JP2003179482A - レベルシフト回路 - Google Patents
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Abstract
(57)【要約】
【課題】誤動作がなく、高速動作に適したレベルシフト
回路を提供する。 【解決手段】低電圧電源用の電源端子BBL及び接地端
子G1と、ハイサイドドライブ回路の動作電源の高電位
側及び低電位側用の高電位側端子BH及び低電位側端子
BLとを備え、N型MOSFETQ1はD(ドレイン)が抵抗
R1を介してBHに接続され、S(ソース)がG1に接
続され、G(ゲート)がハイサイド制御信号入力端子H
Tに接続され、N型MOSFETQ2はDが抵抗R2を介して
BHに接続され、SがG1に接続され、Gがノットゲー
トNTを介してHTに接続され、P型MOSFETQ3はSが
BHに接続され、GがN型MOSFETQ1のDに接続され、P
型MOSFETQ4はSがBHに接続され、GがN型MOSFETQ
2のDに接続され、N型MOSFETQ5はDがP型MOSFETQ3
のDに接続され、SがBLに接続され、GがP型MOSFET
Q4のDに接続され、N型MOSFETQ6はDがP型MOSFETQ
4のDとハイサイドドライブ信号出力端子OUT1とに
接続され、SがBLに接続され、GがP型MOSFETQ3の
Dに接続される。
回路を提供する。 【解決手段】低電圧電源用の電源端子BBL及び接地端
子G1と、ハイサイドドライブ回路の動作電源の高電位
側及び低電位側用の高電位側端子BH及び低電位側端子
BLとを備え、N型MOSFETQ1はD(ドレイン)が抵抗
R1を介してBHに接続され、S(ソース)がG1に接
続され、G(ゲート)がハイサイド制御信号入力端子H
Tに接続され、N型MOSFETQ2はDが抵抗R2を介して
BHに接続され、SがG1に接続され、Gがノットゲー
トNTを介してHTに接続され、P型MOSFETQ3はSが
BHに接続され、GがN型MOSFETQ1のDに接続され、P
型MOSFETQ4はSがBHに接続され、GがN型MOSFETQ
2のDに接続され、N型MOSFETQ5はDがP型MOSFETQ3
のDに接続され、SがBLに接続され、GがP型MOSFET
Q4のDに接続され、N型MOSFETQ6はDがP型MOSFETQ
4のDとハイサイドドライブ信号出力端子OUT1とに
接続され、SがBLに接続され、GがP型MOSFETQ3の
Dに接続される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力信号の信号レ
ベルを他のレベルにシフトして出力するレベルシフト回
路に関し、特に、電圧出力のレベルシフト回路及び定電
流出力のレベルシフト回路に関する。
ベルを他のレベルにシフトして出力するレベルシフト回
路に関し、特に、電圧出力のレベルシフト回路及び定電
流出力のレベルシフト回路に関する。
【0002】
【従来の技術】インバータ装置等に用いられるハーフブ
リッジ回路、フルブリッジ回路、三相ブリッジ回路は、
既に知られているように、アーム構成(直列接続)した
2つのスイッチング素子(MOSFET、IGBT、バイポーラト
ランジスタなど)を有し、この2つのスイッチング素子
の内、電源側をハイサイド(上アーム)などと呼び、接
地側をローサイド(下アーム)などと呼ぶ。一般に、こ
の2つのスイッチング素子をオン/オフさせるドライブ
回路は2つのスイッチング素子に対応して2個必要であ
り、ドライブ回路の動作電源も絶縁された電源が用いら
れている。しかし、絶縁された電源を用いると、コス
ト、効率、スペースの面で不利になる。そこで、ドライ
ブ回路の動作電源を簡単に構成することができるブート
ストラップ方式のブリッジ回路が知られている。
リッジ回路、フルブリッジ回路、三相ブリッジ回路は、
既に知られているように、アーム構成(直列接続)した
2つのスイッチング素子(MOSFET、IGBT、バイポーラト
ランジスタなど)を有し、この2つのスイッチング素子
の内、電源側をハイサイド(上アーム)などと呼び、接
地側をローサイド(下アーム)などと呼ぶ。一般に、こ
の2つのスイッチング素子をオン/オフさせるドライブ
回路は2つのスイッチング素子に対応して2個必要であ
り、ドライブ回路の動作電源も絶縁された電源が用いら
れている。しかし、絶縁された電源を用いると、コス
ト、効率、スペースの面で不利になる。そこで、ドライ
ブ回路の動作電源を簡単に構成することができるブート
ストラップ方式のブリッジ回路が知られている。
【0003】図13に従来のこの種のブートストラップ
方式のブリッジ回路(ブリッジ回路の1アームのみ図
示)を示す。図13において、高電圧電源の電源端子B
BHと高電圧電源の接地端子G2との間には、直列に接
続されたハイサイド出力用スイッチング素子HSW及び
ローサイド出力用スイッチング素子LSWが設けられて
いる。ハイサイド出力用スイッチング素子HSWは、N
型MOSFETQ51のドレイン−ソース間にバックゲート−
ドレインのボディ−ダイオードが等価的に接続されて構
成され、ローサイド出力用スイッチング素子LSWは、
N型MOSFETQ52のドレイン−ソース間にバックゲート
−ドレインのボディ−ダイオードが等価的に接続されて
構成されている。
方式のブリッジ回路(ブリッジ回路の1アームのみ図
示)を示す。図13において、高電圧電源の電源端子B
BHと高電圧電源の接地端子G2との間には、直列に接
続されたハイサイド出力用スイッチング素子HSW及び
ローサイド出力用スイッチング素子LSWが設けられて
いる。ハイサイド出力用スイッチング素子HSWは、N
型MOSFETQ51のドレイン−ソース間にバックゲート−
ドレインのボディ−ダイオードが等価的に接続されて構
成され、ローサイド出力用スイッチング素子LSWは、
N型MOSFETQ52のドレイン−ソース間にバックゲート
−ドレインのボディ−ダイオードが等価的に接続されて
構成されている。
【0004】また、ブリッジ回路は、ハイサイド出力用
スイッチング素子HSWをオン/オフさせるハイサイド
ドライブ回路HDと、低電圧電源の電源端子BBLから
の低電圧電源とローサイド制御信号入力端子LTからの
ローサイド制御信号とによりローサイド出力用スイッチ
ング素子LSWをオン/オフさせるローサイドドライブ
回路LDと、ハイサイド制御信号入力端子HTからのハ
イサイド制御信号の信号レベルをより大きい信号レベル
にシフトしてハイサイドドライブ回路HDに出力するレ
ベルシフト回路10と、低電圧電源の電源端子BBLと
ハイサイドドライブ回路HDの動作電源端子HVTとの
間に接続されたブートストラップ用ダイオードD1と、
ハイサイドドライブ回路HDの動作電源端子HVTと出
力端子OUTとの間に接続されたブートストラップ用コ
ンデンサC1とを有している。ハイサイドドライブ回路
HDは、ブートストラップ用コンデンサC1の充電電流
の供給とレベルシフト回路10からの所定の信号レベル
とによりハイサイド出力用スイッチング素子HSWをオ
ン/オフさせる。
スイッチング素子HSWをオン/オフさせるハイサイド
ドライブ回路HDと、低電圧電源の電源端子BBLから
の低電圧電源とローサイド制御信号入力端子LTからの
ローサイド制御信号とによりローサイド出力用スイッチ
ング素子LSWをオン/オフさせるローサイドドライブ
回路LDと、ハイサイド制御信号入力端子HTからのハ
イサイド制御信号の信号レベルをより大きい信号レベル
にシフトしてハイサイドドライブ回路HDに出力するレ
ベルシフト回路10と、低電圧電源の電源端子BBLと
ハイサイドドライブ回路HDの動作電源端子HVTとの
間に接続されたブートストラップ用ダイオードD1と、
ハイサイドドライブ回路HDの動作電源端子HVTと出
力端子OUTとの間に接続されたブートストラップ用コ
ンデンサC1とを有している。ハイサイドドライブ回路
HDは、ブートストラップ用コンデンサC1の充電電流
の供給とレベルシフト回路10からの所定の信号レベル
とによりハイサイド出力用スイッチング素子HSWをオ
ン/オフさせる。
【0005】次にこのように構成されたブリッジ回路の
動作を説明する。まず、ローサイドドライブ回路LDに
よりローサイド出力用スイッチング素子LSWがオンす
ると、出力端子OUTが接地されて、電源端子BBLか
ら低電圧電源の電圧がブートストラップ用ダイオードD
1を介してブートストラップ用コンデンサC1に印加さ
れる。このため、低電圧電源の電圧(例えば、15V)
とほぼ等しい電圧でブートストラップ用コンデンサC1
が充電される。そして、所定の時間が経過すると、ロー
サイドドライブ回路LDによりローサイド出力用スイッ
チング素子LSWがオフする。
動作を説明する。まず、ローサイドドライブ回路LDに
よりローサイド出力用スイッチング素子LSWがオンす
ると、出力端子OUTが接地されて、電源端子BBLか
ら低電圧電源の電圧がブートストラップ用ダイオードD
1を介してブートストラップ用コンデンサC1に印加さ
れる。このため、低電圧電源の電圧(例えば、15V)
とほぼ等しい電圧でブートストラップ用コンデンサC1
が充電される。そして、所定の時間が経過すると、ロー
サイドドライブ回路LDによりローサイド出力用スイッ
チング素子LSWがオフする。
【0006】ブートストラップ用コンデンサC1(出力
端子OUTはフローティング電位である)は、既に低電
圧電源の電圧(例えば、15V)とほぼ等しい電圧で充
電されているので、ハイサイドドライブ回路HDの動作
電源となる。さらに、ハイサイド制御信号の動作電源
は、低電圧電源である。このため、レベルシフト回路1
0は、ハイサイド制御信号レベルをレベルシフトしてハ
イサイドドライブ回路HDの制御信号レベルにさせるた
め、ハイサイドドライブ回路HDをオン/オフでき、ハ
イサイド出力用スイッチング素子HSWをオン/オフす
ることができる。
端子OUTはフローティング電位である)は、既に低電
圧電源の電圧(例えば、15V)とほぼ等しい電圧で充
電されているので、ハイサイドドライブ回路HDの動作
電源となる。さらに、ハイサイド制御信号の動作電源
は、低電圧電源である。このため、レベルシフト回路1
0は、ハイサイド制御信号レベルをレベルシフトしてハ
イサイドドライブ回路HDの制御信号レベルにさせるた
め、ハイサイドドライブ回路HDをオン/オフでき、ハ
イサイド出力用スイッチング素子HSWをオン/オフす
ることができる。
【0007】次に、図13及び図14に示すレベルシフ
ト回路10の構成を説明する。図14において、1ショ
ットパルス回路SP1は、単安定マルチバイブレータで
あり、ハイサイド制御信号入力端子HTからのハイサイ
ド制御信号(入力信号)の立ち上がりエッジを検出して
一定幅の1ショットパルスを生成する。ノットゲートN
Tは、入力信号を反転して反転された入力信号を1ショ
ットパルス回路SP2に出力する。1ショットパルス回
路SP2は、単安定マルチバイブレータであり、ノット
ゲートNTからの反転された入力信号の立ち上がりエッ
ジを検出して一定幅の1ショットパルスを生成する。
ト回路10の構成を説明する。図14において、1ショ
ットパルス回路SP1は、単安定マルチバイブレータで
あり、ハイサイド制御信号入力端子HTからのハイサイ
ド制御信号(入力信号)の立ち上がりエッジを検出して
一定幅の1ショットパルスを生成する。ノットゲートN
Tは、入力信号を反転して反転された入力信号を1ショ
ットパルス回路SP2に出力する。1ショットパルス回
路SP2は、単安定マルチバイブレータであり、ノット
ゲートNTからの反転された入力信号の立ち上がりエッ
ジを検出して一定幅の1ショットパルスを生成する。
【0008】N型MOSFETQ1は、ゲートが1ショットパ
ルス回路SP1の出力に接続され、ドレインが抵抗R1
の一端及びフリップフロップ回路FFのセット端子Sに
接続され、ソースが接地されている。N型MOSFETQ2
は、ゲートが1ショットパルス回路SP2の出力に接続
され、ドレインが抵抗R2の一端及びフリップフロップ
回路FFのリセット端子Rに接続され、ソースが接地さ
れている。抵抗R1の他の端子、抵抗R2の他の端子及
びフリップフロップFFは高電位が供給される高電位側
端子HVTに接続されている。
ルス回路SP1の出力に接続され、ドレインが抵抗R1
の一端及びフリップフロップ回路FFのセット端子Sに
接続され、ソースが接地されている。N型MOSFETQ2
は、ゲートが1ショットパルス回路SP2の出力に接続
され、ドレインが抵抗R2の一端及びフリップフロップ
回路FFのリセット端子Rに接続され、ソースが接地さ
れている。抵抗R1の他の端子、抵抗R2の他の端子及
びフリップフロップFFは高電位が供給される高電位側
端子HVTに接続されている。
【0009】次に、このように構成されたレベルシフト
回路の動作を図15に示すタイミングチャートを参照し
ながら説明する。まず、一定周期Tを持つパルス信号で
ある入力信号が1ショットパルス回路SP1に入力され
ると、1ショットパルス回路SP1は、時刻t11にお
いて入力信号の立ち上がりエッジを検出し一定幅の1シ
ョットパルスP1を生成してN型MOSFETQ1のゲートに
供給する(図15中ではQ1/Gで示す。)。このた
め、N型MOSFETQ1がオンして、ドレインがほぼ接地電
位になるため、フリップフロップFFがセットされて、
FFの出力Q(図15中ではFF/Qで示す。)は、H
レベルとなる。
回路の動作を図15に示すタイミングチャートを参照し
ながら説明する。まず、一定周期Tを持つパルス信号で
ある入力信号が1ショットパルス回路SP1に入力され
ると、1ショットパルス回路SP1は、時刻t11にお
