JP2008062961A - ユニバーサルデザインパウチ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】上下左右のフィルム外周をシールしてなるパウチであって、該パウチの上シール部分の切除片を切除して初期開封するパウチにおいて、前記パウチの左右のシール幅が、パウチの開口にかけて増す斜めシールを形成することにより、収容部が開口へと狭まるとともに、開口にかけて幅広なシール部分からなる把持部を形成したことを特徴とする、ユニバーサルデザインパウチである。
【選択図】図1
Description
1、パウチ上部の一端をつかみ、パウチを保持する傾向がある。
2、パウチを開封する際に、開封しやすいように、また、力を加えやすいように、一旦持ったパウチを途中で持ち替える傾向がある。
3、パウチの一端をつかみ、パウチをぶら下げた状態で、パウチの他端をつまんでひねるようにして切除片を切除し開封する傾向がある。(このとき、利き手で切除片をつまむ場合と、逆に、利き手でパウチ本体側を保持する場合とがある。)
4、パウチ開封時に、ノッチ下方のパウチ本体側をつまんだ手と、切除片をつまんだ手とが、パウチの開封に伴い徐々に離れていくに従って、パウチの保持状態が不安定となり、パウチの開封途中で開封を中断し、再度パウチを持ち直した後、反対側の開封端から開封する傾向がある。
5、パウチの開封に、はさみを用いた場合には、パウチの本体側を保持する手が、はさみを避けようとする傾向があり、パウチの保持状態が不安定となる傾向がある。
6、パウチの開封時、切除片をスムースに切除することができず、フィルムを引きちぎろうと力を加えた途端に内容物が飛び散ってしまう傾向がある。
以上が、パウチを開封するときに一般の消費者に見られる傾向であった。
7、パウチの形状が不安定なため、開口と底部とを保持する傾向がある。
8、パウチ左右部分を把持して、パウチを寝かした状態で内容物を注ぐ場合と、パウチの底部分を把持して、パウチを垂直に立てた状態で内容物を注ぐ場合とがある。
9、パウチの開口から内容物を注ぎ出す際に、開口が大きく、内容物が一度に早くたくさん出てしまい、目的とする箇所へと注ぐためのコントロールが難しい。
10、内容物を注ぎだす際に、目的とする箇所へと注ぐために、開口の形状を漏斗状に保ち補助する傾向がある。
11、パウチから内容物を注ぎだした後、パウチを持ち替えて底部を把持するとともに、底部にたまった内容物を注ぎ出す。
以上が、パウチの内容物を注ぎだす際に一般の消費者に見られる傾向である。
前記パウチの少なくとも一方の左右シール幅が、パウチの開口にかけて増す斜めシールを形成することにより、収容部が開口へと狭まるとともに、開口にかけて幅広なシール部分からなる把持部を形成したことを特徴とする、ユニバーサルデザインパウチである。
前記パウチの少なくとも一方の左右シール幅が、パウチの開口にかけて増す斜めシールを形成することにより、収容部が開口へと狭まるとともに、開口にかけて幅広なシール部分からなる把持部を形成したことを特徴とするから、パウチの開口にかけて収容部が狭まるため内容物を目的の場所へと注ぎやすくなる効果があるとともに、開口にかけて形成された、左右の幅広なシール部分からなる把持部を強固につまむことができ、パウチの開封時のみならず内容物を取り出す際に、パウチを安定して確実に保持することが可能である。よって、パウチの開封および内容物の取り出しをスムースかつ容易に行なうことが可能である。
(2)PETフィルム/接着剤/ONフィルム/接着剤/アルミニウム箔/接着剤/CPPフィルム(シーラント層)
(3)PETフィルム/接着剤/EVOHフィルム/接着剤/ONフィルム/接着剤/CPPフィルム(シーラント層)
(4)PETフィルム/接着剤/一軸延伸PPフィルム/接着剤/アルミニウム箔/接着剤/CPPフィルム(シーラント層)
(5)PETフィルム/接着剤/(シリカまたはアルミナ蒸着層)ONフィルム/接着剤/CPPフィルム(シーラント層)
上記構成において、PETフィルムは2軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム、ONフィルムは2軸延伸ナイロンフィルム、PPフィルムはポリプロピレンフィルム、CPPフィルムは無延伸ポリプロピレンフィルム、EVOHフィルムはエチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物フィルム、(シリカまたはアルミナ蒸着層)ONフィルムはシリカまたはアルミナを蒸着した2軸延伸ナイロンフィルムを指すものである。
2 上シール部
3 左右のシール部
4 下シール部
5 切取り線
6 ノッチ
7、7A、 斜めシール
8、8A、8B 把持部
9 切除片
10 ユニバーサルデザインパウチ(パウチ)
11 開口
12 凸シール部
13 凸シール部(凹部)
R 湾曲形状のシール
T 直線形状のシール
W 左右のシール部の幅
W1 左右シール部の開口直下のシール幅
W2 左右シール部の略中央部分のシール幅
W3 左右シール部の底部直上のシール幅
Claims (5)
- 上下左右のフィルム外周をシールしてなるパウチであって、該パウチの上シール部分の切除片を切除して初期開封するパウチにおいて、
前記パウチの少なくとも一方の左右シール幅が、パウチの開口にかけて増す斜めシールを形成することにより、収容部が開口へと狭まるとともに、開口にかけて幅広なシール部分からなる把持部を形成したことを特徴とする、ユニバーサルデザインパウチ。 - 前記パウチの少なくとも一方の左右のシール幅が、前記パウチの開口にかけて増す前記斜めシールの下方から、さらにパウチの少なくとも一方の左右のシール幅がパウチの底部にかけて増す斜めシールを形成することにより、収容部が底部へと狭まるとともに、底部にかけて幅広なシール部分からなる把持部を形成したことを特徴とする、請求項1記載のユニバーサルデザインパウチ。
- 前記パウチの下シール部に、パウチの開口へと凸形状からなる、凸シール部を形成したことを特徴とする、請求項1乃至2記載のユニバーサルデザインパウチ。
- 前記斜めシールは、少なくとも一部の湾曲部分を有することを特徴とする、請求項1乃至3記載のユニバーサルデザインパウチ。
- 前記パウチのシール形状が左右対称であることを特徴とする、請求項1乃至4記載のユニバーサルデザインパウチ。
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