JP6085167B2 - 輸液バッグを収納する外装袋及び輸液バッグユニット - Google Patents

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Description

本発明は、輸液バッグを収納する外装袋と、該外装袋に輸液バッグを収納した輸液バッグユニットに関する。
特許文献1に、輸液バッグを収納する輸液バッグ用外装袋が開示されている。この輸液バッグ外装袋は、輸液バッグの下端口栓(薬剤排出部)に対向する箇所に易開封性の弱シールからなる下部開口予定部が形成されており、使用時、該下部開口予定部を開封して開口を形成しその開口に口栓を挿通することで、口栓だけを外部に露出させるものである。そのために、特許文献1に記載の外装袋は、使用時に下部開口予定部を引っ張ることで該下部開口予定部の弱シールが容易に剥離するようにしてある。しかし、例えば、外装袋に収納された輸液バッグの輸送時又は取扱い時、下部開口予定部に無理な力が作用すると該下部開口予定部が不用意に開封してしまうおそれがある。
特開2006−87670号公報
そこで、本発明は、特許文献1に記載の輸液バッグ外装袋における問題を解消するとともに、輸液バッグを外装体に収容したままで使用する新たな輸液バッグシステムを提供することを目的とする。
この目的を達成するため、本発明に係る輸液バッグシステムは、輸液バッグ(3)と該輸液バッグ(3)を収納した外装袋(5)とを備えている。
(a) 前記輸液バッグ(3)は、輸液(7)と、該輸液(7)を収容する輸液収納袋(9)と、該輸液収納袋(9)の下端部に固定された口栓(17)とを有する。(b) 前記外装袋(5)は、前記外装袋(5)に前記輸液バッグ(3)を収納した状態で前記輸液バッグ(3)の表側と裏側に対向する表側シート部(19)と裏側シート部(21)を有し、前記表側シート部(19)と前記裏側シート部(21)は、前記外装袋(5)に収納された前記輸液バッグ(3)の周りで互いに連結されている。
そして、(c) 前記外装袋(5)は、前記外装袋(5)に前記輸液バッグ(3)が収納された状態で、前記輸液バッグ(3)の下端部に対向する下縁と、前記輸液バッグの上端部に対向する上縁と、前記下縁と前記上縁を互いに接続する両縁を有し、
(c1) 前記外装袋はまた、前記下縁に沿って前記表側シート部(19)と前記裏側シート部(21)を溶着する外側シール(27)と、前記外装袋(5)に収納された前記輸液バッグ(3)の前記輸液収納袋(9)と前記外側シール(27)との間に位置して前記表側シート部(19)と前記裏側シート部(21)を溶着する内側シール(31)を有し、
前記内側シール(31)は、前記外装袋(5)に収納された前記輸液バッグ(3)の前記口栓(17)の左右両側に位置して前記表側シート部(19)と前記裏側シート部(21)を溶着する右側シール部(35)と左側シール部(37)と、該右側シール部(35)と左側シール部(37)の間にあって前記口栓(17)が進入可能な大きさ中央非シール部(39)を有し、
(c2) 前記外装袋(5)は更に、前記内側シール(31)と前記外側シール(27)との間又は前記内側シール(31)に、前記外装袋(5)の右側又は左側の一方の側部から他方の側部に向けて左右方向に前記外装袋(5)を破断するときに前記外装袋(5)に形成される破断線(61)が前記中央非シール部(39)を左右方向に横断するように案内する案内部(51,53,65,67)が形成されており、
前記外側シール(27)と前記内側シール(31)が上下方向に離間し、前記外側シール(27)と前記内側シール(31)の間には前記表側シート部(19)と前記裏側シート部(21)を溶着しない横方向非シール部(33)が形成されており、
前記横方向非シール部(33)が前記中央非シール部(39)に連通しており、
前記内側シール(31)が前記破断線(61)を案内する案内部として機能するようにしてあり、
前記右側シール部(35)と左側シール部(37)はそれぞれ前記外側シール(27)に対向する下縁(51,53)を有し、
前記外装袋(5)は前記一方又は前記他方の側部(25)であって前記外側シール(27)と前記内側シール(31)の間に、前記破断線(61)の始端となる切り込み(59)を有し、
前記切り込み(59)により近い前記右側シール部(35)又は前記左側シール(37)の下縁(51,53)は、外側から内側に向かって次第に前記外側シール(27)に近づくように下方に傾斜している。
このように構成された本発明の輸液バッグシステム及び外装袋によれば、輸液バッグシステムの輸送時又は取扱い時、輸液バッグが不用意に外装体から露出することがない。また、開封時に破断線が内側シールと外側シールの間又は内側シールを確実に横断し、使用状態で輸液バッグの口栓だけを外装体から露出させることができる。
本発明に係る輸液バッグシステムの正面図であって該輸液バッグシステムを構成する外装体と輸液バッグの一部をそれぞれ切除した図である。 図1に示す外装体の部分正面図。 図1に示す輸液バッグシステムの製造を説明する図で、図1に示す外装体と輸液バッグを上下反転した図である。 輸液バッグシステムの使用を説明する図である。 輸液バッグシステムの使用を説明する図である。 輸液バッグシステムの使用を説明する図である。 輸液バッグシステムの使用を説明する図である。 外装体に設ける内側シールの他の形態を示す外装体の部分正面図である。 外装体に設ける内側シールの他の形態を示す外装体の部分正面図である。 外装体に設ける案内部の他の形態を示す外装体の部分正面図である。 外装体に設ける案内部の他の形態を示す外装体の部分正面図である。
