JP3422093B2 - 簡易自立袋 - Google Patents

簡易自立袋

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JP3422093B2
JP3422093B2 JP24524194A JP24524194A JP3422093B2 JP 3422093 B2 JP3422093 B2 JP 3422093B2 JP 24524194 A JP24524194 A JP 24524194A JP 24524194 A JP24524194 A JP 24524194A JP 3422093 B2 JP3422093 B2 JP 3422093B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばフレキシブルな
樹脂フィルム単層材、またはその樹脂フィルムにアルミ
箔や紙などを積層したフレキシブルな積層材などからな
り、内容物を充填すると立体的に形成されて自立する簡
易自立袋に係り、特に袋本体の内容物を直接小分けして
使用する所謂瓶代替用として最適な簡易自立袋に関する
ものである。なお、本明細書において、簡易自立袋と袋
本体とは実質的には同意語である。
【0002】
【従来の技術】以下、この種の従来の簡易自立袋を図5
乃至図7を参照して説明する。図において、Aはポリエ
チレン、ポリプロピレン、ナイロンなどの樹脂フィルム
からなる袋本体、すなわち従来の簡易自立袋である。こ
の袋本体Aは、通常図5及び図7(A)に示すように平
面形状に折り畳まれた状態にあり、内容物(例えば、植
物油や醤油や液体洗剤等の液体、小麦粉や粉石鹸等の粉
体、米等の粒状体、ペンキや接着剤等の半流動体、以
下、単に内容物と称する。)を充填すると図6及び図7
(B)に示すように立体形状に構成されるものである。
前記袋本体Aは、図7(A)に示すように、1枚のフレ
キシブルフィルムのほぼ中央部分をW字形状に折り込ん
で、表側部分(図面中表面側)100と、逆V字形状の
底側部分102と、裏側部分101とからなるものであ
る。又は、この袋本体Aは、図7(A)に示すように、
1枚のフレキシブルフィルムの表側部分(図面中表面
側)100の下端部と、同じく1枚のフレキシブルフィ
ルムの裏側部分101の下端部との間に、同じく1枚の
フレキシブルフィルムを逆V字形状に折り曲げ形成した
底側部分102の両下端部を、接続してなるものであ
る。上述の袋本体Aは、上縁が開口された口元部(後述
する上縁開口部を密封するためにシールするシール代1
0、及び袋本体A中に内容物を充填する際に機械(図示
せず)がチャックするチャック代を含めた部分)1と、
下縁部がW字形状に形成されたW底部2と、そのW底部
2から前記口元部1までの左右両サイドの表側部分10
0と裏側部分101、及び表側部分100と底側部分1
02、及び裏側部分101と底側部分102がそれぞれ
ほぼ平行にシールしてなるサイドシール部3と、前記W
底部2の下縁がシールされてなる下縁シール部6と、前
記W底部2の1本の山折り曲げ線7の両端の前記サイド
シール部3との交点から前記W底部2の2本の谷折り曲
げ線(前記下縁シール部6の内側の縁)8までの間が斜
にシールされてなる左右のW底シール部9と、前記サイ
ドシール部3の片側又は両側に設けた湾曲凹線よりなる
保持凹部4とを備え、通常左右対称の平面形状をなす。
なお、図5に示すように、上述の保持凹部4の破線4′
より外側の部分を切除しても良い。上述の通常平面形状
に折り畳まれた状態にある袋本体A中に内容物を口元部
1から充填する。すると、その袋本体Aはフレキシブル
な材質からなるので、その平面形状の袋本体Aは立体形
状に構成される。すなわち、図6及び図7(B)に示す
ように、袋本体Aの表側部分100及び裏側部分101
の中央部分が前後に膨らむと共に、左右両サイドシール
部3と表側部分100及び裏側部分101の左右両側部
分とが左右(上述の表側部分100及び裏側部分101
の中央部分の前後への膨らみ方向に対してほぼ直交する
方向)に引き込まれて、かつW底部2には底が形成され
て、平面形状の袋本体Aが立体形状に構成される。この
とき、W底部2の底(底側部分102)はほぼ正方形若
しくは長方形をなすと共に、前記口元部1からW底部2
の谷折り曲げ線8までの部分からなる胴部5の横断面が
ほぼ正方形若しくは長方形をなし、前記保持凹部4が内
側に食い込んで立体的な袋本体Aの左右両サイドシール
