JP2009083902A - 家庭用薄葉紙収納容器及び薄葉紙包装体 - Google Patents

家庭用薄葉紙収納容器及び薄葉紙包装体 Download PDF

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Abstract

【課題】容器内の気密性を確保することができる家庭用薄葉紙収納容器及び薄葉紙包装体を実現する。
【解決手段】家庭用薄葉紙収納容器100における容器本体1の取出口11を塞ぐように上蓋3を閉じて、その容器を閉蓋状態にすることによって、家庭用薄葉紙Pが内包されている薄葉紙包装体200の開口部200aと、容器本体1の取出口11に配されている気密部材6と、上蓋3の密閉部34とを密着させることができるので、その家庭用薄葉紙収納容器100内において、薄葉紙包装体200の開口部200a側を密閉された空間とするようにして、その容器内の気密性を確保することを可能にした。
【選択図】図1

Description

本発明は、ウェットシートやウェットティッシュ等の家庭用薄葉紙を収納する家庭用薄葉紙収納容器及び薄葉紙包装体に関する。
従来、家屋の床やトイレ、或いは人体などを拭くための家庭用薄葉紙を収納する家庭用薄葉紙収納容器が知られている。
そして、ウェットタイプの家庭用薄葉紙が折り畳まれ、複数枚積層された状態で封入された包装体を、家庭用薄葉紙収納容器に設けられている取出口の内面側に着脱可能に固定して、その取出口から家庭用薄葉紙を取り出しやすくした容器が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平8−72949号公報
しかしながら、上記特許文献1の場合、容器の取出口の内面側に設けられた係合溝に対して、包装体の開口部分に形成されている係合部を摺動させて着脱するようにして、家庭用薄葉紙を取り出しやすくしているが、その容器と包装体の間には隙間が生じやすく、気密性が低いので、全ての家庭用薄葉紙を使い終える前に、包装体内のウェットタイプの家庭用薄葉紙が乾燥してしまうことがあるという問題があった。
本発明の目的は、容器内の気密性を確保することができる家庭用薄葉紙収納容器及び薄葉紙包装体を提供することである。
以上の課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、
家庭用薄葉紙が内包されている薄葉紙包装体を内側に収納するとともに、上面に前記家庭用薄葉紙の取出口を有する容器本体と、前記容器本体に設けられ前記取出口を開閉する上蓋と、を備える家庭用薄葉紙収納容器であって、
前記取出口には、その取出口の周囲開口に密接する環状の気密部材が備えられ、
前記上蓋には、前記取出口を閉蓋する際に前記気密部材と密着する第一の密着部が設けられ、
当該家庭用薄葉紙収納容器は、前記薄葉紙包装体の開口部を、前記気密部材に密着させる第二の密着部を有することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の家庭用薄葉紙収納容器において、
前記第二の密着部は、前記容器本体に設けられていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の家庭用薄葉紙収納容器において、
前記第二の密着部は、前記気密部材に設けられていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の何れか一項に記載の家庭用薄葉紙収納容器において、
前記薄葉紙包装体の開口部は、前記気密部材と密着する形状を有する環状部材を備えることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、
家庭用薄葉紙が内包されている薄葉紙包装体を内側に収納するとともに、上面に前記家庭用薄葉紙の取出口を有する容器本体と、前記容器本体に設けられ前記取出口を開閉する上蓋と、を備える家庭用薄葉紙収納容器であって、
前記薄葉紙包装体の開口部には、前記取出口の周囲に密接する気密部材が備えられ、
前記上蓋には、前記取出口を閉蓋する際に前記気密部材と密着する密着部が設けられていることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、
家庭用薄葉紙を内包するとともに、上面に前記家庭用薄葉紙の取出口を有する容器本体と、前記容器本体に設けられ前記取出口を開閉する上蓋と、を備える家庭用薄葉紙収納容器の内側に収納される薄葉紙包装体であって、
当該薄葉紙包装体の開口部には、前記取出口の周囲に密接する気密部材が備えられており、
前記気密部材は、前記上蓋が前記取出口を閉蓋する際に、その上蓋と密着することを特徴とする。
本発明によれば、家庭用薄葉紙収納容器における容器本体の取出口を塞ぐように、上蓋を閉じて、その容器を閉蓋状態にすることによって、家庭用薄葉紙が内包されている薄葉紙包装体の開口部と、容器本体の取出口に配されている気密部材と、上蓋とを密着させることができるので、その家庭用薄葉紙収納容器内において、薄葉紙包装体の開口部側を密閉された空間とすることができ、その容器内の気密性を確保することができる。
