JP2003164322A - 化粧料容器 - Google Patents
化粧料容器Info
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Abstract
とができ、安全確実に鏡板を蓋体から分離することがで
きる操作性に優れた化粧料容器を提供する。 【解決手段】 鏡板4の一端側を係脱自在に嵌合する凹
溝16が形成された蓋体3と、該蓋体3に一体に突設さ
れ、容器本体2にヒンジピン14を介して回動自在に連
結された第1蝶番ブロック11と、上記ヒンジピン14
を介して上記容器本体2に回動自在に連結され、上記蓋
体3に係脱自在に係合されて上記鏡板4の他端側を該蓋
体3に固定する第2蝶番ブロック17と、該第2蝶番ブ
ロック17に開口形成された取外し具嵌合用の溝19と
を備えた。
Description
に鏡板の固定を解除することができ、安全確実に鏡板を
蓋体から分離することができる操作性に優れた化粧料容
器に関する。 【0002】 【従来の技術】ガラスからなる鏡板を合成樹脂製の蓋体
から取り外せるようにして、分別して廃棄できるように
した化粧料容器が、特開平10−33256号公報に開
示されている。当該公報記載の化粧料容器は基本的に
は、蓋体の裏面に備えられた鏡板を係止する係止部材
を、蓋体に対し接着などにより強固に固定するととも
に、これら係止部材と蓋体との両者間にわたって連通さ
せて、これら両者を分離することができる剪断力を入力
できる操作部を形成するようにし、当該操作部を介して
剪断力を入力して係止部材を蓋体から剥離して分離させ
ることで、鏡板を蓋体から取り外せるようにしている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の化粧
料容器にあっては、係止部材と蓋体とを接着などにより
強固に固定していて、このように一旦強固に固定した係
止部材と蓋体とを剥離して分離するためには、大きな操
作力が必要であるとともに、力加減によってはなかなか
分離できなかったり、あるいは係止部材が突然剥がれて
跳ね飛ぶことが懸念されるなどして操作性があまりよく
ないという課題があった。 【0004】本発明は、かかる従来の課題を解決するも
のであり、簡単な操作で適切に鏡板の固定を解除するこ
とができ、安全確実に鏡板を蓋体から分離することがで
きる操作性に優れた化粧料容器を提供することを目的と
する。 【0005】 【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係る化粧料容器は、鏡板の一端側を係脱自
在に嵌合する凹溝が形成された蓋体と、該蓋体に一体に
突設され、容器本体にピンを介して回動自在に連結され
た第1蝶番ブロックと、上記ピンを介して上記容器本体
に回動自在に連結され、上記蓋体に係脱自在に係合され
て上記鏡板の他端側を該蓋体に固定する第2蝶番ブロッ
クと、該第2蝶番ブロックに開口形成された取外し具嵌
合用の溝とを備えたことを特徴とする。 【0006】 【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる化粧料容器
の好ましい実施形態につき、添付図面を参照して詳細に
説明する。図1ないし図4に示すように、化粧料容器1
は、基本的に合成樹脂製の容器本体2と、容器本体2を
開閉可能に蓋する同じく合成樹脂製の蓋体3と、蓋体3
の内面に取付けられた長方形状のガラス製鏡板4と、鏡
板4を蓋体3の内側に保持固定するための押えプレート
部5を有する合成樹脂製の第2蝶番ブロック17とから
概略構成されている。 【0007】容器本体2は平坦状をなす横長状の容器で
あって、上面二ヶ所に化粧料や化粧具を収納する収納凹
部6を形成したもので、その前縁中央には切欠部7が形
成され、この切欠部7の前部側壁部には前記蓋体3の前
縁に突設されたフック部8に係合して閉蓋状態にロック
する係合突起9が突設されているとともに、切欠部7の
前面は押圧動作によりロック解除するためのプッシュピ
ース10により覆われている。また、容器本体2の後縁
には、前記蓋体3の後縁に一体に突設された一対の第1
蝶番ブロック11を回動可能に嵌合するための溝12が
切欠形成され、この溝12に対応して容器本体2の両側
面には溝12側に連通するピン孔が形成され、このピン
孔および第1蝶番ブロック11に形成されたピン孔にヒ
ンジピン14を挿通することで、第1蝶番ブロック11
を回動自在に連結している。 【0008】蓋体3の内側前縁には、前述のごとくフッ
ク部8が突設され、後縁には一対の第1蝶番ブロック1
1が突設されており、その内側には前記鏡板4がおさま
る長方形の浅い凹部15が形成されている。この凹部1
5の前縁側内壁部には前記鏡板4の一端縁部を係脱自在
に嵌合する凹溝16が形成され、これに鏡板4の一端縁
をはめ込んで固定している。 【0009】押えプレート部5は、前記凹部15の後縁
側にはめ込まれる細長板状で、前記鏡板4の後縁を固定
するものである。この押えプレート部5は前記第1蝶番
ブロック11間に配置されてこれと同一軸線上に配置さ
れる第2蝶番ブロック17に一体に突設され、前記ヒン
ジピン14を共通軸として容器本体2に対して回動可能
に連結されている。そして、押えプレート部5の裏面
と、これと接する蓋体3との接触面中央位置には、特に
図4に拡大して示すように、係脱自在な凹凸状係止部1
8が形成され、通常状態では押えプレート部5は凹部1
5にはめ込まれた状態で第2蝶番ブロック17を介して
蓋体3とともに開閉操作され、これによって鏡板4は前
後縁を蓋体3および押えプレート部5により安定して固
定される。 【0010】また、第2蝶番ブロック17の中央部には
取外し具差込み用の溝19が開口形成され、これに例え
ばコイン20などの身近にある取外し具を差込み、ヒン
ジピン14を支点として蓋体3側から引き離し方向の回
動力を入力することで、前記係止部18が外れて、押え
プレート部5を凹部15より取外すことができるように
なっている。 【0011】また、容器本体2には、化粧料容器1を落
下するなどして衝撃が加わるようなことがあっても、係
