JP7199083B2 - 包装用容器 - Google Patents
包装用容器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7199083B2 JP7199083B2 JP2018161443A JP2018161443A JP7199083B2 JP 7199083 B2 JP7199083 B2 JP 7199083B2 JP 2018161443 A JP2018161443 A JP 2018161443A JP 2018161443 A JP2018161443 A JP 2018161443A JP 7199083 B2 JP7199083 B2 JP 7199083B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- main body
- container
- corners
- reverse taper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Description
容器本体と蓋体とを備え、シート成形によって形成される包装用容器であって、
前記容器本体及び前記蓋体が平面視矩形状に形成され、
前記容器本体は、底面部と、前記底面部から上方に延びる本体周壁部と、前記本体周壁部から外側に延びる本体フランジ部と、前記本体フランジ部よりも周縁側に設けられた本体逆テーパー部と、前記本体フランジ部よりも外側に突出する突出片からなる本体摘み部と、を有し、
前記蓋体は、天面部と、前記天面部から下方に延びる蓋体周壁部と、前記蓋体周壁部から外側に延びる蓋体フランジ部と、前記蓋体フランジ部よりも周縁側に設けられて前記本体逆テーパー部に係合する蓋体逆テーパー部と、前記蓋体フランジ部よりも外側に突出する突出片からなり前記本体摘み部に重ね合わされる蓋体摘み部と、を有し、
前記本体摘み部と前記蓋体摘み部とが重ね合わされる開蓋領域が、容器外周に設けられ、
矩形状の前記容器本体及び前記蓋体の四隅のうち、少なくとも一隅を対象隅部として、当該対象隅部が前記開蓋領域とされ、
前記本体逆テーパー部と前記蓋体逆テーパー部とが係合してなる逆テーパー係合部が、前記開蓋領域においてそれぞれ略全域に亘って設けられ、かつ、容器外周における前記開蓋領域以外の領域において矩形状の前記容器本体及び前記蓋体の各辺のうち少なくとも一辺の中間部に独立して設けられ、
前記底面部は、被収容物が載置される載置部と、前記載置部の外縁に形成されて当該載置部よりも下方に凹む底溝部と、を有し、
前記載置部と前記本体周壁部とを連結して前記容器本体を補強する補強連結部が、前記載置部の外縁における前記底溝部以外の領域に設けられている。
矩形状の前記容器本体及び前記蓋体の各辺のうち、少なくとも一辺の中間部に、前記逆テーパー係合部と前記補強連結部とが対応して設けられていると好適である。
前記補強連結部が、矩形状の前記容器本体の各辺のうち、少なくとも対向する二辺のそれぞれに設けられていると好適である。
矩形状の前記容器本体及び前記蓋体の四隅のうち、対角に配置される二隅が、前記対象隅部とされると共に前記開蓋領域とされ、残余の二隅が、前記本体摘み部と前記蓋体摘み部とが重ね合わされない非開蓋領域とされ、
前記逆テーパー係合部が、全ての前記開蓋領域及び全ての前記非開蓋領域に設けられていると好適である。
本実施形態に係る包装用容器1について図面を参照して説明する。包装用容器1は、シート成形によって形成されており、図1及び図2に示すように、容器本体3と蓋体5とを備えている。なお、図5~図8は、包装用容器1の平面図を示す図3におけるV-V断面線、VI-VI断面線、VII-VII断面線、及びVIII-VIII断面線のそれぞれで切断した断面図である。そして、容器本体3の切断部分を分かり易くするため、上記の断面線を、容器本体3の平面図を示す図4においても示している。
図4に示すように、容器本体3は、4つの本体辺部3Sを有している。本実施形態では、本体辺部3Sは、平面視長方形状の容器本体3の短辺部を構成する一対の本体短辺部3SSと、長辺部を構成する一対の本体長辺部3SLと、を含んでいる。
図1~図3に示すように、蓋体5は、4つの蓋体辺部5Sを有している。本実施形態では、蓋体辺部5Sは、平面視長方形状の蓋体5の短辺部を構成する一対の蓋体短辺部5SSと、長辺部を構成する一対の蓋体長辺部5SLと、を含んでいる。
図3に示すように、本体逆テーパー部35(図4等参照)と蓋体逆テーパー部55とが係合してなる逆テーパー係合部15が、開蓋領域11において、それぞれ略全域に亘って設けられ、かつ、容器外周における開蓋領域11以外の領域において、矩形状の容器本体3及び蓋体5の各辺のうち、少なくとも一辺の中間部1Mに独立して設けられている。そして、上述のように、本実施形態では、矩形状の容器本体3及び蓋体5の四隅のうち対象隅部1Xとされない二隅が、本体摘み部36と蓋体摘み部56とが重ね合わされない非開蓋領域12とされている。そして、逆テーパー係合部15は、全ての開蓋領域11及び全ての非開蓋領域12に設けられている。こうして、逆テーパー係合部15が、容器本体3及び蓋体5の四隅に設けられている。これにより、容器本体3の全体と蓋体5の全体とをバランスよく嵌合することができる。
(1)上記の実施形態では、矩形状の容器本体3及び蓋体5の四隅のうち、対角に配置される二隅が、対象隅部1Xとされると共に開蓋領域11とされ、対象隅部1Xとされない他の二隅が、本体摘み部36と蓋体摘み部56とが重ね合わされない非開蓋領域12とされる例について説明した。しかし、本発明はこのような例に限定されない。矩形状の容器本体3及び蓋体5の四隅の全てが対象隅部1Xとされると共に開蓋領域11とされても良い。或いは、矩形状の容器本体3及び蓋体5の一隅のみが、対象隅部1Xとされると共に開蓋領域11とされても良い。
