JP2016216101A - 収納容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】収納容器の取出開口とウェットティッシュのピロー包装体との間に大きな隙間が生じないウェットティッシュ収納容器の提供。【解決手段】ウェットティッシュ2のピロー包装体5を収納する収納容器1であって、収納容器に、上面11に位置する取出開口13と、下面19に位置する底部開口18と、底部開口を塞ぐ底蓋16とが含まれ、底蓋に、収納容器内において上方に向け延び出す凸部21が少なくとも2箇所立設され、収納容器にピロー包装体を収納したとき、凸部がピロー包装体に接触する。【選択図】図3

Description

本発明は、ウェットティッシュの収納容器に関する。
従来、ウェットティッシュの収納容器は公知である。例えば特許文献1には、ウェットティッシュを取り出すための取出開口を有する容器本体と、取出開口を開閉自在な蓋体とを有し、蓋体若しくは容器本体に形成された環状突起と、容器本体若しくは蓋体に形成された環状樹脂とが互いに当接することにより、容器本体の取出開口を密閉するウェットティッシュ包装体の収納容器であって、環状突起が、環状樹脂の外方かつ上方のコーナー部分に当接するウェットティッシュの収納容器が開示されている。
特開2010−115383号公報
特許文献1に開示されたウェットティッシュの収納容器では、環状突起が環状樹脂のコーナー部分に当接することにより、収納容器本体の密閉性が向上する。ところで、市場では様々な厚みのウェットティッシュのピロー包装体が流通している。例えば、アルコールを含浸させたウェットティッシュの場合、乾燥を防ぐためにピロー包装体に入れるウェットティッシュの枚数を少なくすることが多いので、ピロー包装体の厚みは比較的小さい。一方、水を含浸させたウェットティッシュの場合、ピロー包装体に入れるウェットティッシュの枚数はアルコール含浸の場合より多く、ピロー包装体の厚みは比較的大きい。このため、厚みの大きなウェットティッシュのピロー包装体を収納可能な高さを有する収納容器に、厚みの小さなウェットティッシュのピロー包装体を入れた場合、収納容器の取出開口と、ウェットティッシュのピロー包装体との間に、大きな隙間が生じてしまい、ウェットティッシュを取り出しにくくなることがある。
本発明は、収納容器の高さよりも厚みが小さいウェットティッシュのピロー包装体を収納したときでも、収納容器の取出開口とウェットティッシュのピロー包装体との間に大きな隙間が生じることがなく、ウェットティッシュを容易に取り出すことができるウェットティッシュの収納容器を提供することを課題とする。
本発明は、ウェットティッシュのピロー包装体を収納する収納容器に関する。
本発明の収納容器は、収納容器に、上面に位置する取出開口と、下面に位置する底部開口と、底部開口を塞ぐ底蓋とが含まれ、底蓋に、収納容器内において上方に向け延び出す凸部が少なくとも2箇所立設され、収納容器にピロー包装体を収納したとき、凸部がピロー包装体に接触することを特徴とする。
本発明では、収納容器の底蓋から上方に延びる凸部がウェットティッシュのピロー包装体に接触するので、収納容器の高さよりも厚みが小さいピロー包装体を収納したときでも、収納容器の取出開口とピロー包装体との間に大きな隙間が生じることが防止される。
図面は、本発明の特定の実施の形態を示し、発明の不可欠な構成ばかりでなく、選択的及び好ましい実施の形態を含む。
本発明のウェットティッシュの収納容器の斜視図。 底蓋の斜視図。 図1のA−A線断面図であり、厚みが大きいピロー包装体の収納状態を表す図。 図1のA−A線断面図であり、厚みが小さいピロー包装体の収納状態を表す図。 図1のB−B線断面図であり、厚みの大きいピロー包装体の収納状態を表す図。 図1のB−B線断面図であり、厚みの小さいピロー包装体の収納状態を表す図。 ピロー包装体の斜視図。 変形例に係る底蓋の斜視図。 プッシュロック・オープン機構の動作の説明図。
