されており、当該ミシン目4か
ら袋本体2を開封することによって収容された被包装物
を取り出すことができるように構成されている。ミシン
目4には、この種の包装用袋に適用される通常の形態の
ものを特に制限なく適用することができる。
【0016】吊り手部3は、帯状の吊り手部材30がU
字状に折り曲げられ、その両端部が短冊状の補強材31
を介して前記正面部20及び背面部21に接合されて形
成されている。本実施形態の包装用袋1では、吊り手部
材30は、図3(a)に示すように、当該吊り手部材3
0、補強材31及び包装材10の三層が接合されて固定
されている。
【0017】前記吊り手部材30には、この種の吊り手
部3を備えた包装用袋に通常用いられるものを特に制限
なく用いることができる。吊り手部材30には、例え
ば、長さ寸法が300〜500mm、幅寸法が10〜5
0mm、厚みが0.05〜0.5mmで、ポリエチレ
ン、ポリエステル、ポリプロピレン等の材質からなるも
のを好ましく用いることができる。
【0018】補強材31は、図3(a)に示すように、
その上端部310に好ましくは10mm以下の高さ
(L)の非接合部、より好ましくは5mm以下の高さの
非接合部、最も好ましくは図3(b)に示すように、上
端部に非接合部を有しないように前記正面部20及び背
面部21に接合する。非接合部の高さLが10mm以上
となると、補強材31の上端部が製品充填後に天面部2
2に沿った形態とならないため、図3(c)に示すよう
に、天面部22よりも補強材31の上端部310が突出
してしまい、天面部22や天面部22と補強材31の上
端部310との隙間に異物が溜まりやすくなる場合があ
る。
【0019】前記補強材31は、袋本体2内に被包装物
(図示せず)が充填された状態で、図4に示すように、
当該上端部310から天面部22までの距離dが好まし
くは20mm以下、より好ましくは10mm以下となる
ように前記正面部20及び前記背面部21に接合され
る。
【0020】補強材31の高さ寸法は、正面部20又は
背面部21の高さの5〜30%であることが好ましく、
10〜20%であることがより好ましい。補強材31の
高さ寸法が正面部20又は背面部21の高さに対して短
すぎると充分な強度が得られない場合があり、長すぎる
と正面又は背面の印刷デザイン面積が少なくなる場合が
ある。補強材31の高さ寸法は、前記範囲となれば特に
制限はないが、30〜50mmであれば十分である。
【0021】補強材31の幅寸法は、正面部20又は背
面部21の幅の30〜90%であることが好ましく、4
0〜80%であることがより好ましい。補強材31の幅
寸法が正面部20又は背面部21の幅に対して狭すぎる
と充分な強度が得られない場合があり、広すぎると、補
強材31の接合後に本実施形態のように袋本体2の正面
部20、天面部22及び背面部21に亘って開封用のミ
シン目4を設ける場合には、ミシン目自体を設けづらく
なったり、補強材31の接合前に該ミシン目を設けた場
合にはミシン目が補強材によって覆われてしまって開封
しづらくなったり、希望する方向に沿って開封できない
場合がある。補強材31の幅寸法は、前記範囲となれば
特に制限はないが、160〜200mmであれば十分で
ある。
【0022】補強材31の厚みは、袋本体2に用いられ
る包装材10の厚み、収容する被包装物の重量等に応じ
て適宜設定することができる。
【0023】補強材31の材質は、袋本体2の包装材1
0に種々の接合方法で接合可能な材質であれば特に制限
はない。補強材31の材質としては、例えば、ポリエチ
レン、ポリエステル、ナイロン、ポリプロピレン等が挙
げられる。
【0024】補強材31の正面部20及び背面部21へ
の接合方法は、特に制限されるものではない。該接合方
法としては、例えば、ヒートシールによる接合方法、超
音波融着による接合方法、接着剤を用いた接合方法、等
が挙げられ、これらの中でも安定的な接着力が得られる
点からヒートシールによる接合方法が好ましく用いられ
る。
【0025】前記吊り手部材30の補強材31への接合
方法は、特に制限されるものではない。該接合方法とし
ては、例えば、ヒートシールによる接合方法、超音波融
着による接合方法、接着剤を用いた接合方法等が挙げら