いて入力信号の立ち上がりエッジを検出し一定幅の1シ
ョットパルスP1を生成してN型MOSFETQ1のゲートに
供給する(図15中ではQ1/Gで示す。)。このた
め、N型MOSFETQ1がオンして、ドレインがほぼ接地電
位になるため、フリップフロップFFがセットされて、
FFの出力Q(図15中ではFF/Qで示す。)は、H
レベルとなる。
【0010】次に、1ショットパルス回路SP2は、時
刻t13においてノットゲートNTで反転された入力信
号の立ち下がりエッジを検出して一定幅の1ショットパ
ルスP2を生成してN型MOSFETQ2のゲートに供給する
(図15中ではQ2/Gで示す。)。このため、N型MOS
FETQ2がオンして、ドレインがほぼ接地電位になるた
め、フリップフロップFFがリセットされて、FFの出
力Qは、Lレベルとなる。
刻t13においてノットゲートNTで反転された入力信
号の立ち下がりエッジを検出して一定幅の1ショットパ
ルスP2を生成してN型MOSFETQ2のゲートに供給する
(図15中ではQ2/Gで示す。)。このため、N型MOS
FETQ2がオンして、ドレインがほぼ接地電位になるた
め、フリップフロップFFがリセットされて、FFの出
力Qは、Lレベルとなる。
【0011】このようにして、FFの出力Qは、入力信
号に同期した信号で且つ入力信号の信号レベルをより大
きい信号レベルにシフトすることができる。
号に同期した信号で且つ入力信号の信号レベルをより大
きい信号レベルにシフトすることができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、通常、
使用されているレベルシフト回路10は、図15に示す
ように、1ショットパルスP1,P2で動作させるた
め、時刻t12から時刻t13までの時間T1において
は、両方のMOSFETQ1,Q2がオフ状態となる。また、
フリップフロップFFの動作電源の基準電位(図13で
は出力端子OUTの電位に相当する)が接地端子G2の
接地電位に対してフローティングのため、ハイサイド出
力用スイッチング素子HSWがスイッチングする毎に、
フリップフロップFFは、急激な電圧変動(dv/d
t)を受ける。即ち、前記オフ状態において、フリップ
フロップFFが急激な電圧変動(dv/dt)を受ける
と、フリップフロップFFが誤動作を起こすことがあ
る。この誤動作を防止する対策として、ノイズフィルタ
NFをフリップフロップFFの入力側に設置する必要が
ある。このため、図14に示すレベルシフト回路10は
高速動作には不適であった。
使用されているレベルシフト回路10は、図15に示す
ように、1ショットパルスP1,P2で動作させるた
め、時刻t12から時刻t13までの時間T1において
は、両方のMOSFETQ1,Q2がオフ状態となる。また、
フリップフロップFFの動作電源の基準電位(図13で
は出力端子OUTの電位に相当する)が接地端子G2の
接地電位に対してフローティングのため、ハイサイド出
力用スイッチング素子HSWがスイッチングする毎に、
フリップフロップFFは、急激な電圧変動(dv/d
t)を受ける。即ち、前記オフ状態において、フリップ
フロップFFが急激な電圧変動(dv/dt)を受ける
と、フリップフロップFFが誤動作を起こすことがあ
る。この誤動作を防止する対策として、ノイズフィルタ
NFをフリップフロップFFの入力側に設置する必要が
ある。このため、図14に示すレベルシフト回路10は
高速動作には不適であった。
【0013】また、MOSFETQ1,Q2にはドレイン−ソ
ース間に寄生容量C11,C12があるため、フリップ
フロップFFの誤動作は、この寄生容量C11と抵抗R
1との時定数及び寄生容量C12と抵抗R2との時定数
に依存する。
ース間に寄生容量C11,C12があるため、フリップ
フロップFFの誤動作は、この寄生容量C11と抵抗R
1との時定数及び寄生容量C12と抵抗R2との時定数
に依存する。
【0014】本発明は、誤動作がなく、高速動作に適し
たレベルシフト回路を提供することにある。
たレベルシフト回路を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
し、上記目的を達成するために以下の手段を採用した。
請求項1の発明のレベルシフト回路は、低電圧電源に接
続するための電源端子及び接地端子と、前記低電圧電源
を動作電源とし、ハイサイド制御信号を入力するための
ハイサイド制御信号入力端子と、ハイサイドドライブ回
路の動作電源の高電位側及び低電位側にそれぞれ接続す
るための高電位側端子及び低電位側端子と、前記ハイサ
イドドライブ回路に信号を出力するハイサイドドライブ
信号出力端子と、を備えたレベルシフト回路であって、
ドレインが第1の抵抗を介して前記高電位側端子に接続
され、ソースが前記接地端子に接続され、ゲートが前記
ハイサイド制御信号入力端子に接続された第1のN型MOS
FETと、ドレインが第2の抵抗を介して前記高電位側端
子に接続され、ソースが前記接地端子に接続され、ゲー
トがノットゲートを介して前記ハイサイド制御信号入力
端子に接続された第2のN型MOSFETと、ソースが前記高
電位側端子に接続され、ゲートが前記第1のN型MOSFET
のドレインに接続された第1のP型MOSFETと、ソースが
前記高電位側端子に接続され、ゲートが前記第2のN型M
OSFETのドレインに接続された第2のP型MOSFETと、ドレ
インが前記第1のP型MOSFETのドレインに接続され、ソ
ースが低電位側端子に接続され、ゲートが前記第2のP
型MOSFETのドレインに接続された第3のN型MOSFETと、
ドレインが前記第2のP型MOSFETのドレインと前記ハイ
サイドドライブ信号出力端子とに接続され、ソースが前
記低電位側端子に接続され、ゲートが前記第1のP型MOS
FETのドレインに接続された第4のN型MOSFETと、を備え
たことを特徴とする。
し、上記目的を達成するために以下の手段を採用した。
請求項1の発明のレベルシフト回路は、低電圧電源に接
続するための電源端子及び接地端子と、前記低電圧電源
を動作電源とし、ハイサイド制御信号を入力するための
ハイサイド制御信号入力端子と、ハイサイドドライブ回
路の動作電源の高電位側及び低電位側にそれぞれ接続す
るための高電位側端子及び低電位側端子と、前記ハイサ
イドドライブ回路に信号を出力するハイサイドドライブ
信号出力端子と、を備えたレベルシフト回路であって、
ドレインが第1の抵抗を介して前記高電位側端子に接続
され、ソースが前記接地端子に接続され、ゲートが前記
ハイサイド制御信号入力端子に接続された第1のN型MOS
FETと、ドレインが第2の抵抗を介して前記高電位側端
子に接続され、ソースが前記接地端子に接続され、ゲー
トがノットゲートを介して前記ハイサイド制御信号入力
端子に接続された第2のN型MOSFETと、ソースが前記高
電位側端子に接続され、ゲートが前記第1のN型MOSFET
のドレインに接続された第1のP型MOSFETと、ソースが
前記高電位側端子に接続され、ゲートが前記第2のN型M
OSFETのドレインに接続された第2のP型MOSFETと、ドレ
インが前記第1のP型MOSFETのドレインに接続され、ソ
ースが低電位側端子に接続され、ゲートが前記第2のP
型MOSFETのドレインに接続された第3のN型MOSFETと、
ドレインが前記第2のP型MOSFETのドレインと前記ハイ
サイドドライブ信号出力端子とに接続され、ソースが前
記低電位側端子に接続され、ゲートが前記第1のP型MOS
FETのドレインに接続された第4のN型MOSFETと、を備え
たことを特徴とする。
【0016】請求項1の発明によれば、ハイサイド制御
信号がHレベルのときには、第1のN型MOSFET、第1のP
型MOSFET及び第4のN型MOSFETがオンし、第2のN型MOSF
ET、第2のP型MOSFET及び第3のN型MOSFETがオフする。
このため、出力信号はLレベルとなる。また、ハイサイ
ド制御信号がLレベルのときには、第1のN型MOSFET、
第1のP型MOSFET及び第4のN型MOSFETがオフし、第2の
N型MOSFET、第2のP型MOSFET及び第3のN型MOSFETがオ
ンする。このため、出力信号はHレベルとなる。従っ
て、パルス変換を行うことなくしかもフリップフロップ
も用いることなく、どちらかのMOSFETが必ずオンしてい
るため、両方のMOSFETが共にオフ状態となることがな
い。このため、各MOSFETが、急激な電圧変動(dv/d
t)を受けても、各MOSFETが誤動作を起こすことがなく
なる。従って、dv/dtによる耐量が向上し、高速動
作に適したレベルシフト回路を提供することができる。
信号がHレベルのときには、第1のN型MOSFET、第1のP
型MOSFET及び第4のN型MOSFETがオンし、第2のN型MOSF
ET、第2のP型MOSFET及び第3のN型MOSFETがオフする。
このため、出力信号はLレベルとなる。また、ハイサイ
ド制御信号がLレベルのときには、第1のN型MOSFET、
第1のP型MOSFET及び第4のN型MOSFETがオフし、第2の
N型MOSFET、第2のP型MOSFET及び第3のN型MOSFETがオ
ンする。このため、出力信号はHレベルとなる。従っ
て、パルス変換を行うことなくしかもフリップフロップ
も用いることなく、どちらかのMOSFETが必ずオンしてい
るため、両方のMOSFETが共にオフ状態となることがな
い。このため、各MOSFETが、急激な電圧変動(dv/d
t)を受けても、各MOSFETが誤動作を起こすことがなく
なる。従って、dv/dtによる耐量が向上し、高速動
作に適したレベルシフト回路を提供することができる。
【0017】請求項2の発明のレベルシフト回路は、低
電圧電源に接続するための電源端子及び接地端子と、前
記低電圧電源を動作電源とし、ハイサイド制御信号を入
力するためのハイサイド制御信号入力端子と、ハイサイ
ドドライブ回路の動作電源の高電位側及び低電位側にそ
れぞれ接続するための高電位側端子及び低電位側端子
と、前記ハイサイドドライブ回路に信号を出力するハイ
サイドドライブ信号出力端子と、を備えたレベルシフト
回路であって、ソースが前記接地端子に接続され、ゲー
トが前記ハイサイド制御信号入力端子に接続された第1
のN型MOSFETと、ソースが前記接地端子に接続され、ゲ
ートがノットゲートを介して前記ハイサイド制御信号入
力端子に接続された第2のN型MOSFETと、一対のP型MOSF
ETからなり、各ゲート及び一方のP型MOSFETのドレイン
が前記第1のN型MOSFETのドレインに接続され、各ソー
スが前記高電位側端子に接続され、他方のP型MOSFETの
ドレインが前記ハイサイドドライブ信号出力端子に接続
された第1のカレントミラー回路と、一対のP型MOSFET
からなり、各ゲート及び一方のP型MOSFETのドレインが
前記第2のN型MOSFETのドレインに接続され、各ソース
が前記高電位側端子に接続された第2のカレントミラー
回路と、一対のN型MOSFETからなり、各ゲート及び一方
のN型MOSFETのドレインが前記第2のカレントミラー回
路内の他方のP型MOSFETのドレインに接続され、各ソー
スが前記低電位側端子に接続され、他方のN型MOSFETの
ドレインが前記ハイサイドドライブ信号出力端子に接続
された第3のカレントミラー回路と、を備えたことを特
徴とする。
電圧電源に接続するための電源端子及び接地端子と、前
記低電圧電源を動作電源とし、ハイサイド制御信号を入
力するためのハイサイド制御信号入力端子と、ハイサイ
ドドライブ回路の動作電源の高電位側及び低電位側にそ
れぞれ接続するための高電位側端子及び低電位側端子
と、前記ハイサイドドライブ回路に信号を出力するハイ
サイドドライブ信号出力端子と、を備えたレベルシフト
回路であって、ソースが前記接地端子に接続され、ゲー
トが前記ハイサイド制御信号入力端子に接続された第1
のN型MOSFETと、ソースが前記接地端子に接続され、ゲ
ートがノットゲートを介して前記ハイサイド制御信号入
力端子に接続された第2のN型MOSFETと、一対のP型MOSF
ETからなり、各ゲート及び一方のP型MOSFETのドレイン
が前記第1のN型MOSFETのドレインに接続され、各ソー
スが前記高電位側端子に接続され、他方のP型MOSFETの
ドレインが前記ハイサイドドライブ信号出力端子に接続
された第1のカレントミラー回路と、一対のP型MOSFET
からなり、各ゲート及び一方のP型MOSFETのドレインが
前記第2のN型MOSFETのドレインに接続され、各ソース
が前記高電位側端子に接続された第2のカレントミラー
回路と、一対のN型MOSFETからなり、各ゲート及び一方
のN型MOSFETのドレインが前記第2のカレントミラー回
路内の他方のP型MOSFETのドレインに接続され、各ソー
スが前記低電位側端子に接続され、他方のN型MOSFETの
ドレインが前記ハイサイドドライブ信号出力端子に接続
された第3のカレントミラー回路と、を備えたことを特
徴とする。
【0018】請求項2の発明によれば、ハイサイド制御
信号がHレベルのときには、第1のN型MOSFET及び第1
のカレントミラー回路がオンし、第2のN型MOSFET、第
2のカレントミラー回路及び第3のカレントミラー回路
がオフする。このため、出力信号はHレベルとなる。ま
た、ハイサイド制御信号がLレベルのときには、第1の
N型MOSFET及び第1のカレントミラー回路がオフし、第
2のN型MOSFET、第2のカレントミラー回路及び第3の
カレントミラー回路がオンする。このため、出力信号は
Lレベルとなる。即ち、どちらかのカレントミラー回路
