JP2002355116A - 化粧料容器 - Google Patents

化粧料容器

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JP2002355116A
JP2002355116A JP2001166368A JP2001166368A JP2002355116A JP 2002355116 A JP2002355116 A JP 2002355116A JP 2001166368 A JP2001166368 A JP 2001166368A JP 2001166368 A JP2001166368 A JP 2001166368A JP 2002355116 A JP2002355116 A JP 2002355116A
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JP
Japan
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lid
holding plate
hinge
container
container body
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Application number
JP2001166368A
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English (en)
Inventor
Yukitomo Yuzuhara
幸知 柚原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yoshida Industry Co Ltd
Original Assignee
Yoshida Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 蓋体における取り付け・取り外し操作が不要
であってかつシート状物の交換を容易に行うことができ
る化粧料容器を提供する。 【解決手段】 化粧料を収納する容器本体2にヒンジ3
を介して取り付けられ、該容器本体2を開閉する蓋体4
を有する化粧料容器において、上記蓋体4を透明あるい
は半透明の素材で形成し、上記蓋体4と上記容器本体2
との間に、該蓋体4とその先端5aとを互いに接離すべ
くその基端5bが該蓋体4にヒンジ結合6されて該蓋体
4との間にシート状物Qを収容する保持プレート5を設
けるとともに、該保持プレート5と上記蓋体4との間に
該保持プレート5を該蓋体4に係脱自在に係止する係合
凸部7,8を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蓋体における取り
付け・取り外し操作が不要であってかつシート状物の交
換を容易に行うことができる化粧料容器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、化粧料容器の中には、蓋の外観を
好みに応じて変えることができるように、蓋もしくはこ
の蓋に取り付け取り外し可能な押さえ部材を透明に形成
し、この押さえ部材と蓋との間に各種の装飾用のシート
状物を交換可能に挟み込めるようにしたものが知られて
いる(実開昭58−179012号公報、実開昭59−
1310号公報、並びに実開昭59−45017号公報
参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、これら従来
の化粧料容器の蓋にあっては、押さえ部材を蓋から完全
に取り外してシート状物を交換し、その後再び押さえ部
材を蓋に取り付けるという構造であったため、シート状
物を交換する際には必ず押さえ部材を蓋から分離して手
近なところに置いて交換し、交換後は再度押さえ部材を
蓋に取り付けなければならず面倒であるとともに、また
取り外した押さえ部材を紛失するおそれもあるなど、い
ずれにしても押さえ部材を蓋から完全に分離して交換す
る構造を採用していたことに起因して、上記の各種課題
があった。
【0004】そこで、本発明はかかる従来の課題に鑑み
てなされたもので、蓋体における取り付け・取り外し操
作が不要であってかつシート状物の交換を容易に行うこ
とができる化粧料容器を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本発明の化粧料容器にあっては、化粧料を収納する
容器本体にヒンジを介して取り付けられ、該容器本体を
開閉する蓋体を有する化粧料容器において、上記蓋体を
透明あるいは半透明の素材で形成し、上記蓋体と上記容
器本体との間に、該蓋体とその先端とを互いに接離すべ
くその基端が該蓋体にヒンジ結合されて該蓋体との間に
シート状物を収容する保持プレートを設けるとともに、
該保持プレートと上記蓋体との間に該保持プレートを該
蓋体に係脱自在に係止する係止手段を設けたことを特徴
とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に、本発明にかかる化粧料容
器の好適な実施形態を、添付図面を参照して詳細に説明