以下、添付図面を参照して本発明に係る輸液バッグユニットとそれに使用する外装袋を説明する。なお、以下の説明では、発明の理解を容易にするために「右」、「左」、「上」、「下」を含む用語を用いるが、それらの用語は輸液バッグ及び輸液バッグユニットの使用状態(図7に示す状態)を基準とした方向又は位置を示すものである。
1.輸液バッグユニット:
図1は、本発明に係る輸液バッグユニット(以下、単に「ユニット」という。)1の外観を示す。図示するように、ユニット1は、輸液バッグ3と、該輸液バッグ3を収納する外装袋5を有する。
2.輸液バッグ:
輸液バッグ3は、輸液7を収容する輸液収容袋9を有する。輸液収容袋9は、一般には、2枚の樹脂シートを重ね、重ね合わせた樹脂シートの所定箇所(具体的には、輸液バッグ3の上縁、下縁、両縁に相当する箇所)を連続的に加熱してシール又は溶着部(上縁シール11、下縁シール13、両縁シール15)が形成されている。樹脂シートには、例えばポリエチレン樹脂からなる多層構造のシートが利用される。輸液収容袋9は、上述のように2枚の樹脂シートを重ね合わせて構成してもよいし、一枚の樹脂シートを上縁の位置で折り返して両縁と下縁、また必要であれば上縁を熱溶着することによって構成してもよい。
輸液収容袋9の下端中央には口栓17が固定されている。口栓17は、一般に、輸液収容袋9に溶着された筒状本体と、該筒状本体を通じて輸液収容袋に輸液が充填された後に該筒状本体の口部に打栓された弾性栓体と、該栓体の脱落を防止するために筒状本体に溶着されたキャップからなる。
3.外装袋:
外装袋5は、所定形状に加工された2枚の樹脂シート19,21(表側シート部19と裏側シート部21)を重ね、これら樹脂シート19,21の所定箇所(具体的には、外装袋5の下縁、上縁、両縁に相当する箇所。)に沿って連続的に加熱してシール又は溶着部が形成される。具体的には、輸液バッグ3と外装袋5を上下反転して示した図3に示すように、2枚の樹脂シート19,21の三辺縁部(上縁と両縁)を熱溶着して上縁シール23と両縁シール25を有する袋5aを形成し、次に袋5aに輸液バッグ3を挿入し、次に袋5aの両縁部上端側を把持した状態で残りの一辺縁部(下縁)27aを熱溶着して下縁シール27(図1参照)が形成される。以下、必要に応じて、下縁シールを「外側シール」という。
外装袋5の樹脂シート19,21は、一般には、例えばポリエチレン樹脂からなる多層構造のシートで形成される。また、外装袋5は、上述のように2枚の樹脂シートを重ね合わせて構成してもよいし、一枚の樹脂シートを上縁の位置で折り返して両縁と下縁、また必要であれば上縁を熱溶着することによって構成することもできる。
図1に戻り、外装袋5の上縁シール23の中央には、吊穴29が形成されている。
外装袋5は、外側シール27の上側に別のシール又は溶着部(案内部)(以下、適宜「内側シール」という。)31が形成されている。この内側シール31は、外側シール27の形成時、表側シート部19と裏側シート部21を熱溶着して形成される。
図1,2に示すように、上下方向に関して内側シール31と外側シール27が離間しており、これら内側シール31と外側シール27の間に外装体5を横方向に横断する横方向非シール部(非溶着部)33が形成されている。内側シール31は、右側シール部(右側溶着部)35と左側シール部(左側溶着部)37を有し、これら右側シール部35と左側シール部37の間に中央非シール部(口栓進入用非溶着部)39が形成され、右側シール部35と左側シール部37と外側シール27との間にそれぞれ右側非シール部41と左側非シール部43が形成されており、これら右側非シール部41と左側非シール部43がそれぞれ横方向非シール部33の一部を形成している。
図7に示すように、中央非シール部39は、輸液バッグシステム1の使用時にそこに輸液バッグ3の口栓17が進入する箇所である。したがって、中央非シール部39の左右方向の幅は、該非シール部39を広げた状態で輸液バッグ3の口栓17が容易に通過できる大きさとする。
実施の形態では右側シール部35と左側シール部37の外側端部は外装袋5の両縁シール25に繋がっているが、右側シール部35と左側シール部37の外側端部は両側縁シール25に繋がっていなくてもよい。また、図示しないが、右側シール部35と左側シール部37は複数の小シール部に分割してもよい。小シール部の配置は任意で、例えば、横方向に一列に所定の間隔をあけて一列又は複数列に配置してもよい。
右側シール部35と左側シール部37の上縁45,47は、図1,2に示すように、水平方向に伸ばしてもよいし、図8に示すように、外装袋5の内部に収容された輸液バッグ3の対向箇所、すなわち、図1に示すように口栓17から両側に伸びる肩部49の傾斜角と同じ又はほぼ同じ角度としてもよい。図2に示すように、上縁と異なり、右側シール部35と左側シール部37の下縁51,53の形状は違っている。具体的に、本実施形態では、右側シール部35と左側シール部37の下縁51,53は共に図の右側から左側に向かって下方(外側シール側)に傾斜しており、右側シール部35の下縁内側端部(角部)55が左側シール部37の下縁内側端部(角部)57よりも低くなっている。
右側シール部35の近傍に位置する右縁シール25の下端寄り外縁であって外側シール27と内側シール31の間には、略V形状又は略U形状の切り込み(ノッチ)59が形成されており、この切り込み59を始端として横方向非シール部33を横方向に横断する引き裂き線(破断線)61を形成することで、外側シール27を含む外装袋5の下端部63(図6参照)を引き裂いて分離できるようにしてある。