部3に凹部11が形成される。この凹部11は、立体形
状をなす簡易自立袋を正面(又は背面)から見て、ほぼ
横U字形状をなし、かつ上下両端と左右両サイドシール
部3との接続部分が緩やかな湾曲をなす。それから、内
容物を充填した後、前記口元部1の上縁開口部の表側部
分100と裏側部分101とをシールすることにより、
内容物を密封することができる。次に、使用に際して
は、口元部1のシール部10より下方の位置で袋本体A
を切って口を開封し、サイドシール部3の凹部11に指
等を掛けて袋本体Aを保持し、袋本体A内の内容物を他
の容器に移し替える。そして、上述の簡易自立袋は、フ
レキシブルな材質からなるので、使用後ほぼ平面状に折
り畳んで捨てることができるので、ブロー成形されたブ
ローボトルや瓶等の他の容器と比較して嵩張らず、その
分ごみの容積を小さくすることができ、ごみ処理が容易
である。この結果、上述の簡易自立袋は、ブロー成形さ
れたブローボトルや瓶等の他の容器の詰め替え用品とし
て広く使用されている。上述の簡易自立袋としては、実
開昭59−162440号公報に記載されているものが
ある。
【0003】上述の簡易自立袋は、詰め替え用として使
用されている。すなわち、上述の簡易自立袋は、袋本体
A中の内容物を直接小分けして使用するものではなく、
袋本体A中の内容物をブロー成形されたブローボトルや
瓶等の他の容器中に1度に移し替えるために使用されて
いるものである。
【0004】一方、簡易自立袋においては、袋本体中の
内容物を直接小分けして使用する所謂瓶代替用としての
使用が要望されている。この瓶代替用として使用される
場合は、ある程度の保形性、すなわち袋本体中の内容物
を直接小分する際にその袋本体が潰れない程度の保形性
を必要とする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の簡易
自立袋は、自立性を有するが、上述の保形性に関して何
等考慮されていないため、袋本体A中の内容物を直接小
分けして使用する、所謂瓶代替用として適さない。
【0006】本発明の目的は、袋本体中の内容物を直接
小分けして使用する所謂瓶代替用の簡易自立袋として適
した簡易自立袋を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、内容物を充填
して簡易自立袋を立体的に形成した際に当該簡易自立袋
の内側に食い込んで立体的な簡易自立袋の左右両サイド
シール部に凹部が形成されるように、前記左右両サイド
シール部に内側に絞って設けた絞り部と、前記絞り部の
上方における左右両サイドシール部の任意位置から前記
口元部付近にかけて内側に傾斜させてそれぞれ設けたサ
イドシール傾斜部とを備え、且つ、前記絞り部の上端と
左右両サイドシール部との交点と、前記サイドシール傾
斜部の下端と左右両サイドシール部との交点との間に
は、サイドシール部の一部であるサイドシール垂直部が
設けられていることを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明は、上記の構成により、内容物を充填し
て簡易自立袋を立体的に形成する際に、すなわち表側部
分及び裏側部分の中央部分が前後に膨らむと共に、左右
両サイドシール部と表側部分及び裏側部分の左右両側部
分とが左右に引き込まれる際に、サイドシール垂直部と
サイドシール傾斜部との交点部分が強制的に折り曲げら
れる。一方、内容物を充填して簡易自立袋を立体的に形
成すると、絞り部及びサイドシール垂直部が内側に食い
込んで立体的な簡易自立袋の左右両サイドシール部に簡
易自立袋の正面又は背面から見てほぼ横V字形状の凹部
が形成される。この結果、上述の横V字形状の凹部の上
端とサイドシール傾斜部との交点部分には上述の強制的
に折り曲げられ、かつ左右両側に突出した角部が形成さ
れる。上述の凹部の上端側の角部により、指等がその角
部に引っ掛かり袋本体から内容物を直接小分けして使用
する際に具合が良い。しかも、その角部は強制的に形成
されているので、袋本体内の内容物による内圧と無関係
であるから、袋本体から内容物を直接小分けして使用し
て内容物が徐々に減少して来ても、上述の角部は充分な
保形性を有しながら形成されたままの状態にある。従っ
て、袋本体から内容物を直接小分けして使用する、所謂
瓶代替用の簡易自立袋に最適である。
【0009】
【実施例】以下、本発明の簡易自立袋の実施例のうちの
2例を図1乃至図4を参照して説明する。図1乃至図3
