JP2011037481A - ケースの蓋体の取付装置 - Google Patents

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雅人 那須
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Abstract

【課題】 この発明は、ケースの蓋体の取付装置において、部品点数を減らすことにより組立の作業性を向上させることを課題とするものである。
【解決手段】この発明のケースの蓋体の取付装置は、上部が開口したケース本体3にヒンジピン5を介して蓋体1を回動可能に取り付けたケースにおいて、以下の構成で蓋体を取り付けるものである。
前記ケース本体3の上部に板ばね7を、その下端部を固定し上端部を前記ヒンジピン近傍に位置させて配設する。前記蓋体1は、閉蓋時に前記板ばね7又は本体3の内壁に面接触して閉蓋状体を保持する閉蓋保持面2aと、開蓋時に前記板ばね又は本体の内壁に面接触して開蓋状態を保持する開蓋保持面2cと、蓋体の回動時に前記板ばねを押し広げる押圧部2bとを有するものとして、前記板ばね7は、蓋体が閉位置及び開位置にあるときには常位置にあり、蓋体が回動途中にあるときには押し広げられた位置にあり、もって蓋体が閉位置及び開位置に保持されるように構成する。
【選択図】 図2

Description

この発明は、本体の上部一側に蓋体を回動可能に取り付けたケースにおける蓋体取付装置に関するものである。このケースは菓子や錠剤などの収納ケースとして使用することもできるが、内部に着火装置や燃料タンクを装着してライターの筐体としての使用に適したものである。
本体の上部一側に蓋体を回動可能に取り付けたライターにおいては、蓋体は閉じた状態及び開いた状態のいずれにおいてもそれぞれの状態が保持される必要がある。そのために、蓋体にカム部を設け、このカム部をばねで押さえることによって閉状態、開状態を保持するようにしている。
従来、前記ばねとしてはコイルばねを用い、コイルばねとコイルばねのテンションをカム部に伝達するためのプッシュロッドとをライター本体に装着することにより、蓋体の閉状態においてはコイルばねに押し上げられたプッシュロッドがカム体の下壁に押しつけられて蓋体が開かないように規制し、蓋体の開状態においてはコイルばねに押し上げられたプッシュロッドがカム体の側壁に押しつけられて、蓋体が閉じないように規制している。
特開平9−112903
上記従来の構成においては、カム部が設けられた蓋体、ライター本体、両者を結合するヒンジピンの他に、コイルばね、プッシュロッドが個別部品として必要とされている。そして、コイルばね及びプッシュピンをライター本体に組み込む作業や押し上げるテンションを調整する作業などが必要であって、組立の作業性が悪かった。
この発明は、部品点数を減らすことにより組立の作業性を向上させることを課題とするものである。
この発明のケースの蓋体の取付装置は、上部が開口したケース本体の開口部に蓋体が装着され、この蓋体はその一側を水平なヒンジピンを介して前記本体の一側に回動可能に取り付けたケースにおいて、以下の構成で蓋体と取り付けるものである。
前記ケース本体の上部に板ばねを、その下端部を固定し上端部を前記ヒンジピン近傍に位置させて配設する。前記蓋体はヒンジピン近傍に、閉蓋時に前記板ばね又は本体の内壁に面接触して閉蓋状体を保持する閉蓋保持面と、開蓋時に前記板ばね又は本体の内壁に面接触して開蓋状態を保持する開蓋保持面と、蓋体の回動時に前記板ばねを押し広げる押圧部とを有するものとして、前記板ばねは、蓋体が閉位置及び開位置にあるときには常位置にあり、蓋体が回動途中にあるときには押し広げられた位置にあり、もって蓋体が閉位置及び開位置に保持されるように構成する。
請求項2の発明は、ケース本体の一側上部に中空部を形成し、この中空部にヒンジピンを配設し、中空部のヒンジピンを挟む二つの壁のいずれか一方を板ばねで構成したものであり、この構成においてケース本体は樹脂製とし、板ばねは本体に形成された中空部のヒンジピンを挟む二つの壁の何れか一方に、上端が開放されたスリットを設けて形成したものが請求項3の発明である。
請求項4の発明は菓子や錠剤のケースとして適したものであって、蓋体を扇形の底板と、底面の直線縁に沿い閉蓋時にケース本体の開口部を覆う平面壁と、底面の曲線縁に沿う曲面壁とを備えるものとしたものである。
この発明は板ばねで直接蓋体のヒンジピン近傍を付勢する構成とすることによりプッシュピンが不要となり部品点数が減少する。
前記板ばねは蓋体のヒンジピン近傍を付勢できるものであればよく、中空部を設けることは必須ではない。そして中空部を設けた場合においても、板ばねはプッシュピンを挟んで中空部のケース本体外壁側及びケース本体内側のいずれに配置することもできる。
この発明によれば、蓋体の回動を規制するために板ばねを使用しているので、蓋体のの壁面と板ばねとを直接面接触させることができる。したがって、従来のコイルばねを用いた装置において必須であったプッシュピンを用いることなく蓋の開閉を規制することができる。加えて、本体に樹脂を用いることにより板ばねを本体と一体構成とすることも可能であり、本体、蓋体、ヒンジピンのわずか3部品で、更にヒンジピンを蓋体又は本体と一体とすることによりとなり、2部品で蓋体の取付装置を構成することが可能となり、組立の効率を飛躍的に向上させることができる。
以下この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
