JP2007176545A - ウエットシート収容容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】ウエットシート収容容器の密封性を確実なものとする。
【解決手段】前記容器本体2の上面に取出口15を囲むように凸堤部10が形成され、前記蓋体3の内面に内側環状起立壁11Aと外側環状起立壁11Bとが形成され、前記蓋体3を閉じた状態で、前記内側環状起立壁11Aが前記凸堤部10の内側稜線10cまたは内側傾斜面10aに接し、前記外側環状起立壁11Bが前記凸堤部10の外側稜線10dまたは外側傾斜面10bに接するように構成されたウエットシート収容容器X1により解決される。
【選択図】図2

Description

本発明は、ウエットティシュなど、薬液等の液体を含浸させたウエットシートを収容するウエットシート収容容器に関する。
ウエットシートは、未使用時または不使用時に湿潤状態を維持するために、気密とされた容器内に、又は詰め替え用の包装袋内に収容された状態で前記容器内に、所定枚数分だけ折り畳まれた状態で収容されている。この種のウエットシートにおいては、上下段のウエットシートが互いに重ね部分を持ちながら積み重ねられており、最上部のウエットシートを容器から取り出すと、次のウエットシートが取り出し易いように、容器の取出口よりその一部が突出する、いわゆるポップアップ方式の重畳構造が採用されている。
ウエットシートを収容する収容容器は、一般的に、天面部に開口部が形成された容器本体と、この容器本体の天面部にヒンジ等により回動可能に結合されて上記開口部を覆う蓋体とを具備し、前記開口部の周囲と蓋体との間をシール手段によりシールすることにより、内部に収容したウエットシートに含浸された薬液の揮発が防止される構造を採る。
そのシール手段としては、従来、天面部に形成された取出口に密着する弾性材を蓋体内面に配してシール機能を付与したもの(特許文献1参照)や、蓋体内面に設けた二重リング(インナリングと小リング)間に環状弾性パッキンを介在させるとともに、容器天板の一部を構成する中蓋にシールリングを形成し、このシールリング先端が蓋体を閉じた状態で前記二重リング間に収まるとともに前記弾性パッキンに当接するようにしてシール機能を発揮するようにしたもの(特許文献2参照)が知られる。
特開2000−142842 特開平11−49206
しかしながら、これら従来のシール手段は、度重なる開閉による蓋体の歪みやねじれ、度重なるウエットシートの取り出しに伴う天面部の歪みやねじれ、などによって簡単にシールリング頂点が弾性パッキンから離間してしまい、もってシール機能が不十分となることがあり、ウエットシートに含浸した薬液が揮発してしまうことがあった。
そこで、本発明の主たる課題は、確実なシール機能を発揮し長期に渡ってウエットシートを湿潤状態の保持するウエットシート収容容器を提供することにある。
上記課題を解決した本発明およびその作用効果は次記のとおりである。
<請求項1記載の発明>
上面に取出口が形成された容器本体と、前記取出口を開閉自在に塞ぐ蓋体とを備えるウエットシート収容容器であって、
前記容器本体の上面に、前記取出口を囲むように凸堤部が形成され、
前記蓋体の内面に、内側環状起立壁と外側環状起立壁とが形成され、
前記蓋体を閉じた状態で、前記内側環状起立壁が前記凸堤部の内側稜線または内側傾斜面に接し、前記外側環状起立壁が前記凸堤部の外側稜線または外側傾斜面に接するように構成されている、ことを特徴とするウエットシート収容容器。
(作用効果)
本発明では、内側環状起立壁と外側環状起立壁とがそれぞれ凸堤部に接するように構成されている。すなわち、本発明は蓋体を閉じた状態では取出口は少なくとも二つの壁に囲まれるように密封されて二重にシールされた状態となる。したがって、従来、ウエットシート収容容器と比較して、容器本体内に収められたウエットシートから薬液等が外部に蒸散することが防止され、もってウエットシートの品質低下が防止される。