図2に示すように、切り込み59から始まる引き裂き線(破断線)61が横方向非シール部33内に収まるように、左側シール部37と右側シール部35には種々の工夫がなされている。具体的に説明すると、引き裂きに関して、2枚の樹脂シートを熱溶着してなるシール部はこれら2枚のシートが一体となって引き裂きに抵抗するため、熱溶着されていない非シール部に比べて熱溶着されたシール部はより大きな引き裂き強度(抵抗力)を発揮するという性質を利用している。そして、右側シール部35の下縁51は、切り込み59に近い右側から反対側の左側に向かって次第に外側シール27に近づくように下方に傾斜しており、切り込み59から始まった引き裂き線61が上方(外側シール27から離れる方向)にずれた場合でも、その引き裂き線61が右側シール部35の下縁51に案内されながら左側に進行するようにしてある。また、右側シール部下縁51の内側端部55は、左側シール部下縁53の内側端部57よりも外側シール27寄りに位置しており、右側シール部35を通過して中央非シール部39に進入した引き裂き線61が多少上方にずれた場合でも該引き裂き線61の先端が左側シール部下縁53に当たるようにしてある。さらに、左側シール部下縁53は、右側から左側に向かって次第に外側シール27に近づくように傾斜しており、引き裂き線61の先端が左側シール部下縁53に案内されながら、左側シール部37と外側シール27の間の領域を進行するようにしてある。
4.使用:
このように構成された輸液バッグシステム1の使用について説明する。図4に示すように、使用時、ユーザは、左手と右手でそれぞれ、切り込み59を挟んでその上側と下側に位置する外装袋部分を把持し、切り込み59から右側非シール部41に向かって該右側非シール部41に位置する表側と裏側のシート部19,21を引き裂く。このとき、左右の手に加える力の加減によって、引き裂き線61は上側又は下側(内側シール31側又は外側シール27側)にずれる。例えば、引き裂き線61が上側(内側シール31側)にずれた場合、引き裂き線61の先端は右側シール部35に捕まり、この右側シール部35の下縁51に沿って進行する。逆に、引き裂き線61が下側(外側シール27側)にずれた場合、引き裂き線61の先端は外側シール27に捕まり、この外側シール27の上縁に沿って進行する。
図5に示すように、右側非シール部41の間を通過した後、引き裂き線61は中央非シール部39に進入する。図示するとおり、中央非シール部39の上側(外側シール27の反対側)には引き裂き線61が上側に移動するのを規制する構成が無いため、引き裂き線61は外側シール27から次第に離れて上方に移動することがある。この場合、左側シール部下縁53の内側端部57が右側シール部下縁51の内側端部55よりも上方(外側シール27から離れる方向)に位置しているため、引き裂き線61の先端が多少上方に移動しても該引き裂き線61が左側シール部37の上側に逸れることはない。
図5,6に示すように、引き裂き線61はさらに、中央非シール部39を通過し、左側非シール部43に進入し、左側シール部37と外側シール27に規制されながら左側非シール部43を通過し、左縁シール25を横断して、外側シール27と内側シール31との間で外装袋5の下端部63を分離する。
図7に示すように、この状態で、輸液バッグ3の口栓17を中央非シール部39に進入し、また中央非シール部39を介して外部に露出させる。次に、外装袋5の上縁シール23に設けた吊穴29に吊具69を通し、口栓17に針(図示せず)を刺して、輸液7(図1参照)を供給する。
このように、上述の実施形態に係る外装袋及び輸液バッグシステムによれば、輸液バッグの輸送時又は取扱い時に外装袋に無理な力が作用しても容易にシールが破れて開封してしまうということがない。また、開封時、切り込み59から始まった引き裂き線が力の入れ方によって内側シールに向かってずれることがあっても、引き裂き線は内側シールに案内されながら横方向非シール部を進行し、外装袋の下部領域を確実に横断する。さらに、切り込みから離れた一方のシール部(上述の実施形態では左側シール部)の内側端部が切り込みに近い他方のシール部(上述の実施形態では右側シール部)の内側端部よりも上方(外側シールから離れる方向)に配置されているので、切り込みから始まって一方のシール部の下を通過した引き裂き線は確実に他方のシール部の下縁に到達する。したがって、一方のシール部を通過した引き裂き線の先端が中央非シール部を通過して他方のシール部の上方に入ることがない。
5.他の形態:
上述した実施形態は本発明の一例であって、上述した実施形態を種々改変した形態も本発明の技術範囲に含まれる。例えば、上述の実施形態では、右側シール部下縁51と左側シール部下縁53は共に右側から左側(切り込み59から離れる方向)に向かって次第に外側シール27に近づくように傾斜しているが、両下縁51,53は外装袋5の横断方向(引き裂き方向)に平行又はほぼ平行であってもよいし、いずれか一方のみが同方向に傾斜していてもよい。なお、図9は、右側シール部下縁51を傾斜させ、左側シール部下縁55は横断方向に平行又はほぼ平行にした例である。
また、図10に示すように、中央非シール部39には、右側から左側(切り込み59から離れる方向)に向かって下方(外側シール側)に傾斜した直線状溶着部(補強部)65を左右一列に配置し、右側から左側に向かって進行する引き裂き線61を外側シール27に向けて案内するようにしてもよい。溶着部(案内部)65は、内側シール31及び外側シール27を形成する際に該溶着部(案内部)65に対応する箇所で表側と裏側のシート部19,21を溶着することによって形成できる。溶着部(補強部)65に代えて、溶着部(補強部)65が位置する箇所の表側又は裏側シート部部分に脆弱部を形成し、これにより右側から左側に向かって進行する引き裂き線61を外側シール27に向けて案内するようにしてもよい。この場合、脆弱部は、例えば表側又は裏側シートが積層シートで構成されている場合、積層前に少なくとも一枚のシートに図示する模様の複数の穴を開けることで形成することができる。
