JP6157187B2 - 易開封容器 - Google Patents

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Description

本発明は易開封容器に関し、特に嵌合により合着してなる容器の開封を容易に行うようにした易開封容器に関する。
例えば惣菜や弁当等の食品、その他の加工食品等を収容する包装用容器においては、ともに合成樹脂シート製の容器本体に蓋体を重ね合わせたものが多用される(特許文献1〜3参照)。この種の容器では、蓋体の外周部分が容器本体の周囲よりも大きく形成され、蓋体の縁部(フランジ部、スカート部等)が容器本体の開口部に形成された縁部(フランジ部)の外側から被覆される。
これらの容器の多くは、容器本体と蓋体とが互いに嵌合状態で合着されているので、比較的強固な結合となっている。しかしながら、容器本体と蓋体との結合が強固になると今度は開封が困難となることはいうまでもない。とりわけ、蓋体の持ち上げが難しい場合には、蓋体がひび割れたり折れたりすることもあり、わずらわしく、不便であった。
このようなことから、従来の容器本体と蓋体とが嵌合構造からなる容器では、蓋体にスカート部や押圧部や膨出部を設けて蓋体を取り外しやすくしたものが提案されている(特許文献1〜3参照)。
しかしながら、蓋体の取り外しを容易にすると、今度は包装した商品の配送や陳列時の取り扱い時に不用意に触れて嵌合が不完全となってしまうという問題があった。そこで、開封時の必要な状況では簡単に蓋体を取り外すことができ、他方、商品の配送や陳列時にあっては安定した封止状態を維持することができる構造を備えた容器の改良が待たれていた。
特開平10−218213号公報 特開平11−79211号公報 特開2005−247320号公報
本発明は、前記の点に鑑みなされたものであり、二の容体同士を内側または外側からの嵌合により双方を合着させる構造の容器において、使用時に容易に無理なく一方の容体を取り外すことができるとともに、使用しないときは双方の容体の封止状態を安定して維持することができる簡便な構造を備えた易開封容器を提供するものである。
すなわち、請求項1の発明は、いずれも合成樹脂を主体とするシート状物の成形体からな第1容体及び第2容体を備え、前記第1容体には第1嵌合部が形成され、前記第2容体には第2嵌合部が形成され、前記第1嵌合部と前記第2嵌合部とが互いに合着する易開封容器であって前記第1嵌合部に一体に第1外周フランジ部が連設され、前記第2嵌合部に一体に第2外周フランジ部が連設され、かつ、前記第1外周フランジ部及び前記第2外周フランジ部の一部の相互に対応する位置であって前記第1外周フランジ部側に平面視三角形状の第1ヒレ部が形成され、前記第2外周フランジ部側に第2ヒレ部が形成され、前記第1ヒレ部には平板状の第1つまみ部が備えられ、前記第2ヒレ部には前記第1つまみ部に当接する断面視V字の曲線状の窪み形状となる当接部を備えた膨出部が設けられてその合着方向と反対方向へ跳ね上がった第2つまみ部が形成さ前記第2ヒレ部の前記膨出部の前記容体側端部に前記第2つまみ部の屈曲方向(R)と直交するヒンジ部が設けられていて、前記易開封容器の開放時には前記第1つまみ部及び前記第2つまみ部つまみ合わせられ前記第2つまみ部が前記ヒンジ部を中心に円弧状に揺動することにより、前記第2つまみ部の前記当接部は前記第1つまみ部に接触しながら前記第1容体側へ滑り込み、前記第2つまみ部の前記膨出部の容体側端部が合着方向と反対方向に持ち上げられ前記第1ヒレ部及び前記第2ヒレ部を介して前記第1嵌合部と前記第2嵌合部との合着が解除され、前記第1容体及び前記第2容体が離間されることを特徴とする易開封容器に係る。
請求項2の発明は、前記第1容体及び前記第2容体のうちのいれか一方が容器本体であり他方が蓋体である請求項1に記載の易開封容器に係る。
請求項3の発明は、前記第2ヒレ部の前記膨出部に屈曲方向(R)と平行なリブ部が設けられた請求項1又は2に記載の易開封容器に係る。
