JP2004215458A - 半導体スイッチング素子の駆動回路 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ゲートシンク回路B2は、スイッチング素子Q3のゲート電圧VGをモニタして、所定閾値Vthと比較するコンパレータCMPと、スイッチング素子Q3のゲートとグランドラインとの間に接続されたシンク用スイッチング素子Qsと、コンパレータCMPの出力を反転するインバータG2と、入力信号を反転するインバータG3と、インバータG2,G3の各出力の論理積を演算するアンド回路G4と、アンド回路G4の出力がセット信号として入力され、入力信号がリセット信号として入力されるRSフリップフロップFFなどで構成される。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)やMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)などの半導体スイッチング素子の駆動回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
図3(a)〜(c)は、従来の半導体スイッチング素子の動作を概略的に示す回路図である。スイッチング素子Qa,Qbは、電源PSの電源ライン(例えば300V)とグランドライン(例えば0V)との間にトーテムポール形式で直列的に接続されており、交互にスイッチングすることによって、負荷に供給される出力電圧Voutが変化する。即ち、電源ライン側にあるソース用スイッチング素子Qaがオンになり、グランドライン側にあるシンク用スイッチング素子Qbがオフになると、出力電圧Voutは電源電圧300Vに近い電圧になる。一方、スイッチング素子Qaがオフになり、スイッチング素子Qbがオンになると、出力電圧Voutはグランド電圧0Vに近い電圧になる。
【0003】
スイッチング素子Qa,QbをIGBTやMOSFETなどの電圧駆動型の半導体スイッチング素子で構成した場合、ゲートとコレクタとの間の静電容量C1およびゲートとエミッタとの間の静電容量C2が比較的大きくなるため、これらの影響を考慮する必要がある。
【0004】
まず図3(a)において、スイッチング素子Qaのゲート電圧VGaが0Vで、スイッチング素子Qaがオフ状態になり、スイッチング素子Qbのゲート電圧VGbが15Vで、スイッチング素子Qbがオン状態になった場合、スイッチング素子Qaの静電容量C1は約300Vの電圧で充電される。
【0005】
次に図3(b)において、ゲート電圧VGaが315Vでスイッチング素子Qaがオン状態になり、ゲート電圧VGbが0Vでスイッチング素子Qbがオフ状態になると、スイッチング素子Qaの静電容量C1に充電されていた電荷がスイッチング素子Qaを通過して、スイッチング素子Qbの静電容量C1に充電される。この充電電流Iaは、C1×(dv/dt)で表され、スイッチング素子Qbの静電容量C1には、電荷Q(=C1×V)が蓄積される。
【0006】
このとき、スイッチング素子Qbのゲートには寄生抵抗Rが存在しているため、ゲート電圧VGbが充電電流Iaによって上昇する。この電圧上昇ΔVGbは、R×Ia=R×C1×(dv/dt)で表される。
【0007】
次に図3(c)において、ゲート電圧VGaが300Vでスイッチング素子Qaがオフ状態になり、ゲート電圧VGbが15Vでスイッチング素子Qbがオン状態になると、スイッチング素子Qbの静電容量C1に充電されていた電荷はスイッチング素子Qbを通過してグランドラインに流れる。一方、スイッチング素子Qaの静電容量C1は、約300Vの電圧で充電される。スイッチング素子Qaのゲートにも寄生抵抗R(配線の寄生抵抗とゲートシンク回路のMOSFETのオン抵抗)が存在しているため、ゲート電圧VGaが静電容量C1への充電電流によって上昇する。
【0008】
一般にスイッチング素子Qa,Qbの前段には、各ゲートを駆動するためのゲート駆動回路が設けられている。ゲート駆動回路のシンク側トランジスタがエミッタフォロワ回路(コレクタ接地)で構成されている場合は、電圧上昇ΔVGbに応じてシンク側トランジスタのゲート電圧も上昇する。そのため、図3(b)において、スイッチング素子Qbのゲート電圧VGbが0Vまで下がり切れない状態となり、いわゆるテイル電圧が発生する。こうしたゲート電圧上昇を防止するため、一般にゲートシンク(Gate Sink)回路が設けられる。