が必ずオンしているため、両方のカレントミラー回路が
共にオフ状態となることがない。従って、請求項1の効
果と同様な効果が得られる。
信号がHレベルのときには、第1のN型MOSFET及び第1
のカレントミラー回路がオンし、第2のN型MOSFET、第
2のカレントミラー回路及び第3のカレントミラー回路
がオフする。このため、出力信号はHレベルとなる。ま
た、ハイサイド制御信号がLレベルのときには、第1の
N型MOSFET及び第1のカレントミラー回路がオフし、第
2のN型MOSFET、第2のカレントミラー回路及び第3の
カレントミラー回路がオンする。このため、出力信号は
Lレベルとなる。即ち、どちらかのカレントミラー回路
が必ずオンしているため、両方のカレントミラー回路が
共にオフ状態となることがない。従って、請求項1の効
果と同様な効果が得られる。
【0019】請求項3の発明のレベルシフト回路は、ロ
ジック電源に接続するための電源端子及び接地端子と、
前記ロジック電源を動作電源とし、ローサイド制御信号
を入力するためのローサイド制御信号入力端子と、ロー
サイドドライブ回路の動作電源の高電位側及び低電位側
にそれぞれ接続するための高電位側端子及び低電位側端
子と、ローサイドドライブ回路に信号を出力するローサ
イドドライブ信号出力端子とを備えたレベルシフト回路
であって、ソースが前記電源端子に接続され、ゲートが
前記ローサイド制御信号入力端子に接続され、ドレイン
が第1の抵抗を介して前記低電位側端子に接続された第
1のP型MOSFETと、ソースが前記電源端子に接続され、
ゲートがノットゲートを介して前記ローサイド制御信号
入力端子に接続され、ドレインが第2の抵抗を介して前
記低電位側端子に接続された第2のP型MOSFETと、ソー
スが前記低電位側端子に接続され、ゲートが前記第1の
P型MOSFETのドレインに接続された第1のN型MOSFETと、
ソースが前記低電位側端子に接続され、ゲートが前記第
2のP型MOSFETのドレインに接続され、ドレインが前記
ローサイドドライブ信号出力端子に接続された第2のN
型MOSFETと、ソースが前記高電位側端子に接続され、ゲ
ートが前記ローサイドドライブ信号出力端子に接続さ
れ、ドレインが前記第1のN型MOSFETのドレインに接続
された第3のP型MOSFETと、ソースが前記高電位側端子
に接続され、ゲートが前記第3のP型MOSFETのドレイン
に接続され、ドレインが前記ローサイドドライブ信号出
力端子に接続された第4のP型MOSFETと、を備えたこと
を特徴とする。
ジック電源に接続するための電源端子及び接地端子と、
前記ロジック電源を動作電源とし、ローサイド制御信号
を入力するためのローサイド制御信号入力端子と、ロー
サイドドライブ回路の動作電源の高電位側及び低電位側
にそれぞれ接続するための高電位側端子及び低電位側端
子と、ローサイドドライブ回路に信号を出力するローサ
イドドライブ信号出力端子とを備えたレベルシフト回路
であって、ソースが前記電源端子に接続され、ゲートが
前記ローサイド制御信号入力端子に接続され、ドレイン
が第1の抵抗を介して前記低電位側端子に接続された第
1のP型MOSFETと、ソースが前記電源端子に接続され、
ゲートがノットゲートを介して前記ローサイド制御信号
入力端子に接続され、ドレインが第2の抵抗を介して前
記低電位側端子に接続された第2のP型MOSFETと、ソー
スが前記低電位側端子に接続され、ゲートが前記第1の
P型MOSFETのドレインに接続された第1のN型MOSFETと、
ソースが前記低電位側端子に接続され、ゲートが前記第
2のP型MOSFETのドレインに接続され、ドレインが前記
ローサイドドライブ信号出力端子に接続された第2のN
型MOSFETと、ソースが前記高電位側端子に接続され、ゲ
ートが前記ローサイドドライブ信号出力端子に接続さ
れ、ドレインが前記第1のN型MOSFETのドレインに接続
された第3のP型MOSFETと、ソースが前記高電位側端子
に接続され、ゲートが前記第3のP型MOSFETのドレイン
に接続され、ドレインが前記ローサイドドライブ信号出
力端子に接続された第4のP型MOSFETと、を備えたこと
を特徴とする。
【0020】請求項3の発明によれば、ローサイド制御
信号がLレベルのときには、第1のP型MOSFET、第1のN
型MOSFET及び第4のP型MOSFETがオンし、第2のP型MOSF
ET、第2のN型MOSFET及び第3のP型MOSFETがオフする。
このため、出力信号はHレベルとなる。また、ローサイ
ド制御信号がHレベルのときには、第1のP型MOSFET、
第1のN型MOSFET及び第4のP型MOSFETがオフし、第2の
P型MOSFET、第2のN型MOSFET及び第3のP型MOSFETがオ
ンする。このため、出力信号はLレベルとなる。従っ
て、請求項1の効果と同様な効果が得られる。
信号がLレベルのときには、第1のP型MOSFET、第1のN
型MOSFET及び第4のP型MOSFETがオンし、第2のP型MOSF
ET、第2のN型MOSFET及び第3のP型MOSFETがオフする。
このため、出力信号はHレベルとなる。また、ローサイ
ド制御信号がHレベルのときには、第1のP型MOSFET、
第1のN型MOSFET及び第4のP型MOSFETがオフし、第2の
P型MOSFET、第2のN型MOSFET及び第3のP型MOSFETがオ
ンする。このため、出力信号はLレベルとなる。従っ
て、請求項1の効果と同様な効果が得られる。
【0021】請求項4の発明は、ロジック電源に接続す
るための電源端子及び接地端子と、前記ロジック電源を
動作電源とし、ローサイド制御信号を入力するためのロ
ーサイド制御信号入力端子と、ローサイドドライブ回路
の動作電源の高電位側及び低電位側にそれぞれ接続する
ための高電位側端子及び低電位側端子と、ローサイドド
ライブ回路に信号を出力するローサイドドライブ信号出
力端子とを備えたレベルシフト回路であって、ソースが
前記電源端子に接続され、ゲートが前記ローサイド制御
信号入力端子に接続された第1のP型MOSFETと、ソース
が前記電源端子に接続され、ゲートがノットゲートを介
して前記ハイサイド制御信号入力端子に接続された第2
のP型MOSFETと、一対のN型MOSFETからなり、各ゲート及
び一方のN型MOSFETのドレインが前記第1のP型MOSFETの
ドレインに接続され、各ソースが前記低電位側端子に接
続された第1のカレントミラー回路と、一対のN型MOSFE
Tからなり、各ゲート及び一方のN型MOSFETのドレインが
前記第2のP型MOSFETのドレインに接続され、各ソース
が前記低電位側端子に接続され、他方のN型MOSFETのド
レインが前記ローサイドドライブ出力端子に接続された
第2のカレントミラー回路と、一対のP型MOSFETからな
り、各ゲート及び一方のP型MOSFETのドレインが前記第
1のカレントミラー回路内の他方のN型MOSFETのドレイ
ンに接続され、各ソースが前記高電位側端子に接続さ
れ、他方のP型MOSFETのドレインが前記ローサイドドラ
イブ信号出力端子に接続された第3のカレントミラー回
路と、を備えたことを特徴とする。
るための電源端子及び接地端子と、前記ロジック電源を
動作電源とし、ローサイド制御信号を入力するためのロ
ーサイド制御信号入力端子と、ローサイドドライブ回路
の動作電源の高電位側及び低電位側にそれぞれ接続する
ための高電位側端子及び低電位側端子と、ローサイドド
ライブ回路に信号を出力するローサイドドライブ信号出
力端子とを備えたレベルシフト回路であって、ソースが
前記電源端子に接続され、ゲートが前記ローサイド制御
信号入力端子に接続された第1のP型MOSFETと、ソース
が前記電源端子に接続され、ゲートがノットゲートを介
して前記ハイサイド制御信号入力端子に接続された第2
のP型MOSFETと、一対のN型MOSFETからなり、各ゲート及
び一方のN型MOSFETのドレインが前記第1のP型MOSFETの
ドレインに接続され、各ソースが前記低電位側端子に接
続された第1のカレントミラー回路と、一対のN型MOSFE
Tからなり、各ゲート及び一方のN型MOSFETのドレインが
前記第2のP型MOSFETのドレインに接続され、各ソース
が前記低電位側端子に接続され、他方のN型MOSFETのド
レインが前記ローサイドドライブ出力端子に接続された
第2のカレントミラー回路と、一対のP型MOSFETからな
り、各ゲート及び一方のP型MOSFETのドレインが前記第
1のカレントミラー回路内の他方のN型MOSFETのドレイ
ンに接続され、各ソースが前記高電位側端子に接続さ
れ、他方のP型MOSFETのドレインが前記ローサイドドラ
イブ信号出力端子に接続された第3のカレントミラー回
路と、を備えたことを特徴とする。
【0022】請求項4の発明によれば、ローサイド制御
信号がHレベルのときには、第2のP型MOSFET及び第2
のカレントミラー回路がオンし、第1のP型MOSFET、第
1のカレントミラー回路及び第3のカレントミラー回路
がオフする。このため、出力信号はLレベルとなる。ま
た、ローサイド制御信号がLレベルのときには、第2の
P型MOSFET及び第2のカレントミラー回路がオフし、第
1のP型MOSFET、第1のカレントミラー回路及び第3の
カレントミラー回路がオンする。このため、出力信号は
Hレベルとなる。従って、請求項2の効果と同様な効果
が得られる。
信号がHレベルのときには、第2のP型MOSFET及び第2
のカレントミラー回路がオンし、第1のP型MOSFET、第
1のカレントミラー回路及び第3のカレントミラー回路
がオフする。このため、出力信号はLレベルとなる。ま
た、ローサイド制御信号がLレベルのときには、第2の
P型MOSFET及び第2のカレントミラー回路がオフし、第
1のP型MOSFET、第1のカレントミラー回路及び第3の
カレントミラー回路がオンする。このため、出力信号は
Hレベルとなる。従って、請求項2の効果と同様な効果
が得られる。
【0023】請求項5の発明は、請求項1又は請求項2
記載のレベルシフト回路において、前記第1のN型MOSFE
Tのソースと前記接地端子との間に第1の定電流回路を
設け、前記第2のN型MOSFETのソースと前記接地端子と
の間に第2の定電流回路を設けたことを特徴とする。請
求項6の発明は、請求項3又は請求項4記載のレベルシ
フト回路において、前記第1のP型MOSFETのソースと前
記電源端子との間に第1の定電流回路を設け、前記第2
のP型MOSFETのソースと前記電源端子との間に第2の定
電流回路を設けたことを特徴とする。請求項7の発明
は、請求項1乃至請求項6のいずれか1項記載のレベル
シフト回路において、半導体集積回路としてモノリシッ
ク形成されていることを特徴とする。
記載のレベルシフト回路において、前記第1のN型MOSFE
Tのソースと前記接地端子との間に第1の定電流回路を
設け、前記第2のN型MOSFETのソースと前記接地端子と
の間に第2の定電流回路を設けたことを特徴とする。請
求項6の発明は、請求項3又は請求項4記載のレベルシ
フト回路において、前記第1のP型MOSFETのソースと前
記電源端子との間に第1の定電流回路を設け、前記第2
のP型MOSFETのソースと前記電源端子との間に第2の定
電流回路を設けたことを特徴とする。請求項7の発明
は、請求項1乃至請求項6のいずれか1項記載のレベル
シフト回路において、半導体集積回路としてモノリシッ
ク形成されていることを特徴とする。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明のレベルシフト回路
の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
【0025】(第1の実施の形態)図1は第1の実施の
形態に係るレベルシフト回路を示す構成図である。この
レベルシフト回路1は、入力信号の信号レベルをより大
きいレベルにシフトして電圧で出力することを特徴と
し、低電圧電源に接続される電源端子BBL及び接地端
子G1と、低電圧電源を動作電源とし、ハイサイド制御
信号を入力するハイサイド制御信号入力端子HTと、ハ
イサイドドライブ回路の動作電源の高電位側及び低電位
側にそれぞれ接続する高電位側端子BH及び低電位側端
子BLと、ハイサイドドライブ回路に信号を出力するハ
イサイドドライブ信号出力端子OUT1とを備えてい
る。低電圧電源は、例えば、15Vである。
形態に係るレベルシフト回路を示す構成図である。この
レベルシフト回路1は、入力信号の信号レベルをより大
きいレベルにシフトして電圧で出力することを特徴と
し、低電圧電源に接続される電源端子BBL及び接地端
子G1と、低電圧電源を動作電源とし、ハイサイド制御
信号を入力するハイサイド制御信号入力端子HTと、ハ
イサイドドライブ回路の動作電源の高電位側及び低電位
側にそれぞれ接続する高電位側端子BH及び低電位側端
子BLと、ハイサイドドライブ回路に信号を出力するハ
イサイドドライブ信号出力端子OUT1とを備えてい
る。低電圧電源は、例えば、15Vである。
【0026】また、N型MOSFETQ1は、ドレインが抵抗
R1を介して高電位側端子BHに接続され、ソースが定
電流回路CC1を介して接地端子G1に接続され、ゲー
トがハイサイド制御信号入力端子HTに接続されてい
る。定電流回路CC1は、N型MOSFETQ1に定電流を流
す。
R1を介して高電位側端子BHに接続され、ソースが定
電流回路CC1を介して接地端子G1に接続され、ゲー
トがハイサイド制御信号入力端子HTに接続されてい
る。定電流回路CC1は、N型MOSFETQ1に定電流を流
す。
【0027】N型MOSFETQ2は、ドレインが抵抗R2を