れ、上記同様に、安定的な接着力が得られる点からヒー
トシールによる接合方法が好ましく用いられる。
【0026】次に、前記包装用袋1の製造方法について
説明する。先ず、袋本体2製造用の帯状の包装材10を
平面に展開した状態で所定の移送経路で所定のピッチ間
隔で断続的に移送する。そして、移送されてきた包装材
10の正面部形成部12及び背面部形成部13の外側面
に、図2の2点鎖線に示すような配置で補強材31を配
し、前記接合方法でこれらを接合する。
【0027】次に、図5に示すように、包装材10を、
断面がコ字状になるように、天面部形成部11と正面部
形成部12及び背面部形成部13との境界で山折りに屈
曲させる。そして、吊り手部材30の端部を補強材31
の表面で位置決めし、両者を前記接合方法で接合する。
【0028】次に、前記補強材31の端部に達しないよ
うに、正面部20、天面部22及び背面部21に亘って
ミシン目4が形成されるように、正面部形成部12、天
面部形成部11及び背面部形成部13にミシン目加工を
施す。このミシン目加工は、従来からこの種の包装用袋
に施される通常のミシン目の加工法を特に制限なく用い
ることができる。
【0029】次に、ヒートシーラー5で包装材10の内
面どうしを前記接合しろ14a、14bでそれぞれヒー
トシールするとともに溶断して個々の袋材に分離する。
【0030】次に、底面部形成部12c、13c側から
前記袋材を開口させ、被包装物を収容する。この際、天
面部22と両側面部23、24とに連設されて設けられ
る三角形状の耳部26、27(図1参照)が、内側に収
まるように当該袋材を開口させる。被包装物の収容後、
包装材10の内面どうしを前記接合しろ15a、15b
においてヒートシーラーでヒートシールして底面部25
を形成するとともに、余分な部分を切り落とす。そし
て、底面部25及び両側面部23、24に連設されて形
成される三角形状の耳部(図示せず)を底面部25にヒ
ートシールして被包装物の袋詰めを完了する。
【0031】このようにして被包装物が収容された状態
で製造された包装用袋1は、天面部22に異物が溜まり
づらく、異物が溜まった場合にも容易に取り除くことが
できる。しかも包装材10の使用量が従来に比べて1割
以上抑えられた低コストのものである。また、吊り手部
材30が補強材31を介して袋本体2に接合されている
ため、袋本体2に直接接合する場合に比べて袋本体2に
かかる負荷を抑えることができ、その分包装材10の厚
みを薄くすることができる。
【0032】図6は、本発明の包装用袋の第2実施形態
を示すものである。図6において、符号1’は包装用袋
を示している。なお、図6において、前記第1実施形態
の包装用袋1と共通する部分については同一符号を付
し、その説明を省略する。
【0033】包装用袋1’は、天面部22に連設された
正面部20及び背面部21を有する六面体形状の袋本体
2’を備えている。
【0034】本実施形態では、前記袋本体2’は、図7
(a)に示すように、予めチューブ状に成形され、所定
寸法で溶断され、一つの開口部を有する包装材10’か
ら構成されている。図6に示すように、袋本体2’は、
その両側面部23’、24’及び天面部22に連設され
た三角形状の一対の耳部26’、27’を有しており、
一対の耳部26’、27’で吊り手部3’が設けられて
いる。耳部26’、27’の基部28、29は、袋本体
2’の天面部22と側面部23’、24’との作る稜を
明瞭にでき、仕上がりがきれいにできるように、その内
面どうしがヒートシールによって接合されている。
【0035】包装用袋1’においては、吊り手部3’
は、一対の前記耳部26’、27’どうしが短冊状の吊
り手部材30’で連結されて設けられている。耳部2
6’、27’と吊り手部材3’との連結に用いられる接
合方法は、例えば、ヒートシールによる接合方法、超音
波融着による接合方法、接着剤を用いた接合方法等が挙
げられ、これらの中でも設備が比較的簡易な点からヒー
トシールによる接合方法が好ましく用いられる。
【0036】包装用袋1’においては、側面部23’、
24’、耳部26’、27’の表裏及び天面部22に亘
って開封用のミシン目4’が形成されている。ミシン目
4’は、天面部22の略中央部に半円弧状に湾曲する開