は本発明の簡易自立袋の第1の実施例を示す。図中、図
5乃至図7と同符号は同一のものを示す。図において、
1Aは袋本体である。この袋本体1Aは、表側部分10
0と、裏側部分101と、その表側部分100と裏側部
分101との間の逆V字形状の底側部分102と、から
構成されたフレキシブルフィルム製からなる。この袋本
体1Aは、上縁が開口された口元部1と、下縁部がW字
形状に形成されたW底部2と、前記口元部1から前記W
底部2までの左右両サイドであって、表側部分100と
裏側部分101、及び表側部分100と底側部分10
2、及び裏側部分101と底側部分102が、それぞれ
シールされてなるサイドシール部3とを備える。
【0010】図において、12は左右両サイドシール部
3のほぼ中間部分に内側に絞って設けた絞り部である。
この絞り部12は、内容物を充填して袋本体1Aを立体
的に形成した際にその絞り部12が内側に食い込んで立
体的な袋本体1Aの左右両サイドシール部3にほぼ横V
字形状の凹部13が形成されるためのものである。この
絞り部12は、左右両サイドシール部3の上端点14
と、表側部分100及び裏側部分101の第1中間点1
5及び第2中間点16と、左右両サイドシール部3の下
端点17と、の4点を結んだ台形乃至四角形形状をな
す。
【0011】図において、18はサイドシール垂直部で
ある。このサイドシール垂直部18は、前記左右両サイ
ドシール部3であって、前記絞り部12の上端14と左
右両サイドシール部3との交点から前記口元部1側に向
けてほぼ垂直に設けてなる。
【0012】図において、19は、サイドシール傾斜部
である。このサイドシール傾斜部19は、前記サイドシ
ール垂直部18の上端20から前記口元部1付近にかけ
て内側に傾斜させて設けてなる。このサイドシール傾斜
部19は、2本のシール部が前記口元部1においてほぼ
平行かつ垂直をなし、かつその口元部1から前記サイド
シール垂直部18の上端20まで末広形状をなす。な
お、上述の絞り部12及びサイドシール垂直部18及び
サイドシール傾斜部19は、表側部分100と裏側部分
101とを熱溶着若しくは接着等により固着してなる。
また、サイドシール傾斜部19の外側を一点鎖線3′に
沿って切除しても良い。
【0013】この実施例における本発明の簡易自立袋
(袋本体1A)の寸法を以下の通りとする。すなわち、
内容物の収容が300mlの場合、左右両サイドシール
部3の内側の間の長さC1は90mm、谷折り曲げ線8
における下縁シール部6と左右のW底シール部9との両
交点の間の長さD1は45mm、その両交点と左右両サ
イドシール部3の内側との間の長さE1はそれぞれ2
2.5mm、口元部1の上縁と谷折り曲げ線8との間の
高さF1は190mm、W底部2の山折り曲げ線7と谷
折り曲げ線8との間の高さ(以下W底部2の折込幅と称
する。)G1は22.5mm、口元部1の上縁から下位
の境界線14までの高さ(口元部1の高さ)B1は15
mm、口元部1の下縁から絞り部12の第1中間点15
と第2中間点16との間の中心までの高さA1は100
mm、その絞り部12の第1中間点15と第2中間点1
6との間の中心から山折り曲げ線7までの高さH1は5
5mmである。また、内容物の収容が500mlの場
合、左右両サイドシール部3の内側の間の長さC1は1
00mm、谷折り曲げ線8における下縁シール部6と左
右のW底シール部9との両交点の間の長さD1は50m
m、その両交点と左右両サイドシール部3の内側との間
の長さE1はそれぞれ25mm、口元部1の上縁と谷折
り曲げ線8との間の高さF1は255mm、W底部2の
山折り曲げ線7と谷折り曲げ線8との間の高さ(以下W
底部2の折込幅と称する。)G1は25mm、口元部1
の上縁から下位の境界線14までの高さ(口元部1の高
さ)B1は20mm、口元部1の下縁から絞り部12の
第1中間点15と第2中間点16との間の中心までの高
さA1は130mm、その絞り部12の第1中間点15
と第2中間点16との間の中心から山折り曲げ線7まで
の高さH1は80mmである。さらに、内容物の収容が
300ml及び500mlの袋本体1Aにおいて、前記
絞り部12の上端点14と第1中間点15との間I1は
5mm、第1中間点15と第2中間点16との間J1は
5mm、第2中間点16と下端点17との間K1は5m
m、サイドシール部3の内側から絞り部12の第1中間
点15及び第2中間点16までの間L1は2〜3mm、
サイドシール垂直部18の高さ、すなわち絞り部12の