介して高電位側端子BHに接続され、ソースが定電流回
路CC2を介して接地端子G1に接続され、ゲートがノ
ットゲートNTを介してハイサイド制御信号入力端子H
Tに接続されている。ノットゲートNTは、ハイサイド
制御信号入力端子HTからのハイサイド制御信号を反転
させる。定電流回路CC2は、N型MOSFETQ2に定電流
を流す。
介して高電位側端子BHに接続され、ソースが定電流回
路CC2を介して接地端子G1に接続され、ゲートがノ
ットゲートNTを介してハイサイド制御信号入力端子H
Tに接続されている。ノットゲートNTは、ハイサイド
制御信号入力端子HTからのハイサイド制御信号を反転
させる。定電流回路CC2は、N型MOSFETQ2に定電流
を流す。
【0028】P型MOSFETQ3は、ソースが高電位側端子
BHに接続され、ゲートがN型MOSFETQ1のドレイン及
び抵抗R1の一端に接続されている。P型MOSFETQ4
は、ソースが高電位側端子BHに接続され、ゲートがN
型MOSFETQ2のドレイン及び抵抗R2の一端に接続され
ている。
BHに接続され、ゲートがN型MOSFETQ1のドレイン及
び抵抗R1の一端に接続されている。P型MOSFETQ4
は、ソースが高電位側端子BHに接続され、ゲートがN
型MOSFETQ2のドレイン及び抵抗R2の一端に接続され
ている。
【0029】N型MOSFETQ5は、ドレインがP型MOSFETQ
3のドレインに接続され、ソースが低電位側端子BLに
接続され、ゲートがP型MOSFETQ4のドレインに接続さ
れている。N型MOSFETQ6は、ドレインがP型MOSFETQ4
のドレインとハイサイドドライブ信号出力端子OUT1
とに接続され、ソースが低電位側端子BLに接続され、
ゲートがP型MOSFETQ3のドレインに接続されている。
3のドレインに接続され、ソースが低電位側端子BLに
接続され、ゲートがP型MOSFETQ4のドレインに接続さ
れている。N型MOSFETQ6は、ドレインがP型MOSFETQ4
のドレインとハイサイドドライブ信号出力端子OUT1
とに接続され、ソースが低電位側端子BLに接続され、
ゲートがP型MOSFETQ3のドレインに接続されている。
【0030】次にこのように構成された第1の実施の形
態のレベルシフト回路の動作を図2のタイミングチャー
トを参照しながら説明する。図2中のQ1/D,Q2/
D,Q3/D,Q4/D,Q5/D,Q6/Dは、MOSF
ETのドレイン電圧を示している。
態のレベルシフト回路の動作を図2のタイミングチャー
トを参照しながら説明する。図2中のQ1/D,Q2/
D,Q3/D,Q4/D,Q5/D,Q6/Dは、MOSF
ETのドレイン電圧を示している。
【0031】まず、ハイサイド制御信号である入力信号
が時刻t0でHレベルとなると、N型MOSFETQ1がオン
し、高電位側端子BH→抵抗R1→N型MOSFETQ1→定
電流回路CC1→接地に電流が流れる。このため、N型M
OSFETQ1のドレインがほぼLレベルとなる。すると、P
型MOSFETQ3がオンするため、P型MOSFETQ3のドレイ
ンはHレベルとなる。このHレベルがN型MOSFETQ6の
ゲートに印加されるため、N型MOSFETQ6がオンする。
このため、N型MOSFETQ6のドレインはLレベルとな
る。従って、出力端子OUT1からの出力信号はLレベ
ルとなる。
が時刻t0でHレベルとなると、N型MOSFETQ1がオン
し、高電位側端子BH→抵抗R1→N型MOSFETQ1→定
電流回路CC1→接地に電流が流れる。このため、N型M
OSFETQ1のドレインがほぼLレベルとなる。すると、P
型MOSFETQ3がオンするため、P型MOSFETQ3のドレイ
ンはHレベルとなる。このHレベルがN型MOSFETQ6の
ゲートに印加されるため、N型MOSFETQ6がオンする。
このため、N型MOSFETQ6のドレインはLレベルとな
る。従って、出力端子OUT1からの出力信号はLレベ
ルとなる。
【0032】一方、入力信号が時刻t0でHレベルとな
ると、N型MOSFETQ2は、ノットゲートNTからのLレ
ベルによりオフするため、N型MOSFETQ2には電流が流
れず、N型MOSFETQ2のドレインはHレベルとなる。こ
のため、P型MOSFETQ4のゲートはHレベルのため、P型
MOSFETQ4はオフとなり、また、P型MOSFETQ4のドレ
インがLレベルのため、N型MOSFETQ5のゲートがLレ
ベルとなり、N型MOSFETQ5はオフとなる。
ると、N型MOSFETQ2は、ノットゲートNTからのLレ
ベルによりオフするため、N型MOSFETQ2には電流が流
れず、N型MOSFETQ2のドレインはHレベルとなる。こ
のため、P型MOSFETQ4のゲートはHレベルのため、P型
MOSFETQ4はオフとなり、また、P型MOSFETQ4のドレ
インがLレベルのため、N型MOSFETQ5のゲートがLレ
ベルとなり、N型MOSFETQ5はオフとなる。
【0033】次に、入力信号が時刻t1でLレベルとな
ると、N型MOSFETQ2がオンし、高電位側端子BH→抵
抗R2→N型MOSFETQ2→定電流回路CC2→接地に電
流が流れる。このため、N型MOSFETQ2のドレインがほ
ぼLレベルとなる。すると、P型MOSFETQ4がオンする
ため、P型MOSFETQ4のドレインはHレベルとなる。従
って、出力端子OUT1からの出力信号OUTはHレベ
ルとなる。このHレベルがN型MOSFETQ5のゲートに印
加されるため、N型MOSFETQ5がオンする。
ると、N型MOSFETQ2がオンし、高電位側端子BH→抵
抗R2→N型MOSFETQ2→定電流回路CC2→接地に電
流が流れる。このため、N型MOSFETQ2のドレインがほ
ぼLレベルとなる。すると、P型MOSFETQ4がオンする
ため、P型MOSFETQ4のドレインはHレベルとなる。従
って、出力端子OUT1からの出力信号OUTはHレベ
ルとなる。このHレベルがN型MOSFETQ5のゲートに印
加されるため、N型MOSFETQ5がオンする。
【0034】一方、入力信号が時刻t1でLレベルとな
ると、N型MOSFETQ1は、オフするため、N型MOSFETQ1
には電流が流れず、N型MOSFETQ1のドレインはHレベ
ルとなる。このため、P型MOSFETQ3のゲートはHレベ
ルのため、P型MOSFETQ3はオフとなり、また、P型MOSF
ETQ3のドレインがLレベルのため、N型MOSFETQ6の
ゲートがLレベルとなり、N型MOSFETQ6はオフとな
る。
ると、N型MOSFETQ1は、オフするため、N型MOSFETQ1
には電流が流れず、N型MOSFETQ1のドレインはHレベ
ルとなる。このため、P型MOSFETQ3のゲートはHレベ
ルのため、P型MOSFETQ3はオフとなり、また、P型MOSF
ETQ3のドレインがLレベルのため、N型MOSFETQ6の
ゲートがLレベルとなり、N型MOSFETQ6はオフとな
る。
【0035】このように第1の実施の形態によれば、入
力信号の信号レベルをより大きいレベルにシフトして電
圧で出力することができる。また、従来のようなパルス
変換を行うことなくしかもフリップフロップも用いるこ
となく、どちらかのMOSFETが必ずオンしているため、両
方のMOSFETが共にオフ状態となることがない。このた
め、各MOSFETが、急激な電圧変動(dv/dt)を受け
ても、各MOSFETが誤動作を起こすことがなくなる。従っ
て、dv/dtによる耐量が向上し、高速動作に適した
レベルシフト回路を提供することができる。
力信号の信号レベルをより大きいレベルにシフトして電
圧で出力することができる。また、従来のようなパルス
変換を行うことなくしかもフリップフロップも用いるこ
となく、どちらかのMOSFETが必ずオンしているため、両
方のMOSFETが共にオフ状態となることがない。このた
め、各MOSFETが、急激な電圧変動(dv/dt)を受け
ても、各MOSFETが誤動作を起こすことがなくなる。従っ
て、dv/dtによる耐量が向上し、高速動作に適した
レベルシフト回路を提供することができる。
【0036】図3は第1の実施の形態に係るレベルシフ
ト回路を用いたブリッジ回路を示す構成図である。図3
に示すブリッジ回路は、図1に示すレベルシフト回路1
と、直列に接続されたハイサイド出力用スイッチング素
子HSW及びローサイド出力用スイッチング素子LSW
と、ハイサイドドライブ回路HDと、ローサイドドライ
ブ回路LDと、ブートストラップ用ダイオードD1、ブ
ートストラップ用コンデンサC1とを有している。即
ち、図3に示すブリッジ回路は、図13に示すブリッジ
回路に類似しており、図13に示すレベルシフト回路1
0に代えて図3に示すレベルシフト回路1を用いた点が
異なるのみで、その他の構成は同一構成であるので、同
一部分には同一符号を付しその詳細な説明は省略する。
ト回路を用いたブリッジ回路を示す構成図である。図3
に示すブリッジ回路は、図1に示すレベルシフト回路1
と、直列に接続されたハイサイド出力用スイッチング素
子HSW及びローサイド出力用スイッチング素子LSW
と、ハイサイドドライブ回路HDと、ローサイドドライ
ブ回路LDと、ブートストラップ用ダイオードD1、ブ
ートストラップ用コンデンサC1とを有している。即
ち、図3に示すブリッジ回路は、図13に示すブリッジ
回路に類似しており、図13に示すレベルシフト回路1
0に代えて図3に示すレベルシフト回路1を用いた点が
異なるのみで、その他の構成は同一構成であるので、同
一部分には同一符号を付しその詳細な説明は省略する。
【0037】このような図3に示す構成のブリッジ回路
によれば、ローサイドドライブ回路LDによりローサイ
ド出力用スイッチング素子LSWがオンすると、出力端
子OUTが接地されて、電源端子BBLから低電圧電源
の電圧がブートストラップ用ダイオードD1を介してブ
ートストラップ用コンデンサC1に印加される。このた
め、低電圧電源の電圧(例えば、15V)とほぼ等しい
電圧でブートストラップ用コンデンサC1が充電され
る。そして、所定の時間が経過すると、ローサイドドラ
イブ回路LDによりローサイド出力用スイッチング素子
LSWがオフする。
によれば、ローサイドドライブ回路LDによりローサイ
ド出力用スイッチング素子LSWがオンすると、出力端
子OUTが接地されて、電源端子BBLから低電圧電源
の電圧がブートストラップ用ダイオードD1を介してブ
ートストラップ用コンデンサC1に印加される。このた
め、低電圧電源の電圧(例えば、15V)とほぼ等しい
電圧でブートストラップ用コンデンサC1が充電され
る。そして、所定の時間が経過すると、ローサイドドラ
イブ回路LDによりローサイド出力用スイッチング素子
LSWがオフする。
【0038】次に、レベルシフト回路1は、ハイサイド
制御信号をレベルシフトしてハイサイドドライブ回路H
Dをオンさせるので、ハイサイド出力用スイッチング素
子HSWのゲート・ソース間電圧が順バイアスされて、
ハイサイド出力用スイッチング素子HSWをオンするこ
とができる。
制御信号をレベルシフトしてハイサイドドライブ回路H
Dをオンさせるので、ハイサイド出力用スイッチング素
子HSWのゲート・ソース間電圧が順バイアスされて、
ハイサイド出力用スイッチング素子HSWをオンするこ
とができる。
【0039】このようにブリッジ回路にレベルシフト回
路1を用いているので、誤動作がなく、高速動作に適し
たブリッジ回路を提供することができる。
路1を用いているので、誤動作がなく、高速動作に適し
たブリッジ回路を提供することができる。
【0040】(第2の実施の形態)図4は第2の実施の
形態に係るレベルシフト回路を示す構成図である。この
レベルシフト回路1aは、入力信号の信号レベルをより
大きいレベルにシフトして定電流で出力することを特徴
とし、低電圧電源に接続される電源端子BBL及び接地
端子G1と、低電圧電源を動作電源とし、ハイサイド制
御信号を入力するハイサイド制御信号入力端子HTと、
ハイサイドドライブ回路の動作電源の高電位側及び低電
位側にそれぞれ接続する高電位側端子BH及び低電位側
端子BLと、ハイサイドドライブ回路に信号を出力する
ハイサイドドライブ信号出力端子OUT1とを備えてい
る。
形態に係るレベルシフト回路を示す構成図である。この
レベルシフト回路1aは、入力信号の信号レベルをより
大きいレベルにシフトして定電流で出力することを特徴
とし、低電圧電源に接続される電源端子BBL及び接地
端子G1と、低電圧電源を動作電源とし、ハイサイド制
御信号を入力するハイサイド制御信号入力端子HTと、
ハイサイドドライブ回路の動作電源の高電位側及び低電
位側にそれぞれ接続する高電位側端子BH及び低電位側
端子BLと、ハイサイドドライブ回路に信号を出力する
ハイサイドドライブ信号出力端子OUT1とを備えてい
る。
【0041】また、N型MOSFETQ1は、ソースが定電流
回路CC1を介して接地端子G1に接続され、ゲートが
ハイサイド制御信号入力端子HTに接続されている。N
型MOSFETQ2は、ソースが定電流回路CC2を介して接
地端子G1に接続され、ゲートがノットゲートNTを介
してハイサイド制御信号入力端子HTに接続されてい
る。
回路CC1を介して接地端子G1に接続され、ゲートが
ハイサイド制御信号入力端子HTに接続されている。N
型MOSFETQ2は、ソースが定電流回路CC2を介して接
地端子G1に接続され、ゲートがノットゲートNTを介
してハイサイド制御信号入力端子HTに接続されてい
る。
【0042】P型MOSFETQ7は、ソースが高電位側端子
BHに接続され、ゲートとドレインとを短絡してN型MOS
FETQ1のドレインに接続されている。P型MOSFETQ8