封部40’を有しており、この開封部かけて袋本体2’
を開封することによって収容された被包装物を取り出す
ことができるように構成されている。ミシン目4’に
は、この種の包装用袋に適用される通常の形態のものを
特に制限なく適用することができる。
【0037】次に、包装用袋1’の製造方法の一実施形
態について説明する。
【0038】先ず、図7(a)に示すように、包装材1
0’を開口させて被包装物Cを収容する。このとき、被
包装物Cを包装材10’の奥まで突き当たるまで収容
し、図7(b)に示すように、天面部22及び耳部2
6’、27’を形成する。そして、包装材10の開口部
をヒートシーラー(図示せず)でヒートシールし、底面
部25を形成する。
【0039】次に、図8に示すように、上面の両側及び
側面部に当接部60を有する受け台6を、包装袋2’の
天面部22上に配しておき、耳部26’、27’を受け
台6の上に折り曲げるように配設する。そして、シリン
ダーユニットのロッドの先端部に取り付けられたヒート
シーラー7、8と当接部60との間で耳部26’、2
7’の基部28、29を挟持して当該基部をヒートシー
ルする。その一方、シリンダーユニットのロッドの先端
部に取り付けられたヒートシーラー9と当接部60との
間で、吊り手部材30’のそれぞれの端部と耳部2
6’、27’とをそれぞれ挟持して、ヒートシールし、
吊り手部3’を設け、被包装物が袋詰めされた包装用袋
の製造を完了する。
【0040】このようにして被包装物が収容された状態
で製造された包装用袋1’は、天面部22に異物が溜ま
りづらく、異物が溜まった場合にも容易に取り除くこと
ができる。また、天面部22及び両側面部23’、2
4’に連設されて形成される耳部26、27で吊り手部
3’が設けられているので、従来に比べて低コストのも
のである。
【0041】本発明は、前記実施形態に制限されるもの
ではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜
変更することができる。
【0042】前記第2実施形態の包装用袋では、耳部2
6’、27’間を吊り手部材30’で連結して吊り手部
3’を設けるようにしたが、図9に示すように、両耳部
26’、27’同士を重ね合わせた状態でこれらを直接
接合して吊り手部3’を設けることもできる。耳部どう
しは、前記耳部26’、27’と吊り手部材3’との接
合方法と同様の接合方法で接合することができる。
【0043】本発明の包装用袋は、袋本体を製造する際
に用いる包装材は、前記第1実施形態におけるようなシ
ート状のものでもよく、第2実施形態におけるようなチ
ューブ状のものの何れをも用いることができる。例え
ば、第1実施形態の包装用袋1の包装材として、第2実
施形態の包装用袋1’で用いたようなチューブ状の包装
材10’を用いることもでき、逆に、第2実施形態の包
装用袋1’の包装材として第1実施形態の包装用袋1で
用いたようなシート状の包装材10を用いることもでき
る。
【0044】また、本発明の衛生品包装用袋における袋
本体を開封するためのミシン目は、前記第1、第2実施
形態におけるミシン目4、4’の形態に制限されるもの
ではない。ミシン目の形態としては、例えば、前記第1
実施形態のミシン目4における天面部22に位置する部
分を、図10に示す包装用袋1’におけるように舌状の
開封片が形成されるように天面部22の中央に亘って形
成することもできる。或いは、図11に示す包装用袋
1’におけるように、ミシン目4’を天面部22には形
成せずに、正面部20、側面部23及び背面部21に亘
るように形成することもできる。この場合、正面部20
及び背面部21には、側面部23におけるミシン目の高
さから補強材31の上端部の上方位置まで立ち上がり、
その後正面部20及び背面部21の略中央にまで略水平
に伸びるようにミシン目4’を形成することが好まし
い。
【0045】本発明の包装用袋は、圧縮状態において収
容される使い捨ておむつや生理用ナプキン等の衛生品の
包装の他、圧縮・形状変化の可能な各種物品の包装に用
いることもできる。充填される物品の形態や充填する際
の物品の整列の仕方等に応じて、包装用袋各部の形態や
