JP6865414B2 - 包装用容器 - Google Patents

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この発明は、樹脂シート成形品である包装用容器の蓋体と容器本体とを閉蓋する際に、両者を予め決められた位置に誘導することができる閉蓋構造に関するものである。
樹脂シート成形からなる容器本体と蓋体の構造はその内容物によって様々であるが、汁気がある食品を収納する際に用いられる密閉構造の内嵌合容器や外嵌合容器の場合には、容器本体と蓋体が密に閉蓋されているため、食品の購入者が容易に開蓋をすることが困難な場合がある。そこで、この種の容器であっても容易に開蓋をすることができる構造が提案されてきた。
例えば、容器本体と蓋体のそれぞれ一部に水平方向外側に突出する形状の舌片を形成し、この舌片を両手の指で摘み、引き剥がすように開蓋する構成が知られている。しかしながら、包装用容器の形状が円形の場合には容器本体と蓋体の嵌合はどのような位置でも可能である一方、2つの舌片は適切な対応関係に位置させることが好ましい。しかしながら、例えばスーパーなどのバックヤードで内容物を収納した後に閉蓋をする際には舌片の関係に注意しながら閉蓋を行わなければならず、大量の商品を処理する際には面倒であった。
特許第5938505号公報
ところで、出願人は特許文献1に記載するような開蓋のための構造を開発している。この構成では、容器本体か蓋体の嵌合部の外側のいずれかに傾斜面を有する摘み片を形成し、これに対抗するもう一方側に押下げ片を形成し、この押下げ片に設けられた膨出部を摘み片の傾斜部に押し付けるように指で摘んで当該部分を開蓋するものである。特許文献1では、包装用容器自体の形状が矩形であることを前提に説明しているが、このような構造は包装用容器が円形であっても適用することが可能である。
そうすると、特許文献1に記載の発明を円形の包装用容器に適用する場合には、容器本体と蓋体の位置関係を適切に誘導する必要があり、特に膨出部を傾斜部に押し付けて開蓋をする構造であるため、両者の位置関係は正確に決定される必要がある。しかしながら、上記したようにスーパーのバックヤードなどにおいて一つ一つ正確に位置合わせを行うことは面倒であり、しかも、両者の関係がずれた状態で閉蓋をしてしまえば閉蓋状態のままで単純に回転させて位置合わせを行うことは困難であり、結局は再度開蓋をして調整する必要があった。
本発明はこれら従来の問題を解決するもので、特に容器本体と蓋体に形成された開蓋構造を的確な位置に誘導するための位置決め構造を提供することを目的とするものである。
上述した目的を達成するために本発明では、容器本体と蓋体の対応する位置にそれぞれ容器本体嵌合部と蓋体嵌合部を備えた包装用容器であって、前記容器本体の嵌合部とは反対側には水平向きに凸部または凹部を、前記蓋体の嵌合部とは反対側には水平向きに凹部または凸部を設け、前記容器本体と蓋体の嵌合に際して前記凸部と凹部とが対応するような位置決め構造を採用することとした。容器本体と蓋体を嵌合させて閉蓋する際には、容器本体に設けられた凸部または凹部に蓋体に設けられた凹部または凸部を合わせて閉蓋を行うことによって、包装用容器を好ましい状態で閉蓋を行う。なお、ここで「水平向き」とは完全な水平はもちろん、本発明の目的を阻害しない範囲の若干の傾斜を有するものも含む概念である。
容器本体と蓋体の嵌合部は特にそれぞれ円形である場合には、どのような回転位置でも閉蓋を行うことが可能であるが、例えば容器本体と蓋体に相互に関連するリブ模様などを形成している場合には位置決めが困難であるが、本発明の構成であれば確実に容器本体と蓋体を所望の位置で閉蓋を行うことになる。また、容器本体にはその外周に突出部を、蓋体にはその外周に突出部を設け、前記容器本体の凸部または凹部と蓋体の凹部または凸部を対応した状態で前記容器本体の突出部と蓋体の突出部が対応する位置に設けられる構成を採用する場合には、それぞれの突出部を正確な関係で閉蓋を行うことができ、開蓋に利用するこれらの突出部を効果的に利用することができる。さらに、本発明の構成では、蓋体の突出部の根元部分に縦リブを設けるという手段を用いているが、この縦リブによって蓋体の壁が好ましくない変形をすることを防止する。