1M :包装用容器の各辺の中間部
1X :対象隅部
3 :容器本体
3S :本体辺部
3M :本体辺部の中間部
5 :蓋体
5S :蓋体辺部
5M :蓋体辺部の中間部
11 :開蓋領域
12 :非開蓋領域
15 :逆テーパー係合部
31 :底面部
31A :載置部
31C :底溝部
32 :本体周壁部
33 :本体フランジ部
35 :本体逆テーパー部
36 :本体摘み部
38 :補強連結部
51 :天面部
52 :蓋体周壁部
53 :蓋体フランジ部
55 :蓋体逆テーパー部
56 :蓋体摘み部
Claims (5)
- 容器本体と蓋体とを備え、シート成形によって形成される包装用容器であって、
前記容器本体及び前記蓋体が一対の長辺部と一対の短辺部とを有する平面視矩形状に形成され、
前記容器本体は、底面部と、前記底面部から上方に延びる本体周壁部と、前記本体周壁部から外側に延びる本体フランジ部と、前記本体フランジ部よりも周縁側に設けられた本体逆テーパー部と、前記本体フランジ部よりも外側に突出する突出片からなる本体摘み部と、を有し、
前記蓋体は、天面部と、前記天面部から下方に延びる蓋体周壁部と、前記蓋体周壁部から外側に延びる蓋体フランジ部と、前記蓋体フランジ部よりも周縁側に設けられて前記本体逆テーパー部に係合する蓋体逆テーパー部と、前記蓋体フランジ部よりも外側に突出する突出片からなり前記本体摘み部に重ね合わされる蓋体摘み部と、を有し、
前記本体摘み部と前記蓋体摘み部とが重ね合わされる開蓋領域が、容器外周に設けられ、
矩形状の前記容器本体及び前記蓋体の四隅のうち、少なくとも一隅を対象隅部として、当該対象隅部が前記開蓋領域とされ、
前記本体逆テーパー部と前記蓋体逆テーパー部とが係合してなる逆テーパー係合部が、前記開蓋領域においてそれぞれ略全域に亘って設けられ、かつ、容器外周における前記開蓋領域以外の領域において矩形状の前記容器本体及び前記蓋体の各辺のうち少なくとも一対の前記長辺部の中間部に独立して設けられ、
前記底面部は、被収容物が載置される載置部と、前記載置部の外縁に形成されて当該載置部よりも下方に凹む底溝部と、を有し、
前記載置部と前記本体周壁部とを連結して前記容器本体を補強する補強連結部が、前記載置部の外縁における前記底溝部以外の領域に設けられ、
前記補強連結部は、一対の前記長辺部及び一対の前記短辺部のうちの一対の前記長辺部の中間部に設けられた中央側補強連結部と、矩形状の前記容器本体及び前記蓋体の四隅に設けられた隅側補強連結部と、を有し、
前記開蓋領域において前記逆テーパー係合部と前記隅側補強連結部とが組となって設けられ、一対の前記長辺部の中間部において前記逆テーパー係合部と前記中央側補強連結部とが組となって設けられている包装用容器。 - 前記開蓋領域の前記隅側補強連結部が、上方に向けて凸となる膨出湾曲面を有する請求項1に記載の包装用容器。
- 矩形状の前記容器本体及び前記蓋体の四隅のうち、対角に配置される二隅が、前記対象隅部とされると共に前記開蓋領域とされ、残余の二隅が、前記本体摘み部と前記蓋体摘み部とが重ね合わされない非開蓋領域とされ、
前記逆テーパー係合部が、全ての前記開蓋領域及び全ての前記非開蓋領域に設けられている請求項1又は2に記載の包装用容器。 - 前記非開蓋領域において前記逆テーパー係合部と前記隅側補強連結部とが組となって設けられている請求項3に記載の包装用容器。
- 前記非開蓋領域の前記隅側補強連結部が、下方に向けて凹状に窪む窪み湾曲面を有する請求項4に記載の包装用容器。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018161443A JP7199083B2 (ja) | 2018-08-30 | 2018-08-30 | 包装用容器 |
CN201921377359.5U CN210479525U (zh) | 2018-08-30 | 2019-08-22 | 包装用容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018161443A JP7199083B2 (ja) | 2018-08-30 | 2018-08-30 | 包装用容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020033057A JP2020033057A (ja) | 2020-03-05 |
JP7199083B2 true JP7199083B2 (ja) | 2023-01-05 |
Family
ID=69666913
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018161443A Active JP7199083B2 (ja) | 2018-08-30 | 2018-08-30 | 包装用容器 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7199083B2 (ja) |
CN (1) | CN210479525U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7193195B2 (ja) * | 2020-07-10 | 2022-12-20 | シーピー化成株式会社 | 包装用容器 |
JP7429984B2 (ja) | 2021-10-11 | 2024-02-09 | シーピー化成株式会社 | 包装用容器 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3035442U (ja) | 1996-09-04 | 1997-03-18 | 株式会社ディアンドエム | 合成樹脂製容器 |
JP2001287725A (ja) | 2000-04-05 | 2001-10-16 | Mamoru Kamo | 包装用容器 |