下記の実施の形態は添付の図面に示すウェットティッシュの収納容器に関し、発明の不可欠な構成ばかりではなく、選択的及び好ましい構成を含む。以下、添付の図面を参照して、本発明の収納容器について説明する。
図1及び図3,5に示すように、収納容器1は、筐体15と、上蓋12と、底蓋16とを備え、上蓋12はヒンジ部14を介して筐体15に対し旋回動可能に連結されている。筐体15は、上面11に位置する取出開口13と、下面19に位置する底部開口18とを備え、上面11が上に凸となる略直方体の形状を有する。取出開口13は上蓋12により開閉可能に覆われ、底部開口18は底蓋16で塞がれる。ウェットティッシュ2のピロー包装体5は筐体15と底蓋16とで形成される収納空間内に収納され、ウェットティッシュ2は取出開口13から取り出される。
上蓋12において取出開口13を挟んでヒンジ部14と対向する上蓋12の先端領域12aには、上蓋12を押すことで上蓋12を筐体15に対し係合離脱可能なプッシュロック・オープン機構31が配置されている。筐体15と上蓋12との間のヒンジ部14近傍には、上蓋12を開く方向に付勢する弾性部材22が配置されている。また、筐体15の上面11は、上に凸となる曲面部11aと、上面11の中央部に位置して上面11から窪む凹部11bとを備えている。凹部11bの底部は平坦面11cとなっており、取出開口13は、この平坦面11cに形成されている。すなわち、取出開口13の周囲は平坦になっている。本実施形態では、取出開口13に環状のパッキング26を備える平坦なシール部材27が取り付けられている。但し、本発明ではシール部材27は必須ではなく、省略することもできる。
図2〜6を参照して、底蓋16は、筐体15の底部開口18を塞ぐことが可能な形状を有する略矩形の平板状の部材である。底蓋16の外周縁部17には、筐体15の下面19の全面に形成された底部開口18に底蓋16を嵌合させるための外周縁嵌合部23が配置されている。底蓋16の外周縁部17にはさらに、収納容器1内において上方に延び出す凸部21が少なくとも2箇所立設されている。本実施形態では、略矩形の底蓋16の外周縁部17の四隅のそれぞれに凸部21が1箇所ずつ立設されている。底蓋16の外周縁嵌合部23には、筐体15の底部開口18を形成する筐体15の側壁面15aの下端部15bが嵌入する嵌入溝24と、底蓋16の平面視において嵌入溝24の内側に隣接して収納容器1内において上方に隆起する嵌合突起25とが含まれる。図示例では、嵌入溝24は底蓋16の外周縁に沿って連続的に配置されているが、嵌入溝24を底蓋16の外周縁に沿って断続的に配置することもできる。
筐体15の底部開口18に底蓋16を嵌合させたとき、嵌合突起25が筐体15の側壁面15aに接触する。凸部21は、筐体15の側壁面15aに接触してもよいし、接触しなくてもよい。本実施形態では、底蓋16の外周縁部17に配置された凸部21が嵌合突起25に連接しているが、凸部21と嵌合突起25とを分離して配置することもできる。いずれの場合でも、収納容器1の側面視において、凸部21の高さの方が、嵌合突起25の高さよりも高い。凸部21の高さは、収納容器1に収納するピロー包装体5の厚みに応じて適宜決めることができる。凸部21の高さは、典型的には底蓋16と筐体15の平坦面11cとの間の距離の10%〜70%の範囲内である。また、凸部21は少なくともピロー包装体5の側面55に接触し、好ましくはピロー包装体5の側面55及び底面56に接触する。