請求項の発明は、前記第1嵌合部ならびに第2嵌合部が平面視多角形形状を有し、前記第1つまみ部及び第2つまみ部が当該多角形形状の角部に設けられた請求項1ないしのいずれか1項に記載の易開封容器に係る。
請求項1の発明に係る易開封容器によると、いずれも合成樹脂を主体とするシート状物の成形体からな第1容体及び第2容体を備え、前記第1容体には第1嵌合部が形成され、前記第2容体には第2嵌合部が形成され、前記第1嵌合部と前記第2嵌合部とが互いに合着する易開封容器であって前記第1嵌合部に一体に第1外周フランジ部が連設され、前記第2嵌合部に一体に第2外周フランジ部が連設され、かつ、前記第1外周フランジ部及び前記第2外周フランジ部の一部の相互に対応する位置であって前記第1外周フランジ部側に平面視三角形状の第1ヒレ部が形成され、前記第2外周フランジ部側に第2ヒレ部が形成され、前記第1ヒレ部には平板状の第1つまみ部が備えられ、前記第2ヒレ部には前記第1つまみ部に当接する断面視V字の曲線状の窪み形状となる当接部を備えた膨出部が設けられてその合着方向と反対方向へ跳ね上がった第2つまみ部が形成さ前記第2ヒレ部の前記膨出部の前記容体側端部に前記第2つまみ部の屈曲方向(R)と直交するヒンジ部が設けられていて、前記易開封容器の開放時には前記第1つまみ部及び前記第2つまみ部つまみ合わせられ前記第2つまみ部が前記ヒンジ部を中心に円弧状に揺動することにより、前記第2つまみ部の前記当接部は前記第1つまみ部に接触しながら前記第1容体側へ滑り込み、前記第2つまみ部の前記膨出部の容体側端部が合着方向と反対方向に持ち上げられ前記第1ヒレ部及び前記第2ヒレ部を介して前記第1嵌合部と前記第2嵌合部との合着が解除され、前記第1容体及び前記第2容体が離間されるため、容体同士を嵌合により双方を合着させる構造の容器において、使用時に容易に無理なく一方の容体を取り外すことができるとともに、使用しないときは双方の容体の封止状態を安定して維持することができる簡便な構造を実現することができる。
請求項2の発明に係る易開封容器によると、請求項1の発明において、前記第1容体及び前記第2容体のうちのいれか一方が容器本体であり他方が蓋体であるため、収容対象の物品を考慮して、外観意匠の自由度の高い易開封容器を設計することができる。
請求項3の発明に係る易開封容器によると、請求項1又は2の発明において、前記第2ヒレ部の前記膨出部に屈曲方向(R)と平行なリブ部が設けられたため、膨出部は補強され、上下方向の変形圧力により潰されにくくなる。
請求項の発明に係る易開封容器によると、請求項1ないしのいずれかの発明において、前記第1嵌合部ならびに第2嵌合部が平面視多角形形状を有し、前記第1つまみ部及び第2つまみ部が当該多角形形状の角部に設けられたため、効率よく合着が解除されやすくなる。
第1実施形態の易開封容器の嵌合状態の全体側面図である。 第1実施形態の第1容体の平面図である。 第1実施形態の第2容体の平面図である。 A−A線及びB−B線における部分拡大縦断面図である。 操作開始時の部分拡大断面図である。 操作終了時の部分拡大断面図である。 第2実施形態の易開封容器の嵌合状態の全体側面図である。 第2実施形態の第1容体の平面図である。 第2実施形態の第2容体の底面図である。 C−C線及びD−D線における部分拡大縦断面図である。 第3実施形態の易開封容器の嵌合状態の部分拡大断面図である。 第4実施形態の易開封容器の嵌合状態の部分拡大断面図である。
第1実施形態の易開封容器1Aは、図1の合着状態の側面図のとおり、いずれも合成樹脂を主体とするシート状物の成形体からなり、第1容体10aとこれに嵌合して合着する第2容体20aを備えてなる容器である。図示の例では、第1容体10aの内容量を第2容体20aよりも大きくしている。第1容体10aは第1壁部15と第1底部16により囲まれた容器本体であり、第2容体20aは第2壁部25と第2底部26より囲まれた蓋体である。いずれの容体を容器本体とするかあるいは蓋体とするかは易開封容器(容体)自体の形状や内容物、収容物品により比較的自由に規定される。