【0009】
図4(a)は従来のゲートシンク回路の一例を示す回路図であり、図4(b)は動作を示すタイミング図である。ゲート駆動回路B1は、p型MOSFET等のソース側トランジスタQ1と、n型MOSFET等のシンク側トランジスタQ2とがコンプリメンタリ形式で直列的に接続されており、スイッチング素子Q3のゲートを駆動する。インバータG1は、入力端子Tinに供給された入力信号を反転して、ゲート駆動回路B1に供給する。
【0010】
ゲート駆動回路B1の動作を説明する。まず入力電圧Vinがハイレベルのとき、ゲート駆動回路B1のトランジスタQ1がオンでトランジスタQ2がオフになり、スイッチング素子Q3のゲート電圧VGもハイレベルとなり、スイッチング素子Q3はオンになる。
【0011】
次に入力電圧Vinがローレベルになると、トランジスタQ1がオフでトランジスタQ2がオンになり、ゲート電圧VGもローレベルとなり、スイッチング素子Q3はオフになる。
【0012】
こうして入力信号のレベルに応じて、スイッチング素子Q3は導通または遮断を繰り返す。
【0013】
ゲートシンク回路B2は、スイッチング素子Q3のゲート電圧VGをモニタして、所定閾値Vthと比較するコンパレータCMPと、スイッチング素子Q3のゲートとグランドラインとの間に接続されたn型MOSFET等のシンク用スイッチング素子Qsと、コンパレータCMPの出力を反転してシンク用スイッチング素子Qsを駆動するインバータG2とを備える。コンパレータCMPの閾値電圧Vthは、電源電圧Vcc×(抵抗R3,R4の分割比)で設定される。
【0014】
ゲートシンク回路B2の動作を説明する。図4(b)を参照して、入力電圧Vinがハイレベルのとき、ゲート電圧VGはコンパレータCMPの閾値電圧Vthより高いため、コンパレータCMPの出力はハイレベルで、インバータG2の出力はローレベルであり、シンク用スイッチング素子Qsはオフ状態となる。
【0015】
時刻t1で入力電圧Vinがハイレベルからローレベルに変化すると、スイッチング素子Q3はターンオフとなり、図3(a)から図3(b)への遷移状態になる。すると、スイッチング素子Q3のゲートとコレクタとの間の静電容量へ充電電流が流れて、ゲート電圧VGにテイル電圧が発生する。充電電流が減少して、時刻t2でゲート電圧VGがコンパレータCMPの閾値電圧Vthより低くなると、コンパレータCMPの出力はローレベルに反転し、インバータG2の出力はハイレベルになり、シンク用スイッチング素子Qsはオン状態となる。すると、スイッチング素子Q3のゲートはグランドラインと導通して、ゲート電圧VGはグランド電圧に安定化される。
【0016】
次に、時刻t5で入力電圧Vinがローレベルからハイレベルに変化すると、スイッチング素子Q3はターンオンとなり、図3(b)から図3(c)への遷移状態になる。すると、スイッチング素子Q3のゲートとコレクタとの間の静電容量から放電電流が流れるため、ゲート電圧VGは徐々に上昇する。放電電流が減少して、時刻t6でゲート電圧VGがコンパレータCMPの閾値電圧Vthより高くなると、コンパレータCMPの出力はハイレベルに反転し、インバータG2の出力はローレベルになり、シンク用スイッチング素子Qsはオフ状態となる。すると、スイッチング素子Q3のゲートはグランドラインから切り離される。
【0017】
【特許文献1】
特開平3−3415号公報(第6頁、図1等)
【特許文献2】
特開平8−18423号公報(図1等)
【特許文献3】
特開平9−298870号公報(図1等)
【特許文献4】
特開2000−197343号公報(図1等)
【0018】
【発明が解決しようとする課題】
シンク用スイッチング素子Qsのオン抵抗が大きい場合、図4(b)の時刻t2においてスイッチング素子Q3のゲートとコレクタとの間の静電容量への充電電流が大きくなると、ゲート電圧VGの変動を充分に抑制できない。
【0019】