は、ソースがP型MOSFETQ7のソースに接続され、ゲー
トがP型MOSFETQ7のゲートに接続されている。P型MOSF
ETQ7とP型MOSFETQ8とは、カレントミラー回路を構
成している。
BHに接続され、ゲートとドレインとを短絡してN型MOS
FETQ1のドレインに接続されている。P型MOSFETQ8
は、ソースがP型MOSFETQ7のソースに接続され、ゲー
トがP型MOSFETQ7のゲートに接続されている。P型MOSF
ETQ7とP型MOSFETQ8とは、カレントミラー回路を構
成している。
【0043】P型MOSFETQ9は、ソースが高電位側端子
BHに接続され、ゲートとドレインとを短絡してN型MOS
FETQ2のドレインに接続されている。P型MOSFETQ10
は、ソースが高電位側端子BHに接続され、ゲートがP
型MOSFETQ9のゲートに接続されている。P型MOSFETQ
9とP型MOSFETQ10とは、カレントミラー回路を構成
している。
BHに接続され、ゲートとドレインとを短絡してN型MOS
FETQ2のドレインに接続されている。P型MOSFETQ10
は、ソースが高電位側端子BHに接続され、ゲートがP
型MOSFETQ9のゲートに接続されている。P型MOSFETQ
9とP型MOSFETQ10とは、カレントミラー回路を構成
している。
【0044】N型MOSFETQ11は、ソースが低電位側端
子BLに接続され、ゲートとドレインとを短絡してP型M
OSFETQ10のドレインに接続されている。N型MOSFETQ
12は、ソースがN型MOSFETQ11のソースに接続さ
れ、ゲートがN型MOSFETQ11のゲートに接続され、ド
レインがP型MOSFETQ8のドレインとハイサイドドライ
ブ信号出力端子OUT1とに接続されている。N型MOSFE
TQ11とN型MOSFETQ12とは、カレントミラー回路を
構成している。
子BLに接続され、ゲートとドレインとを短絡してP型M
OSFETQ10のドレインに接続されている。N型MOSFETQ
12は、ソースがN型MOSFETQ11のソースに接続さ
れ、ゲートがN型MOSFETQ11のゲートに接続され、ド
レインがP型MOSFETQ8のドレインとハイサイドドライ
ブ信号出力端子OUT1とに接続されている。N型MOSFE
TQ11とN型MOSFETQ12とは、カレントミラー回路を
構成している。
【0045】次にこのように構成された第2の実施の形
態のレベルシフト回路の動作を図5のタイミングチャー
トを参照しながら説明する。図5中のQ1/D,Q2/
D,Q8/D,Q10/D,Q12/Dは、MOSFETのド
レイン電圧を示している。
態のレベルシフト回路の動作を図5のタイミングチャー
トを参照しながら説明する。図5中のQ1/D,Q2/
D,Q8/D,Q10/D,Q12/Dは、MOSFETのド
レイン電圧を示している。
【0046】まず、ハイサイド制御信号である入力信号
が時刻t0でHレベルとなると、N型MOSFETQ1がオン
するため、N型MOSFETQ1のドレインがLレベルとな
り、このLレベルがP型MOSFETQ7,P型MOSFETQ8の各
ゲートに印加される。このため、P型MOSFETQ7,P型MO
SFETQ8で構成するカレントミラー回路がオンし、P型M
OSFETQ8のドレインはHレベルとなる。従って、出力
端子OUT1からの出力信号はHレベルとなる。この場
合には、定電流を供給(ソース電流)する出力信号とな
る。
が時刻t0でHレベルとなると、N型MOSFETQ1がオン
するため、N型MOSFETQ1のドレインがLレベルとな
り、このLレベルがP型MOSFETQ7,P型MOSFETQ8の各
ゲートに印加される。このため、P型MOSFETQ7,P型MO
SFETQ8で構成するカレントミラー回路がオンし、P型M
OSFETQ8のドレインはHレベルとなる。従って、出力
端子OUT1からの出力信号はHレベルとなる。この場
合には、定電流を供給(ソース電流)する出力信号とな
る。
【0047】一方、入力信号が時刻t0でHレベルとな
ると、N型MOSFETQ2は、ノットゲートNTからのLレ
ベルによりオフするため、N型MOSFETQ2には電流が流
れず、N型MOSFETQ2のドレインはHレベルとなる。こ
のため、P型MOSFETQ9,P型MOSFETQ10のゲートはH
レベルのため、P型MOSFETQ9,P型MOSFETQ10で構成
するカレントミラー回路はオフとなる。このため、N型M
OSFETQ11,N型MOSFETQ12で構成するカレントミラ
ー回路がオフである。
ると、N型MOSFETQ2は、ノットゲートNTからのLレ
ベルによりオフするため、N型MOSFETQ2には電流が流
れず、N型MOSFETQ2のドレインはHレベルとなる。こ
のため、P型MOSFETQ9,P型MOSFETQ10のゲートはH
レベルのため、P型MOSFETQ9,P型MOSFETQ10で構成
するカレントミラー回路はオフとなる。このため、N型M
OSFETQ11,N型MOSFETQ12で構成するカレントミラ
ー回路がオフである。
【0048】次に、入力信号が時刻t1でLレベルとな
ると、N型MOSFETQ2がオンするため、N型MOSFETQ2の
ドレインがほぼLレベルとなり、このLレベルがP型MOS
FETQ9,P型MOSFETQ10の各ゲートに印加される。こ
のため、P型MOSFETQ9,P型MOSFETQ10で構成するカ
レントミラー回路がオンし、P型MOSFETQ10のドレイ
ンはHレベルとなる。このHレベルがN型MOSFETQ1
1,N型MOSFETQ12のゲートに印加されると、N型MOSF
ETQ11,N型MOSFETQ12で構成するカレントミラー
回路がオンする。このため、出力端子OUT1は低電位
側端子BLに接続されるため、出力端子OUT1からの
出力信号はLレベルとなる。この場合には、定電流を受
給(シンク電流)する出力信号となる。
ると、N型MOSFETQ2がオンするため、N型MOSFETQ2の
ドレインがほぼLレベルとなり、このLレベルがP型MOS
FETQ9,P型MOSFETQ10の各ゲートに印加される。こ
のため、P型MOSFETQ9,P型MOSFETQ10で構成するカ
レントミラー回路がオンし、P型MOSFETQ10のドレイ
ンはHレベルとなる。このHレベルがN型MOSFETQ1
1,N型MOSFETQ12のゲートに印加されると、N型MOSF
ETQ11,N型MOSFETQ12で構成するカレントミラー
回路がオンする。このため、出力端子OUT1は低電位
側端子BLに接続されるため、出力端子OUT1からの
出力信号はLレベルとなる。この場合には、定電流を受
給(シンク電流)する出力信号となる。
【0049】一方、入力信号が時刻t1でLレベルとな
ると、N型MOSFETQ1は、オフするため、N型MOSFETQ1
には電流が流れず、N型MOSFETQ1のドレインはHレベ
ルとなる。このため、P型MOSFETQ7,P型MOSFETQ8の
ゲートはHレベルのため、P型MOSFETQ7,P型MOSFETQ
8で構成するカレントミラー回路はオフとなる。
ると、N型MOSFETQ1は、オフするため、N型MOSFETQ1
には電流が流れず、N型MOSFETQ1のドレインはHレベ
ルとなる。このため、P型MOSFETQ7,P型MOSFETQ8の
ゲートはHレベルのため、P型MOSFETQ7,P型MOSFETQ
8で構成するカレントミラー回路はオフとなる。
【0050】このように第2の実施の形態によれば、入
力信号の信号レベルをより大きいレベルにシフトして定
電流で出力することができる。また、従来のようなパル
ス変換を行うことなくしかもフリップフロップも用いる
ことなく、P型MOSFETQ7及びP型MOSFETQ8からなるカ
レントミラー回路と、P型MOSFETQ9及びP型MOSFETQ1
0からなるカレントミラー回路とのどちらかのカレント
ミラー回路が必ずオンしているため、両方のカレントミ
ラー回路が共にオフ状態となることがない。このため、
各カレントミラー回路が、急激な電圧変動(dv/d
t)を受けても、各カレントミラー回路が誤動作を起こ
すことがなくなる。従って、dv/dtによる耐量が向
上し、高速動作に適したレベルシフト回路を提供するこ
とができる。
力信号の信号レベルをより大きいレベルにシフトして定
電流で出力することができる。また、従来のようなパル
ス変換を行うことなくしかもフリップフロップも用いる
ことなく、P型MOSFETQ7及びP型MOSFETQ8からなるカ
レントミラー回路と、P型MOSFETQ9及びP型MOSFETQ1
0からなるカレントミラー回路とのどちらかのカレント
ミラー回路が必ずオンしているため、両方のカレントミ
ラー回路が共にオフ状態となることがない。このため、
各カレントミラー回路が、急激な電圧変動(dv/d
t)を受けても、各カレントミラー回路が誤動作を起こ
すことがなくなる。従って、dv/dtによる耐量が向
上し、高速動作に適したレベルシフト回路を提供するこ
とができる。
【0051】図6は第2の実施の形態に係るレベルシフ
ト回路を用いたブリッジ回路を示す構成図である。図6
に示すブリッジ回路は、図4に示すレベルシフト回路1
aと、直列に接続されたハイサイド出力用スイッチング
素子HSW及びローサイド出力用スイッチング素子LS
Wと、ハイサイドドライブ回路HDと、ローサイドドラ
イブ回路LDと、ブートストラップ用ダイオードD1、
ブートストラップ用コンデンサC1とを有している。即
ち、図6に示すブリッジ回路は、図13に示すブリッジ
回路に類似しており、図13に示すレベルシフト回路1
0に代えて図4に示すレベルシフト回路1aを用いた点
が異なるのみで、その他の構成は同一構成であるので、
同一部分には同一符号を付しその詳細な説明は省略す
る。
ト回路を用いたブリッジ回路を示す構成図である。図6
に示すブリッジ回路は、図4に示すレベルシフト回路1
aと、直列に接続されたハイサイド出力用スイッチング
素子HSW及びローサイド出力用スイッチング素子LS
Wと、ハイサイドドライブ回路HDと、ローサイドドラ
イブ回路LDと、ブートストラップ用ダイオードD1、
ブートストラップ用コンデンサC1とを有している。即
ち、図6に示すブリッジ回路は、図13に示すブリッジ
回路に類似しており、図13に示すレベルシフト回路1
0に代えて図4に示すレベルシフト回路1aを用いた点
が異なるのみで、その他の構成は同一構成であるので、
同一部分には同一符号を付しその詳細な説明は省略す
る。
【0052】このような図6に示す構成のブリッジ回路
によれば、図3に示すブリッジ回路の動作と同様な動作
が行われ、また、ブリッジ回路にレベルシフト回路1a
を用いているので、誤動作がなく、高速動作に適したブ
リッジ回路を提供することができる。
によれば、図3に示すブリッジ回路の動作と同様な動作
が行われ、また、ブリッジ回路にレベルシフト回路1a
を用いているので、誤動作がなく、高速動作に適したブ
リッジ回路を提供することができる。
【0053】(第3の実施の形態)図7は第3の実施の
形態に係るレベルシフト回路を示す構成図である。この
レベルシフト回路3は、入力信号の信号レベルをより小
さいレベルにシフトして電圧で出力することを特徴と
し、ロジック電源に接続するための電源端子LOBと接
地端子G1と、ロジック電源を動作電源とし、ローサイ
ド制御信号を入力するためのローサイド制御信号入力端
子LTと、ローサイドドライブ回路の動作電源の高電位
側及び低電位側にそれぞれ接続するための高電位側端子
CB及び低電位側端子−Bと、ローサイドドライブ回路
に信号を出力するローサイドドライブ信号出力端子OU
T2とを備えている。
形態に係るレベルシフト回路を示す構成図である。この
レベルシフト回路3は、入力信号の信号レベルをより小
さいレベルにシフトして電圧で出力することを特徴と
し、ロジック電源に接続するための電源端子LOBと接
地端子G1と、ロジック電源を動作電源とし、ローサイ
ド制御信号を入力するためのローサイド制御信号入力端
子LTと、ローサイドドライブ回路の動作電源の高電位
側及び低電位側にそれぞれ接続するための高電位側端子
CB及び低電位側端子−Bと、ローサイドドライブ回路
に信号を出力するローサイドドライブ信号出力端子OU
T2とを備えている。
【0054】また、P型MOSFETQ21は、ソースが定電
流回路CC1を介して電源端子LOBに接続され、ゲー
トがローサイド制御信号入力端子LTに接続され、ドレ
インが抵抗R1を介して低電位側端子−Bに接続されて
いる。P型MOSFETQ22は、ソースが定電流回路CC2
を介して電源端子LOBに接続され、ゲートがノットゲ
ートNTを介してローサイド制御信号入力端子LTに接
続され、ドレインが抵抗R2を介して低電位側端子−B
に接続されている。
流回路CC1を介して電源端子LOBに接続され、ゲー
トがローサイド制御信号入力端子LTに接続され、ドレ
インが抵抗R1を介して低電位側端子−Bに接続されて
いる。P型MOSFETQ22は、ソースが定電流回路CC2
を介して電源端子LOBに接続され、ゲートがノットゲ
ートNTを介してローサイド制御信号入力端子LTに接
続され、ドレインが抵抗R2を介して低電位側端子−B
に接続されている。
【0055】N型MOSFETQ23は、ソースが低電位側端
子−Bに接続され、ゲートがP型MOSFETQ21のドレイ
ンに接続されている。N型MOSFETQ24は、ソースが低
電位側端子−Bに接続され、ゲートがP型MOSFETQ22
のドレインに接続され、ドレインがローサイドドライブ
信号出力端子OUT2に接続されている。
子−Bに接続され、ゲートがP型MOSFETQ21のドレイ
ンに接続されている。N型MOSFETQ24は、ソースが低