止部18の係合を維持して鏡板4が蓋体3から外れてし
まうことを防止するために、閉蓋時に押えプレート部5
に圧接しつつこれを蓋体3との間に挟み込んで固定する
圧接部材25が設けられる。 【0012】図3は取外し操作により鏡板4を蓋体3か
ら分離するまでの手順を、図4はその一部拡大図を示
す。先ず図3,4の(a)は閉蓋状態であり、押えプレ
ート部5および蓋体3の係止部18は互いに係合してい
て、この状態から図3,4の(b)に示すように蓋体3
を回動しても、押えプレート部5は係合状態に保持され
つつ蓋体3とともに回動し、鏡板4を強固に保持してい
る。開蓋状態で取外し具差込み用の溝19は、蓋体3側
に露出するので、この位置でコイン20を溝19内に差
込み、図3,4の(c)に示すように、ヒンジピン14
を支点として上方に回動すると、係合していた係止部1
8が外され、押えプレート部5は上方に持上げられる。
この状態からさらに図3(d)に示すように押えプレー
ト部5を回動操作し、鏡板4を凹溝16から抜出せば、
鏡板4を取り外すことができる。 【0013】 【発明の効果】以上の説明により明らかなように、本発
明にかかる化粧料容器にあっては、鏡板の一端側を係脱
自在に嵌合する凹溝が形成された蓋体と、該蓋体に一体
に突設され、容器本体にピンを介して回動自在に連結さ
れた第1蝶番ブロックと、上記ピンを介して上記容器本
体に回動自在に連結され、上記蓋体に係脱自在に係合さ
れて上記鏡板の他端側を該蓋体に固定する第2蝶番ブロ
ックと、該第2蝶番ブロックに開口形成された取外し具
嵌合用の溝とを備えたので、蓋体の開放操作を利用した
簡単な操作性によって、そしてまた容器本体にピンを介
して連結されかつ蓋体に係脱自在に係合される第2蝶番
ブロックの係合を解除する操作によって、当該第2蝶番
ブロックが跳ね飛ばないようにこれを容器本体に保持し
つつ蓋体から分離させて鏡板の固定を解除することがで
き、安全確実に鏡板を蓋体から分離することができる。
切り欠いた分解状態および同組立状態を示す斜視図であ
る。 【図2】同化粧料容器の開蓋状態を示す平面図である。 【図3】鏡板の取外し手順を示す図1の化粧料容器の側
断面図である。 【図4】同取外し手順における要部拡大断面図である。 【符号の説明】 1 化粧料容器 2 容器本体 3 蓋体 4 鏡板 5 押えプレート部 11 第1蝶番ブロック 12 溝 14 ヒンジピン 15 凹部 16 凹溝 17 第2蝶番ブロック 18 係止部 19 溝 20 コイン
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 鏡板の一端側を係脱自在に嵌合する凹溝
が形成された蓋体と、該蓋体に一体に突設され、容器本
体にピンを介して回動自在に連結された第1蝶番ブロッ
クと、上記ピンを介して上記容器本体に回動自在に連結
され、上記蓋体に係脱自在に係合されて上記鏡板の他端
側を該蓋体に固定する第2蝶番ブロックと、該第2蝶番
ブロックに開口形成された取外し具嵌合用の溝とを備え
たことを特徴とする化粧料容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001367272A JP2003164322A (ja) | 2001-11-30 | 2001-11-30 | 化粧料容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001367272A JP2003164322A (ja) | 2001-11-30 | 2001-11-30 | 化粧料容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003164322A true JP2003164322A (ja) | 2003-06-10 |
Family
ID=19177046
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001367272A Pending JP2003164322A (ja) | 2001-11-30 | 2001-11-30 | 化粧料容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003164322A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005152333A (ja) * | 2003-11-26 | 2005-06-16 | Yoshida Industry Co Ltd | コンパクト容器 |
-
2001
- 2001-11-30 JP JP2001367272A patent/JP2003164322A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005152333A (ja) * | 2003-11-26 | 2005-06-16 | Yoshida Industry Co Ltd | コンパクト容器 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20040729 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
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RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20040928 |
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A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20070125 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20070130 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070703 |