さらに、図11に示すように、内側シール31を下方に伸ばして外側シール27に接続する一方、内側シール31には右側から左側(切り込み59から離れる方向)に向かって引き裂き線を案内する複数の脆弱部(非溶着部、案内部)67を形成してもよい。なお、各脆弱部67の形状は、限定的ではないが、図示するくの字形とし、これらくの字状の脆弱部67を該くの字形状の中央部を切り込み59から離れる方向に向けて右側と左側のシール部41,43に等間隔に配置することが好ましい。この場合も、切り込み59から始まる引き裂き線が確実に内側シールを横方向に横断し、外装袋の下端部を分離できる。
1:輸液バッグユニット(ユニット)
3:輸液バッグ
5:外装袋
7:輸液
9:輸液収容袋
11:上縁シール
13:下縁シール
15:両縁シール
17:口栓
19:表側シート部
21:裏側シート部
23:上縁シール
25:両縁シール
27:下縁シール(外側シール)
29:吊穴
31:内側シール
33:横方向非シール部
35:右側シール部
37:左側シール部
39:中央非シール部(口栓進入用非融着部)
41:右側非シール部
43:左側非シール部
45:左側シール部の上縁
47:右側シール部の上縁
49:肩部
51:右側シール部の下縁
53:左側シール部の下縁
55:右側シール部下縁の内側端部
57:左側シール部下縁の内側端部
59:切り込み(ノッチ)
61:引き裂き線(破断線)
63:外装袋の下端部
65:溶着部(案内部)
67:脆弱部(案内部)
69:吊具

Claims (13)

  1. 輸液バッグ(3)と該輸液バッグ(3)を収納した外装袋(5)とを備え、
    (a) 前記輸液バッグ(3)は、輸液(7)と、該輸液(7)を収容する輸液収納袋(9)と、該輸液収納袋(9)の下端部に固定された口栓(17)とを有し、
    (b) 前記外装袋(5)は、
    前記外装袋(5)に前記輸液バッグ(3)を収納した状態で前記輸液バッグ(3)の表側と裏側に対向する表側シート部(19)と裏側シート部(21)を有し、
    前記表側シート部(19)と前記裏側シート部(21)は、前記外装袋(5)に収納された前記輸液バッグ(3)の周りで互いに連結されている、輸液バッグユニット(1)であって、
    (c) 前記外装袋(5)は、
    前記外装袋(5)に前記輸液バッグ(3)が収納された状態で、前記輸液バッグ(3)の下端部に対向する下縁と、前記輸液バッグの上端部に対向する上縁と、前記下縁と前記上縁を互いに接続する両縁を有し、
    (c1) 前記外装袋はまた、
    前記下縁に沿って前記表側シート部(19)と前記裏側シート部(21)を溶着する外側シール(27)と、前記外装袋(5)に収納された前記輸液バッグ(3)の前記輸液収納袋(9)と前記外側シール(27)との間に位置して前記表側シート部(19)と前記裏側シート部(21)を溶着する内側シール(31)を有し、
    前記内側シール(31)は、前記外装袋(5)に収納された前記輸液バッグ(3)の前記口栓(17)の左右両側に位置して前記表側シート部(19)と前記裏側シート部(21)を溶着する右側シール部(35)と左側シール部(37)と、該右側シール部(35)と左側シール部(37)の間にあって前記口栓(17)が進入可能な大きさ中央非シール部(39)を有し、
    (c2) 前記外装袋(5)は更に、前記内側シール(31)と前記外側シール(27)との間又は前記内側シール(31)に、前記外装袋(5)の右側又は左側の一方の側部から他方の側部に向けて左右方向に前記外装袋(5)を破断するときに前記外装袋(5)に形成される破断線(61)が前記中央非シール部(39)を左右方向に横断するように案内する案内部(51,53,65,67)が形成されており、
    前記外側シール(27)と前記内側シール(31)が上下方向に離間し、前記外側シール(27)と前記内側シール(31)の間には前記表側シート部(19)と前記裏側シート部(21)を溶着しない横方向非シール部(33)が形成されており、
    前記横方向非シール部(33)が前記中央非シール部(39)に連通しており、
    前記内側シール(31)が前記破断線(61)を案内する案内部として機能するようにしてあり、
    前記右側シール部(35)と左側シール部(37)はそれぞれ前記外側シール(27)に対向する下縁(51,53)を有し、
    前記外装袋(5)は前記一方又は前記他方の側部(25)であって前記外側シール(27)と前記内側シール(31)の間に、前記破断線(61)の始端となる切り込み(59)を有し、
    前記切り込み(59)により近い前記右側シール部(35)又は前記左側シール(37)の下縁(51,53)は、外側から内側に向かって次第に前記外側シール(27)に近づくように下方に傾斜していることを特徴とする輸液バッグユニット。
  2. 輸液バッグ(3)と該輸液バッグ(3)を収納した外装袋(5)とを備え、
    (a) 前記輸液バッグ(3)は、輸液(7)と、該輸液(7)を収容する輸液収納袋(9)と、該輸液収納袋(9)の下端部に固定された口栓(17)とを有し、
    (b) 前記外装袋(5)は、
    前記外装袋(5)に前記輸液バッグ(3)を収納した状態で前記輸液バッグ(3)の表側と裏側に対向する表側シート部(19)と裏側シート部(21)を有し、
    前記表側シート部(19)と前記裏側シート部(21)は、前記外装袋(5)に収納された前記輸液バッグ(3)の周りで互いに連結されている、輸液バッグユニット(1)であって、
