JP2003164324A - 化粧料容器 - Google Patents

化粧料容器

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JP2003164324A
JP2003164324A JP2001367274A JP2001367274A JP2003164324A JP 2003164324 A JP2003164324 A JP 2003164324A JP 2001367274 A JP2001367274 A JP 2001367274A JP 2001367274 A JP2001367274 A JP 2001367274A JP 2003164324 A JP2003164324 A JP 2003164324A
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JP
Japan
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hinge block
lid body
lid
hinge
rotation
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JP2001367274A
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English (en)
Inventor
Ken Takahashi
憲 高橋
Yukitomo Yuzuhara
幸知 柚原
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Yoshida Industry Co Ltd
Original Assignee
Yoshida Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特段道具などを用いることなく、簡単に鏡板
を蓋体から取り外すことができるようにした。 【解決手段】 鏡板4の一端側を係脱自在に嵌合する凹
溝17が形成された蓋体3と、該蓋体3に一体に突設さ
れ、容器本体2にヒンジピン14を介して回動自在に連
結された第1蝶番ブロック11と、上記ヒンジピン14
を介して上記容器本体2に回動自在に連結され、上記蓋
体3に係脱自在に係合されて上記鏡板4の他端側を該蓋
体3に固定する第2蝶番ブロック18と、上記容器本体
2に形成され、上記第1蝶番ブロック11の回動に対し
当該第2蝶番ブロック18の回動を規制するために、こ
れら蝶番ブロック11,18の回動量に差を生じさせる
回動量調整部としての凹部20とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特段道具などを用
いることなく、簡単に鏡板を蓋体から取り外すことがで
きるようにした化粧料容器に関する。
【0002】
【従来の技術】ガラスからなる鏡板を合成樹脂製の蓋体
から取り外せるようにして、分別して廃棄できるように
した化粧料容器が、特開平10−33256号公報に開
示されている。当該公報記載の化粧料容器は基本的に
は、蓋体の裏面に備えられた鏡板を係止する係止部材
を、蓋体に対し分離可能に設けるとともに、これら係止
部材と蓋体との両者間にわたって連通させて、これら両
者を分離することができる剪断力を入力できる操作部を
形成するようにし、当該操作部を介して剪断力を入力し
て係止部材を蓋体から分離させることで、鏡板を蓋体か
ら取り外せるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記公報記
載の化粧料容器にあっては、鏡板の取り外しに必要な構
造が目立ってしまうなど、蓋体の外観を損なうことがな
いように、剪断力が入力される操作部を具体的には貫通
穴や窪み部としていて、実際に鏡板を取り外すために係
止部材を蓋体から分離する際には、コインなどの何らか
の道具を用意しなければならなかった。
【0004】本発明はかかる従来の課題に鑑みて創案さ
れたもので、特段道具などを用いることなく、簡単に鏡
板を蓋体から取り外すことができるようにした化粧料容
器を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る化粧料容器
は、鏡板の一端側を係脱自在に嵌合する凹溝が形成され
た蓋体と、該蓋体に一体に突設され、容器本体にピンを
介して回動自在に連結された第1蝶番ブロックと、上記
ピンを介して上記容器本体に回動自在に連結され、上記
蓋体に係脱自在に係合されて上記鏡板の他端側を該蓋体
に固定する第2蝶番ブロックと、上記容器本体に形成さ
れ、上記第1蝶番ブロックの回動に対し当該第2蝶番ブ
ロックの回動を規制するために、これら蝶番ブロックの
回動量に差を生じさせる回動量調整部とを備えたことを
特徴とする。
