JP2014201358A - パウチ - Google Patents

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JP2014201358A
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相川 孝之
Takayuki Aikawa
孝之 相川
啓佑 丹生
Keisuke Nyu
啓佑 丹生
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Abstract

【課題】安定して把持することができ、かつ持ちやすく取り扱いが容易なパウチを提供する。【解決手段】重ね合わせたフィルムの周縁をシールして内容物の収納部を形成したパウチであって、サイドシール部50が形成された胴部20を有し、胴部20の少なくとも把持領域にサイドシール部が折り返された折り返し部10を設け、胴部20の把持領域の上端に、折り返し部10を把持した際に前記収納部に形成される把持凹部15を縁取る稜線の起点となる肩部30を設けたことを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、フィルムから成るパウチに関し、特に、側縁部を把持するパウチに関する。
従来のこの種のパウチとして、たとえば、特許文献1に記載のようなものが知られている。このパウチは、胴部の両側部に凹部を設け、凹部に指を掛けてパウチを支持可能としていた。
しかし、凹部によって把持し易くなっているものの、把持部が凹部に制約され、握り方によって大きく変形する場合もあり、安定して保持することができない。また、把持する際にサイドシール部が耳のように張り出しているので、サイドシール部の端縁が指に当たって持ちにくいという問題があった。
一方、特許文献2には、サイドシール部から折り曲げ片部を延設し、折り曲げ片部を収容部側に折り曲げて重ね、シール部のエッジが指に当らないようにした容器が開示されている。
しかし、この容器は、折り曲げ部の上部に、容器を把持した際に、滑り落ちるのを防止するための突出部が存在している。この突出部は折り曲げられていないので、突出部のエッジに手指が触れて痛みが出るという問題があった。
特開2005−088894号公報 特開2003−261150号公報
本発明は、上記した従来技術の問題点を解決するためになされたもので、その目的とするところは、簡単な構成で、パウチを安定して把持することができ、かつ持ちやすく取り扱いが容易なパウチを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明のパウチは、重ね合わせたフィルムの周縁をシールして内容物の収納部を形成したパウチであって、
サイドシール部が形成された胴部を有し、該胴部の少なくとも把持領域にサイドシール部が折り返された折り返し部を設け、
前記胴部の把持領域の上端に、前記折り返し部を把持した際に、前記収納部に形成される把持凹部を縁取る稜線の起点となる肩部を設けたことを特徴とする。
本発明は、側縁シール部の折り返し部を把持した際に、肩部によって把持凹部の上部稜線が始まり、把持位置が安定し、しかも、サイドシール部は折り返されて剛性が高くなっており、パウチを安定して把持することができる。また、手指に接触するのは、折り返し部の滑らかな折り返し稜線となるので、持ちやすく、扱いやすい。
本発明は、さらに、次のように構成することができる。
1.サイドシール部の折り返し部が、肩部における胴部幅よりも外側に張り出した部分を折り返されるように構成する。
このようにすれば、肩部を折り返す必要がなく、折り返し部の形成が容易となる。
2.折り返されるサイドシール部の外縁と折り返し部の折り曲げ線は平行であり、且つ、折り返されるサイドシール部の外縁と反対側のサイドシール部の外縁も平行とする。
このようにすれば、成形が容易で、また、同一幅なので把持しやすい。
3.肩部の下方に、サイドシール部から内方に向かって張り出す絞り込みシール部を有する構成とする。
絞り込みシール部によって、充填される内容物の圧力で、絞り込みシール部の部分にくびれが生じ、把持しやすくなる。また、把持した際に生じる把持凹部が、より安定した形状となる。
4.折り返されるサイドシール部と絞り込みシール部との間に、前記折り返し部の折り曲げ線に沿って未シール部が存在するようにすれば、折り返し加工が容易となる。