    (c) 前記外装袋(5)は、
    前記外装袋(5)に前記輸液バッグ(3)が収納された状態で、前記輸液バッグ(3)の下端部に対向する下縁と、前記輸液バッグの上端部に対向する上縁と、前記下縁と前記上縁を互いに接続する両縁を有し、
    (c1) 前記外装袋はまた、
    前記下縁に沿って前記表側シート部(19)と前記裏側シート部(21)を溶着する外側シール(27)と、前記外装袋(5)に収納された前記輸液バッグ(3)の前記輸液収納袋(9)と前記外側シール(27)との間に位置して前記表側シート部(19)と前記裏側シート部(21)を溶着する内側シール(31)を有し、
    前記内側シール(31)は、前記外装袋(5)に収納された前記輸液バッグ(3)の前記口栓(17)の左右両側に位置して前記表側シート部(19)と前記裏側シート部(21)を溶着する右側シール部(35)と左側シール部(37)と、該右側シール部(35)と左側シール部(37)の間にあって前記口栓(17)が進入可能な大きさの中央非シール部(39)を有し、
    (c2) 前記外装袋(5)は更に、前記内側シール(31)と前記外側シール(27)との間又は前記内側シール(31)に、前記外装袋(5)の右側又は左側の一方の側部から他方の側部に向けて左右方向に前記外装袋(5)を破断するときに前記外装袋(5)に形成される破断線(61)が前記中央非シール部(39)を左右方向に横断するように案内する案内部(51,53,65,67)が形成されており、
    前記外側シール(27)と前記内側シール(31)が上下方向に離間し、前記外側シール(27)と前記内側シール(31)の間には前記表側シート部(19)と前記裏側シート部(21)を溶着しない横方向非シール部(33)が形成されており、
    前記横方向非シール部(33)が前記中央非シール部(39)に連通しており、
    前記内側シール(31)が前記破断線(61)を案内する案内部として機能するようにしてあり、
    前記右側シール部(35)と左側シール部(37)はそれぞれ前記外側シール(27)に対向する下縁(51,53)を有し、
    前記外装袋(5)は前記一方又は前記他方の側部(25)であって、前記外側シール(27)と前記内側シール(31)の間に、前記破断線(61)の始端となる切り込み(59)を有し、
    前記右側シール部(35)と左側シール部(37)の下縁(51,53)は前記切り込
    み(59)から遠ざかる方向に向かって下方に傾斜していることを特徴とする輸液バッグユニット。
  3. 輸液バッグ(3)と該輸液バッグ(3)を収納した外装袋(5)とを備え、
    (a) 前記輸液バッグ(3)は、輸液(7)と、該輸液(7)を収容する輸液収納袋(9)と、該輸液収納袋(9)の下端部に固定された口栓(17)とを有し、
    (b) 前記外装袋(5)は、
    前記外装袋(5)に前記輸液バッグ(3)を収納した状態で前記輸液バッグ(3)の表側と裏側に対向する表側シート部(19)と裏側シート部(21)を有し、
    前記表側シート部(19)と前記裏側シート部(21)は、前記外装袋(5)に収納された前記輸液バッグ(3)の周りで互いに連結されている、輸液バッグユニット(1)であって、
    (c) 前記外装袋(5)は、
    前記外装袋(5)に前記輸液バッグ(3)が収納された状態で、前記輸液バッグ(3)の下端部に対向する下縁と、前記輸液バッグの上端部に対向する上縁と、前記下縁と前記上縁を互いに接続する両縁を有し、
    (c1) 前記外装袋はまた、
    前記下縁に沿って前記表側シート部(19)と前記裏側シート部(21)を溶着する外側シール(27)と、前記外装袋(5)に収納された前記輸液バッグ(3)の前記輸液収納袋(9)と前記外側シール(27)との間に位置して前記表側シート部(19)と前記裏側シート部(21)を溶着する内側シール(31)を有し、
    前記内側シール(31)は、前記外装袋(5)に収納された前記輸液バッグ(3)の前記口栓(17)の左右両側に位置して前記表側シート部(19)と前記裏側シート部(21)を溶着する右側シール部(35)と左側シール部(37)と、該右側シール部(35)と左側シール部(37)の間にあって前記口栓(17)が進入可能な大きさの中央非シール部(39)を有し、
    (c2) 前記外装袋(5)は更に、前記内側シール(31)と前記外側シール(27)との間又は前記内側シール(31)に、前記外装袋(5)の右側又は左側の一方の側部から他方の側部に向けて左右方向に前記外装袋(5)を破断するときに前記外装袋(5)に形成される破断線(61)が前記中央非シール部(39)を左右方向に横断するように案内する案内部(51,53,65,67)が形成されており、
    前記外側シール(27)と前記内側シール(31)が上下方向に離間し、前記外側シール(27)と前記内側シール(31)の間には前記表側シート部(19)と前記裏側シート部(21)を溶着しない横方向非シール部(33)が形成されており、
    前記横方向非シール部(33)が前記中央非シール部(39)に連通しており、
    前記内側シール(31)が前記破断線(61)を案内する案内部として機能するようにしてあり、
    前記右側シール部(35)と左側シール部(37)はそれぞれ前記外側シール(27)に対向する下縁(51,53)を有し、
    前記外装袋(5)は前記一方又は前記他方の側部(25)であって、前記外側シール(27)と前記内側シール(31)の間に、前記破断線(61)の始端となる切り込み(59)を有し、