第1容体10aでは開口部13に第1嵌合部11が形成され、第1嵌合部11と一体に連設された第1外周フランジ部12と、第1外周フランジ部12には第1ヒレ部40が設けられる。そして、第2容体20aの第2嵌合部21の外方には第2外周フランジ部22が設けられ、嵌合が深くなりすぎないようにしている。第2外周フランジ部22には第1ヒレ部40と対応する位置に第2ヒレ部50が設けられる。第1ヒレ部及び第2ヒレ部は平面視三角形状に形成される(図2及び図3参照)。図示例の第1嵌合部11の最外部位に折り返し壁部19が備えられ、撓み変形への耐性が高められる。
図2及び図3の平面図に示すように第1実施形態の易開封容器1Aの第1容体10a及び第2容体20aは、いずれも開口部分の形状をともに平面視多角形形状とする。多角形状とは角部分が辺部分同士により接合されている形態に加え、辺部分同士の接合部位が湾曲して面取りされた形態も含まれる。
第1容体10aは、図2に示すように、開口部13にこれを取り囲む第1嵌合部11が周状に形成される。第1嵌合部11の第1容体内側は第1周壁部17となり、第1周壁部17の下端に第1周段部18が形成される。第1周壁部17及び第1周段部18は第1嵌合部11の形状に対応して第1嵌合部11の内側全体に形成される。第1周壁部17及び第1周段部18は、後述の第2容体20aの嵌合溝部23を受け入れ嵌合する部分となる。第1嵌合部11の上端面には一体に連設された平坦状の第1外周フランジ部12が設けられ、さらに、第1外周フランジ部12の外側には第1外周フランジ部12を取り囲む折り返し壁部19が備えられる。第1容体10aの第1嵌合部11において、第1外周フランジ部12が設けられることにより第2容体20aとの水平方向の接触量が増す。第1実施形態の第1嵌合部11は、第1周壁部17、第1外周フランジ部12、加えて折り返し壁部19を設けた断面視逆U字状の構造である(図4参照)。
第1容体10aは第1壁部15と第1底部16により囲まれ第1容体内部14が形成される。第1実施形態では第1容体10aは容器本体であるため、容器内部となる。図示の第1容体内部14は単一の空間としている。包装対象に応じ第1容体内部を2以上に区画する仕切り部(図示せず)が第1壁部と第1底部に備えられる。こうすると、互いの物品等が互いに混ざり合わなくすることができる。
第1実施形態の第1容体10aの第1嵌合部11は平面視でわずかに辺部分に膨らみを有する正方形形状であることから、第1角部10kと第1辺部10sを有する組み合わせとなる。むろん、第1容体10aの形状は図1に示すように第1底部16側から開口部13側に向けて広がる拡開形状に限られず、全高を低くしたり高くしたりすることができる。形状は包装対象や容器外観の意匠性により適宜である。加えて第1容体10aの第1嵌合部11は正方形形状に限らず、三角形や五角形、さらには角のある星形等の多角形等を採用することができる。
第1ヒレ部40は多角形形状の第1嵌合部11の第1角部10kに位置し、当該第1嵌合部11の一部として形成される。第1実施形態では、第1ヒレ部40の大きさだけ第1嵌合部11が拡張した形態である。これに合わせて、第1壁部15は第1ヒレ部40に相当する量だけ第1角部10kから第1容体内部14側へ後退する。このようにすると、均整ある平面視多角形の第1嵌合部の形状保持が優先される。第1ヒレ部40には第2ヒレ部50と当接する第1つまみ部41が備えられる。
第2容体20aについて図3の平面図を用い説明する。第2容体20aには第2底部26とこれを周状に囲む第2嵌合部21が備えられる。そして、第1容体10aの第1嵌合部11に対して嵌合する嵌合溝部23が第2嵌合部21の内側に形成される。第2容体20aの第2底部26と嵌合溝部23の間に第2壁部25が設けられる。図示の嵌合溝部23は第1容体10aの第1周壁部17及び第1周段部18に対しその内側に接触(当接)して嵌合する。こうして、第2容体20aは第1容体10aに合着可能となる。よって、第1実施形態の易開封容器1Aは内嵌合の嵌合様式である。符号27は第2周壁部、28は第2周段部である。