合成樹脂製の蓋体1の一側下部にカム部2が突設してあり、このカム部2が上方に着火部を備えた扁平直方体としたライターの本体3の一側上部に形成された縦長の中空部4に嵌装してある。前記蓋体のカム部2の両側に、カム部と一体成形によりヒンジピン5が突設してあり、このヒンジピン5を前記中空部4の両側壁に形成された軸受穴に装着することにより、蓋体1と本体3とが回動可能に結合してある。
前記本体3は合成樹脂製であって本体3の外壁と前記中空部4との間に、上端が開放した2本の縦方向のスリット6が形成してあり、スリット6で挟まれた部分が板ばね7となっている。この板ばね7の上端面は前記カム部2と面接触するための傾斜部7aが形成してあり、板ばね7の上部には蓋体1が回動するための段落ち部8が形成してある。
前記カム部2は、蓋体1の閉位置及び開位置においては板ばね7が常態にあり、回動途中において板ばね7が押し広げられるような形状大きさとしてあり、カム部2は、蓋体1の閉位置において板ばね7の傾斜部7aと面接触する平面である閉蓋保持面2a、蓋体1の回動途中において板ばね7を押し広げる押圧部2b、蓋体1の開位置において板ばね7の傾斜部7aと面接触する平面である開蓋保持部2cを備えている。
前記押圧部2bは、蓋体が45度回転したときに板ばね7に最大のテンションが加わる大きさ、形状とし、前記閉蓋保持面2aと開蓋保持面2cとの間に介在する曲面をなす隅部が押圧部2bとなる。
この実施例において、蓋体1を閉じた状態においては、カム部2の閉蓋保持面2aが板ばね7の傾斜面7aと面接触し、カム部2は板ばね7のテンションによってその動きが規制されている。したがって、蓋体1が不慮に開くことはない。
蓋体1を開くために蓋体1を回動させると、カム部2の押圧部2bによって板ばね7は押し広げられ、そのテンションは回転角45度で最大となる。そして、回転角45度を超えると板ばね7の復元力によって蓋体1は自力で開位置へと移動する。
蓋体1が開いた状態においては、カム部2の開蓋保持面2cが板ばね7の傾斜面7aと面接触し、カム部2は板ばね7のテンションによってその動きが規制されている。したがって、蓋体1は開いた状態を保持する。
図6ないし図9は、中空部4のヒンジピン5を挟んだ内側の壁を板ばね7としたものである。この板ばね7は合成樹脂製の本体3と一体に成形されており、両側にスリット6が形成されて板ばね7は自由に動けるようになっている。
蓋体1は一側が断面幅Wを広く形成してあり、この幅広部9の下部が前記中空部4に挿入され、ヒンジピン5によって本体3に回動自在に取り付けてある。
前記幅広部9の周面には、閉蓋時に前記板ばね7に面接触する閉蓋保持面9a、回動時に板ばね7を押し広げる押圧部9b、開蓋時に板ばね7に面接触する開蓋保持面9cが順次形成してある。なお、前記中空部4の外側壁の上方は段落ち部8として、蓋体1の回動を可能としてある。
この実施例において、蓋体1を閉じた状態においては、幅広部9の閉蓋保持面9aが板ばね7と面接触し、幅広部9は板ばね7のテンションによってその動きが規制されている。したがって、蓋体1が不慮に開くことはない。
蓋体1を開くために蓋体1を回動させると、幅広部9の押圧部9bによって板ばね7は押し広げられ、そのテンションは回転角45度で最大となる。そして、回転角45度を超えると板ばね7の復元力によって蓋体1は自力で開位置へと移動する。
蓋体1が開いた状態においては、幅広部9開蓋保持面9cが板ばね7と面接触し、幅広部9は板ばね7のテンションによってその動きが規制されている。したがって、蓋体1は閉じた状態を保持する。
図10は板ばね7を本体3とは別体として構成し、板ばね7の下端部を本体3に固定したものである。その他の構造は上記実施例2と同様である。
図11ないし図14は錠剤やガムなどの粒状菓子等のケースとして適したものである。
ケース本体3は上方が開口した扁平直方体であり、この開口部に蓋体1が装着してある。この蓋体1は1/4円の扇形とした底板10の一方の直線縁に閉蓋時に本体3の開口部を塞ぐ平面壁11が、曲線縁に曲面壁12が設けてあり、開蓋時に本体3の収納物、例えば錠剤13を蓋体1の底板10に移動させることにより、収納物を取り出しやすいようにしてある。
前記蓋体1は、閉蓋時において前記平面壁11が本体3の開口部を塞ぎ、前記底板10及び曲面壁12は本体内に位置するように、前記平面壁11の一側(底板の直角隅部側)に設けられたヒンジピン5によって本体3に回動自在に取り付けてある。また、本体3の前記ヒンジピン5側のヒンジピン対向壁には二本の縦スリット6によって板ばね7が形成されている。
前記幅広の平面壁11の周面には、閉蓋時に前記板ばね7に面接触する閉蓋保持面11a、回動時に板ばね7を押し広げる押圧部11b、開蓋時に板ばね7に面接触する開蓋保持面11cが順次形成してある。なお、前記中空部4の外側壁の上方は段落ち部8としてある。
この実施例における板ばね7の機能は上記実施例2と同様である。
この発明は、簡易な構成、かつ少ない部品点数で蓋体の開閉を規制することができるものであり、ライターの筐体その他汎用性のあるケースとして利用でき、産業上の利用可能性を有するものである。
実施例1の斜視図 同じく閉蓋時の正面断面図 同じく45度回動時の正面断面図 同じく開蓋時の正面断面図 同じく側面断面図 実施例2の斜視図 同じく閉蓋時の正面断面図 同じく45度回動時の正面断面図 同じく開蓋時の正面断面図 同じく板ばねを別体とした閉蓋時の正面断面図 実施例3の開蓋時の斜視図 同じく閉蓋時の正面断面図 同じく45度回動時の正面断面図 同じく開蓋時の正面断面図
1 蓋体
2 カム部
2a 閉蓋保持面
2b 押圧部
2c 開蓋保持面
3 ケース本体
4 中空部
5 ヒンジピン
6 スリット
7 板ばね
7a 傾斜部
8 段落ち部
9 幅広部
9a 閉蓋保持面
9b 押圧部
9c 開蓋保持面
10 底板
11 平面壁
11a 閉蓋保持面
11b 押圧部
11c 開蓋保持面
12 曲面壁


