JP2007297073A - 包装袋 - Google Patents
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Abstract
【課題】二つ折りして保持するための作業性が良く、生産性にも問題のない容易に開封でき、内容物の注ぎ出し易い包装袋を提供する。
【解決手段】方形の相対向する表裏二枚の本体フィルム1、2の周縁に熱融着によりシール部が設けられた包装袋であって、左右の側辺部11、12より上辺部13に向けて斜めのシール部14、15が設けられ、該二本の斜めシール部14、15の間には開口予定部16が設けられ、開口予定部を開口するための開口誘導機構aが斜めシール部に設けられてなり、包装袋の上辺部には上辺を二つ折りするための切り欠き部bが設けられ、上部両隅角には二つ折りを保持するための係止部が設けられている。
【選択図】図1
【解決手段】方形の相対向する表裏二枚の本体フィルム1、2の周縁に熱融着によりシール部が設けられた包装袋であって、左右の側辺部11、12より上辺部13に向けて斜めのシール部14、15が設けられ、該二本の斜めシール部14、15の間には開口予定部16が設けられ、開口予定部を開口するための開口誘導機構aが斜めシール部に設けられてなり、包装袋の上辺部には上辺を二つ折りするための切り欠き部bが設けられ、上部両隅角には二つ折りを保持するための係止部が設けられている。
【選択図】図1
Description
本発明は、液体、粉体など流動性を有する内容物を密封包装するための包装袋に関するものであり、特には、開封時に容易に開封でき、かつ、内容物の注ぎ出し(取り出し)易い包装袋に関する。
従来、包装袋において、注ぎ口が形成してあり、別容器に移し替える際、注出作業を向上させる狙いの包装袋として、多くの発明が公開されている(例えば、特許文献1、2、3参照)。
特開平10−175646号公報。
特開2001−151248号公報。
特開2001−199454号公報。
しかし、第1の発明では、二つ折りに保持するための作業性が良くない.また、第2、第3の発明においては、作業性は改善されるものの異型抜き工程で廃棄部などがあり、生産性に問題を残す.といった問題がある。
本発明は、開封時に容易に開封でき、かつ、注ぎ出し易い包装袋に関する以上のような問題に鑑みてなされたもので、二つ折りして保持するための作業性が良く、生産性にも問題のない容易に開封でき、かつ、内容物の注ぎ出し易い包装袋を提供することを課題とする。
本発明の請求項1の発明は、方形の相対向する表裏二枚の本体フィルムの周縁に熱融着によりシール部が設けられた包装袋であって、左右の側辺部より上辺部に向けて斜めのシール部が設けられ、該二本の斜めシール部の間には開口予定部が設けられ、該開口予定部を開口するための開口誘導機構が斜めシール部に設けられてなり、包装袋の上辺部には上辺を二つ折りするための切り欠き部が設けられ、また、上部両隅角には二つ折りを保持するための係止部が設けられていることを特徴とする包装袋である。
このように請求項1記載の発明によれば、方形の相対向する表裏二枚の本体フィルムの周縁に熱融着によりシール部が設けられた包装袋であって、左右の側辺部より上辺部に向けて斜めのシール部が設けられ、該二本の斜めシール部の間には開口予定部が設けられ、該開口予定部を開口するための開口誘導機構が斜めシール部に設けられてなり、包装袋の上辺部には上辺を二つ折りするための切り欠き部が設けられ、また、上部両隅角には二つ折りを保持するための係止部が設けられているので、包装袋を二つ折りして容易に両隅角を保持することができ、開口予定部から容易に内容物を注ぎ出すことができる。
また、請求項2の発明は、第1の発明において、前記開口誘導機構は、包装袋の端部より内側に設けられていることを特徴とする包装袋である。
また、請求項3の発明は、第1又は第2の発明において、前記開口誘導機構は、上部よ
り下部に向けて設けられ、途中で屈曲して開口予定部に向かう形状で設けられていることを特徴とする包装袋である。
り下部に向けて設けられ、途中で屈曲して開口予定部に向かう形状で設けられていることを特徴とする包装袋である。
また、請求項4の発明は、第1、第2又は第3の発明において、前記開口誘導機構が切断線であることを特徴とする包装袋である。
このように請求項2、3又は4記載の発明によれば、開封誘導機構が包装袋の端部より内側に向けて設けられ、あるいは、上部より下部に向けて設けられ途中で屈曲して開口予定部に向かう形状で設けられており、しかも、開封誘導機構を切断線とすることにより、包装袋を容易に無理なく開封することができる。
また、請求項5の発明は、第1、第2、第3又は第4の発明において、左右の側辺部に設けられた側辺シール部と、上辺部に設けられた上辺シール部と、斜めシール部とに囲まれた領域に、未シール部が設けられていることを特徴とする包装袋である。