    前記右側シール部(35)又は左側シール部(37)のうちで前記切り込み(59)により近いものの内側端部(55)は前記右側シール又は左側シールのうちで前記切り込み(59)により遠いものの内側端部(57)よりも前記外側シール(27)により近いことを特徴とする輸液バッグユニット。
  4. 輸液バッグ(3)と該輸液バッグ(3)を収納した外装袋(5)とを備え、
    (a) 前記輸液バッグ(3)は、輸液(7)と、該輸液(7)を収容する輸液収納袋(9)と、該輸液収納袋(9)の下端部に固定された口栓(17)とを有し、
    (b) 前記外装袋(5)は、
    前記外装袋(5)に前記輸液バッグ(3)を収納した状態で前記輸液バッグ(3)の表側と裏側に対向する表側シート部(19)と裏側シート部(21)を有し、
    前記表側シート部(19)と前記裏側シート部(21)は、前記外装袋(5)に収納された前記輸液バッグ(3)の周りで互いに連結されている、輸液バッグユニット(1)であって、
    (c) 前記外装袋(5)は、
    前記外装袋(5)に前記輸液バッグ(3)が収納された状態で、前記輸液バッグ(3)の下端部に対向する下縁と、前記輸液バッグの上端部に対向する上縁と、前記下縁と前記上縁を互いに接続する両縁を有し、
    (c1) 前記外装袋はまた、
    前記下縁に沿って前記表側シート部(19)と前記裏側シート部(21)を溶着する外側シール(27)と、前記外装袋(5)に収納された前記輸液バッグ(3)の前記輸液収納袋(9)と前記外側シール(27)との間に位置して前記表側シート部(19)と前記裏側シート部(21)を溶着する内側シール(31)を有し、
    前記内側シール(31)は、前記外装袋(5)に収納された前記輸液バッグ(3)の前記口栓(17)の左右両側に位置して前記表側シート部(19)と前記裏側シート部(21)を溶着する右側シール部(35)と左側シール部(37)と、該右側シール部(35)と左側シール部(37)の間にあって前記口栓(17)が進入可能な大きさの中央非シール部(39)を有し、
    (c2) 前記外装袋(5)は更に、前記内側シール(31)と前記外側シール(27)との間又は前記内側シール(31)に、前記外装袋(5)の右側又は左側の一方の側部から他方の側部に向けて左右方向に前記外装袋(5)を破断するときに前記外装袋(5)に形成される破断線(61)が前記中央非シール部(39)を左右方向に横断するように案内する案内部(51,53,65,67)が形成されており、
    前記外側シール(27)と前記内側シール(31)が上下方向に離間し、前記外側シール(27)と前記内側シール(31)の間には前記表側シート部(19)と前記裏側シート部(21)を溶着しない横方向非シール部(33)が形成されており、
    前記横方向非シール部(33)が前記中央非シール部(39)に連通しており、
    前記内側シール(31)が前記破断線(61)を案内する案内部として機能するようにしてあり、
    前記右側シールと左側シールはそれぞれ前記輸液収納袋に対向する上縁を有し、
    前記上縁は、前記口栓の両側に位置して前記上縁に対向する肩部の傾斜角度に対応する角度をもって傾斜していることを特徴とする輸液バッグユニット。
  5. 前記右側シールと左側シールはそれぞれ前記輸液収納袋に対向する上縁を有し、
    前記上縁は、前記口栓の両側に位置して前記上縁に対向する肩部の傾斜角度に対応する角度をもって傾斜していることを特徴とする請求項1〜3のいずれかの輸液バッグユニット。
  6. 前記外装袋(5)は、上端部に吊り下げ用穴(29)が形成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかの輸液バッグユニット。
  7. 輸液バッグ(3)と該輸液バッグ(3)を収納した外装袋(5)とを備え、
    (a) 前記輸液バッグ(3)は、輸液(7)と、該輸液(7)を収容する輸液収納袋(9)と、該輸液収納袋(9)の下端部に固定された口栓(17)とを有し、
    (b) 前記外装袋(5)は、
    前記外装袋(5)に前記輸液バッグ(3)を収納した状態で前記輸液バッグ(3)の表側と裏側に対向する表側シート部(19)と裏側シート部(21)を有し、
    前記表側シート部(19)と前記裏側シート部(21)は、前記外装袋(5)に収納された前記輸液バッグ(3)の周りで互いに連結されている、輸液バッグユニット(1)とともに利用される前記外装体(5)であって、
    (c) 前記外装袋(5)は、
    前記外装袋(5)に前記輸液バッグ(3)が収納された状態で、前記輸液バッグ(3)の下端部に対向する下縁と、前記輸液バッグの上端部に対向する上縁と、前記下縁と前記上縁を互いに接続する両縁を有し、
    (c1) 前記外装袋はまた、
    前記下縁に沿って前記表側シート部(19)と前記裏側シート部(21)を溶着する外側シール(27)と、前記外装袋(5)に収納された前記輸液バッグ(3)の前記輸液収納袋(9)と前記外側シール(27)との間に位置して前記表側シート部(19)と前記裏側シート部(21)を溶着する内側シール(31)を有し、
    前記内側シール(31)は、前記外装袋(5)に収納された前記輸液バッグ(3)の前記口栓(17)の左右両側に位置して前記表側シート部(19)と前記裏側シート部(21)を溶着する右側シール部(35)と左側シール部(37)と、該右側シール部(35)と左側シール部(37)の間にあって前記口栓(17)が進入可能な大きさの中央非シール部(39)を有し、
