JP2009269652A - 自立袋 - Google Patents

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Abstract

【課題】胴体部の握り易さが良好で、且つコストパフォーマンスに優れた自立袋を提供することである。
【解決手段】自立袋10は、表裏面を形成する一対の胴体部フィルム11と、袋の上部側に向かって山折りに折り返された底部フィルム12と、から構成され、底部フィルム12が両胴体部フィルム11の下部に挿入された状態で両胴体部フィルム11及び底部フィルム12の両側縁部を袋の上下方向に沿って一体接合するサイドシール部16、好ましくは下部サイドシール部18の上端から近接する部位に、所定長さ切込まれた切込み部21を有し、サイドシール部16が袋の幅方向から押圧されたときに、切込み部21を起点としてサイドシール部16が折り返される構成である。さらに、自立袋10は、サイドシール部16に、袋の上下方向に沿って、微小孔又は凹部を含む折り目線22を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、自立袋に係り、特に胴体部の握り易さを改良した自立袋に関する。
自立袋とは、スタンディングパウチとも称され、袋の底部にまちを設けて自立性を付与した袋(パウチ)である。このまちは、底ガゼットと称され、袋の上部側に向かって山折りに折り返された底部フィルムによって形成されている。自立袋は、この底ガゼットの機能により、内容物の充填前及び内容物の取り出し後は、容積が小さく嵩張らないため運搬コストが低減できるなどの効果を有し、内容物の充填後は、商品の陳列性やディスプレイ性に優れるなどの効果を有する袋である。自立袋は、このように優れた特性を有するため、各種調味料、液体飲料、ゼリー飲料等の食料品やシャンプー、液体洗剤等のトイレタリー製品など様々な商品の包装体として広く使用されている。
自立袋には、底部フィルムが両胴体部フィルムの下部に挿入された状態で両胴体部フィルム及び底部フィルムの両側縁部を袋の上下方向に沿って一体接合するサイドシール部が存在する。一般的に、サイドシール部は、両胴体部フィルム及び底部フィルムの長さが一致した状態で接合されて形成されるので、サイドシール部には複数のフィルムが接合されて剛性が高くなった接合端面が形成される。ここで、自立袋は、内容物やその量、使用される環境等に応じて、遮光性、耐衝撃性、耐磨耗性、耐熱性、ガスバリア性、耐薬品性など袋体としての基本的物性を備えていることが要求されることから、各機能を有するフィルムや材料を積層して用いることが一般的であるが、このように積層されたフィルムを用いた場合、上述の接合端面により、袋のソフト感が失われ握り易さが阻害されることになる。これは、ガスバリア性や遮光性を発揮させるためにアルミニウム金属薄膜などアルミニウム含有材料を用いた場合に特に顕著である。
このような状況に鑑みて胴体部の握り易さを改良した袋体が幾つか開発されている。例えば、特許文献1には、側面部にガゼットを有するサイドガゼット袋について3つの形態からなる容器が開示されている。1つ目の形態は、表裏面部又は側面部のいずれか一方の端部が他方の端部に対して外側にずれた状態でヒートシールされてなる容器である。2つ目の形態は、表裏面部又は側面部の端部同士が一致した状態で、その端部の外縁領域を残してシートシールされてなる容器である。3つ目の形態は、表裏面部又は側面部のいずれか一方の端部が他方の端部を挟み込むように折り曲げられた状態でヒートシールされてなる容器である。
また、特許文献2には、可撓性を有するシート体を熱シールすることにより、内容物が充填される収容部を有する容器本体が形成された自立袋において、収容部を区画するシール部から折り曲げ片部が延設され、折り曲げ片部は収容部側に折り曲げられ、その姿勢が維持されている自立袋が開示されている。
特開2002−68220号公報 特開2003−261150号公報
特許文献1に開示された容器の構成によれば、胴体部の握り易さを改善することは可能である。しかしながら、その構成を自立袋に適用することは困難である。何故なら、通常、自立袋は、図5に示すように、袋の横方向(幅方向)に連続したフィルムの長尺体から製造されるためである。即ち、表面及び裏面を形成する胴体部フィルムの長尺体を2枚重ね合わせ、その2枚の長尺体の間に、長尺体の内側に向かって山折りに折り返された底部フィルムの長尺体を挿入し、ヒートシールして底シール部14を形成後、長尺体の幅方向(即ち、袋の上下方向)に沿ってヒートシールしてサイドシール部を形成後、係るサイドシール部の中央部を切断することによって袋本体が製造される。従って、自立袋のサイドシール部の端部は切断することによって形成されるので、特許文献1に開示された構成を作製すること(例えば、表裏面部のいずれか一方のフィルムをずらしてヒートシールする構成や、表裏面部のいずれか一方のフィルムを他方の端部を挟み込むように折り曲げる構成等)は実際には適用できない。ここでサイドシール部の中央部を切断した後にサイドシール部の端部を折り曲げて固定し、自立袋を製造することも考えられるが、この場合、サイドシール部のうち底部フィルムが挟み込まれている部分は4枚のフィルムが折り曲げられて重なり合い全8枚の構成になるので、その厚みと剛性から実際に折り曲げた状態を維持することが困難であり、また、折り曲げた状態で固定するためには、表裏面部のフィルムの対応する位置に事前に孔や切り欠き等を設ける等してヒートシールできるように加工しなければならず、生産性の観点からも好ましくない。
一方、特許文献2に開示された自立袋によれば、フィルムの使用量が多くなるため材料コストが増加し、また、収容部のサイズが小さくなるので内容物の充填量が少なくなるといった課題が発生する。さらに、袋体の形状が制限されるため、商品によってはデザインの観点から好ましくない場合もある。
本発明の目的は、胴体部の握り易さが良好で、且つコスト(材料コスト・プロセスコスト)パフォーマンスに優れた自立袋を提供することである。
本発明に係る自立袋は、表裏面を形成する一対の胴体部フィルムと、袋の上部側に向かって山折りに折り返された底部フィルムと、から構成され、底部フィルムが両胴体部フィルムの下部に挿入された状態で両胴体部フィルム及び底部フィルムの両側縁部を袋の上下方向に沿って一体接合したサイドシール部を備える自立袋において、サイドシール部に、所定長さ切込まれた切込み部を有し、サイドシール部が自立袋の幅方向から押圧されたときに、切込み部を起点としてサイドシール部が折り返されることを特徴とする。
また、サイドシール部の底部フィルムが接合された部分の上端から近接する部位に、少なくとも1つの切込み部を有することが好ましい。
また、サイドシール部に、袋の上下方向に沿って、微小孔又は凹部を含む折り目線を有することが好ましい。
本発明に係る自立袋によれば、サイドシール部に、所定長さ切込まれた切込み部を有し、サイドシール部が自立袋の幅方向から押圧されたときに、切込み部を起点としてサイドシール部が折り返されるので、胴体部を把持したときに、上述の接合端面が手に触れることを抑制することができ、袋の手触りがソフトになって握り易さを大幅に改善することができる。また、自立袋の形状が制限されることなく、表裏面部のフィルムに孔や切り欠き等の特別な事前加工を必要とせず、且つ従来と同様の製造工程により製造できるので、コストパフォーマンスにも優れる。
また、サイドシール部の底部フィルムが接合された部分の上端から近接する部位に、少なくとも1つの切込み部を有する構成とすれば、胴体部を握ったときに、サイドシール部の折り返しが容易になり、さらに握り易さを改善することができる。一般的に、内容物を飲用する際などに把持される部分は、胴体部の中央部であるから、底部フィルムが接合された部分の上端から近接する部位には袋の幅方向からの力が加わり、且つ把持する手に直接触れる部位ではないため、切込み部を設ける位置として好適である。
また、サイドシール部に、袋の上下方向に沿って、微小孔又は凹部を含む折り目線を有する構成とすれば、切込み部によるサイドシール部の折り返し機能を補填することができる。即ち、折り目線によってサイドシール部の折り返しに必要な力を低減することができる。従って、切込み部のみを有する構成よりも、さらに握り易さを良好なものとすることができる。
以下に図面を用いて本発明に係る実施の形態につき、詳細に説明する。図1は、サイドシール部に切込み部及び折り目線を備えた自立袋の正面図(内容物の充填前)である。図2は、図1の要部拡大図である。図3は、サイドシール部に多数の切込み部を備えた自立袋の正面図である。
自立袋10は、上述のように、袋の底部に底ガゼットと称されるまちを設けて、内容物が充填されると自立するようにした袋である。図1に示すように、自立袋10は、表裏面を構成する一対の胴体部フィルム11と、袋の上部側に向かって山折りに折り返された底部フィルム12と、から構成される。底部フィルム12が、底ガゼットと称されるまちの機能を果たす部材である。
自立袋10の上部には、スパウトとスパウトにねじ込まれたキャップとから構成される口栓13を設けることができる。この口栓13のスパウトを通して袋内部に充填された内容物の取り出しを容易に行うことができる。なお、口栓の形状や設置位置は、内容物の種類やデザイン等に応じて任意に設定することができる。また、口栓13の代わりに、チャック等を設けることもできる。以下では、自立袋10は、口栓13を備えた袋として説明するがこれに限定されるものではない。
