JP4769496B2 - ウェットティッシュ容器 - Google Patents

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本発明は、ウェットティッシュを収納するウェットティッシュ容器に関するものである。
ウェットティッシュは、未使用時または不使用時に湿潤状態を維持するために、気密とされた容器内に、又は詰め替え用の包装袋内に収容された状態で前記容器内に、所定枚数分だけ折り畳まれた状態で収容されている。この種のウェットティッシュにおいては、上下段のウェットティッシュが互いに重ね部分を持ちながら積み重ねられており、最上部のウェットティッシュを容器から取り出すと、次のウェットティッシュが取り出し易いように、容器の取出口よりその一部が突出する、いわゆるポップアップ方式の重畳構造が採用されている。
そして、ウェットティッシュ容器は、一般的には、ウェットティッシュを収納する容器本体と、容器本体の上部に形成されたウェットティッシュ取出口を未使用時または不使用時に塞ぐことが可能な蓋体と、を備えている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−40361号公報
しかしながら、このようなウェットティッシュ容器は、容器本体と蓋体との納まりにおいて密閉性を確保し難く、ウェットティッシュ に浸透している薬液が外部に蒸散してしまい、ウェットティッシュが乾燥し、品質が低下する虞があった。
そこで、本発明の主たる課題は、かかる従来の課題に鑑みてなされたものであり、ウェットティッシュの品質低下を防止することができるウェットティッシュ容器を提供することにある。
上記課題を解決した本発明は、次のとおりである。
<請求項記載の発明>
請求項記載の発明は、内部に複数枚のウェットティッシュが収容されると共に、上面に凹部が形成され、かつこの凹部の略中央にウェットティッシュを取出す取出口が形成された容器本体と、前記取出口を開閉自在に塞ぐ蓋体と、を備えたウェットティッシュ容器であって、
前記凹部の中央側には、この凹部の周壁に対して間隔を空けて対向する起立壁が、前記取出口を囲むように形成され、
前記起立壁と凹部の周縁とで溝部が形成されると共に、この溝部には軟質材又は弾性体からなる気密部材が嵌合され、
前記気密部材における前記起立壁と対向する側面に溝状部分が設けられるとともに、前記起立壁における前記凹部の周壁と対向する側面の高さ方向中間に、前記気密部材の溝状部分に入り込む突起が設けられるか、又は前記気密部材における前記凹部の周壁と対向する側面に溝状部分が設けられるとともに、前記凹部の周壁における前記起立壁と対向する側面の高さ方向中間に、前記気密部材の溝状部分に入り込む突起が設けられており、
前記蓋体の内側には、この蓋体を閉じた状態で、前記凹部の全周にわたって周縁に沿うように配置され、かつ前記気密部材と密接するリブが形成された、
ことを特徴とするウェットティッシュ容器である。
(作用効果)
凹部には、この凹部の周縁と対向すると共に、取出口を囲むように起立壁が形成され、起立壁と凹部の周縁とで溝部が形成されると共に、この溝部には気密部材が嵌合され、蓋体の内側には、この蓋体を閉じた状態で、凹部の全周にわたって周縁に沿うように配置され、かつ気密部材と密接するリブを形成する構成とすることにより、蓋体を閉じた状態で、気密部材とリブとを密接させることによって容器本体内に収められたウェットティッシュから薬液等が外部に蒸散することを防ぎ、ウェットティッシュの品質低下を防止することができる。
また、蓋体の内面に気密部材を取付けた場合には、蓋体の開閉を繰り返すことによって蓋自体が変形してしまう虞があり、このように変形した状態では気密性(密閉性)の確保が難しくなってしまうが、本発明では気密部材を容器本体の上面に設けたことにより、蓋体の内面に気密部材を取付ける場合に比べて、より長期かつ安定的にウェットティッシュの品質を確保することができる。
さらに、起立壁又は凹部の周縁の側面に、記気密部材を係止する突起を設ける構成とすることにより、気密部材の溝部への固定の容易化を図ることができる。
さらに、気密部材を軟質材又は弾性体で構成することによって、気密部材が変形して咬み合いながら密接することができ、より気密性(密閉性)の確保がし易くなる。
本発明によれば、ウェットティッシュの品質低下を防止することができる等の利点がもたらされる。
以下、図1乃至図5に基づき、本発明の実施の形態を説明する。なお、図1は本発明に係るウェットティッシュ容器の斜視図であり、図2はウェットティッシュ容器本体のI―I断面図であり、図3は蓋体のI―I断面図であり、図4は蓋体を閉じた状態のウェットティッシュ容器のI―I断面図であり、図5は蓋体を閉じた状態の他の実施形態のウェットティッシュ容器のI―I断面図である。
本発明に係るウェットティッシュ容器1は、図1に示すように、底面が開口とされるウェットティッシュ容器本体2と、この容器本体2の底部に着脱自在に取り付けられる底蓋3と、容器本体2の上部に形成されたウェットティッシュ取出口5を開閉自在に塞ぐことが可能な蓋体4と、を備えている。そして、この容器本体2へのウェットティッシュの収納は、底蓋3を容器本体2から取外して、容器本体2の底部から行なわれる。
容器本体2の上面には、図1及び図2に示すように、蓋体4よりも若干大きい略矩形状であり、かつ容器本体2上面より蓋体4の厚み分だけ一段低い段差が設けられた段差部2aが形成されており、これによってウェットティッシュ取出口5を蓋体4が塞ぐ際には、図4に示すように、容器本体2の上面と蓋体4の上面とが面一になるようになっている。
また、容器本体2の上面であって、かつ段差部2aの略中央には、図1及び図2に示すように、段差部2aからさらに一段低い略楕円状の凹部6が形成されており、この凹部6には、凹部6の周縁に囲まれるようにウェットティッシュを取出す取出口5が形成されている。なお、凹部6が形成されていることによって、図4に示すように、蓋体4を閉じた状態で、蓋体4の内側と取出口5との間に空間を形成し、この空間内に取出口5から突出したウェットティッシュを収めるようにしている。
さらに、容器本体2の上面には、図1に示すように、容器本体2の一側辺側を回動支点として開閉自在とされた蓋体4が設けられており、この蓋体4は未使用時または不使用時に取出口5を塞ぐように構成されている。この蓋体4の内面の中央付近には、図1、図3及び図4に示すように、下方(内側)に突出し、かつ凹部6の全周にわたって周縁(周壁)に沿うように形成された略楕円状のリブ4aが設けられている。そして、このリブ4aは、後述するように、容器本体2の溝部7に嵌合された気密部材8aに密接するように配置されている。
凹部6には、図2及び図4に示すように、取出口5を囲むように略楕円状に起立し、かつ凹部6の周縁に沿うように形成された起立壁6aが設けられている(図1では省略してある)。この起立壁6aと凹部6の周壁とで、取出口5を環状に囲むように溝部7が形成されており、この溝部7に環状の気密部材8aを嵌め込むことによって、蓋体4のリブ4aとの間で気密性(密閉性)が確保され、ウェットティッシュが湿潤状態に維持されるようになっている。
気密部材8aは、シリコン樹脂等の軟質材、加硫ゴム、熱可塑性エラストマー、弾性繊維、弾性発泡体、合成ゴム、発泡ポリエチレン等の弾性体などが考えられる。そして、図2に示すように、気密部材8aは側面に溝状部分を有する断面コの字形状をしており、この溝状部分が起立壁6aの側面から突出した突起60に係止され、溝部7に固定されるようになっている。起立壁6aには、この突起60が数箇所(例えば、楕円の短軸・長軸方向のそれぞれ2箇所ずつで計4箇所)形成され、この突起60,60,…に気密部材8aの溝状部分が係止されるようになっているが、突起60,60,…に換えて、起立壁6aの側面全周に突起を延在させた係止リブ(図示せず)を形成し、この係止リブによって気密部材8aを係止してもよい。これら突起60や係止リブによって、気密部材8aの凹部6の溝部7への固定の容易化を図っている。
凹部6の溝部7に取付けられた気密部材8aは、蓋体4を閉じた状態で蓋体4のリブ4aと当接するように配設されていることにより、容器本体2内に収められたウェットティッシュから薬液が外部に蒸散することを防ぎ、ウェットティッシュの品質低下を防止している。
図示はしないが、蓋体4の内面に気密部材を取付け、この気密部材を容器本体2の凹部6に当接させる構成とした場合、蓋体4の開閉を繰り返すことによって蓋4自体が変形してしまう虞があり、このように変形した状態では気密性(密閉性)の確保が難しくなる。したがって、蓋体4の内面に気密部材を取付けて気密性(密閉性)の確保を図るのではなく、上述のように、容器本体2に気密部材を取付けて気密性(密閉性)の確保を図る構成とした方が、長期かつ安定的にウェットティッシュの品質を確保することができるため好ましい。なお、図5に示す参考例は、突起60や係止リブに換えて、凹部6の溝部7と接着等することにより、気密部材8bを固定したものである
本発明に係るウェットティッシュ容器の斜視図である。 ウェットティッシュ容器本体のI―I断面図である。 蓋体のI―I断面図である。 蓋体を閉じた状態のウェットティッシュ容器のI―I断面図である。 蓋体を閉じた状態の他の実施形態のウェットティッシュ容器のI―I断面図である。
1…ウェットティッシュ容器、2…ウェットティッシュ容器本体、2a…段差部、3…底蓋、4…蓋体、4a…リブ、5…ウェットティッシュ取出口、6…凹部、6a…起立壁、7…溝部、8a,8b…気密部材、60…突起。

Claims (1)

  1. 内部に複数枚のウェットティッシュが収容されると共に、上面に凹部が形成され、かつこの凹部の略中央にウェットティッシュを取出す取出口が形成された容器本体と、前記取出口を開閉自在に塞ぐ蓋体と、を備えたウェットティッシュ容器であって、
    前記凹部の中央側には、この凹部の周壁に対して間隔を空けて対向する起立壁が、前記取出口を囲むように形成され、
    前記起立壁と凹部の周とで溝部が形成されると共に、この溝部には軟質材又は弾性体からなる気密部材が嵌合され、
    前記気密部材における前記起立壁と対向する側面に溝状部分が設けられるとともに、前記起立壁における前記凹部の周壁と対向する側面の高さ方向中間に、前記気密部材の溝状部分に入り込む突起が設けられるか、又は前記気密部材における前記凹部の周壁と対向する側面に溝状部分が設けられるとともに、前記凹部の周壁における前記起立壁と対向する側面の高さ方向中間に、前記気密部材の溝状部分に入り込む突起が設けられており、
    前記蓋体の内側には、この蓋体を閉じた状態で、前記凹部の全周にわたって周縁に沿うように配置され、かつ前記気密部材と密接するリブが形成された、
    ことを特徴とするウェットティッシュ容器。
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