本発明によれば、容器本体と蓋体のそれぞれに開蓋構造が設けられて、これらを正確に位置合わせをする必要がある場合でも容器本体と蓋体の水平方向に形成された凹凸構造を合わせた状態で両者を嵌合するだけで正確に開蓋構造の位置合わせを行うことができ、最適な状態で閉蓋を実行することが可能となった。
本発明の包装用容器の容器本体と蓋体を重ねた一実施形態を示す斜視図。 同、容器本体と蓋体を閉蓋した状態を示す平面図。
以下、本発明の好ましい実施の形態を添付した図面に従って説明する。図1は本発明の一実施形態を示す包装用容器の容器本体1と蓋体2を上下方向に距離をおいて重ねたところを示しており、容器本体1は、基本的な構造として、底面3、底面3の周囲に立ち上がる本体壁4である。一方、蓋体2は基本的構成として、天板5と、その周囲から立ち下がる蓋体壁6によって形成されている。容器本体1と蓋体2は、本実施形態ではそれぞれ平面視において円形である。なお、上記説明した構造は、包装用容器における基本的構造を示したものであるが、天板5の部分や本体壁4、及び蓋体壁6にはさらに複雑なリブなどが形成されているものも本発明に含まれる。当該実施形態の容器本体1と蓋体2は外嵌合構造であり、容器本体嵌合部7に対して蓋体嵌合部8が外側から密に閉蓋する構成である。これら容器本体1と蓋体2は、それぞれ成形金型を用いた真空成型、圧空成形、真空圧空成形など、公知の成形法によって製造されるものであり、基本的な構造は従来から採用されているものと変わりはない。
容器本体1においてさらに説明する。9は容器本体1の外周縁10の一部に形成された水平方向への本体突出部であり、開蓋に際して利用する部分である。11は蓋体2の外周縁の一部に形成された水平方向への蓋体突出部であり、やはり開蓋に際して利用する。本実施形態では、本体突出部9は外側に向かって競り上がるやや曲面状の傾斜面12を有しており、蓋体突出部11は下側に向かって形成された下向き凸部13を有しており、この下向き凸部13を傾斜面12に当接させた状態で片手の親指と人差し指で挟み込むように距離を近づけることによって、下向き凸部13が傾斜面12に接触している点を支点として容器本体1と蓋体2の嵌合状態が解除される方向に蓋体2を変形させて開蓋を行うものである。本実施形態の容器本体1と蓋体2を閉蓋した状態を図2に示す。なお、14は蓋体2の蓋体壁8の周囲で、蓋体突出部11の根元部分に形成された縦リブである。この縦リブ14は、蓋体突出部11に設けられた下向き凸部13には強い力が加わるので、その力が作用して蓋体壁8が好ましくない変形をすることを防止するために設けられている。そして、これらの構成によって容器本体1と蓋体2は外嵌合によって確実に閉蓋される。
ところで、以上のように説明した容器本体1と蓋体2の構造であれば、外嵌合部が円形であるために、本体突出部9と蓋体突出部11の位置関係にかかわらず、回転方向において両者がどのような位置であっても閉蓋を実現することができる。しかしながら、このような構造であれば先に説明した従来の問題を解決することはできない。そこで、本実施形態では容器本体1と蓋体2の位置を強制的に規制する構造をさらに採用した。すなわち、図1において、15は容器本体1の容器本体嵌合部7とは反対側(図面では内側方向)に水平向きに形成された内向き凸部、16は蓋体2のやはり蓋体嵌合部8とは反対側(図面では内側方向)に水平向きに形成された内向き凹部であり、これら内向き凸部15と内向き凹部16が閉蓋時に嵌合するように構成されている。本実施形態ではこれらの内向き凸部15と内向き凹部16はそれぞれ本体突出部9と蓋体突出部11の内側位置に形成されている。この構成では、閉蓋に際して容器本体1に形成された内向き凸部15に対して蓋体2に形成された内向き凹部16を位置合わせし、本体嵌合部7に対して蓋体嵌合部8を嵌合させれば、確実に本体突出部9と蓋体突出部11が予め設定した位置関係で閉蓋を行うことができる。このことを逆にとらえると、予め設定した位置でない箇所で閉蓋しようとしても完全に閉蓋をすることはできない。この場合、容器本体又は蓋体を回転方向にスライドさせ、予め設定した位置となった時に凸部と凹部が係合して完全な閉蓋となる。また、この状態で容器本体又は蓋体をスライドさせようとしても、係合部が存在することで回転することを規制するので動かず、作業性が良好になるという効果も有している。