つまり、家庭用薄葉紙収納容器の上蓋を閉じて、容器を閉蓋状態とすることによって、容器内の気密性を確保することができるので、家庭用薄葉紙収納容器に収納された薄葉紙包装体に内包されているウェットタイプの家庭用薄葉紙の乾燥を防ぐことや、その家庭用薄葉紙に異物が付着することを好適に防ぐことができる。
以下、図を参照して、本発明に係る家庭用薄葉紙収納容器及び薄葉紙包装体の具体的な態様を詳細に説明する。ただし、発明の範囲は、図示例に限定されない。
[実施形態1]
図1は、本発明を適用した好適な実施形態1として例示する家庭用薄葉紙収納容器100を示す斜視図であり、図2は、家庭用薄葉紙収納容器100を示す正面図である。図3及び図4は、家庭用薄葉紙収納容器100を示す平面図であり、図5は、家庭用薄葉紙収納容器100の底蓋2を示す平面図である。図6は、家庭用薄葉紙収納容器100における容器本体1と底蓋2との係合状態を示す説明図である。図7は、図3のVII−VII線における家庭用薄葉紙収納容器100の断面図である。
なお、以下の説明では、家庭用薄葉紙収納容器100の前後方向をX軸方向として、操作部4が設けられている側を前側とし、操作部4と反対側を後側とする。また、左右方向をY軸方向とし、上下方向をZ軸方向とする。
本実施形態の家庭用薄葉紙収納容器100は、図1から図7に示すように、平面視にて略楕円形状をなし、側面視(正面視)にて略半球状に形成されている。
具体的に、家庭用薄葉紙収納容器100は、例えば、ウェットシートやウェットティシュー等の家庭用薄葉紙Pを内包する詰替え用の薄葉紙包装体200(図7参照)を内側に収納するとともに、上面に家庭用薄葉紙Pの取出口11を有し、底面に底面開口15を有する容器本体1と、容器本体1の上部に回動自在に設けられ取出口11を開閉する上蓋3と、容器本体1の底面開口15を塞ぐ底蓋2と、取出口11を開蓋状態とするために操作される操作部4等を備えて構成されている。
まず、図1〜図7を参照しながら、家庭用薄葉紙収納容器100の容器本体1と底蓋2について説明する。
容器本体1は、例えば、PP(ポリプロピレン)等の熱可塑性樹脂を射出成形することにより製造され、上下両側に開口(取出口11、底面開口15)を有し、周面が曲面形状に形成されている。
具体的に、容器本体1は、図1〜図7に示すように、下端部に平面視にて略楕円形状を呈する底面開口15と、上部側ほど小径となるように湾曲して形成された周面部14と、この周面部14の上端に連続して形成された上面部12と、この上面部12に設けられ、収納部5に収納された家庭用薄葉紙Pを取り出すための取出口11等を備えている。
この容器本体1は、容器本体1の底面開口15を塞ぐように底蓋2が取り付けられることで、その底蓋2とともに家庭用薄葉紙P(薄葉紙包装体200)を収納する収納部5としての空間を確保するものである。
容器本体1の底面開口15に取り付けられる底蓋2は、例えば、PP(ポリプロピレン)等の熱可塑性樹脂を射出成形することにより製造され、平面視にて容器本体1の底面開口部15と合致する略楕円形状をなし、全体として平板状に形成されている。
具体的に、底蓋2には、図1〜図7に示すように、その外周縁に底周壁22が立設されており、底周壁22の先端部から下方に向けては第2底周壁23が吊設されている。さらに、第2底周壁23の先端縁から上方に向けて第3底周壁24が立設されており、第2底周壁23と第3底周壁24により断面形状U字状の嵌合溝25が形成されている。
そして、底蓋2の嵌合溝25と容器本体1の底面開口部15とが嵌合することで、容器本体1が密閉されるようになっている。
また、底蓋2には、底蓋2の着脱動作の際に把持される2つの把持部21、21が設けられている。
各把持部21は、第3底周壁25の周縁の前側であって、正面視にて操作部4の左右両側から容器の外側に向けてそれぞれ突設されている。この把持部21の上面における基端側中央には、容器本体1の底面開口部15の周縁に設けられた本体側ガイド凸部155、155と係合する底蓋側ガイド凹部211、211が設けられている。
そして、この係合部としての底蓋側ガイド凹部211、211に、被係合部としての本体側ガイド凸部155、155が合致するように係合させることにより、容器本体1の底面開口部15と底蓋2の嵌合溝25とが、正しい位置で係合されるようになっている。なお、容器本体1と底蓋2とが係合される正しい位置とは、互いに略同一の楕円形状からなる容器本体1の底面開口部15と底蓋2の嵌合溝25とが係合した際に、一方(容器本体1)と他方(底蓋2)の楕円の長軸方向と短軸方向とが一致することにより容器本体1や底蓋2に歪みや変形が生じることがなく、容器本体1と蓋体2とが隙間無く密閉されて気密性を損なうことがない状態を維持可能な取り付け位置のことである。