US20180057202A1 (en) | 2015-03-17 | 2018-03-01 | Bemis Company, Inc. | Tray with enhanced rigidity and crush strength |
JP6371023B1 (ja) | 2018-02-09 | 2018-08-08 | シーピー化成株式会社 | 包装用容器 |
JP2018122924A (ja) | 2017-02-03 | 2018-08-09 | シーピー化成株式会社 | 包装用容器 |
JP2018131238A (ja) | 2017-02-16 | 2018-08-23 | リスパック株式会社 | 包装用容器 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3288604B2 (ja) * | 1997-04-02 | 2002-06-04 | 旭化成パックス株式会社 | 包装用容器 |
JP2013067404A (ja) * | 2011-09-22 | 2013-04-18 | Sekisui Plastics Co Ltd | 包装用トレイ |
-
2018
- 2018-08-30 JP JP2018161443A patent/JP7199083B2/ja active Active
-
2019
- 2019-08-22 CN CN201921377359.5U patent/CN210479525U/zh active Active
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3035442U (ja) | 1996-09-04 | 1997-03-18 | 株式会社ディアンドエム | 合成樹脂製容器 |
JP2001287725A (ja) | 2000-04-05 | 2001-10-16 | Mamoru Kamo | 包装用容器 |
US20180057202A1 (en) | 2015-03-17 | 2018-03-01 | Bemis Company, Inc. | Tray with enhanced rigidity and crush strength |
JP2018122924A (ja) | 2017-02-03 | 2018-08-09 | シーピー化成株式会社 | 包装用容器 |
JP2018131238A (ja) | 2017-02-16 | 2018-08-23 | リスパック株式会社 | 包装用容器 |
JP6371023B1 (ja) | 2018-02-09 | 2018-08-08 | シーピー化成株式会社 | 包装用容器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN210479525U (zh) | 2020-05-08 |
JP2020033057A (ja) | 2020-03-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6371023B1 (ja) | 包装用容器 | |
JP7199083B2 (ja) | 包装用容器 | |
JP2006264717A (ja) | プラスチック容器 | |
JP7244045B2 (ja) | 包装用容器 | |
JP7101409B2 (ja) | 包装用容器 | |
JP4364561B2 (ja) | 容器体のスタッキング構造 | |
JP2009083864A (ja) | コンテナー蓋 | |
JP2013049439A (ja) | 仕切りを備えた包装用容器 | |
JP6560784B2 (ja) | 包装用容器 | |
KR101845361B1 (ko) | 트레이 용기 구조체 | |
JP7442794B2 (ja) | 包装用容器 | |
JP7266291B2 (ja) | 包装用容器 | |
JP6484384B1 (ja) | 包装用容器 | |
JP6454042B1 (ja) | 包装用容器 | |
JP6454044B1 (ja) | 包装用容器 | |
JP6454043B1 (ja) | 包装用容器 | |
JP6484385B1 (ja) | 包装用容器 | |
JP6650648B1 (ja) | 包装用容器 | |
JP7075120B2 (ja) | 包装用容器 | |
JP2021091448A (ja) | 包装用容器 | |
JP7236151B2 (ja) | 包装用容器 | |
JP7236129B2 (ja) | 包装用容器 | |
JP6598181B1 (ja) | 包装用容器 | |
JP2020001749A (ja) | 包装用容器 | |
JP2020040701A (ja) | 包装用容器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210705 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220512 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220524 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220722 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20221206 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20221213 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7199083 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |