JP6125356B2 - ウェットティッシュ容器 - Google Patents

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本発明は、ウェットティッシュを収納するウェットティッシュ容器に関する。
一般に、ウェットティッシュ容器は、収容したウェットティッシュの取出口を上部に有する容器本体と、この取出口を回動により開閉する蓋体とを備えており、操作ボタンの操作により蓋体と操作ボタンとの係合が解除されると、蓋体に設けられた弾性体の作用により蓋体が開放されるように構成されている(例えば、特許文献1)。
特開2010−116199号公報
このようなウェットティッシュ容器に対しては、蓋体の開閉を容易に行うことができると共に、ウェットティッシュの含浸液の蒸発を防止するため蓋体を確実に閉止できることが要求される。ところが、従来のウェットティッシュ容器は、このような操作性と閉止性の両立を図るため、操作ボタンやこれを支持する容器本体の取付部の形状・構造が煩雑なものとなり、製造コスト高の要因となっていた。
そこで、本発明は、簡易な構成により蓋体の開閉を容易且つ確実に行うことができるウェットティッシュ容器の提供を目的とする。
本発明の前記目的は、取出口を有する容器本体と、 前記容器本体に回動自在に支持され前記取出口を開閉する蓋体と、 前記蓋体を開放方向に付勢する弾性体と、 前記蓋体を開閉操作する操作部材とを備え、 前記操作部材の操作により前記蓋体を開放して、前記容器本体に収容したウェットティッシュを前記取出口から取り出すことができるウェットティッシュ容器であって、 前記操作部材は、前記蓋体の先端部と係合する係合部と、前記蓋体の先端部を押し上げて前記蓋体と前記係合部との係合を解除する押上部とを備え、前記係合部が前記蓋体を閉状態に維持する閉止位置と、前記押上部が前記蓋体を開放する開放位置との間で回動可能となるように、前記容器本体に支持されており、 前記容器本体は、前記操作部材を前記開放位置に保持する保持部を備え、前記容器本体は、切欠状の段部を備え、前記段部の対向する側壁の間に前記操作部材を支持しており、前記段部は、底部に向けて幅狭になるように形成され、幅狭の部分で前記操作部材を挟持可能とすることで前記保持部を構成しているウェットティッシュ容器により達成される。
また、前記押上部は、前記操作部材の端部から突出する突片からなり、前記係合部を挟んで両側にそれぞれ配置されていることが好ましい。
本発明によれば、簡易な構成により蓋体の開閉を容易且つ確実に行うことができるウェットティッシュ容器を提供することができる。
本発明の一実施形態に係るウェットティッシュ容器の平面図である。 前記ウェットティッシュ容器の正面図である。 前記ウェットティッシュ容器の蓋体を開いた状態を示す平面図である。 前記ウェットティッシュ容器の蓋体を開いた状態を示す正面図である。 図1のA−A断面に相当する要部拡大図である。
以下、本発明の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るウェットティッシュ容器の平面図であり、図2は、その正面図である。図1及び図2に示すように、ウェットティッシュ容器1は、例えば合成樹脂からなり、筐体状の容器本体10と、容器本体10の上部に設けられた蓋体20および操作部材30とを備えている。
容器本体10は、平面視矩形状に形成され、底部に底板12が設けられている。底板12の角部には外方に突出する耳部12aが設けられており、耳部12aを把持して底板12を容器本体10に着脱することができる。容器本体10は、底板12から上板11に向けて僅かに先細になるように、側壁がテーパ状に形成されており、内部にウェットティッシュの包装体50が収容される。包装体50は、薬液を含浸させた不織布等からなるウェットティッシュの積層体が収納された公知のものを使用することができる。
容器本体10の上板11の中央には溝部14が形成されており、溝部14の内部に、蓋体20および操作部材30が上面面一となるように収容されている。蓋体20および操作部材30は、両側に支軸突起21,21;31a,31bがそれぞれ設けられている。支軸突起21,21;31a,31bは、図5(a)に示すように、溝部14の側壁孔部121,131と係合しており、容器本体10に対して回動自在に支持されている。溝部14の一端側には、溝部14の底部を更に深く落とし込むように形成された切欠状の段部15が形成されており、操作部材30は、この段部15において対向する側壁の間に支持されている。なお、図5は、図1のA−A断面図であり、要部のみを拡大して示している。
図2に示すように、操作部材30が備える一方の支軸突起31aは、他方の支軸突起31bよりも長くなるように形成されており、組立時において、長い方の支軸突起31aを先に側壁孔部に挿入することで、支軸突起31a,31bの破損を防止することができる。また、容器本体10に形成された段部15は、図2に示す正面視において、上板11から底板12に向けて幅狭となるようにテーパ状に形成されており、底板12側の幅狭の部分が操作部材30を挟持可能な保持部19とされている。
図3は、本実施形態のウェットティッシュ容器1の蓋体20を開いた状態を示す平面図であり、図4は、その正面図である。図3および図4に示すように、容器本体10の溝部14の中央には楕円状の凹陥部16が形成されており、収容したウェットティッシュを取り出すための取出口16aが凹陥部16に形成されている。取出口16aの両側には、スリットを介して連通された拡張口16b,16bが形成されており、折り畳まれたウェットティッシュを取出口16aから取り出す際に、拡張口16b,16bにより強制的に拡げることができ、使い勝手を良好にすることができる。
蓋体20は、支軸突起21,21を備える基部とは反対側の先端部に、係止突起22,22が設けられており、係止突起22,22の両側に係止溝24,24が形成されている。また、蓋体20の裏面側には、蓋体20を閉じたときに容器本体10の凹陥部16に挿入される挿入筒26が設けられており、容器本体10を密閉してウェットティッシュの含浸液の揮散を防止することができる。
蓋体20の基部と容器本体10との間には、蓋体20を開放方向に付勢する弾性体40が設けられている。弾性体40は、細長状に形成されたシリコーンゴムなどからなるゴム板であり、一端側が容器本体10に取り付けられ、他端側が押さえ部材42により蓋体20の裏面側に固定されている。弾性体40は、蓋体20を閉じたときに折り畳まれて容器本体10の溝部14に形成された収容部17に収容されることにより、無理な力が作用することによる弾性体40の劣化を防止することができ、付勢力を長時間良好に維持することができる。容器本体10の溝部14には、突状のストッパ18が設けられており、蓋体20の起立状態で蓋体20の基部にストッパ18が係合することで蓋体20が過度に開くおそれがなく、支軸突起21,21等の破損を防止することができる(図5(a)参照)。
操作部材30は、蓋体20の回動面に沿って回動するように蓋体20に隣接して配置されており、蓋体20と対向する側に係合部32,32および押上部34,34を備えている。係合部32,32および押上部34,34は、いずれも蓋体20に向けて突出する突片から構成されており、それぞれ蓋体20の係止突起22,22および係止溝24,24に係合するように配置されている。操作部材30の支軸突起31a,31bは、蓋体20と対向する側に設けられており、支軸突起31a,31bと反対側の縁部が、操作部材30の回動操作を行う押圧部38とされている。また、操作部材30は、図5に示すように、回動時に段部15と係合して操作部材30の回動範囲を規制する回動規制片39を備えている。
上記の構成を備えるウェットティッシュ容器1は、図4に示すように蓋体20が開放された状態において、操作部材30は押圧部38が押し下げられて、保持部19に保持される。このように操作部材30が開放位置にある状態で、図5(a)に示すように蓋体20を矢示方向に回動させると、蓋体20の係止溝24が操作部材30の押上部34と係合し、開放位置にあった操作部材30が、図5(b)に示すように閉止位置まで回動する。また、蓋体20の係止突起22は、操作部材30の係合部32と係合し、両者の弾性変形により係止突起22が係合部32を乗り越えて、蓋体2が閉じられる。
弾性体40は、図5(a)に示すように、一端側が収容部17内の挟持部に取り付けられ、他端側に押さえ部材42のパイプ部42aが貫通して固定されている。この状態から蓋体20を閉じると、図5(b)に示すように、弾性体40が、弾性変形により折り畳まれた状態で収容部17に収容される。この状態から操作部材30の押圧部38を押し下げると、押上部34が蓋体20の係止溝24を押し上げて、係止突起22と係合部32との係合を解除する。この結果、弾性体40の伸びによって蓋体20が開放され、操作部材30は開放位置に保持される。
このように、本実施形態のウェットティッシュ容器1は、操作部材30を操作して閉止位置から開放位置に回動させると、蓋体20が自動的に開放されると共に、操作部材30が保持部19により開放位置に保持される。したがって、次の蓋体20を閉める動作を利用して、蓋体20の係止突起22を操作部材30の係合部32に確実に係合させて、蓋体20を閉じた状態を維持することができるので、蓋体20の開閉をワンタッチで容易且つ確実に行うことができる。蓋体20と操作部材30との係合は、本実施形態では係止突起22および係合部32をいずれも凸状に形成して行っているが、いずれか一方を凹状に形成してもよく、係合および係合解除を確実に行うことが可能であれば、その形状は特に限定されるものではない。また、操作部材30の押上部34についても、蓋体20の一部と係合可能であれば、必ずしも係合溝24に係合させる必要はない。
保持部19は、本実施形態においては段部15の対向する側壁の幅狭部分で操作部材30を挟持するように構成することで、構成の簡素化を図っているが、操作部材30の開放位置への回動により操作部材30と容器本体10とを係合させる他の係合手段により、保持部19を構成することも可能である。
また、本実施形態では、係合部32を挟んで両側に押上部34を設けることで、蓋体20を閉じる際に蓋体20の幅方向の撓み変形を利用して、係合部32を蓋体20の先端部に確実に係合させるように構成しているが、係合部32と押上部34との位置関係は、必ずしも本実施形態のものには限定されない。
1 ウェットティッシュ容器
10 容器本体
15 段部
16a 取出口
19 保持部
20 蓋体
30 操作部材
32 係合部
34 押上部
40 弾性体