<請求項2記載の発明>
上面に取出口が形成された容器本体と、前記取出口を開閉自在に塞ぐ蓋体とを備えるウエットシート収容容器であって、
前記容器本体の上面に、前記取出口を囲むように凸堤部が形成され、
前記蓋体の内面に、起立壁が形成され、この起立壁の先端には溝が形成されていて、この溝を隔てて内側縁片と外側縁片とが形成されており、
前記蓋体を閉じた状態で、前記内側縁片が前記凸堤部の内側稜線または内側傾斜面に接し、前記外側縁片が前記凸堤部の外側稜線または外側傾斜面に接するように構成されている、ことを特徴とするウエットシート収容容器。
(作用効果)
本発明では、内側縁辺と外側縁片とがそれぞれ凸堤部に接するように構成されている。すなわち、本発明は蓋体を閉じた状態では取出口は少なくとも二つの縁片に囲まれるように密封されて二重にシールされた状態となる。したがって、従来、ウエットシート収容容器と比較して、容器本体内に収められたウエットシートから薬液等が外部に蒸散することが防止され、もってウエットシートの品質低下が防止される。
<請求項3記載の発明>
上面に取出口が形成された容器本体と、前記取出口を開閉自在に塞ぐ蓋体とを備えるウエットシート収容容器であって、
前記容器本体の上面に、前記取出口を囲むように内側凸堤部と外側凸堤部とそれぞれ形成され、
前記蓋体の内面に、内側環状起立壁と外側環状起立壁とが形成され、
前記蓋体を閉じた状態で、前記内側環状起立壁が内側凸底部に接するとともに、外側環状起立壁が前記外側凸堤部に接する、ことを特徴とするウエットシート収容容器。
(作用効果)
本発明では、前記内側環状起立壁が内側凸底部に接するとともに、外側環状起立壁が前記外側凸堤部に接する。すなわち、本発明は蓋体を閉じた状態では取出口は少なくとも二つの起立壁およびそれぞれに接する凸堤部に囲まれるように密封されて二重にシールされた状態となる。したがって、従来、ウエットシート収容容器と比較して、容器本体内に収められたウエットシートから薬液等が外部に蒸散することが防止され、もってウエットシートの品質低下が防止される。
<請求項4記載の発明>
前記凸堤部が、前記取出口を囲むように設けられた環状気密部材に形成されている請求項1〜3の何れか1項に記載のウエットシート収容容器。
(作用効果)
蓋体の内面に気密部材を取付けると、蓋体の度重なる開閉に起因する蓋自体の変形によって気密性(密閉性)の確保が難しくなることがあるが、本発明では気密部材を容器本体の上面に設けたことにより、蓋体の内面に気密部材を取付ける場合に比べて、より長期かつ安定的にウエットシートの品質を保持することができる。
<請求項5記載の発明>
容器本体の上面に凹部が形成され、この凹部にシート状の気密部材が嵌め込まれており、このシート状気密部材に、取出口が形成されているとともにその周囲を囲むように凸堤部も形成されている、請求項1〜3の何れか1項に記載のウエットシート収容容器。
(作用効果)
請求項5記載の発明と同様の作用効果を奏するとともに、気密部材の配置が容易となりもって製造が容易となる。
<請求項6記載の発明>
気密部材は、軟質材又は弾性体で構成されている、請求項4または5に記載のウエットシート収容容器。
(作用効果)
気密部材を軟質材又は弾性体で構成することによって、気密部材が変形して起立壁に圧接させることができ、より気密性(密閉性)の確保がし易くなる。
以上のとおり、本発明は、蓋体に形成される起立壁と気密部に形成される凸堤部とが全周に渡って接している接触周縁が二以上あることを基本構造としている。そしてこの本発明によれば、確実なシール機能が発揮され、長期に渡ってウエットシートを湿潤状態の保持するウエットシート収容容器が提供される。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態を説明する。