上記のように、胴体部フィルム11は、自立袋10の表裏面を構成するフィルムである。胴体部フィルム11は、1枚のフィルムを折り返して構成することもできるが、生産性向上等の観点から2枚のフィルムから構成されることが好ましい。また、底部フィルム12は、自立袋10の底面を構成するフィルムである。図1に示すように、底部フィルム12は、袋の上部側に向かって山折りに折り返されて、表裏2面を形成する胴体部フィルム11の下部に挿入されている。
図1に示すように、自立袋10は、2枚の胴体部フィルム11及び底部フィルム12が一体接合されることによって形成されている。山折りに折り返された底部フィルム12が表裏2面を形成する両胴体部フィルム11の下部に挿入された状態で、底部フィルム12の周縁部が胴体部フィルム11と接合されて底シール部14が形成される。底部フィルム12が山折りされた状態において、底シール部14を除く部分は、弓形状を呈しており、この弓形状の部分が内容物の充填により展開して舟底形状の袋底部15となる。
後述するように、胴体部フィルム11及び底部フィルム12は、剛性や形状保持性に優れた積層フィルムから構成されるが、胴体部フィルム11と底部フィルム12との接合部である底シール部14は特に剛性が高くなっている。剛性の高い底シール部14を脚とすることで、自立袋10は安定した自立性を得ることができる。なお、自立袋10は弓形状の袋底部15を有するものとして説明するが、袋底部15の形状としては、これに限定されず種々の公知の形状を適用することができる。ここで、フィルムの接合方法としては、特に限定されないが、生産性の向上や環境負荷の低減等の観点から、ヒートシールにより行われることが好ましい。
自立袋10は、上記のように、底部フィルム12が両胴体部フィルム11の下部に挿入された状態で両胴体部フィルム11及び底部フィルム12の両側縁部を袋の上下方向に沿って、袋の上端から下端まで一体接合するサイドシール部16を備える。サイドシール部16には、袋の上部に、表裏2面を形成する胴体部フィルム11同士が接合された部分と、袋の下部に、胴体部フィルム11と山折りに折り返された底部フィルム12とが接合された部分とが存在する。以下では、前者を上部サイドシール部17、後者を下部サイドシール部18として説明する。
自立袋10は、上述のように、表面及び裏面を形成する胴体部フィルム11の長尺体を重ね合わせ、その下部に袋の上部側に向かって山折りに折り返された底部フィルム12の長尺体を挿入し、その状態で袋の上下方向に沿ってヒートシールしてサイドシール部16を形成するので、サイドシール部16には、複数のフィルムが接合されて剛性が高くなった接合端面が形成される。例えば、上部サイドシール部17では2枚のフィルムによる接合端面が形成される。
下部サイドシール部18は、表面を形成する胴体部フィルム11及び山折りに折り返された底部フィルム12の片面、裏面を形成する胴体部フィルム11及び山折りに折り返された底部フィルム12のもう一方の面がそれぞれ接合されて形成される。従って、4枚(4片)のフィルムによる接合端面が形成される(底部フィルム12同士は接合されていない)。また、下部サイドシール部18の一部には、底部フィルム12の一部が切り抜かれて両胴体部フィルム11同士が接合する切り欠き部19が設けられ、自立袋10の安定した自立性を確保する機能を有している。
胴体部フィルム11の上縁部には、上記のように、口栓13が設置され、スパウトを挟み込んで、両胴体部フィルム11同士を接合する上端シール部20が形成される。上記2つのシール部及び上端シール部20により、密閉された内部空間が形成され、その内部空間に、例えば、口栓13のスパウトを通して内容物が充填される。なお、後述するようにこれらのシール部は同時に形成することができる。
自立袋10を構成する胴体部フィルム11及び底部フィルム12は、自立性は勿論、耐衝撃性、耐磨耗性、耐熱性及びガスバリア性など、包装体としての基本的な性能を備えることが要求されるために、剛性や形状保持性に優れた材料から構成されることが好ましい。また、それらのフィルムは、サイドシール部16等を含むシール部をヒートシールによって形成するために、シーラント層を備えることが好ましい。従って、胴体部フィルム11及び底部フィルム12を構成するフィルムとしては、シーラント層と、ベースフィルム層とを備えた積層フィルムから構成されることが好ましい。なお、各フィルムのシーラント層が袋の内側となるように重ね合わされ接合される。