図3〜6に示すように、収納容器1にピロー包装体5を収納したとき、凸部21がピロー包装体5に接触する。ウェットティッシュ2のピロー包装体5は、ウェットティッシュ2の集積体をガス透過性が低いプラスチックフィルムで包装することにより製造される。図7に示すように、典型的なウェットティッシュ2のピロー包装体5は、ピロー包装体5の長手方向両端に位置する一対のエンドシール部51と、ウェットティッシュ2を取り出すための開孔52と、開孔52を塞ぐための密封フィルム53と、密封フィルム53を止着するために開孔52の外周に塗布された粘着剤54と、開孔52が設けられた面に対向する底面56とを備える。ピロー包装体5を収納容器1に入れるときは、まず密封フィルム53を剥がして粘着剤54を露出させる。次に、露出させた粘着剤54により、ピロー包装体5の開孔52の周囲を収納容器1の取出開口13の周囲の平坦面11cに密着させる。これにより、ピロー包装体5の開孔52と収納容器1の取出開口13とが連通される。なお、粘着剤54を備えないウェットティッシュ2のピロー包装体5も市場で流通しているが、後述するように、本発明の収納容器1は、粘着剤54を備えないウェットティッシュ2のピロー包装体5の収納にも用いることができる。
図3と図5を参照して、収納容器1に、厚みが底蓋16と筐体15の平坦面11cとの離間距離にほぼ等しいピロー包装体5(すなわち、厚みが大きいピロー包装体5)を収納したとき、ピロー包装体5の開孔52が設けられた面は、収納容器1の取出開口13の周囲の平坦面11cに密着する。これにより、ウェットティッシュ2の乾燥が防止される。また、収納容器1の取出開口13とピロー包装体5との間に隙間が生じることはなく、ウェットティッシュ2を容易に取り出すことができる。また、底蓋16の四隅に配置された凸部21がピロー包装体5の側面55及び底面56に接触し、ピロー包装体5の四隅を収納容器1の上方に押し上げる。ここで、本実施形態の収納容器1の筐体15は、側壁面15aと、上面11とを備え、上面11は上に凸となる曲面部11aと、上面11の中央部に位置して上面11から窪む凹部11bとを備えており、凹部11bと、曲面部11aと、側壁面15aとで囲まれる空間Sを有する。収納容器1の上方に押し上げられたピロー包装体5の四隅は、筐体15の上面11に接触することなくこの空間S内に位置することができる。これにより、ピロー包装体5が底蓋16の四隅に配置された凸部21を下方に押し返すことが防止される。すなわち、収納容器1に厚みが大きいピロー包装体5を収納したときでも、ピロー包装体5が底蓋16の凸部21を押し返して底蓋16が意に反して開いてしまうことを防止できる。また、ピロー包装体5の四隅が筐体15の上面11に接触する場合であっても、ピロー包装体5が底蓋16の凸部21を押し返す力が底蓋16を解放するために必要な力より弱くなるようにすれば、ピロー包装体5が底蓋16の凸部21を押し返して底蓋16が意に反して開いてしまうことを防止できる。
図4(a)及び図6(a)は、収納容器1に、厚みが底蓋16と筐体15の平坦面11cとの離間距離より小さく、開孔52の周縁に粘着剤54が塗布されたピロー包装体5(すなわち、厚みが小さいピロー包装体5)を収納したときの状態を表す図である。前述のように、ピロー包装体5の開孔52が設けられた面を、粘着剤54により収納容器1の取出開口13の周囲の平坦面11cに密着させることにより、ウェットティッシュ2の乾燥が防止される。また、底蓋16に立設された凸部21がピロー包装体5の側面55及び底面56に接触してピロー包装体5を支持する。すなわち、凸部21によりピロー包装体5が自重で垂れ下がることが防止される。これにより、ピロー包装体5と収納容器1の取出開口13との密着状態が維持されるので、収納容器1の取出開口13とピロー包装体5との間に隙間が生じることが防止され、ウェットティッシュ2を容易に取り出すことができる。
図4(b)及び図6(b)は、収納容器1に、厚みが底蓋16と筐体15の平坦面11cとの離間距離より小さく、開孔52の周縁に粘着剤54が塗布されていないピロー包装体5を収納したときの状態を表す図である。この場合、ピロー包装体5の厚みが小さいこと、及び、ピロー包装体5の開孔52の周縁に粘着剤54が塗布されていないことにより、ピロー包装体5は収納容器1の取出開口13の周囲の平坦面11cに密着しない。しかし、底蓋16に立設された凸部21がピロー包装体5の側面55及び底面56に接触することにより、ピロー包装体5が底蓋16から上方に離間した位置に支持されるとともに、ピロー包装体5が自重で垂れ下がることが防止される。これにより、ピロー包装体5と筐体15の平坦面11cとの間の隙間を小さく維持することが可能になる。したがって、厚みが小さいピロー包装体5を入れた場合でも、ウェットティッシュ2を容易に取り出すことができる。なお、ピロー包装体5と筐体15の平坦面11cとの間の隙間が5mm以下、好ましくは3mm以下であれば、ウェットティッシュ2を取出開口13から容易に取り出すことができる。
図4及び図6に示した例では、厚みの小さいピロー包装体5の側面55及び底面56が底蓋16に立設された凸部21に接触している。しかし、厚みの小さいピロー包装体5と凸部21との接触の態様はこれに限定されず、例えばピロー包装体5の長手方向両端に位置する側面55のみを凸部21に接触させて、ピロー包装体5が自重で垂れ下がることを防止していてもよい。また、ピロー包装体5の長手方向両端に位置するエンドシール部51のみを凸部21の頂面21aに接触させて、ピロー包装体5が自重で垂れ下がることを防止することもできる。
図示例の底蓋16はほぼ矩形であるが、底蓋16の形状は矩形に限定されず、例えば円形、楕円形、多角形等の任意の形状にすることもできる。底蓋16の形状を矩形にした場合、凸部21を底蓋16の外周縁部17の各短辺に少なくとも1箇所立設することもできる(図8a参照)。凸部21を底蓋16の外周縁部17の各短辺に立設する構造は、ピロー包装体5の長手方向両端に位置する側面55のみ、またはエンドシール部51のみを凸部21で支持する場合に適している。しかし、外周縁部17の短辺及び長辺のそれぞれに少なくとも1箇所立設することもできる。また、凸部21の形状を階段状にして(図8b参照)厚みが異なる数種類のピロー包装体5を支持可能にすることにより、ピロー包装体5が自重で垂れ下がることを防止して、収納容器1の取出開口13とピロー包装体5との間に大きな隙間が生じることを防止することもできる。
図示例の凸部21は頂面21aが平面の三角錐台状の形状であり、頂面21aは平面となっている。しかし、凸部21の形状はこれに限定されず、円柱状、角柱状、及び四角錐台状などの、任意の形状にすることができる。また、頂面21aを曲面または斜面にすることもできる。さらに、凸部21の形状を階段状の円柱状、角柱状、及び錐台状にすることもできる。また、凸部21を底蓋16の外周縁部17に配置する構成に代えて、底蓋16の外周縁部17から離間した位置に配置することもできる。
次に、図5と図8を参照して、本実施形態で用いているプッシュロック・オープン機構31について説明する。但し、本発明ではプッシュロック・オープン機構31は必須ではなく、本発明が属する技術分野で公知の上蓋12を開閉するための機構を任意に用いることができ、例えば前記特許文献1に記載された掛止片と掛止溝とで構成される開閉機構を用いることもできる。
プッシュロック・オープン機構31には、係止突起34を備える係止具33と、係止具33の係止突起34に対し係合及び離脱可能なロック具32とが含まれる。図5に示すように、本実施形態では、係止具33は、ヒンジ軸に直交する方向においてヒンジ部14に対向する上蓋12の先端領域12aの裏側に立設されている。また、ロック具32は筐体15に配置されており、上蓋12を閉じたとき、係止具33の係止突起34がロック具32に進入する。ロック具32は平板状の部材であり、筐体15においてヒンジ部14に離間対向する位置に形成されたロック具収容室35内に、ヒンジ軸に平行な方向に摺動可能に収納されている。ロック具収容室35は、上蓋12に立設された係止具33の係止突起34が進入可能な透孔36を備える。