<第1の実施の形態>
図1は本形態に係るウエットシート収容容器X1の正面図であり、図2はウエットシート収容容器X1のII−II断面図であり、図3は蓋体3を開けた状態のウエットシート収容容器X1の正面図であり、図4は取出口15近傍の拡大断面図である。
本形態に係るウエットシート収容容器X1は、図1〜4に示すように、底面が開口とされる容器本体2と、この容器本体2の底部に着脱自在に取り付けられる底蓋4と、容器本体2の上部に形成された取出口15を開閉自在に塞ぐことが可能な蓋体3と、を備えている。容器本体2へのウエットシートWの収納は、底蓋4を容器本体2から取外して、容器本体2の底部2Bから行なわれる。
容器本体2の上面には、蓋体3よりも若干大きい略矩形状で、かつ容器本体2上面より蓋体3の厚み分だけ一段低い段差が設けられた段差部2aが形成されており、これによって取出口15を蓋体3が塞ぐ際には、容器本体2の最上面部と蓋体3の上面とが略面一になるようになっている。
また、容器本体2の上面であって、かつ段差部2aの略中央には、段差部2aからさらに一段低い略楕円状の凹部6が形成されており、この凹部6の周底の略中央に十字スリット状の取出口15が形成されている。凹部6の形成により蓋体3を閉じた状態で、蓋体3の内面側と後述の取出口15との間に空間を形成し、この空間内に取出口15から突出したウエットシートの一部が収まる。
一方、前記凹部6の底面には、前記取出口15を囲むように溝部6mが形成されており、この溝部6mにシート状の環状気密部材5が嵌め込まれている。本形態では、図からも明らかなとおり、溝部6mは凹部6の底部周縁に形成されており、凹部6の形状と同様に略楕円形状に形成されている。ここでシート状の気密部材5の溝部6m内への固定は、例えば、図示例の如く凹部溝部6mに係止突片14を設けてこの係止突片14を気密部材5に適宜形成した固定用穴部16にはめ込むようにしてもよいし、凹部周側壁6sの途中に突出するよう係止突片(図示しない)を数箇所(例えば、楕円の短軸・長軸方向のそれぞれ2箇所ずつで計4箇所)形成して、この係止突片と凹部との間に気密部材を挟持させるように構成したり、凹部の底に接着剤でシート状気密部材を接着したりすれば、容易である。
なお、前記気密部材5は、シリコン樹脂等の軟質材、加硫ゴム、熱可塑性エラストマー、弾性繊維、弾性発泡体、合成ゴム、発泡ポリエチレン等の弾性体などが用いられる。
一方、前記気密部材5には、上方に向かって突出するように環状に断面山型形状の凸堤部10が形成されている。すなわち、前記凸堤部10は前記取出口15を囲むように配されている。
他方、容器本体2の上面には、容器本体2の一側辺側を回動支点30(ヒンジ部)として開閉自在とされた蓋体3が設けられており、この蓋体3は未使用時または不使用時に少なくとも取出口15を塞ぐように構成されている。また、ヒンジ30近傍には弾性復元力により上記蓋を全開可能とする弾性体(図示されない)が配設されており、上記容器本体2と上記蓋体3とに設けられた該蓋体の閉時に互いに係止して該蓋体3を閉蓋位置に保つ係止機構部21A,21Bの解除により簡易に蓋体を開けることが可能とされている。
ここで、本形態X1では特徴的に前記蓋体3の内面の中央付近に、蓋体天面から下方(内面側)に向かって突出するように起立し、かつその先端縁が蓋を閉じた状態で前記気密部材5の凸堤部10に全周にわたって接する、環状に形成された2本の起立壁11A、11Bが並設して形成されている。すなわち、蓋体3内面中央付近には、内側環状起立壁11Aおよび外側環状起立壁11Bの二重壁が形成されている。
