JP4910172B2 - 替刃収納具 - Google Patents

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本発明は、カッターナイフの替刃を内部に収納可能であるとともに上端の略全域を開口してなる第1の収納室、及び使用済みのカッターナイフの刃先を内部に収納可能であるとともにカッターナイフの刃先を収納可能な刃折溝を上面に開口させてなる第2の収納室をそれぞれ具備する替刃収納具に関する。
従来より、被収納物たるカッターナイフの替刃を収納可能な第1の収納室、及び廃棄物たる不要になったカッターナイフの刃先を収納可能な第2の収納室を有する収納具本体と、これら第1及び第2の収納室の開口を閉塞可能な蓋体とを具備しているとともに、前記第2の収納室の開口部に形成したスリットを利用してカッターナイフの刃先を折り不要になった刃先をそのまま第2の収納室に収納させることが可能な収納具が広く知られている(例えば、特許文献1、2を参照)
実公昭45―29199号公報 実開昭47―12599号公報
ところで、前記特許文献1、2記載の構成のような収納具では、前記第1及び第2の収納室を蓋体により閉塞するようにしている。このような収納具では、刃先を折って使用済み廃棄物である刃先をそのまま第2の収納室内に廃棄する便を図るべく、蓋体の第2の収納室上方の部位に刃折溝を設け、この刃折溝を介して第2の収納室を外部に連通する態様が採用されることが多い。しかして、このような収納具において、通常このような替刃収納具を使用する者は、この替刃収納具の収納物が替刃及び使用済み替刃の廃棄物であることを知っているので、細心の注意をもって取り扱う。すなわち、強い振動を加える等の乱暴な扱いを行うことはあり得ない。ところが、子供等、この替刃収納具の収納物が替刃及び使用済み替刃の廃棄物であることを知らない、あるいはこの替刃収納具は細心の注意をもって取り扱うべきであることを知らない者がこの替刃収納具に強い振動を加えると、この刃折溝から前記第2の収納室に収納した廃棄物である刃先がこぼれ出てしまう不具合が発生しうる。
本発明は、以上に述べた課題を解決すべく構成するものである。
すなわち本発明に係る替刃収納具は、カッターナイフの替刃を内部に収納可能であるとともに上端の略全域を開口してなる第1の収納室、及び使用済みのカッターナイフの刃先を内部に収納可能であるとともにカッターナイフの刃先を収納可能な刃折溝を上面に開口させてなる第2の収納室をそれぞれ具備する収納具本体と、この収納具本体に装着した状態で前記第1の収納室を閉塞するとともに、前記第2の収納室の刃折溝と重合する位置に設けた窓部、この窓部及び前記刃折溝の少なくとも一部を閉塞する閉止位置と少なくとも刃折溝の略全域を外部に連通させる開成位置との間で移動可能な窓閉塞体、及びこの窓閉塞体を前記閉止位置に係止する閉塞体係止部を有する蓋体とを具備することを特徴とする。
このようなものであれば、非使用時には窓閉塞体を閉止位置に配しておき、前記閉塞体係止部により窓閉塞体を閉止位置に係止させておくことにより、収納具に誤って強い振動を加えた際であっても、窓閉塞体は閉止位置に係止されているので、前記刃折溝の全体が外部空間に露出しこの刃折溝を介して廃棄物がこぼれ出てしまう不具合の発生を抑えることができる。
このような替刃収納具の窓閉塞体の態様の一例として、前記蓋体が、前記窓部を有する蓋体本体と、この蓋体本体に対して一側縁部を軸心として回動可能に接続した窓閉塞体とを具備するものが挙げられる。このようなものであれば、蓋体全体を一体的に扱うことができるとともに、窓閉塞体を閉止位置以外に配すると窓閉塞体の自由端が蓋体本体から離間するので窓閉塞体の閉じ忘れを一目で確認できる。
