JP7206659B2 - 複合容器 - Google Patents

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Description

本発明は、粉体や粒体の内容物を収納するチャック付き袋を有した複合容器に関する。
食品等の粉体や粒体の内容物を収納するチャック付き袋を有した複合容器は特許文献1に開示される。この複合容器はチャック付き袋とスリーブとを備える。チャック付き袋は袋本体及びチャック部材を有する。袋本体は軟質樹脂フィルムにより形成され、上端を開口する。チャック部材は袋本体の上端部の内面に対向配置される。チャック付き袋はチャック部材の嵌合によって密封される。
スリーブは厚紙によりチャック付き袋を挿通する筒状に形成される。スリーブの前面部及び背面部は接着剤によりチャック付き袋と接着される。接着剤はチャック付き袋の外面のチャック部材の近傍に塗布されている。
複合容器のスリーブの左右両側端において、チャック部材よりも下方をそれぞれ内側に押圧すると、前面部及び背面部の中央の折り線で山折りされる。これにより、チャック付き袋の接着されている部分が前面部及び背面部に引っ張られて上端の開口が開かれるとともに、チャック部材の嵌合が解除される。従って、チャック付き袋を片手で開き、複合容器を傾けて開口を下方に向けることで、収納物を取出すことができる。
また、チャック付き袋に収容物を充填する際に、スリーブの左右端上部をそれぞれ一対のグリッパーにより摘持し、左右のグリッパーが互いに接近する方向に移動させる。これにより、チャック付き袋の上端が開口し、ノズルを開口から挿入してチャック付き袋の内部に収納物を充填する。
特開2013-212879号公報
しかしながら、上記従来のチャック付き袋によると、内容物の充填時にスリーブの左右端をそれぞれグリッパーで摘持したときにスリーブの外表面が傷付いて、複合容器の美感が低下する問題があった。
本発明は、スリーブの外表面の傷を防止して美感を向上できる複合容器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、軟質樹脂フィルムにより形成した上端を開口する袋本体の上部に一対のチャック部材を対向配置したチャック付き袋と、前面部と背面部と両側端の折罫とを有して厚紙により形成されるとともに前記チャック付き袋を挿通した筒状のスリーブと、を備え、前記スリーブを接着部により前記チャック付き袋に接着した複合容器において、前記前面部及び前記背面部が両側端から切り欠いて前記袋本体が露出する切欠き部を有し、前記接着部が前記チャック部材上または前記チャック部材よりも上方に配され、前記切欠き部の前記折罫上から延びる下辺が前記チャック部材よりも下方に配されることを特徴としている。
この構成によると、軟質樹脂フィルムの袋本体の上端の内面に一対のチャック部材が対向配置される。スリーブは厚紙により形成され、チャック付き袋が挿通される。袋本体の左右端上部は切欠き部を介してスリーブから露出する。チャック付き袋に収容物を充填する際に、袋本体の上端を上向きにしてスリーブから露出する袋本体の左右端上部をそれぞれ一対のグリッパーで摘持し、左右のグリッパーを互いに接近する方向に移動させる。このとき、切欠き部の側辺における前面部及び背面部の側端面がグリッパーの先端部と当接して押圧される。また、切欠き部の下辺がチャック部材よりも下方に配されており、前面部及び背面部の側端面とグリッパーの先端部との当接位置がチャック部材よりも下方に配される。これにより、チャック部材よりも下方から前面部及び背面部の側端面がグリッパーの先端部によって押圧され、厚紙により形成されるスリーブは剛性が高いため前面部及び背面部が外側に凸状に容易に変形してチャック付き袋が大きく開口する。
また本発明は、上記構成の複合容器において、前記チャック部材が前記袋本体に固着された左右に延びる帯状の基台部を有し、前記切欠き部の前記下辺が前記基台部の下端よりも下方に配されることを特徴としている。この構成によると、切欠き部における前面部及び背面部の側端面とグリッパーの先端部との当接位置がチャック部材の基台部よりも下方に配される。これにより、基台部よりも下方からスリーブの前面部及び背面部の側端面をグリッパーの先端部で押圧することにより、前面部及び背面部が外側に凸状により容易に変形する。