上端点14からサイドシール垂直部18とサイドシール
傾斜部19との交点20までの高さM1は7〜10mm
である。なお、上述の絞り部12の第1中間点15と第
2中間点16との間の中心は、入目線(袋本体1A中に
充填した内容物の上縁)から谷折り曲げ線8までの約3
/5に位置する。
【0014】この実施例における本発明の簡易自立袋
は、以上の如き構成からなるので、袋本体1A中に内容
物を充填して簡易自立袋を立体的に形成する際に、すな
わち表側部分100及び裏側部分101の中央部分が前
後に膨らむと共に、左右両サイドシール部3と表側部分
100及び裏側部分101の左右両側部分とが左右(上
述の表側部分100及び裏側部分101の中央部分の前
後への膨らみ方向に対してほぼ直交する方向)に引き込
まれる際に、サイドシール垂直部18とサイドシール傾
斜部19との交点20部分が強制的に折り曲げられる。
一方、内容物を充填して簡易自立袋を立体的に形成する
と、絞り部12及びサイドシール垂直部18が内側に食
い込んで、立体的な簡易自立袋の左右両サイドシール部
3のほぼ中間部分に簡易自立袋の正面又は背面から見て
ほぼ横V字形状の凹部13が形成される。この結果、上
述の横V字形状の凹部13の上端とサイドシール傾斜部
19との交点部分、すなわちサイドシール垂直部18と
サイドシール傾斜部19との交点20部分には、上述の
強制的に折り曲げられ、かつ左右両側に突出した角部2
1が形成される。上述の凹部13の上端側の角部21に
より、指等がその角部21に引っ掛かり袋本体1Aから
内容物を直接小分けして使用する際に具合が良い。しか
も、その角部21は強制的に形成されているので、袋本
体1A内の内容物による内圧と無関係であるから、袋本
体1Aから内容物を直接小分けして使用して内容物が徐
々に減少して来ても、上述の角部21は充分な保形性を
有しながら形成されたままの状態にある。すなわち、内
容物が少量となって袋本体1Aの凹部13の位置より下
方に下がり、その袋本体1Aの凹部13における内圧が
0となっても、凹部13の部分を掴むと、恰も袋本体1
A中に内容物を充填して簡易自立袋を立体的に形成した
場合と同様に、表側部分100及び裏側部分101の中
央部分が前後に膨らむと共に、左右両サイドシール部3
と表側部分100及び裏側部分101の左右両側部分と
が左右に引き込まれて、サイドシール垂直部18とサイ
ドシール傾斜部19との交点20部分が強制的に折り曲
げられ、その結果、左右両サイドシール部3のほぼ中間
部分にほぼ横V字形状の凹部13が形成されると共に、
その横V字形状の凹部13の上端とサイドシール傾斜部
19との交点部分には上述の角部21が必然的に形成さ
れることとなる。このように、袋本体1Aから内容物を
直接小分けして使用する、所謂瓶代替用の簡易自立袋に
最適である。
【0015】特に、この実施例においては、絞り部12
は、左右両サイドシール部3の上端点14と、表側部分
100及び裏側部分101の第1中間点15及び第2中
間点16と、左右両サイドシール部3の下端点17と、
の4点を結んだ台形乃至四角形形状をなすので、第1中
間点15と第2中間点16との間の部分が帯状となっ
て、V字形状の凹部13の谷部に位置するので、左右方
向からの外力に対して強い。
【0016】なお、内容物が充填されて、平面形状の袋
本体Aが立体形状に構成されると、W底部2にはほぼ正
方形若しくは長方形をなす底(底側部分102)が形成
されると共に、前記口元部1からW底部2の谷折り曲げ
線8までの部分からなる胴部5の横断面がほぼ正方形若
しくは長方形をなす。
【0017】図4は本発明の簡易自立袋の第2の実施例
を示し、平面形状に折り畳まれた状態の正面図である。
図中、図1乃至図3及び図5乃至図7と同符号は同一の
ものを示す。図において、22は絞り部である。この絞
り部22は、左右両サイドシール部3の上端点23と、
表側部分100及び裏側部分101の中間点24と、左
右両サイドシール部3の下端点25と、の3点を結んだ
三角形形状をなすものである。 図において、26はサ
イドシール垂直部である。このサイドシール垂直部26
は、前記左右両サイドシール部3であって、前記絞り部
22の上端23と左右両サイドシール部3との交点から
前記口元部1側に向けてほぼ垂直に設けてなる。なお、
図中27はサイドシール垂直部26の上端であって、サ
イドシール垂直部26とサイドシール傾斜部19との交
点である。
【0018】前記絞り部22の上端点23と中間点24
