JP7319662B2 - 包装用容器 - Google Patents
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Description
このような包装用容器は、不用意に容器が開封しないように容器本体と蓋とを嵌合構造としてあるものが見かけられる。しかし、嵌合構造とした場合、嵌合部分が強固に嵌り合い、開蓋しにくくなるという問題がある。特に内嵌合構造は蓋が容器本体内に納まる構造となるため開蓋しにくいものであった。
また、軽量化を図るため発泡樹脂シートで上記特許文献1に示した容器を作製した場合も、剛性がなく、開蓋時に摘み片部或いは押下片部が変形したり、裂けたりしてしまうことがあった。
また、合成樹脂シートを積層した積層シートを用いることもでき、積層シートとしては、例えば、非発泡樹脂シート又は発泡樹脂シートに樹脂フィルムを熱ラミネートした積層シート、共押出法による積層シート、押出ラミネート法による積層シートなどを挙げることができる。なかでも、発泡樹脂シートの片面又は両面に樹脂フィルムをラミネートした積層シートを用いるのが好ましく、この際の樹脂フィルムの厚みは5μm~200μm、特に10μm~100μmが好ましい。樹脂フィルムを積層することにより、表面が滑らかになり、かつ、硬くできるので開蓋作業をしやすくなる。
容器本体2及び蓋3は、黒色や白色などの有色でもよいが、内部が視認できるように透明乃至半透明であることが好ましい。蓋3を透明、容器本体2を白色にするなど両者が相違してもよい。
底面部21は、平面視長円乃至楕円形状の水平面状に形成してあり、中央付近が一段隆起するようにしてある。壁面部22は、底面部21の周縁部から湾曲しながら上方に向かう湾曲面形状としてある。壁面部22の上縁部には、外側横向きに突き出すフランジ部23が形成してある。フランジ部23は、所定幅で容器全周に渡り形成してある。フランジ部23の外縁部には、下方に垂下する被嵌合面部24が形成してある。被嵌合面部24の面上には、凹溝部25を容器全周に渡り設けて蓋3を外嵌合できるようにしてある。
本実施形態では、摘み片部4は、容器本体2の一か所に形成してあるが、これに限定されるものではなく、二か所以上形成してもよい。
補強部5は、容器内外方向に沿う直線状に形成するのが好ましい。また、補強部5は、少なくとも一条設けてあればよく、傾斜面41の中心線付近に設けるのが好ましい。
蓋3の天板部31は、平面視長円乃至楕円状の水平面状に形成し、中央付近を一段隆起させて形成してある。天板部31の周縁部に、容器本体2に嵌合可能な構造とした蓋嵌合部32が全周に渡り形成してある。蓋嵌合部32は、断面倒コの字状に形成してあり、その外側の垂直面部33には、容器内側に向けて突出する突条34が周方向に適宜長さで複数個所に設けてある。突条34は、閉蓋状態で容器本体2の凹溝部25に嵌まり容器本体2と蓋3とが外嵌合するように形成してある。
蓋3には、垂直面部33の下端部から横向きに舌片状に延びる押下片部7が形成してあり、押下片部7は、閉蓋状態において摘み片部4に対面するように形成してある。
補強部5を凹部とした場合、傾斜面41が補強されるだけでなく、補強部5が膨出部8のガイドとなり膨出部8が補強部5に沿い移動しやすくなる。そのため、凹部の補強部5を容器内外方向に沿う直線状に形成しておけば、膨出部8が容器内側に向かい直線状に滑ることになり、開蓋作業がしやすくなる。
例えば、図6~図8には、第二の実施形態の包装用容器11が示してあり、この容器11は、内嵌合構造としてある。
壁面部22の上縁部付近は、図8に示すように、容器外側に膨らませ蓋3を内嵌合できる凹溝部25aを容器全周に渡り設けてある。
傾斜面41には、図6(B)に示すように、一条の凸部からなる補強部5を形成してある。摘み片部4の外縁部には、図8に示すように、スカート部6が形成してあり、その下端部には、突片部61が形成してある。
蓋3の天板部31の周縁部には、断面倒コの字状の蓋嵌合部32が全周に渡り形成してある。その内側の垂直状に立ち上がる垂直面部33には、容器外側に向けて突出する突条34aが全周に渡り形成してある。突条34aは、閉蓋状態で容器本体2の凹溝部25aに嵌まり容器本体2と蓋3とが内嵌合するように形成してある。
蓋3には、蓋嵌合部32から外側横向きに舌片状に延びる押下片部7が形成してあり、押下片部7は、閉蓋状態において摘み片部4に対面するように形成してある。
2容器本体
21底面部
22壁面部
23フランジ部
24嵌合面部
25,25a凹溝部
3蓋
31天板部
32蓋嵌合部
33垂直面部
34,34a突条
4摘み片部
41傾斜面
5補強部
6スカート部
61突片部
7押下片部
8膨出部
Claims (6)
- 容器本体に嵌合可能な蓋を備えた包装用容器において、
容器本体に設け、容器外方に突き出る摘み片部と、
該摘み片部の面上に形成し、容器外方に向かいつつ蓋側に突き出るように傾斜させた傾斜面と、
該傾斜面上に設け、容器内外方向に延びる凸部又は凹部からなる補強部と、
蓋に設け、閉蓋状態において該摘み片部に対面する押下片部と、
該押下片部に設け、該摘み片部側に膨出し、閉蓋状態において先端部が該傾斜面上に設けた該補強部に当接する膨出部と、
を備えた包装用容器。 - 前記補強部を直線状に形成した請求項1に記載の包装用容器。
- 前記摘み片部の外縁部に、下方に向くスカート部を設けた請求項1又は2に記載の包装用容器。
- 前記スカート部の下端部から容器外方に横向きに突き出る突片部を設けた請求項3に記載の包装用容器。
- 前記傾斜面を凹曲面とした請求項1~4のいずれかに記載の包装用容器。
- 前記摘み片部を二つ以上設けた請求項1~5のいずれかに記載の包装用容器。
Priority Applications (1)
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JP2019118103A JP7319662B2 (ja) | 2019-06-26 | 2019-06-26 | 包装用容器 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019118103A JP7319662B2 (ja) | 2019-06-26 | 2019-06-26 | 包装用容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2021004054A JP2021004054A (ja) | 2021-01-14 |
JP7319662B2 true JP7319662B2 (ja) | 2023-08-02 |
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ID=74099618
Family Applications (1)
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JP2019118103A Active JP7319662B2 (ja) | 2019-06-26 | 2019-06-26 | 包装用容器 |
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