また本発明は、上記構成の複合容器において、前記基台部の下端と前記切欠き部の下端との距離を20mm以上にしたことを特徴としている。
また本発明は、上記構成の複合容器において、前記切欠き部の側辺が前記折罫に略平行に形成されることを特徴としている。
また本発明は、上記構成の複合容器において、前記切欠き部の上端が開放されることを特徴としている。
また本発明は、上記構成の複合容器において、前記切欠き部が前記折罫上から延びる上辺を有することを特徴としている。
本発明によると、グリッパーでスリーブの外表面を摘持することなく、グリッパーの先端部で切欠き部の側辺を押圧してチャック付き袋を開口することができる。従って、内容物の充填時にスリーブの外表面の傷を防止することができ、複合容器の美感を向上することができる。
本発明の第1実施形態の複合容器を示す正面図 本発明の第1実施形態の複合容器の開封後の状態を示す斜視図 本発明の第1実施形態の複合容器を示す上面断面図 本発明の第1実施形態の複合容器のチャック部材を示す縦断面図 本発明の第1実施形態の複合容器のスリーブを示す展開図 本発明の第1実施形態の複合容器の内容物充填時の状態を示す斜視図 本発明の第1実施形態の複合容器の内容物充填時の状態を示す上面断面図 本発明の第2実施形態の複合容器を示す正面図
<第1実施形態>
以下に図面を参照して本発明の実施形態を説明する。図1は第1実施形態の複合容器の正面図を示している。複合容器1はチャック付き袋10を筒状のスリーブ20に挿通して形成され、使用者の片手の掌に入るようにスリーブ20の横幅が60~135mmに形成される。
チャック付き袋10は軟質樹脂フィルムにより形成される袋本体11と、袋本体11の内面に熱接着される対向配置した一対のチャック部材12とを有している。チャック付き袋10内にはガムやグミ等の菓子、ふりかけ等の粉末や顆粒状の調味料、錠剤や顆粒状の健康食品等の粉体や粒状の内容物が密閉して収納される。
袋本体11は周囲の四辺を熱接着部10bにより熱接着して形成される。袋本体11の両側端及び下端の一辺を折曲し、三辺を熱接着部10bにより熱接着してもよい。チャック付き袋10の上端部の両側縁には上端の熱接着部10bを切り取る開封用の一対のノッチ31が設けられている。
図2は開封後の複合容器1の斜視図を示しており、図3は接着部30上を通る上面断面図を示している。ノッチ31はチャック部材12よりも上方に配され、喫食等の際にはノッチ31を横方向に破断して切り取り、開口部10aが形成される。そして、開口部10aに沿って左右方向に延びて配されるチャック部材12の係脱によって開口部10aが開閉される。
なお、袋本体11の上端を熱接着せずに、開口部10aを有して使用者による切り取りが不要なチャック付き袋10にしてもよい。また、ノッチ31はスリーブ20の上辺の延長線上に配してもよい。これにより、チャック付き袋10をスリーブ20の上辺に沿って容易に直線状に切り取って開封することができる。
スリーブ20には詳細を後述するように折り曲げと折り戻しとを繰り返される複数の折り線21、23が設けられる。このため、スリーブ20は折り線21、23以外の部分で折曲されないように、坪量が260~450g/m2の厚紙により形成される。スリーブ20はチャック部材12上及びチャック部材12の下方で折り線21に対して左右方向にずれて接着部30によりチャック付き袋10に接着される。
スリーブ20の上端はチャック付き袋10の上端とチャック部材12との間に配される。なお、スリーブ20の上端をチャック部材12の下方に配してもよい。また、スリーブ20の下端はチャック付き袋10の下端よりも下方に配される。
また、スリーブ20の両側端上部には詳細を後述する切欠き部28が設けられ、切欠き部28を介してチャック付き袋10の両側端上部が露出している。