5.空所に対応するフィルム面にパウチの立体化を促す誘導山折り線が設けられていれば、把持凹部の生成が容易となる。
6.胴部上端の肩部から上方に、開封予定部に向かって次第に空所の幅が狭くされたノズル部を有する構成とすれば、把持凹部の形成と相まって、ノズル容器として、使い勝手のよい容器を実現できる。
7.内容物の充填前においてノズル部の先端寄りの周縁は充填用未シール部とされ、ノズル部の開封予定部よりも先端側に切り取りタブを有し、切り取りタブは充填用未シール部の最大幅よりも広く左右に張り出し、充填用未シール部の幅よりも外側に張り出した部分にポイントシール部を有する構成とする。このようにすれば、細いノズル容器が実現可能となる。
8.内容物の充填前において、ノズル部の周縁のパウチの幅は胴部と同一幅であり、充填後にシールすることによりノズル部を形成する構成で、前記ノズル部に沿った易破断部が設けられている。そのため、充填後にノズル部周縁を切り取ることができるので、充填時はパウチ充填口が広く充填が容易になり、充填後は細いノズル容器を実現できる。
図1は本発明の実施の形態1に係るパウチを示すもので、(A)は正面図、(B)はサイドシール部の屈曲状態を示す正面図、(C)は(B)の側面図である。 図2(A)は図1のパウチの空状態の正面図、(B)はサイドシール部の折り返し部の断面図、(C),(D)はサイドシール部の他の構成例を示す部分正面図である。 図3(A)、(B)は図1のパウチを把持形態の2態様を示す図である。 図4は本発明の他の実施の形態に係るパウチを示すもので、(A)は正面図、(B)は空パウチの状態の正面図、(C)は(B)の折り返し前の状態の正面図である。 図5(A)乃至(G)は折り返し部の各種態様を示す図である。 図6(A)は図1のパウチに誘導折れ線を形成した形態を示す正面図、(B)は図1のパウチにストッパ片を形成した形態を示す正面図である。 図7(A)、(B)は本発明を左右非対称形態のパウチに適用した構成例を示す正面図である。 図8は、図1のパウチの充填シール部の他の形態を示す図である。
以下に、本発明を図示の実施の形態に基づいて詳細に説明する。
[実施の形態1]
図1は、本発明の実施の形態1に係るパウチを示している。
図において、1は内容物入りパウチ全体を示しており、このパウチ1は、胴部20と、胴部20上端の肩部30から上方に延びるノズル部40とを有する構成となっている。パウチ1はフィルムから成り、重ね合わせた一対の前面フィルム101及び背面フィルム1
02の周縁をシールして内容物の収納部を形成しており、この実施の形態では、前面フィルム101と背面フィルム102の底部に、さらに底部フィルム103を介装して自立可能に構成されている。
前面フィルム101と背面フィルム102は同一形状で、胴部20は四角形状、ノズル部40は上方に向けて徐々に幅が狭くなる台形状で、左右側縁は、胴部20からノズル部40に向けて屈曲している。前面フィルム101と背面フィルム102は、その側縁形状に沿ったサイドシール部50にて所定幅で熱溶着され、また、前面フィルム101と背面フィルム102の下端部裏面には、底部フィルム103が熱溶着され、底部シール部60が構成されている。
サイドシール部50は、胴部20の側縁を所定幅で熱溶着した直線状に延びる胴部シール部52と、胴部シール部52の上端からノズル部40の側縁に沿ってノズル部40の先端まで延びるノズルシール部54とを備えている。
胴部シール部52は、胴部20の側縁に沿って全長に渡って直線状に延びており、胴部シール部52が折り返し部10にて所定幅で折り返されている。折り返し部10は、図示例では胴部シール部52のみで、ノズルシール部54は折り返されていない。
ノズル部40の先端部には、手指によって破断可能な注口用の易開封部42が設けられ、この易開封部42よりも先端部に左右に張り出す切り取りタブ80が設けられている。
図2は、上記パウチの空パウチ1Aの状態を示している。
胴部シール部52は、図2(A)、(B)に示すように、その内縁に沿った折り曲げ線N1で180°折り返され、折り返し部10の折り返し稜線が胴部20の側縁を構成している。折り曲げ線N1は、胴部シール部52の外縁と折り返し部10の折り曲げ線N1は平行であり、かつ、折り返される胴部シール部52の外縁と反対側の胴部シール部52の外縁も平行である。
