JP3604656B2 - Cd−rom収納ケース - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、CD−ROMを収納して保管或いは携行するためのCD−ROM収納ケースに関する。
【0002】
【従来の技術】
今日、CD−ROMは、プログラムデータや音楽データ等を記憶しておくための媒体として汎用されている。そして、CD−ROMは、その一面に光を照射することによってCD−ROM内にデータを書き込み、読み出している。
【0003】
従って、CD−ROMの光照射面が傷ついたり汚れたりすると、CD−ROM内への書き込み、読み出しができなくなる虞れがあるため、通常、CD−ROMを保存したり或いは携行する際にはCD−ROM収納ケースに収納される。
【0004】
このようなCD−ROM収納ケースとしては、ケース本体の上面に形成された収納部の中央部に円環状の係止部を突設してあり、この係止部にCD−ROMの中心孔を被嵌させると共にCD−ROMの中心孔の上側開口端面に上記係止部を係脱自在に係止させることによってCD−ROMを収納部内に安定的に収納するように構成しているものが挙げられる。
【0005】
しかしながら、上記CD−ROM収納ケースでは、CD−ROMの中心孔をCD−ROM収納ケースにおける収納部の係止部に合致させた後、このCD−ROMを収納部側に向かって押圧することにより、CD−ROMの中心孔を収納部の係止部に被嵌させると共にこの係止部をCD−ROMの中心孔の上側開口端面に係止させなければならないといった煩雑な作業を要する。
【0006】
又、上記CD−ROM収納ケースの収納部内に収納したCD−ROMを収納部から取り出すには、CD−ROMの外周縁部を把持し、CD−ROMを収納部から離間する方向に引っ張って、収納部の係止部とCD−ROMの中心孔の上側開口端面との間の係止状態を解除する必要があり、これらの間の係止力が大きい時には、CD−ROMを収納部から取り出すのに手間取るといった問題点があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、CD−ROMを収納部に簡単に且つ確実に収納し或いは取り出すことができるCD−ROM収納ケースを提供する。
【0008】
【課題を解決する手段】
請求項1に記載のCD−ROM収納ケースは、上面にCD−ROMの収納部を有するケース本体とこのケース本体に対して水平方向にスライドして該ケース本体の収納部を開閉自在に閉止する蓋部材とからなり、上記蓋部材の下面には、該蓋部材によって上記ケース本体の収納部を閉止した際に、上記収納部に収納したCD−ROMの上面を押圧、保持する押圧突片を突設しており、上記ケース本体の両側面に前後方向に長い第一水平誘導溝を凹設していると共にこの第一水平誘導溝の後端から斜め上方における上記ケース本体の両側面後端部に第一ガイド突起を突設する一方、上記蓋部材の天板部両側に下方に向かって突設されている両側壁板片の内面前端部に上記ケース本体の上記第一水平誘導溝に摺動自在に係合する第二ガイド突起を突設していると共に上記両側壁板片の内面に上記第一ガイド突起を摺動自在に係合させる前後方向に長い第二水平誘導溝を凹設しており、更に、上記第二水平誘導溝の後端部を後方に向かって斜め上方に傾斜させて傾斜誘導部に形成していることを特徴とする
【0009】
【作用】
本発明のCD−ROM収納ケースの使用要領について説明する。CD−ROM収納ケースの収納部内にCD−ROMを収納するには、蓋部材をケース本体に対して後方に向かって水平方向にスライドさせることによってケース本体の収納部を開放した状態とする。
【0010】
しかる後、上記ケース本体の収納部内にCD−ROMを載置した上で上記蓋部材をケース本体に対して前方に向かって水平方向にスライドさせて蓋部材によって収納部を閉止する。
【0011】
すると、上記ケース本体の収納部内に収納されたCD−ROMは、収納部の上面と蓋部材の下面に突設された押圧突片とによって自動的に上下方向から安定的に挟持され、CD−ROMはケース本体の収納部内に妄動することなく安定的に収納される。
【0012】
次に、上記ケース本体の収納部内に収納されたCD−ROMを取り出すには、ケース本体の収納部を閉止している蓋部材をケース本体に対して後方に向かって水平方向にスライドさせてケース本体の収納部を開放させる。
【0013】