そして、容器本体1は、周面部14の下端部である底面開口部15と、底蓋2の嵌合溝25とが係合することにより、底面開口部15を塞ぐことができる一方で、その係合を解除することにより、容器本体1の内部を開放(露出)させることが可能になっている。
つまり、収納部5に家庭用薄葉紙P(薄葉紙包装体200)を収納する場合には、容器本体1から底蓋2を取り外して、容器本体1の内側に家庭用薄葉紙P(薄葉紙包装体200)を収容した後、容器本体1に底蓋2を取り付けて、底面開口部15を閉塞するようになっている。
容器本体1の上面部12の略中央には、収納部5に収納された家庭用薄葉紙Pを取り出すための取出口11が形成されている。そして、取出口11には、取出口11の開口の周囲に密接する環状の気密部材6が備えられている。
この取出口11の内周面には、図7に示すように、気密部材6を取り付けるための環状溝部11aが形成されており、取出口11における環状溝部11aよりも下方側には、収納部5に収納する薄葉紙包装体200の開口部200aを気密部材6に密着させて取り付けるための第二の密着部としての密着溝部11bが形成されている。
気密部材6は、例えば、シリコンゴムなどの弾性材料からなり、容器本体1の取出口11の内周面に形成されている環状溝部11aに、その気密部材6の径方向外側に突出している外縁部61が隙間無く密着するように嵌め込まれている。
この気密部材6の底面側の内縁には、薄葉紙包装体200の開口部200aと連通するようになる内縁開口部62が形成されており、また、気密部材6の上面側には、上方に延在する密閉環部63が形成されている。
また、第二の密着部としての密着溝部11bには、薄葉紙包装体200の開口部200aが隙間無く嵌め込まれるようになっており、その密着溝部11bは、薄葉紙包装体200の開口部200aを気密部材6に密着させることが可能になっている。そして、密着溝部11bによって、薄葉紙包装体200の開口部200aが気密部材6に密着された状態において、薄葉紙包装体200の開口部200aと、気密部材6の内縁開口部62とが連通するようになっており、収納部5に収納されている薄葉紙包装体200内から内縁開口部62を通じて、家庭用薄葉紙Pを引き出して取り出すことができるようになっている。
この薄葉紙包装体200は、防湿性の包装体本体200bに複数枚のウェットタイプの家庭用薄葉紙Pを積層した状態で内包している、例えば、詰替え用の薄葉紙包装体であって、開口部200aの内周側に形成される引出口(図示省略)から家庭用薄葉紙Pを継続して取り出せるように交互に折り重ねられた状態で複数枚の家庭用薄葉紙Pを内包している。即ち、家庭用薄葉紙Pを取出口11(内縁開口部62)から容器本体1の外側へ引き出したときに、次の家庭用薄葉紙Pの上端が取出口11(内縁開口部62)よりも突出する位置まで収納部5から引き出されるようになっている。
なお、薄葉紙包装体200の開口部200aは、包装体本体200bと一体に形成されたものであることに限らず、例えば、包装体本体200bの引出口の周囲にシリコンゴムなどの弾性材料からなる環状部材200aであって、気密部材6と密着可能な形状を有する環状部材200aを開口部(200a)として接着や圧着などによって取り付けたものであってもよい。このように、薄葉紙包装体200の開口部を包装体本体200bと別体の環状部材200aとすることによれば、容器本体1の取出口11の形状に対応する様々な形状の開口部200aを形成することや、容器の気密性を高めることに応じた素材や材質の開口部200aを形成することなど、その目的や用途に応じて開口部のバリエーションを広げやすくなる。
また、上面部12における取出口11の後側には、上蓋3が回動可能に取り付けられる回動取付部16が設けられている。
回動取付部16は、図3、図4、図7に示すように、上蓋3の軸部分31に形成されたY軸方向に沿う回動軸311を軸心に、その上蓋3を回動可能に取り付けるためのものであり、Y軸方向に沿って形成された凹型の軸受部164を有している。この軸受部164は、図3、図4に示すように、2つの回動軸311、311に対応させてY軸方向に並んで設けられている。
そして、この軸受部164が回動軸311を軸支することで、軸受部164と回動軸311とによる回動軸部が構成されて、上蓋3が回動可能に回動取付部16に配設されるようになる。
さらに、回動取付部16には、図7に示すように、上蓋3を開く方向に付勢する、例えば、ねじりコイルバネ等のばね部材161が備えられている。そして、後述する回動規制部による上蓋3の回動の規制が解除された状態では、上蓋3が、ばね部材161の付勢力によって回動されて開蓋状態に配置されることにより、取出口11(気密部材6)が露出されるようになっている。なお、ばね部材161は、ねじりコイルバネに限らず、上蓋3を開く方向に付勢可能なものであれば、例えば、板バネ等を適用してもよい。
また、図7に示すように、上面部12における取出口11の前側には、上蓋3(前端面部33)に対向する対向面部13が設けられている。