折り曲げ線N1の位置は、胴部シール部52の内縁、あるいは内縁から所定寸法だけ内側に離れた位置で折り返されているが、胴部シール部52の中途部分を折り返してよい。また、折り返し部10は、特に図示しないが、単一の折り返し線で折り返してもよいし、平行な複数の折り返し線にて複数段階に折り返していてもよい。
図2(C),(D)は、胴部シール部52の折り返す部分を肩部30よりも外側に張り出しておき、この張り出し部52Aを折り返すようになっている。このようにすれば、肩部30に折り返し部が形成されないので、折り返し加工が容易となる。
また、肩部30の屈曲角度は、折り曲げ線N1と肩部30が屈曲始めた点の接線Tとを結んだ角度αで示される。この角度αは、90度から160度の範囲が望ましい。この範囲内になることで、把持凹部15の上部稜線15Uが始まりやすくなる。さらに、肩部30の角度αを、130度から140度の範囲とすれば、より安定して把持凹部15の上部稜線15Uが肩部30から形成される。
ノズル部40は先端が細く絞られているので、先端からノズル部40の先端側の上半部を充填用未シール部55として充填スペースを確保している。すなわち、空パウチ状態では、ノズル部40は、一次ノズルシール部54aによって、肩部30から充填用未シール部55の下端までシールされた状態となっている。
しかし、このままでは、充填用未シール部55のフィルム部分がブラブラして安定せず、搬送不良や充填不良を引き起こすおそれがあるので、切り取りタブ80の左右両端部をポイントシール57にて接着し、充填スペースを確保しつつ、充填用未シール部55のフィルム片がずれないように安定させている。図示例では、ポイントシール57の間隔は、左右の一次ノズルシール部54aの上端間の間隔より広く設定され、充填スペースを十分に確保している。内容物充填後に、充填用未シール部55をノズル部40の側縁に沿って熱溶着し、ノズルシール部54が形成される。
以上の構成のパウチにあっては、肩部30から下の胴部20全体が把持領域であり、たとえば、図3に示すように把持される。
図3(A)は、親指と親指に対向する指で、左右の胴部側縁を挟む形態、図3(B)は、一方の胴部側縁から、親指と親指に対向する指で胴部を前面と背面から挟む形態である。図3(B)では、一方の胴部側縁を手の平に当て、他方の胴部側縁に親指に対向する指を引っ掛けて左右の胴部20を挟む形態となる。
図1(B),(C)は、左右から押圧した場合の把持凹部15の状況を、左右から一点
を押した状態として、概略的に示している。図示するように、パウチ側縁の胴部側縁がパウチ中心線N側に向かって窪み、把持凹部15が生成される。この把持凹部15は、手指によって押されている部分が深く、上下に向かって浅くなる。把持凹部15を縁取る稜線は、前面フィルム101及び背面フィルム102側に拡がり、側方から見ると、図1(C)に示すように、中央部分が最も広く、上下方向に徐々に狭くなり、上端は肩部において収束するような紡錘形状となる。
この把持凹部15の上縁を縁取る稜線15Uは、肩部30が外向きに凸となっているので剛性が高く、肩部30を基点になるように変形する。実際の把持凹部15の形状は、複雑な形状に変形するが、どのように変形しても、把持凹部15の上縁の形状が肩部30によって規制される。
このように、胴部20の側縁を把持した際に、肩部30によって把持凹部15の上部稜線15Uが収束するので、把持位置が安定する。また、胴部シール部52は折り返されて剛性が高くなっており、パウチを安定して保持することができ、さらに、手指に接触するのは、胴部シール52の折り返し部10の滑らかな折り目となるので、持ちやすく、扱いやすい。
次に、本発明の他の実施の形態について説明する。以下の説明では,主として上記実施の形態1と異なる構成についてのみ説明し、同一の構成部分については、同一の符号を付して説明を省略する。
図4は本発明の実施の形態2に係るパウチを示している。
この例では、パウチの胴部20に、胴部シール部52に対してパウチ中心線側を内側とすると、パウチ内方に向かって張り出す絞り込みシール部56を有する構成となっている。絞り込みシール部56は胴部シール部52と一体化しており、円弧状に内側に向かって湾曲している。そして、図4(B)、(C)に示すように、胴部シール部52の内側縁に沿って直線的に延びる折り曲げ線N1に沿って折り返される。
このように絞り込みシール部56を設ければ、充填した時点で胴部20に絞り込シール部56に対応するくびれが生じ、このくびれを把持用として利用することができる。そして、手で把持すると、絞り込シール部56が、最も食い込み量が大きい部分を支点にして倒れ、把持凹部15が深くなり、より安定して保持することができる。