このように請求項1、2、3又は4記載の発明によれば、左右の側辺部に設けられた側辺シール部と、上辺部に設けられた上辺シール部と、斜めシール部とに囲まれた領域に未シール部が設けられているので、この部分がカールすることがないし、包装袋を二つ折りして両隅角を係止する際の強度保持効果が期待できる。
また、請求項6の発明は、第1、第2、第3、第4又は第5の発明において、前記開口誘導機構は、切り欠き部を中心に左右対象の位置に二箇所設けられていることを特徴とする包装袋である。
このように請求項1、2、3、4又は5記載の発明によれば、開口誘導機構は切り欠き部を中心に左右対象の位置に二箇所設けられているので、包装袋を無理なく容易に開封することができる。
このように本発明の包装袋は、取り出しが容易で広く使用することができる。
本発明を一実施形態に基づいて以下に詳細に説明する。
本発明の包装袋は、例えば、図1に示すように、方形の相対向する表裏二枚の本体フィルム(1、2)の周縁に熱融着によりシール部が設けられた包装袋(10)である。
本発明の包装袋は、例えば、図1に示すように、方形の相対向する表裏二枚の本体フィルム(1、2)の周縁に熱融着によりシール部が設けられた包装袋(10)である。
そして、左右の側辺部(11、12)より上辺部(13)に向けて斜めのシール部(14、15)が設けられ、該二本の斜めシール部(14、15)の間には開口予定部(16)が設けられ、該開口予定部を開口するための開口誘導機構(a)が斜めシール部に設けられてなり、包装袋の上辺部には上辺を二つ折りするための切り欠き部(b)が設けられ、また、上部両隅角には二つ折りを保持するための係止部(21)が設けられていることを特徴とする包装袋である。
なお、液体等の内容物は図1における下辺部(17)側より充填される。
なお、液体等の内容物は図1における下辺部(17)側より充填される。
包装袋(10)に使用する本体フィルム(1、2)としては、特に限定はされず、包装する内容物の種類や充填後の加熱処理の有無など使用条件に応じて適する材料を適宜選定して使用することができる。通常の包装袋にはプラスチックフィルムを主体とする複合フィルムが用いられる。
その一例を挙げるならば、透明バリアポリエチレンテレフタレートフィルム/延伸ナイ
ロンフィルム/未延伸ポリプロピレンフィルム、透明バリアポリエチレンテレフタレートフィルム/延伸ナイロンフィルム/線状低密度ポリエチレンフィルム、透明バリアポリエチレンテレフタレートフィルム/延伸ナイロンフィルム/低密度ポリエチレンフィルム、ポリエチレンテレフタレートフィルム/延伸ナイロンフィルム/アルミニウム箔/未延伸ポリプロピレンフィルム等の層構成からなる複合フィルムが好ましく使用できる。
ロンフィルム/未延伸ポリプロピレンフィルム、透明バリアポリエチレンテレフタレートフィルム/延伸ナイロンフィルム/線状低密度ポリエチレンフィルム、透明バリアポリエチレンテレフタレートフィルム/延伸ナイロンフィルム/低密度ポリエチレンフィルム、ポリエチレンテレフタレートフィルム/延伸ナイロンフィルム/アルミニウム箔/未延伸ポリプロピレンフィルム等の層構成からなる複合フィルムが好ましく使用できる。
開口誘導機構(a)は、例えば、二本の斜めシール部(14、15)の略中央部分より上方に向け、途中で屈曲して上辺部のシール部分の略中央近傍にまで達するように切断線(a)を用いて形成されている。
このように切断線(a)は、二本の斜めシール部(14、15)の略中央部分より上方に向けて形成されるため、内容物の収納部分にかかることがなく、内容物が漏れたりする恐れはない。
このように切断線(a)は、二本の斜めシール部(14、15)の略中央部分より上方に向けて形成されるため、内容物の収納部分にかかることがなく、内容物が漏れたりする恐れはない。
また、左右の側辺部に設けられた側辺シール部(11、12)と、上辺部に設けられた上辺シール部(13)と、斜めシール部(14、15)とに囲まれた領域に、未シール部(18)が設けられている。
開口予定部(16)近傍に形成されている切断線(a)に沿って開口予定部を引き裂くと、開口予定部が上辺部のシール縁に沿って容易に開封される。
なお、開口予定部のシール縁より内側で二つの切断線(a)の先端を結ぶ開封予定線(c)を折り曲げ線等により形成しておくと開封する際、さらに容易な開封作業ができる。
なお、開口予定部のシール縁より内側で二つの切断線(a)の先端を結ぶ開封予定線(c)を折り曲げ線等により形成しておくと開封する際、さらに容易な開封作業ができる。
さらに、包装袋の二つ折りを保持するために上部両隅角に設けられる係止部(21)は、フック状、カギ状等つまみ操作がし易い形状であれば良く、例えば、つぎのようなものである。