図4はチャック部材12の縦断面図を示している。一対のチャック部材12は対向する雄部13と雌部14とにより形成される。雄部13は支持部13aと係合部13bと基台部13dとを有する。基台部13dは左右に延びる帯状に形成され、袋本体11の内面に固着される。支持部13aは基台部13dから袋本体11の内面に突設される。係合部13bは支持部13aの先端に設けられる。係合部13bは支持部13aから上下方向に突出する係合面13cを有し、係合面13cは袋本体11に面して形成される。
雌部14は支持部14aと凹部14bと爪部14cと基台部14dとを有する。基台部14dは左右に延びる帯状に形成され、袋本体11の内面に固着される。支持部14aは基台部14dから袋本体11の内面に突設される。凹部14bは支持部14aの先端に設けられ、係合部13bが嵌合する。爪部14cは凹部14bの先端に設けられ、凹部14bの上下端から互いに接近する方向に突出する。爪部14cは雄部13の係合面13cに係合する。
係合部13bが凹部14bに嵌合して爪部14cが係合面13cに係合することにより、チャック部材12によってチャック付き袋10が密封される。また、雄部13と雌部14とが離れる方向に加重されると爪部14cが係合面13c上を摺動して爪部14cと係合面13cとの係合が解除される。これにより、チャック付き袋10の開口部10aが開かれる。係合面13c及び爪部14cの傾斜角度や係合面13cの長さによってチャック部材12を所望の嵌合強度に形成することができる。
図5はスリーブ20の展開図を示している。スリーブ20は折り線23で隣接する前面部20aと背面部20bとを有している。背面部20bは前面部20aの両側方に分割され、一端に折り線21を介して隣接する糊代20c上に塗布した接着剤29により接着される。これにより、スリーブ20が折り線23を両側端の折罫として筒状に形成される。
前面部20a及び背面部20bの左右方向の中央には縦方向に延びて外側に山折りされる折り線21(中央折り線)が設けられる。折り線21はリード罫又はミシン目により形成される。折り線21の切れ目によって厚紙から成るスリーブ20の一部が貫通する。このため、折り線21上に接着剤を塗布して接着部30を形成すると、貼り合せ時に切れ目から接着剤が漏れる危険がある。従って、前面部20aとチャック付き袋10とを接着する接着部30は折り線21の近傍で前方から見て左側にずれて配置される。また、背面部20bとチャック付き袋10とを接着する接着部30は折り線21の近傍で前方から見て右側にずれて配置される。
本実施形態では、前面部20aとチャック付き袋10とを接着する接着部30は折り線21から3mm~6mm離れた位置に設けられる。背面部20bとチャック付き袋10とを接着する接着部30は糊代20c上の接着剤29から確実に離すため、折り線21から4mm~7.5mm離れた位置に設けられる。それぞれの接着部30はチャック部材12上から下方に5mm以上の長さで形成される。なお、接着部30はチャック部材12上に少なくとも一部が配されていればよい。
前面部20a及び背面部20bの両側端には上端部に一対の切欠き部28が設けられる。切欠き部28は上端が開放され、下辺28a及び一対の側辺28bを有する。下辺28aは折り線23の上端から左右方向に延び、折り線23から離れるに従って上方に向くように傾斜して形成される。
また、下辺28aはチャック部材12よりも下方に配され、下辺28aの下端が基台部13d、14dから20mm以上離れた位置に配される。
側辺28bはスリーブ20の前面部20aの左右の端部及び背面部20bの左右の端部にそれぞれ配される。側辺28bは下辺28aの上端からそれぞれ上方に延び、折り線23に略平行に形成される。また、側辺28bの上端には面取り28cが形成される。
前面部20a及び背面部20bの両側端には下端部に一対の傾斜部34が設けられる。傾斜部34はV字状に切り欠かれ、折り線23から離れるに従って下方に向くように傾斜する。
図6、図7は複合容器1に内容物を充填する時の状態を示す斜視図及び上面断面図である。内容物の充填時において、チャック部材12の嵌合は解除された状態にあり、切欠き部28から露出する袋本体11の左右端をそれぞれ保持装置40に設けた一対のグリッパー41よって摘持する。この時、切欠き部28の下辺28aがチャック部材12よりも下方に配されるため、グリッパー41によりチャック部材12の下方を容易に摘持することができる。