これら起立壁(内側環状起立壁11Aおよび外側環状起立壁11B)は、蓋体3を閉じた状態ではシート状気密部材5に形成された凸堤部10の内側傾斜面10aおよび外側傾斜面10bにそれぞれ接するように形成されている。ちょうど内側環状起立壁11Aと外側環状起立壁11Bの両壁の先端縁間に前記凸堤部10の先端が嵌まるように構成されている。
蓋体3を閉じた状態で蓋体3の二つの起立壁11A、11Bと気密部材5とが、適度な圧力をもって当接することで、取出口15が二重にシールされ、容器本体2内に収められたウエットシートWから薬液が取出口15を介して外部に蒸散されることが確実に防止され、もってウエットシートWの品質低下が防止される。また、例えば、揮発性の高いアルコール成分を含浸させたウエットシート等を収容した場合に、当該アルコール成分の揮発に伴って容器内圧が上昇することがあるが、本形態のウエットシート収容容器は、係る内圧上昇に伴って内側起立壁と気密部材との間に間隙が生じたとしても内外壁間に空間によって容器内から外方に向かう圧力の緩和がなされ、少なくとも外側起立壁と気密部材とによる当接が外れずらく、もって係る内圧上昇があってもシール機能が完全に解除されるというおそれが、格段に少なくなる効果をも有すると考えられる。
なお、本形態の変形例X2として、例えば、図5に示すように、凸堤部10が頂面を有する断面台形形状をなし、内側環状起立壁11Aがその内側稜線10cに接し、外側環状起立壁11Bが外側稜線10dに接するように構成した例を挙げることができる。
また、図示の形態では、内外起立壁の高さ(長さ)が同じに形成されているが、これらは必ずしも同じ高さである必要はない。
<第2の実施の形態>
次いで、第2の実施の形態X3を説明する。第2の実施の形態X3は、蓋体3に形成される起立壁11およびシート状の気密部材5の凸堤部10の形状の相違による気密部の態様が相違するほかは、第1の実施の形態と同様である。共通事項については説明を省略する。
本形態X3は、図6に取出口近傍の構造が示されるように、シート状の気密部材5に形成された凸堤部10は断面山型形状をなしている。
一方、蓋体3に形成された起立壁11は一つであるが、先端が二股に分かれており内側縁片11aおよび外側縁片11bを有する。
そして、前記蓋体3を閉じた状態では、前記内側縁片11aが前記断面山形の凸堤部10の内側傾斜面10aに全周に渡って接し、外側縁片11bが外側傾斜面10bに全周に渡って接するように構成されている。
本形態では、内側縁片11aおよび外側縁片11bの二周縁が凸堤部10に接するようにして高い気密性を担保する。
なお、本形態の変形例X4として、例えば、図7に示すように、凸堤部10が頂面を有する断面台形形状をなし、前記内側縁片11aが内側稜線10cに接し、外側縁片11bが外側稜線10dに接するように構成した例を挙げることができる。
また、図示の形態では、内外縁片の高さ(長さ)が同じに形成されているが、これらは必ずしも同じ高さである必要はない。
<第3の実施の形態>
次いで、第3の実施の形態X5を説明する。第3の実施の形態X5は、気密部材5に二つの凸堤部10A,10Bが形成されている形態である。その他の構成は第1の実施の形態と同様である。
本形態X5では、図8に示されるように、気密部材5に取出口15を囲むようにして二つの凸堤部(内側凸堤部10Aおよび外側凸堤部10B)が形成されている。そして、蓋体を閉じた状態で、内側凸堤部10Aが内側環状起立壁11Aに全周に渡って接し、外側凸堤部10Bが外側環状起立壁11Bに全周に渡って接するように構成されている。
内側部気密部、外側気密部が関連せず独立にシール機能を発揮するため、例えば、内側凸堤部10Aがずれて内側起立壁11Aとのシール機能が解除されたときにも、外側凸部10Bと外側起立壁11Bによるシール機能が担保され、もってより確実な密封機能を発揮させることができる。