この対向面部13には、X軸方向前側に向けて突出する本体側凸部131が形成されている。
次に、家庭用薄葉紙収納容器100の上蓋3について説明する。
上蓋3は、図1〜図7に示すように、平面視にて略楕円形状を呈し、取出口11を閉塞するように容器本体1に取り付けられた状態で容器本体1の外面部とともに略半球状をなすように形成されている。
具体的には、上蓋3は、容器本体1の回動取付部16に取り付けられる回動軸311を有する軸部分31と、この軸部分31から前方及び側方に延出され、容器本体1の外面部の曲率に合わせて所定の曲率を有する湾曲部32と、この湾曲部32の前端部から略真下に延出された前端面部33と、湾曲部32の内面側に設けられた第一の密着部である密閉部34等を備えている。
軸部分31は、Y軸方向に沿い左右方向にそれぞれ延在する一対の回動軸311、311を備えている。
湾曲部32は、上蓋3が閉蓋状態に配置される際に、家庭用薄葉紙収納容器100の天面をなす。
前端面部33は、湾曲部32から連続して形成されており、その下端部には、X軸方向後側に向けて突出する上蓋側凸部331が形成されている。
密閉部34は、上蓋3の内面側から略真下に向いて延出された2重環状の部材であり、上蓋3が閉蓋される際に、取出口11の気密部材6と密着するようになっており、第一の密着部として機能する。
そして、容器の不使用状態にて、取出口11を上蓋3で閉塞するように、上蓋3をX軸方向前側に倒すように回動させると、上蓋3の前端面部33の上蓋側凸部331が、容器本体1の対向面部13の本体側凸部131に係止された状態となって(図7参照)、取出口11を開放するような上蓋3の回動が規制される。なお、上蓋側凸部331と本体側凸部131により、上蓋3の回動を規制する回動規制部が構成される。
更に、その取出口11を上蓋3で閉蓋した際、2重環状の密閉部34が、気密部材6の密閉環部63を挟み込むようにして(図7参照)、密閉部34と気密部材6とが密着するようになっている。
次に、家庭用薄葉紙収納容器100の操作部4について説明する。
操作部4は、図1〜図7に示すように、容器本体1における取出口11よりも前側であって、対向面部13よりも前方となる操作部取付部156の所定位置に固定された下摘み部41と、この下摘み部41の上側に回動可能に設けられた上摘み部42等を備えて構成されている。
下摘み部41は、図7に示すように、例えば、断面略L字状に形成され、先端部がX軸方向前側に向けて突出するように配設されている。また、下摘み部41の先端部は、例えば、家庭用薄葉紙収納容器100の外面部の曲率に合わせるように所定の曲率をもって湾曲して形成されている。
上摘み部42は、図7に示すように、ユーザにより操作される操作レバー部421と、上摘み部42の回動の中心軸となる回動軸部422が形成されている中央軸部424と、上摘み部42の後端に形成されて上蓋3の前端面部33に接触してその上蓋3を跳ね上げるための接触部423とを有している。
操作レバー部421は、取出口11を閉塞するように上蓋3が閉蓋された状態で、X軸方向前側であって斜め上向きに突出するように配されており、その操作レバー部421の先端部は、例えば、家庭用薄葉紙収納容器100の外面部の曲率に合わせるように所定の曲率をもって湾曲して形成されている。
回動軸部422は、上摘み部42の中央軸部424から、Y軸方向に沿い左右方向にそれぞれ延在するように形成されており、後述する取付穴部152内を摺接移動可能に嵌め込まれている。
接触部423は、上蓋3を跳ね上げる際には上蓋3の前端面部33の下端部に接触し、また、容器本体1の対向面部13に形成されている被係合穴13aに係入されている場合には、上摘み部42の回動を規制するようになっている。なお、接触部423は、図4に示すように、Y軸方向に並んで所定間隔を空けて2つ設けられている。
この上摘み部42が取り付けられている容器本体1の操作部取付部156における、左右一対のXZ平面をなして対向する側壁部151、151には、X軸方向に長尺な取付穴部152が設けられている。図7に示すように、側壁部151の取付穴部152に、上摘み部42の回動軸部422が回動可能且つ前後方向に摺動可能に係入されている。
この取付穴部152は、Y軸方向に所定の深さ座刳られてなり、X軸方向に沿って延在する略長円形状に形成されている。そして、取付穴部152のX軸方向の長さは、上摘み部42をX軸方向にスライドさせて、操作部4による取出口11を開蓋状態とするための操作をロックするロック位置とアンロックするアンロック位置に配置することができる程度となっている。
ここで、上摘み部42のロック位置とは、接触部423が被係合穴13aに係合されることで回動軸部422を中心とする上摘み部42の回動を規制する位置であり、アンロック位置とは、接触部423と被係合穴13aの係合が解除されて上蓋3を跳ね上げ可能となるように前端面部33の下端部の下側に接触部423が配置された位置のことである。