すると、蓋部材の押圧突片によるCD−ROMに対する押圧力が自動的に解除され、CD−ROMは、収納部内に単に載置されただけの自由な状態となり、収納部内から簡単に且つ確実に取り出すことができる。
【0014】
このように、本発明のCD−ROM収納ケースによれば、ケース本体の収納部内へのCD−ROMの収納或いは取り出しは、蓋部材をケース本体に対して水平方向にスライドさせるといった簡単な作業だけでもって短時間のうちに確実に行うことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明のCD−ROM収納ケースの一例を図面を参照しつつ説明する。CD−ROM収納ケースAは、図1に示したように、上面にCD−ROMの収納部11を有するケース本体1と、このケース本体1に対して水平方向にスライドして該ケース本体1の収納部11を開閉自在に閉止する蓋部材2とからなる。
【0016】
上記ケース本体1は、図1及び図2に示したように、一定厚みを有する平面矩形状の板状体からなる上面部1aと、この上面部1aの四方端縁から下方に向かって突設された一定高さを有する矩形枠状の側壁部1bとからなり、上記上面部1aの上面中央部を下方に向かって膨出させることによってCD−ROMと略同一形状、略同一大きさで且つ所定深さを有する平面円形状の収納部11が凹設されている。
【0017】
そして、上記収納部11の上面中央部には、図1乃至図4に示したように、CD−ROM(B)の中央部に形成された非記憶部分B1と略同一形状、略同一大きさを有し且つ一定高さを有する平面円形状の中央受止部111 が上方に向かって突設されていると共に、この中央受止部111 の上面中央部にはCD−ROM(B)の中心孔B2と略同一形状で且つ僅かに小さな大きさを有する平面円形状の中央突部112 が上方に向かって突設されており、更に、上記中央受止部111 の上面には上記中央突部112 を囲むようにして円環状の挟持突部111aが突設されている。なお、上記中央突部112 の上端面は上記収納部11の上端開口部よりも下方に没入した状態に形成されている。
【0018】
又、上記収納部11の四方隅部の夫々に、該収納部11の外周端面に開口する略半円形状のCD−ROM取出用凹部11a を下方に向かって膨出させることによって凹設している。
【0019】
更に、上記ケース本体1における両側面12、12(側壁部1bの両側外周面)の下端部の夫々には、該両側面12、12の下端稜角部を前端部から後端部に亘って水平方向にL字状に切り欠くことによって両側面12、12及び下方に開口した第一水平誘導溝13、13が凹設され、この第一水平誘導溝13、13の前端部上面には、該第一水平誘導溝13、13の前端面から後述する蓋部材2の第二ガイド突起221 、221 の直径に等しい間隔を存して係止突部131 、131 が下方に向かって突設されている。そして、上記第一水平誘導溝13、13の後端から斜め上方におけるケース本体1の両側面12、12後端部には、第一ガイド突起14、14が突設されている。
【0020】
加えて、上記ケース本体1の収納部11下面には、図2に示したように、その外周縁に沿って一定高さの円環状低壁部113 が突設され、該低壁部113 により囲まれた部分によって連結凹部113aが形成されていると共に、この連結凹部113aの内周面には、90°の位相差毎に正面横長長方形状の係止孔113b、113b・・・が形成されている。
【0021】
又、上記蓋部材2は、上記ケース本体1の上面部1aを全面的に被覆することができる大きさを有する一定厚みの平面矩形状の天板部21と、この天板部21の両側端縁からそれらの全長に亘って下方に向かって突設され且つ上記ケース本体1の両側面12、12の上下幅寸法に略合致した上下幅寸法を有する両側壁板片22、22とからなる。
【0022】
そして、上記蓋部材2の天板部21の下面中央部には円環状の押圧突片211 が下方に向かって突設されており、上記押圧突片211 は、蓋部材2によって上記ケース本体1の収納部11を開閉自在に閉止した際に上記ケース本体1の収納部11の挟持突部111aに対向するように構成されている。
【0023】
又、上記蓋部材2の両側壁板片22、22の内面前端部には第二ガイド突起221 、221 が内方に向かって突設されており、この第二ガイド突起221 、221 を上記ケース本体1の第一水平誘導溝13、13に前後方向に摺動自在に係合させている。
【0024】
