JP4043229B2 - 粉状体の包装袋 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般家庭や業務用調理場等において、調理材料等のうちで、特に、粉状の物を入れるのに適した粉状体の包装袋に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の包装袋は、折り畳んだときに平坦で、内容物を入れたときに膨らんで立体的な形状となるが、その膨らみを大きくするために、一般的には、袋の両サイドにガゼット(いわゆる横ガゼット)を設けている場合が多い。
一方、包装袋は、上部の開口部に雌雄咬合型のチャックを設けたものがあるが、ガゼットが全くない、最もシンプルな袋であることが多い。なかには、横ガセットを設けたものもあるが、この場合には、ガゼットの上部とチャックの両端との組み合わせ方に工夫を要し、構造が複雑なものが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
小麦粉,天ぷら粉,砂糖,塩などの食材や調味料などには、粉状や粒状のものが多く、これらは、殆ど、上述したような包装袋に入れて、運搬,保管され、使用される。
これらの包装袋に多く期待されることは、使用者の立場からは、使い勝手がよいこと、すなわち有効容量が大きく、中身が取り出しやすいこと、使用中に自立ができ、開口部を上にして置いても容易には倒れないこと、などがある。
一方、提供者の立場からは、製造,輸送,保管,展示に有利で、特にコストが安いことが最大の要件となる。そのためには、構造が簡単で袋の素材は安い程よい。
【0004】
また、一般家庭や業務用の調理場においては、開口部を上にして袋を何かに立てかけた状態で使用することが多い。これは、袋の上部の口から度々中身を出し入れするのに便利であるからである。
また、キッチンの引き出しの中にしまう場合でも、口を上にして斜めに立てかけて入れることが多い。これは、引き出しからの袋の出し入れが便利だからである。
さらに、スーパーなどの売り場に展示するときでも、立てた状態の方が見栄えがよくなる。
【0005】
このため、包装袋のうちで、有効容量を大きく取れるものとして、両側面に横ガゼットを設け、底面を角形にした自立できる袋がある。しかし、これにチャックを装着する場合は、横ガゼットの上端部がチャックの両端部とぶつかるので、これを避けるためには、チャックを短くしなければならない。従って、必然的に開口部の長さが短くなり、中身が取り出し難くなるという欠点を生じる。
【0006】
一方、類似するパッケージとして、石鹸液や洗剤など液体類の詰め替え用の容器として自立できるものはあるが、硬めのやや厚い素材を使って、底部の形が崩れないようにしたものが多い。
しかし、これらは、一度口を開けると、その中身を殆ど1回で他の容器に移しかえるために、取り出し口は、小さくてよく、しかも、中身を密閉状態にするために完全に塞いである。従って、使用時には、袋(容器)の一部をハサミなどで切り取って、再び閉じることのない出口をつくるのが殆どである。もちろん、中身の一部を度々取り出し、その都度、出口を塞いで密閉して保存できるような工夫はされていないので、しばしば、開封,密閉を繰り返す必要のある調理材料などを入れるのには適当ではない。
【0007】
この問題を解決するために、本件出願人は、既に、単純な構造で安価な素材を使用し、しかも、粉状又は粒状の物の出し入れが容易なように開口部が大きく、使用途中に残った物の密封保存ができ、かつ、どのような状態でも自立させて置くことができるような使い勝手のよい粉・粒状体の包装袋を提案している。
【0008】
図7は、本件出願人が提案する粉・粒状体の包装袋の実施形態を示す斜視図である。なお、底部のガゼット2は、平たく延ばし、上部の開口部10は、開放状態で示してある。
図8は、図7の包装袋を折り畳んだ状態で示す平面図である。
図9は、図7の包装袋を図8のX−Xで切断した端面の一部を拡大して示した断面図である。
【0009】
図7〜図9に示すように、この包装袋は、前面フィルム1a,後面フィルム1b,底面フィルム2aからなっている。