即ち、上摘み部42がアンロック位置に配された状態では、取付穴部152の内周面の前側部分に上摘み部42の回動軸部422の外面が接触した状態となり、また、上摘み部42がロック位置に配された状態では、取付穴部152の内周面の後側部分に上摘み部42の回動軸部422の外面が接触した状態となる。
また、取付穴部152の内周面のうち、X軸方向の略中央となる下側部分には、位置規制凸部153が上向きに突設されている。
位置規制凸部153は、取付穴部152の内周面の前側部分或いは後側部分に接触する位置にスライド移動した回動軸部422のX軸方向の位置を規制するものである。即ち、上摘み部42をロック位置とアンロック位置との間で移動する場合には、回動軸部422が位置規制凸部153を乗り越えるようにしてX軸方向に移動することとなり、上摘み部42がロック位置若しくはアンロック位置に配された状態では、位置規制凸部153により回動軸部422が取付穴部152内にてX軸方向に自由に移動することが規制されるようになっている。
そして、家庭用薄葉紙収納容器100の操作部4の上摘み部42がアンロック位置に配された状態で、上摘み部42の操作レバー部421を下摘み部41側に近接させるように操作し、上摘み部42を回動させることにより、上摘み部42の接触部423が上蓋3の前端面部33を押し上げ、前端面部33の上蓋側凸部331と本体側凸部131との係止状態を解除させることによって、上蓋3が回動するように開いて、開蓋状態とすることができる。
一方、家庭用薄葉紙収納容器100の上蓋3を容器本体1側に回動させるように押し倒して、上蓋3の上蓋側凸部331を容器本体1の本体側凸部131に係止させるようにして、上蓋3を閉蓋状態とすると、上蓋3における第一の密着部としての密閉部34が気密部材6の密閉環部63と密着する。また、容器本体1の取出口11に密着している気密部材6には、取出口11における第二の密着部としての密着溝部11bによって、薄葉紙包装体200の開口部200aが密着させられているので、この家庭用薄葉紙収納容器100における上蓋3の閉蓋状態においては、薄葉紙包装体200の開口部200a側は密閉された状態となっており、容器内の気密性が確保された状態となっている。
このように、家庭用薄葉紙収納容器100において、上蓋3を閉じて容器を閉蓋状態とすると、気密部材6と、上蓋3の密閉部34と、取出口11の密着溝部11bと、薄葉紙包装体200の開口部200aとが密着した状態となって、容器内の気密性を高く維持することが可能になるので、家庭用薄葉紙収納容器100に収納された薄葉紙包装体200に内包されているウェットタイプの家庭用薄葉紙Pの乾燥を防ぐことができる。
また、家庭用薄葉紙収納容器100内に異物等が混入してしまうことを防ぎ、その容器内に収納されている家庭用薄葉紙Pが汚染されないようにすることができる。
[実施形態2]
次に、本発明に係る家庭用薄葉紙収納容器の実施形態2について説明する。なお、実施形態1と同一部分には同一符号を付し、異なる部分についてのみ説明する。
家庭用薄葉紙収納容器1000の容器本体1の取出口11には、図8に示すように、取出口11の開口の周囲に密接する環状の気密部材6aが備えられている。
この取出口11の内周面には、図8に示すように、気密部材6aを取り付けるための環状溝部11aが形成されている。
気密部材6aは、例えば、シリコンゴムなどの弾性材料からなり、容器本体1の取出口11の内周面に形成されている環状溝部11aに、その気密部材6aの径方向外側に突出している外縁部61が隙間無く密着するように嵌め込まれている。
この気密部材6aの底面側の内縁には、薄葉紙包装体200の開口部200aと連通するようになる内縁開口部62が形成されており、また、気密部材6aの上面側には、上方に延在する密閉環部63が形成されている。
更に、気密部材6aにおける内縁開口部62よりも下方側には、収納部5に収納する薄葉紙包装体200の開口部200aを気密部材6aに密着させて取り付けるための第二の密着部としての密着溝部64が形成されている。
第二の密着部としての密着溝部64には、薄葉紙包装体200の開口部200aが隙間無く嵌め込まれるようになっており、その密着溝部64は、薄葉紙包装体200の開口部200aを気密部材6aに密着させることが可能になっている。そして、その密着溝部64によって、薄葉紙包装体200の開口部200aが気密部材6aに密着された状態において、薄葉紙包装体200の開口部200aと、気密部材6aの内縁開口部62とが連通するようになっており、収納部5に収納されている薄葉紙包装体200内から内縁開口部62を通じて、家庭用薄葉紙Pを引き出して取り出すことができるようになっている。
なお、薄葉紙包装体200の開口部200aは、包装体本体200bと一体に形成されたものであることに限らず、例えば、包装体本体200bの引出口の周囲にシリコンゴムなどの弾性材料からなる環状部材200aを開口部(200a)として接着や圧着などによって取り付けたものであってもよい。