ベースフィルム層を構成するフィルムとしては、ポリエステル(ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレ−ト(PEN)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリカーボネート(PC)など)、ポリオレフィン(ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)など)、ポリアミド(ナイロン−6、ナイロン−66など)、ポリアクリロニトリル(PAN)、ポリイミド(PI)、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリ塩化ビニリデン(PVDC)、ポリメチルメタクリレート(PMMA)、ポリエーテルスルフォン(PES)及びエチレン−ビニルアルコール共重合体(EVOH)等から構成される一層又は二層以上の延伸又未延伸フィルムを使用することができる。
シーラント層を構成するフィルムとしては、低密度ポリエチレン(LDPE)、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)、エチレン−プロピレン共重合体(EP)、未延伸ポリプロピレン(CPP)、二軸延伸ナイロン(ON)、エチレン−オレフィン共重合体、エチレン−アクリル酸共重合体(EAA)、エチレン−メタクリル酸共重合体(EMAA)及びエチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)等から構成される一層又は二層以上のフィルムを使用することができる。
ベースフィルム層及びシーラント層を構成するフィルムの積層方法としては、ドライラミネーション方法やホットメルトラミネーション方法などの公知の方法を使用することができる。また、積層フィルムは、上記の樹脂材料を使用して共押出しすることによっても作製することができる。
内容物が食品等である場合には、袋を構成する樹脂フィルムは、ガスバリア層を有することが好ましい。ガスバリア層としては、アルミニウム等の金属薄膜、又は塩化ビニリデン(PVDC)、エチレン−ビニルアルコール共重合体(EVOH)などの樹脂フィルム、或いは任意の合成樹脂フィルムに酸化アルミニウムやシリカなどの無機酸化物を蒸着した透明蒸着フィルムなどを設けることができる。ガスバリア層を設ける場合、その構成については特に限定されず、例えば、ベースフィルム層とシーラント層との間に設けることができる。これらの薄膜の形成方法としては、蒸着法やスパッタリング法といった公知の方法を適用することができる。なお、ガスバリア層とベースフィルム層との間等に接着剤層を設けることもできる。
胴体部フィルム11は、その表面、即ち自立袋10の表裏2面に、商品名や商品イメージ或いは商品の品質を表す図示しないデザイン等の印刷層を設けることができる。この印刷層は、一般的にベースフィルム層の内側の面に設けられる。
自立袋10は、胴体部の握り易さが良好で、且つ材料コスト及びプロセスコストを含むコストパフォーマンスに優れた自立袋であり、胴体部の握り易さを改良するために、サイドシール部16に切込み部21が設けられる。切込み部21とは、図1に示すように、袋の上下方向に交差する方向に沿って、所定の長さ切込まれたサイドシール部16の切断部である。
切込み部21の長さ、即ち上記の所定の長さは、胴体部の握り易さを良好なものとし、且つサイドシール部16のシール性能を低下させない長さである。胴体部の握り易さを良好なものにするための長さは、胴体部が把持されたときに、サイドシール部16が自立袋10の幅方向から押圧されることにより切込み部21を起点としてサイドシール部16の折り返しが可能な長さである。具体的には、切込み部21の長さは、サイドシール部16の横方向(幅方向)の長さを基準(全長が分母。以下同様)として、袋の外側から1/10以上9/10以下の長さであることが好ましく、さらに好ましくは2/10以上8/10以下、特に好ましくは3/10以上7/10以下の長さである。
切込み部21が設けられる位置としては、上記のように、サイドシール部16であり、その中でも、下部サイドシール部18の上端から近接する部位、即ち上部サイドシール部17の下端付近に、少なくとも1つの切込み部21を有することが好ましい。具体的には、切込み部21が設けられる位置は、上部サイドシール部17の長さを基準として、その下端部(下部サイドシール部18と接する位置)から3/10未満の位置であることが好ましく、さらに好ましくは2/10未満、特に好ましくは1/10未満の位置である。一般的に、内容物を飲用する際などに把持される部分は、上部サイドシール部16の中央部であるから、下部サイドシール部18の上端から近接する部位には、把持されるときに袋の幅方向から大きな力が加わり、且つ把持する手に直接触れる部位ではないため、切込み部21を設ける位置として好適である。なお、切込み部21が設けられる位置は、自立袋10のサイズや形状によっても多少異なるので、自立袋10の形態に応じて適宜設定することができる。また、把持する適切な位置を特定するための印刷等をサイドシール部16等に設けることもできる。