前面フィルム1a,後面フィルム1bで筒状の胴1を形成している。胴1に続く底2は、ガゼット形状で、底面フィルム2aで形成している。
これらのフィルム1a,1b,2aには、厚みが40〜100μm程度のフィルムが使用され、また、帯電防止処理(静電防止処理)が施されている。
【0010】
前面フィルム1aと後面フィルム1bは、同形であり、長方形の下側両端部に、下部にいくほど幅が狭くなるような傾斜(Vカット)が対称的に設けられている。
前面フィルム1aと後面フィルム1bは、前後に重ねられ、左右の上下に平行な両端部は、熱圧着加工により溶融固着されている。11aは、左側固着部,11bは、右側固着部である。
【0011】
底面フィルム2aは、正方形(又は正方形に近い長方形)の左右に対向する辺に三角形の底辺か繋がるような形に延長して亀甲形を形成している。
この底面フィルム2aは、長手方向の中心線を稜線2b(図7では点線で、図8では実線で示されている)として、山折りにして舟形(図8参照)とし、周辺部を前面フィルム1a,後面フィルム1bのそれぞれの下端部(開口部となる上縁に平行な部分と、それに続く一対の対向する傾斜部分)に熱圧着加工で溶融固着されている。
【0012】
12aは、前面フィルム1aと底面フィルム2aの固着部であり、12bは、後面フィルム1bと底面フィルム2aの固着部である。
これらの固着部12a,12bは、ヒートシールされているので、500g〜1kgの重量物を保持するのに十分な強度を有している。
ヒートシールの幅(図8中にwで示す)は、袋に入れるべき中身5の重量などによっても異なり、1〜20mmの範囲内が考えられるが、一般的には、数mmでよい。
【0013】
胴1の左右の固着部11a,11b、及び、胴1と底2の固着部12a,12bの熱圧着加工は、この例では、中身5を入れた場合の内圧に対して十分な強度を確保するため、十分な熱と圧力で圧着してヒートシールを施している。
【0014】
図10は、袋の中に小麦粉などの中身5を入れ、チャック3を閉じた状態を示す斜視図である。
この状態では、底2の亀甲形のとんがった三角状の部分が立ち上がって斜面となるので、図7に二点鎖線Bで示した範囲内の略正方形(又は正方形に近い長方形)の部分が、袋を置く面に接することになる。
従って、中身5を含む袋全体の重心が二点鎖線Bの上の範囲内にある限りは、外からの衝撃を受けて中身5が揺られても、袋は倒れることはない。
【0015】
袋に中身5を出し入れするために、上部は、固着することなく開放されている。上部の開口部10付近には、一旦、入れた中身5が飛び出したり、外部との空気の出入りによるなどの外部環境からの影響を受けないように、開口部10を密閉するために、雌雄咬合型のチャック3が設けられている。
チャック3は、図7又は図9に詳しく示したように、一対のチャックシール3a,3bによって構成されている。チャックシール3a,3bは、それぞれ前面フィルム1a,底面フィルム2の対向する内面に固定されている。
【0016】
この提案の包装袋は、胴上端の開口部にチャックを備え、中身を入れることで立体形状となったときに自立できるように底部にガゼットが設けられているので、従来例のもつ問題点を全て解決でき、
(1)単純な構造で製造コストがかからず、製品のコストダウンに役立ち、
(2)開口部が大きく、粉状又は粒状の物の充填時間が短縮できて生産効率がよく、また、充填された物の出し入れが容易であり、
(3)底部がフラットであるので、充填される物がたくさん入り、
(4)使用途中に残った物の密封保存ができ、かつ、
(5)その状態で自立させて置くことができる、
等々の効果がある。
しかし、図10に示すように、角底となるが開封口が広がるため、その部分を折りまげるなどして箱詰めしなければならず、作業効率が悪かった。
【0017】
本発明の課題は、外観が改善され、箱詰めの作業性を向上させた粉状体の包装袋を提供することである。