する。図1〜図5に示すように、本実施形態にかかる化
粧料容器1は基本的には、化粧料を収納する容器本体2
にヒンジ3を介して取り付けられ、容器本体2を開閉す
る蓋体4を有する化粧料容器において、蓋体4を透明あ
るいは半透明の素材で形成し、蓋体4と容器本体2との
間に、蓋体4とその先端5aとを互いに接離すべくその
基端5bが蓋体4にヒンジ結合6されて蓋体4との間に
シート状物Qを収容する保持プレート5を設けるととも
に、保持プレート5と蓋体4との間に保持プレート5を
蓋体4に係脱自在に係止する係止手段としての係合凸部
7,8を設けて構成される。
【0007】容器本体2には、後端部左右に互いに間隔
を隔ててヒンジ3を構成する一対のヒンジブロック9が
突設され、前端部中央に係合突起10を有する窪み部1
1が形成されるとともに、その内部に化粧料や化粧具を
収納するための左右一対の収納部12が形成されてい
る。
【0008】またこの容器本体2を開閉する蓋体4は少
なくともその天面が透明もしくは半透明であって、この
蓋体4には、後端部中央にこれより垂下されて、一対の
ヒンジブロック9間に相対回転可能に嵌め込まれる、ヒ
ンジ3を構成するヒンジ片13が形成されるとともに、
前端部中央にこれより垂下されて、窪み部11内の係合
突起10と係脱自在に係合される係合突起14を有する
フック片15が形成されている。そして蓋体4のヒンジ
片13には、容器本体2の左右のヒンジブロック9それ
ぞれから一連にピン孔16が形成され、これらピン孔1
6に左右両側からヒンジ3を構成するヒンジピン17が
それぞれ挿入されることにより、蓋体4はヒンジピン1
7周りに回動自在に容器本体2に取り付けられている。
【0009】このように構成された容器本体2と蓋体4
との間には、保持プレート5が設けられる。この保持プ
レート5の収納部12に面する下面には、容器本体2の
外周壁部2aに沿って、鏡18を取り付けるための鏡枠
部19が形成されるとともに、保持プレート5を挟んで
この鏡枠部19の真裏には、蓋体4の裏面に面する保持
プレート5の上面から立ち上げて、蓋体4との間にシー
ト状物Qを収容するための収納枠部20が形成される。
これら収納枠部20や鏡枠部19は、保持プレート5の
外周縁部よりも内側に形成される。また保持プレート5
の外周縁部には蓋体4の外形輪郭に沿って立ち上げて、
蓋体4の周縁部がそのまま露出しないようにこれを隠蔽
する化粧枠部21が形成される。
【0010】保持プレート5の基端5bとなる後端部左
右には、ヒンジ片13を挟み込むように互いに間隔を隔
てて、かつ容器本体2のヒンジブロック9上に重ね合わ
される配置で、ヒンジ結合6を構成する一対のヒンジブ
ロック部22が突設される。これらヒンジブロック部2
2には、ヒンジピン17の挿入方向に沿ってヒンジ片1
3側へ突出させて、ヒンジ結合6を構成する一対のヒン
ジ突起23が形成される。また保持プレート5の先端5
aとなる前端部中央には、化粧枠部21と収納枠部20
および鏡枠部19との間に位置させて、フック片15が
挿通される貫通孔24が形成される。この貫通孔24内
には、これに挿通されるフック片15に向かって突出さ
せて係合凸部7が形成される。
【0011】このような保持プレート5を容器本体2と
の間に挟み込む蓋体4にはまた、保持プレート5とのヒ
ンジ結合6を構成するためのヒンジ溝25と、保持プレ
ート5を係脱自在に係合する係合凸部8とが設けられ
る。ヒンジ溝25は、ヒンジ片13のピン孔16直上に
位置させて形成され、ヒンジ突起23はこのヒンジ溝2
5に容器本体2の前方から着脱自在に嵌合されて、これ
により保持プレート5と蓋体4、そしてまたこの蓋体4
を介して保持プレート5と容器本体2とは、互いにヒン
ジ突起23周りに相対的に回動自在に結合される。
【0012】そして特にこの保持プレート5は蓋体4と
の関係において、ヒンジ溝25に嵌合されたヒンジ突起
23側を基端5bとして、この基端5bとは反対側の貫
通孔24が位置する先端5aが蓋体4に対して互いに接
近したり離れたりして、蓋体4との間でシート状物Qを
収納するための収納枠部20を外部に対して開いたり閉
じたりするようになっている。
【0013】また、蓋体4の係合凸部8は係合突起14
の直上に位置させて係合凸部7に向かって突出形成さ
れ、保持プレート5を蓋体4に一体的に結合して収納枠
部20内を封鎖すべく、保持プレート5の係合凸部7に
係脱自在に係止されるようになっている。
【0014】このような本実施形態にかかる化粧料容器
1にあっては上述したように、フック片15の係合突起
14を窪み部11の係合突起10から離脱させれば、蓋
体4をヒンジピン17周りに回動させて開くことがで
き、これにより容器本体2内の収納部12を開放するこ
とができる。収納部12を閉止する場合には、蓋体4を
閉めてこれと容器本体2の係合突起10,14同士を係
合させればよい。
【0015】他方、シート状物Qを挿入したり取り出し
たりあるいはまた交換する際には図5に示すように、蓋
体4のフック片15の係合突起14および係合凸部8の
いずれも、容器本体2の係合突起10および保持プレー