図8を参照して、ロック具32の表面には、係止突起34が進入及び退出可能な出入口部41と、係止突起34が係合可能な係合部42と、係止突起34を出入口部41から係合部42まで案内する進入溝43と、係止突起34を係合部42から出入口部41まで案内する退出溝44が形成されている。進入溝43と退出溝44はいずれも、係止突起34を案内する方向が反転する方向反転部45a,45bを有する。ロック具32において、係合部42は出入口部41と方向反転部45a,45bとの間に位置する。また、ロック具32に形成された出入口部41は、ロック具収容室35の透孔36に連通する。
進入溝43の深さは出入口部41から方向反転部45aに向かうに従い浅くなり、方向反転部45aを過ぎた後急に深くなる。係合部42は、進入溝43よりもさらに深く形成されている。また、係合部42と退出溝44との境界では、退出溝44の方が深くなっている。退出溝44の深さは係合部42から方向反転部45bを経て出入口部41に向かうに従い次第に浅くなる。出入口部41では、進入溝43の深さの方が、退出溝44よりも深くなっている。前述のように上蓋12は開方向に付勢されているので、進入溝43に進入した係止突起34は出入口部41に向け付勢されている。したがって、上蓋12を押して閉じる際、上蓋12に形成された係止突起34をロック具32の進入溝43の方向反転部45aまで進入させれば、出入口部41に向け付勢されている係止突起34が係合部42に落ち込んで静止する。これにより上蓋12が閉止される。閉止された上蓋12を再度押すと、係止突起34は係合部42から脱離し、方向反転部45bを経て出入口部41に至り、さらにロック具収容室35の透孔36を通過することにより、上蓋12が開放される。
以上、本発明について実施形態に基づき説明したが、本発明はこれらに限定されず、種々変更して実施することができる。例えば図示例の収納容器1の外観形状は丸みを帯びた直方体であるが、球体または楕円体等の任意の形状を選択することができる。本発明の収納容器1を製造するための材料は特に限定されず、熱可塑性樹脂、金属、熱可塑性エラストマー等の公知の材料から適宜選択することができる。
1 収納容器
2 ウェットティッシュ
5 ピロー包装体
11 上面
11a 曲面部
11b 凹部
11c 平坦面
12 上蓋
13 取出開口
15 筐体
16 底蓋
17 底蓋の外周縁部
18 底部開口
19 下面
21 凸部
21a 凸部の頂面

Claims (6)

  1. ウェットティッシュのピロー包装体を収納する収納容器であって、
    前記収納容器に、上面に位置する取出開口と、下面に位置する底部開口と、前記底部開口を塞ぐ底蓋とが含まれ、
    前記底蓋に、前記収納容器内において上方に向け延び出す凸部が少なくとも2箇所立設され、前記収納容器に前記ピロー包装体を収納したとき、前記凸部が前記ピロー包装体に接触することを特徴とする収納容器。
  2. 前記凸部が前記底蓋の外周縁部に配置される、請求項1に記載の収納容器。
  3. 前記底蓋の形状がほぼ矩形であり、前記凸部が前記底蓋の四隅に1箇所ずつ立設される、請求項1または2に記載の収納容器。
  4. 前記底蓋の形状が矩形であり、前記凸部が前記底蓋の各短辺に少なくとも1箇所立設される、請求項1または2に記載の収納容器。
  5. 前記凸部の形状が、円柱状、角柱状、及び錐台状のいずれかである、請求項1〜4のいずれかに記載の収納容器。
  6. 前記収納容器の前記上面が、上に凸となる曲面部と、前記上面の中央に位置して前記上面から窪むとともに前記取出開口が形成された凹部とを備え、
    前記凹部に形成された前記取出開口の周囲が平面状である、請求項1〜5のいずれかに記載の収納容器。
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