【0018】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、請求項1の発明は、折り畳んだ状態では平坦であり、粉状の物を入れた状態では膨らんで立体形状となり、筒状の胴部とその胴部の下端に接続される底部とがフィルムにより形成され、前記胴部の上端に開口部があって、その開口部付近に袋を密封するための雌雄咬合型のチャックを備え、前記胴部は、折り畳んだ状態で、前記底部に連接される直胴部、前記直胴部に連接され前記開口部側に絞られる肩部と、前記肩部に連接され前記開口部となる首部とを備え、前記立体形状となった状態で、前記直胴部の上端を粉面とし、自立できるように前記底部のみがガゼット形状になっている粉状体の包装体であって、前記開口部の横幅aは、前記折り畳んだ状態での前記胴部と前記底部の境界線の横幅をb、前記底部の高さをcとして、前記底部の角型形状の横幅を(b−2c)としたときに、次式(1)で与えられ、
a=K(b−2c)・・・(1)
ただし、K=0.8〜2.0、
前記直胴部の上端を粉面とし、かさ密度をρ、充填量をXとした場合に、前記直胴部の上端までの高さdは、次式(2)で与えられること、
【数3】
Figure 0004043229
を特徴とする粉状体の包装体である。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、図面などを参照しながら、実施の形態をあげ、本発明をさらに詳細に説明する。
なお、以下に示す各実施形態は、前述した図7〜図10の包装袋と基本な構成が同じであるので、同様な機能を果たす部分には、同一の符号を付して、重複する説明を適宜省略する。
【0026】
(第1実施形態)
図1は、本発明による粉状体の包装袋の第1実施形態を示す図である。第1実施形態の包装袋101は、胴1Aが底2に連接され、開口部10側にいくに従って絞られて細くなり、開口部10となる形態である。図1(A)に示すように、包装袋101を折り畳んだ状態で、底2の横幅をb、底2の高さcとすると、底2の角型底部Bは、図1(B)に示すように、(b−2c)×2cとなる。なお、このときの底2のVカットの角度θは、任意である。
【0027】
ここで、次式で与えられる開口部10の寸法aと、角型底部Bの幅(b−2c)との比率Kを考える。以下、寸法は、全て内寸による。
a/(b−2c)=K
本件発明者等は、粉等の中身5を入れたときに、包装袋101の開封部10の寸法aが、角型底部Bの幅(b−2c)と略同じになる範囲を種々検討した結果、K=0.8〜2.0がよく、より好ましくは、1.0〜1.8であることを見いだした。上記の式を変形すると、
a=K(b−2c) ・・・(1)
となるから、開封部10の幅aは、角型底部Bの幅(b−2c)の0.8〜2.0倍とすることが、包装袋101の開封部10が広がらないために好ましい範囲であることがわかった。
【0028】
第1実施形態によれば、開封部10の幅と角型底部Bの幅の比を所定の範囲としたので、包装袋101の開封部10が広がらず、外観が改善され、箱詰めの作業性が向上するという効果がある。
【0029】
(第2実施形態)
図2は、本発明による粉状体の包装袋の第2実施形態を示す図である。図1(B)に示すように、上部空間Cの部分は、粉面Aに対して、ある程度余裕を持たせる必要があるので、第1実施形態の包装袋101では、開封部10の口が狭くなってしまう。つまり、上部空間Cが長くなるので、その分だけ、開口部10の寸法aの幅が短くなる。そこで、第2実施形態の包装袋102は、この点を改良したものである。なお、この上部空間Cは、開封時の粉の飛び出しを防止するためと、充填後に、蓋を閉じる際の飛び出し防止と、粉があふれた場合の包装袋の汚れ防止のために、設けられている。
【0030】
この包装袋102は、折り畳んだ状態で、胴1Bが底2に連接される直胴部1B−1、直胴部1B−1に連接され開口部10側に絞られる肩部1B−2と、肩部1B−2に連接され開口部10となる首部1B−3とを備える形態である。
開封部10の幅aは、前述と同様に、次式(1)で与えられる。
a=K(b−2c) ・・・(1)
ただし、K=0.8〜2.0(より好ましくは、1.0〜1.8)
【0031】