更に、上記蓋部材2の両側壁板片22、22の内面には、その前端部から後端部に亘って第二水平誘導溝222 、222 が凹設されていると共に、この第二水平誘導溝222 、222 の後端部を後方に向かって斜め上方に傾斜させて傾斜誘導部222a、222aに形成しており、上記第二水平誘導溝222 、222 内に上記ケース本体1の第一ガイド突起14、14を前後方向に摺動自在に係合させている。
【0025】
従って、上記蓋部材2は、その第二ガイド突起221 、221 を上記ケース本体1の第一水平誘導溝13、13に前後方向に摺動させると共に第二水平誘導溝222 、222 内に上記ケース本体1の第一ガイド突起14、14を前後方向に摺動させることによって上記ケース本体1に対して水平方向にスライド可能に構成されており、上記蓋部材2を上記ケース本体1に対して水平方向にスライドさせることによってケース本体1の収納部11を開閉自在に閉止可能に構成している。
【0026】
又、上記蓋部材2の第二水平誘導溝222 、222 内に、上記ケース本体1の第一水平誘導溝13、13の後端よりも上方に突設された第一ガイド突起14、14を係合させていると共に、上記蓋部材2の第二水平誘導溝222 、222 の後端部を後方に向かって斜め上方に傾斜させた傾斜誘導部222a、222aに形成している。
【0027】
よって、上記蓋部材2は、上記ケース本体1の収納部11を完全に開放させた状態から上記ケース本体1の第一ガイド突起14、14が上記蓋部材2の第二水平誘導溝222 、222 の傾斜誘導部222a、222aに達するまでは、その天板部21が前端から後端に向かって斜め上方に傾斜した状態を維持したまま上記ケース本体1に対して水平方向にスライドし、蓋部材2の押圧突片211 は、ケース本体1の収納部11内にあるCD−ROMの上面から離間した状態を保持する。
【0028】
更に、上記蓋部材2は、上記ケース本体1の第一ガイド突起14、14が蓋部材2の第二水平誘導溝222 、222 の傾斜誘導部222a、222a内を後方に向かって摺動すると、それに伴って天板部21が徐々に水平状態に変位し、そして、上記ケース本体1の第一ガイド突起14、14が蓋部材2における第二水平誘導溝222 、222 の傾斜誘導部222a、222a後端に到達すると、蓋部材2の天板部21によって上記ケース本体1の収納部11が完全に閉止されると共に、蓋部材2の押圧突片211 がケース本体1の収納部11内にあるCD−ROM(B)の上面を自動的に上方から押圧し、CD−ROM(B)は、上記蓋部材2の押圧突片211 と上記収納部11の挟持突部111aとにより上下方向から挟持、固定されて収納部11内に安定的に収納されるように構成されている。この時、上記蓋部材2の第二ガイド突起14、14は、上記ケース本体1の第一水平誘導溝13、13の係止突部131 、131 を乗り越えて係止突部131 、131 の前端面に係止した状態となっており、上記蓋部材2が上記ケース本体1に対して後方に向かってスライドして収納部11が不測に開放するといったことはない。
【0029】
更に、上記蓋部材2の天板部21上面には、上記ケース本体1の連結凹部113aと同一形状で且つ僅かに小さな大きさの平面円形状の連結突部212 が突設されていると共に、連結突部212 の外周面には、90°の位相差毎にケース本体1の連結凹部113aの係止孔113bに係脱自在に係止可能な係止突片212a、212a・・・が突設されている。
【0030】
次に、上記CD−ROM収納ケースAの使用要領について説明する。先ず、上記CD−ROM収納ケースA内にCD−ROM(B)を収納する際の要領について説明する。
【0031】
始めに、上記CD−ROM収納ケースAの蓋部材2をケース本体1に対して水平方向に後方に向かってスライドさせて、図1及び図3に示したように、上記ケース本体1の収納部11を全面的に開放した状態とする。
【0032】
しかる後、上記ケース本体1の収納部11内にCD−ROM(B)をその中心孔B2を上記収納部11の中央突部112 に被嵌させた状態に載置する。続いて、上記蓋部材2を上記ケース本体1に対して前方に向かって水平方向にスライドさせる。
【0033】
すると、上記蓋部材2は、その両側壁板片22、22の内面前端部に突設した第二ガイド突起221 、221 がケース本体1の第一水平誘導溝13、13に誘導されると共に、第二水平誘導溝222 、222 に係合させたケース本体1の第一ガイド突起14によって天板部21が前端から後端に向かって斜め上方に傾斜した状態を維持しながらケース本体1に対して前方に向かって水平方向にスライドする。