さらに、図4(b)の時刻t3〜t4において、スイッチング素子Q3と対になるソース側のスイッチング素子のゲート電圧が上昇すると、その影響によってゲート電圧VGも上昇するようになる。このときゲート電圧VGがコンパレータCMPの閾値電圧Vthを超えてしまうと、シンク用スイッチング素子Qsがオフ状態となり、ゲートシンク回路B2が動作しなくなる。
【0020】
このようにスイッチング素子Q3のゲートに流入する電流を確実にグランドへバイパスするには、シンク用スイッチング素子Qsとして大容量でオン抵抗が小さなスイッチング素子を使用する必要がある。
【0021】
また、図4(b)の時刻t5〜t6において、ゲート駆動回路B1のトランジスタQ1がオンになり、シンク用スイッチング素子Qsもオンであるため、トランジスタQ1およびシンク用スイッチング素子Qsに大きな貫通電流が流れてしまい、その結果、電源の利用効率が低下する。
【0022】
なお、関連する先行技術(例えば特許文献1〜4)に記載された半導体スイッチング素子の駆動回路は、ゲートシンク回路の具体的な構成が相違する。
【0023】
本発明の目的は、半導体スイッチング素子のオフ状態を確実に維持でき、ターンオン時の貫通電流を大幅に低減できる半導体スイッチング素子の駆動回路を提供することである。
【0024】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る半導体スイッチング素子の駆動回路は、入力信号に応じて半導体スイッチング素子のゲートを駆動するためのゲート駆動回路と、
半導体スイッチング素子のゲート電圧を所定閾値と比較する比較回路と、
比較回路の出力反転に応じてセットされ、入力信号の反転に応じてリセットされる記憶回路と、
記憶回路のセット時に半導体スイッチング素子のゲート電圧を安定化するゲートシンク素子とを備えることを特徴とする。
【0025】
また、本発明に係る半導体スイッチング素子の駆動回路は、入力信号に応じて半導体スイッチング素子のゲートを駆動するためのゲート駆動回路と、
入力信号を遅延させるフィルタ回路と、
フィルタ回路の出力を所定閾値と比較する比較回路と、
比較回路の出力に応じて半導体スイッチング素子のゲート電圧を安定化するゲートシンク素子とを備えることを特徴とする。
【0026】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1(a)は本発明の一実施形態を示す回路図であり、図1(b)は動作を示すタイミング図である。ゲート駆動回路B1は、p型MOSFET等のソース側トランジスタQ1と、n型MOSFET等のシンク側トランジスタQ2とがコンプリメンタリ形式で直列的に接続されており、スイッチング素子Q3のゲートを駆動する。インバータG1は、入力端子Tinに供給された入力信号を反転して、ゲート駆動回路B1に供給する。
【0027】
ゲート駆動回路B1の動作を説明する。まず入力電圧Vinがハイレベルのとき、ゲート駆動回路B1のトランジスタQ1がオンでトランジスタQ2がオフになり、スイッチング素子Q3のゲート電圧VGもハイレベルとなり、スイッチング素子Q3はオンになる。
【0028】
次に入力電圧Vinがローレベルになると、トランジスタQ1がオフでトランジスタQ2がオンになり、ゲート電圧VGもローレベルとなり、スイッチング素子Q3はオフになる。
【0029】
こうして入力信号のレベルに応じて、スイッチング素子Q3は導通または遮断を繰り返す。
【0030】
ゲートシンク(GTS)回路B2は、スイッチング素子Q3のゲート電圧VGをモニタして、所定閾値Vthと比較するコンパレータCMPと、スイッチング素子Q3のゲートとグランドラインとの間に接続されたn型MOSFET等のシンク用スイッチング素子Qsと、コンパレータCMPの出力を反転するインバータG2と、入力信号を反転するインバータG3と、インバータG2,G3の各出力の論理積を演算するアンド回路G4と、アンド回路G4の出力がセット信号として入力され、入力信号がリセット信号として入力されるRSフリップフロップFFなどで構成される。
【0031】
シンク用スイッチング素子Qsのゲートには、RSフリップフロップFFの出力信号Qが供給される。コンパレータCMPの閾値電圧Vthは、電源電圧Vcc×(抵抗R3,R4の分割比)で設定される。