特に、前段で述べた蓋体全体を一体的に扱うことができる効果をより顕著に得ることができる構成として、前記蓋体本体と前記窓閉塞体とを一体に成形してなるものが挙げられる。
また、前記閉塞体係止部が、前記窓部の開口縁と、前記窓閉塞体の自由端に設けた係止爪とを係合させてなるものであれば、窓閉塞体を係止しておくための特別な部材を用いずにこのような閉塞体係止部を実現できる。
特に、前記窓閉塞体が弾性変形可能であるものであれば、前記係止爪の突没を該窓閉塞体を弾性変形させて行わせることができ、上述した効果をより好適に得ることができる。
さらに、このような窓閉塞体の開閉を容易に行えるようにするための態様として、前記蓋体のうち前記第1の収納室を閉塞する第1収納室閉塞部の上縁が水平であるとともに、前記窓閉塞体が閉止位置において前記ヒンジ部に向かい下降する傾斜を有するものが挙げられる。このようなものであれば、指等を前記第1収納室閉塞部の上縁に沿って水平にスライドさせた後、前記窓閉塞部の自由端近傍に指等を掛けてそのまま水平にスライドさせると、窓閉塞部の自由端近傍にかかる力の一部が、この窓閉塞部を前記ヒンジを軸心として回動する際の周方向の作用として配分されるからである。なお、本発明において、「水平」とは、前記第1の収納室が鉛直上方に開口するように配置した際に水平であることを示す概念である。
特に、前記窓閉塞体を閉止位置に配した際に、該窓閉塞体の自由端ないしその近傍の部位が前記第1収納室閉塞部の上面よりも上方に位置するものであれば、指等を前記第1収納室閉塞部の上縁に沿って水平にスライドさせた後窓閉塞体の自由端に指が当たるので、開閉操作をさらに簡単に行うことができる。
そして、前記第1収納室閉塞部に凹部を設けているとともに、前記窓閉塞体を閉止位置に配した際に、該窓閉塞体の自由端部がこの凹部に臨むものであれば、窓閉塞体の自由端部を上方に突出させることなく、指等を前記第1収納室閉塞部の上縁に沿って水平にスライドさせた後窓閉塞体の自由端に指を当てるようにできる。
本発明に係る替刃収納具は、収納具本体に装着した状態で前記第1の収納室を閉塞するとともに、前記第2の収納室の刃折溝と重合する位置に設けた窓部、この窓部及び前記刃折溝の少なくとも一部を閉塞する閉止位置と少なくとも刃折溝の略全域を外部に露出させる開成位置との間で移動可能な窓閉塞体、及びこの窓閉塞体を前記閉止位置に係止する閉塞体係止部を有する蓋体とを具備するので、非使用時には窓閉塞体を閉止位置に配しておき、前記閉塞体係止部により窓閉塞体を閉止位置に係止させておくことができる。従って、収納具に誤って強い振動を加えた際であっても、窓閉塞体は閉止位置に係止されているので、前記刃折溝の全体が外部空間に露出しこの刃折溝を介して廃棄物がこぼれ出てしまう不具合の発生を抑えることができる。
以下、本発明の一実施の形態について図面を参照して説明する。
本実施形態に係る替刃収納具Cは、図1に全体斜視図、図2に中央縦断面図、図3に前記図2におけるz−z断面図をそれぞれ示すように、替刃Eを内部に収納可能な第1の収納室1s、及び使用済みの刃先EEを内部に収納可能な第2の収納室1tをそれぞれ内部に具備する収納具本体1と、この収納具本体1の上方に装着可能なものであって、この収納具本体1に装着した状態で前記第1の収納室1sを閉塞する第1収納室閉塞部を有するとともに、前記第2の収納室1tの刃折溝16sと重合する位置に設けた窓部21xを備えた蓋体本体21、この窓部21及び前記刃折溝16sの少なくとも一部を閉塞する閉止位置Sと少なくとも刃折溝16sの略全域を外部に連通させる開成位置Oとの間で移動可能な窓閉塞体22、及びこの窓閉塞体22を前記閉止位置Sに係止する閉塞体係止部23を有する蓋体2とを具備する。なお、前記図2の実線には窓閉塞体22を閉止位置S、同図の想像線には窓閉塞体22を開成位置Oにそれぞれ配した状態を示している。