第1容体10aの第1嵌合部11は正方形の多角形形状としており、図3に示すとおり、第2容体20aの第2嵌合部21も第1嵌合部11に対応する形状である。図示では、平面視でわずかに辺部分に膨らみを有する正方形の多角形形状である。当該形状は第2角部20kと第2辺部20sの組み合わせである。第2容体20aでは、第2嵌合部21と一体に第2外周フランジ部22が設けられる。嵌合溝部23とともに第2外周フランジ部22が存在するため、第2容体20aの第2嵌合部21における撓み変形に対する構造強度が高められ、第1容体10aとの嵌合精度が維持される。
図3からわかるように、第2ヒレ部50は第2容体20aの第2嵌合部21の第2角部20kに設けられる。第2ヒレ部50には、第1つまみ部41に当接する膨出部52を備えた第2つまみ部51が形成される。そして、第2つまみ部51は第1つまみ部41との合着方向と反対方向に跳ね上がって形成される(図6参照)。また、この膨出部52にはリブ部54も形成される。第2容体20aにおいても、平面視多角形形状(図示では正方形)の均整を重視して、第2ヒレ部50は第2角部20kから第2容体20aの中心に向けて入り込んで形成され、第2ヒレ部50(第2つまみ部51、膨出部52)は第2嵌合部21から張り出す第2外周フランジ部22内に形成される。また、第2つまみ部51の屈曲を円滑にするために、第2ヒレ部50の膨出部52の容側端部57に屈曲方向(R)と直交するヒンジ部58が設けられる。第2容体20aの中心から最も遠い第2ヒレ部50の第2つまみ部51の部位は外側端部56であり、膨出部52を挟んだ外側端部56の反対側は容体側端部57である。
第1実施形態における第1容体10aの第1ヒレ部40及び第2容体20aの第2ヒレ部50は、図2及び図3の両平面図に示すとおり、互いに平面視で同形状である。形状を揃えることにより、容体同士を合着させて易開封容器1Aを組み立てた際、余分な突出が減少し意匠外観が良くなる。
図4の部分拡大縦断面図は図2のA−A線及び図3のB−B線でそれぞれ切断した概要図であり、第1容体10aと第2容体20aの分離状態を示す。同図を用いさらに第1ヒレ部40及び第2ヒレ部50からなる開封構造55、並びにその周辺構造を説明する。第2容体20aの第2外周フランジ部22の内側に形成される嵌合溝部23は、第2壁部25、第2周段部28、及び第2周壁部27より形成され、概ね断面視U字状の構造となる。嵌合溝部23は第2嵌合部21の全周囲にわたり設けられる。第2外周フランジ部22は第1外周フランジ部12に重なるため、第2容体20a側が必要以上に第1容体10a内部に侵入して落ち込むことはない。また、第1容体10aの第1周段部18と第2容体20aの第2周段部28との当接によっても第2容体20aは受け止められる。第1嵌合部11側と第2嵌合部21側に形成される断面視逆U字(Π字)と断面視U字の構造は、撓み変形等への耐性、構造強度が高められ嵌合精度の維持に都合よい。
さらに、図示の例では、第1周壁部17が第1周段部18と接する下部位置はわずかに第1容体10aの外方に膨出しており、第1周壁部17に係止凹部31が形成される。係止凹部31の窪みに対応して、第2周壁部27が第2周段部28と接する下部位置もわずかに第2容体20aの外方に膨出しており、第2周壁部27に係止凸部32が形成される。第1容体10aと第2容体20aが嵌合による合着した際、係止凹部31に係止凸部32が嵌着することにより係合構造33が形成される(図5参照)。この結果、第2容体20aの係止凸部32が降下して第1容体10aの係止凹部31に嵌り込んだ場合、係止凸部32の上昇方向は係止凹部31によって邪魔されることになる。そこで、第1実施形態の第2容体20aは蓋体であり、安易に容器本体である第1容体10aから外れにくくなる。よって、容器としての密封性が高められる。