図5には、胴部シール部52と絞り込みシール部56の各種態様が示されている。絞り込みシール部56は、パウチの片側だけ設けても、両側に設けてもよい。
図5(A)は、図4(B),(C)と同様に、胴部シール部52と絞り込みシール部56が一体的に形成されているが、胴部シール部52の折り返す部分を肩部30よりも外側に張り出しておき、この張り出し部52Aを折り返すようになっている。このようにすれば、肩部30に折り返し部が形成されない。また、充填により膨らむ際に、くびれの形成、肩部30の張り出しが容易になる。
図5(B)は、一体的な胴部シール部52と絞り込みシール部56の間に、折り曲げ線N1に沿って未シール部53を設けた例であり、このようにすれば、折り曲げ加工がより
容易になる。未シール部53の上下両端は胴部シール部52と絞り込みシール56を完全には分断しておらず、上下両端部は胴部シール部52と絞り込みシール部56は一体的につながっている。
図5(C)は、図5(A)の張り出し部52Aと図5(B)の未シール部53の構成を組み合わせたものである。
図5(D)は、図5(C)の絞り込みシール部の中央部を未シールとして、細い環状シールで絞り込みシール部56を構成し、半円状の未シール部が絞り込みシール部56より外側に存在するものである。また、折り返される張り出し部52Aを、絞り込みシール部56に対応する程度の長さとし、折り返し部が底部まで達しない構成となっている。
図5(E)は、図5(C)の構成で、未シール部53によって、絞り込みシール部56と胴部シール部52を完全に分断し、絞り込みシール部56を島状に孤立して形成した例である。
図5(F)は、図5(B)において、さらに、絞り込みシール部56を胴部シール部52から分断し、円弧状に残した例である。
図5(G)は、図5(C)において、絞り込みシール部56の中央部を半円状に切り取った切除部58を設けた例である。このように半円状に切り取ってもよいし、円弧状に切り込みを入れ、胴部シール部52の折り返し部に重なるように折り込んでもよい。そうすることで、折り返し部の強度が向上する。また、切り取った円弧内に手をかけることで、より安定的に把持することができる。
図6(A)は、図1のパウチの収納部に対応するフィルム面には、この実施の形態では前面フィルム101と背面フィルム102のフィルム面に、パウチ1の立体化を促す誘導折り線を設けた例が示されている。
この誘導山折り線は、把持用凹部を誘導するためのもので、肩部においてノズル部と胴部の境界を規定する境界折り線201と、把持凹部を囲う囲い込み折り線202と、ノズル部40から肩部30を越えて胴部20に達する複数本、図示例では3本の中央縦折り線203と、中央縦折り線203を横切ってノズル部40の開口状態を安定化させる補助折り線204と、を備えている。囲い込み折り線202は、絞り込みシール部56を有する場合には絞り込みシール部56を囲うように形成される。
これら、誘導山折り線は、充填により膨らむ際のパウチ形状を安定させると共に、ノズル部の開口状態を維持するものである。
図6(B)は、図1のパウチに、突出シール部47を設けた形態である。
この突出シール部47は、充填時にクランパで把持する把持部分として利用できると共に、詰め替え作業時に容器口部に当接させる位置決めに利用できる。
図7(A)は、ノズル部40を全体的に傾斜させた形態を示している。
この形態では、手指が当接する位置を考慮して、ノズル部40が傾斜する側の側縁の肩部30Rよりも、反対側の側縁の肩部30Lのほうが高い位置に設定している。また、絞り込みシール部56L、56Rの形も左右非対称となっている。このようにすれば、手に持った際に、ノズル部40側に傾けやすくなる。
また、図示例では、絞り込みシール部56L,56Rを設けているが、絞り込みシール部が無くてもよい。
図7(B)は、ノズル部40を、一方のサイドシール部50Lに沿って形成した形態を示している。
この形態の場合、ノズル部40側のサイドシール部50Lは、胴部シール部とノズルシール部の境界はなく、底部から連続的に直線的に延びており、肩部は存在しない。
一方、ノズル部40と反対側のサイドシール部50Rは、直線的に延びる胴部シール部52Rが肩部30Rまで直線的に延びている。この肩部30Rは、胴部シール部とパウチ