【0032】
ゲートシンク回路B2の動作を説明する。図1(b)を参照して、入力電圧Vinがハイレベルになると、ゲート電圧VGはコンパレータCMPの閾値電圧Vthより高いため、コンパレータCMPの出力はハイレベルとなり、インバータG2の出力はローレベルとなり、アンド回路G4の出力もローレベルとなり、RSフリップフロップFFのセット信号はローレベルとなる。一方、RSフリップフロップFFのリセット信号はハイレベルになって、出力信号Qはローレベルになり、シンク用スイッチング素子Qsはオフ状態となる。
【0033】
次に時刻t1で入力電圧Vinがハイレベルからローレベルに変化すると、インバータG3の出力はハイレベルとなり、RSフリップフロップFFのリセット信号はローレベルになる。このときゲート電圧VGもローレベルに変化し、スイッチング素子Q3はターンオフとなる。スイッチング素子Q3のゲートとコレクタとの間の静電容量へ充電電流が流れて、ゲート電圧VGにテイル電圧が発生する。充電電流が減少して、時刻t2でゲート電圧VGがコンパレータCMPの閾値電圧Vthより低くなると、コンパレータCMPの出力はローレベルに反転し、インバータG2の出力はハイレベルになる。すると、アンド回路G4の出力はハイレベルになり、RSフリップフロップFFのセット信号はハイレベルに変化して、出力信号Qはハイレベルになり、シンク用スイッチング素子Qsはオン状態となる。すると、スイッチング素子Q3のゲートはグランドラインと導通して、ゲート電圧VGはグランド電圧に安定化される。
【0034】
次に時刻t3〜t4において、例えばスイッチング素子Q3と対になるソース側のスイッチング素子のゲート電圧が上昇すると、その影響によってゲート電圧VGも上昇するようになる(図1(b)の破線参照)。このときゲート電圧VGがコンパレータCMPの閾値電圧Vthを超えてしまうと、コンパレータCMPの出力がハイレベルとなり、インバータG2の出力はローレベルとなり、アンド回路G4の出力もローレベルとなり、RSフリップフロップFFのセット信号はローレベルになる。しかしながら、RSフリップフロップFFの出力信号Qはハイレベルを維持するため、シンク用スイッチング素子Qsのオン状態が持続して、ゲート電圧VGはグランド電圧に安定化される。
【0035】
従って、入力信号がローレベルである期間は、コンパレータCMPの出力変化に関係なくシンク用スイッチング素子Qsのオン状態が持続するようになる。
【0036】
次に時刻t5において、入力電圧Vinがローレベルからハイレベルに変化すると、インバータG3の出力はローレベルとなり、RSフリップフロップFFのセット信号はローレベルに反転するとともに、リセット信号はハイレベルに反転する。すると、RSフリップフロップFFの出力信号Qはローレベルに変化し、シンク用スイッチング素子Qsはオフ状態になり、スイッチング素子Q3のゲートはグランドラインから切り離される。
【0037】
時刻t7においてゲート駆動回路B1によりゲート電圧VGはハイレベルに変化し、スイッチング素子Q3はターンオンとなる。
【0038】
従って、入力信号がローレベルからハイレベルに変化した時点で、論理回路によってシンク用スイッチング素子Qsが直ちにオフ状態になる。そのためゲート駆動回路B1のトランジスタQ1およびゲートシンク回路B2のシンク用スイッチング素子Qsの両方が同時にオンになる期間を短縮でき、その結果、貫通電流が少なくなり、電源の利用効率を向上できる。
【0039】
また、入力信号のローレベルとコンパレータCMPの出力のローレベルとの論理積を演算するアンド回路G4を設けることによって、入力信号のローレベル期間は、コンパレータCMPの出力変化に関係なくRSフリップフロップFFのセット信号を確実にローレベルに維持できる。
【0040】
なお本実施形態では、記憶回路としてRSフリップフロップを用いる例を説明したが、他タイプのフリップフロップや双安定回路なども使用可能である。また、論理積回路としてアンド回路を用いる例を説明したが、その他のゲート回路なども使用可能である。また、入力信号の論理形式(ハイアクティブまたはローアクティブ)に応じて論理回路の論理形式は適宜変更できる。
【0041】
実施の形態2.