第2ヒレ部50の第2つまみ部51に設けられた膨出部52は、図示のとおり、狭小方向を第1容体10a側に向けた断面視V字状の窪み形状である。膨出部52の上下方向の端部位置(図示では下端位置)は当接部53であり、第1つまみ部41と当接する(図5参照)。膨出部52の当接部53には断面視V字状の窪み形状に沿って屈曲方向(R)と平行(紙面の上下方向)にリブ部54が形成される。リブ部54は第2容体20aの成形時に同時に形成される細かな溝である。リブ部54が設けられていることにより、膨出部52は補強され、上下方向の変形圧力により潰されにくくなる。
第1実施形態の易開封容器1Aの開封動作について、図5及び図6の主要部断面図を用い説明する。図5は第2容体20aの第2嵌合部に形成された嵌合溝部23が第1容体10aの第1嵌合部11に嵌合して、第1容体10aに第2容体20aが合着した状態である。特に、第1実施例の易開封容器1Aでは、第1嵌合部11と嵌合溝部23の嵌着を補強する係合構造33(係止凹部31と係止凸部32)が備えられていることから、係合は安易に解除されず容器の密封性は高まる。しかし、容器の開封はその分より難くなる。特に、簡単に開封できることは、内容物の型くずれを防ぐことやバリアフリー等の観点から重要であり、商品性において大きな訴求効果を有する。ところが、単に開封しやすいとするだけでは、安易な不用意に開封してしまうおそれがある。そこで、必要なときのみ簡単に開封でき、それ以外は封止状態を維持することが望ましいことから、開示の第1ヒレ部40と第2ヒレ部50よりなる開封構造55が提案される。
断面視V字状の膨出部52の深さと合着時の第1嵌合部11(第1外周フランジ部12)と第2嵌合部21(第2外周フランジ部22)の位置関係から理解されるとおり、第2容体20aを第1容体10aに合着すると膨出部52は当接部53で第1ヒレ部40と接する。ただし、その外側端部56は第1ヒレ部40側から浮いた状態となる。図5の例では蓋体となる第2容体20aを開封する場合、はじめに2本の指で第1ヒレ部40と第2ヒレ部50は上下方向から同時に挟持されつまみ合わされる。図示では親指faと人差し指fbにより両ヒレ部は同時につままれる。
次に親指faで第1ヒレ部40の第1つまみ部41を下方から支えながら、人差し指fbを使って第2ヒレ部50の第2つまみ部51の外側端部56を第1つまみ部41側に近づけるようにつまみ合わせる(図中太矢印参照)。すると、膨出部52は梃子(てこ)として機能し、外側端部56は力点、当接部53は支点となる。そして、作用点は、当接部53を挟んだ外側端部56の反対側であり、膨出部52の容体側端部57となる。
続く図6に示すとおり、第2つまみ部51(膨出部52)はヒンジ部58により揺動自在であり、同ヒンジ部58を中心に円弧状に揺動する(太矢印の屈曲方向(R)が参照される。)。人差し指fbによる押し下げにより膨出部52は揺動して第2つまみ部51の外側端部56は第1つまみ部41に接近する。膨出部52の当接部53周辺の断面は緩やかな曲線状であるため、常時当接部53は第1つまみ部41に接触ししながら当初位置(図5参照)よりも第1つまみ部41上を第1容体10aの内側方向に滑り込む。この動作に伴い、第2ヒレ部50の容体側端部57は第1ヒレ部40から持ち上がり離隔する。そして、図5の合着状態時よりも容体側端部57の位置は上昇する。容体側端部57の上昇に引きずられ、これと一体化している第2周壁部27も上昇する。結果的に、嵌合溝部23の係止凸部32は係止凹部31を押し退けることができる。第1ヒレ部40及び第2ヒレ部50近傍部分のみ、最初に嵌合溝部23が第1嵌合部11から外れると、その他の部分の嵌合も歪み変形により簡単に外れる。よって、第1容体10aと第2容体20aとの合着は解除される。