ト5の係合凸部7から離脱させる。具体的には、まず係
合突起10,14同士の係合を離脱させて蓋体4を容器
本体2から離脱させ、その後係合凸部7,8同士の係合
を離脱させて保持プレート5から蓋体4を離脱させる。
これにより、蓋体4はもちろんヒンジピン17周りに回
動自在となり、加えて保持プレート5に対してもヒンジ
突起23周りに回動自在となる。
【0016】この状態で、容器本体2を開けるときと同
じように蓋体4を開いていくと、フック片15が貫通孔
24から抜け出るとともに化粧枠部21から外れて回動
していく蓋体4と、取り残された保持プレート5の先端
5aとの間が、口を開くように大きく開かれて収納枠部
20が開放されることとなり、これによりシート状物Q
を収納枠部20内へ収納したり、収納枠部20内から取
り出したりすることが可能となる。
【0017】シート状物Qの交換などの操作が終わった
ならば、容器本体2を閉じるときと同じように蓋体4を
閉じていくと、まず係合凸部7,8同士が係合されて蓋
体4に保持プレート5が一体的に結合されることとな
り、さらに蓋体4を閉じると、係合突起10,14同士
が係合されて蓋体4により容器本体2が閉じられること
になる。そして保持プレート5と蓋体4とが結合された
状態では、収納枠部20内に収納されたシート状物Q
を、透明もしくは半透明の蓋体4を透して見ることがで
き、挿入するシート状物Qを適宜選択することで、蓋の
外観が変更される。
【0018】このように本実施形態の化粧料容器1にあ
っては、ヒンジブロック部22のヒンジ突起23とヒン
ジ溝25とで保持プレート5と蓋体4との結合を維持し
たままでシート状物Qの交換を行うことができ、上記従
来技術のように押さえ部材を蓋体から完全に分離する取
り付け・取り外しが不要であってその操作を容易化する
ことができる。
【0019】また、蓋体4と保持プレート5との結合を
維持するにあたりヒンジ結合6を利用したので、例えば
スライド式とした場合に必要とされる蓋体と保持プレー
トとを互いに位置ずれさせるための余地などの無駄なス
ペースを生じさせることなく、保持プレート5の基端5
bに対してその先端5aと蓋体4との間を互いに接離さ
せて大きく開くことができ、シート状物Qの挿入作業を
きわめてスムーズに行うことができる。
【0020】さらには、収納枠部20を封鎖するには、
容器本体2を蓋体4で閉止するときと同様に、片手で単
に蓋体4を押し下げるだけでワンタッチで済ませること
ができる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明にかかる化粧
料容器にあっては、蓋体と容器本体との間に、蓋体とそ
の先端とを互いに接離すべくその基端が蓋体にヒンジ結
合されて蓋体との間にシート状物を収容する保持プレー
トを設けるとともに、保持プレートと蓋体との間に保持
プレートを蓋体に係脱自在に係止する係止手段を設けた
ので、ヒンジ結合によって保持プレートと蓋体との結合
を維持したままでシート状物の交換を行うことができ、
蓋体における取り付け・取り外しが不要であってその操
作が簡単であるとともに、蓋体と保持プレートとの結合
を維持するにあたりヒンジ結合を利用したので、保持プ
レートの先端と蓋体との間を大きく開くことができて、
シート状物の挿入・取り出し作業をきわめてスムーズに
行うことができ、さらには片手で単に蓋体を押し下げる
だけでワンタッチで保持プレートと蓋体とを結合でき
て、シート状物を蓋体と保持プレートとの間に適切に収
納することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる化粧料容器の一実施形態を示す
一部破断分解斜視図である。
【図2】図1の化粧料容器の側断面図である。
【図3】図1の化粧料容器の後面図である。
【図4】図1の化粧料容器の平面図である。
【図5】図1の化粧料容器におけるシート状物の交換状
態を示す側断面図である。
【符号の説明】
1 化粧料容器 2 容器本体 3 ヒンジ 4 蓋体 5 保持プレート 5a 保持プレートの先端 5b 保持プレートの基端 6 ヒンジ結合 7,8 係合凸部 Q シート状物

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 化粧料を収納する容器本体にヒンジを介
    して取り付けられ、該容器本体を開閉する蓋体を有する
    化粧料容器において、 上記蓋体を透明あるいは半透明の素材で形成し、上記蓋
    体と上記容器本体との間に、該蓋体とその先端とを互い
    に接離すべくその基端が該蓋体にヒンジ結合されて該蓋
    体との間にシート状物を収容する保持プレートを設ける
    とともに、該保持プレートと上記蓋体との間に該保持プ
    レートを該蓋体に係脱自在に係止する係止手段を設けた
    ことを特徴とする化粧料容器。
JP2001166368A 2001-06-01 2001-06-01 化粧料容器 Pending JP2002355116A (ja)

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