電位側端子−Bに接続され、ゲートがP型MOSFETQ22
のドレインに接続され、ドレインがローサイドドライブ
信号出力端子OUT2に接続されている。
【0056】P型MOSFETQ25は、ソースが高電位側端
子CBに接続され、ゲートがローサイドドライブ信号出
力端子OUT2に接続され、ドレインがN型MOSFETQ2
3のドレインに接続されている。P型MOSFETQ26は、
ソースが高電位側端子CBに接続され、ゲートがP型MOS
FETQ25のドレインに接続され、ドレインがローサイ
ドドライブ信号出力端子OUT2に接続されている。
子CBに接続され、ゲートがローサイドドライブ信号出
力端子OUT2に接続され、ドレインがN型MOSFETQ2
3のドレインに接続されている。P型MOSFETQ26は、
ソースが高電位側端子CBに接続され、ゲートがP型MOS
FETQ25のドレインに接続され、ドレインがローサイ
ドドライブ信号出力端子OUT2に接続されている。
【0057】次にこのように構成された第3の実施の形
態のレベルシフト回路の動作を図8のタイミングチャー
トを参照しながら説明する。図8中のQ21/D,Q2
2/D,Q23/D,Q24/D,Q25/D,Q26
/Dは、MOSFETのドレイン電圧を示している。
態のレベルシフト回路の動作を図8のタイミングチャー
トを参照しながら説明する。図8中のQ21/D,Q2
2/D,Q23/D,Q24/D,Q25/D,Q26
/Dは、MOSFETのドレイン電圧を示している。
【0058】まず、ローサイド制御信号である入力信号
が時刻t0でHレベルとなると、ノットゲートNTから
のLレベルにより、P型MOSFETQ22がオンし、電源端
子LOB→定電流回路CC2→P型MOSFETQ22→抵抗
R2→低電位側端子−Bに電流が流れる。このため、P
型MOSFETQ22のドレインがHレベルとなる。このHレ
ベルがN型MOSFETQ24のゲートに印加されて、N型MOSF
ETQ24がオンする。このため、N型MOSFETQ24のド
レインはLレベルとなる。従って、出力端子OUT2か
らの出力信号はLレベルとなる。このとき、P型MOSFET
Q25のベースにはLレベルが印加されるため、P型MOS
FETQ25はオンする。
が時刻t0でHレベルとなると、ノットゲートNTから
のLレベルにより、P型MOSFETQ22がオンし、電源端
子LOB→定電流回路CC2→P型MOSFETQ22→抵抗
R2→低電位側端子−Bに電流が流れる。このため、P
型MOSFETQ22のドレインがHレベルとなる。このHレ
ベルがN型MOSFETQ24のゲートに印加されて、N型MOSF
ETQ24がオンする。このため、N型MOSFETQ24のド
レインはLレベルとなる。従って、出力端子OUT2か
らの出力信号はLレベルとなる。このとき、P型MOSFET
Q25のベースにはLレベルが印加されるため、P型MOS
FETQ25はオンする。
【0059】一方、入力信号が時刻t0でHレベルとな
ると、P型MOSFETQ21は、オフするため、P型MOSFETQ
21には電流が流れず、P型MOSFETQ21のドレインは
Lレベルとなる。このため、N型MOSFETQ23のゲート
はLレベルとなり、N型MOSFETQ23がオフし、N型MOSF
ETQ23のドレインはHレベルとなる。このHレベルが
P型MOSFETQ26のゲートに印加されるため、P型MOSFET
Q26もオフする。
ると、P型MOSFETQ21は、オフするため、P型MOSFETQ
21には電流が流れず、P型MOSFETQ21のドレインは
Lレベルとなる。このため、N型MOSFETQ23のゲート
はLレベルとなり、N型MOSFETQ23がオフし、N型MOSF
ETQ23のドレインはHレベルとなる。このHレベルが
P型MOSFETQ26のゲートに印加されるため、P型MOSFET
Q26もオフする。
【0060】次に、入力信号が時刻t1でLレベルとな
ると、P型MOSFETQ21がオンし、電源端子LOB→定
電流回路CC1→P型MOSFETQ21→抵抗R1→低電位
側端子−Bに電流が流れる。このため、P型MOSFETQ2
1のドレインがHレベルとなる。このHレベルがN型MOS
FETQ23のゲートに印加されて、N型MOSFETQ23がオ
ンする。このため、P型MOSFETQ26のゲートはLレベ
ルとなり、P型MOSFETQ26がオンする。このため、出
力端子OUT2からの出力信号はHレベルとなる。この
HレベルがP型MOSFETQ25のゲートに印加されるた
め、P型MOSFETQ25はオフとなる。
ると、P型MOSFETQ21がオンし、電源端子LOB→定
電流回路CC1→P型MOSFETQ21→抵抗R1→低電位
側端子−Bに電流が流れる。このため、P型MOSFETQ2
1のドレインがHレベルとなる。このHレベルがN型MOS
FETQ23のゲートに印加されて、N型MOSFETQ23がオ
ンする。このため、P型MOSFETQ26のゲートはLレベ
ルとなり、P型MOSFETQ26がオンする。このため、出
力端子OUT2からの出力信号はHレベルとなる。この
HレベルがP型MOSFETQ25のゲートに印加されるた
め、P型MOSFETQ25はオフとなる。
【0061】一方、入力信号が時刻t1でLレベルとな
ると、P型MOSFETQ22は、オフするため、P型MOSFETQ
22には電流が流れず、P型MOSFETQ22のドレインは
Lレベルとなる。このため、N型MOSFETQ24のゲート
がLレベルとなり、N型MOSFETQ24はオフとなり、N型
MOSFETQ24のドレインはHレベルとなる。
ると、P型MOSFETQ22は、オフするため、P型MOSFETQ
22には電流が流れず、P型MOSFETQ22のドレインは
Lレベルとなる。このため、N型MOSFETQ24のゲート
がLレベルとなり、N型MOSFETQ24はオフとなり、N型
MOSFETQ24のドレインはHレベルとなる。
【0062】このように第3の実施の形態によれば、入
力信号の信号レベルをより小さいレベルにシフトして電
圧で出力することができる。また、従来のようなパルス
変換を行うことなくしかもフリップフロップも用いるこ
となく、どちらかのMOSFETが必ずオンしているため、両
方のMOSFETが共にオフ状態となることがない。このた
め、各MOSFETが、急激な電圧変動(dv/dt)を受け
ても、各MOSFETが誤動作を起こすことがなくなる。従っ
て、dv/dtによる耐量が向上し、高速動作に適した
レベルシフト回路を提供することができる。
力信号の信号レベルをより小さいレベルにシフトして電
圧で出力することができる。また、従来のようなパルス
変換を行うことなくしかもフリップフロップも用いるこ
となく、どちらかのMOSFETが必ずオンしているため、両
方のMOSFETが共にオフ状態となることがない。このた
め、各MOSFETが、急激な電圧変動(dv/dt)を受け
ても、各MOSFETが誤動作を起こすことがなくなる。従っ
て、dv/dtによる耐量が向上し、高速動作に適した
レベルシフト回路を提供することができる。
【0063】図9は第3の実施の形態に係るレベルシフ
ト回路を用いたブリッジ回路を示す構成図である。図9
に示すブリッジ回路は、2電源を用いて2つのスイッチ
ング素子をオン/オフするもので、正電源(例えば+1
00V)が供給される正電源端子BBと、負電源(例え
ば−100V)が供給される負電源端子−BBと、図7
に示すレベルシフト回路3とを有している。ハイサイド
出力用スイッチング素子HSWは、正電源端子BBと出
力端子OUTとに接続され、ローサイド出力用スイッチ
ング素子LSWは、出力端子OUTと負電源端子−BB
とに接続されている。
ト回路を用いたブリッジ回路を示す構成図である。図9
に示すブリッジ回路は、2電源を用いて2つのスイッチ
ング素子をオン/オフするもので、正電源(例えば+1
00V)が供給される正電源端子BBと、負電源(例え
ば−100V)が供給される負電源端子−BBと、図7
に示すレベルシフト回路3とを有している。ハイサイド
出力用スイッチング素子HSWは、正電源端子BBと出
力端子OUTとに接続され、ローサイド出力用スイッチ
ング素子LSWは、出力端子OUTと負電源端子−BB
とに接続されている。
【0064】ローサイドドライブ回路LDは、高電位側
端子CBから電源を受け且つレベルシフト回路3の出力
端子OUT2からの出力信号の入力によりローサイド出
力用スイッチング素子LSWをオン/オフさせる。レベ
ルシフト回路1は、レベルシフト回路3からの出力信号
の信号レベルをより大きいレベルにシフトしてその信号
をハイサイドドライブ回路HDに出力する。出力端子O
UTとハイサイドドライブ回路HDの動作電源端子との
間にはブートストラップ用コンデンサC1が接続され、
高電位側端子CBとハイサイドドライブ回路HDの動作
電源端子との間にはブートストラップ用ダイオードD1
が接続されている。
端子CBから電源を受け且つレベルシフト回路3の出力
端子OUT2からの出力信号の入力によりローサイド出
力用スイッチング素子LSWをオン/オフさせる。レベ
ルシフト回路1は、レベルシフト回路3からの出力信号
の信号レベルをより大きいレベルにシフトしてその信号
をハイサイドドライブ回路HDに出力する。出力端子O
UTとハイサイドドライブ回路HDの動作電源端子との
間にはブートストラップ用コンデンサC1が接続され、
高電位側端子CBとハイサイドドライブ回路HDの動作
電源端子との間にはブートストラップ用ダイオードD1
が接続されている。
【0065】このような図9に示す構成のブリッジ回路
によれば、まず、レベルシフト回路3からの出力信号が
ローサイドドライブ回路LDに供給されると、ローサイ
ドドライブ回路LDが作動してローサイド出力用スイッ
チング素子LSWがオンする。すると、出力端子OUT
が負電源端子−BBに接続されて、ブートストラップ用
コンデンサC1の出力端子OUT側が負電源の電圧(例
えば−100V)となる。
によれば、まず、レベルシフト回路3からの出力信号が
ローサイドドライブ回路LDに供給されると、ローサイ
ドドライブ回路LDが作動してローサイド出力用スイッ
チング素子LSWがオンする。すると、出力端子OUT
が負電源端子−BBに接続されて、ブートストラップ用
コンデンサC1の出力端子OUT側が負電源の電圧(例
えば−100V)となる。
【0066】次に、高電位側端子CBから低電圧電源の
電圧(例えば10V)がブートストラップ用ダイオード
D1を介してブートストラップ用コンデンサC1に印加
される。このため、高電位側端子CBと負電源端子−B
Bとの間に印加された電圧(例えば10V)とほぼ等し
い電圧でブートストラップ用コンデンサC1が充電され
る。そして、所定の時間が経過すると、ローサイドドラ
イブ回路LDによりローサイド出力用スイッチング素子
LSWがオフする。
電圧(例えば10V)がブートストラップ用ダイオード
D1を介してブートストラップ用コンデンサC1に印加
される。このため、高電位側端子CBと負電源端子−B
Bとの間に印加された電圧(例えば10V)とほぼ等し
い電圧でブートストラップ用コンデンサC1が充電され
る。そして、所定の時間が経過すると、ローサイドドラ
イブ回路LDによりローサイド出力用スイッチング素子
LSWがオフする。
【0067】次に、レベルシフト回路1は、レベルシフ
ト回路3からの出力信号レベルを高いレベルにシフトし
てハイサイドドライブ回路HDをオンさせるので、ハイ
サイド出力用スイッチング素子HSWのゲート・ソース
間電圧が順バイアスされて、ハイサイド出力用スイッチ
ング素子HSWをオンすることができる。
ト回路3からの出力信号レベルを高いレベルにシフトし
てハイサイドドライブ回路HDをオンさせるので、ハイ
サイド出力用スイッチング素子HSWのゲート・ソース
間電圧が順バイアスされて、ハイサイド出力用スイッチ
ング素子HSWをオンすることができる。
【0068】このように、レベルシフト回路3が、入力
信号のレベルを低いレベルにシフトして出力しローサイ
ドドライブ回路LDを動作させ、レベルシフト回路1
が、入力信号のレベルを高いレベルにシフトして出力し
ハイサイドドライブ回路HDを動作させることができ
る。即ち、ブリッジ回路に、ローサイドドライブ回路用
のレベルシフト回路3とハイサイドドライブ回路用のレ
ベルシフト回路1とを用いているので、誤動作がなく、
しかも高速動作に適した2電源方式のブリッジ回路を提
供することができる。
信号のレベルを低いレベルにシフトして出力しローサイ
ドドライブ回路LDを動作させ、レベルシフト回路1
が、入力信号のレベルを高いレベルにシフトして出力し
ハイサイドドライブ回路HDを動作させることができ
る。即ち、ブリッジ回路に、ローサイドドライブ回路用
のレベルシフト回路3とハイサイドドライブ回路用のレ
ベルシフト回路1とを用いているので、誤動作がなく、
しかも高速動作に適した2電源方式のブリッジ回路を提
供することができる。
【0069】(第4の実施の形態)図10は第4の実施
の形態に係るレベルシフト回路を示す構成図である。こ
のレベルシフト回路3aは、入力信号の信号レベルをよ
り小さいレベルにシフトして定電流で出力することを特
徴とし、ロジック電源に接続するための電源端子LOB
と接地端子G1と、ロジック電源を動作電源とし、ロー
サイド制御信号を入力するためのローサイド制御信号入
力端子LTと、ローサイドドライブ回路の動作電源の高
電位側及び低電位側にそれぞれ接続するための高電位側
端子CB及び低電位側端子−Bと、ローサイドドライブ
回路に信号を出力するローサイドドライブ信号出力端子
OUT2とを備えている。