特に、第1実施形態では第1嵌合部11及び第2嵌合部21が平面視多角形形状であり、第1つまみ部41及び第2つまみ部51は当該多角形形状の各角部に設けられていることから、第1つまみ部41及び第2つまみ部51近傍部分の変形が操作部の左右の辺部に速やかに伝わる。そこで、効率よく合着が解除されやすくなる。
易開封容器1Aにあっては、1本の指で第2ヒレ部50を押し下げるだけでは第1ヒレ部40も同方向に折れ曲がってしまい、両ヒレ部は開封のために機能しない。しかし、第2ヒレ部50の押し下げに抵抗してもう1本の指を添えることにより、第1ヒレ部40は押し下げ方向と逆に支えられ、第1つまみ部41及び第2つまみ部51はつまみ合わされる。こうして第2ヒレ部50の膨出部52は第1ヒレ部40の第1つまみ部41上で梃子として動くことができ、その高低差から嵌合溝部23を引き上げる(引き抜く)ことができる。ここからわかるように、実際に易開封容器1Aを開封する場合、必ず2本以上の指で第1ヒレ部40と第2ヒレ部50を上下から同時に挟んだときにはじめて簡単な開封が可能となる。逆に、第1ヒレ部40または第2ヒレ部50のいずれか一方のみの接触、衝撃等では易開封容器は開封しない。従って、必要なときに容器の開封が可能であり、不用意な開封は抑制される。
図7ないし図10は第2実施形態の易開封容器1Bを開示する。易開封容器1Bは前掲の第1実施形態と異なり、第2容体20bが第1容体10bに対して外側から被さり双方は合着する。いわゆる、外嵌合の嵌合様式である。第2実施形態の易開封容器1Bでは、第1容体10bを容器本体(下側)とし、第2容体20bを蓋体(上側)としている。特に図示するように容器本体となる第1容体10bを浅く、蓋体となる第2容体20bを高く(嵩高)していることから、例えば、デザート等の高さのある菓子類の包装に好適である。
図7は易開封容器1Bの全体側面図であり、第1容体10bと第2容体20bの嵌合による合着状態である。開封に際しては、図示のとおり、親指faと人差し指fbにより第1つまみ部41と第2つまみ部51は上下方向から同時に挟持されつまみ合わされる。第1容体10bでは第1嵌合部11から段差を備えて第1嵌合部11から下げた位置に第1外周フランジ部12が設けられる。第2容体20bでは第2嵌合部21と嵌合溝部23は階段状に形成され、第1容体10bの第1嵌合部11は第2嵌合部21と嵌合溝部23により外方から覆われる。
図8は第1容体10bの平面図であり、図9は図8と対応した第2容体20bの背面図である。当該第2実施形態の易開封容器1Bの第1嵌合部11及び第2嵌合部21はともに円形である。第1容体10bの第1嵌合部11には環状の第1周段部18が設けられ、その外側周囲を囲む第1周壁部17が備えられる。第1外周フランジ部12は、第1嵌合部11から第1周壁部17と第1周段部18を挟んでさらに外側に環状に設けられる。第1容体10bにおいて、第1ヒレ部40は第1嵌合部11から第1外周フランジ部12を介在させて突出して形成される。つまり、第1ヒレ部40は第1容体10bの外側に張り出した形状である。
第2容体20bによると、嵌合溝部23自体は第2周壁部27を兼ね、第2嵌合部21は第2周段部28を兼ねている。第2外周フランジ部22は、第2嵌合部21から第2周壁部27と第2周段部28を挟んでさらに外側に環状に設けられる。第2容体20bにおいて、第2ヒレ部50は第2嵌合部21から第2外周フランジ部22を介在させて突出して形成される。第1容体10bと同様に、第2ヒレ部50は第2容体20bの外側に張り出した形状である。
図8及び図9からよくわかるように、第2実施形態の易開封容器1Bにおいても各容体から張り出した第1ヒレ部40と第2ヒレ部50は平面視でともに同形状である。それゆえ、第1容体10bに第2容体20bを合着させて易開封容器1Bとした場合に、容器外方への突出形状が揃い違和感がなくなる。