    (c2) 前記外装袋(5)は更に、前記内側シール(31)と前記外側シール(27)との間又は前記内側シール(31)に、前記外装袋(5)の右側又は左側の一方の側部から他方の側部に向けて左右方向に前記外装袋(5)を破断するときに前記外装袋(5)に形成される破断線(61)が前記中央非シール部(39)を左右方向に横断するように案内する案内部(51,53,65,67)が形成されており、
    前記右側シール部(35)と左側シール部(37)はそれぞれ前記外側シール(27)に対向する下縁(51,53)を有し、
    前記外装袋(5)は前記一方又は前記他方の側部(25)であって前記外側シール(27)と前記内側シール(31)の間に、前記破断線(61)の始端となる切り込み(59)を有し、
    前記切り込み(59)により近い前記右側シール部(35)又は前記左側シール(37)の下縁(51,53)は、外側から内側に向かって次第に前記外側シール(27)に近づくように下方に傾斜していることを特徴とする輸液バッグユニット用外装体。
  8. 輸液バッグ(3)と該輸液バッグ(3)を収納した外装袋(5)とを備え、
    (a) 前記輸液バッグ(3)は、輸液(7)と、該輸液(7)を収容する輸液収納袋(9)と、該輸液収納袋(9)の下端部に固定された口栓(17)とを有し、
    (b) 前記外装袋(5)は、
    前記外装袋(5)に前記輸液バッグ(3)を収納した状態で前記輸液バッグ(3)の表側と裏側に対向する表側シート部(19)と裏側シート部(21)を有し、
    前記表側シート部(19)と前記裏側シート部(21)は、前記外装袋(5)に収納された前記輸液バッグ(3)の周りで互いに連結されている、輸液バッグユニット(1)とともに利用される前記外装体(5)であって、
    (c) 前記外装袋(5)は、
    前記外装袋(5)に前記輸液バッグ(3)が収納された状態で、前記輸液バッグ(3)の下端部に対向する下縁と、前記輸液バッグの上端部に対向する上縁と、前記下縁と前記上縁を互いに接続する両縁を有し、
    (c1) 前記外装袋はまた、
    前記下縁に沿って前記表側シート部(19)と前記裏側シート部(21)を溶着する外側シール(27)と、前記外装袋(5)に収納された前記輸液バッグ(3)の前記輸液収納袋(9)と前記外側シール(27)との間に位置して前記表側シート部(19)と前記裏側シート部(21)を溶着する内側シール(31)を有し、
    前記内側シール(31)は、前記外装袋(5)に収納された前記輸液バッグ(3)の前記口栓(17)の左右両側に位置して前記表側シート部(19)と前記裏側シート部(21)を溶着する右側シール部(35)と左側シール部(37)と、該右側シール部(35)と左側シール部(37)の間にあって前記口栓(17)が進入可能な大きさの中央非シール部(39)を有し、
    (c2) 前記外装袋(5)は更に、前記内側シール(31)と前記外側シール(27)との間又は前記内側シール(31)に、前記外装袋(5)の右側又は左側の一方の側部から他方の側部に向けて左右方向に前記外装袋(5)を破断するときに前記外装袋(5)に形成される破断線(61)が前記中央非シール部(39)を左右方向に横断するように案内する案内部(51,53,65,67)が形成されており、
    前記外側シール(27)と前記内側シール(31)が上下方向に離間し、前記外側シー
    ル(27)と前記内側シール(31)の間には前記表側シート部(19)と前記裏側シー
    ト部(21)を溶着しない横方向非シール部(33)が形成されており、
    前記横方向非シール部(33)が前記中央非シール部(39)に連通しており、
    前記内側シール(31)が前記破断線(61)を案内する案内部として機能するように
    してあり、
    前記右側シール部(35)と左側シール部(37)はそれぞれ前記外側シール(27)
    に対向する下縁(51,53)を有し、
    前記外装袋(5)は前記一方又は前記他方の側部(25)であって、前記外側シール(27)と前記内側シール(31)の間に、前記破断線(61)の始端となる切り込み(59)を有し、
    前記右側シール部(35)と左側シール部(37)の下縁(51,53)は前記切り込み(59)から遠ざかる方向に向かって下方に傾斜していることを特徴とする輸液バッグユニット用外装体。
  9. 輸液バッグ(3)と該輸液バッグ(3)を収納した外装袋(5)とを備え、
    (a) 前記輸液バッグ(3)は、輸液(7)と、該輸液(7)を収容する輸液収納袋(9)と、該輸液収納袋(9)の下端部に固定された口栓(17)とを有し、
    (b) 前記外装袋(5)は、
    前記外装袋(5)に前記輸液バッグ(3)を収納した状態で前記輸液バッグ(3)の表側と裏側に対向する表側シート部(19)と裏側シート部(21)を有し、
    前記表側シート部(19)と前記裏側シート部(21)は、前記外装袋(5)に収納された前記輸液バッグ(3)の周りで互いに連結されている、輸液バッグユニット(1)とともに利用される前記外装体(5)であって、
    (c) 前記外装袋(5)は、
    前記外装袋(5)に前記輸液バッグ(3)が収納された状態で、前記輸液バッグ(3)の下端部に対向する下縁と、前記輸液バッグの上端部に対向する上縁と、前記下縁と前記上縁を互いに接続する両縁を有し、
    (c1) 前記外装袋はまた、
    前記下縁に沿って前記表側シート部(19)と前記裏側シート部(21)を溶着する外側シール(27)と、前記外装袋(5)に収納された前記輸液バッグ(3)の前記輸液収納袋(9)と前記外側シール(27)との間に位置して前記表側シート部(19)と前記裏側シート部(21)を溶着する内側シール(31)を有し、