上記実施形態では、内向き凸部15と内向き凹部16をそれぞれ本体突出部9と蓋体突出部11に対応させて形成しているが、このような位置に限定されるものではなく、180度回転位置や90度回転位置にそれぞれを形成することもあり、さらには任意の箇所に形成することもある。必要なことは、内向き凸部15と内向き凹部16を対応させたときに本体突出部9と蓋体突出部11が正確な位置に対向することであり、これを達成できるのであれば位置は問わない。また、本体突出部9と蓋体突出部11の構造は実施形態に示したものに限らず、従来から採用されていた舌片を形成することも本発明に含まれる。
また、実施形態では容器本体と蓋体の嵌合部を円形である構造について説明したが、楕円形上や長円形状など、容器本体と蓋体の位置決めを行い難い形状の包装用容器に適用することも可能である。
さらに、本実施形態は容器本体と蓋体を外嵌合で閉蓋する構造について説明したが、内嵌合構造の包装用容器であっても適用することが可能である。ただし、内嵌合容器について採用する場合には、嵌合の構成が外嵌合とは逆になるので、内向き凸部15と内向き凹部16の関係をそのまま用いることはできない。したがって、内嵌合の場合には内向き凸部15と内向き凹部16は嵌合部の外側に設けることになる。つまり、内嵌合の場合にはそれぞれ外向き凸部と外向き凹部として変形する。これによって、例示した実施形態と同様の作用効果を奏することが可能である。なお、本発明は容器本体と蓋体を嵌合する際の位置決めのための発明であり、開蓋に際して利用される容器本体と蓋体のそれぞれに形成された突出部が存在しない場合でも内向き凸部と内向き凹部、あるいは外向き凸部と外向き凹部によって位置決めを行うものであれば、突出部が存在しない構成も含まれる。さらに、本実施形態の容器本体の凹凸と、蓋体の凹凸を逆に設定することも本発明の範囲に含まれる。
1 容器本体
2 蓋体
7 容器本体嵌合部
8 蓋体嵌合部
9 本体突出部
11 蓋体突出部
14 縦リブ
15 内向き凸部
16 内向き凹部

Claims (3)

  1. 容器本体と蓋体の対応する位置にそれぞれ容器本体嵌合部と蓋体嵌合部を備えた包装用容器であって、前記容器本体の嵌合部とは反対側には水平向きに凸部を、前記蓋体の嵌合部とは反対側には水平向きに凹部を設け、前記容器本体と蓋体の嵌合に際して前記凸部と凹部とが対応するとともに、前記容器本体にはその外周に突出部を、前記蓋体にはその外周に突出部を設け、前記容器本体の凸部と蓋体の凹部を対応した状態で前記容器本体の突出部と蓋体の突出部が対応する位置に設けられ、さらに、前記蓋体の突出部の根元部分に縦リブを設けたことを特徴とした包装用容器の位置決め構造。
  2. 容器本体と蓋体の対応する位置にそれぞれ容器本体嵌合部と蓋体嵌合部を備えた包装用容器であって、前記容器本体の嵌合部とは反対側には水平向きに凹部を、前記蓋体の嵌合部とは反対側には水平向きに凸部を設け、前記容器本体と蓋体の嵌合に際して前記凹部と凸部とが対応するとともに、前記容器本体にはその外周に突出部を、蓋体にはその外周に突出部を設け、前記容器本体の凹部と蓋体の凸部を対応した状態で前記容器本体の突出部と蓋体の突出部が対応する位置に設けられ、さらに、前記蓋体の突出部の根元部分に縦リブを設けたことを特徴とした包装用容器の位置決め構造。
  3. 容器本体と蓋体の嵌合部はそれぞれ円形である請求項1または2記載の包装用容器の位置決め構造。
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