袋本体11を摘持した左右のグリッパー41は矢印Dに示すように互いに接近する方向に移動する。このとき、前面部20a及び背面部20bの側端面を形成する切欠き部28の側辺28bがグリッパー41の先端部41aと当接して押圧される。また、切欠き部28の下辺28aがチャック部材12よりも下方に配されており、切欠き部28の側辺28bとグリッパー41の先端部41aとの当接位置がチャック部材12よりも下方に配される。
これにより、チャック部材12よりも下方から前面部20a及び背面部20bの側端面がグリッパー41の先端部41aによって押圧される。厚紙により形成されるスリーブ20は剛性が高いため、前面部20a及び背面部20bが外側に凸状に容易に変形してチャック付き袋10が大きく開口する。
従って、グリッパー41でスリーブ20の外表面を摘持することなく、グリッパー41の先端部41aで切欠き部28の側辺28bを押圧してチャック付き袋10を開口することができる。これにより、内容物の充填時にスリーブ20の外表面の傷を防止することができる。
この時、切欠き部28の側辺28bが折り線23に略平行に形成されるため、先端部41aが広い範囲で側辺28bに接触する。このため、チャック付き袋10を容易に開口することができる。
また、前面部20a及び背面部20bは左右方向の中央部を通る折り線21を有し、スリーブ20の両側端の押圧時に折り線21が外側に山折りされる。このため、グリッパー41の押圧力をより小さくしてチャック付き袋10を容易に開口することができる。これにより、前面部20a及び背面部20bの側端面と先端部41aとの当接位置に掛かる押圧力を小さくして側端面の傷をより防止することができる。
開口したチャック付き袋10には上方からノズルを挿入して内容物が充填される。内容物が充填されたチャック付き袋10はチャック部材12が閉じられ、上端部が熱溶着される。これにより、内容物を収納して密封された複合容器1が得られる。
上記構成の複合容器1において、喫食等の際にノッチ31を横方向に破断して切り取り、チャック付き袋10の上端部を切断する。
そして、チャック付き袋10がチャック部材12により密封された複合容器1の下部を使用者の掌で把持し、スリーブ20の両側端にそれぞれ手指(例えば、親指と人差し指)が配される。両側端の手指が接近するようにスリーブ20の両側端を押圧すると、厚紙により形成されるスリーブ20は剛性が高いため折り線21で山折りされる。
この時、前面部20aとチャック付き袋10とを接着する接着部30が折り線21の近傍で左右方向の一方にずれて配置される。また、背面部20bとチャック付き袋10とを接着する接着部30が折り線21の近傍で左右方向の他方にずれて配置される。このため、チャック部材12の前後面が左右でずれる方向に力が働いて左右の折り線23が近づき、中央の折り線21が山折りされる。さらに、接着部30はチャック部材12上に配されているため、チャック部材12の嵌合が下方から容易に解除され、片手でチャック付き袋10の開口部10aを開封することができる。
また、スリーブ20の両側端上部には切欠き部28が配されるため、使用者は切欠き部28を避けてスリーブ20の下部を把持するように誘導される。スリーブ20の下部はチャック部材12が係合状態にあるスリーブ20の上部よりも前面部20a及び背面部20bを中央の折り線21に沿って容易に山折りすることができる。このため、前面部20a及び背面部20bをより小さな力で山折りすることができ、チャック部材12の係合をより容易に解除することができる。
本実施形態によると、スリーブ20の前面部20a及び背面部20bが両側端から切り欠いて袋本体11が露出する切欠き部28を有し、切欠き部28の下辺28aがチャック部材12よりも下方に配される。これにより、グリッパー41でスリーブ20の外表面を摘持することなく、グリッパー41の先端部41aで切欠き部28の側辺28aを押圧してチャック付き袋10を開口することができる。従って、内容物の充填時にスリーブ20の外表面の傷を防止することができ、複合容器1の美感を向上することができる。