切込み部21の数としては、少なくとも1つ、即ち左右両側のサイドシール部16に1つずつ設けられることが好ましく、さらに好ましくは2つ以上(左右で4つ以上)である。切込み部21を2つ形成する構成においては、切込み部21の間隔を把持される範囲と同等或いは少し長く設定することが好ましい。具体的には、袋下部側の切込み部21が、例えば、上部サイドシール部17の下端部から1/10の位置に形成される場合には、もう一方の切込み部21は、上部サイドシール部の上端部から1/10以上7/10以下の位置に形成されることが好ましく、さらに好ましくは2/10以上6/10以下、特に好ましくは3/10以上5/10以下の位置である。
切込み部21の形状としては、上述した所定の長さ等を有し、袋の上下方向に交差する方向に沿って形成されるものであれば、特に限定されない。図1等に示す切込み部21は、袋の上下方向に直交する方向に沿って形成されているが、袋の上下方向に対して斜め方向に沿った切込み部21であってもよい。また、切込み部21に手が触れる場合があるので、図2に示すように、切込み部21の外側端部を、丸みを帯びた形状とすることができる。このような形状とすれば、切込み部21に手が触れるときにも、袋の手触りがソフトであり好ましい。また、切込みの幅(袋の上下方向に対する長さ)が大きい形状とすることもできる。なお、切込み部21は、ダイセットやダイカットロール等の打ち抜き刃による加工等により設けることができる。
また、自立袋10には、図3に示すように、多数の切込み部21を設けることができる。多数の切込み部21を設けることにより、サイドシール部16が袋の幅方向から押圧されたときに、サイドシール部16の折り返しがさらに容易になる。特に、このように多数の切込み部21を設ける場合には、切込み部21の外側端部は丸みを帯びた形状にすることが好ましい。
さらに、サイドシール部16には、切込み部21の機能を補填するために、袋の上下方向に沿った折り目線22を設けることができる。折り目線22は、サイドシール部16が幅方向から押圧されたときに折り曲げられる部分となる。この折り目線22によってサイドシール部16の折り返しに必要な力を低減することができる。従って、切込み部21のみを有する構成よりも、さらに握り易さを良好なものとすることができる。
切込み部21の機能を補填する折り目線22は、微小孔又は凹部(エンボス加工により形成されるものを含む)を含んだ線である。即ち、折り目線22とは、ミシン目やハーフカットと称される線、或いはエンボス加工による線であり、公知のものと同様の構成とすることができる。その構成としては、例えば、微小孔又は凹部を任意のパターンで繰り返すか(破線状)又は連続して(直線状)形成された構成である。なお、折り目線22は、ミシン刃、ハーフカット刃、ダイカットロール、押し刃等による加工、レーザー加工、エンボス加工等により設けることができる。
折り目線22は、切込み部21の機能を補填するものであるため、切込み部21と接する位置に設けられることが好ましい。即ち、切込み部21がサイドシール部16の中央部まで切り込まれた長さを有する場合には、折り目線22は、サイドシール部16の中央部よりも外側に設けられることが好ましく、切込み部21の端部と接するサイドシール部16の中央部に設けられることがさらに好ましい。
自立袋10は、上述のように、内容物を絞り出す際や内容物が液体飲料である場合に口栓13から飲用する際に、胴体部が把持される。胴体部を把持するときには、サイドシール部16に手が触れ、サイドシール部16は袋の幅方向から押圧されることになる。図4に示すように、上記のような構成を備える自立袋10によれば、切込み部21を有するので、サイドシール部16が矢印で示す袋の幅方向からの力を受けたときに、サイドシール部16が折り返される。従って、自立袋10は、サイドシール部16が折り返された状態で把持されるので、サイドシール部16の接合端面が手に触れることを抑制することができる。
また、自立袋10には、切込み部21によるサイドシール部16の折り返しを補填する折り目線22が袋の上下方向に沿って、且つ切込み部21と接する位置に設けられる。折り目線22によってサイドシール部16を折り返すのに必要な力が大幅に低減し、サイドシール部16に手が触れたときに、図4に示すように、サイドシール部16が折れ曲がるようにすることもできる。例えば、折り目線22の微小孔等の数を増加すれば、さらに折り返しに必要な力を低減することができる。