そして、家庭用薄葉紙収納容器1000の上蓋3を容器本体1側に回動させるように押し倒して、上蓋3の上蓋側凸部331を容器本体1の本体側凸部131に係止させるようにして、上蓋3を閉蓋状態とすると、上蓋3における第一の密着部としての密閉部34が気密部材6aの密閉環部63と密着する。また、容器本体1の取出口11に密着している気密部材6aには、第二の密着部としての密着溝部64によって、薄葉紙包装体200の開口部200aが密着させられているので、この家庭用薄葉紙収納容器1000における上蓋3の閉蓋状態においては、薄葉紙包装体200の開口部200a側は密閉された状態となっており、容器内の気密性が確保された状態となっている。
このように、家庭用薄葉紙収納容器1000において、上蓋3を閉じて容器を閉蓋状態とすると、気密部材6aと、上蓋3の密閉部34と、薄葉紙包装体200の開口部200aとが密着した状態となって、容器内の気密性を高く維持することが可能になるので、家庭用薄葉紙収納容器1000に収納された薄葉紙包装体200に内包されているウェットタイプの家庭用薄葉紙Pの乾燥を防ぐことができる。
また、家庭用薄葉紙収納容器1000内に異物などが混入してしまうことを防ぎ、その容器内に収納されている家庭用薄葉紙Pが汚染されないようにすることができる。
[実施形態3]
次に、本発明に係る家庭用薄葉紙収納容器の実施形態3について説明する。なお、実施形態1と同一部分には同一符号を付し、異なる部分についてのみ説明する。
家庭用薄葉紙収納容器2000の容器本体1の取出口11には、図9に示すように、取出口11の開口の周囲に密接する環状の気密部材6bが備えられている。
この取出口11の内周面には、図9に示すように、気密部材6bを取り付けるための環状溝部11aが形成されている。
気密部材6bは、例えば、シリコンゴムなどの弾性材料からなり、容器本体1の取出口11の内周面に形成されている環状溝部11aに、その気密部材6aの径方向外側に突出している外縁部61が隙間無く密着するように嵌め込まれている。
この気密部材6bの底面側の内縁には、薄葉紙包装体210の開口部210aと連通するようになる内縁開口部62が形成されており、また、気密部材6bの上面側には、上方に延在する密閉環部63が形成されている。
更に、家庭用薄葉紙収納容器2000の収納部5における底蓋2側には、その収納部5に収納する薄葉紙包装体210が載置される上底板220と、上底板220を上方に押し上げるように付勢する付勢手段としての押上部230とが備えられている。この上底板220と押上部230とが、薄葉紙包装体210の開口部210aを気密部材6bに密着させて取り付けるための第二の密着部として機能する。
上底板220は、押上部230を介して底蓋2の内面(上面)に取り付けられており、その上底板220の上面に薄葉紙包装体210が安定した姿勢で載置されるようになっている。
押上部230は、上底板220の下面と底蓋2との間に取り付けられて、その上底板220を上方の取出口11の気密部材6bに向けて押し上げるようになっており、例えば、スポンジやスプリング(ばね部材)などによって構成されている。
そして、上底板220の上面に載置された薄葉紙包装体210の開口部210aを気密部材6bに密着させるように、押上部230は上底板220を上方の取出口11側に押し上げるとともに、押上部230は薄葉紙包装体210の開口部210aを取出口11の気密部材6bに付勢するようになっている。なお、薄葉紙包装体210の開口部210aの各部が、気密部材6bに対して均等に付勢されて、密着することが好ましいので、押上部230は適宜、複数のスポンジやスプリングなどを組み合わせたものを使用するようにしてもよい。
また、図9に示すように、薄葉紙包装体210の開口部210aの内周形状と、気密部材6bの底面の外周形状とは略同じ形状を有しており、開口部210aに気密部材6bが内接することで密着しやすくなっている。また、例えば、薄葉紙包装体210の開口部210aの外周形状と、気密部材6bの底面(内縁開口部62)の内周形状とが略同じ形状を有するようにして、開口部210aに気密部材6bが外接するように密着しやすくしてもよい。
なお、薄葉紙包装体210の開口部210aは、包装体本体210bと一体に形成されたものであることに限らず、例えば、包装体本体210bの引出口の周囲にシリコンゴムなどの弾性材料からなる環状部材210aを開口部(210a)として接着や圧着などによって取り付けたものであってもよい。
この第二の密着部としての上底板220と押上部230とによって、薄葉紙包装体210の開口部210aを隙間無く気密部材6bに密着させることが可能になっている。そして、その上底板220と押上部230とによって、薄葉紙包装体210の開口部210aが気密部材6bに密着された状態において、薄葉紙包装体210の開口部210aと、気密部材6bの内縁開口部62とが連通するようになっており、収納部5に収納されている薄葉紙包装体210内から内縁開口部62を通じて、家庭用薄葉紙Pを引き出して取り出すことができるようになっている。