【0034】
ここで、上述の如く、上記蓋部材2は、その天板部21が前端から後端に向かって斜め上方に傾斜した状態となっているので、天板部21の下面に突設した押圧突起211 は、ケース本体1の収納部11内のCD−ROM(B)の上面から離間した状態となっており、よって、上記蓋部材2の押圧突起211 がCD−ROM(B)上面に引っ掛かったりすることなく、上記蓋部材2を上記ケース本体1に対して前方に向かって水平方向に円滑にスライドさせることができる。
【0035】
更に、上記蓋部材2を上記ケース本体1に対して前方に向かって変位させると、上記蓋部材2の第二水平誘導溝222 、222 に係合させたケース本体1の第一ガイド突起14が上記第二水平誘導溝222 、222 の傾斜誘導部222a、222a内に到達し、そして、上記第一ガイド突起14が上記傾斜誘導部222a、222a内を後方に向かって摺動するにしたがって上記蓋部材2はその天板部21が傾斜状態から水平状態に徐々に変位し、蓋部材2の天板部21によってケース本体1の収納部11が閉止されると同時に、収納部11内のCD−ROM(B)は、自動的に、蓋部材2の天板部21下面の押圧突起211 によって上方から押圧され、上記蓋部材2の押圧突片211 と上記収納部11の挟持突部111aとにより上下方向から挟持、固定されて収納部11内に安定的に収納される。
【0036】
なお、この状態においては、上記蓋部材2の第二ガイド突起221 、221 は、上記ケース本体1の第一水平誘導溝13、13の係止突部131 、131 を前方に向かって乗り越えて係止突部131 、131 の前端面に係止した状態となっており、上記蓋部材2が上記ケース本体1に対して不測に後方に向かってスライドして収納部11が不測に開放されるといったことはない。
【0037】
次に、上記CD−ROM収納ケースA内に収納したCD−ROM(B)を取り出すには、上記蓋部材2を上記ケース本体1に対して後方に向かって水平方向にスライドさせる。この時、上記蓋部材2の第二ガイド突起221 、221 が上記第一水平誘導溝13、13の係止突部131 、131 を後方に向かって乗り越え、上記蓋部材2の第二ガイド突起221 、221 と上記第一水平誘導溝13、13の係止突部131 、131 との係止状態は解除されている。
【0038】
すると、上記蓋部材2は、その水平誘導溝222 、222 の傾斜誘導部222a、222a内に係合した上記ケース本体1の第一ガイド突起14、14によって水平状態からその天板部21が前端から後端に向かって斜め上方に傾斜した傾斜状態に徐々に変位し、この傾斜状態への変位に伴って、天板部21の押圧突片211 によるCD−ROM(B)に対する押圧力が解除される。
【0039】
更に、上記蓋部材2を上記ケース本体1に対して後方に向かって水平方向にスライドさせると、上記蓋部材2は、上記傾斜状態を維持したまま上記ケース本体1に対して水平方向にスライドし、ケース本体1の収納部11が全面的に開放された状態となる。
【0040】
この状態においては、CD−ROM(B)はケース本体1の収納部11内に単に載置されているだけの自由な状態となっており、よって、収納部11のCD−ROM取出用凹部11a を通じてCD−ROM(B)の外周端部を把持し、CD−ROM(B)を収納部11から簡単に且つ確実に取り出すことができる。
【0041】
このように、上記CD−ROM収納ケースAは、その蓋部材2をケース本体1に対して前後方向に水平にスライドさせるといった簡単な操作でもって、ケース本体1の収納部内にCD−ROM(B)を円滑に且つ確実に収納し或いは取り出すことができる。
【0042】
又、図5に示したように、上記CD−ROM収納ケースAを複数個用意し、各CD−ROM収納ケースA、A・・・内にCD−ROM(B)を収納した後、これらCD−ROM収納ケースA、A・・・を上下方向に重ね合わせ、上下方向に隣接するCD−ROM収納ケースA、A間において、下側のCD−ROM収納ケースAにおける蓋部材2の連結突部212 を上側のCD−ROM収納ケースAにおけるケース本体1の連結凹部113a内に嵌合させると共に、連結突部212 の各係止突片212aをこれに対応した連結凹部113aの各係止孔113bに係脱自在に係止させることによって、上下方向に隣接するCD−ROM収納ケースA、A同士を分離可能に連結一体化して一体的に保管しておくことができる。
【0043】
【発明の効果】
請求項1に記載のCD−ROM収納ケースは、上面にCD−ROMの収納部を有するケース本体とこのケース本体に対して水平方向にスライドして該ケース本体の収納部を開閉自在に閉止する蓋部材とからなり、上記蓋部材の下面には、該蓋部材によって上記ケース本体の収納部を閉止した際に、上記収納部に収納したCD−ROMの上面を押圧、保持する押圧突片を突設していることを特徴とするので、蓋部材をケース本体に対して水平方向にスライドさせるといった簡単な操作だけでもって、ケース本体の収納部内にCD−ROMを安定的に収納し或いは収納部内に収納したCD−ROMを簡単に取り出すことができる。
【0044】
しかも、CD−ROMをケース本体の収納部内に収納した状態においては、CD−ROMは蓋部材の押圧突片によって押圧、保持されていることから、CD−ROMが収納部内において妄動し破損するといったことはない。
【0045】
更に、請求項1に記載のCD−ROM収納ケースは、ケース本体の両側面に前後方向に長い第一水平誘導溝を凹設していると共にこの第一水平誘導溝の後端から斜め上方におけるケース本体の両側面後端部に第一ガイド突起を突設する一方、蓋部材の天板部両側に下方に向かって突設されている両側壁板片の内面前端部に上記ケース本体の第一水平誘導溝に摺動自在に係合する第二ガイド突起を突設していると共に上記両側壁板片の内面に上記第一ガイド突起を摺動自在に係合させる前後方向に長い第二水平誘導溝を凹設しており、更に、上記第二水平誘導溝の後端部を後方に向かって斜め上方に傾斜させて傾斜誘導部に形成しているので、蓋部材をケース本体に対して水平方向にスライドさせるだけで蓋部材の押圧突片によるCD−ROMの押圧、保持及びその解除を行うことができ、ケース本体の収納部内へのCD−ROMの収納及び取り出しを円滑に且つ確実に行うことができる。
【0046】
しかも、上記蓋部材を上記ケース本体の収納部を完全に閉止した状態からケース本体に対して後方に向かって水平方向にスライドさせると、蓋部材は、水平状態からその天板部が前端から後端に向かって斜め上方に傾斜した傾斜状態に直ちに変位して、蓋部材の押圧突片はCD−ROM上面から速やかに離脱し、蓋部材の押圧突片がCD−ROMに引っ掛かってCD−ROMを破損させたり或いは蓋部材のスライド操作を妨げるといった不測の事態は発生せず、蓋部材によるケース本体の収納部の開閉操作を円滑に且つ確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のCD−ROM収納ケースを示した斜視図である。
【図2】図1のCD−ROM収納ケースを底面側から見た分解斜視図である。
【図3】図1のCD−ROM収納ケースを示した縦断面図である。
【図4】図1のCD−ROM収納ケースを示した縦断面図である。
【図5】複数個のCD−ROM収納ケースを上下方向に重ね合わせた状態を示した側面図である。
【符号の説明】
1 ケース本体
11 収納部
13 第一水平誘導溝
14 第一ガイド突起
2 蓋部材
21 天板部
211 押圧突片
22 壁板片
221 第二ガイド突起
222 第二水平誘導溝
222a傾斜誘導部
A CD−ROM収納ケース
B CD−ROM

Claims (1)

  1. 上面にCD−ROMの収納部を有するケース本体とこのケース本体に対して水平方向にスライドして該ケース本体の収納部を開閉自在に閉止する蓋部材とからなり、上記蓋部材の下面には、該蓋部材によって上記ケース本体の収納部を閉止した際に、上記収納部に収納したCD−ROMの上面を押圧、保持する押圧突片を突設しており、上記ケース本体の両側面に前後方向に長い第一水平誘導溝を凹設していると共にこの第一水平誘導溝の後端から斜め上方における上記ケース本体の両側面後端部に第一ガイド突起を突設する一方、上記蓋部材の天板部両側に下方に向かって突設されている両側壁板片の内面前端部に上記ケース本体の上記第一水平誘導溝に摺動自在に係合する第二ガイド突起を突設していると共に上記両側壁板片の内面に上記第一ガイド突起を摺動自在に係合させる前後方向に長い第二水平誘導溝を凹設しており、更に、上記第二水平誘導溝の後端部を後方に向かって斜め上方に傾斜させて傾斜誘導部に形成していることを特徴とするCD−ROM収納ケース
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