a,b,cの寸法が決まっている場合に、直胴部1B−1の上端Dまでの高さdと、絞り部1B−2の上端Eまでの高さeとした場合に、充填時の粉面Aに応じて、以下のように寸法d,eが決定される。
【0032】
(1)充填時の粉面Aが直胴部1B−1の上端Dまでとする場合
粉体の中身5の充填量をX[g],かさ密度ρ[g/cm3 ]とすると、直胴部1B−1の上端Dの高さdは、次式(2)で与えられる。
【0033】
【数5】
Figure 0004043229
【0034】
ここでは、粉体のかさ密度ρは、一定でないので、係数α=1、一般的なかさ密度ρによって高さdを算出し、実際の充填状況(かさ密度,外観など)、包装袋102の膨らみを考慮して、係数αを決定し、最終的なdを定めた。
【0035】
(2)充填時の粉面Aが絞り部1B−2の上端Eまでとする場合
粉粒体の中身5の充填量をX[g],かさ密度ρ[g/cm3 ]とすると、絞り部1B−2の上端Eの高さeは、次式(3)で与えられる。
【0036】
【数6】
Figure 0004043229
【0037】
ここでも、粉体のかさ密度ρは、一定でないので、係数α=1、一般的なかさ密度ρによって高さeを算出し、実際の充填状況(かさ密度,外観など)、包装袋102の膨らみを考慮して、係数αを決定し、最終的なeを定めた。充填時の粉面Aが絞り部1B−2の上端Eまでとして、小麦粉1[kg]、天ぷら粉700[g]を充填することを仮定して、以下のような製造例1,2を作製した。図5,図6は、本発明による粉状体の包装袋の製造例1,2を示した図である。
【0038】
[製造例1]
a=14.0cm,b=18cm,c=3.5cm,d=16cm,X=1000g,かさ密度=0.65g/cm3 ,α=1とした場合に、e=21.6cmと算出されるが、実際の充填状況により、e=19cm(α=0.88)が最適と判断した。
【0039】
[製造例2]
a=14.0cm,b=15.8cm,c=3.3cm,d=13.3cm,X=700g,かさ密度=0.65g/cm3 ,α=1とした場合に、e=21.6cmと算出されるが、実際の充填状況により、e=19cm(α=0.88)が最適と判断した。
【0040】
第2実施形態の場合には、第1実施形態の効果に加え、粉面Aに対して上部空間Cの部分をある程度余裕を持たせることができ、開封部10の口が狭くならず、余裕を持たせることができるという効果がある。
【0041】
(第3実施形態)
図3は、本発明による粉状体の包装袋の第3実施形態を示す図である。第3実施形態の包装体103は、図3(A)の折り畳んだ状態で、胴1Cが、底2に連接され開口部10側に絞られる肩部1C−2、肩部1C−2に連接され開口部10となる首部1C−3とを備える形状である。この包装袋103は、第2実施形態の包装袋102[(2)の場合]の、d=cとした場合に相当するので、詳しい説明は省略する。
【0042】
第2実施形態の包装袋102は、Dの部分が角張って見えることがあるが、第3実施形態の包装袋103は、それがないために、見栄えが良い。
【0043】
(第4実施形態)
図4は、本発明による粉状体の包装袋の第4実施形態を示す図である。第4実施形態の包装袋104は、第2実施形態の包装袋102の、寸法eを袋の高さとした場合である。この包装体104は、図4(A)の折り畳んだ状態で、胴1Dが、底2に連接される直胴部1D−1、直胴部1D−1に連接され開口部10側に絞られ開口部10となる肩部1D−2とを備える形態である。
【0044】
この場合には、直胴部1D−1の上端Dから上部の絞る角度δは、
a/(b−2c)=1(又は0.8)
を下回らないように決定することが好ましい。
【0045】
第4実施形態の包装袋104は、包装袋101、包装袋103よりも、同じ袋の高さで充填量が多くとれる。また、包装袋102よりも、口の絞りがゆるやかであり、上端Dの角が目立たず、見栄えが良い。
【0046】
(変形形態)
以上説明した実施形態に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の均等の範囲内である。