そして、家庭用薄葉紙収納容器2000の上蓋3を容器本体1側に回動させるように押し倒して、上蓋3の上蓋側凸部331を容器本体1の本体側凸部131に係止させるようにして、上蓋3を閉蓋状態とすると、上蓋3における第一の密着部としての密閉部34が気密部材6bの密閉環部63と密着する。また、容器本体1の取出口11に密着している気密部材6bには、第二の密着部としての上底板220と押上部230とによって、薄葉紙包装体210の開口部210aが密着させられているので、この家庭用薄葉紙収納容器2000における上蓋3の閉蓋状態においては、薄葉紙包装体210の開口部210a側は密閉された状態となっており、容器内の気密性が確保された状態となっている。
このように、家庭用薄葉紙収納容器2000において、上蓋3を閉じて容器を閉蓋状態とすると、気密部材6bと、上蓋3の密閉部34と、上底板220と押上部230と、薄葉紙包装体210の開口部210aとが密着した状態となって、容器内の気密性を高く維持することが可能になるので、家庭用薄葉紙収納容器2000に収納された薄葉紙包装体210に内包されているウェットタイプの家庭用薄葉紙Pの乾燥を防ぐことができる。
また、家庭用薄葉紙収納容器2000内に異物などが混入してしまうことを防ぎ、その容器内に収納されている家庭用薄葉紙Pが汚染されないようにすることができる。
[実施形態4]
次に、本発明に係る家庭用薄葉紙収納容器の実施形態4について説明する。なお、実施形態1と同一部分には同一符号を付し、異なる部分についてのみ説明する。
家庭用薄葉紙収納容器3000は、図10に示すように、容器本体1の取出口11に、薄葉紙包装体600を取り付けるための環状溝部11aが形成されている。
この家庭用薄葉紙収納容器3000に収容される薄葉紙包装体600は、図10に示すように、複数のウェットタイプの家庭用薄葉紙Pを積層した状態で内包する包装体本体600bと、その薄葉紙包装体600の開口部を構成する環状の気密部材60とを備えている。
薄葉紙包装体600の開口部に備えられる気密部材60は、例えば、シリコンゴムなどの弾性材料からなり、容器本体1の取出口11の内周面に形成されている環状溝部11aに、その気密部材60の径方向外側に突出している外縁部61が隙間無く密着するように嵌め込まれるようになっている。
この気密部材60の底面側の内縁には、内縁開口部62が形成されており、また、気密部材60の上面側には、上方に延在する密閉環部63が形成されている。
そして、この薄葉紙包装体600の気密部材60における外縁部61を取出口11の環状溝部11aに嵌め込むことによって、気密部材60を取出口11の周囲に密接させることができるとともに、薄葉紙包装体600を家庭用薄葉紙収納容器3000に取り付けることができる。その気密部材60が取出口11の環状溝部11aに密着された状態において、薄葉紙包装体600の気密部材60の内縁開口部62を通じて、収納部5に収納されているその薄葉紙包装体600内から家庭用薄葉紙Pを引き出して取り出すことができるようになっている。
そして、家庭用薄葉紙収納容器3000の上蓋3を容器本体1側に回動させるように押し倒して、上蓋3の上蓋側凸部331を容器本体1の本体側凸部131に係止させるようにして、上蓋3を閉蓋状態とすると、上蓋3における密着部としての密閉部34が気密部材60の密閉環部63と密着する。また、容器本体1の取出口11に取り付けられている薄葉紙包装体600の気密部材60は、その取出口11に密着しているので、この家庭用薄葉紙収納容器3000における上蓋3の閉蓋状態においては、薄葉紙包装体600の開口部の気密部材60側は密閉された状態となっており、容器内の気密性が確保された状態となっている。
このように、薄葉紙包装体600を用いる家庭用薄葉紙収納容器3000において、上蓋3を閉じて容器を閉蓋状態とすると、気密部材60と、上蓋3の密閉部34と、取出口11とが密着した状態となって、容器内の気密性を高く維持することが可能になるので、家庭用薄葉紙収納容器3000に収納された薄葉紙包装体600に内包されているウェットタイプの家庭用薄葉紙Pの乾燥を防ぐことができる。
また、家庭用薄葉紙収納容器3000内に異物などが混入してしまうことを防ぎ、その容器内に収納されている家庭用薄葉紙Pが汚染されないようにすることができる。
以上のように、本発明に係る家庭用薄葉紙収納容器(100、1000、2000)や家庭用薄葉紙収納容器3000と薄葉紙包装体600とによれば、その家庭用薄葉紙収納容器(100、1000、2000、3000)における容器本体1の取出口11を塞ぐように、上蓋3を閉じてその容器を閉蓋状態にすることによって、家庭用薄葉紙Pが内包されている薄葉紙包装体(200、210、600)の開口部と、気密部材(6、6a、6b、60)と、上蓋3(密閉部34)とを密着させることができるので、その家庭用薄葉紙収納容器内において、薄葉紙包装体の開口部側を密閉された空間とすることができ、その容器内の気密性を確保することができる。