の形態に係るレベルシフト回路を示す構成図である。こ
のレベルシフト回路3aは、入力信号の信号レベルをよ
り小さいレベルにシフトして定電流で出力することを特
徴とし、ロジック電源に接続するための電源端子LOB
と接地端子G1と、ロジック電源を動作電源とし、ロー
サイド制御信号を入力するためのローサイド制御信号入
力端子LTと、ローサイドドライブ回路の動作電源の高
電位側及び低電位側にそれぞれ接続するための高電位側
端子CB及び低電位側端子−Bと、ローサイドドライブ
回路に信号を出力するローサイドドライブ信号出力端子
OUT2とを備えている。
【0070】また、P型MOSFETQ21は、ソースが定電
流回路CC1を介して電源端子LOBに接続され、ゲー
トがローサイド制御信号入力端子LTに接続されてい
る。P型MOSFETQ22は、ソースが定電流回路CC2を
介して電源端子LOBに接続され、ゲートがノットゲー
トNTを介してローサイド制御信号入力端子LTに接続
されている。
流回路CC1を介して電源端子LOBに接続され、ゲー
トがローサイド制御信号入力端子LTに接続されてい
る。P型MOSFETQ22は、ソースが定電流回路CC2を
介して電源端子LOBに接続され、ゲートがノットゲー
トNTを介してローサイド制御信号入力端子LTに接続
されている。
【0071】N型MOSFETQ27は、ソースが低電位側端
子−Bに接続され、ゲートとドレインとを短絡してP型M
OSFETQ21のドレインに接続されている。N型MOSFETQ
28は、ソースが低電位側端子−Bに接続され、ゲート
がN型MOSFETQ27のゲートに接続されている。N型MOSF
ETQ27とN型MOSFETQ28とは、カレントミラー回路
を構成している。
子−Bに接続され、ゲートとドレインとを短絡してP型M
OSFETQ21のドレインに接続されている。N型MOSFETQ
28は、ソースが低電位側端子−Bに接続され、ゲート
がN型MOSFETQ27のゲートに接続されている。N型MOSF
ETQ27とN型MOSFETQ28とは、カレントミラー回路
を構成している。
【0072】N型MOSFETQ29は、ソースが低電位側端
子−Bに接続され、ゲートとドレインとを短絡してP型M
OSFETQ22のドレインに接続されている。N型MOSFETQ
30は、ソースが低電位側端子−Bに接続され、ゲート
がN型MOSFETQ29のゲートに接続され、ドレインがロ
ーサイドドライブ信号出力端子OUT2に接続されてい
る。N型MOSFETQ29とN型MOSFETQ30とは、カレント
ミラー回路を構成している。
子−Bに接続され、ゲートとドレインとを短絡してP型M
OSFETQ22のドレインに接続されている。N型MOSFETQ
30は、ソースが低電位側端子−Bに接続され、ゲート
がN型MOSFETQ29のゲートに接続され、ドレインがロ
ーサイドドライブ信号出力端子OUT2に接続されてい
る。N型MOSFETQ29とN型MOSFETQ30とは、カレント
ミラー回路を構成している。
【0073】P型MOSFETQ31は、ソースが高電位側端
子CBに接続され、ゲートとドレインとを短絡してN型M
OSFETQ28のドレインに接続されている。P型MOSFETQ
32は、ソースが高電位側端子CBに接続され、ゲート
がP型MOSFETQ31のゲートに接続され、ドレインがロ
ーサイドドライブ信号出力端子OUT2に接続されてい
る。P型MOSFETQ31とP型MOSFETQ32とは、カレント
ミラー回路を構成している。
子CBに接続され、ゲートとドレインとを短絡してN型M
OSFETQ28のドレインに接続されている。P型MOSFETQ
32は、ソースが高電位側端子CBに接続され、ゲート
がP型MOSFETQ31のゲートに接続され、ドレインがロ
ーサイドドライブ信号出力端子OUT2に接続されてい
る。P型MOSFETQ31とP型MOSFETQ32とは、カレント
ミラー回路を構成している。
【0074】次にこのように構成された第4の実施の形
態のレベルシフト回路の動作を図11のタイミングチャ
ートを参照しながら説明する。図11中のQ21/D,
Q22/D,Q28/D,Q30/D,Q32/Dは、
MOSFETのドレイン電圧を示している。
態のレベルシフト回路の動作を図11のタイミングチャ
ートを参照しながら説明する。図11中のQ21/D,
Q22/D,Q28/D,Q30/D,Q32/Dは、
MOSFETのドレイン電圧を示している。
【0075】まず、ローサイド制御信号である入力信号
が時刻t0でHレベルとなると、ノットゲートNTから
のLレベルによりP型MOSFETQ22がオンするため、P型
MOSFETQ22のドレインがHレベルとなり、このHレベ
ルがN型MOSFETQ29,N型MOSFETQ30の各ゲートに印
加される。このため、N型MOSFETQ29,N型MOSFETQ3
0で構成するカレントミラー回路がオンし、N型MOSFET
Q30のドレインはLレベルとなる。従って、出力端子
OUT2からの出力信号はLレベルとなる。
が時刻t0でHレベルとなると、ノットゲートNTから
のLレベルによりP型MOSFETQ22がオンするため、P型
MOSFETQ22のドレインがHレベルとなり、このHレベ
ルがN型MOSFETQ29,N型MOSFETQ30の各ゲートに印
加される。このため、N型MOSFETQ29,N型MOSFETQ3
0で構成するカレントミラー回路がオンし、N型MOSFET
Q30のドレインはLレベルとなる。従って、出力端子
OUT2からの出力信号はLレベルとなる。
【0076】一方、入力信号が時刻t0でHレベルとな
ると、P型MOSFETQ21は、オフするため、N型MOSFETQ
27,N型MOSFETQ28のゲートはLレベルとなり、N型
MOSFETQ27,N型MOSFETQ28で構成するカレントミ
ラー回路はオフとなる。このため、P型MOSFETQ31,P
型MOSFETQ32で構成するカレントミラー回路がオフで
ある。
ると、P型MOSFETQ21は、オフするため、N型MOSFETQ
27,N型MOSFETQ28のゲートはLレベルとなり、N型
MOSFETQ27,N型MOSFETQ28で構成するカレントミ
ラー回路はオフとなる。このため、P型MOSFETQ31,P
型MOSFETQ32で構成するカレントミラー回路がオフで
ある。
【0077】次に、入力信号が時刻t1でLレベルとな
ると、P型MOSFETQ21がオンするため、P型MOSFETQ2
1のドレインがHレベルとなり、このHレベルがN型MOS
FETQ27,N型MOSFETQ28の各ゲートに印加される。
このため、N型MOSFETQ27,N型MOSFETQ28で構成す
るカレントミラー回路がオンし、N型MOSFETQ28のド
レインはLレベルとなる。このLレベルがP型MOSFETQ
31,P型MOSFETQ32のゲートに印加されると、P型MO
SFETQ31,P型MOSFETQ32で構成するカレントミラ
ー回路がオンする。このため、出力端子OUT2からの
出力信号はHレベルとなる。
ると、P型MOSFETQ21がオンするため、P型MOSFETQ2
1のドレインがHレベルとなり、このHレベルがN型MOS
FETQ27,N型MOSFETQ28の各ゲートに印加される。
このため、N型MOSFETQ27,N型MOSFETQ28で構成す
るカレントミラー回路がオンし、N型MOSFETQ28のド
レインはLレベルとなる。このLレベルがP型MOSFETQ
31,P型MOSFETQ32のゲートに印加されると、P型MO
SFETQ31,P型MOSFETQ32で構成するカレントミラ
ー回路がオンする。このため、出力端子OUT2からの
出力信号はHレベルとなる。
【0078】一方、入力信号が時刻t1でLレベルとな
ると、P型MOSFETQ22は、ノットゲートNTからのH
レベルによりオフするため、P型MOSFETQ22には電流
が流れず、P型MOSFETQ22のドレインはLレベルとな
る。このため、N型MOSFETQ29,N型MOSFETQ30のゲ
ートはLレベルのため、N型MOSFETQ29,N型MOSFETQ
30で構成するカレントミラー回路はオフとなる。
ると、P型MOSFETQ22は、ノットゲートNTからのH
レベルによりオフするため、P型MOSFETQ22には電流
が流れず、P型MOSFETQ22のドレインはLレベルとな
る。このため、N型MOSFETQ29,N型MOSFETQ30のゲ
ートはLレベルのため、N型MOSFETQ29,N型MOSFETQ
30で構成するカレントミラー回路はオフとなる。
【0079】このように第4の実施の形態によれば、入
力信号の信号レベルをより小さいレベルにシフトして出
力することができる。また、従来のようなパルス変換を
行うことなくしかもフリップフロップも用いることな
く、どちらかのカレントミラー回路が必ずオンしている
ため、両方のカレントミラー回路が共にオフ状態となる
ことがない。このため、各カレントカラー回路が、急激
な電圧変動(dv/dt)を受けても、各カレントミラ
ー回路が誤動作を起こすことがなくなる。従って、dv
/dtによる耐量が向上し、高速動作に適したレベルシ
フト回路を提供することができる。
力信号の信号レベルをより小さいレベルにシフトして出
力することができる。また、従来のようなパルス変換を
行うことなくしかもフリップフロップも用いることな
く、どちらかのカレントミラー回路が必ずオンしている
ため、両方のカレントミラー回路が共にオフ状態となる
ことがない。このため、各カレントカラー回路が、急激
な電圧変動(dv/dt)を受けても、各カレントミラ
ー回路が誤動作を起こすことがなくなる。従って、dv
/dtによる耐量が向上し、高速動作に適したレベルシ
フト回路を提供することができる。
【0080】図12は第4の実施の形態に係るレベルシ
フト回路を用いたブリッジ回路を示す構成図である。図
12に示すブリッジ回路は、2電源を用いて2つのスイ
ッチング素子をオン/オフするもので、正電源端子BB
と、負電源端子−BBと、図10に示すレベルシフト回
路3aと、直列に接続されたハイサイド出力用スイッチ
ング素子HSW及びローサイド出力用スイッチング素子
LSWと、ハイサイドドライブ回路HDと、ローサイド
ドライブ回路LDと、ブートストラップ用ダイオードD
1、ブートストラップ用コンデンサC1、レベルシフト
回路1aとを有している。
フト回路を用いたブリッジ回路を示す構成図である。図
12に示すブリッジ回路は、2電源を用いて2つのスイ
ッチング素子をオン/オフするもので、正電源端子BB
と、負電源端子−BBと、図10に示すレベルシフト回
路3aと、直列に接続されたハイサイド出力用スイッチ
ング素子HSW及びローサイド出力用スイッチング素子
LSWと、ハイサイドドライブ回路HDと、ローサイド
ドライブ回路LDと、ブートストラップ用ダイオードD
1、ブートストラップ用コンデンサC1、レベルシフト
回路1aとを有している。
【0081】即ち、図12に示すブリッジ回路は、図9
に示すブリッジ回路に類似しており、図1に示すレベル
シフト回路1に代えて図4に示すレベルシフト回路1a
を用いるとともに、図7に示すレベルシフト回路3に代
えて図10に示すレベルシフト回路3aを用いた点が異
なるのみで、その他の構成は同一構成であるので、同一
部分には同一符号を付しその詳細な説明は省略する。
に示すブリッジ回路に類似しており、図1に示すレベル
シフト回路1に代えて図4に示すレベルシフト回路1a
を用いるとともに、図7に示すレベルシフト回路3に代
えて図10に示すレベルシフト回路3aを用いた点が異
なるのみで、その他の構成は同一構成であるので、同一
部分には同一符号を付しその詳細な説明は省略する。
【0082】このような図12に示す構成のブリッジ回
路によれば、図9に示すブリッジ回路の動作と同様な動
作が行われ、レベルシフト回路3aが、入力信号のレベ
ルを低いレベルにシフトして出力しローサイドドライブ
回路LDを動作させ、レベルシフト回路1aが、入力信
号のレベルを高いレベルにシフトして出力しハイサイド
ドライブ回路HDを動作させることができる。即ち、ブ
リッジ回路に、ローサイドドライブ回路用のレベルシフ
ト回路3aとハイサイドドライブ回路用のレベルシフト
回路1aとを用いているので、誤動作がなく、しかも高
速動作に適した2電源方式のブリッジ回路を提供するこ
とができる。
路によれば、図9に示すブリッジ回路の動作と同様な動
作が行われ、レベルシフト回路3aが、入力信号のレベ
ルを低いレベルにシフトして出力しローサイドドライブ
回路LDを動作させ、レベルシフト回路1aが、入力信
号のレベルを高いレベルにシフトして出力しハイサイド
ドライブ回路HDを動作させることができる。即ち、ブ
リッジ回路に、ローサイドドライブ回路用のレベルシフ
ト回路3aとハイサイドドライブ回路用のレベルシフト
回路1aとを用いているので、誤動作がなく、しかも高
速動作に適した2電源方式のブリッジ回路を提供するこ
とができる。
【0083】なお、第1の実施の形態のレベルシフト回
路乃至第4の実施の形態のレベルシフト回路の各回路
は、シリコンチップ上に一体構造として回路を構成した
モノリシック集積回路により形成することもできる。即
ち、回路の集積化を図るため、回路を小型化及び軽量化
することができる。
路乃至第4の実施の形態のレベルシフト回路の各回路
は、シリコンチップ上に一体構造として回路を構成した
モノリシック集積回路により形成することもできる。即
ち、回路の集積化を図るため、回路を小型化及び軽量化
することができる。
【0084】
【発明の効果】請求項1及び請求項3の発明によれば、
従来のようなパルス変換を行うことなくしかもフリップ