Claims (4)

  1. 上部が開口したケース本体の開口部に蓋体が装着され、この蓋体はその一側を水平なヒンジピンを介して前記本体の一側に回動可能に取り付けたケースにおいて、
    前記ケース本体の上部には板ばねが、その下端部を固定し上端部を前記ヒンジピン近傍に位置させて配設され、
    前記蓋体はヒンジピン近傍に、閉蓋時に前記板ばね又は本体の内壁に面接触して閉蓋状体を保持する閉蓋保持面と、開蓋時に前記板ばね又は本体の内壁に面接触して開蓋状態を保持する開蓋保持面と、蓋体の回動時に前記板ばねを押し広げる押圧部とを有し、
    前記板ばねは、蓋体が閉位置及び開位置にあるときには常位置にあり、蓋体が回動途中にあるときには押し広げられた位置にあり、もって蓋体が閉位置及び開位置に保持されるようにした、ケースの蓋体の取付装置
  2. ケース本体は、一側上部に中空部が形成され、この中空部にヒンジピンが配設され、中空部のヒンジピンを挟む二つの壁のいずれか一方を板ばねで構成した、請求項1記載のケースの蓋体の取付装置
  3. ケース本体は樹脂製とし、板ばねは本体に形成された中空部のヒンジピンを挟む二つの壁の何れか一方に、上端が開放されたスリットを設けて形成した、請求項2記載のケースの蓋体の取付装置
  4. 蓋体は扇形の底板と、底面の直線縁に沿い閉蓋時にケース本体の開口部を覆う平面壁と、底面の曲線縁に沿う曲面壁とを備えるものとした、請求項1に記載ケースの蓋体の取付装置
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016511724A (ja) * 2013-02-01 2016-04-21 フイジョウ キムリー テクノロジー シーオー.、エルティーディー.シェンジェン ブランチ 電子タバコケース

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