上記のような構成を備える自立袋10は、例えば、次のプロセスによって製造することができる。具体的には、まず、胴体部フィルム11及び底部フィルム12となる積層フィルムの長尺体を、ベースフィルム層、シーラント層等を構成する各樹脂フィルムをラミネートして作製する。次に、図5に示すように、表面及び裏面を形成する胴体部フィルム11の長尺体を2枚重ね合わせ、その2枚の長尺体の間に、長尺体の内側に向かって山折りに折り返された底部フィルム12の長尺体を挿入し、ヒートシールして底シール部14を形成後、長尺体の幅方向(即ち、袋の上下方向)に沿ってヒートシールしてサイドシール部16を形成する。その後、サイドシール部16の中央部を切断することによって袋本体を成形した後、口栓13を挟み込んだ上端シール部20を形成して自立袋10が製造される。
サイドシール部16の中央部を切断する際に、又はその前後において、切込み部21及び折り目線22が形成される。なお、折り目線22をエンボス加工により設ける場合は、サイドシール部16を形成するヒートシールバーに凹凸を設けることで、従来の製造プロセスを変更することなく折り目線22を設けることができるので好ましい。また、切込み部21は、ダイセット等の打ち抜き刃によりサイドシール部16の中央部を切断する前に形成されるのが通常であるが、例えば、ダイカットロールにより設ける場合は、袋の上下方向に沿った線状の刃を備えるダイカットロールの一部、具体的には、切込み部21を形成する位置に、袋の上下方向に交差する方向に沿って突出した部分を設け、このダイカットロールを使用することにより袋の切断と切込み部21の形成を同時に行うこともできる。このように、握り易さを大幅に改良した本発明の自立袋10は、従来の製造プロセスを大きく変更することなく製造することが可能である。
以上のように、自立袋10は、サイドシール部16、特に底部フィルム12が接合された部分である下部サイドシール部18の上端から近接する部位に、袋の上下方向に交差する方向に沿って切込み部21を有し、且つサイドシール部16の上下方向に沿って折り目線22を有するので、サイドシール部16が袋の幅方向から押圧されたときに、小さな力により切込み部21を起点としてサイドシール部16の折り返しが可能になる。従って、胴体部を把持したときに、上述の接合端面が手に触れることを抑制することができ、袋の手触りがソフトになって握り易さを大幅に改善することができる。また、自立袋10の形状が制限されることなく、表裏面部のフィルムに孔や切り欠き等の特別な事前加工を必要とせず、且つ従来と同様の製造工程により製造できるので、コストパフォーマンスにも優れる。
サイドシール部に切込み部及び折り目線を備えた自立袋の正面図(内容物の充填前)である。 図1の要部拡大図である。 サイドシール部に多数の切込み部を備えた自立袋の正面図である(明瞭化のため一部の符号を省略)。 図2においてサイドシール部が自立袋の幅方向から押圧されたときの様子を示す図である。 一般的な自立袋の一部の製造工程を示す模式図である(明瞭化のため一部の符号を省略)。
符号の説明
10 自立袋、11 胴体部フィルム、12 底部フィルム、13 口栓、14 底シール部、15 袋底部、16 サイドシール部、17 上部サイドシール部、18 下部サイドシール部、19 切り欠き部、20 上端シール部、21 切込み部、22 折り目線。

Claims (3)

  1. 表裏面を形成する一対の胴体部フィルムと、袋の上部側に向かって山折りに折り返された底部フィルムと、から構成され、底部フィルムが両胴体部フィルムの下部に挿入された状態で両胴体部フィルム及び底部フィルムの両側縁部を袋の上下方向に沿って一体接合するサイドシール部を備える自立袋において、
    サイドシール部に、所定長さ切込まれた切込み部を有し、
    サイドシール部が自立袋の幅方向から押圧されたときに、切込み部を起点としてサイドシール部が折り返されることを特徴とする自立袋。
  2. 請求項1に記載の自立袋において、
    サイドシール部の底部フィルムが接合された部分の上端から近接する部位に、少なくとも1つの切込み部を有することを特徴とする自立袋。
  3. 請求項1又は2に記載の自立袋において、
    サイドシール部に、袋の上下方向に沿って、微小孔又は凹部を含む折り目線を有することを特徴とする自立袋。
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