上縁の充填シール部59との角部に位置する。充填シール部59の内縁はノズル部40から反対側のサイドシール部に向けて徐々に低い位置となるように傾斜しており、肩部30Rはノズル部40より低い位置にある。
また、ノズル部40側のサイドシール部50L及び反対側のサイドシール部50Rのいずれにも、絞り込みシール部56L,56Rが設けられているが、絞り込みシール部が無くてもよい。
このように片側にのみ肩部がある形態の場合でも、ノズル部40と反対側のサイドシール部50Rにおいて、肩部30Rで規制される把持凹部が生じ(不図示)、安定して保持できる。
図8は、図1のノズルシール部の他の形態を示している。
すなわち、ノズル部40についても胴部20と同じ幅で四角形状として、サイドシール部50を延長しておき、充填時に、シール板93によって、ノズル空所40Sのみを残してサイドシール部50とノズル空所40Sの間の三角形状の広い面積をノズルシール部90としてシールするようにしたものである。
ノズルシール部90を広い面積まま残してもよいし、注ぎやすくするため、ノズル空所40Sに沿って所定幅分だけ切り取ってもよい。切り取る場合には、予め切れ目などの易破断部92を形成しておけば、容易に除去することができる。
なお、本発明が適用されるパウチとして、スタンディングパウチを例にとって説明したが、スタンディングパウチに限定されるものではなく、三方シール袋、四方シール袋等種々の形式のパウチに適用可能である。
1 パウチ、
10 折り返し部
15 把持凹部、15U 上部稜線
20 胴部
30,30L,30R 肩部
40 ノズル部,40A ノズル空所
42 易開封部
47 突出シール部
50、50L、50R サイドシール部
52,52R 胴部シール部、52A 張り出し部
53 未シール部
54 ノズルシール部、54a 一次ノズルシール部
55 充填用未シール部
56、56L、56R 絞り込みシール部
57 ポイントシール
59 充填シール部
60 底部シール部
80 切り取りタブ
92 易破断部、93 シール板
101,102 前面フィルム、背面フィルム、103 底部フィルム
201 境界折り線、202 囲い込み折り線、203 中央縦折り線
204 補助折り線
N1 折り曲げ線

Claims (9)

  1. 重ね合わせたフィルムの周縁をシールして内容物の収納部を形成したパウチであって、
    サイドシール部が形成された胴部を有し、該胴部の少なくとも把持領域にサイドシール部が折り返された折り返し部を設け、
    前記胴部の把持領域の上端に、前記折り返し部を把持した際に前記収納部に形成される把持凹部を縁取る稜線の起点となる肩部を設けたことを特徴とするパウチ。
  2. 折り返し部は、肩部における胴部幅よりも外側に張り出したサイドシール部が折り返される請求項1に記載のパウチ。
  3. 折り返されるサイドシール部の外縁と折り返し部の折り曲げ線は平行であり、
    且つ、折り返されるサイドシール部の外縁と反対側のサイドシール部の外縁も平行である請求項1又は2に記載のパウチ。
  4. 肩部の下方に、サイドシール部から内方に向かって張り出す絞り込みシール部を有する請求項1乃至3のいずれかの項に記載のパウチ。
  5. 折り返されるサイドシール部と絞り込みシール部との間に、前記折り返し部の折り曲げ線に沿って未シール部が存在する請求項4に記載のパウチ。
  6. 空所に対応するフィルム面にパウチの立体化を促す誘導山折り線が設けられている請求項1乃至5のいずれかの項に記載のパウチ。
  7. 胴部上端の肩部から上方に、開封予定部に向かって次第に空所の幅が狭くされたノズル部を有する請求項1乃至6のいずれかの項に記載のパウチ。
  8. 内容物の充填前において、ノズル部の先端寄りの周縁は充填用未シール部とされ、
    ノズル部の開封予定部よりも先端側に切り取りタブを有し、
    切り取りタブは充填用未シール部の最大幅よりも広く左右に張り出し、
    充填用未シール部の幅よりも外側に張り出した部分にポイントシール部を有する請求項7に記載のパウチ。
  9. 内容物の充填前において、前記ノズル部の周縁のパウチの幅は胴部と同一幅であり、充填後にシールすることによりノズル部を形成する構成で、前記ノズル部に沿った易破断部が設けられている請求項7に記載のパウチ。
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