具体的には、前記収納具本体1は、底壁11と、この底壁11の後端から起立する背壁12と、この背壁12の左右両側端から前方にそれぞれ突出する側壁13、13と、前記背壁12の幅方向中央部から前方に突出する隔壁14と、前壁15とを具備する。また、この収納具本体1は、一方の側壁13、前記底壁11、前記背壁12、前記隔壁14、及び前記前壁15により区成される前記第1の収納室1s、及び他方の側壁13、前記底壁11、前記背壁12、及び隔壁14、及び前記前壁15により区成される前記第2の収納室1tをさらに有する。また、前記第2の収納室1tの上端には、上壁16を設けているとともに、この上壁16に標準的なカッターナイフの刃先EEを収納可能でありこの刃先EEの幅寸法及び厚さ寸法にそれぞれ対応する幅寸法及び奥行き寸法を有する刃折溝16sを設けている。この刃折溝16sの幅寸法及び奥行き寸法は、第2の収納室1tの内法幅寸法及び内法奥行き寸法よりも小さくしている。一方、前記第1の収納室1sの開口部たる取出口1s1の内法寸法は、この第1の収納室1sの上端部の内法寸法に略一致させている。すなわち、この第1の収納室1sは、内法寸法の略全域に亘って外部に連通可能にしている。そして、前記取出口1s1と前記刃折溝16sとは、この収納具本体1の上面に近接させて設けていて、いずれも上方に開口している。
一方、前記蓋体2は、前記図1〜図3を参照しつつ上述したように、また、図4に中央縦断面図、図5に底面図、図6に右側面図、図7に前記図4におけるa−a断面図、図8に前記図4におけるx−x断面図をそれぞれ示すように、前記収納具本体1に装着した状態でこの収納具本体1の上部の外方に位置し該収納具本体1に支持させてなる支持枠部211、この支持枠部211の上端から連接されてなり前記収納具本体1に装着した際に前記第1収納室1sを閉塞する第1収納室閉塞部212、及び前記収納具本体1に装着した際に前記第2収納室1tの上方に位置し前記刃折溝16sを外部に露出させる窓部21xを有する蓋体本体21と、この蓋体本体21に対して一側縁部に設定したヒンジ部223を軸心として回動可能に接続した窓閉塞体22と、この窓閉塞体22を前記閉止位置Sに係止する閉塞体係止部23とを具備する。さらに、前記収納具本体1とこの蓋体2との間には、この蓋体を前記閉止状態Sに保持可能な蓋体係止機構4を設けている。この蓋体係止機構4は、前記収納具本体1の背壁12及び前壁15の上端部の前後両側に設けた保持突条17と、前記支持枠部211に設けた保持凹部211xとを弾性係合させてなる。そして、前記蓋体係止機構4の保持突条17と保持凹部211xとの係合状態を解除し、この蓋体2を上方に引き上げ収納具本体1と離間させ、装着状態を解除することにより第1の収納室1s及び第2の収納室の両方を外部に連通させることができる。一方、前記蓋体係止機構4の保持突条17と保持凹部211xとを係合させることにより、蓋体2を収納具本体1に装着することができる。加えて、前記第1収納室閉塞部212には、幅方向中央に向かい下方に傾斜する形状の凹部212xを設けている。また、前記支持枠部211のうち装着状態において第2の収納室1t側方に位置する部位の上縁は、この第2の収納室1tの上縁に対応させ、側端縁に向かい下降する傾斜を有する形状にしている。なお、前記図4の(a)には窓閉塞体22を閉止位置S、同図の(b)には窓閉塞体22を開成位置Oにそれぞれ配した状態を示している。