図2(a)は本発明の他の実施形態を示す回路図であり、図2(b)は動作を示すタイミング図である。ゲート駆動回路B1は、p型MOSFET等のソース側トランジスタQ1と、n型MOSFET等のシンク側トランジスタQ2とがコンプリメンタリ形式で直列的に接続されており、スイッチング素子Q3のゲートを駆動する。インバータG1は、入力端子Tinに供給された入力信号を反転して、ゲート駆動回路B1に供給する。
【0042】
ゲート駆動回路B1の動作を説明する。まず入力電圧Vinがハイレベルのとき、ゲート駆動回路B1のトランジスタQ1がオンでトランジスタQ2がオフになり、スイッチング素子Q3のゲート電圧VGもハイレベルとなり、スイッチング素子Q3はオンになる。
【0043】
次に入力電圧Vinがローレベルになると、トランジスタQ1がオフでトランジスタQ2がオンになり、ゲート電圧VGもローレベルとなり、スイッチング素子Q3はオフになる。
【0044】
こうして入力信号のレベルに応じて、スイッチング素子Q3は導通または遮断を繰り返す。
【0045】
ゲートシンク(GTS)回路B2は、入力信号を遅延させるフィルタ回路B3と、フィルタ回路B3の出力を所定閾値Vthと比較するコンパレータCMPと、スイッチング素子Q3のゲートとグランドラインとの間に接続されたn型MOSFET等のシンク用スイッチング素子Qsなどで構成される。
【0046】
シンク用スイッチング素子Qsのゲートには、コンパレータCMPの出力が供給される。コンパレータCMPの閾値電圧Vthは、電源電圧Vcc×(抵抗R3,R4の分割比)で設定される。
【0047】
フィルタ回路B3は、入力信号のレベルに応じて導通または遮断するスイッチング素子Q4と、スイッチング素子Q4に並列接続されたコンデンサC1と、コンデンサC1に電流を供給する電流源CCなどで構成される。
【0048】
ゲートシンク回路B2の動作を説明する。図2(b)を参照して、入力電圧Vinがハイレベルのとき、フィルタ回路B3のスイッチング素子Q4がオンになり、コンデンサC1の電位はほぼグランド電圧に下がって閾値電圧Vthより低くなる。このときコンパレータCMPの出力はローレベルとなり、シンク用スイッチング素子Qsはオフ状態となる。
【0049】
次に時刻t1で入力電圧Vinがハイレベルからローレベルに変化すると、スイッチング素子Q4がオフになり、電流源CCからコンデンサC1に充電電流が流れて、コンデンサC1の電位は徐々に上昇する。この電位上昇は直線的であり、その傾きは電流源CCの電流値とコンデンサC1の静電容量とで定まる。
【0050】
時刻t2でコンデンサC1の電位が閾値電圧Vthを超えると、コンパレータCMPの出力はハイレベルに変化し、シンク用スイッチング素子Qsはオン状態となる。すると、スイッチング素子Q3のゲートはグランドラインと導通して、ゲート電圧VGはグランド電圧に安定化される。
【0051】
従って、充電時定数を調整することによって、時刻t1〜t2の間の遅延時間を所望の値に設定することができる。例えば、スイッチング素子Q3のゲートとコレクタとの間の静電容量への充電電流による影響を回避できるように、充電時定数を設定する。
【0052】
次に時刻t3〜t4において、例えばスイッチング素子Q3と対になるソース側のスイッチング素子のゲート電圧が上昇すると、その影響によってゲート電圧VGも上昇するようになる(図2(b)の破線参照)。しかしながら、シンク用スイッチング素子Qsのオン状態が持続しているため、ゲート電圧VGはグランド電圧に安定化される。
【0053】
次に時刻t5において、入力電圧Vinがローレベルからハイレベルに変化すると、スイッチング素子Q4がオンになり、コンデンサC1の電位は徐々に下降する。この電位下降カーブは放電時定数によって決定され、放電時定数は一般にスイッチング素子Q4の内部インピーダンスとコンデンサC1の静電容量とで定まる。