    前記内側シール(31)は、前記外装袋(5)に収納された前記輸液バッグ(3)の前記口栓(17)の左右両側に位置して前記表側シート部(19)と前記裏側シート部(21)を溶着する右側シール部(35)と左側シール部(37)と、該右側シール部(35)と左側シール部(37)の間にあって前記口栓(17)が進入可能な大きさの中央非シール部(39)を有し、
    (c2) 前記外装袋(5)は更に、前記内側シール(31)と前記外側シール(27)との間又は前記内側シール(31)に、前記外装袋(5)の右側又は左側の一方の側部から他方の側部に向けて左右方向に前記外装袋(5)を破断するときに前記外装袋(5)に形成される破断線(61)が前記中央非シール部(39)を左右方向に横断するように案内する案内部(51,53,65,67)が形成されており、
    前記外側シール(27)と前記内側シール(31)が上下方向に離間し、前記外側シー
    ル(27)と前記内側シール(31)の間には前記表側シート部(19)と前記裏側シー
    ト部(21)を溶着しない横方向非シール部(33)が形成されており、
    前記横方向非シール部(33)が前記中央非シール部(39)に連通しており、
    前記内側シール(31)が前記破断線(61)を案内する案内部として機能するように
    してあり、
    前記右側シール部(35)と左側シール部(37)はそれぞれ前記外側シール(27)に対向する下縁(51,53)を有し、
    前記外装袋(5)は前記一方又は前記他方の側部(25)であって、前記外側シール(27)と前記内側シール(31)の間に、前記破断線(61)の始端となる切り込み(59)を有し、
    前記右側シール部(35)又は左側シール部(37)のうちで前記切り込み(59)により近いものの内側端部(55)は前記右側シール又は左側シールのうちで前記切り込み(59)により遠いものの内側端部(57)よりも前記外側シール(27)により近いことを特徴とする輸液バッグユニット用外装体。
  10. 輸液バッグ(3)と該輸液バッグ(3)を収納した外装袋(5)とを備え、
    (a) 前記輸液バッグ(3)は、輸液(7)と、該輸液(7)を収容する輸液収納袋(9)と、該輸液収納袋(9)の下端部に固定された口栓(17)とを有し、
    (b) 前記外装袋(5)は、
    前記外装袋(5)に前記輸液バッグ(3)を収納した状態で前記輸液バッグ(3)の表側と裏側に対向する表側シート部(19)と裏側シート部(21)を有し、
    前記表側シート部(19)と前記裏側シート部(21)は、前記外装袋(5)に収納された前記輸液バッグ(3)の周りで互いに連結されている、輸液バッグユニット(1)とともに利用される前記外装体(5)であって、
    (c) 前記外装袋(5)は、
    前記外装袋(5)に前記輸液バッグ(3)が収納された状態で、前記輸液バッグ(3)の下端部に対向する下縁と、前記輸液バッグの上端部に対向する上縁と、前記下縁と前記上縁を互いに接続する両縁を有し、
    (c1) 前記外装袋はまた、
    前記下縁に沿って前記表側シート部(19)と前記裏側シート部(21)を溶着する外側シール(27)と、前記外装袋(5)に収納された前記輸液バッグ(3)の前記輸液収納袋(9)と前記外側シール(27)との間に位置して前記表側シート部(19)と前記裏側シート部(21)を溶着する内側シール(31)を有し、
    前記内側シール(31)は、前記外装袋(5)に収納された前記輸液バッグ(3)の前記口栓(17)の左右両側に位置して前記表側シート部(19)と前記裏側シート部(21)を溶着する右側シール部(35)と左側シール部(37)と、該右側シール部(35)と左側シール部(37)の間にあって前記口栓(17)が進入可能な大きさの中央非シール部(39)を有し、
    (c2) 前記外装袋(5)は更に、前記内側シール(31)と前記外側シール(27)との間又は前記内側シール(31)に、前記外装袋(5)の右側又は左側の一方の側部から他方の側部に向けて左右方向に前記外装袋(5)を破断するときに前記外装袋(5)に形成される破断線(61)が前記中央非シール部(39)を左右方向に横断するように案内する案内部(51,53,65,67)が形成されており、
    前記右側シールと左側シールはそれぞれ前記輸液収納袋に対向する上縁を有し、
    前記上縁は、前記口栓の両側に位置して前記上縁に対向する肩部の傾斜角度に対応する角度をもって傾斜していることを特徴とする輸液バッグユニット外装体。
  11. 前記外側シール(27)と前記内側シール(31)が上下方向に離間し、前記外側シー
    ル(27)と前記内側シール(31)の間には前記表側シート部(19)と前記裏側シー
    ト部(21)を溶着しない横方向非シール部(33)が形成されており、
    前記横方向非シール部(33)が前記中央非シール部(39)に連通しており、
    前記内側シール(31)が前記破断線(61)を案内する案内部として機能するように
    してあることを特徴とする請求項10の輸液バッグユニット用外装体。
  12. 前記右側シールと左側シールはそれぞれ前記輸液収納袋に対向する上縁を有し、
    前記上縁は、前記口栓の両側に位置して前記上縁に対向する肩部の傾斜角度に対応する角度をもって傾斜していることを特徴とする請求項7〜9のいずれかの輸液バッグユニット外装体。
  13. 前記外装袋(5)は、上端部に吊り下げ用穴(29)が形成されていることを特徴とする請求項7〜12のいずれかの輸液バッグユニット外装体。
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