そして、前記窓閉塞体22は、本実施形態では前記蓋体本体21と一体に設けられ、閉止位置Sにおいて第2の収納室1t上方に配される。具体的には、この窓閉塞体22の一側端部に前記ヒンジ部223を設定していて、このヒンジ部223を蓋体本体21の支持枠部211の一側面の上端に接続している。そして、この蓋体2は、全体を樹脂により一体成形していて、弾性変形可能にしている。また、この窓閉塞体22の自由端には係止爪221を設けていて、閉止位置Sにおいてこの係止爪221と前記蓋体本体21の窓部21xとを係合させてなる。すなわち、閉塞体係止部23を、これら係止爪221と前記蓋体本体21の窓部21xとを係合させてなるものにしている。さらに、前記係止爪221の上方には、前記凹部に臨む操作突起部222を設けている。
以下に、この替刃収納具Cの使用の態様について述べる。
この替刃収納具Cから替刃Eを取り出す際には、前記蓋体本体21を弾性変形させて保持突条17と保持凹部211xとの係合を解除し、次いで、前記蓋体2を収納具本体1に対して上方に移動させる。このように操作することにより蓋体2の収納具本体1への装着が解除される。そして、このよう蓋体2の装着を解除した、すなわち蓋体2を取り外した状態でこの替刃収納具Cを上下に振る、あるいは第1の収納室1sの開口が下を向くようにこの替刃収納具Cを傾けることにより、替刃Eを第1の収納室1sの外に飛び出させ、飛び出した替刃Eを摘んでこの替刃収納具Cの外に取り出す。
一方、刃先EEを折り使用済みの刃先EEをこの替刃収納具Cに収納する際には、以下の操作を行うようにしている。まず、前記窓閉塞体22の操作突起部222を水平外方に押圧する。すると、窓閉塞体22が弾性変形して係止爪221と蓋体本体21の窓部21xの開口縁部との係合が解除される。さらに操作突起部222を水平外方に押圧すると、押圧力の一部が前記窓閉塞体22を前記接続部23を軸心とした際の周方向、すなわちこの窓閉塞体22を蓋体本体21及び第2の収納室1tの上縁から離間させる方向に移動させるよう作用する。このように操作することにより、蓋体2を収納体本体1に装着したまま、窓閉塞体22が前記開放位置Oまで移動する。そして、刃折溝16sにカッターナイフの刃先を差し込み、この刃折溝16sに刃の面板方向に垂直に刃を折り曲げることにより使用済みの刃先EEを切り離してそのまま第2の収納室1tに収納させる。この操作の終了後は、前記窓閉塞体22を、その自由端が前記蓋体本体21の窓部21xに臨む位置まで移動させる。それから窓閉塞体22をさらに移動させると、該窓閉塞体22が弾性変形して係止爪221が一旦窓部21xの開口端縁から退避し、さらに移動すると該窓閉塞体22がの形状が復元して係止爪221が窓部21xの開口端縁に係合する。このようにして、この窓閉塞体22を閉止位置Sに配し、第2の収納室1tを閉塞する。
本実施形態に係る替刃収納具Cは、以上に述べたように、この窓閉塞体22を閉止位置Sに配し、第2の収納室1tを閉塞させた状態では、この収納具Cを誤って強く振り回した場合であっても、閉塞体係止部23が機能している限り、すなわち窓閉塞体22の係止爪222と蓋体本体21の窓部21xの開口端縁との係合が解除されない限り、第1の収納室1sは蓋体本体21の第1収納室閉塞部212、第2の収納室1tは窓閉塞体22によりそれぞれ閉塞しているので、未使用の刃E、及び使用済みの刃先EEが収納具外に飛び出さない。さらに、蓋体2を収納具本体1に装着したまま前記窓閉塞体22を開成位置Oに位置付けて刃折溝16sの略全域を外部に連通させることができるので、刃折溝16sを介して移動可能刃先EEを折り使用済みの刃先EEをこの替刃収納具Cに収納するという頻度が高い操作を窓閉塞体22の開閉操作により簡単に行うことができる。すなわち、蓋体2の着脱は、替刃収納具Cから新品の替刃Eを取り出すという頻度の低い操作の際にのみ行えばよく、蓋体2の収納具本体1に対する着脱の手間を軽減できる。