【0006】前記回動量調整部が、第1蝶番ブロックの
みの回動量を大きく設定する凹部であることを特徴とす
る。
【0007】また、前記回動量調整部が、第2蝶番ブロ
ックのみの回動量を小さく設定する凸部であることを特
徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる化粧料容器
の好ましい実施の形態につき添付図面を参照して詳細に
説明する。図1,2は本発明の第一実施形態を示す。図
における化粧料容器1は、合成樹脂製の容器本体2と、
容器本体2を開閉可能に蓋する同じく合成樹脂製の蓋体
3と、蓋体3の内面に取付けられた長方形状のガラス製
鏡板4と、鏡板4を蓋体3の内側に保持固定するための
押えプレート部5を有する合成樹脂製の第2蝶番ブロッ
ク18とから概略構成されている。
【0009】容器本体2は平坦状をなす横長状の容器で
あって、上面二ヶ所に化粧料や化粧具を収納する収納凹
部6を並列に形成したもので、その前縁中央には切欠部
7が形成され、図2に示すように、この切欠部7の前部
側壁部には前記蓋体3の前縁に突設されたフック部8に
係合して閉蓋状態にロックする係合突起9が突設されて
いるとともに、切欠部7の前面は押圧動作によりロック
解除するためのプッシュピース10により覆われてい
る。また、容器本体2の後縁には、前記蓋体3の後縁に
一体に突設された一対の第1蝶番ブロック11を回動可
能に嵌合するための横長状の切欠部12が形成され、こ
の切欠部12に対応して容器本体2の両側面には切欠部
12の内側に連通するピン孔が形成され、このピン孔お
よび第1蝶番ブロック11に形成されたピン孔にヒンジ
ピン14を挿通することで、第1蝶番ブロック11を回
動自在に連結している。
【0010】蓋体3の内側前縁には、前述のごとくフッ
ク部8が突設され、後縁には一対の第1蝶番ブロック1
1が突設されており、その内面には前記鏡板4がおさま
る長方形の浅い凹部16が形成されている。この凹部1
6の前縁側内壁部には前記鏡板4の一端縁部を係脱自在
に嵌合する凹溝17が形成され、これに鏡板4の一端縁
をはめ込んで固定している。
【0011】押えプレート部5は、前記凹部16の後縁
側にはめ込まれる細長板状で、前記鏡板4の後縁を凹部
16内に固定するものである。この押えプレート部5は
前記第1蝶番ブロック11間に挿入されてこれと同一軸
線上に配置される第2蝶番ブロック18に一体に突設さ
れ、前記ヒンジピン14を共通軸として容器本体2に対
して蓋体3とともに回動可能に連結されている。そし
て、押えプレート部5の裏面と、これと接する蓋体3と
の接触面中央位置には、係脱自在に係合する係止部19
が形成され、通常状態では押えプレート部5は凹部16
にはめ込まれた状態で第2蝶番ブロック18を介して蓋
体3とともに開閉操作され、これによって鏡板4は前後
縁を蓋体3および押えプレート部5により安定して固定
保持される。
【0012】前記第1蝶番ブロック11および第2蝶番
ブロック18は、基本的に180°蓋体3を回動した状
態でそれぞれが切欠部12の壁面に当接する結果、それ
以上の回動が規制されるものであるが、壁面の両側、す
なわち第1蝶番ブロック11の配置位置下部には第1蝶
番ブロック11のみの180°以上の回動を許容するた
めの斜めの凹部20が形成されている。
【0013】また、容器本体2には、化粧料容器1を落
下するなどして衝撃が加わるようなことがあっても、係
止部19の係合を維持して鏡板4が蓋体3から外れてし
まうことを防止するために、閉蓋時に押えプレート部5
に圧接しつつこれを蓋体3との間に挟み込んで固定する
圧接部材25が設けられる。
【0014】従って、図2に示すように、閉蓋状態から
180°開蓋するまでは、係止部19同士は係合したま
ま蓋体3および押えプレート部5が一体的に回動し、こ
の結果、鏡板4は凹溝17および押えプレート部5間に
保持されている。この開蓋状態からさらに蓋体3を回動
させると、第2蝶番ブロック18のみが切欠部12の壁
面によって回動規制される一方で、第1蝶番ブロック1
1のみが凹部20にガイドされてさらに回動する。この
ため、蓋体3と押えプレート部5の係止部19の係合が
解除され、押えプレート部5が蓋体3から離脱し、鏡板
4の取り外しが可能となる。したがってこの操作後は鏡
板4を凹溝17から抜き出すことで、鏡板4を蓋体3か
ら分離することができることになる。
【0015】図3は本発明の第二実施形態を示すもので
ある。なお、本実施形態は基本的に前記第一実施形態と
同一なのでその箇所には同一符号を付して説明を省略
し、異なる箇所にのみ異なる符号を用いて説明する。図
における化粧料容器1では、蓋体3の一側縁中央部に長
さの長い第1蝶番ブロック30が突設されている一方、
押えプレート部5を備える第2蝶番ブロック31は前記
第1蝶番ブロック30の両側に突設されている。また、