本発明は、手拭用途、肌の清拭用途に用いるウエットティッシュや、各種対象物の清拭用途等に用いるウエットワイプなど、アルコール、保湿材、その他薬材など適宜の液体を含浸させたウエットシートを収容する収容容器に利用可能である。
第1の形態にかかるウエットシート収容容器の正面図である。 そのII−II断面図である。 第1の形態にかかるウエットシート収容容器の蓋を開けた状態の正面図である。 第1の形態の取出口近傍の拡大断面図である。 第1の形態の他の例にかかるウエットシート収容容器の取出口近傍の拡大断面図である。 第2の形態にかかるウエットシート収容容器の取出口近傍の拡大断面図である。 第2の形態の他の例にかかるウエットシート収容容器の取出口近傍の拡大断面図である。 第3の形態にかかるウエットシート収容容器の取出口近傍の拡大断面図である。
符号の説明
2…容器本体、2a…段差部、2B…容器底部開口、3…蓋体、4…底蓋、5…気密部材、6…楕円形凹部、6s…凹部周側壁、6m…容器本体凹溝、10…凸堤部、10a…凸堤部内側傾斜面、10b…凸堤部外側傾斜面、10c…凸堤部内側稜線、10d…凸堤部外側稜線、10A…内側凸堤部、10B…外側凸堤部、11…起立壁、11a…内側縁片、11b…外側縁片、11A…内側起立壁、11B…外側起立壁、W…ウエットシート、14…係止突片、15…取出口、16…固定用穴部、21A,21B…係止機構部、30…ヒンジ、X1〜X5…ウエットシート収容容器。

Claims (6)

  1. 上面に取出口が形成された容器本体と、前記取出口を開閉自在に塞ぐ蓋体とを備えるウエットシート収容容器であって、
    前記容器本体の上面に、前記取出口を囲むように凸堤部が形成され、
    前記蓋体の内面に、内側環状起立壁と外側環状起立壁とが形成され、
    前記蓋体を閉じた状態で、前記内側環状起立壁が前記凸堤部の内側稜線または内側傾斜面に接し、前記外側環状起立壁が前記凸堤部の外側稜線または外側傾斜面に接するように構成されている、ことを特徴とするウエットシート収容容器。
  2. 上面に取出口が形成された容器本体と、前記取出口を開閉自在に塞ぐ蓋体とを備えるウエットシート収容容器であって、
    前記容器本体の上面に、前記取出口を囲むように凸堤部が形成され、
    前記蓋体の内面に、起立壁が形成され、この起立壁の先端には溝が形成されていて、この溝を隔てて内側縁片と外側縁片とが形成されており、
    前記蓋体を閉じた状態で、前記内側縁片が前記凸堤部の内側稜線または内側傾斜面に接し、前記外側縁片が前記凸堤部の外側稜線または外側傾斜面に接するように構成されている、ことを特徴とするウエットシート収容容器。
  3. 上面に取出口が形成された容器本体と、前記取出口を開閉自在に塞ぐ蓋体とを備えるウエットシート収容容器であって、
    前記容器本体の上面に、前記取出口を囲むように内側凸堤部と外側凸堤部とそれぞれ形成され、
    前記蓋体の内面に、内側環状起立壁と外側環状起立壁とが形成され、
    前記蓋体を閉じた状態で、前記内側環状起立壁が内側凸底部に接するとともに、外側環状起立壁が前記外側凸堤部に接する、ことを特徴とするウエットシート収容容器。
  4. 前記凸堤部が、前記取出口を囲むように設けられた環状気密部材に形成されている請求項1〜3の何れか1項に記載のウエットシート収容容器。
  5. 容器本体の上面に凹部が形成され、この凹部にシート状の気密部材が嵌め込まれており、このシート状気密部材に、取出口が形成されているとともにその周囲を囲むように凸堤部も形成されている、請求項1〜3の何れか1項に記載のウエットシート収容容器。
  6. 気密部材は、軟質材又は弾性体で構成されている、請求項4または5に記載のウエットシート収容容器。
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