前記蓋体2が、前記窓部21xを有する蓋体本体21と、この蓋体本体21に対して一側縁部に設定したヒンジ部223を軸心として回動可能に接続した窓閉塞体22とを具備するので、蓋体2全体を一体的に扱うことができるとともに、窓閉塞体22を閉止位置S以外に配すると窓閉塞体22の自由端が蓋体本体21から離間するので、窓閉塞体22の閉じ忘れを一目で確認できる。
特に、前記蓋体本体21と前記窓閉塞体22とを一体に成形してなるので、前段で述べた蓋体全体2を一体的に扱うことができる効果をより顕著に得ることができる。
前記閉塞体係止部23が、前記窓部21xの開口縁と、前記窓閉塞体22の自由端に設けた係止爪221とを係合させてなるとともに、この閉塞体係止部22が弾性変形可能であるので、窓閉塞体22を係止しておくための特別な部材を用いずにこのような閉塞体係止部23を実現できる。
前記蓋体2のうち前記第1の収納室1sを閉塞する第1収納室閉塞部212の上縁が水平であるとともに、前記窓閉塞体22が閉止位置Sにおいて前記ヒンジ部223に向かい下降する傾斜を有するので、指等を前記第1収納室閉塞部212の上縁に沿って水平にスライドさせた後、前記窓閉塞部22の自由端近傍、本実施形態では操作突起部222に指等を掛けてそのまま水平にスライドさせると、窓閉塞部22の自由端近傍にかかる力の一部が、この窓閉塞部22を前記ヒンジ部223を軸心として回動する際の周方向の作用として配分される。従って、このような窓閉塞体22の開閉を容易に行えるようにすることができる。
前記窓閉塞体22を閉止位置Sに配した際に、該窓閉塞体22の自由端ないしその近傍の部位に設定した操作突起部222が前記第1収納室閉塞部212の上面よりも上方に位置するので、指等を前記第1収納室閉塞部212の上縁に沿って水平にスライドさせた後窓閉塞体22の自由端に指が当たり、開閉操作をさらに簡単に行うことができる。
そして、前記第1収納室閉塞部212に凹部212xを設けているとともに、前記窓閉塞体22を閉止位置Sに配した際に、該窓閉塞体22の自由端部がこの凹部212xに臨むので、窓閉塞体22の操作突起部222を窓閉塞体22の他の部位の上面よりも上方に突出させることなく、指等を前記第1収納室閉塞部212の上縁に沿って水平にスライドさせた後窓閉塞体22の自由端に指を当てるようにできる。
なお、本発明は以上に述べた実施形態に限られない。
例えば、窓閉塞体を蓋体本体に対してスライド可能に取り付ける態様も考えられる。この態様においては、例えば、蓋体本体側に窓閉塞体の移動方向をガイドするガイド溝を設けるとともに、このガイド溝と窓閉塞体との間に閉塞体係止部を設けるようにするとよい。この閉塞体係止部は、例えばガイド溝に設けた凸部と窓閉塞体に設けた係止凹部とを凹凸係合させてなる構成や、窓閉塞体に弾性により突没可能に設けた凸部とガイド溝に設けた凹部とを凹凸係合させてなる構成を採用するとよい。
また、窓部の開口縁に窓閉塞体の自由端に設けた係止爪を係合させる構成の閉塞体係止部を設ける代わりに、窓部の開口縁に係止突条等の弾性により突没可能な凸部を設け、窓閉塞端の自由端側にこの凸部に係合可能な係止凹部を設け、これら凸部と係止凹部とを係合させてなる構成の閉塞体係止部を設けるようにしてもよい。
さらに、窓閉塞体を閉止位置に配した状態の蓋体を直方体状に形成しても構わない。
加えて、窓閉塞体の自由端を閉止位置において隣接する蓋体本体の第1収納室閉塞部よりも上方に突出させる代わりに、窓閉塞体の自由端縁部の上面は閉止位置において隣接する蓋体本体の第1収納室閉塞部の上面よりも下方に位置するようにし、この窓閉塞体の自由端縁部の上面と該窓閉塞体の他の部分の上面との間に段差を設けるようにしても、この段差部分に指を掛けて窓閉塞体の開閉動作を行うようにすることができ、開閉操作が行いやすくなる効果は得られる。逆に、蓋体本体の第1収納室閉塞部に上述した実施形態におけるような凹部を設けなくとも、窓閉塞体の自由端縁部に、前記第1収納室閉塞部の上面よりも上方に突出させて設けた突起を設けている態様であっても、この突起に指を掛けて窓閉塞体の開閉動作を行うようにすることができ、開閉操作が行いやすくなる効果は得られる。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
本発明の一実施形態に係る替刃収納具を示す斜視図。 同実施形態に係る替刃収納具を示す中央縦断面図。 図2におけるz−z断面図。 同実施形態に係る替刃収納具を示す正面図。 同実施形態に係る替刃収納具を示す底面図。 同実施形態に係る替刃収納具を示す右側面図。 図4におけるa−a断面図。 図4におけるx−x断面図。
符号の説明
C…替刃収納具
1…収納具本体
1s…第1の収納室
1t…第2の収納室
16s…刃折溝
2…蓋体
21…蓋体本体
21x…窓部
22…窓閉塞体
23…閉塞体係止部

Claims (8)

  1. カッターナイフの替刃を内部に収納可能であるとともに上端の略全域を開口してなる第1の収納室、及び使用済みのカッターナイフの刃先を内部に収納可能であるとともにカッターナイフの刃先を収納可能な刃折溝を上面に開口させてなる第2の収納室をそれぞれ具備する収納具本体と、この収納具本体に装着した状態で前記第1の収納室を閉塞するとともに、前記第2の収納室の刃折溝と重合する位置に設けた窓部、この窓部及び前記刃折溝の少なくとも一部を閉塞する閉止位置と少なくとも刃折溝の略全域を外部に連通させる開成位置との間で移動可能な窓閉塞体、及びこの窓閉塞体を前記閉止位置に係止する閉塞体係止部を有する蓋体とを具備することを特徴とする替刃収納具。
  2. 前記蓋体が、前記窓部を有する蓋体本体と、この蓋体本体に対して一側縁部を軸心として回動可能に接続した窓閉塞体とを具備することを特徴とする請求項1記載の替刃収納具。
  3. 前記蓋体本体と前記窓閉塞体とを一体に成形してなることを特徴とする請求項2記載の替刃収納具。
  4. 前記閉塞体係止部が、前記窓部の開口縁と前記窓閉塞体の自由端に設けた係止爪とを係合させてなることを特徴とする請求項2又は3記載の替刃収納具。
  5. 前記窓閉塞体が弾性変形可能であることを特徴とする請求項4記載の替刃収納具。
  6. 前記蓋体のうち前記第1の収納室を閉塞する第1収納室閉塞部の上縁が水平であるとともに、前記窓閉塞体が閉止位置において前記蓋体本体との接合部位に向かい下降する傾斜を有することを特徴とする請求項2、3、4又は5記載の替刃収納具。
  7. 前記窓閉塞体を閉止位置に配した際に、該窓閉塞体の自由端ないしその近傍の部位が前記第1収納室閉塞部の上面よりも上方に位置することを特徴とする請求項6記載の替刃収納具。
  8. 前記第1収納室閉塞部に凹部を設けているとともに、前記窓閉塞体を閉止位置に配した際に、該窓閉塞体の自由端部がこの凹部に臨むことを特徴とする請求項7記載の替刃収納具。
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