また、切欠き部28の下辺28aが基台部13d、14dの下端よりも下方に配され、下辺28aの下端が基台部13d、14dから20mm以上離れた位置に配される。これにより、グリップ41により袋本体11のチャック部材12よりも下方を確実に摘持させることができ、袋本体11をより確実に開口させることができる。
また、切欠き部28の側辺28bが折り線23に略平行に形成されるので、グリッパー41の先端部41aが広い範囲で側辺28bに接触する。このため、チャック付き袋10を容易に開口することができる。
<第2実施形態>
次に、図8は第2実施形態の複合容器1の正面図を示している。説明の便宜上、前述の図1~図7に示す第1実施形態と同様の部分には同一の符号を付している。本実施形態は第1実施形態に対して切欠き部28が折罫23上から延びる上辺28dを有する。その他の部分は第1実施形態と同様である。
切欠き部28は上端が開放されておらず、上辺28d、下辺28a及び一対の側辺28bを有する。これにより、スリーブ20の前面部20a及び背面部20bは切欠き部28よりも上方で両側端の折り線23を介して連設される。上辺28dは折り線23から左右方向に延びて側辺28bの上端に連結され、折り線23から離れるに従って下方に向くように傾斜して形成される。
切欠き部28が折り線23から延びる上辺28cを有し、前面部20a及び背面部20bが切欠き部28よりも上方で連設されるため、前面部20a及び背面部20bの上端部の強度を向上することができる。従って、前面部20a及び背面部20bの両側端の上端部が外側に湾曲することによる複合容器1の美感の低下を防止することができる。
本発明によると、食品等の粉体や粒体の内容物を収納するチャック付き袋を有した複合容器に利用することができる。
1 複合容器
10 チャック付き袋
10a 開口部
10b 熱接着部
11 袋本体
12 チャック部材
13 雄部
13a 支持部
13b 係合部
13c 係合面
13d 基台部
14 雌部
14a 支持部
14b 凹部
14c 爪部
14d 基台部
20 スリーブ
20a 前面部
20b 背面部
20c 糊代
21 折り線
23 折り線(折罫)
28 切欠き部
28a 下辺
28b 側辺
28c 上端部
28d 上辺
29 接着剤
30 接着部
31 ノッチ
34 傾斜部
40 保持装置
41 グリッパー
41a 先端部
D 矢印

Claims (6)

  1. 軟質樹脂フィルムにより形成した上端を開口する袋本体の上部に一対のチャック部材を対向配置したチャック付き袋と、
    前面部と背面部と両側端の折罫とを有して厚紙により形成されるとともに前記チャック付き袋を挿通した筒状のスリーブと、を備え、
    前記スリーブを接着部により前記チャック付き袋に接着した複合容器において、
    前記前面部及び前記背面部が両側端から切り欠いて前記袋本体が露出する切欠き部を有し、
    前記接着部が前記チャック部材上に配され、
    前記切欠き部の前記折罫上から延びる下辺が前記チャック部材よりも下方に配されていることを特徴とする複合容器。
  2. 前記チャック部材が前記袋本体に固着された左右に延びる帯状の基台部を有し、
    前記切欠き部の前記下辺が前記基台部の下端よりも下方に配されることを特徴とする請求項1に記載の複合容器。
  3. 前記基台部の下端と前記切欠き部の下端との距離を20mm以上にしたことを特徴とする請求項2に記載の複合容器。
  4. 前記切欠き部の側辺が前記折罫に略平行に形成されることを特徴とする請求項1~請求項3のいずれかに記載の複合容器。
  5. 前記切欠き部の上端が開放されることを特徴とする請求項1~請求項4のいずれかに記載の複合容器。
  6. 前記切欠き部が前記折罫上から延びる上辺を有することを特徴とする請求項1~請求項4のいずれかに記載の複合容器。
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