(1) 本実施形態では、胴1をいずれも重ねた2枚のフィルムの両サイドを溶断しただけであるが、溶断だけでも接着し、フィルム同士の接着強度や袋に入れる中身の嵩や重さなどとの兼ね合いによって、十分実用化を図ることができる。また、溶断の場合には、重量物でなければ、接着幅が0.1〜1.0mm程度でよいので、包装材料が少なくてよいと共に、見栄えがよい。
【0047】
(2) この場合に、図1〜図4状態で、V字状に両サイドを溶断すると、底部の折り返し部分も、接着されてしまう。このような場合には、底部の折り返し部分に、互いに融着しないための融着防止処理を施しておけばよい。なお、この部分は、一定の幅wのヒートシールを施して接着部の固定を確実なものにしてもよい。
【0048】
(3) フィルムは、単層でも多層でもよく、単層の場合には、安価でリサイクルができる利点があり、多層の場合には、強度が増すと共に、裏面印刷ができるので、見た目がきれいで、デザイン上の自由度が増す。
【0049】
(4) 図1〜図4では、底部をV字状にカットした例で説明したが、カットすることなく、V字状にシールするようにしてもよい。このようにすれば、中身を入れた場合に、図10で示したように、底の両サイドの略三角形に浮き上がる部分が見えなくなり、更に見栄えがよくなる。
【0050】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、外観が改善され、箱詰めの作業性を向上させた粉状体の包装袋を提供する
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による粉状体の包装袋の第1実施形態を示す図である。
【図2】本発明による粉状体の包装袋の第2実施形態を示す図である。
【図3】本発明による粉状体の包装袋の第3実施形態を示す図である。
【図4】本発明による粉状体の包装袋の第4実施形態を示す図である。
【図5】本発明による粉状体の包装袋の製造例1を示した図である。
【図6】本発明による粉状体の包装袋の製造例2を示した図である。
【図7】本発明による粉状体の包装袋の基本構成を示す斜視図である。
【図8】図7の包装袋の基本構成を折り畳んだ状態で示す平面図である。
【図9】図7の包装袋の基本構成を切断し一部を拡大して示した断面図である。
【図10】図7の基本構成の包装袋の中に物を入れ、チャックを閉じた状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
101〜104 包装袋
1 胴
1a 前面フィルム
1b 後面フィルム
2 底(ガゼット)
2a 底面フィルム
3 チャック
3a,3b チャックシール
10 開口部
11a,11b,12a,12b 固着部

Claims (1)

  1. 折り畳んだ状態では平坦であり、粉状の物を入れた状態では膨らんで立体形状となり、筒状の胴部とその胴部の下端に接続される底部とがフィルムにより形成され、前記胴部の上端に開口部があって、その開口部付近に袋を密封するための雌雄咬合型のチャックを備え、
    前記胴部は、折り畳んだ状態で、前記底部に連接される直胴部、前記直胴部に連接され前記開口部側に絞られる肩部と、前記肩部に連接され前記開口部となる首部とを備え、
    前記立体形状となった状態で自立できるように前記底部のみがガゼット形状になっており、前記直胴部の上端を粉面とする粉状体の包装体であって、
    前記開口部の横幅aは、前記折り畳んだ状態での前記胴部と前記底部の境界線の横幅をb、前記底部の高さをcとして、前記底部の角型形状の横幅を(b−2c)としたときに、次式(1)で与えられ、
    a=K(b−2c)・・・(1)
    ただし、K=0.8〜2.0、
    前記直胴部の上端を粉面とし、かさ密度をρ、充填量をXとした場合に、前記直胴部の上端までの高さdは、次式(2)で与えられること、
    Figure 0004043229
    を特徴とする粉状体の包装体。
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