寸法等は、適宜に決定することができる。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、天面部に異物が溜まり
づらく、異物が溜まった場合にも容易に取り除くことが
でき、しかも部材の使用量を抑えた低コストの衛生品包
装用袋が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の衛生品包装用袋の第1実施形態を被包
装物の収容状態において模式的に示した斜視図である。
【図2】同実施形態の衛生品包装用袋における袋本体の
製造に用いられる包装材の展開平面図である。
【図3】本発明の衛生品包装用袋における補強材の接合
状態を模式的に示す図であり(a)は非接合部を有する
形態を示す要部断面図、(b)は非接合部を有しない形
態を示す要部断面図、(c)は非接合部の高さが高すぎ
た場合の形態を示す側面図である。
【図4】第1実施形態の包装用袋における袋本体の形態
を模式的に示す側面図である。
【図5】第1実施形態の衛生品包装用袋の製造工程を模
式的に示す斜視図である。
【図6】本発明の衛生品包装用袋の第2実施形態を被包
装物の収容状態において模式的に示した斜視図である。
【図7】第2実施形態の衛生品包装用袋の製造工程を模
式的に示す斜視図であり、(a)は、包装材内に被包装
物を収容している状態を示す図、(b)は包装材をシー
ルした状態を示す図である。
【図8】第2実施形態の衛生品包装用袋の吊り手部を形
成している状態を模式的に示す図である。
【図9】本発明の衛生品包装用袋の第3実施形態を被包
装物の収容状態において模式的に示した斜視図である。
【図10】本発明の衛生品包装用袋の他の実施形態を被
包装物の収容状態において模式的に示した斜視図であ
る。
【図11】本発明の衛生品包装用袋の他の実施形態を被
包装物の収容状態において模式的に示した斜視図であ
る。
【符号の説明】
1、1’ 衛生品包装用袋 2、2’ 袋本体 20 正面部 21 背面部 22 天面部 23、24、23’、24’ 側面部 25 底面部 26、27、26’、27’ 耳部 3、3’ 吊り手部 30、30’ 吊り手部材 31 補強材 4 ミシン目
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E064 AA13 BA22 BC04 EA02 EA18 EA30 FA01 HJ06 HK01 3E067 AA24 AB83 AC03 BA12A BB14A BC06A EA08 EB03 EB22 EE13 FA01 FC01 GD09 3E068 AA13 AB02 BB02 CC22 CC26 CD01 CD02 CE03 DD01 DD02 DD30 DE11 EE25

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天面部形成部に連設された正面部形成部
    及び背面部形成部を少なくとも有するシート状の包装材
    が多面体形状に屈曲されて形成された袋本体と、該袋本
    体の正面部及び背面部に吊り手部材が接合されて形成さ
    れた吊り手部とを備えている衛生品包装用袋。
  2. 【請求項2】 前記吊り手部材が補強材を介して前記正
    面部及び前記背面部に接合されている請求項1記載の衛
    生品包装用袋。
  3. 【請求項3】 前記補強材は、その上端部の非接合部の
    高さが10mm以下となるように前記正面部及び背面部
    に接合されている請求項1又は2記載の衛生品包装用
    袋。
  4. 【請求項4】 天面部に連設された正面部及び背面部を
    有する多面体形状の袋本体を備えている衛生品包装用袋
    において、 前記袋本体がその両側面部及び前記天面部に連設された
    三角形状の一対の耳部を有しており、一対の該耳部で吊
    り手部が設けられていることを特徴とする衛生品包装用
    袋。
  5. 【請求項5】 前記吊り手部が、一対の前記耳部どうし
    が短冊状の連結材で連結されて設けられている請求項4
    記載の衛生品包装用袋。
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