フロップも用いることなく、どちらかのMOSFETが必ずオ
ンしているため、両方のMOSFETが共にオフ状態となるこ
とがない。このため、各MOSFETが、急激な電圧変動(d
v/dt)を受けても、各MOSFETが誤動作を起こすこと
がなくなる。従って、dv/dtによる耐量が向上し、
高速動作に適したレベルシフト回路を提供することがで
きる。
従来のようなパルス変換を行うことなくしかもフリップ
フロップも用いることなく、どちらかのMOSFETが必ずオ
ンしているため、両方のMOSFETが共にオフ状態となるこ
とがない。このため、各MOSFETが、急激な電圧変動(d
v/dt)を受けても、各MOSFETが誤動作を起こすこと
がなくなる。従って、dv/dtによる耐量が向上し、
高速動作に適したレベルシフト回路を提供することがで
きる。
【0085】請求項2及び請求項4の発明によれば、従
来のようなパルス変換を行うことなくしかもフリップフ
ロップも用いることなく、どちらかのカレントミラー回
路が必ずオンしているため、両方のカレントミラー回路
が共にオフ状態となることがない。このため、各カレン
トミラー回路が、急激な電圧変動(dv/dt)を受け
ても、各カレントミラー回路が誤動作を起こすことがな
くなる。従って、dv/dtによる耐量が向上し、高速
動作に適したレベルシフト回路を提供することができ
る。
来のようなパルス変換を行うことなくしかもフリップフ
ロップも用いることなく、どちらかのカレントミラー回
路が必ずオンしているため、両方のカレントミラー回路
が共にオフ状態となることがない。このため、各カレン
トミラー回路が、急激な電圧変動(dv/dt)を受け
ても、各カレントミラー回路が誤動作を起こすことがな
くなる。従って、dv/dtによる耐量が向上し、高速
動作に適したレベルシフト回路を提供することができ
る。
【0086】請求項5及び請求項6の発明によれば、N
型MOSFETやP型MOSFETに定電流を流すことができる。請
求項7の発明によれば、レベルシフト回路をモノリシッ
ク集積回路で形成することができる。
型MOSFETやP型MOSFETに定電流を流すことができる。請
求項7の発明によれば、レベルシフト回路をモノリシッ
ク集積回路で形成することができる。
【図1】第1の実施の形態に係るレベルシフト回路を示
す構成図である。
す構成図である。
【図2】第1の実施の形態に係るレベルシフト回路の各
部における信号のタイミングチャートである。
部における信号のタイミングチャートである。
【図3】第1の実施の形態に係るレベルシフト回路を用
いたブリッジ回路を示す構成図である。
いたブリッジ回路を示す構成図である。
【図4】第2の実施の形態に係るレベルシフト回路を示
す構成図である。
す構成図である。
【図5】第2の実施の形態に係るレベルシフト回路の各
部における信号のタイミングチャートである。
部における信号のタイミングチャートである。
【図6】第2の実施の形態に係るレベルシフト回路を用
いたブリッジ回路を示す構成図である。
いたブリッジ回路を示す構成図である。
【図7】第3の実施の形態に係るレベルシフト回路を示
す構成図である。
す構成図である。
【図8】第3の実施の形態に係るレベルシフト回路の各
部における信号のタイミングチャートである。
部における信号のタイミングチャートである。
【図9】第3の実施の形態に係るレベルシフト回路を用
いたブリッジ回路を示す構成図である。
いたブリッジ回路を示す構成図である。
【図10】第4の実施の形態に係るレベルシフト回路を
示す構成図である。
示す構成図である。
【図11】第4の実施の形態に係るレベルシフト回路の
各部における信号のタイミングチャートである。
各部における信号のタイミングチャートである。
【図12】第4の実施の形態に係るレベルシフト回路を
用いたブリッジ回路を示す構成図である。
用いたブリッジ回路を示す構成図である。
【図13】従来のブリッジ回路を示す構成図である。
【図14】従来のブリッジ回路に設けられたレベルシフ
ト回路を示す構成図である。
ト回路を示す構成図である。
【図15】従来のレベルシフト回路における各部の信号
のタイミングチャートである。
のタイミングチャートである。
【符号の説明】
1,1a,3,3a レベルシフト回路
Q1,Q2,Q5,Q6,Q11,Q12,Q23,Q
24,Q27,Q28,Q29,Q30 N型MOSFET Q3,Q4,Q7,Q8,Q9,Q10,Q21,Q2
2,Q25,Q26,Q31,Q32 P型MOSFET NT ノットゲート CC1,CC2 定電流回路 R1,R2 抵抗 BBL 低電圧電源の電源端子 BBH 高電圧電源の電源端子 HT ハイサイド制御信号入力端子 BH 高電位側端子 OUT1 ハイサイドドライブ信号出力端子 OUT2 ローサイドドライブ信号出力端子 BL 低電位側端子 G1 低電圧電源の接地端子 G2 高電圧電源の接地端子 HD ハイサイドドライブ回路 LD ローサイドドライブ回路 HSW ハイサイド出力用スイッチング素子 LSW ローサイド出力用スイッチング素子 C1 ブートストラップ用コンデンサ D1 ブートストラップ用ダイオード BB 正電源端子 −BB 負電源端子
24,Q27,Q28,Q29,Q30 N型MOSFET Q3,Q4,Q7,Q8,Q9,Q10,Q21,Q2
2,Q25,Q26,Q31,Q32 P型MOSFET NT ノットゲート CC1,CC2 定電流回路 R1,R2 抵抗 BBL 低電圧電源の電源端子 BBH 高電圧電源の電源端子 HT ハイサイド制御信号入力端子 BH 高電位側端子 OUT1 ハイサイドドライブ信号出力端子 OUT2 ローサイドドライブ信号出力端子 BL 低電位側端子 G1 低電圧電源の接地端子 G2 高電圧電源の接地端子 HD ハイサイドドライブ回路 LD ローサイドドライブ回路 HSW ハイサイド出力用スイッチング素子 LSW ローサイド出力用スイッチング素子 C1 ブートストラップ用コンデンサ D1 ブートストラップ用ダイオード BB 正電源端子 −BB 負電源端子
Claims (7)
- 【請求項1】 低電圧電源に接続するための電源端子及
び接地端子と、前記低電圧電源を動作電源とし、ハイサ
イド制御信号を入力するためのハイサイド制御信号入力
端子と、ハイサイドドライブ回路の動作電源の高電位側
及び低電位側にそれぞれ接続するための高電位側端子及
び低電位側端子と、前記ハイサイドドライブ回路に信号
を出力するハイサイドドライブ信号出力端子と、を備え
たレベルシフト回路であって、 ドレインが第1の抵抗を介して前記高電位側端子に接続
され、ソースが前記接地端子に接続され、ゲートが前記
ハイサイド制御信号入力端子に接続された第1のN型MOS
FETと、 ドレインが第2の抵抗を介して前記高電位側端子に接続
され、ソースが前記接地端子に接続され、ゲートがノッ
トゲートを介して前記ハイサイド制御信号入力端子に接
続された第2のN型MOSFETと、 ソースが前記高電位側端子に接続され、ゲートが前記第
1のN型MOSFETのドレインに接続された第1のP型MOSFET
と、 ソースが前記高電位側端子に接続され、ゲートが前記第
2のN型MOSFETのドレインに接続された第2のP型MOSFET
と、 ドレインが前記第1のP型MOSFETのドレインに接続さ
れ、ソースが低電位側端子に接続され、ゲートが前記第
2のP型MOSFETのドレインに接続された第3のN型MOSFET
と、 ドレインが前記第2のP型MOSFETのドレインと前記ハイ
サイドドライブ信号出力端子とに接続され、ソースが前
記低電位側端子に接続され、ゲートが前記第1のP型MOS
FETのドレインに接続された第4のN型MOSFETと、を備え
たことを特徴とするレベルシフト回路。 - 【請求項2】 低電圧電源に接続するための電源端子及
び接地端子と、前記低電圧電源を動作電源とし、ハイサ
イド制御信号を入力するためのハイサイド制御信号入力
端子と、ハイサイドドライブ回路の動作電源の高電位側
及び低電位側にそれぞれ接続するための高電位側端子及
び低電位側端子と、前記ハイサイドドライブ回路に信号
を出力するハイサイドドライブ信号出力端子と、を備え
たレベルシフト回路であって、 ソースが前記接地端子に接続され、ゲートが前記ハイサ
イド制御信号入力端子に接続された第1のN型MOSFET
と、 ソースが前記接地端子に接続され、ゲートがノットゲー
トを介して前記ハイサイド制御信号入力端子に接続され
た第2のN型MOSFETと、 一対のP型MOSFETからなり、各ゲート及び一方のP型MOSF
ETのドレインが前記第1のN型MOSFETのドレインに接続
され、各ソースが前記高電位側端子に接続され、他方の
P型MOSFETのドレインが前記ハイサイドドライブ信号出
力端子に接続された第1のカレントミラー回路と、 一対のP型MOSFETからなり、各ゲート及び一方のP型MOSF
ETのドレインが前記第2のN型MOSFETのドレインに接続
され、各ソースが前記高電位側端子に接続された第2の
カレントミラー回路と、 一対のN型MOSFETからなり、各ゲート及び一方のN型MOSF
ETのドレインが前記第2のカレントミラー回路内の他方
のP型MOSFETのドレインに接続され、各ソースが前記低
電位側端子に接続され、他方のN型MOSFETのドレインが
前記ハイサイドドライブ信号出力端子に接続された第3
のカレントミラー回路と、を備えたことを特徴とするレ
ベルシフト回路。 - 【請求項3】 ロジック電源に接続するための電源端子
及び接地端子と、前記ロジック電源を動作電源とし、ロ
ーサイド制御信号を入力するためのローサイド制御信号
入力端子と、ローサイドドライブ回路の動作電源の高電
位側及び低電位側にそれぞれ接続するための高電位側端
子及び低電位側端子と、ローサイドドライブ回路に信号
を出力するローサイドドライブ信号出力端子とを備えた
レベルシフト回路であって、 ソースが前記電源端子に接続され、ゲートが前記ローサ
イド制御信号入力端子に接続され、ドレインが第1の抵
抗を介して前記低電位側端子に接続された第1のP型MOS
FETと、 ソースが前記電源端子に接続され、ゲートがノットゲー
トを介して前記ローサイド制御信号入力端子に接続さ
れ、ドレインが第2の抵抗を介して前記低電位側端子に
接続された第2のP型MOSFETと、 ソースが前記低電位側端子に接続され、ゲートが前記第
1のP型MOSFETのドレインに接続された第1のN型MOSFET
と、 ソースが前記低電位側端子に接続され、ゲートが前記第
2のP型MOSFETのドレインに接続され、ドレインが前記
ローサイドドライブ信号出力端子に接続された第2のN
型MOSFETと、 ソースが前記高電位側端子に接続され、ゲートが前記ロ
ーサイドドライブ信号出力端子に接続され、ドレインが
前記第1のN型MOSFETのドレインに接続された第3のP型
MOSFETと、 ソースが前記高電位側端子に接続され、ゲートが前記第
3のP型MOSFETのドレインに接続され、ドレインが前記
ローサイドドライブ信号出力端子に接続された第4のP
型MOSFETと、を備えたことを特徴とするレベルシフト回
路。 - 【請求項4】 ロジック電源に接続するための電源端子
及び接地端子と、前記ロジック電源を動作電源とし、ロ
ーサイド制御信号を入力するためのローサイド制御信号
入力端子と、ローサイドドライブ回路の動作電源の高電
位側及び低電位側にそれぞれ接続するための高電位側端
子及び低電位側端子と、ローサイドドライブ回路に信号
を出力するローサイドドライブ信号出力端子とを備えた
レベルシフト回路であって、 ソースが前記電源端子に接続され、ゲートが前記ローサ
イド制御信号入力端子に接続された第1のP型MOSFET
と、 ソースが前記電源端子に接続され、ゲートがノットゲー
トを介して前記ローサイド制御信号入力端子に接続され
た第2のP型MOSFETと、 一対のN型MOSFETからなり、各ゲート及び一方のN型MOSF
ETのドレインが前記第1のP型MOSFETのドレインに接続
され、各ソースが前記低電位側端子に接続された第1の
カレントミラー回路と、 一対のN型MOSFETからなり、各ゲート及び一方のN型MOSF
ETのドレインが前記第2のP型MOSFETのドレインに接続
され、各ソースが前記低電位側端子に接続され、他方の
N型MOSFETのドレインが前記ローサイドドライブ出力端
子に接続された第2のカレントミラー回路と、 一対のP型MOSFETからなり、各ゲート及び一方のP型MOSF
ETのドレインが前記第1のカレントミラー回路内の他方
のN型MOSFETのドレインに接続され、各ソースが前記高
電位側端子に接続され、他方のP型MOSFETのドレインが
前記ローサイドドライブ信号出力端子に接続された第3
のカレントミラー回路と、を備えたことを特徴とするレ
ベルシフト回路。 - 【請求項5】 前記第1のN型MOSFETのソースと前記接
地端子との間に第1の定電流回路を設け、前記第2のN
型MOSFETのソースと前記接地端子との間に第2の定電流
回路を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2記
載のレベルシフト回路。 - 【請求項6】 前記第1のP型MOSFETのソースと前記電
源端子との間に第1の定電流回路を設け、前記第2のP
型MOSFETのソースと前記電源端子との間に第2の定電流
回路を設けたことを特徴とする請求項3又は請求項4記
載のレベルシフト回路。 - 【請求項7】 半導体集積回路としてモノリシック形成
されていることを特徴とする請求項1乃至請求項6のい
ずれか1項記載のレベルシフト回路。
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