図10は易開封容器1Bの分離状態の断面図であり、図7の合着状態から第1ヒレ部40と第2ヒレ部50を介して嵌合部の合着を解除した状態である。第2実施形態においても、第1容体10bでは第1周壁部17に係止凹部31が形成され、第2容体20bの第2周壁部27に係止凸部32が形成される。そして、双方の凹凸の組み合わせから係構造33が生じる。従って、第1嵌合部11と第2嵌合部21との嵌合は強力になり安易に容器本体である第1容体10bから蓋体の第2容体20bは外れにくくなる。よって、容器としての密封性は高められる。
第2実施形態の易開封容器1Bにおける第1ヒレ部40と第2ヒレ部50を用いた容器の開封操作は、第1実施形態の易開封容器1Aと同様である。図7のとおり、2本以上の指により第1つまみ部41と第2つまみ部51を同時につまみ合わせる。そうすると、第2つまみ部51に形成された膨出部52が第1つまみ部41と当接し梃子として作用する。このため、第2つまみ部51の容体側端部57は第1つまみ部41からさらに離れ、容体側端部57の上昇に引きずられ嵌合溝部23の係止凸部32は係止凹部31を押し退け、第2周壁部27は上昇する。第1ヒレ部40及び第2ヒレ部50近傍部分の嵌合が最初に解除されると、その歪み変形は第1嵌合部11及び第2嵌合部21の周囲に伝わり、その他の部分の嵌合も簡単に外れる。よって、第1容体10aと第2容体20aとの合着は解除される。
図13は第3実施形態の易開封容器1Cの主要部の断面図である。第3実施形態では、第1容体10cが蓋体であり、第2容体20cが容器本体である。第1容体10cが第2容体20cに対して外側から被さり双方は合着し外嵌合の嵌合様式となる。図示からわかるように、第1容体10cの第1ヒレ部40が上側、第2容体20cの第2ヒレ部50が下側である。両つまみ部とも親指faと人差し指fb等により同時につままれる。容器の開封操作に際し、人差し指fb側で第1つまみ部41を押えつつ、親指faにより第2つまみ部51の膨出部52を梃子のように動かすことができる。そして、第1容体10cと第2容体20cとの合着は解除される。第3実施形態の易開封容器1Cは、ちょうど第1実施形態の易開封容器1Aを逆さ向きにした形態となる。
図11は第4実施形態の易開封容器1Dの主要部の断面図である。第4実施形態では、第1容体10dが蓋体であり、第2容体20dが容器本体である。第2容体20dの内側に第1容体10dが嵌まり双方は合着する外嵌合の嵌合様式となる。図示からわかるように、第1容体10dの第1ヒレ部40が上側、第2容体20dの第2ヒレ部50が下側である。第3実施形態と同様に両つまみ部とも親指faと人差し指fb等により同時につままれ、容器の開封操作に際し、人差し指fb側で第1つまみ部41を押えつつ、親指faにより第2つまみ部51の膨出部52を梃子のように動かすことができる。そして、第1容体10dと第2容体20dとの合着は解除される。第4実施形態の易開封容器1Dは、ちょうど第2実施形態の易開封容器1Bを逆さ向きにした形態となる。
これまでに図示し詳述した第1ないし第4実施形態の易開封容器1A、1B、1C、及び1Dにおいて、第1容体及び第2容体は、いずれもが容器本体、蓋体となり得る。このことから、収容対象の物品を考慮して、外観意匠の自由度の高い易開封容器を設計することができる。その上で、どちらを採用しても第1ヒレ部及び第2ヒレ部の操作が可能である。よって、不用意な開封を抑制しつつ、必要なときに簡単に容器開封が可能となる。特に、無理な開封動作が必要ないため、易開封容器を置いた状態のまま片手でも開封できる。そのため、容器自体を抱えたり揺らしたりする必要がなく、容器内部の収容物の型くずれ等のおそれは大幅に低下する。従って、包装容器としてのバリアフリー化に貢献し、他商品との差別化、購入者や販売者への訴求性につながる容器や蓋体の提案が広がる。