すなわち、図3に示すように左右の係止部の一方の係止部(21b)は孔が穿設された受け部であり、もう一方の係止部(21a)は隅角を切り欠いて突出部を形成させた差し込み部である。包装袋を切り欠き(b)を中心に二つ折りした際、差し込み部(21a)が形成された隅角の方を折り曲げるようにして受け部(21b)が形成された隅角に近づけ、受け孔に挿入する。すると差し込む部に形成された切り欠きが受け孔の周縁に引っ掛かり二つの係止部は容易に保持状態となる。
1‥‥本体フィルム
2‥‥本体フィルム
10‥‥包装袋
11‥‥側辺部
12‥‥側辺部
13‥‥上辺部
14‥‥斜めシール部
15‥‥斜めシール部
16‥‥開口予定部
17‥‥下辺部
18‥‥未シール部
21‥‥係止部
21a‥差し込み部
21b‥受け部
30‥‥内容物
a‥‥開口誘導機構
b‥‥切り欠き部
c‥‥開封予定線
2‥‥本体フィルム
10‥‥包装袋
11‥‥側辺部
12‥‥側辺部
13‥‥上辺部
14‥‥斜めシール部
15‥‥斜めシール部
16‥‥開口予定部
17‥‥下辺部
18‥‥未シール部
21‥‥係止部
21a‥差し込み部
21b‥受け部
30‥‥内容物
a‥‥開口誘導機構
b‥‥切り欠き部
c‥‥開封予定線
Claims (6)
- 方形の相対向する表裏二枚の本体フィルムの周縁に熱融着によりシール部が設けられた包装袋であって、
左右の側辺部より上辺部に向けて斜めのシール部が設けられ、該二本の斜めシール部の間には開口予定部が設けられ、
該開口予定部を開口するための開口誘導機構が斜めシール部に設けられてなり、
包装袋の上辺部には上辺を二つ折りするための切り欠き部が設けられ、また、上部両隅角には二つ折りを保持するための係止部が設けられていることを特徴とする、包装袋。 - 前記開口誘導機構は、包装袋の端部より内側に設けられていることを特徴とする、請求項1記載の包装袋。
- 前記開口誘導機構は、上部より下部に向けて設けられ、途中で屈曲して開口予定部に向かう形状で設けられていることを特徴とする、請求項1又は2記載の包装袋。
- 前記開口誘導機構がカット線であることを特徴とする、請求項1、2又は3記載の包装袋。
- 左右の側辺部に設けられた側辺シール部と、上辺部に設けられた上辺シール部と、斜めシール部とに囲まれた領域に、未シール部分が設けられていることを特徴とする、請求項1、2、3又は4記載の包装袋。
- 前記開口誘導機構は、切り欠き部を中心に左右対象の位置に二箇所設けられていることを特徴とする、請求項1、2、3、4又は5記載の包装袋。
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007297073A true JP2007297073A (ja) | 2007-11-15 |
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Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009196646A (ja) * | 2008-02-19 | 2009-09-03 | Toyo Seikan Kaisha Ltd | 包装体 |
JP2014166854A (ja) * | 2013-02-28 | 2014-09-11 | Toppan Printing Co Ltd | 易開封性包装袋 |
WO2018072982A1 (en) * | 2016-10-18 | 2018-04-26 | Unilever N.V. | A sealed pouch for dispensing material |
JP2019094096A (ja) * | 2017-11-22 | 2019-06-20 | 凸版印刷株式会社 | 包装体 |
JP2019094095A (ja) * | 2017-11-22 | 2019-06-20 | 凸版印刷株式会社 | 包装体 |
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2006
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AU2017347365B2 (en) * | 2016-10-18 | 2020-05-14 | Unilever Plc | A sealed pouch for dispensing material |
JP2019094096A (ja) * | 2017-11-22 | 2019-06-20 | 凸版印刷株式会社 | 包装体 |
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JP7114882B2 (ja) | 2017-11-22 | 2022-08-09 | 凸版印刷株式会社 | 包装体 |
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