との間N1は5mm、中間点24と下端点25との間O
1は10mm、サイドシール部3の内側から絞り部22
の中間点24までの間L1は2〜3mm、サイドシール
垂直部26の高さ、すなわち絞り部22の上端点23か
らサイドシール垂直部26とサイドシール傾斜部19と
の交点27までの高さP1は7〜10mmである。
【0019】この実施例における本発明の簡易自立袋
は、以上の如き構成からなるので、上述の第1の実施例
と同様の作用効果を達成することができる。
【0020】なお、上述の実施例において、直線状の左
右のW底シール部9の代りに、円弧状のW底シール部を
施しても良い。
【0021】
【発明の効果】以上から明らかなように、本発明の簡易
自立袋は、袋本体の内容物を直接小分けして使用する所
謂瓶代替用として最適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の簡易自立袋の第1の実施例を示し、平
面形状に折り畳まれた状態の正面図である。
【図2】袋本体中に内容物を充填密封した状態の正面図
である。
【図3】袋本体中に内容物を充填密封した状態の側面図
である。
【図4】本発明の簡易自立袋の第2の実施例を示し、平
面形状に折り畳まれた状態の正面図である。
【図5】従来の簡易自立袋を示し、平面形状に折り畳ま
れた状態の正面図である。
【図6】図5に示す袋本体中に内容物を充填密封した状
態の正面図である。
【図7】(A)は平面形状に折り畳まれた状態の各部を
示した概略横断面図、(B)は袋本体中に内容物を充填
密封した状態の各部を示した概略横断面図である。
【符号の説明】
1A、2A…袋本体、1…口元部、2…W底部、3…サ
イドシール部、5…胴部、6…下縁シール部、7…山折
り曲げ線、8…谷折り曲げ線、9…W底部シール部、1
2、22…絞り部、13…凹部、14、23…上端点、
15…第1中間点、16…第2中間点、24…中間点、
17、25…下端点、18、26…サイドシール垂直
部、19…サイドシール傾斜部、20、27…サイドシ
ール垂直部とサイドシール傾斜部との交点、21…角
部。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表側部分と、裏側部分と、その表側部分
    と裏側部分との間の逆V字形状の底側部分と、から構成
    れ、 上縁が開口された口元部と、下縁部がW字形状に形成さ
    れたW底部と、前記口元部から前記W底部までの左右両
    サイドであって、表側部分と裏側部分、及び表側部分と
    底側部分、及び裏側部分と底側部分が、それぞれシール
    されてなるサイドシール部とを備え、前記口元部から内
    容物を充填することにより、前記W底部に底が形成され
    ると共に、前記表側部分及び前記裏側部分及び前記底側
    部分が立体的に形成され、かつ前記口元部の表側部分と
    裏側部分とをシールして使用するフレキシブルフィルム
    製の簡易自立袋において、内容物を充填して簡易自立袋を立体的に形成した際に当
    該簡易自立袋の内側に食い込んで立体的な簡易自立袋の
    左右両サイドシール部に凹部が形成されるように、前記
    左右両サイドシール部に内側に絞って設けた絞り部と、
    前記絞り部の上方における左右両サイドシール部の任意
    位置から前記口元部付近にかけて内側に傾斜させてそれ
    ぞれ設けたサイドシール傾斜部と、を備え、且つ 前記絞
    り部の上端と左右両サイドシール部との交点と、前記サ
    イドシール傾斜部の下端と左右両サイドシール部との交
    点との間には、サイドシール部の一部であるサイドシー
    ル垂直部が設けられている ことを特徴とする簡易自立
    袋。
  2. 【請求項2】 前記絞り部は、左右両サイドシール部の
    上端点と、表側部分及び裏側部分の第1中間点及び第2
    中間点と、左右両サイドシール部の下端点と、の4点を
    結んだ台形乃至四角形形状をなすことを特徴とする請求
    項1に記載の簡易自立袋。
  3. 【請求項3】 前記絞り部は、左右両サイドシール部の
    上端点と、表側部分及び裏側部分の中間点と、左右両サ
    イドシール部の下端点と、の3点を結んだ三角形形状を
    なすことを特徴とする請求項1に記載の簡易自立袋。
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