つまり、家庭用薄葉紙収納容器(100、1000、2000、3000)の上蓋3を閉じて、容器を閉蓋状態とすることによって、その容器内の気密性を確保することができるので、家庭用薄葉紙収納容器(100、1000、2000、3000)に収納された薄葉紙包装体(200、210、600)に内包されているウェットタイプの家庭用薄葉紙Pの乾燥を防ぐことや、その容器内に異物が混入して家庭用薄葉紙Pに付着してしまうことを好適に防ぐことができる。
なお、本発明の適用は上述した実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、本実施形態においては、薄葉紙包装体の開口部を密着溝部(第二の密着部)を介して気密部材に密着させることと、上底部と押上部とによって薄葉紙包装体を押し上げて、薄葉紙包装体の開口部を気密部材に密着させることを、それぞれ個別に行うようにしたが、これらを共用する構成にしてもよい。
また、気密部材(60)が一体に設けられている薄葉紙包装体(600)を用いる家庭用薄葉紙収納容器(3000)に、上底部と押上部を備えて、薄葉紙包装体を押し上げるようにしてもよい。
本発明を適用した実施形態1として例示する家庭用薄葉紙収納容器を示す斜視図である。 家庭用薄葉紙収納容器を示す正面図である。 家庭用薄葉紙収納容器を示す平面図である。 家庭用薄葉紙収納容器を示す平面図であり、上蓋を透視して示している。 家庭用薄葉紙収納容器における底蓋を示す平面図である。 家庭用薄葉紙収納容器における容器本体と底蓋との係合状態を示す説明図である。 図3のVII−VII線における家庭用薄葉紙収納容器の断面図である。 本発明を適用した実施形態2として例示する家庭用薄葉紙収納容器を示す断面図である。 本発明を適用した実施形態3として例示する家庭用薄葉紙収納容器を示す断面図である。 本発明を適用した実施形態4として例示する家庭用薄葉紙収納容器を示す断面図である。
符号の説明
1 容器本体
11 取出口
11a 環状溝部
11b 密着溝部(第二の密着部)
2 底蓋
3 上蓋
34 密閉部(第一の密着部)
4 操作部
6 気密部材
61 外縁部
62 内縁開口部
63 密閉環部
200 薄葉紙包装体
200a 開口部、環状部材
100 家庭用薄葉紙収納容器
6a 気密部材
64 密着溝部(第二の密着部)
1000 家庭用薄葉紙収納容器
6b 気密部材
220 上底部(第二の密着部)
230 押上部(第二の密着部、付勢手段)
210 薄葉紙包装体
210a 開口部、環状部材
2000 家庭用薄葉紙収納容器
60 気密部材
600 薄葉紙包装体
3000 家庭用薄葉紙収納容器
P 家庭用薄葉紙

Claims (6)

  1. 家庭用薄葉紙が内包されている薄葉紙包装体を内側に収納するとともに、上面に前記家庭用薄葉紙の取出口を有する容器本体と、前記取出口を開閉する上蓋と、を備える家庭用薄葉紙収納容器であって、
    前記取出口には、その取出口の周囲に密接する気密部材が備えられ、
    前記上蓋には、前記取出口を閉蓋する際に前記気密部材と密着する第一の密着部が設けられ、
    当該家庭用薄葉紙収納容器は、前記薄葉紙包装体の開口部を、前記気密部材に密着させる第二の密着部を有することを特徴とする家庭用薄葉紙収納容器。
  2. 前記第二の密着部は、前記容器本体に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の家庭用薄葉紙収納容器。
  3. 前記第二の密着部は、前記気密部材に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の家庭用薄葉紙収納容器。
  4. 前記薄葉紙包装体の開口部は、前記気密部材と密接する環状部材を備えることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の家庭用薄葉紙収納容器。
  5. 家庭用薄葉紙が内包されている薄葉紙包装体を内側に収納するとともに、上面に前記家庭用薄葉紙の取出口を有する容器本体と、前記取出口を開閉する上蓋と、を備える家庭用薄葉紙収納容器であって、
    前記薄葉紙包装体の開口部には、前記取出口の周囲に密接する気密部材が備えられ、
    前記上蓋には、前記取出口を閉蓋する際に前記気密部材と密着する密着部が設けられていることを特徴とする家庭用薄葉紙収納容器。
  6. 家庭用薄葉紙を内包するとともに、上面に前記家庭用薄葉紙の取出口を有する容器本体と、前記取出口を開閉する上蓋と、を備える家庭用薄葉紙収納容器の内側に収納される薄葉紙包装体であって、
    当該薄葉紙包装体の開口部には、前記取出口の周囲に密接する気密部材が備えられており、
    前記気密部材は、前記上蓋が前記取出口を閉蓋する際に、その上蓋と密着することを特徴とする薄葉紙包装体。
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