【0054】
時刻t6でコンデンサC1の電位が閾値電圧Vthより低くなると、コンパレータCMPの出力はローレベルに変化し、シンク用スイッチング素子Qsはオフ状態となり、スイッチング素子Q3のゲートはグランドラインから切り離される。
【0055】
時刻t7においてゲート駆動回路B1によりゲート電圧VGはハイレベルに変化し、スイッチング素子Q3はターンオンとなる。
【0056】
従って、放電時定数を調整することによって、時刻t6〜t7の間の遅延時間を所望の値に設定することができる。例えば、放電時定数を小さく設定することによって、ゲート駆動回路B1のトランジスタQ1およびゲートシンク回路B2のシンク用スイッチング素子Qsの両方が同時にオンになる期間を短縮でき、その結果、貫通電流が少なくなり、電源の利用効率を向上できる。
【0057】
このようなフィルタ回路B3を設けることによって、コンデンサC1の充電時定数と放電時定数を独立に設定できる。そのためこれらの時定数を異ならせることによって、スイッチング素子Q3のターンオフ時の現象およびターンオン時の現象に対して最適な遅延時間を別個に設定できる。
【0058】
本実施形態では、スイッチング素子Q3のゲート電圧VGをモニタしていないため、スイッチング素子Q3のゲートとコレクタとの間の静電容量への充電電流によるゲートシンク回路B2の誤動作を回避できる。
【0059】
なお本実施形態では、フィルタ回路としてコンデンサの充放電回路を用いる例を説明したが、その他のアナログ回路やデジタル回路なども使用可能である。
【0060】
【発明の効果】
以上詳説したように、半導体スイッチング素子のオフ状態を確実に維持できるとともに、ターンオン時の貫通電流を大幅に低減でき、電源の利用効率を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は本発明の一実施形態を示す回路図であり、図1(b)は動作を示すタイミング図である。
【図2】図2(a)は本発明の他の実施形態を示す回路図であり、図2(b)は動作を示すタイミング図である。
【図3】従来の半導体スイッチング素子の動作を概略的に示す回路図である。
【図4】図4(a)は従来のゲートシンク回路の一例を示す回路図であり、図4(b)は動作を示すタイミング図である。
【符号の説明】
B1 ゲート駆動回路、 B2 ゲートシンク回路、 B3 フィルタ回路、
CMP コンパレータ、 FF RSフリップフロップ、 CC 電流源。
Claims (4)
- 入力信号に応じて半導体スイッチング素子のゲートを駆動するためのゲート駆動回路と、
半導体スイッチング素子のゲート電圧を所定閾値と比較する比較回路と、
比較回路の出力反転に応じてセットされ、入力信号の反転に応じてリセットされる記憶回路と、
記憶回路のセット時に半導体スイッチング素子のゲート電圧を安定化するゲートシンク素子とを備えることを特徴とする半導体スイッチング素子の駆動回路。 - 入力信号と比較回路の出力との論理積を記憶回路のセット信号として出力する論理積回路を備えることを特徴とする請求項1記載の半導体スイッチング素子の駆動回路。
- 入力信号に応じて半導体スイッチング素子のゲートを駆動するためのゲート駆動回路と、
入力信号を遅延させるフィルタ回路と、
フィルタ回路の出力を所定閾値と比較する比較回路と、
比較回路の出力に応じて半導体スイッチング素子のゲート電圧を安定化するゲートシンク素子とを備えることを特徴とする半導体スイッチング素子の駆動回路。 - フィルタ回路は、コンデンサと、入力信号に応じてコンデンサを充電または放電する回路とを含み、
コンデンサの充電時定数と放電時定数は互いに独立に設定可能であることを特徴とする請求項3記載の半導体スイッチング素子の駆動回路。
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