係止部32は、第2蝶番ブロック31の位置に対応させ
て、蓋体3の表面および押えプレート部5の裏面(図示
略)に二カ所形成されている。さらに、切欠部12の壁
面中央には前記第1蝶番ブロック30の180°以上の
回動を許容するための斜めの凹部33が形成されてい
る。
【0016】本実施形態においても、前記実施形態と同
様(図2参照)に180°開蓋位置までは蓋体3と押え
プレート部5がともに回動し、それ以上回動させること
で、第2蝶番ブロック31の回動のみが規制される結
果、押えプレート部5は蓋体3から離脱し、鏡板4の取
り外しが可能となる。
【0017】図4は前記第二実施形態の変形例を示すも
ので、まず(a)においては、第2蝶番ブロック31の
形成位置に対応させて切欠部12の全高にわたって切欠
部12から後方に向かって凸部40が形成されていると
ともに、(b)においては切欠部12に部分的に同様な
凸部40が形成されていて、いずれも第1蝶番ブロック
30の回動量よりも第2蝶番ブロック31の回動量を小
さくして、蓋体3と押えプレート部5の係止部32の係
合を解除し、押えプレート部5を蓋体3から離脱させ
て、鏡板4の取り外しを可能とする。
【0018】
【発明の効果】以上の説明により明らかなように、本発
明による化粧料容器によれば、鏡板の一端側を係脱自在
に嵌合する凹溝が形成された蓋体と、該蓋体に一体に突
設され、容器本体にピンを介して回動自在に連結された
第1蝶番ブロックと、上記ピンを介して上記容器本体に
回動自在に連結され、上記蓋体に係脱自在に係合されて
上記鏡板の他端側を該蓋体に固定する第2蝶番ブロック
と、上記容器本体に形成され、上記第1蝶番ブロックの
回動に対し当該第2蝶番ブロックの回動を規制するため
に、これら蝶番ブロックの回動量に差を生じさせる回動
量調整部、具体的には、第1蝶番ブロックのみの回動量
を大きく設定する凹部もしくは第2蝶番ブロックのみの
回動量を小さく設定する凸部とを備えたので、蓋体の開
放操作を利用した簡単な操作性によって、そしてまた容
器本体にピンを介して連結されかつ蓋体に係脱自在に係
合される第2蝶番ブロックの係合を解除する操作によっ
て、当該第2蝶番ブロックが跳ね飛ばないようにこれを
容器本体に保持しつつ、何ら特段の道具を用いることな
く、蓋体から分離させて鏡板の固定を解除することがで
き、安全確実に鏡板を蓋体から分離することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態にかかる化粧料容器の一
部破断分解斜視図である。
【図2】同化粧料容器における鏡板分離手順を、要部拡
大断面視とともに示した図である。
【図3】本発明の第二実施形態にかかる化粧料容器の一
部破断分解斜視図である。
【図4】同第二実施形態の変形例を示す部分拡大斜視図
である。
【符号の説明】
1 化粧料容器 2 容器本体 3 蓋体 4 鏡板 5 押えプレート部 11,30 第1蝶番ブロック 12 切欠部 14 ヒンジピン 17 凹溝 18,31 第2蝶番ブロック 19 係止部 20,33 凹部 40 凸部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鏡板の一端側を係脱自在に嵌合する凹溝
    が形成された蓋体と、該蓋体に一体に突設され、容器本
    体にピンを介して回動自在に連結された第1蝶番ブロッ
    クと、上記ピンを介して上記容器本体に回動自在に連結
    され、上記蓋体に係脱自在に係合されて上記鏡板の他端
    側を該蓋体に固定する第2蝶番ブロックと、上記容器本
    体に形成され、上記第1蝶番ブロックの回動に対し当該
    第2蝶番ブロックの回動を規制するために、これら蝶番
    ブロックの回動量に差を生じさせる回動量調整部とを備
    えたことを特徴とする化粧料容器。
  2. 【請求項2】 前記回動量調整部が、第1蝶番ブロック
    のみの回動量を大きく設定する凹部であることを特徴と
    する請求項1記載の化粧料容器。
  3. 【請求項3】 前記回動量調整部が、第2蝶番ブロック
    のみの回動量を小さく設定する凸部であることを特徴と
    する請求項1記載の化粧料容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021159316A (ja) * 2020-03-31 2021-10-11 株式会社吉野工業所 鏡体付きコンパクト容器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021159316A (ja) * 2020-03-31 2021-10-11 株式会社吉野工業所 鏡体付きコンパクト容器
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