第1ないし第4実施形態の第1容体及び第2容体は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリエチレンテレフタレート等の熱可塑性樹脂のシート(合成樹脂シート)、さらにはポリ乳酸等の生分解性樹脂の熱可塑性樹脂のシート状物から成形される。前記の合成樹脂シートは真空成形により図示をはじめとする各種形状の成形体に成形される。合成樹脂シートの厚さは適宜ではあるものの、概ね1mm以下の厚さである。第1容体及び第2容体の組み合わせにおいて、合成樹脂シートの原料樹脂を同一種類としても異なる種類としてもよい。樹脂の種類は用途、内容物、包装対象により適宜選択される。
なお、本発明の易開封容器における第1容体及び第2容体の大きさ、形状、位置等は、容器の使用目的、用途、内容物を勘案して最適に選択される。このため、図示し詳述した実施例の構造のみには限定されない。各実施形態において、容体の開口部分の形状を円形、多角形形状のいずれを採用することも自由である。また、第2実施形態以降の図示において第1実施形態と同一符号は同一部位を示す。
1A,1B,1C,1D 易開封容器
10a,10b,10c,10d 第1容体
10k 第1角部
10s 第1辺部
11 第1嵌合部
12 第1外周フランジ部
13 開口部
15 第1壁部
17 第1周壁部
18 第1周段部
20a,20b,20c,20d 第2容体
20k 第2角部
20s 第2辺部
21 第2嵌合部
22 第2外周フランジ部
23 嵌合溝部
25 第2壁部
27 第2周壁部
28 第2周段部
40 第1ヒレ部
41 第1つまみ部
50 第2ヒレ部
51 第2つまみ部
52 膨出部
53 当接部
54 リブ部
55 開封構造
56 外側端部
57 容体側端部
58 ヒンジ部
R 屈曲方向

Claims (4)

  1. いずれも合成樹脂を主体とするシート状物の成形体からな第1容体及び第2容体を備え、前記第1容体には第1嵌合部(11)が形成され、前記第2容体には第2嵌合部(21)が形成され、前記第1嵌合部と前記第2嵌合部とが互いに合着する易開封容器であって
    前記第1嵌合部に一体に第1外周フランジ部(12)が連設され、前記第2嵌合部に一体に第2外周フランジ部(22)が連設され、かつ、前記第1外周フランジ部及び前記第2外周フランジ部の一部の相互に対応する位置であって前記第1外周フランジ部側に平面視三角形状の第1ヒレ部(40)が形成され、前記第2外周フランジ部側に第2ヒレ部(50)が形成され、
    前記第1ヒレ部には平板状の第1つまみ部(41)が備えられ、
    前記第2ヒレ部には前記第1つまみ部に当接する断面視V字の曲線状の窪み形状となる当接部(53)を備えた膨出部(52)が設けられてその合着方向と反対方向へ跳ね上がった第2つまみ部(51)が形成さ
    前記第2ヒレ部の前記膨出部の前記容体側端部に前記第2つまみ部の屈曲方向(R)と直交するヒンジ部(58)が設けられていて、
    前記易開封容器の開放時には前記第1つまみ部及び前記第2つまみ部つまみ合わせられ前記第2つまみ部が前記ヒンジ部を中心に円弧状に揺動することにより、前記第2つまみ部の前記当接部は前記第1つまみ部に接触しながら前記第1容体側へ滑り込み、前記第2つまみ部の前記膨出部の容体側端部(57)が合着方向と反対方向に持ち上げられ前記第1ヒレ部及び前記第2ヒレ部を介して前記第1嵌合部と前記第2嵌合部との合着が解除され、前記第1容体及び前記第2容体が離間される
    ことを特徴とする易開封容器。
  2. 前記第1容体及び前記第2容体のうちのいれか一方が容器本体であり他方が蓋体である請求項1に記載の易開封容器。
  3. 前記第2ヒレ部の前記膨出部に屈曲方向(R)と平行なリブ部が設けられた請求項1又は2に記載の易開封容器。
  4. 前記第1嵌合部ならびに第2嵌合部が平面視多角形形状を有し、前記第1つまみ部及び第2つまみ部が当該多角形形状の角部に設けられた請求項1ないしのいずれか1項に記載の易開封容器。
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