Claims (2)

  1. 取出口を有する容器本体と、
    前記容器本体に回動自在に支持され前記取出口を開閉する蓋体と、
    前記蓋体を開放方向に付勢する弾性体と、
    前記蓋体を開閉操作する操作部材とを備え、
    前記操作部材の操作により前記蓋体を開放して、前記容器本体に収容したウェットティッシュを前記取出口から取り出すことができるウェットティッシュ容器であって、
    前記操作部材は、前記蓋体の先端部と係合する係合部と、前記蓋体の先端部を押し上げて前記蓋体と前記係合部との係合を解除する押上部とを備え、前記係合部が前記蓋体を閉状態に維持する閉止位置と、前記押上部が前記蓋体を開放する開放位置との間で回動可能となるように、前記容器本体に支持されており、
    前記容器本体は、前記操作部材を前記開放位置に保持する保持部を備え
    前記容器本体は、切欠状の段部を備え、前記段部の対向する側壁の間に前記操作部材を支持しており、
    前記段部は、底部に向けて幅狭になるように形成され、幅狭の部分で前記操作部材を挟持可能とすることで前記保持部を構成しているウェットティッシュ容器。
  2. 前記押上部は、前記操作部材の端部から突出する突片からなり、前記係合部を挟んで両側にそれぞれ配置されている請求項1に記載のウェットティッシュ容器。
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